JP2003013586A - 住宅の廊下 - Google Patents
住宅の廊下Info
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- JP2003013586A JP2003013586A JP2001199399A JP2001199399A JP2003013586A JP 2003013586 A JP2003013586 A JP 2003013586A JP 2001199399 A JP2001199399 A JP 2001199399A JP 2001199399 A JP2001199399 A JP 2001199399A JP 2003013586 A JP2003013586 A JP 2003013586A
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Abstract
モルタル工事や床下地材の複雑な加工を必要とせずに、
簡単に水勾配を施す。 【解決手段】 出入隅部(11)(12)において、厚みがほぼ
均一な床下地材(20)を水平に敷き込んで、その床下地材
(20)上に、厚みを異ならしめて勾配を持たせた勾配断熱
材(21)(30)を敷設して水勾配を施す。一般部(10)におい
ては、厚みがほぼ均一な床下地材(13)を斜めに傾けた状
態で敷き込んで、水勾配を施す。
Description
トやマンション等の集合住宅の外廊下に関する。
おいては、ALC等の床下地材を水平に敷き込んだ後に
シート防水を施し、その上にモルタルを塗ることによっ
て、腰壁や手摺の根元付近に形成した排水溝へ向かって
水勾配を施していた。この場合、床下地材の設置後に、
モルタル工事を必要とすることから、工程管理が複雑と
なり、施工費も高騰するといった不具合があった。
た状態で敷き込んで水勾配を施し、その上に直接シート
防水を施すことで、モルタル工事を不要とした施工方法
が提案されている。
に床下地材を斜めに傾けた状態で敷き込む場合、図6に
示すように、一般部(1)(1)…を繋ぐ入隅部(2)や出隅
部(3)においては、例えば方形の床下地材を斜め45度
でカットして、これらカットした床下地材(4)(4)をそ
れぞれ異なる方向へ傾けた状態で、入隅部(2)や出隅部
(3)における矩形部分に45度方向に配置した床梁上に
敷き込むようにしている。
いった複雑な加工を必要とし、現場加工等の施工が非常
に困難となり、仕上がり精度も安定しないといった不具
合があった。また、産業廃棄物となるALC片も発生し
てしまう。なお、図中、矢印は水勾配の方向、(5)は住
宅本体の外壁面、(6)は腰壁を示している。
して、出隅部又は入隅部を有する廊下において、モルタ
ル工事や床下地材の複雑な加工を必要とせずに、簡単に
水勾配を施すことを目的とする。
め、この発明に住宅の廊下は、出隅部又は入隅部におい
て、厚みがほぼ均一な床下地材を水平に敷き込んで、そ
の床下地材上に、厚みを異ならしめて勾配を持たせた勾
配断熱材を敷設して水勾配を施すようにしたことを特徴
とする。
いて、厚みがほぼ均一な床下地材を斜めに傾けた状態で
敷き込んで、水勾配を施すようにしている。
熱材の上面と、一般部における床下地材の上面をほぼ面
一に連続させている。さらにまた、勾配断熱材を、出隅
部又は入隅部の矩形部分に対応させて方形の板状に形成
し、その一方向の対角線を挟んだ一対の三角形部の勾配
を互いに直角な方向に形成してある。
に基づいて詳細に説明する。この発明の一実施形態に係
る集合住宅の外廊下は、図5に示すように、直線状の複
数の一般部(10)(10)…を、入隅部(11)や出隅部(12)を介
して連続させてなる。
すように、全面にわたって厚みがほぼ均一なALC等か
らなる床下地材(13)を斜めに傾いた状態で敷き込んで、
腰壁(14)の根元部分に形成した排水溝(15)へ向かって水
勾配を施すようにしている。さらに、床下地材(13)の上
面には、不燃ボード(16)及び防水シート(17)を敷設し
て、防水性及び耐火性を確保している。なお、図中、(1
8)は床梁、(19)は住宅本体側の外壁材である。
示すように、全面にわたって厚みがほぼ均一なALC等
からなる床下地材(20)を水平に敷き込んで、その床下地
材(20)上に、厚みを異ならしめて勾配を持たせたポリス
チレンフォーム等からなる勾配断熱材(21)を敷設して、
排水溝(15)へ向かって水勾配を施すようにしている。
隅部(11)の矩形部分に対応して方形の板状に形成され、
その一方向の対角線を挟んだ一対の三角形部(22)(22)の
上面を斜めにカットすることで、三角形部(22)(22)に下
り勾配を夫々持たせてあり、これら三角形部(22)(22)の
下り勾配は、互いに直角で、且つ、向かい合う方向に形
成されている。また、これら三角形部(22)(22)の上面
は、隣接する一般部(10)(10)の床下地材(13)(13)の上面
とほぼ面一に連続する。勾配断熱材(21)の上面には、不
燃ボード(16)及び防水シート(17)を敷設して、防水性及
び耐火性を確保している。
示すように、全面にわたって厚みがほぼ均一なALC等
からなる床下地材(20)を水平に敷き込んで、その床下地
材(20)上に、厚みを異ならしめて勾配を持たせたポリス
チレンフォーム等からなる勾配断熱材(30)を敷設して、
排水溝(15)へ向かって水勾配を施すようにしている。
隅部(12)の矩形部分に対応して方形の板状に形成され、
その一方向の対角線を挟んだ一対の三角形部(31)(31)の
上面を斜めにカットすることで、三角形部(31)(31)に下
り勾配を夫々持たせてあり、これら三角形部(31)(31)の
下り勾配は、互いに直角で、且つ、遠ざかる方向に形成
されている。また、これら三角形部(31)(31)の上面は、
隣接する一般部(10)(10)の床下地材(13)(13)の上面とほ
ぼ面一に連続している。勾配断熱材(30)の上面には、入
隅部(11)の場合と同様に、不燃ボード(16)及び防水シー
ト(17)を敷設して、防水性及び耐火性を確保している。
出入隅部が連続して一体となっている箇所においても、
上記のように勾配断熱材を用いて水勾配を施すようにす
れば良い。
においては、床下地材(13)(13)…を斜めに敷き込むこと
によって、出入隅部(11)(12)においては、水平に敷き込
んだ床下地材(20)(20)上に勾配断熱材(21)(30)を敷設す
ることによって、それぞれ水勾配を施すようにしている
ことから、その施工に際して、従来のようなモルタル工
事や重厚な床下地材をカットするような複雑な加工をな
くすことができ、産業廃棄物となるALC片等も発生し
ない。また、ポリスチレンフォーム等の加工が容易な材
料を勾配断熱材としていることから、仕上がり精度も良
好である。
れるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に
多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
明の住宅の廊下では、その出隅部又は入隅部において、
水平に敷き込んだ床下地材上に勾配断熱材を敷設するこ
とによって、水勾配を施すようにしていることから、従
来のようなモルタル工事や床下地材をカットするような
複雑な加工をなくして、施工性の向上及び施工費の削減
を実現することができる。
めに傾けた状態で敷き込んで、水勾配を施すようにして
おり、廊下全体に勾配断熱材を敷設して水勾配を施す場
合と比較して、材料費が削減でき、施工性も高めること
ができる。
る出入隅部の縦断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 出隅部又は入隅部において、厚みがほぼ
均一な床下地材を水平に敷き込んで、その床下地材上
に、厚みを異ならしめて勾配を持たせた勾配断熱材を敷
設して水勾配を施すようにしたことを特徴とする住宅の
廊下。 - 【請求項2】 出隅部又は入隅部以外の一般部におい
て、厚みがほぼ均一な床下地材を斜めに傾けた状態で敷
き込んで、水勾配を施すようにした請求項1記載の住宅
の廊下。 - 【請求項3】 出隅部又は入隅部における勾配断熱材の
上面と、一般部における床下地材の上面をほぼ面一に連
続させた請求項2記載の住宅の廊下。 - 【請求項4】 勾配断熱材を、出隅部又は入隅部の矩形
部分に対応させて方形の板状に形成し、その一方向の対
角線を挟んだ一対の三角形部の勾配を互いに直角な方向
に形成した請求項1乃至3のいずれかに記載の住宅の廊
下。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001199399A JP3883824B2 (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 住宅の廊下 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001199399A JP3883824B2 (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 住宅の廊下 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003013586A true JP2003013586A (ja) | 2003-01-15 |
JP3883824B2 JP3883824B2 (ja) | 2007-02-21 |
Family
ID=19036699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001199399A Expired - Fee Related JP3883824B2 (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 住宅の廊下 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3883824B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014037689A (ja) * | 2012-08-13 | 2014-02-27 | Asahi Kasei Homes Co | 勾配板の加工方法 |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001199399A patent/JP3883824B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014037689A (ja) * | 2012-08-13 | 2014-02-27 | Asahi Kasei Homes Co | 勾配板の加工方法 |
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JP3883824B2 (ja) | 2007-02-21 |
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