JP2003017454A - 基板の洗浄ツール、基板の処理装置及び処理方法 - Google Patents

基板の洗浄ツール、基板の処理装置及び処理方法

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JP2003017454A JP2001199874A JP2001199874A JP2003017454A JP 2003017454 A JP2003017454 A JP 2003017454A JP 2001199874 A JP2001199874 A JP 2001199874A JP 2001199874 A JP2001199874 A JP 2001199874A JP 2003017454 A JP2003017454 A JP 2003017454A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は洗浄により剥離されたパーティク
ルが、洗浄ブラシ31、32と半導体ウエハWとの間に
蓄積するのを防止することにより、洗浄効果の維持を図
るとともに、基板の板面への再付着を防止した基板の洗
浄ツールを提供することにある。 【解決手段】 基板Wを周方向に回転させながら洗浄す
る基板の洗浄ツール76において、一端に大径部31
a、32bを有し上記基板Wの板面を洗浄する洗浄ブラ
シと、この洗浄ブラシを脱落不能に保持するとともに回
転駆動されるブラシ保持部70と、このブラシ保持部の
側壁に設けられ基板Wに供給される処理液を排出する開
口部73とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は基板を周方向へ回
転させながら、基板の板面を洗浄処理する基板の洗浄ツ
ール、基板の処理装置及び処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、基板
としての半導体ウエハの板面を高い清浄度で洗浄するこ
とが要求されることがある。半導体ウエハの板面を洗浄
処理する場合、この半導体ウエハの板面に処理液を流し
ながら半導体ウエハの板面をブラシで洗浄処理すること
が知られている。
【0003】その場合、半導体ウエハを周方向に回転駆
動し、かつ洗浄ブラシを回転駆動するとともに半導体ウ
エハの径方向に沿って揺動駆動することで、半導体ウエ
ハの板面を全体にわたって洗浄処理することが可能とな
る。上記半導体ウエハを周方向に回転駆動するには、周
縁部を溝もしくは段部付のローラによって保持し、その
ローラを回転駆動する。一方、上記ブラシは回転駆動さ
れる軸を介して、揺動駆動される揺動アームの先端部に
設け、この揺動アームを駆動することで洗浄ブラシを半
導体ウエハの径方向に沿って駆動するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】基板の板面に付着した
パーティクルは、洗浄ブラシが基板の板面上で回転駆動
されることにより剥離される。しかし、この剥離された
パーティクルは洗浄ブラシと基板との間に蓄積され易い
ため洗浄効果が低下することがあった。
【0005】また、この基板の板面から剥離されたパー
ティクルの一部は、基板の板面に供給された処理液とと
もに基板の板面上を流れるため、基板の板面に再付着
し、汚れの原因になることもあった。
【0006】この発明は洗浄ブラシ表面にパーティクル
が蓄積するのを防止し、洗浄作用の向上を図るととも
に、剥離されたパーティクルが基板の板面に再付着する
のを防止した基板の洗浄ツール、基板の処理装置及び処
理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
を周方向に回転させながらこの基板の板面を処理液で洗
浄する洗浄ツールにおいて、基板の板面を洗浄する洗浄
ブラシと、この洗浄ブラシを脱落不能に保持し回転駆動
されるブラシ保持部とを有し、上記ブラシ保持部には、
上記洗浄ブラシの一端を収容する収容部と、このブラシ
保持部に保持された上記洗浄ブラシによって上記基板を
洗浄するときに、上記洗浄ブラシの回転により生じる吸
引力で上記基板の板面に供給される処理液を排出する開
口部とが形成されていることを特徴とする基板の洗浄ツ
ールにある。
【0008】請求項2の発明は基板を周方向に回転させ
ながらこの基板の板面を処理液で洗浄する処理装置にお
いて、基板の周縁部を保持してこの基板を周方向に回転
駆動する回転駆動手段と、この回転駆動手段によって保
持された基板の板面を洗浄する処理手段とを具備し、上
記処理手段は、請求項1記載の洗浄ツールであることを
特徴とする基板の処理装置にある。
【0009】請求項3の発明は、上記開口部は、上記ブ
ラシ保持部の側壁に、上記開口部から排出される処理液
を上記基板の板面から離れる方向に排出するよう傾斜し
て設けられていることを特徴とする請求項2記載の基板
の処理装置にある。
【0010】請求項4の発明は上記洗浄ブラシは、上記
ブラシ保持部に保持される大径部と、この大径部と一体
形成され上記基板を洗浄する第1の小径部とを有するこ
とを特徴とする請求項2記載の基板の処理装置にある。
【0011】請求項5の発明は、上記洗浄ブラシには、
上記第1の小径部にこの第1の小径部よりも小径である
第2の小径部が設けられていることを特徴とする請求項
4記載の基板の処理装置にある。
【0012】請求項6の発明は、上記ブラシ保持部の外
周部を覆うとともに上記開口から排出される処理液を受
ける液受けカバーと、この液受けカバーにより集められ
た処理液を排出させる排液流路とを設けたことを特徴と
する請求項2記載の基板の処理装置にある。
【0013】請求項7の発明は、基板の板面を処理液で
洗浄する基板の処理方法において、上記基板の周縁部を
保持してこの基板を周方向に回転駆動する回転駆動工程
と、上記回転駆動工程によって回転駆動される基板の板
面を回転駆動される洗浄ブラシによって洗浄するととも
に、上記洗浄ブラシの回転により生じる吸引力で上記処
理液を上記基板の板面から吸引排出する処理工程とを有
することを特徴とした基板の処理方法にある。
【0014】請求項8の発明は、上記処理工程の後で上
記洗浄ブラシの回転により生じる吸引力で清浄な処理液
を吸引排出する自己洗浄工程を有することを特徴とする
請求項7記載の基板の処理方法にある。
【0015】この発明によれば、基板の板面を洗浄する
際に、洗浄ブラシ内部に基板の板面からブラシ保持部に
設けられた開口部へ向かう処理液の流動が発生するた
め、基板の板面から剥離されたパーティクルが処理液と
ともに流れ、洗浄ブラシと基板の間に蓄積するを防止で
きるとともに、基板の板面に再付着するのを防止するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態を説明する。
【0017】図1乃至図7はこの発明の第1の実施の形
態を示し、図1は処理装置の概略的構成を示す斜視図で
ある。この処理装置は、基板としての半導体ウエハWの
周縁部を保持して周方向に回転駆動する回転駆動手段1
を有する。
【0018】図2は回転駆動手段1の概略図であって、
この回転駆動手段1は第1の可動体2と第2の可動体3
とを備えている。第1の可動体2内には第1のモータ4
(第2の回転駆動源)が収納されている。この第1のモ
ータ4の駆動軸5には駆動プーリ6が嵌着されている。
【0019】上記第1の可動体2には一端部を上面に突
出させた一対の第1の従動軸7(1つのみ図示)が回転
自在に設けられている。この第1の従動軸7の一端部に
は第1の保持ローラ8が嵌着され、第1の可動体2内部
に位置する他端部には従動プーリ9が嵌着されている。
この従動プーリ9と上記駆動プーリ6とにはベルト11
が張設されている。それによって、一対の第1の保持ロ
ーラ8は第1のモータ4によって回転駆動されるように
なっている。
【0020】上記第1の可動体2の下面には第1の連結
軸12の一端部が連結固定されている。この第1の連結
軸12の他端部はロータリシリンダ13によって矢印で
示す方向に所定の範囲内で直線駆動される第1の駆動部
材14に連結されている。それによって、上記第1の保
持ローラ8は、第1の可動体2とともに上記第1の駆動
部材14の動きに連動するようになっている。
【0021】上記第2の可動体3は、上記第1の可動体
2と同様、内部に第2のモータ16が設けられ、この第
2のモータ16の駆動軸17には駆動プーリ18が嵌着
されている。さらに、第2の可動体3には、一端部を上
面から突出させた一対の第2の従動軸19が回転自在に
設けられている。
【0022】上記第2の従動軸19の一端部には第2の
保持ローラ21が嵌着され、他端部には従動プーリ22
が嵌着されている。この従動プーリ22と上記駆動プー
リ18とにはベルト23が張設されている。それによっ
て、第2の保持ローラ21は上記第2のモータ16によ
って回転駆動されるようになっている。
【0023】上記第2の可動体3の下面には第2の連結
軸25の一端部が連結固定されている。この第2の連結
軸25の他端部は直動シリンダ26によってばね27を
介して矢印で示す方向に直線駆動される第2の駆動部材
28に連結されている。それによって、上記第2の保持
ローラ21は、第2の可動体3とともに上記第2の駆動
部材28の動きに連動するようになっている。
【0024】なお、上記ロータリシリンダ13と直動シ
リンダ26とは、図2に示すようにベース板29の下面
に保持されている。
【0025】各一対の第1の保持ローラ8と第2の保持
ローラ21とは、図1に示すように大径部8a、21a
及びこの上面に設けられた小径部8b、21bを有し、
小径部8b、21bの外周面は逆テーパ状をなしてい
る。
【0026】上記半導体ウエハWは、各一対の第1の保
持ローラ8と第2の保持ローラ21との大径部8a、2
1aと小径部8b、21bとの境界部分によって周縁部
が保持されている。
【0027】半導体ウエハWを各保持ローラ8、21に
よって保持する際、第1の保持ローラ8はロータリシリ
ンダ13によって所定位置に位置決めされ、第2の保持
ローラ21は直動シリンダ26によって第1の保持ロー
ラ8に接近する方向へ駆動される。
【0028】そのため、各保持ローラ8、21によって
保持される半導体ウエハWは、所定位置に位置決めされ
た第1の保持ローラ8に、第2の保持ローラ21がばね
27を介して弾性的に押し付けられるから、第1の保持
ローラ8を基準にして位置決め保持されることになる。
【0029】上記回転駆動手段1に保持された半導体ウ
エハWの上面は、図3乃至図5に示す上部洗浄ブラシ3
1によって洗浄され、下面は下部洗浄ブラシ32によっ
て洗浄される。
【0030】上記各洗浄ブラシ31、32はスポンジ製
であり、揺動駆動手段33によって半導体ウエハWの板
面に接離する上下方向及び径方向に沿う揺動方向に駆動
されるようになっている。この揺動駆動手段33は、図
3に示すように上記ベース板29に軸受33aによって
回転自在に設けられた円盤状の回転体34を有する。こ
の回転体34の回転軸芯は、上記回転駆動手段1に保持
された半導体ウエハWの板面とほぼ直角に交差してい
る。
【0031】上記回転体34の近傍には、アーム旋回モ
ータ35(第1の回転駆動手段)が上記ベースプレート
29の下面側に取付け固定されている。このアーム旋回
モータ35の回転軸35aには駆動プーリ36が嵌着さ
れ、この駆動プーリ36と上記回転体34とにはタイミ
ングベルト37が張設されている。
【0032】上記回転体34には、回転体34の回転中
心から同じ半径ずれた位置にそれぞれの軸芯を位置させ
た、第1の軸体38と第2の軸体39とが、軸線方向に
スライド可能かつ上記回転体34と一体的に回転するよ
う設けられている。
【0033】上記回転体34の下端部には平板状の保持
体41の上端が連結固定されている。この保持体41の
一方の板面には第1の上下可動体42と第2の上下可動
体43とが上下方向にスライド可能に設けられている。
【0034】なお、各上下可動体42、43は図1に示
すように各々引張ばね42a、43aによって上昇方向
に弾性的に付勢されている。
【0035】上記第1の上下可動体42には上記第1の
軸体38の下端部が連結固定され、上記第2の上下可動
体43には上記第2の軸体39の下端部が連結固定され
ている。第1の上下可動体42は上記保持体41に設け
られた第1のリニア駆動手段としての第1の上下駆動源
44によって上下方向に駆動され、第2の上下可動体4
3は同じく保持体41に設けられた第2のリニア駆動手
段としての第2の上下駆動源45によって上下方向に駆
動されるようになっている。
【0036】すなわち、上記第1の軸体38と第2の軸
体39とは、回転体34と一体的に回転するとともに、
各上下駆動手段42、43によって上下方向に駆動され
るようになっている。
【0037】上記第1の軸体38の上端には第1の揺動
体としての上部アーム46の基端部が連結され、上記第
2の軸体39の上端には第2の揺動体としての下部アー
ム47の基端部が連結されている。
【0038】各アーム46、47は中空状に形成されて
いて、上記上部アーム46内の基端側には第2の回転駆
動源としての上部モータ48が設けられ、先端部には上
記上部洗浄ブラシ31が取付けられる上部保持機構49
が設けられている。
【0039】上記下部アーム47内の基端側には第2の
回転駆動源としての下部モータ51が設けられ、先端部
には上記下部洗浄ブラシ32が取付けられる下部保持機
構52が設けられている。
【0040】上記上部保持機構49と下部保持機構52
とは同じ構成となっている。すなわち、図5に示すよう
に、各保持機構49、52は各アーム46、47に設け
られた円筒状のホルダ55を有する。各ホルダ55には
中空状の回転軸56が軸受57aによって回転自在に保
持されている。この回転軸56の一端部にはボールブッ
シュ57が嵌着され、このボールブッシュ57にはスラ
イド軸58がスライド自在に支持されている。
【0041】上記スライド軸58の一端部には一対のロ
ーラ59が回転自在に設けられ、これらローラ59は上
記回転軸56の一端部に形成された長孔61にスライド
可能に係合されている。
【0042】上記スライド軸58の他端部は上記ボール
ブッシュ57から突出し、その突出端には上記各洗浄ブ
ラシ31、32を保持するブラシ保持部70が設けられ
ている。このブラシ保持部70と上記ボールブッシュ5
7の端面との間にはばね63が設けられ、このばね63
によって上記スライド軸58を弾性的に保持している。
【0043】上記ブラシ保持部70は上記ボールブッシ
ュ57から突出した上記スライド軸58の突出端に一体
に設けられた一端が開放した容器状の保持体62と、上
記各洗浄ブラシ31、32を上記保持体62に保持する
リング状のブラシ係止部71とから構成されている。こ
の発明においては、上記ブラシ保持部70と上記上部洗
浄ブラシ31とで上部洗浄ツール76を構成し、上記ブ
ラシ保持部70と上記下部洗浄ブラシ32とで下部洗浄
ツール77を構成している。
【0044】すなわち、図5に示すように上記ブラシ保
持部70を構成する上記保持体62は上記各洗浄ブラシ
31、32の一端部側に形成された大径部31a、32
aを収容する収容部72を有する。上記各洗浄ブラシ3
1、32は大径部31a、32aと一体に第1の小径部
31b、32bが形成され、この小径部31b、32b
を上記保持体62の開放した一端部から突出させてい
る。そして上記各洗浄ブラシ31、32は、上記保持体
62の一端部側に螺合された上記ブラシ係止部71によ
って第1の小径部31b、32bを突出させてその大径
部31a、32aが脱落不能に保持される。
【0045】また、上記ブラシ保持部70を構成する上
記保持体62の側壁には複数たとえば周方向に90度間
隔で4つの開口部73が穿設されている。この開口部7
3は上記保持体62の上記収容部72を構成する内周面
の一端から上記保持体62の外周面の他端に向かって傾
斜している。つまり、図5に示すように上側の保持体6
2の開口部73は上方に向かって傾斜しており、下側の
保持体62の開口部73は下方に向かって傾斜してい
る。これらの開口部73の傾斜角度はたとえば45度に
設定されている。
【0046】上記回転軸56の一端部には従動プーリ6
4が嵌着されている。この従動プーリ64と上記各モー
タ48、51の回転軸48a、51aに嵌着された駆動
プーリ65とにはベルト66が張設されている。したが
って、各モータ48、51が作動すれば、各アーム4
6、47に設けられたブラシ保持部70は洗浄ブラシ3
1、32と一体となって回転駆動されるようになってい
る。
【0047】各アーム46、47の先端部に設けられた
洗浄ブラシ31、32は上記回転駆動手段1に保持され
た半導体ウエハWを挟んでほぼ同じ位置、つまり半導体
ウエハWの上面と下面とにおいて対応する位置になるよ
う位置決めされている。
【0048】一対の洗浄ブラシ31、32の上述した位
置決めは、各アーム46、47の水平方向の角度を、こ
れらアーム46、47と各軸体38,39との連結部に
よって調整することができる。
【0049】そして、上下方向の同じ位置に位置決めさ
れた上部洗浄ブラシ31と下部洗浄ブラシ32とは、ア
ーム旋回モータ35が作動して回転体34が回転し、第
1の軸体38と第2の軸体39を介して上部アーム46
と下部アーム47とが回動することで、半導体ウエハW
を挟んで上下方向の位置を同じにしてこの半導体ウエハ
Wの径方向に沿って揺動(往復)駆動されることにな
る。
【0050】半導体ウエハWの上面と下面とには、図4
に示すように上部ノズル68と下部ノズル69とが先端
を対向させて配置されており、これらノズル68、69
からは処理液が噴射されるようになっている。
【0051】つぎに、上記構成の処理装置の動作につい
て説明する。
【0052】回転駆動手段1の各一対の第1の保持ロー
ラ8と第2の保持ローラ21とによって半導体ウエハW
を保持して数十〜数百の回転数(r.p.m)で回転さ
せたならば、この半導体ウエハWの上面と下面とに上部
ノズル68と下部ノズル69とから洗浄液としてのオゾ
ン水を噴射する。そして、所定時間後に上記各ノズル6
8、69から半導体ウエハWに純水を噴射する。
【0053】それと同時に、上部洗浄ブラシ31と下部
洗浄ブラシ32とを数百の回転数で回転させながら上部
洗浄ブラシ31を下降させ、下部洗浄ブラシ32を上昇
させることで半導体ウエハWの上面と下面とに接触させ
たのち、回転体34を回転させて各アーム46、47、
つまり上部洗浄ブラシ31と下部洗浄ブラシ32とを半
導体ウエハWの径方向に沿って往復駆動する。
【0054】各洗浄ブラシ31,32を1乃至複数回往
復駆動したならば、各洗浄ブラシ31、32を半導体ウ
エハWの板面から退避させた後、純水を停止し、半導体
ウエハWの洗浄処理を終了する。
【0055】そして、洗浄処理が終了した半導体ウエハ
Wは、回転駆動手段1から取り出されて次工程、たとえ
ば精密洗浄工程や乾燥工程に搬送されることになる。
【0056】上記洗浄ブラシ31、32で半導体ウエハ
Wの板面を処理液を供給しながら洗浄する際、半導体ウ
エハの板面に付着していたパーティクルは洗浄ブラシ3
1、32の回転により剥離される。洗浄ブラシ31、3
2は気孔率の高いスポンジ状のものであるため、この半
導体ウエハWの板面から剥離されたパーティクルは処理
液とともに洗浄ブラシ31、32に生じる毛細管現象で
洗浄ブラシ31、32の内部に吸収される。洗浄ブラシ
31、32は回転駆動されるため、洗浄ブラシ31、3
2の内部に吸収された処理液はこの回転により生じる遠
心力によって上記保持体62の側壁に設けられた開口部
73から排出されることになる。この排出される処理液
は上記遠心力により飛散されることになるが、上記開口
部73は一端を上記洗浄ブラシ31、32の大径部31
a、32aの側面に対向するように構成されているた
め、大径部31a、32a周辺部に吸引された処理液に
は排出時に大きな遠心力が生じる。その結果、処理液は
開口部73から遠方へ勢いよく排出される。
【0057】また、上記開口部73は、上記保持体62
に設けられた収容部71を構成する内周面から上記保持
体62の外周面に向かって半導体ウエハWの板面から離
れる方向、この実施の形態では45度の角度で傾斜して
いるため、上記開口部73から排出されるパーティクル
を含む処理液の飛距離は最大となる。したがって、処理
液を上記開口部73から半導体ウエハWの径方向外方へ
飛散させることが可能となるから、半導体ウエハWの板
面に再付着するのを防止することが可能となる。
【0058】また、半導体ウエハWの板面の洗浄処理後
には、洗浄ブラシ31,32の内部に半導体ウエハWの
板面から剥離されたパーティクルが含まれている。そこ
で、上部アーム46を所定の揺動範囲から外れた所まで
回転させる。そこには図7に示すように清浄な洗浄液L
が収容されたタンク78が設置されている。したがっ
て、上部アーム46を下降させて上部洗浄ブラシ31を
清浄な洗浄液Lに浸漬すると同時に、所定時間回転駆動
することにより、遠心力で上部洗浄ブラシ31の内部の
パーティクルが上部洗浄ブラシ31内に残留する処理液
とともに排出される。これにより生じる吸引力で清浄な
洗浄液Lが吸収され、この上部洗浄ブラシ31が清浄化
されるから、上部清浄ブラシ31の洗浄性能が維持され
ることになる。なお、下部洗浄ブラシ32は他の手段で
洗浄すれはよい。たとえば洗浄液が流出する洗浄板(図
示せず)の下面に上端面を接触させながら、回転させる
ことで洗浄すればよい。
【0059】図8は、この発明の第2の実施の形態を示
す。第2の実施の形態は、上記ブラシ保持部70の外周
部に、このブラシ保持部70を覆うように、上記開口部
73から排出される処理液を受ける筒状の液受けカバー
74を設けたものである。この液受けカバー74は上記
下部アーム46の下面および上記下部アーム47の上面
にそれぞれ固定されており、この液受けカバー74には
この液受けカバー74により集められた処理液を排出す
る排液流路75が設けられている。
【0060】これにより、パーティクルとともに排出さ
れる処理液は廃液流路75を通って外部に流されるた
め、確実に半導体ウエハWの板面から排出されることに
なる。なお、この場合、開口部73は傾斜させる必要は
ない。また、廃液流路75に吸引ポンプ(図示せず)を
接続すれば、液受けカバー74内に飛散した処理液を確
実に排出することができる。
【0061】図9は、この発明の第3の実施の形態を示
す。この第3の実施の形態は、洗浄ブラシ31、32の
第1の小径部31b、32bに、さらに小径の第2の小
径部31c、32cが一体形成された洗浄ブラシ31
A、32Aが用いられている。
【0062】そして、半導体ウエハWを洗浄する場合、
この洗浄ブラシ31A、32Aをブラシ保持部70とと
もに回転駆動させながら、第2の小径部31c、32c
を半導体ウエハWの板面に接触させて圧縮し、第1の小
径部31b、32bを半導体ウエハWの板面に近接させ
る。
【0063】これより、第2の小径部31c、32cは
圧縮されることでスポンジの気孔率が低下することにな
る。一方、上記第1の小径部31b、32bは半導体ウ
エハWの板面に接触させないのでスポンジの気孔率の低
下はほとんど生じない。
【0064】これによって、第2の小径部31c、32
cで半導体ウエハWの板面を洗浄すると、その板面から
剥離されて外側に押し出されたパーティクルは、第2の
小径部31c、32cより高い気孔率にある第1の小径
部31b、32bから処理液とともに吸引される。した
がって、第2の小径部31c、32cを半導体ウエハW
の板面に圧接させてこの半導体ウエハWを洗浄する場合
であっても、処理液とともにパーティクルを半導体ウエ
ハWの板面から効率よく吸引排出することが可能とな
る。
【0065】なお、この発明における洗浄ブラシ31、
32はスポンジによって形成されたものに限定されるも
のではなく、毛細管現象が生じるものであれば、たとえ
ば植毛ブラシであってもよい。
【0066】また、半導体ウエハWの板面の上面と下面
を同時に洗浄する場合に限定されず、上記板面の一方の
みの洗浄する場合であってもよい。
【0067】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、基板
の板面から剥離されたパーティクルが洗浄ブラシと基板
との間に蓄積するのを防止することができるので洗浄効
果を向上させることができる。また、基板の板面から剥
離されたパーティクルが基板の板面に再付着するのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す基板の処理装置
の全体構成を示す概略図。
【図2】回転駆動手段の概略的構成図。
【図3】揺動駆動手段の概略的構成図。
【図4】上部アームと下部アームとの概略図。
【図5】上部アームと下部アームとの先端部に設けられ
た洗浄ブラシを保持するための保持機構を示す断面図。
【図6】洗浄ツールの構成を示す断面図。
【図7】洗浄ブラシの自己洗浄工程を示す概略図。
【図8】この発明の第2の実施の形態における排出され
た処理液を受ける液受けカバーとこの液受けカバーに設
けられた排液流路を示す構成図。
【図9】この発明の第3の実施の形態における洗浄ブラ
シの変形例を示す断面図。
【符号の説明】
1…回転駆動手段 4…第1のモータ(第2の回転駆動源) 16…第2のモータ(第2の回転駆動源) 31…上部洗浄ブラシ 32…下部洗浄ブラシ 31a、32a…大径部 31b、32b…第1の小径部 31c、32c…第2の小径部 33…揺動駆動手段 35…アーム旋回モータ(第1の回転駆動手段) 38…第1の軸体 39…第2の軸体 44…第1の上下駆動源(第1のリニア駆動手段) 45…第2の上下駆動源(第2のリニア駆動手段) 46…上部アーム 47…下部アーム 62…保持体 70…ブラシ保持部 71…ブラシ係止部 72…収容部 73…開口部 74…液受けカバー 76…上部洗浄ツール 77…下部洗浄ツール
フロントページの続き (72)発明者 平川 忠夫 神奈川県横浜市栄区笠間二丁目5番1号 芝浦メカトロニクス株式会社横浜事業所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を周方向に回転させながらこの基板
    の板面を処理液で洗浄する洗浄ツールにおいて、基板の
    板面を洗浄する洗浄ブラシと、この洗浄ブラシを脱落不
    能に保持し回転駆動されるブラシ保持部と、を有し、上
    記ブラシ保持部には、上記洗浄ブラシの一端を収容する
    収容部と、このブラシ保持部に保持された上記洗浄ブラ
    シによって上記基板を洗浄するときに、上記洗浄ブラシ
    の回転により生じる吸引力で上記基板の板面に供給され
    る処理液を排出する開口部とが形成されていることを特
    徴とする基板の洗浄ツール。
  2. 【請求項2】 基板を周方向に回転させながらこの基板
    の板面を処理液で洗浄する処理装置において、基板の周
    縁部を保持してこの基板を周方向に回転駆動する回転駆
    動手段と、この回転駆動手段によって保持された基板の
    板面を洗浄する処理手段と、を具備し、上記処理手段
    は、請求項1記載の洗浄ツールであることを特徴とする
    基板の処理装置。
  3. 【請求項3】 上記開口部は、上記ブラシ保持部の側壁
    に、上記開口部から排出される処理液を上記基板の板面
    から離れる方向に排出するよう傾斜して設けられている
    ことを特徴とする請求項2記載の基板の処理装置。
  4. 【請求項4】 上記洗浄ブラシは、上記ブラシ保持部に
    保持される大径部と、この大径部と一体形成され上記基
    板を洗浄する第1の小径部とを有することを特徴とする
    請求項2記載の基板の処理装置。
  5. 【請求項5】 上記洗浄ブラシには、上記第1の小径部
    にこの第1の小径部よりも小径である第2の小径部が設
    けられていることを特徴とする請求項4記載の基板の処
    理装置。
  6. 【請求項6】 上記ブラシ保持部の外周部を覆うととも
    に上記開口から排出される処理液を受ける液受けカバー
    と、この液受けカバーにより集められた処理液を排出さ
    せる排液流路と、を設けたことを特徴とする請求項2記
    載の基板の処理装置。
  7. 【請求項7】 基板の板面を処理液で洗浄する基板の処
    理方法において、上記基板の周縁部を保持してこの基板
    を周方向に回転駆動する回転駆動工程と、上記回転駆動
    工程によって回転駆動される基板の板面を回転駆動され
    る洗浄ブラシによって洗浄するとともに、上記洗浄ブラ
    シの回転により生じる吸引力で上記処理液を上記基板の
    板面から吸引排出する処理工程とを有することを特徴と
    した基板の処理方法。
  8. 【請求項8】 上記処理工程の後で上記洗浄ブラシの回
    転により生じる吸引力で清浄な処理液を吸引排出する自
    己洗浄工程を有することを特徴とする請求項7記載の基
    板の処理方法。
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