JPH08198365A - カートリッジ収納ケース - Google Patents
カートリッジ収納ケースInfo
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- JPH08198365A JPH08198365A JP518095A JP518095A JPH08198365A JP H08198365 A JPH08198365 A JP H08198365A JP 518095 A JP518095 A JP 518095A JP 518095 A JP518095 A JP 518095A JP H08198365 A JPH08198365 A JP H08198365A
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- JP
- Japan
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- cartridge
- storage case
- case
- case body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスクカートリッジ等の記録媒体を収容し
たカートリッジを収納するカートリッジ収納ケースにお
いて、収納ケースの背面部、側面部から収納カートリッ
ジを拡大して透視できるようにする。 【構成】 カートリッジ収納ケース1のカートリッジ挿
入口部4に対向する背面部5に拡大レンズ効果を有する
透視窓部6を形成して収納したカートリッジ11の側面
部11aを拡大して透視できるようになし、この側面部
11aに表示される記録情報内容を明確に視認できるよ
うに構成する。
たカートリッジを収納するカートリッジ収納ケースにお
いて、収納ケースの背面部、側面部から収納カートリッ
ジを拡大して透視できるようにする。 【構成】 カートリッジ収納ケース1のカートリッジ挿
入口部4に対向する背面部5に拡大レンズ効果を有する
透視窓部6を形成して収納したカートリッジ11の側面
部11aを拡大して透視できるようになし、この側面部
11aに表示される記録情報内容を明確に視認できるよ
うに構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー光照射により
再生される小径サイズの光ディスク、いわゆるミニディ
スク(MD)或いは光磁気記録方式の小径サイズの光磁
気ディスク等の記録媒体を収容したカートリッジを収納
保護するカートリッジ収納ケースに関する。
再生される小径サイズの光ディスク、いわゆるミニディ
スク(MD)或いは光磁気記録方式の小径サイズの光磁
気ディスク等の記録媒体を収容したカートリッジを収納
保護するカートリッジ収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】小径サイズの光ディスク、光磁気ディス
ク等のいわゆるミニディスクを回転可能に収容したディ
スクカートリッジは図6に示すように、このディスクカ
ートリッジ11を携帯し易く、また、防塵、損傷等から
保護するためにカートリッジ収納ケース12に収められ
る製品形態を有している。
ク等のいわゆるミニディスクを回転可能に収容したディ
スクカートリッジは図6に示すように、このディスクカ
ートリッジ11を携帯し易く、また、防塵、損傷等から
保護するためにカートリッジ収納ケース12に収められ
る製品形態を有している。
【0003】一方、カートリッジ収納ケース12はディ
スクカートリッジ11の収納、取出しが円滑に行えるよ
うに、前面側を開放して開口部13を形成し、ディスク
カートリッジ11を挿入により収納できるように構成さ
れている。そして、このカートリッジ収納ケース12は
ケース本体14と上蓋板15を組合せて形成されてお
り、ケース本体14は不透明樹脂により成形され、上蓋
板15は透明樹脂により成形されている。
スクカートリッジ11の収納、取出しが円滑に行えるよ
うに、前面側を開放して開口部13を形成し、ディスク
カートリッジ11を挿入により収納できるように構成さ
れている。そして、このカートリッジ収納ケース12は
ケース本体14と上蓋板15を組合せて形成されてお
り、ケース本体14は不透明樹脂により成形され、上蓋
板15は透明樹脂により成形されている。
【0004】このように形成されるカートリッジ収納ケ
ース12にディスクカートリッジ11を一方の側面11
a側から開口部13に挿入して収納することにより、デ
ィスクカートリッジ11の表面11bは上蓋板15の上
面15aから透視できてこの表面11bに貼付されるイ
ンデックスラベルを視認することができ、また、挿入側
と相対する他側面11cは開口部13に表出されて、こ
の他側面11cに表示される記録情報内容が表出される
ようになっている。
ース12にディスクカートリッジ11を一方の側面11
a側から開口部13に挿入して収納することにより、デ
ィスクカートリッジ11の表面11bは上蓋板15の上
面15aから透視できてこの表面11bに貼付されるイ
ンデックスラベルを視認することができ、また、挿入側
と相対する他側面11cは開口部13に表出されて、こ
の他側面11cに表示される記録情報内容が表出される
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
カートリッジ収納ケースに挿入収納されるディスクを多
数枚、保管する場合は、水平状態に積み重ねるか、垂直
横並びにして保管するので、最上部か、最側端部に位置
するディスクカートリッジの表面のインデックスラベル
はカートリッジ収納ケースの透明上蓋板から透視できて
収容ディスクの記録情報内容を知ることができるが、他
のカートリッジ収納ケースにおいては、表面は表出され
ないため、夫々収納されるディスクカートリッジは開口
部から表出される他側面の表示を見ることによってのみ
収容ディスクの記録情報内容を知ることができるもので
ある。
カートリッジ収納ケースに挿入収納されるディスクを多
数枚、保管する場合は、水平状態に積み重ねるか、垂直
横並びにして保管するので、最上部か、最側端部に位置
するディスクカートリッジの表面のインデックスラベル
はカートリッジ収納ケースの透明上蓋板から透視できて
収容ディスクの記録情報内容を知ることができるが、他
のカートリッジ収納ケースにおいては、表面は表出され
ないため、夫々収納されるディスクカートリッジは開口
部から表出される他側面の表示を見ることによってのみ
収容ディスクの記録情報内容を知ることができるもので
ある。
【0006】しかし、このようにカートリッジ収納ケー
スに収納したディスクカートリッジを多数保管する場
合、常に整然と積み重ねられ、又は横並び状態で保持さ
れているわけではなく、前後に反転した状態、即ち、収
納ケースの背面が前面側に位置した状態、天地逆になる
こともしばしばある。
スに収納したディスクカートリッジを多数保管する場
合、常に整然と積み重ねられ、又は横並び状態で保持さ
れているわけではなく、前後に反転した状態、即ち、収
納ケースの背面が前面側に位置した状態、天地逆になる
こともしばしばある。
【0007】このような場合は、前述のようにカートリ
ッジ収納ケースのケース本体は不透明樹脂により成形さ
れているため、背面壁部も不透明でカートリッジ収納ケ
ース内のディスクカートリッジを透視することはでき
ず、収容ディスクの記録情報内容はもとより、ディスク
カートリッジが収納されているか、否かも確認すること
ができなくなるという不都合がある。
ッジ収納ケースのケース本体は不透明樹脂により成形さ
れているため、背面壁部も不透明でカートリッジ収納ケ
ース内のディスクカートリッジを透視することはでき
ず、収容ディスクの記録情報内容はもとより、ディスク
カートリッジが収納されているか、否かも確認すること
ができなくなるという不都合がある。
【0008】これを解消するために、カートリッジ収納
ケースの背面を透明樹脂により成形すれば、この透明背
面からディスクカートリッジの収納状態を確認すること
ができ、また、この透明背面に対向するディスクカート
リッジの一側面に収容ディスクの記録情報内容を表示し
ておけば、これを透視できることになるが、ディスクカ
ートリッジは薄く、周面、即ち、前後面及び両側面の周
側面の幅は狭いため記録情報内容の表示文字は小さく、
視認が困難である。
ケースの背面を透明樹脂により成形すれば、この透明背
面からディスクカートリッジの収納状態を確認すること
ができ、また、この透明背面に対向するディスクカート
リッジの一側面に収容ディスクの記録情報内容を表示し
ておけば、これを透視できることになるが、ディスクカ
ートリッジは薄く、周面、即ち、前後面及び両側面の周
側面の幅は狭いため記録情報内容の表示文字は小さく、
視認が困難である。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、記録媒体を収容したカートリッジをカートリッジ収
納ケースに収納した状態で、このカートリッジ収納ケー
スの背面部或いは側面部からもこの背面部或いは側面部
と対応するカートリッジの側面或いは背面を透視できて
収納状態を確認できると共にこの側面或いは背面に表示
した記録情報内容の表示文字を拡大視認できるようにし
たカートリッジ収納ケースを提供することも目的とす
る。
で、記録媒体を収容したカートリッジをカートリッジ収
納ケースに収納した状態で、このカートリッジ収納ケー
スの背面部或いは側面部からもこの背面部或いは側面部
と対応するカートリッジの側面或いは背面を透視できて
収納状態を確認できると共にこの側面或いは背面に表示
した記録情報内容の表示文字を拡大視認できるようにし
たカートリッジ収納ケースを提供することも目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、記録媒体が収容されたカートリッジを収納
するカートリッジ収納ケースにおいて、収納ケースの背
面部と側面部の少なくとも一方に拡大レンズ効果を有す
る透視部を形成したものである。
に本発明は、記録媒体が収容されたカートリッジを収納
するカートリッジ収納ケースにおいて、収納ケースの背
面部と側面部の少なくとも一方に拡大レンズ効果を有す
る透視部を形成したものである。
【0011】このカートリッジ収納ケースは不透明材よ
り形成されるケース本体と、透明材により形成される上
蓋板とから構成し、透視部をケース本体の背面壁部に切
欠もしくは窓孔を設け、この切欠もしくは窓孔に対応し
て上蓋板に透明の背面壁部を設けてこの背面壁部に拡大
レンズ状部を形成することにより形成できる。
り形成されるケース本体と、透明材により形成される上
蓋板とから構成し、透視部をケース本体の背面壁部に切
欠もしくは窓孔を設け、この切欠もしくは窓孔に対応し
て上蓋板に透明の背面壁部を設けてこの背面壁部に拡大
レンズ状部を形成することにより形成できる。
【0012】また、透視部は、ケース本体の両側壁部に
切欠もしくは窓孔を設け、この切欠もしくは窓孔に対応
して上蓋板の両側壁部に拡大レンズ状部を形成すること
により形成できる。
切欠もしくは窓孔を設け、この切欠もしくは窓孔に対応
して上蓋板の両側壁部に拡大レンズ状部を形成すること
により形成できる。
【0013】さらに、上蓋板にケース本体のカートリッ
ジ挿入口部を開閉可能に閉塞する透明の背面壁部を設
け、この前面壁部に拡大レンズ状部を形成することによ
り収納ケースの前面部にも拡大レンズ効果を有する透視
部を形成することができる。
ジ挿入口部を開閉可能に閉塞する透明の背面壁部を設
け、この前面壁部に拡大レンズ状部を形成することによ
り収納ケースの前面部にも拡大レンズ効果を有する透視
部を形成することができる。
【0014】
【作用】このように構成される本発明によるカートリッ
ジ収納ケースは、カートリッジの収納有無を背面部又は
側面部の透視部から確認できると共に、この透視部に対
向するカートリッジの側面又は背面に表示した収容記録
媒体の記録情報内容の表示を透視部の拡大レンズ効果に
より拡大して視認できる。
ジ収納ケースは、カートリッジの収納有無を背面部又は
側面部の透視部から確認できると共に、この透視部に対
向するカートリッジの側面又は背面に表示した収容記録
媒体の記録情報内容の表示を透視部の拡大レンズ効果に
より拡大して視認できる。
【0015】これにより多数のカートリッジ収納ケース
を水平重ね置或いは垂直横並び状態で保管する場合にお
いても所望の記録媒体を収容したカートリッジを容易に
かつ迅速に取出すことができる。
を水平重ね置或いは垂直横並び状態で保管する場合にお
いても所望の記録媒体を収容したカートリッジを容易に
かつ迅速に取出すことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明によるカートリッジ収納ケース
の実施例として、小径サイズの光ディスクいわゆるミニ
ディスク(MD)を収容したディスクカートリッジのカ
ートリッジ収納ケースについて図面を参照して説明す
る。
の実施例として、小径サイズの光ディスクいわゆるミニ
ディスク(MD)を収容したディスクカートリッジのカ
ートリッジ収納ケースについて図面を参照して説明す
る。
【0017】図1〜図3は第1の実施例を示し、図にお
いて1は、カートリッジ収納ケースで前述した従来のカ
ートリッジ収納ケースと同様に不透明樹脂から成形され
るケース本体2と透明樹脂から成形される上蓋板3とを
組合せて構成され、前面側はディスクカートリッジの挿
入開口部4として開放されている。
いて1は、カートリッジ収納ケースで前述した従来のカ
ートリッジ収納ケースと同様に不透明樹脂から成形され
るケース本体2と透明樹脂から成形される上蓋板3とを
組合せて構成され、前面側はディスクカートリッジの挿
入開口部4として開放されている。
【0018】そして、本例においては、挿入開口部4と
相対する背面部5に拡大レンズ効果を有する透視部とし
て凸レンズ状の透視窓部6が形成されている。即ち、こ
の透視窓部6は、ケース本体2の背面壁部2aにほぼ全
面にわたって凹部2bを切欠状に形成し、一方、透明樹
脂から成形される上蓋板3に表面部3aから一体に、ケ
ース本体2の背面壁部2aに内側から当接し、凹部2b
に臨む断面凸レンズ状の背面壁部3bを一体に形成して
このケース本体2と上蓋板3とを組合せることにより、
ケース本体2側の凹部2bが上蓋板3側の背面壁部3b
により内側から閉塞されて収納ケース1の背面部5にレ
ンズ状の透視窓部6が形成される。本例の透視窓部6は
内側の凸の凸レンズ状になっている。
相対する背面部5に拡大レンズ効果を有する透視部とし
て凸レンズ状の透視窓部6が形成されている。即ち、こ
の透視窓部6は、ケース本体2の背面壁部2aにほぼ全
面にわたって凹部2bを切欠状に形成し、一方、透明樹
脂から成形される上蓋板3に表面部3aから一体に、ケ
ース本体2の背面壁部2aに内側から当接し、凹部2b
に臨む断面凸レンズ状の背面壁部3bを一体に形成して
このケース本体2と上蓋板3とを組合せることにより、
ケース本体2側の凹部2bが上蓋板3側の背面壁部3b
により内側から閉塞されて収納ケース1の背面部5にレ
ンズ状の透視窓部6が形成される。本例の透視窓部6は
内側の凸の凸レンズ状になっている。
【0019】なお、図3において8a,8bはケース本
体2の両側面壁部2c,2dの背面壁部2aより内端部
に係合して配置されてディスクカートリッジを係合保持
するロックばね部材である。
体2の両側面壁部2c,2dの背面壁部2aより内端部
に係合して配置されてディスクカートリッジを係合保持
するロックばね部材である。
【0020】このように構成される本例のカートリッジ
収納ケース1はディスクカートリッジ11を前面側の挿
入開口部4から挿入し、ロックばね部材8a,8bによ
り係合保持させると、その挿入側の側面11aが背面部
5の透視窓部6の内面側、即ち、上蓋板3の背面壁部3
bの内面側に近接されてこのディスクカートリッジ11
の側面11aを背面壁部3bから透視できることにな
る。この側面11aは背面壁部3bが拡大レンズ状に形
成されていることにより、拡大して透視される。
収納ケース1はディスクカートリッジ11を前面側の挿
入開口部4から挿入し、ロックばね部材8a,8bによ
り係合保持させると、その挿入側の側面11aが背面部
5の透視窓部6の内面側、即ち、上蓋板3の背面壁部3
bの内面側に近接されてこのディスクカートリッジ11
の側面11aを背面壁部3bから透視できることにな
る。この側面11aは背面壁部3bが拡大レンズ状に形
成されていることにより、拡大して透視される。
【0021】このように、収納ケース1の背面部5側に
位置するディスクカートリッジ11の挿入側の側面11
aが拡大して透視されることにより、この側面11aに
ディスクの記録情報内容を表示しておけばこの表示も拡
大して透視され、カートリッジ収納ケース1の背面部5
からもディスクカートリッジ11の収納状態及びディス
クの記録情報内容の表示を明瞭に視認することができ
る。
位置するディスクカートリッジ11の挿入側の側面11
aが拡大して透視されることにより、この側面11aに
ディスクの記録情報内容を表示しておけばこの表示も拡
大して透視され、カートリッジ収納ケース1の背面部5
からもディスクカートリッジ11の収納状態及びディス
クの記録情報内容の表示を明瞭に視認することができ
る。
【0022】次に、図4を参照して第2の実施例を説明
する。本例のカートリッジ収納ケース21も、不透明樹
脂材により成形されるケース本体22と透明樹脂材によ
り成形される上蓋板23を合体することにより構成され
てディスク挿入口部24と対向する背面部25に拡大レ
ンズ効果を有する透視部としての透視窓部26が形成さ
れている。
する。本例のカートリッジ収納ケース21も、不透明樹
脂材により成形されるケース本体22と透明樹脂材によ
り成形される上蓋板23を合体することにより構成され
てディスク挿入口部24と対向する背面部25に拡大レ
ンズ効果を有する透視部としての透視窓部26が形成さ
れている。
【0023】この透視窓部26は、ケース本体22の背
面壁部22aに長手方向に形成した窓孔22bと、上蓋
板23の表面部23aから一体に背縁部の内側寄りに、
ケース本体22の背面壁部22aに内側から対応するよ
うに背面壁部23bを形成し、この背面壁部23bに、
外面側に突出する凸レンズ部23b1 を形成してケース
本体22側の窓孔22bに内側から嵌合することにより
構成されている。
面壁部22aに長手方向に形成した窓孔22bと、上蓋
板23の表面部23aから一体に背縁部の内側寄りに、
ケース本体22の背面壁部22aに内側から対応するよ
うに背面壁部23bを形成し、この背面壁部23bに、
外面側に突出する凸レンズ部23b1 を形成してケース
本体22側の窓孔22bに内側から嵌合することにより
構成されている。
【0024】この上蓋板23の背面壁部23bの凸レン
ズ部23b1 は、ケース本体22側の窓孔22bにその
外面側から突出されない状態で嵌合されている。
ズ部23b1 は、ケース本体22側の窓孔22bにその
外面側から突出されない状態で嵌合されている。
【0025】このように構成される第2の実施例によれ
ば、前述した第1の実施例と同様に、カートリッジ収納
ケース21にディスクカートリッジ11を挿入口部24
から挿入し、係合保持させると、その投入側の側面11
aが透視窓部26の内面側、即ち、上蓋板23の背面壁
部23bの内面側に近接されて、このディスクカートリ
ッジ11の側面11aを窓孔22b内において背面壁部
23bから透視できるようになる。この側面11aは背
面壁部23bの凸レンズ部23b1 を介して拡大して透
視され、側面11aに表示される表示文字、記号等を明
瞭に確認できる。
ば、前述した第1の実施例と同様に、カートリッジ収納
ケース21にディスクカートリッジ11を挿入口部24
から挿入し、係合保持させると、その投入側の側面11
aが透視窓部26の内面側、即ち、上蓋板23の背面壁
部23bの内面側に近接されて、このディスクカートリ
ッジ11の側面11aを窓孔22b内において背面壁部
23bから透視できるようになる。この側面11aは背
面壁部23bの凸レンズ部23b1 を介して拡大して透
視され、側面11aに表示される表示文字、記号等を明
瞭に確認できる。
【0026】また、背面壁部23bの凸レンズ部23b
1 は、ケース本体22の背面壁部22bの窓孔22b1
に嵌合されていることにより凸レンズ部23b1 の損傷
が防止される。
1 は、ケース本体22の背面壁部22bの窓孔22b1
に嵌合されていることにより凸レンズ部23b1 の損傷
が防止される。
【0027】更に、図5を参照して第3の実施例を説明
する。本例のカートリッジ収納ケース31は、ケース本
体32を透明樹脂材により成形し、上蓋板33を透明樹
脂材又は不透明樹脂材により成形して合体して構成さ
れ、カートリッジ挿入口部34と対向する背面部35に
拡大レンズ効果を有する透視部としての透視窓部36が
形成されている。
する。本例のカートリッジ収納ケース31は、ケース本
体32を透明樹脂材により成形し、上蓋板33を透明樹
脂材又は不透明樹脂材により成形して合体して構成さ
れ、カートリッジ挿入口部34と対向する背面部35に
拡大レンズ効果を有する透視部としての透視窓部36が
形成されている。
【0028】この透視窓部36は、ケース本体32の透
明の背面壁部32aを縦断面凸レンズ状に形成し、この
ケース本体32の背面壁部32aの端縁部を上蓋板33
の表面部33aの背縁部に形成した係合溝33bに係合
して組付けることにより形成してある。
明の背面壁部32aを縦断面凸レンズ状に形成し、この
ケース本体32の背面壁部32aの端縁部を上蓋板33
の表面部33aの背縁部に形成した係合溝33bに係合
して組付けることにより形成してある。
【0029】このように構成される本例のカートリッジ
収納ケース31においても、これに挿入保持されるディ
スクカートリッジ11の挿入側の側面11a及び背面1
1bをカートリッジ収納ケース31の背面部35即ち、
ケース本体32の背面壁部32b側から透視でき、この
側面11a及び背面11bに表示される記録情報内容が
凸レンズ状部のレンズ効果により拡大して透視できるこ
とになって、この記録情報内容を容易にかつ、明確に視
認できる。
収納ケース31においても、これに挿入保持されるディ
スクカートリッジ11の挿入側の側面11a及び背面1
1bをカートリッジ収納ケース31の背面部35即ち、
ケース本体32の背面壁部32b側から透視でき、この
側面11a及び背面11bに表示される記録情報内容が
凸レンズ状部のレンズ効果により拡大して透視できるこ
とになって、この記録情報内容を容易にかつ、明確に視
認できる。
【0030】なお、本例において、ケース本体32は前
述した第1、第2の実施例と同様に不透明樹脂材により
成形し、透視窓部36を形成する背面壁部32aを透明
樹脂材により成形してもよい。また、ケース本体32の
両側面壁部も背面壁部32aと同様に透明樹脂材により
成形して上蓋板33の表面部33aの側縁部に係合溝を
形成して係合することによりカートリッジ収納ケース3
1の両側面部にも拡大レンズ効果を有する透視窓部を形
成することができる。
述した第1、第2の実施例と同様に不透明樹脂材により
成形し、透視窓部36を形成する背面壁部32aを透明
樹脂材により成形してもよい。また、ケース本体32の
両側面壁部も背面壁部32aと同様に透明樹脂材により
成形して上蓋板33の表面部33aの側縁部に係合溝を
形成して係合することによりカートリッジ収納ケース3
1の両側面部にも拡大レンズ効果を有する透視窓部を形
成することができる。
【0031】以上のように、各実施例のディスクカート
リッジ収納ケース1,21,31においては、少なくと
もディスクカートリッジ11を挿入する挿入口部4,2
4,34と対向する背面部5,25,35の透視窓部
6,26,36からディスクカートリッジ11の挿入側
の側面部11aを拡大レンズ効果により拡大して透視で
きるので、この側面部に表示される記録情報内容を容易
にかつ明確に視認できる。
リッジ収納ケース1,21,31においては、少なくと
もディスクカートリッジ11を挿入する挿入口部4,2
4,34と対向する背面部5,25,35の透視窓部
6,26,36からディスクカートリッジ11の挿入側
の側面部11aを拡大レンズ効果により拡大して透視で
きるので、この側面部に表示される記録情報内容を容易
にかつ明確に視認できる。
【0032】これにより、カートリッジ収納ケース1,
21,31を水平状態の重ね置、また垂直横並び置によ
り保管する場合においても、一枚目のカートリッジ収納
ケースに収納されたディスクカートリッジばかりでな
く、他のカートリッジ収納ケースに収納されたディスク
カートリッジを確認できると共にこれに表示された記録
情報内容を明確に視認することができて、所望の情報が
記録されたディスクを容易に選択し、取出すことがで
き、保管形態においても自由度のある製品を供給するこ
とができる。
21,31を水平状態の重ね置、また垂直横並び置によ
り保管する場合においても、一枚目のカートリッジ収納
ケースに収納されたディスクカートリッジばかりでな
く、他のカートリッジ収納ケースに収納されたディスク
カートリッジを確認できると共にこれに表示された記録
情報内容を明確に視認することができて、所望の情報が
記録されたディスクを容易に選択し、取出すことがで
き、保管形態においても自由度のある製品を供給するこ
とができる。
【0033】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0034】例えば、カートリッジ収納ケースの透視部
としての透視窓部は背面部に限ることなく、図1に二点
鎖線で示すように側面7にも拡大レンズ効果を有する透
視部としての透視窓部6を形成でき、これにより側面側
からもカートリッジを透視できてカートリッジに表示さ
れる記録情報内容を視認できる。この場合はケース本体
と上蓋板とは係合による合体に変えて、接合により合体
して収納ケースを形成すれば透視窓部6を大きく形成で
きることになる。また、収納ケースは、カートリッジの
表面のインデックスラベル貼付面に対応する表面部及び
前述した背面部、側面部を透明樹脂により成形し、他の
部分を不透明樹脂により成形してもよい。
としての透視窓部は背面部に限ることなく、図1に二点
鎖線で示すように側面7にも拡大レンズ効果を有する透
視部としての透視窓部6を形成でき、これにより側面側
からもカートリッジを透視できてカートリッジに表示さ
れる記録情報内容を視認できる。この場合はケース本体
と上蓋板とは係合による合体に変えて、接合により合体
して収納ケースを形成すれば透視窓部6を大きく形成で
きることになる。また、収納ケースは、カートリッジの
表面のインデックスラベル貼付面に対応する表面部及び
前述した背面部、側面部を透明樹脂により成形し、他の
部分を不透明樹脂により成形してもよい。
【0035】また、収納ケースの内部の構成、例えばデ
ィスクカートリッジの係合保持部の構成は図示のものに
限ることなく、挿入されたディスクカートリッジを、不
要に抜脱されないように保持できる構成であればよく、
この場合もディスクカートリッジのディスク表出窓を開
閉するスライダーが閉塞状態で保持されるようにする。
ィスクカートリッジの係合保持部の構成は図示のものに
限ることなく、挿入されたディスクカートリッジを、不
要に抜脱されないように保持できる構成であればよく、
この場合もディスクカートリッジのディスク表出窓を開
閉するスライダーが閉塞状態で保持されるようにする。
【0036】さらに、収納ケースはケース本体に対して
上蓋板を起伏して開閉するように構成してもよく、この
場合も、上蓋板に設けられる透明の背面壁部に断面凸レ
ンズ状部を形成してケース本体の背面壁部から表出する
ようになし、そして、上蓋板の前縁部にはケース本体側
のディスク挿入口部を閉塞する透明の前面壁部を設け
て、この前面壁部にも断面凸レンズ状部を形成すること
により収納されたディスクカートリッジの他側面も拡大
して透視できるようにする。
上蓋板を起伏して開閉するように構成してもよく、この
場合も、上蓋板に設けられる透明の背面壁部に断面凸レ
ンズ状部を形成してケース本体の背面壁部から表出する
ようになし、そして、上蓋板の前縁部にはケース本体側
のディスク挿入口部を閉塞する透明の前面壁部を設け
て、この前面壁部にも断面凸レンズ状部を形成すること
により収納されたディスクカートリッジの他側面も拡大
して透視できるようにする。
【0037】なお、前述した実施例は小径ディスク、例
えばミニディスク(MD)を収容したディスクカートリ
ッジを収納するカートリッジ収納ケースであるが、本発
明はフロッピーディスクを収納したディスクカートリッ
ジの収納ケース、コンパクトディスク等の中型ディスク
を収容するディスクカートリッジの収納ケース等にも適
用できるものである。また、本発明は記録媒体を収容す
るカートリッジとしてディスクカートリッジに限ること
なく、磁気テープを収容したテープカセットを収納する
収納ケースにも適用でき、小形テープカセットの収納ケ
ースとしてその効果が大である。
えばミニディスク(MD)を収容したディスクカートリ
ッジを収納するカートリッジ収納ケースであるが、本発
明はフロッピーディスクを収納したディスクカートリッ
ジの収納ケース、コンパクトディスク等の中型ディスク
を収容するディスクカートリッジの収納ケース等にも適
用できるものである。また、本発明は記録媒体を収容す
るカートリッジとしてディスクカートリッジに限ること
なく、磁気テープを収容したテープカセットを収納する
収納ケースにも適用でき、小形テープカセットの収納ケ
ースとしてその効果が大である。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カートリ
ッジ収納ケースは、背面部又は側面部の拡大レンズ効果
を有する透視部からでも記録媒体を収容したカートリッ
ジの収納有無が確認できると共に、この背面部等の透視
部のレンズ効果によりカートリッジの側面に表示された
記録情報内容を拡大して明確に視認することができる。
ッジ収納ケースは、背面部又は側面部の拡大レンズ効果
を有する透視部からでも記録媒体を収容したカートリッ
ジの収納有無が確認できると共に、この背面部等の透視
部のレンズ効果によりカートリッジの側面に表示された
記録情報内容を拡大して明確に視認することができる。
【0039】従って、多数のカートリッジ収納ケースの
保管において水平重ね置状態の場合、垂直横並び状態の
場合においても所望の情報を記録した記録媒体のカート
リッジを容易にかつ迅速に取出すことができる。
保管において水平重ね置状態の場合、垂直横並び状態の
場合においても所望の情報を記録した記録媒体のカート
リッジを容易にかつ迅速に取出すことができる。
【図1】本発明によるカートリッジ収納ケースの第1実
施例の斜視図である。
施例の斜視図である。
【図2】図1に示すカートリッジ収納ケースのカートリ
ッジを収納した状態の拡大中央縦断面図である。
ッジを収納した状態の拡大中央縦断面図である。
【図3】図1に示すカートリッジ収納ケースの一部切欠
した分解斜視図である。
した分解斜視図である。
【図4】本発明によるカートリッジ収納ケースの第2実
施例のカートリッジを収納した状態の拡大中央縦断面図
である。
施例のカートリッジを収納した状態の拡大中央縦断面図
である。
【図5】本発明によるカートリッジ収納ケースの第3実
施例のカートリッジを収納した状態の拡大中央縦断面図
である。
施例のカートリッジを収納した状態の拡大中央縦断面図
である。
【図6】従来のディスクカートリッジ収納ケースのディ
スクカートリッジを収納する状態を示す斜視図である。
スクカートリッジを収納する状態を示す斜視図である。
1,21,31 カートリッジ収納ケース 2,22,32 ケース本体 3,23,33 上蓋板 4,24,34 カートリッジ挿入口部 5,25,35 背面部 6,26,36 透視窓部 11 ディスクカートリッジ
Claims (4)
- 【請求項1】 記録媒体が収容されたカートリッジを収
納するカートリッジ収納ケースにおいて、 上記収納ケースの背面部と側面部の少なくとも一方に拡
大レンズ効果を有する透視部を形成したことを特徴とす
るカートリッジ収納ケース。 - 【請求項2】 上記収納ケースを、不透明材により形成
されるケース本体と透明材により形成される上蓋板とか
ら構成し、上記ケース本体のカートリッジ挿入口部と対
向する背面壁部に切欠もしくは窓孔を設け、上記上蓋板
に上記ケース本体側の上記切欠もしくは窓孔に対応する
透明の背面壁部を設け、該背面壁部に拡大レンズ状部を
形成し、透視部を形成したことを特徴とする請求項1に
記載のカートリッジ収納ケース。 - 【請求項3】 上記収納ケースを不透明材により形成さ
れるケース本体と透明材により形成される上蓋板とから
構成し、上記ケース本体の両側壁部に切欠もしくは窓孔
を設け、上記上蓋板の両側壁部に上記ケース本体側に上
記切欠もしくは窓孔に対応して拡大レンズ状部を形成
し、透視部を形成したことを特徴とする請求項1又は2
に記載のカートリッジ収納ケース。 - 【請求項4】 上記収納ケースを、不透明材により形成
されるケース本体と透明材により形成される上蓋板とか
ら構成し、上記上蓋板に上記ケース本体のカートリッジ
挿入口部を開閉可能に閉塞する透明の前面壁部を設け、
該前面壁部に拡大レンズ状部を形成し、透視部を形成し
たことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のカート
リッジ収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP518095A JPH08198365A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | カートリッジ収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP518095A JPH08198365A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | カートリッジ収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08198365A true JPH08198365A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11604043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP518095A Pending JPH08198365A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | カートリッジ収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08198365A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2776406A1 (fr) * | 1998-03-18 | 1999-09-24 | Paul Robert Basile Moraly | Convertisseur de valeurs de monnaies a 2 rubans |
FR2779845A3 (fr) * | 1998-06-11 | 1999-12-17 | Nilsa Jacques | Convertisseur mecanique d'unites monetaires dans une autre |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP518095A patent/JPH08198365A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2776406A1 (fr) * | 1998-03-18 | 1999-09-24 | Paul Robert Basile Moraly | Convertisseur de valeurs de monnaies a 2 rubans |
FR2779845A3 (fr) * | 1998-06-11 | 1999-12-17 | Nilsa Jacques | Convertisseur mecanique d'unites monetaires dans une autre |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |