JP2003013943A - 紙送りロール部品 - Google Patents

紙送りロール部品

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JP2003013943A
JP2003013943A JP2001195651A JP2001195651A JP2003013943A JP 2003013943 A JP2003013943 A JP 2003013943A JP 2001195651 A JP2001195651 A JP 2001195651A JP 2001195651 A JP2001195651 A JP 2001195651A JP 2003013943 A JP2003013943 A JP 2003013943A
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paper
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JP2001195651A
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Katsuro Mori
勝朗 森
Hiroyuki Otsuka
寛之 大塚
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Tosoh Corp
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SYSTEM STUDY KK
Tosoh Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生可能であって給紙性能、紙送り性能に優
れる紙送りロール部品を提供する。 【解決手段】 熱可塑性エラストマーおよび樹脂中空球
よりなる紙送りロール部品であり、好ましくは上記熱可
塑性エラストマーが、塩化ビニル系重合体−架橋性ポリ
ウレタン熱可塑性エラストマーであり、上記樹脂中空球
が、好ましくはメタクリル酸メチル、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、および塩化ビニリデンの中か
ら選ばれる1種以上の単量体を重合することにより得ら
れる熱可塑性樹脂からなるセルを有する紙送りロール部
品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種紙などの材料
を扱う事務機器用ロール部材に関するものであり、さら
に詳しくは、複写機、ファックス、プリンタなどの各種
業務用事務機器、家庭用事務機器などに用いて好適な熱
可塑性エラストマー組成物からなる紙送りロール部品に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、ファックス、プリンタな
どの各種事務機器において、紙などを扱い印刷を行う末
端装置には、紙などを給送あるいは搬送する手段として
加硫ゴム材料よりなるゴムロールが用いられている。こ
れらのゴムロール部品には、ポリノルボルネンゴム、E
PDMゴム、ポリウレタンゴム、シリコンゴムなどが用
いられている。ポリノルボルネンゴムは、紙給送を確実
とするための35(JIS−A硬度)以下の硬度を達成
でき、高い摩擦係数、材料自体の持つ強度を反映した優
れた耐摩耗性を有する材料であるが、耐久性、耐候性が
悪いことが指摘される。その理由として、ポリノルボル
ネンゴムの分子構造中に存在する未架橋の炭素−炭素二
重結合成分が、紫外線劣化、熱劣化、酸化劣化を引き起
こし、劣化と共に材料の硬度が高くなり次第にその機能
が失われることが挙げられる。また、EPDMゴムは、
ポリノルボルネンゴムに比べて残存する炭素−炭素二重
結合成分がほとんどないことから、耐久性、耐候性に優
れるものの、紙給送を確実とするための低硬度化(JI
S−A硬度35以下)が非常に難しく用途が限定されて
いる。これらのゴムにおいては、要求する性能を発現す
るような処方を配合し、成形した後、加硫工程により硬
化させることにより製品寸法を決定する。そして、製品
の寸法調整や、製品表面に紙送り性、給紙特性を向上さ
せる目的から意匠性のある模様などを付ける場合、成形
と同時に行うことができず、成形、硬化後の二次加工と
して、研磨加工などを行っている。
【0003】さらに、近年資源の有効活用が重要になり
つつある状況において、これらのゴム材料は、リサイク
ルが不可能である。特に、加硫ゴムの成形においては、
射出成形では製品と共に生じるバリ、ランナー部分、ス
プルー部分は全く再利用できないものである。さらに、
使用後の製品は、産業廃棄物と化し、多くが焼却される
か埋め立てられるのみで、再生されることはほとんどな
いのが現状である。このようなことから、従来の加硫ゴ
ムに代わって、リサイクル可能かつゴム的特性を有する
熱可塑性エラストマーからなる紙送りロール部品が望ま
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の加硫
ゴムのような素練り工程、配合、混練工程および加硫工
程などの複雑な工程を必要とせずに、樹脂材料の成形に
用いられる加工法などを用いて成形可能、再生可能であ
り、給紙性能、紙送り性能に優れる紙送りロール部品の
提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述のよ
うな現状に鑑み、鋭意検討した結果、熱可塑性エラスト
マーおよび特定の充填剤よりなる紙送りロール部品が、
給紙性能、紙送り性能に優れることを見出し、本発明を
完成させるに至った。本発明は、熱可塑性エラストマー
および樹脂中空球よりなることを特徴とする紙送りロー
ル部品に関するものである。以下に、本発明を詳細に説
明する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の紙送りロール部品は、熱
可塑性エラストマーおよび樹脂中空球よりなるものであ
る。本発明の紙送りロール部品で用いられる熱可塑性エ
ラストマーとしては、熱可塑性エラストマーの範疇に属
するものであればいかなるものでも用いることができ
る。例えば、オレフィン系熱可塑性エラストマー、スチ
レン系熱可塑性エラストマー、塩化ビニル系重合体−架
橋性ポリウレタン熱可塑性エラストマー(以下「PVC
−PU熱可塑性エラストマー」ともいう)、塩化ビニル
系熱可塑性エラストマー、エステル系熱可塑性エラスト
マー、アミド系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可
塑性エラストマー、フッ素系熱可塑性エラストマー、塩
素化エチレンコポリマー架橋体アロイ、塩素化ポリエチ
レンなどを挙げることができ、これらの1種または2種
以上が使用される。中でも給紙性能に優れることからP
VC−PU熱可塑性エラストマーを用いることが好まし
い。
【0007】PVC−PU熱可塑性エラストマーとして
は、PVC−PU熱可塑性エラストマーの範疇に属する
ものであればいかなるものでも用いることができ、例え
ば塩化ビニル系重合体(以下、PVCともいう)、架橋
性ポリウレタン(以下、PUともいう)、可塑剤からな
る組成物を挙げることができる。特に、柔軟性に優れ、
高摩擦係数を有し、給紙性、紙送り性に優れる紙送りロ
ールが得られる樹脂組成物となることから、PVC、ポ
リマーポリオール、イソシアネート基を3個以上有する
イソシアネート化合物、可塑剤およびウレタン化反応触
媒を、剪断力下、加熱溶融混合しながらウレタン反応せ
しめて得られるPVC−PU熱可塑性エラストマーであ
ることが好ましい。
【0008】ここでいうPVCとは、塩化ビニル含有重
合体であり、塩化ビニル単独重合体、塩素化塩化ビニル
重合体、塩化ビニル単量体と塩化ビニル単量体と共重合
し得る単量体の1種以上とのランダム共重合、グラフト
共重合、ブロック共重合して得られる塩化ビニル共重合
体またはこれら(共)重合体の2種以上の混合物を挙げ
ることができる。そして、塩化ビニル単量体と共重合可
能な単量体としては、例えばエチレン、プロピレン、ブ
テン、ペンテン−1、ブタジエン、スチレン、α−メチ
ルスチレン、アクリロニトリル、塩化ビニリデン、シア
ン化ビニリデン;メチルビニルエーテルなどのアルキル
ビニルエーテル類;酢酸ビニルなどのカルボン酸ビニル
エステル類;メトキシスチレンなどのアリールエーテル
類;ジメチルマレイン酸などのジアルキルマレイン酸
類;フマル酸ジメチルエステルなどのフマル酸エステル
類;N−ビニルピロリドン、ビニルピリジン、ビニルシ
ラン類;アクリル酸ブチルエステル、アクリル酸メチル
エステル、アクリル酸エチルエステルなどのアクリル酸
アルキルエステル類;メタクリル酸メチルエステル、メ
タクリル酸エチルエステル、メタクリル酸ブチルエステ
ルなどのメタクリル酸アルキルエステル類などを挙げる
ことができる。
【0009】また、PVCの重合度は特に制限は無く、
いかなるものも使用できるが、紙送りロールとした際の
柔軟性、給紙性、紙送り性に特に優れることから1,0
00〜4,000のものが好適に使用される。さらに好
ましくは1,000〜3,000、特に好ましくは1,
500〜3,000である。また、後述の、本発明にお
いて好ましいPVC−PU熱可塑性エラストマーの製造
に際し、ポリマーポリオールおよび可塑剤を含浸させる
場合、PVCは懸濁重合法により得られたものであるこ
とが好ましい。
【0010】また、ここでいうPUとは、架橋性ポリウ
レタンであり、その範疇に属するものであればいかなる
ものでもよく、そのなかでもポリマーポリオールおよび
イソシアネート基を3個以上有するイソシアネート化合
物を反応することにより生成した網目構造を有するポリ
ウレタンであることが好ましい。ここで、ポリマーポリ
オールとは、水酸基を2個以上有するものであり、例え
ばポリエステル系ポリオール、ポリエーテル系ポリオー
ル、ポリカーボネート系ポリオール、ビニル系ポリオー
ル、ジエン系ポリオール、ひまし油系ポリオール、シリ
コーン系ポリオール、ポリオレフィン系ポリオールまた
はこれらの共重合体などが挙げられ、これらの1種また
は2種以上が使用される。
【0011】ポリマーポリオールの分子量としては、特
に制限はなくいかなるものも使用できるが、ポリマーポ
リオールの取り扱い易さ、低硬度で柔軟性に優れるPV
C−PU熱可塑性エラストマーが得られることから、数
平均分子量が500〜8,000であることが好まし
い。さらに好ましくは500〜4,000、特に好まし
くは500〜2,000である。ポリエステル系ポリオ
ールとしては、例えばジカルボン酸と短鎖ポリオールを
縮合重合することによって得られる。このときジカルボ
ン酸成分としてはコハク酸、グルタール酸、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン酸、フタル
酸、イソフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサ
ヒドロ無水フタル酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸などが挙げられ、これらの1種または2種以上が
使用される。
【0012】一方、短鎖ポリオール成分としては、脂肪
族、脂環式、芳香族、置換脂肪族または複素環式のジヒ
ドロキシ化合物、トリヒドロキシ化合物、テトラヒドロ
キシ化合物などで、例えば1,2−エタンジオール、
1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、
ブテンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,10−デカメチレ
ンジオール、2,5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、2−メチル
−1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオー
ル、ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、p−キ
シレンジオール、ジヒドロキシエチルテトラハイドロフ
タレート、トリメチロールプロパン、グリセリン、2−
メチルプロパン−1,2,3−トリオール、1,2,6
−ヘキサントリオールなどが挙げられ、これらの1種ま
たは2種以上が使用される。
【0013】ポリエステル系ポリオールを得る別の方法
として、β−プロピオラクトン、ピバロラクトン、δ−
バレロラクトン、β−メチル−δ−バレロラクトン、ε
−カプロラクトン、メチル−ε−カプロラクトン、ジメ
チル−ε−カプロラクトン、トリメチル−ε−カプロラ
クトンなどのラクトン化合物の1種または2種以上を前
記の短鎖ポリオール成分から選ばれる1種または2種以
上のヒドロキシ化合物と共に反応せしめる方法によるこ
とも可能である。ポリエーテル系ポリオールとしては、
ポリテトラメチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリオキシプロピレン
グリコールなどが挙げられ、これらの1種または2種以
上が使用される。
【0014】ポリカーボネート系ポリオールとしては、
前記の短鎖ポリオールから選ばれるヒドロキシ化合物の
1種または2種以上と、ジアリルカーボネート、ジアル
キルカーボネートまたはエチレンカーボネートからエス
テル交換法によって得られたものが使用され、例えばポ
リ(1,6−ヘキサメチレンカーボネート)、ポリ
(2,2’−ビス(4−ヒドロキシヘキシル)プロパン
カーボネート)などが工業的に生産されている。ポリカ
ーボネートポリオールを得る別の方法としては、いわゆ
るホスゲン法によることもできる。
【0015】その他、β−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、β−ヒドロキシエチルメタアクリレートなどのヒド
ロキシ基を持つアクリル単量体とアクリル酸エステルと
の共重合によって得られるアクリル系ポリオールなどの
ビニル系ポリオール、ポリ(1,4−ブタジエン)、ポ
リ(1,2−ブタジエン)などのポリブタジエンポリオ
ール、ポリプロピレングリコールリシノレートなどのひ
まし油系ポリオール、シリコーン系ポリオール、ポリオ
レフィン系ポリオールなども使用することができる。
【0016】イソシアネート基を3個以上有するイソシ
アネート化合物とは、例えばジイソシアネートのイソシ
アヌレート変性体、1,6,11−ウンデカントリイソ
シアネート、リジンエステルトリイソシアネート、4−
イソシアネートメチル−1,8−オクタメチルジイソシ
アネートなどのトリイソシアネート類またはジイソシア
ネートのビュレット変性体、アロファネート変性体、ア
ダクト体、ポリフェニルメタンポリイソシアネートなど
の多官能イソシアネート類が挙げられ、これらの1種ま
たは2種以上が使用される。そして、ジイソシアネート
としては、例えば2,4−または2,6−トリレンジイ
ソシアネート、m−またはp−フェニレンジイソシアネ
ート、1−クロロフェニレン−2,4−ジイソシアネー
ト、1,5−ナフタレンジイソシアネート、メチレンビ
スフェニレン−4,4’−ジイソシアネート、m−また
はp−キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、リジンジイソシアネート、4,4’−メ
チレンビスシクロヘキシルジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソ
シアネートなどを挙げることができる。
【0017】また、PVC−PU熱可塑性エラストマー
には、上記のジイソシアネート類を併用することも可能
である。ただし、この場合、全イソシアネート化合物の
イソシアネート基モル数に対するイソシアネート基を3
個以上有するイソシアネート化合物のイソシアネート基
モル数は、0.25以上とすることが好ましい。また、
イソシアネート化合物におけるイソシアネート基と上記
ポリマーポリオールの水酸基のモル比(NCO/OHモ
ル比)は、柔軟性に優れるPVC−PU熱可塑性エラス
トマーが得られることから、ポリマーポリオールとして
ジオールを用いた場合、0.3〜1.3が好ましく、特
に0.5〜1.1であることが好ましい。
【0018】そして、PUを生成させる際には、ウレタ
ン化反応触媒の存在下でPU生成反応を行わせることが
好ましい。ウレタン化反応触媒は特に制限はなく公知の
ものを用いることができる。例えば、トリエチルアミ
ン、トリエチレンジアミン、N−メチルモルホリンなど
のアミン系触媒;テトラメチル錫、テトラオクチル錫、
ジメチルジオクチル錫、トリエチル錫塩化物、ジブチル
錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレートなどの錫系触
媒などが挙げられ、これらの1種または2種以上が使用
でき、ジブチル錫ジラウレートが好適に使用される。使
用する触媒量は、使用する触媒の活性により異なるが、
ウレタン反応を完結させるのに必要な量が良い。ジブチ
ル錫ジラウレートを例にすると、PVC、ポリマーポリ
オール、イソシアネート化合物および可塑剤の合計量に
対して1〜10,000ppmの量が望ましい。さらに
好ましくは、10〜3,000、特に好ましくは10〜
500ppmである。
【0019】PVC−PU熱可塑性エラストマーに、例
えばPVC、ポリマーポリオール、イソシアネート基を
3個以上有するイソシアネート化合物、可塑剤およびウ
レタン化反応触媒を、剪断力下、加熱溶融混合しながら
ウレタン反応せしめて得られるPVC−PU熱可塑性エ
ラストマーを用いる場合、PVC−PU熱可塑性エラス
トマー中のPU量、即ちポリマーポリオールとイソシア
ネート化合物の合計配合量は、柔軟性に優れるPVC−
PU熱可塑性エラストマーが得られることから、PVC
100重量部に対して30〜600重量部であることが
好ましい。さらに好ましくは50〜500重量部、特に
好ましくは80〜300重量部である。
【0020】上記可塑剤としては、例えばフタル酸ジ−
n−ブチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル(以下D
OPと言う)、フタル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジ
イソノニル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ジイソオ
クチル、フタル酸オクチルデシル、フタル酸ブチルベン
ジル、フタル酸ジ−メチルシクロヘキシル、フタル酸ジ
−シクロヘキシル、イソフタル酸ジ−2−エチルヘキシ
ルなどのフタル酸系可塑剤;アジピン酸ジ−2−エチル
ヘキシル、アジピン酸ジ−n−デシル、アジピン酸ジイ
ソデシル、セバシン酸ジブチル、セバシン酸ジ−2−エ
チルヘキシルなどの脂肪族エステル系可塑剤;トリメリ
ット酸トリオクチル、トリメリット酸トリデシルなどの
トリメリット酸系可塑剤;リン酸トリブチル、リン酸ト
リ−2−エチルヘキシル、リン酸2−エチルヘキシルジ
フェニル、リン酸トリクレジル、リン酸トリキシレニル
などのリン酸エステル系可塑剤;エポキシ系大豆油など
のエポキシ系可塑剤、ポリエステル系高分子可塑剤など
が挙げられ、これらの1種または2種以上が使用でき
る。
【0021】また、可塑剤の配合量は、柔軟性に優れる
PVC−PU熱可塑性エラストマーが得られ、紙送りロ
ール部品とした際に可塑剤のブリードアウトの問題が発
生しないことから、PVC100重量部に対して10〜
300重量部であることが好ましい。さらに好ましくは
50〜250重量部、特に好ましくは100〜250重
量部である。
【0022】PVC−PU熱可塑性エラストマーに、例
えばPVC、ポリマーポリオール、イソシアネート基を
3個以上有するイソシアネート化合物、可塑剤およびウ
レタン化反応触媒を、剪断力下、加熱溶融混合しながら
ウレタン反応せしめて得られるPVC−PU熱可塑性エ
ラストマーを製造する場合、例えばバンバリーミキサー
(ファレル社製)、加圧ニーダー〔(株)森山製作所
製〕、インターナルミキサー(栗本鉄工所製)、インテ
ンシブミキサー〔日本ロール製造(株)製〕などの機械
加圧式混練機、ロール成形機、押出し成形機などのプラ
スチックまたはゴムの加工に使用される混練成形機を用
い、剪断力下、加熱溶融混合することによりPUを生成
させることが好ましく、その際の加熱溶融混合する温度
は、90〜220℃、好ましくは100〜150℃であ
る。
【0023】本発明の紙送りロール部品に用いられる樹
脂中空球とは、セル(殻)が熱可塑性樹脂よりなる樹脂
中空球であり、そして、本発明においては、該樹脂中空
球を用いることにより得られる樹脂組成物が発泡構造を
有し、高摩擦係数を有することから、給紙性、紙送り性
に優れる紙送りロール部品が得られる。該樹脂中空球の
セルを構成する熱可塑性樹脂としては、熱可塑性樹脂の
範疇に属するものであればいかなるものを用いることも
可能である。中でも、紙送りロール部品を成形する際
に、特に比較的低温の成形条件で発泡構造を有する紙送
りロール部品を製造することが可能となることから、メ
タクリル酸メチル、アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、および塩化ビニリデンからなる群から選ばれる1
種以上の単量体を重合することにより得られる熱可塑性
樹脂であることが好ましい。
【0024】また、樹脂中空球の内部は空気などでも加
熱時に発泡させることは可能ではあるが、より容易に高
摩擦係数を有する樹脂組成物が得られ、給紙性、紙送り
性に優れる紙送りロールが得られることから、イソブタ
ン、イソペンタンなどの炭化水素を内包していることが
好ましい。好ましくはイソブタンおよび/またはイソペ
ンタンである。本発明に用いられる樹脂中空球として
は、樹脂組成物とした際の取り扱い性、紙送りロール部
品とした際の摩擦係数、紙送り性、給紙性などに特に優
れることから、平均粒径が5〜170μmであることが
好ましい。さらに好ましくは5〜150μm、特に好ま
しくは5〜120μmである。このような樹脂中空球
は、商品名EXPANCEL(Expancel社製)
として入手することが可能である。例えば、EXPAN
CEL092−120は平均粒径が30μm、セルがメ
タクリル酸メチル、アクリロニトリル、メタクリロニト
リルの共重合体で、イソブタン、イソペンタンを内包し
ている。
【0025】本発明においては、上記樹脂中空球を熱可
塑性エラストマーと混合して、加熱することにより、セ
ルが膨張して発泡体となり、紙送りロール部品を得るこ
とかできる。ここで、上記樹脂中空球の平均粒径は、電
子顕微鏡などにより測定できる。
【0026】本発明の紙送りロール部品を構成する組成
物中の熱可塑性エラストマーと樹脂中空球の配合割合
は、任意であり特に制限が無い。中でも特に摩擦係数、
紙送り性、給紙性などのバランスに優れることから、熱
可塑性エラストマー100重量部に対し、樹脂中空球
0.1〜30重量部とすることが好ましい。さらに好ま
しくは0.1〜20重量部、特に好ましくは0.5〜1
0重量部である。
【0027】本発明の紙送りロール部品には、その目的
を逸脱しない限りにおいて安定剤(例えばステアリン酸
バリウムなどの金属石けん、ラウリン酸錫などの有機錫
系安定剤、テトラフェニルポリプロピレングリコールジ
フォスファイトなどのフォスファイト系安定剤、過塩素
酸処理ハイドロタルサイトなどのハイドロタルサイト系
安定剤が挙げられる)、滑剤(例えばn−ブチルステア
レートなどの脂肪酸エステル系ワックス、炭化水素系ワ
ックス、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛
などの金属石けんなどが挙げられる)、アクリル系加工
助剤(例えばメチルメタクリレート−ブチルアクリレー
ト共重合体などのメチルメタクリレート−アルキルアク
リレート共重合体)、着色剤、炭酸カルシウム、タルク
などに代表される無機充填材、三酸化アンチモン、ホウ
酸亜鉛に代表される難燃剤などを必要に応じて添加して
いてもよい。
【0028】本発明における紙送りロール部品とは、業
務用事務機器、家庭用事務機器である複写機、ファック
ス、プリンターなどの紙、フィルムなどを扱う装置にお
いて、紙、フィルムなどを1枚づつ確実に装置内に取り
込む為に必要な部品のことであり、円柱状のものから半
円状、あるいは1/3円状などのものがある。上記紙送
りロール部品には、特に低圧縮永久歪、耐摩耗性、高摩
擦係数、可塑剤などの非移行性などに優れることが要求
されるが、本発明の紙送りロール部品はその要求を充分
に満たすものである。
【0029】本発明の紙送りロール部品の製造方法とし
ては、特に制限はなく、通常の樹脂成形品の成形加工方
法を用いることが可能である。例えば、熱可塑性エラス
トマーおよび樹脂中空球をドライブレンドし、押出成
形、射出成形などの各種成形方法に供する方法、熱可塑
性エラストマーおよび樹脂中空球を溶融ブレンドし樹脂
組成物とした後に、押出成形、射出成形などの各種成形
方法に供する方法、などが挙げられる。また、その際用
いる樹脂中空球は、熱可塑性樹脂および/または熱可塑
性エラストマーと樹脂中空球からなるマスターバッチと
して用いることも可能である。
【0030】また、本発明の紙送りロール部品は、その
紙送り性、給紙性などを優れたものとするために、その
製造工程において、成形時に、部品表面に、例えばす
じ、シボなどの模様を施すことも可能である。本発明の
紙送りロール部品は、金属製あるいは樹脂製などの軸な
どに組み付けることにより紙送りロールとして実用に供
することが可能である。本発明の紙送りロール部品より
なる紙送りロールは、紙送り機構のフィールドロールや
リタードロールなどとして用いることができる。本発明
の紙送りロール部品の適用範囲は、紙に限られず、事務
機器などにおいて紙と同様に扱われる、例えば、フィル
ムなどにも適用することができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。な
お、実施例中の部および%は、特に断らない限り重量部
および重量%である。 参考例1 内容積20リットルのヘンシェルミキサーに、懸濁重合
法により得られたエチレン−塩化ビニル共重合体〔大洋
塩ビ(株)製、商品名TE−2800〕100部、安定
剤としてステアリン酸亜鉛2部、ステアリン酸バリウム
2部、過塩素酸処理ハイドロタルサイト〔日産フェロ有
機化学(株)製、商品名BP−331〕1.5部を仕込
み、950rpmの回転速度で1分間撹拌した。また、
これとは別にDOP100部、フタル酸ジ−n−ブチル
30部とジブチル錫ジラウレート(ウレタン化反応触
媒)0.01部を1分間混合したものを準備した。これ
を上記ヘンシェルミキサーに加え、混合物の温度が12
0℃になるまで撹拌混合を行った。内容物は全量で4,
000gであった。混合物は容易に流動し得る粉体状混
合物となった。
【0032】得られた粉体状混合物235.51部を容
積1.7リットル、設定温度110℃のバンバリー型ミ
キサーに仕込み、一定回転速度で撹拌した。また、これ
とは別に、フタル酸ジ−n−ブチル70部、ヘキサメチ
レンジイソシアネートのイソシアヌレート変性体〔日本
ポリウレタン(株)製、商品名コロネートHX〕25.
2部、80℃に加熱したポリマーポリオール〔(株)ク
ラレ製、商品名クラレポリオールP−1010、数平均
分子量1,000〕74.8部(NCO/OHモル比=
0.85)を入れ1分間混合したものを準備し、バンバ
リー型ミキサー投入口より流し入れた。内容物は全量で
1,540gであった。剪断力下、加熱溶融混合を行
い、溶融混合物の温度が175℃に到達したところで排
出し、PVC−PU熱可塑性エラストマーを得た。得ら
れたPVC−PU熱可塑性エラストマーをシート状にし
た後、裁断しペレットを調製した。
【0033】参考例2 エチレン−塩化ビニル共重合体〔大洋塩ビ(株)製、商
品名TE−2800〕100部、DOP100部、ステ
アリン酸バリウム2部、ステアリン酸亜鉛2部、過塩素
酸処理ハイドロタルサイト〔日産フェロ有機化学(株)
製、商品名BP−331〕1.5部、樹脂中空球(EX
PANCEL社製、商品名EXPANCEL092−1
20;平均粒径30μm、セル:メタクリル酸メチル−
アクリロニトリル−メタクリロニトリル共重合体、イソ
ブタンおよびイソペンタン内包)50部をブレンドし、
表面温度を130℃にした8インチロール混練機を用い
素早くシートを調製し、該シートを裁断することにより
マスターバッチのペレットを調製した。
【0034】実施例1 参考例1より得られたPVC−PU熱可塑性エラストマ
ー100部に対し、樹脂中空球(EXPANCEL社
製、商品名EXPANCEL091−80;平均粒径2
0μm、セル:メタクリル酸メチル−アクリロニトリル
−メタクリロニトリル共重合体、イソブタンおよびイソ
ペンタン内包)1部を配合し、表面温度を120℃にし
た8インチロール混練機を用いてシートを素早く調製
し、該シートを裁断することにより熱可塑性エラストマ
ー組成物のペレットを調製した。本ペレットを20mm
単軸押出し機〔(株)東洋精機製作所製、商品名ラボプ
ラストミル〕を用い、シリンダー温度150℃、ダイス
温度160℃の条件で加熱溶融発泡することにより、ロ
ール状の発泡体を得た。この発泡体中の樹脂中空球の平
均粒径は80μmであった。得られた発泡体を裁断し外
径24mm、内径16mm、長さ24mmとし、ポリア
セタール製軸芯にはめ込み、紙送りロール(フィードロ
ール、リタードロール)とした。得られた紙送りロール
を図1に示す機構の紙送り試験機を用いて通紙試験を実
施したところ、10万枚を超えてもスリップは発生せず
紙を送った。
【0035】実施例2 参考例1より得られたPVC−PU熱可塑性エラストマ
ー100部、参考例2で得られたマスターバッチ20部
をドライブレンドし、20mm単軸押出し機〔(株)東
洋精機製作所製、商品名ラボプラストミル〕を用い、シ
リンダー温度170℃、ダイス温度180℃の条件で加
熱溶融発泡することにより、ロール状の発泡体を得た。
この発泡体中の樹脂中空球の平均粒径は100μmであ
った。以下実施例1と同様に評価を行ったところ、10
万枚を超えてもスリップは発生せず紙を送った。
【0036】比較例1 参考例1より得られたペレットを20mm単軸押出し機
〔(株)東洋精機製作所製、商品名ラボプラストミル〕
を用い、シリンダー温度150℃、ダイス温度160℃
の条件で成形することにより、発泡していない(発泡構
造を有しない)ロール状の成形体を得た。以下、実施例
1と同様に評価を行ったところ、3万枚を超えたところ
でスリップが発生し、紙送りミスが多発した。
【0037】比較例2 参考例1より得られたPVC−PU熱可塑性エラストマ
ー100部に対し、化学発泡剤〔永和化成工業(株)
製、商品名スパンセルDS#25〕2部を配合し、表面
温度を130℃に設定した8インチロール混練機を用い
混練を行うことにより、シート状のPVC−PU熱可塑
性エラストマー組成物を調製した。得られたPVC−P
U熱可塑性エラストマー組成物のシートを裁断し、上面
88mm×88mm、底面61mm×61mm、高さ1
3mmの四角錐台の形をした成形金型内に充填率86%
で充填し、成形金型を表面温度170℃に設定した加圧
成形機〔(株)東洋精機製作所、商品名ラボプレス〕を
用いて43kg/cm2の加圧下で10分間加熱した。
その後、35℃まで冷却し、加圧成形機を除圧した後、
成形金型を開いたところPVC−PU熱可塑性エラスト
マー発泡体を得た。以下、実施例1と同様に評価を行っ
たところ、2万枚を超えたところでスリップが発生し、
紙送りミスが多発した。
【0038】実施例3 スチレン系熱可塑性エラストマー〔三菱化学(株)製、
商品名ラバロンT320C〕100部に対し、樹脂中空
球(EXPANCEL社製、商品名EXPANCEL0
91−80;平均粒径20μm、セル:メタクリル酸メ
チル−アクリロニトリル−メタクリロニトリル共重合
体、イソブタン、イソペンタン内包)1部を配合し、表
面温度を120℃にした8インチロール混練機を用いシ
ートを素早く調製し、該シートを裁断することにより熱
可塑性エラストマー組成物のペレットを調製した。本ペ
レットを20mm単軸押出し機〔(株)東洋精機製作所
製、商品名ラボプラストミル〕を用い、シリンダー温度
150℃、ダイス温度160℃の条件で加熱溶融発泡す
ることにより、ロール状の発泡体を得た。この発泡体中
の樹脂中空球の平均粒径は、60μmであった。以下実
施例1と同様に評価を行ったところ、7万枚を超えても
スリップは発生せず紙を送った。
【0039】
【発明の効果】本発明の紙送りロール部品は、複雑な成
形工程を必要とせず、紙送り性能に優れ、さらにリサイ
クル性に優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で用いた紙送り試験機の概略図である。
【符号の説明】
1 フィードロール 2 リタードロール 3 紙マガジン 4 紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 75/04 C08L 75/04 Fターム(参考) 3F049 AA01 AA02 CA16 DA12 LA02 LA05 LA07 LB03 3J103 AA02 AA32 BA41 EA02 EA11 FA05 GA02 GA57 GA58 GA60 HA03 HA12 HA18 HA48 4F074 AA35 AA78 BA35 BA38 BA91 DA59 4J002 BD04X BD05X BD06X BD07X BD08X BD09X CK02W CK03W CK04W CK05W EA016 FD326 GM00 4J034 BA03 DB04 DC02 DF01 DF02 DF19 DF20 DF21 DF22 DG01 DG02 DG03 DG04 DG05 DG06 DM01 DP02 DP03 DP12 DP18 DP19 HA01 HA07 HA08 HB08 HC03 HC12 HC22 HC35 KA01 KB02 KC17 KD12 KD27 MA12 MA16 MA22 NA01 PA03 PA05 QB15 QC01 QC03 QC10 QD02 QD06 RA11 RA19 SA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性エラストマーおよび樹脂中空球
    よりなることを特徴とする紙送りロール部品。
  2. 【請求項2】 熱可塑性エラストマーが、塩化ビニル系
    重合体−架橋性ポリウレタン熱可塑性エラストマーであ
    る請求項1に記載の紙送りロール部品。
  3. 【請求項3】 塩化ビニル系重合体−架橋性ポリウレタ
    ン熱可塑性エラストマーが、塩化ビニル系重合体、ポリ
    マーポリオール、イソシアネート基を3個以上有するイ
    ソシアネート化合物、可塑剤およびウレタン化反応触媒
    を、剪断力下、加熱溶融混合しながらウレタン反応せし
    めて得られるものである請求項2に記載の紙送りロール
    部品。
  4. 【請求項4】 熱可塑性エラストマー100重量部に対
    し、樹脂中空球0.1〜30重量部を用いて得られる請
    求項1〜3のいずれかに記載の紙送りロール部品。
  5. 【請求項5】 樹脂中空球が、メタクリル酸メチル、ア
    クリロニトリル、メタクリロニトリル、および塩化ビニ
    リデンの中から選ばれる1種以上の単量体を重合するこ
    とにより得られる熱可塑性樹脂からなるセルを有する請
    求項1〜4のいずれかに記載の紙送りロール部品。
  6. 【請求項6】 樹脂中空球が、イソブタンおよび/また
    はイソペンタンを内包する請求項1〜5のいずれかに記
    載の紙送りロール部品。
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