JP3698567B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハや液晶表示器用のガラス基板などの基板に対して洗浄処理や乾燥処理を行う基板処理装置に係り、特に基板表面に遮断部材を近接配置した状態で各処理を行う基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の基板処理装置として本出願人によって提案された特開平9−330904号に記載のものがある。この基板処理装置の概略構成を図5を参照して説明する。
【0003】
この基板処理装置は、処理対象である基板Wの上下に近接配置される上部遮断部材1と下部遮断部材2とを備えている。下部遮断部材2には、その上面との間に間隙を置いて基板Wを水平姿勢で保持するための複数個の支持ピン3が設けられている。上部遮断部材1の上面中央および下部遮断部材2の下面中央のそれぞれには、筒軸4および5が連結されて基板Wに向けて開口されている。各筒軸4,5の内部には薬液や純水を噴出するためのノズル6および7が設けられ、各ノズル6,7の先端が筒軸4,5の開口部に臨んでいる。また、ノズル6,7と筒軸4,5との間隙流路を介して窒素ガスなどの不活性ガスが供給され、筒軸4,5の開口部から噴出する。
【0004】
上部遮断部材1の筒軸4は昇降可能な支持アーム8に挿入され、その内部で回転軸受9によって支持されている。また、筒軸4にはプーリー10が取り付けられており、このプーリー10にベルト11が巻回されている。支持アーム8の基端部にある図示しないモータの回転力がベルト11を介して筒軸4に伝達されることにより、上部遮断部材1が回転駆動される。同様に下部遮断部材2も回転駆動されて、基板Wが下部遮断部材2と一体に回転する。なお、下部遮断部材2の周囲には処理中に薬液や純水が飛散するのを防止するためのカップ12が配設されている。
【0005】
以上のように構成された従来の基板処理装置による基板処理は次のように行われる。
上部遮断部材1が上方に退避した状態で、基板Wが搬入されて下部遮断部材2の支持ピン3上に搭載される。基板Wが搬入されると上部遮断部材1が基板Wに近接する位置にまで下降する。基板Wが上下の遮断部材1および2によって挟まれた状態で各遮断部材1,2が回転する。基板Wの回転とともに、各ノズル6,7から薬液が噴出され、基板Wの表裏面が同時に薬液洗浄処理される。薬液洗浄処理が終わると、各ノズル6,7から純水が噴出され、基板Wの表裏面が同時に純水洗浄処理される。純水の噴出とともに、各筒軸4,5から不活性ガス(窒素ガス)が噴出され、上下の遮断部材1および2で挟まれた薬液雰囲気を洗浄な雰囲気にする。純水による洗浄処理が終わると、不活性ガスの噴出だけが継続されて、純水の供給が停止される。その結果、基板Wの表裏面に付着していた純水が振り切られて基板Wの表裏面が同時に乾燥される。
【0006】
すなわち、上記従来装置によれば、基板Wの表裏面に上部遮断部材1と下部遮断部材2とを近接させた状態で、薬液洗浄処理、純水洗浄処理、および乾燥処理の一連の処理を行うので、処理中に基板Wから振り切られた薬液や純水がカップ12の内面に当たって跳ね返っても、遮断部材1,2に遮蔽されて基板Wに付着することがない。また、純水洗浄処理や乾燥処理中に上下の遮断部材1,2で挟まれた処理空間に不活性ガスを供給して清浄な雰囲気にするので、カップ12内に薬液雰囲気が残留していても、その薬液雰囲気によって基板Wが汚染されることがない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように本出願人によって提案された特開平9−330904号に記載の基板処理装置は有用ではあるが、次のような改良すべき点が明らかになった。
(1) 上述したとおり、薬液処理や純水洗浄処理が終わると、各ノズル6および7からの処理液(薬液、純水)の供給が停止されるのであるが、特に上部遮断部材1に配設されたノズル6から処理液が漏れて(ボタ落ちして)基板表面に落下し、基板Wを汚染するおそれがある。
【0008】
(2) また、上部遮断部材1の筒軸4が回転軸受9を介して支持されている関係で、この軸受部分の磨耗により塵埃が発生し、この塵埃が基板表面に落下して基板Wを汚染するおそれがある。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ノズルからの処理液のボタ落ちや塵埃による基板汚染を防止することのできる基板処理装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、基板の少なくとも上面に上部遮断部材を近接配置し、基板と前記上部遮断部材とを回転させて基板の洗浄処理および乾燥処理を行う基板処理装置において、前記上部遮断部材の回転軸の外周面に張り出して形成されたフランジを非接触状態で支持する非接触軸受と、前記上部遮断部材の回転中心にある開口から基板に向けて不活性ガスを噴出する不活性ガス噴出手段と、洗浄処理時には前記上部遮断部材と基板との間隙に進出して基板の上面に洗浄液を供給するとともに、非洗浄処理時には前記上部遮断部材の傍らに退避する洗浄液吐出ノズルとを備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基板処理装置において、前記非接触軸受が気体軸受で構成されたものである。
【0012】
請求項3に記載の発明、請求項1に記載の基板処理装置において、前記非接触軸受が磁気軸受で構成されたものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の基板処理装置において、前記フランジは、上下に離間して形成されたものである。
【0013】
【作用】
請求項1に記載の発明の作用は次のとおりである。
基板に洗浄処理を行う場合、基板の上面に上部遮断部材が近接配置されるとともに、上部遮断部材と基板との間隙に洗浄液吐出ノズルが進出する。そして、基板と上部遮断部材とを回転させながら、洗浄液吐出ノズルから洗浄液が吐出される。このとき基板端縁から洗浄液が振り切られるが、基板の上面に上部遮断部材が近接配置されているので、振り切られた洗浄液が基板上面に再付着することがない。洗浄処理が終わると、洗浄液吐出ノズルは上部遮断部材の傍らに退避する。続いて上部遮断部材の回転中心にある開口から不活性ガスが噴出され、上部遮断部材と基板との間の雰囲気を清浄に維持しながら、基板上の余剰の洗浄液が振り切られて基板が乾燥される。ここで、上部遮断部材の回転軸の外周面に張り出して形成されたフランジは非接触軸受によって支持されているので、軸受部分の磨耗により塵埃が発生するということがなく、塵埃による基板の汚染が防止される。また、非洗浄処理時には洗浄液吐出ノズルが上部遮断部材の傍らに退避するので、洗浄液吐出ノズルから洗浄液がボタ落ちしても基板上に落下して基板を汚染することがない。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、上部遮断部材の回転軸は気体軸受によって支持されているので、この軸受部分から塵埃が発生することがない。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、上部遮断部材の回転軸は磁気軸受によって支持されているので、この軸受部分から塵埃が発生することがない。
請求項4に記載の発明によれば、前記フランジは、上下に離間して形成されているので、上下に離間した各フランジは非接触軸受によってそれぞれ支持される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は本発明に係る基板処理装置の一実施例の全体の概略構成を示す図、図2は上部遮断部材の周辺を上方から見た図、図3は実施例装置の要部の断面図である。
【0017】
この基板処理装置は、半導体ウエハなどの基板Wに対して薬液洗浄処理、純水洗浄処理、および乾燥処理をその順に行う装置であって、図5に示した従来装置と同様に、基板Wの上下に近接配置される円板状の上部遮断部材21と下部遮断部材22とを備えている。下部遮断部材22には、その上面との間に間隙を置いて基板Wを水平姿勢で保持するための複数個の支持ピン23が設けられている。これら支持ピン23は、回転によって基板Wが脱落しないように、基板Wを横方向から押圧挟持して基板Wを保持するように構成されている。下部遮断部材22の周囲には、処理中に基板Wから振り切られた薬液や純水の飛散を防止して回収するためのカップ24が設けられている。
【0018】
下部遮断部材22の下面中央には回転軸としての筒軸25が連結固定されており、この筒軸25の上端は基板Wに向けて開口している。筒軸25は回転軸受26によって支持されている。筒軸25の下部にはプーリー27が取り付けられており、このプーリー27にベルト28が巻回されている。ベルト28の他端はモータ29の出力軸に取り付けられたプーリー30に巻回されている。すなわち、モータ29の回転力がベルト28を介して筒軸25に伝達されることにより、下部遮断部材22が基板Wと一体に回転する。
【0019】
筒軸25の中心に沿って下部洗浄液ノズル31が配設されており、このノズル31の先端が筒軸25の開口部に臨んでいる。下部洗浄液ノズル31の基端側はバルブ32,33を介して洗浄液としての薬液および純水の各供給源に接続されている。また、筒軸25の基端はシール継手34およびバルブ35を介して窒素ガスなどの不活性ガスの供給源に接続されている。筒軸25の基端から供給された不活性ガスは筒軸25と下部洗浄液ノズル31との間隙流路を流通して、筒軸25の開口部から噴出する。
【0020】
上部遮断部材21の上面中央には回転軸としての筒軸36が連結固定されており、この筒軸36の下端は基板Wに向けて開口している。筒軸36の基端側は支持アーム37の先端部に挿入されて回転可能に支持されている。筒軸36の非接触軸受構造およびその駆動機構は後に詳しく説明する。筒軸36の中心に沿って上部ガスノズル38が配設されており、このノズル38の先端が筒軸36の開口部に臨んでいる。上部ガスノズル38の基端側はバルブ39を介して窒素ガスなどの不活性ガスの供給源に接続されている。
【0021】
支持アーム37の基端側には2つのエアーシリンダ40,41が縦方向に連結接続されている。両エアーシリンダ40,41の各ロッドが伸張すると支持アーム37と一体となって上部遮断部材21が上限の待機位置(図1中に符号H1 で示す位置)にまで上昇する。そして、ストロークの長いエアーシリンダ40のロッドが収縮すると、上部遮断部材21が洗浄処理位置(図1中に符号H2 で示す位置)にまで下降して基板Wに近接する。続いて、ストロークの短いエアーシリンダ41のロッドが収縮すると、上部遮断部材21が乾燥処理位置(図1中に符号H3 で示す位置)にまで下降して基板Wにさらに近接する。
【0022】
両遮断部材21,22の傍らには上部洗浄液ノズル42が設けられている。上部洗浄液ノズル42は、図1の正面視した状態では、略「L」の字状に屈曲しており、両遮断部材21,22の側方から上方に延びる基端側の鉛直部位と水平に延びる先端側の水平部位とからなっている。上部洗浄液ノズル42の鉛直部位は回転シリンダ43に係合し、鉛直部位を中心として水平部位が揺動駆動されるようになっている。上部洗浄液ノズル42の水平部位は、図2の平面視した状態では、カップ24の内周面及び上部遮断部材21の外周に沿うように湾曲している。上部洗浄液ノズル42の基端はバルブ44,45を介して洗浄液としての薬液および純水の各供給源に接続されている。この上部洗浄液ノズル42は、洗浄処理時には高さ位置H2 にある上部遮断部材21と基板Wとの間隙に進出して基板Wの上面に洗浄液としての薬液や純水を供給するとともに、非洗浄処理時には図2に実線で示した待機位置にまで退避する。この上部洗浄液ノズル42は本発明装置における洗浄液吐出ノズルに相当する。
【0023】
次に、図3を参照して上部遮断部材21の筒軸36の非接触軸受構造およびその駆動機構を説明する。
本実施例の上部遮断部材21の筒軸36は気体軸受によって非接触に支持されている。具体的には、筒軸36の外周面には2つのフランジ46,47が上下に離間して張り出し形成されている。これらのフランジ46,47および筒軸36の各々の外周面と、支持アーム37の内周面37aとの間に僅かな間隙ができるように、筒軸36が支持アーム37内に緩く嵌め付けられている。支持アーム37内には上記間隙に加圧された窒素ガスあるいは空気などの気体軸受用ガスを送り込むための気体流路48a〜48dが形成されている。これらの気体流路48a〜48dを介して、前記間隙に気体軸受用ガスを送り込むことにより、上部遮断部材21に連結された筒軸36が、支持アーム37に非接触状態で支持される。
【0024】
また、筒軸36の中間部位には筒軸36を回転駆動させるモータ(駆動機構)49が取り付けられている。具体的には、筒軸36の外周面にモータ49の回転子に相当する複数個の永久磁石50が所定角度(例えば、90°)ごとに極性が反転するようにリング状に固定して設けられている。これらの永久磁石50に対向するように、モータ49のステータに相当する多数個のコイル51が支持アーム37の内周面37aに固定して設けられている。これら各コイル51に流す電流の方向を順に切り換えることにより、永久磁石50と一体に筒軸36および上部遮断部材21が回転する。なお、筒軸36やフランジ46,47などの外面および支持アーム37の内周面37aは、基板処理に使われる薬液の雰囲気によって腐食されないようにするために、フッ素系樹脂などでコーティングされている。
【0025】
以上のように構成された実施例装置の動作を以下に説明する。
基板Wを実施例装置に搬入するにあたり、上部遮断部材21は上限の待機位置H1 に、上部洗浄液ノズル42は下部遮断部材22の傍らの待機位置に、それぞれ位置しており、また、カップ24は下降している。この状態で図示しない基板搬送ロボットによって基板Wが搬入されて、下部遮断部材22の支持ピン23上に基板Wが移載される。
【0026】
支持ピン23によって基板Wが保持された後、カップ24が上昇するとともに、上部遮断部材21が洗浄処理位置H2 にまで下降して基板Wに近接する。基板Wが上下2つの遮断部材21,22で挟まれた状態で、モータ49および29が始動することにより、上部遮断部材21が回転するとともに、基板Wが下部遮断部材22と一体となって回転する。
【0027】
基板Wが所定の回転数に達すると、待機位置にあった上部洗浄液ノズル42が揺動駆動されて上部遮断部材21と基板Wとの間隙に進出する。上部洗浄液ノズル42が基板Wの上方を揺動している間、バルブ44が開放して上部洗浄液ノズル42から基板Wの上面に向けて薬液が吐出される。このように上部洗浄液ノズル42を揺動させながら薬液を吐出すると、基板Wの上面(通常、回路パターンが形成される基板表面)に薬液が均等に作用し、基板Wの薬液洗浄処理を均一に行うことができる。特に、加熱された薬液で基板Wを処理する場合、図5に示した従来装置のように基板Wの回転中心からのみ薬液を吐出すると、薬液が基板Wの周縁に向かうに従って温度が低下するので、洗浄処理が不均一になりやすい。これに対して、本実施例装置によれば基板Wの上面の全体に略均一な温度の薬液が供給されるので、洗浄処理を均一に行うことができる。
【0028】
上部洗浄液ノズル42からの薬液吐出と同時に、バルブ32が開放して下部洗浄液ノズル31からも薬液が基板Wの下面に向けて吐出される。このように基板Wは上下の遮断部材21,22で挟まれた状態で回転しながら、基板Wの上下面を同時に薬液洗浄処理される。
【0029】
薬液洗浄処理が終わると純水による洗浄処理に移行する。具体的には、バルブ44が閉じて、バルブ45が開放することにより、上部洗浄液ノズル42が揺動しながら基板Wの上面に向けて純水を吐出する。上部洗浄液ノズル42からの純水吐出と同時に、バルブ32が閉じて、バルブ33が開放することにより、下部洗浄液ノズル31が基板Wの下面に向けて純水を吐出する。このように基板Wは上下の遮断部材21,22で挟まれた状態で回転しながら、基板Wの上下面を同時に純水洗浄処理される。
【0030】
また、純水洗浄処理に移行すると同時に、バルブ39および35が開放して、上部ガスノズル38から窒素ガスなどの不活性ガスが噴出されるとともに、下部遮断部材22の筒軸25の開口部からも不活性ガスが噴出される。これにより上部遮断部材21と基板Wとの間隙および下部遮断部材22と基板Wとの間隙にそれぞれ残留している薬液の雰囲気が不活性ガスによって迅速に置換される。
【0031】
薬液洗浄処理および純水洗浄処理の間、基板Wは上下の遮断部材21,22によって挟まれているので、基板Wの回転に伴って基板Wの周縁から振り切られた薬液や純水がカップ24の内面に当たって跳ね返されても、それらの液滴が基板Wの上下面に付着することがない。
【0032】
純水洗浄処理が終わると、上下の洗浄液ノズル42,31からの純水の供給を停止するとともに、上部洗浄液ノズル42が上下遮断部材21,22の傍らの待機位置に戻る。続いて、上部遮断部材21が乾燥処理位置H3 までさらに下降して基板Wの乾燥処理に移行する。具体的には、基板Wを上下遮断部材21,22で挟んだ状態で回転させながら、上部ガスノズル38および筒軸25の開口部から不活性ガスを噴出しながら基板Wに付着した純水を振り切って基板Wを乾燥させる。乾燥処理の間、上下遮断部材21,22間の処理空間は絶えず供給される不活性ガスによって清浄に維持されているので、残留した薬液雰囲気によって基板Wが汚染されることがない。また、基板Wは上下遮断部材21,22で覆われているので、振り切られた純水が基板Wに再付着して基板Wを汚染することもない。さらに、上部遮断部材21の筒軸36は気体軸受によって非接触に支持されているので、軸受部分で塵埃が発生することがなく、この塵埃による基板汚染を防止することができる。
【0033】
基板Wの乾燥処理が終わると不活性ガスの供給を停止した後、上部遮断部材21が待機位置H1 まで上昇する。そして、処理済の基板Wが基板搬送ロボットによって搬出されるとともに、次の新たな基板Wが装置内に搬入されて、以後、上述したと同様の処理が繰り返し行われる。
【0034】
本発明は上述した実施例のものに限らず、次のように変形実施することも可能である。
(1)上部遮断部材の回転軸を非接触状態で支持する非接触軸受は気体軸受に限らず磁気軸受であってもよい。例えば、図4に示した例は、上部遮断部材21の筒軸36の外周面やフランジ46,47の上下面の適宜の箇所に複数個の永久磁石52を取り付けるとともに、これらの永久磁石52に対向して支持アーム37の内周面に複数個のコイル53を取り付けている。そして、各コイル53に流す電流を制御することにより、上部遮断部材21の筒軸36やフランジ46,47の外周面と、支持アーム37の内周面との間の間隙を維持して、筒軸36を非接触状態に支持している。
【0035】
(2)上述した実施例では、下部遮断部材22の筒軸25の軸受部分で塵埃が発生しても基板Wへの影響は少ないので、下部遮断部材22については回転軸受26を用いたが、これに代えて上部遮断部材21と同様の気体軸受や磁気軸受などの非接触軸受を用いてもよい。
【0036】
(3)上述した実施例では、洗浄処理時の上部遮断部材21の高さ(H2 )と乾燥処理時の上部遮断部材21の高さ(H3 )とを異なる値に設定したが、洗浄処理から乾燥処理の間、上部遮断部材21の高さを一定(例えば、高さH2 )に維持してもよい。
【0037】
(4)上部遮断部材21と下部遮断部材22との間の処理空間への不活性ガスの噴出は、純水洗浄処理の時点からに限らず、薬液洗浄処理の時点、あるいは乾燥処理の時点から始めてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば次の効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、上部遮断部材の回転軸の外周面に張り出して形成されたフランジは非接触軸受によって支持されているので、軸受部分の磨耗により塵埃が発生するということがなく、塵埃による基板の汚染を防止することができる。また、非洗浄処理時には洗浄液吐出ノズルが上部遮断部材の傍らに退避するので、洗浄液吐出ノズルから洗浄液がボタ落ちしても基板が汚染されることがない。
【0039】
請求項2に記載の発明によれば、上部遮断部材の回転軸が気体軸受によって支持され、また、請求項3に記載の発明によれば、上部遮断部材の回転軸が磁気軸受によって支持されているので、これら各軸受部分からの塵埃の発生がなく、塵埃による基板汚染を有効に防止することができる。また、請求項4に記載の発明によれば、フランジは、上下に離間して形成されているので、上下に離間した各フランジを非接触軸受がそれぞれ支持する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る基板処理装置の一実施例の概略構成を示す図である。
【図2】 上部遮断部材の周辺構造の上面図である。
【図3】 上部遮断部材の軸受構造の一例を示す断面図である。
【図4】 上部遮断部材の軸受構造の変形例を示す断面図である。
【図5】 従来の基板処理装置の要部断面図である。
【符号の説明】
21…上部遮断部材
22…下部遮断部材
36…筒軸
37…支持アーム
38…上部ガスノズル
42…上部洗浄液ノズル
48a〜48d…気体流路
49…モータ
52…永久磁石
53…コイル

Claims (4)

  1. 基板の少なくとも上面に上部遮断部材を近接配置し、基板と前記上部遮断部材とを回転させて基板の洗浄処理および乾燥処理を行う基板処理装置において、
    前記上部遮断部材の回転軸の外周面に張り出して形成されたフランジを非接触状態で支持する非接触軸受と、
    前記上部遮断部材の回転中心にある開口から基板に向けて不活性ガスを噴出する不活性ガス噴出手段と、
    洗浄処理時には前記上部遮断部材と基板との間隙に進出して基板の上面に洗浄液を供給するとともに、非洗浄処理時には前記上部遮断部材の傍らに退避する洗浄液吐出ノズルと
    を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記非接触軸受は気体軸受である基板処理装置。
  3. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記非接触軸受は磁気軸受である基板処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記フランジは、上下に離間して形成されている基板処理装置。
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