JP2003020094A - ディスク記録媒体収納ケース - Google Patents

ディスク記録媒体収納ケース

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JP2003020094A
JP2003020094A JP2001206761A JP2001206761A JP2003020094A JP 2003020094 A JP2003020094 A JP 2003020094A JP 2001206761 A JP2001206761 A JP 2001206761A JP 2001206761 A JP2001206761 A JP 2001206761A JP 2003020094 A JP2003020094 A JP 2003020094A
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JP
Japan
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recording medium
disk recording
storage case
seal member
disk
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Pending
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JP2001206761A
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English (en)
Inventor
Yasushi Endo
靖 遠藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク記録媒体等へのカビ発生やカビ付着
を顕著に防止する。 【解決手段】 ディスク収納ケース10は、気密性を高
めるためのシール部材20が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや光磁
気ディスク等に、カビが発生するのを防止する技術に関
する。 【0002】 【従来の技術】カートリッジに収納されずに、いわゆる
単品状態で使用されるディスク記録媒体として、例えば
音楽用CD、CD−R、DVD等の光ディスクが挙げら
れる。近年、光ディスクは高容量化が進み、重要なデー
タの保管やオリジナルアプリケーションの配布等、付加
価値の高い用途に利用されている。光ディスクには、一
方の面を印刷面とされ、他方の面を記録面とされたもの
がある。印刷面には、印刷インキを用いて印刷層が形成
されている。印刷面は、ディスク記録媒体の記録内容等
を表示する。 【0003】ディスク記録媒体は、非使用時にはプラス
チックケースに収納保管されることが多い。プラスチッ
クケースには、一般に、ディスク記録媒体の記録内容等
を示すインデックスカード(タイトルカード)も収納さ
れる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】例えば、適度な温湿度
環境下で、ディスク記録媒体がプラスチックケース内に
長期間保管されると、インデックスカードの紙繊維中や
ディスク記録媒体の印刷層中に栄養素が含まれているた
め、インデックスカードやディスク記録媒体(特に印刷
面)にカビが発生することがある。また、ユーザーがイ
ンデックスカード、ディスク記録媒体及びプラスチック
ケースを取り扱う際に、それらに手の汚れや油分が付着
するが、この汚れや油分もカビ発生の原因となる。とり
わけ、インデックスカードの紙繊維の保湿効果が大きい
ため、インデックスカードに発生したカビは周囲に移行
しやすい。インデックスカードに発生したカビが、プラ
スチックケースやディスク記録媒体に移行することで、
プラスチックケースやディスク記録媒体の印刷面に、加
速的にカビが発生することもある。ディスク記録媒体の
印刷面がカビによって汚染されていると、汚れが目立つ
ためユーザーの信頼を大きく落とし、商品価値が下が
る。また、ディスク記録媒体の記録面が、印刷面等から
移行したカビによって汚染されていると、正常な記録の
読み書きができなくなる可能性が生じる。 【0005】近年の高容量光ディスク(例えばDVDな
ど)では、高密度記録化を達成するために、記録用の光
を非常に小さいスポット径にすることが求められる。そ
こで、短波長のレーザ光源を使用したり、レンズの開口
度を高くしたりしている。このような光ディスクでは、
記録層と集光レンズとの距離が非常に狭くなる傾向があ
り、記録面にカビがあると、レーザピックアップレンズ
やドライブ内部にそのカビが移行して、正常な記録の読
み書きができなくなる可能性が生じる。 【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、ディスク記録媒体や紙印刷物へ
のカビ発生やカビ付着を顕著に防止することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、気
密性を高めるためのシール部材が設けられたことを特徴
とするディスク記録媒体収納ケースによって達成され
る。また、本発明の上記目的は、収納ケース本体と蓋体
とが開閉自在にヒンジ結合されたディスク記録媒体収納
ケースにおいて、気密性を高めるためのシール部材が設
けられたことを特徴とするディスク記録媒体収納ケース
によって達成される。前記シール部材は、ディスク記録
媒体収納ケースの外面に設けられて、前記ディスク記録
媒体収納ケース(収納ケース本体及び/又は蓋体)の孔
を塞ぐものであることが好ましい。例えば、紙印刷物
(インデックスカードやブックレット等)を支持するた
めに蓋体に形成された支持片の近傍の孔(成形時のスラ
イドコアの抜き孔)を、シール部材によって塞ぐことが
好ましい。また、前記シール部材は、閉状態における前
記収納ケース本体と前記蓋体との境界の隙間を塞ぐもの
であることが好ましい。また、前記シール部材をディス
ク記録媒体収納ケースの外面に設けた状態で、従来のデ
ィスク記録媒体収納ケースと同等な外形寸法となるよう
に、前記シール部材及びディスク記録媒体収納ケースが
寸法設定されていることが好ましい。シール部材の材質
は、限定されないが、ゴムやウレタン等を例示できる。 【0008】以上のような構成のディスク記録媒体収納
ケースによれば、シール部材によって、外部から水分が
ケース内に入るのを遮断できる。したがって、たとえデ
ィスク記録媒体や紙印刷物に栄養素が付着しても、その
栄養素に水分が供給されないので、カビの発生や増殖を
顕著に防止できる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照しながら詳細に説明する。図1に示す第1実施形
態であるディスク記録媒体収納ケース10は、別体のシ
ール部材20と組み合わせて使用される。ディスク記録
媒体収納ケース10は、図示しないディスク記録媒体を
載置される収納ケース本体11と、収納ケース本体11
に被せられる蓋体16とを備えている。収納ケース本体
11は、長方形状の底壁12aと、底壁12aの対向す
る辺に立設された一対の側壁12b,12bと、底壁1
2aの対向する辺に立設された一対の端壁12c(図で
は手前側の一方の端壁12cのみが示されている)とを
有する底部12と、底部12内に収納固定された長方形
状のトレー14とを備えている。 【0010】トレー14の上面には、ディスク記録媒体
の光学面ないし印刷面に相対するディスク保護面14a
が円形状に凹設されている。ディスク保護面14aの中
央には、ディスクを保持する弾性片14bが凸設されて
いる。トレー14の、ディスク保護面14aの外周側で
あって、底部12の側壁12b近傍の所定箇所には、後
述する蓋体16の支持片16cを収納するための収納凹
部14cが設けられている。 【0011】蓋体16は、長方形状の天壁16aと、天
壁16aの対向する辺に立設された側壁16b,16b
とを備えている。蓋体16の側壁16b,16bは、蓋
体16と収納ケース本体11とを閉じた際に、底部12
の側壁12b,12bの外側に嵌まる。蓋体16は、側
壁16b,16bの一端部が、底部12の側壁12b,
12bにヒンジ結合されており、収納ケース本体11に
対して開閉自在になっている。なお、蓋体16は、後述
するシール部材20を組み付けた際に従来のディスク記
録媒体収納ケースと同等な寸法となるように、側壁12
b,12bの外面間の寸法が、従来のディスク記録媒体
収納ケースにおけるそれより、小さくなっている。 【0012】収納ケース本体11の底部12と、蓋体1
6とは、ディスク記録媒体収納ケース10の内部を視認
できるように、透明ないし半透明な樹脂で形成される。
収納ケース本体11のトレー14は、不透明な樹脂で形
成される。なお、収納ケース本体11は、トレーを有し
ない構成でもよい。この場合、収納ケース本体11は、
長方形状の底壁の周縁部に側壁及び端壁を立設した構成
となり、底壁の上面に、ディスク保護面、弾性片及び収
納凹部が一体的に設けられる。 【0013】本実施形態では、トレー14の、一端側で
あってディスク保護面14aの外周側に、段部14eが
突設されている。段部14e上には、蓋体16が被せら
れない。蓋体16を閉じた際には、段部14e上面と蓋
体16の天壁16aの上面とが略面一になる。 【0014】蓋体16の側壁16bの、対向する他方の
側壁16bに相対する面(内面)には、長手方向に間隔
をあけて、紙印刷物を支持するための複数の(ここでは
2個の)支持片16c,16cが、対向する他方の側壁
16bに向けて立設されている。支持片16cと天壁1
6aとの間に、ブックレット17等が取外し可能に配さ
れる。蓋体16の、支持片16cの近傍には、孔16d
が形成されている。蓋体16の成形時に、支持片16c
を形成するためにスライドコアが用いられる。孔16d
は、スライドコアを製品から抜くための抜き孔である。
ここでは、蓋体16の側壁16bに、孔16dが形成さ
れている。成形型の形態によっては、蓋体16の天壁1
6aに孔が形成されることもある。 【0015】上記ディスク記録媒体収納ケース10に組
み付けられるシール部材20は、弾性を有して比較的や
わらかい、ゴム又はウレタンによって形成されている。
シール部材20は、間隔をあけて平行に配置された一対
の側部カバー20b,20bを備えている。一対の側部
カバー20b,20bは、前記蓋体16の一対の側壁1
6b,16bの外面を覆う。各側部カバー20bには、
蓋体16の孔16d,16dに対応する位置に、挿入片
20d,20dが設けられている。また、シール部材2
0は、側部カバー20に直交する方向に延びた、端部カ
バー20c及び段部カバー20eを備えている。端部カ
バー20cは、各側部カバー20bの一端に接続され、
段部カバー20eは、各側部カバー20bの他端に接続
されている。端部カバー20c、段部カバー20e及び
側部カバー20b,20bは、ここでは一体成形されて
いる。 【0016】図2に、閉状態のディスク記録媒体収納ケ
ース10に、シール部材20を組み付けた様子を示す。
シール部材20の側部カバー20bは、蓋体16の側壁
16bと、収納ケース本体11の底壁12aとの間の境
界B1を覆っている。そして、側部カバー20bに設け
られた挿入片20dは、蓋体16の孔16dに挿入され
て、孔16dを塞いでいる。シール部材20の端部カバ
ー20cは、蓋体16の天壁16aと、収納ケース本体
11の端壁12cとの間の境界B2を覆っている。ここ
では、端部カバー20cがL字状断面を有しており、端
部カバー20cが天壁16aと端壁12cとの両方に跨
っている。シール部材20の段部カバー20eは、蓋体
16の天壁16aと、収納ケース本体11の段部14e
との間の境界B3を覆っている。この状態における、シ
ール部材20の側部カバー20b,20bの外面間の寸
法が、従来のディスク記録媒体収納ケースにおける側壁
12b,12bの外面間の寸法と同等になっている。 【0017】中のディスク記録媒体を取り出す際には、
シール部材20を撓ませて取り外した後、蓋体16を開
けることができる。このとき、シール部材20は塑性変
形しない。シール部材20は、何度でも使用可能であ
る。 【0018】以上のような構成のディスク収納ケース1
0によれば、シール部材20によって、外部から水分が
ケース内に入るのを確実に遮断できる。したがって、た
とえディスク記録媒体やブックレット17に栄養素が付
着しても、その栄養素に水分が供給されないので、カビ
の発生や増殖を顕著に防止できる。 【0019】図3は、第2実施形態であるディスク記録
媒体収納ケース30の斜視図である。なお、既に説明し
た部材等と同様な構成・作用を有する部材等について
は、図中に同一符号を付すことにより、説明を省略す
る。本実施形態では、互いに接続されていない複数の
(ここでは2個の)のシール部材40,40が、組み付
けられている。各シール部材40は、コ字状断面を有し
て、蓋体16の側壁16bを覆っている。シール部材4
0は、天壁16a、側壁16b及び底壁12aに跨って
いる。シール部材40によって、蓋体16の側壁16b
に形成された孔16dが塞がれる。 【0020】なお、本発明は前述した実施形態に限定さ
れるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。
例えば、成形時に蓋体や収納ケース本体に形成された孔
を塞ぐように、シール部材が蓋体や収納ケース本体に接
着されてもよい。すなわち、シール部材がディスク記録
媒体収納ケースに一体的に設けられてもよい。例えば、
シール部材は、ディスク記録媒体収納ケースの内面に設
けられてもよい。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスク記録媒体や紙印刷物へのカビ発生やカビ付着を
顕著に防止可能なディスク記録媒体収納ケースを提供で
きる。本発明のディスク記録媒体収納ケースは、極めて
高い気密性が要求される、高容量ディスク記録媒体を収
納するのに適している。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施形態を示す分解斜視図であ
る。 【図2】第1実施形態の組立斜視図である。 【図3】本発明の第2実施形態を示す斜視図である。 【符号の説明】 10,30 ディスク記録媒体収納ケース 11 収納ケース本体 16 蓋体 20,40 シール部材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 気密性を高めるためのシール部材が設け
    られたことを特徴とするディスク記録媒体収納ケース。
JP2001206761A 2001-07-06 2001-07-06 ディスク記録媒体収納ケース Pending JP2003020094A (ja)

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