JP2003013485A - 有蓋排水溝 - Google Patents

有蓋排水溝

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JP2003013485A
JP2003013485A JP2001198320A JP2001198320A JP2003013485A JP 2003013485 A JP2003013485 A JP 2003013485A JP 2001198320 A JP2001198320 A JP 2001198320A JP 2001198320 A JP2001198320 A JP 2001198320A JP 2003013485 A JP2003013485 A JP 2003013485A
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JP2001198320A
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Kenichi Konishi
健一 小西
Makoto Fuse
誠 布施
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Toyo Kogyo Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溝蓋が浮き上がることなく、騒音が発生しない
有蓋排水溝を提供する。 【解決手段】横断面において、下面13-1に曲線部を有す
る支持部材13を相対する二辺の下部に備えたグレーチン
グ12と傾斜をもった直線部14-1を有する鋼製受枠14を開
口部11-1の両側の肩部11-2に備えた溝枠11とで構成さ
れ、溝蓋の支持部材の曲線部が溝枠の受枠の直線部に接
して支えられている有蓋排水溝。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路や建築敷地な
どの排水溝の構造に関し、排水溝を覆う溝蓋(グレーチ
ング)の上を車両などが通過したとき騒音を発生させる
ことのない有蓋排水溝に関する。
【0002】
【従来の技術】道路や家屋の周囲には、雨水を集めて流
す溝、いわゆる排水溝が設けられている。排水溝は、一
般にコンクリート製の溝枠が道路路肩に敷設され、その
開口部が溝蓋で覆われて構成されている。
【0003】溝枠は、道路の路肩を掘削して型枠を構築
した後、その中にコンクリートを一気に流し込んで形成
する方法、または、あらかじめ工場内で型枠の中にコン
クリートを流し込んで短尺のものを形成する方法などで
製作されている。
【0004】近年は、道路周辺の美化、安全性の確保お
よび騒音の軽減が重視され、通行の安全性と管理の容易
性の観点から、道路排水溝には、グレーチングと呼ばれ
る格子状の鋼製の溝蓋が用いられることが多い。
【0005】図1は、開口部をグレーチングで覆われた
排水溝の一例を模式的に示す一部横断面図である。この
図は、わかりやすくするため、一つのグレーチングを溝
枠の上方に離して描かれている。
【0006】図1に示す排水溝Sは、工場で製造したコ
ンクリート製のU字状の溝枠1が道路に敷設され、その開
口部2にグレーチング3が置かれている。グレーチング3
には、溝枠の開口部の深さHに応じた「嵩上げ部材4」が
取り付けられている。この場合、鋼製の嵩上げ部材4と
コンクリートとが接しているが、現地施工の溝枠の場合
には、開口部に鋼製の受枠が取り付けられ、嵩上げ部材
のないグレーチングが受枠の上に置かれることもある。
【0007】グレーチング3は、コンクリート製の溝蓋
に比べて、幅(溝長手方向の長さ、長辺b)に対して長
さ(溝幅方向の長さ、短辺a)が小さい長方形をしてい
るため、四隅のいずれかの一つが浮き上がることを避け
られない。このため、グレーチングの下面と受枠との間
に、ゴムなどの緩衝材を挿入して振動、衝撃などを吸収
する防音対策を講じているが、十分とはいえない。
【0008】これを解決する方法として、図2に示すよ
うに、溝枠5と溝蓋6とが接するそれぞれの接面部5-1,6-
1が全面にわたって幾何学的に相似な曲面に成形加工さ
れ、両者の密着性を高め、溝蓋にかかる垂直荷重が接面
部を介して分散され、騒音の発生しない排水溝(特許掲
載公報第2514918号、参照)が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】グレーチングの下面ま
たは嵩上げ部材と溝枠の開口部との間にゴムなどの緩衝
材を挿入する方法は、ゴムの劣化や変形などによって騒
音を発生するようになる。したがって、この取り替えな
どに工数を必要とする。
【0010】上記の溝枠と溝蓋との接面部を相似な曲面
にすれば、溝蓋の移動は拘束できる。しかし、排水溝の
敷設には、数多くの溝枠および溝蓋が必要になり、量産
体制では両者を同じ曲面に仕上げることは困難である。
両者の曲面が同じでなければ、溝蓋に浮き上がりが生
じ、車両の通過などによって騒音が発生する。
【0011】本発明の目的は、量産が可能で、たとえ接
触部の形状が等しくなくとも浮き上がることなく、車両
の通過などによって騒音が発生しない有蓋排水溝を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、図4から図7
までに例示するような下記の有蓋排水溝を要旨とする。
【0013】相対する二辺の下面8-1が横断面におい
て曲線部を備える溝蓋8と開口部7-1の両側の肩部7-2に
傾斜をもった直線部を備えた溝枠7とで構成され、溝蓋
の曲線部が溝枠の直線部に接して支えられている有蓋排
水溝S2(図4、参照)。
【0014】横断面において、下面10-1に曲線部を有
する支持部材10を相対する二辺の下部に備えたグレーチ
ング9と開口部7-1の両側の肩部7-2に傾斜をもった直線
部を備えた溝枠とで構成され、溝蓋の支持部材の曲線部
が溝枠の直線部に接して支えられている有蓋排水溝S3
(図5、参照)。
【0015】横断面において、下面13-1に曲線部を有
する支持部材13を相対する二辺の下部に備えたグレーチ
ング12と傾斜をもった直線部14-1を有する鋼製受枠14を
開口部11-1の両側の肩部11-2に備えた溝枠11とで構成さ
れ、溝蓋の支持部材の曲線部が溝枠の受枠の直線部に接
して支えられている有蓋排水溝(図6、参照)。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の有蓋排水溝は、溝枠と溝
蓋との接触部、すなわち溝蓋の下面と溝枠の開口部と接
する部分が、横断面において直線と曲線とが点接触を
し、長辺方向において線接触する構造にある。
【0017】図3は、本発明の有蓋排水溝の溝枠と溝蓋
との接触部を模式的に示す図である。この図は、本発明
の有蓋排水溝の作用効果を説明するための図であり、後
述する図6に示す例であるが、他の図(図4、図5およ
び図7)に示す有蓋排水溝でもその作用効果は同様であ
る。
【0018】溝枠開口部の受枠14の傾斜部14-1とグレー
チング12の支持部材13の円弧部13-1との接触位置は、図
3に示すように、溝枠開口部の幅Bの中央部上方に中心
を持つ円弧Cの線上に設けられている。また、それぞれ
の接触位置は、この幅中央部から等しい位置にある。支
持部材13の円弧部13-1の半径Rは、円弧Cの半径R
りも小さくするのが望ましい。グレーチングを溝枠開口
部におさめたとき、溝枠の受枠14の垂直部14-2とグレー
チングの支持部材13の垂直部13-2との間に間隙dが設け
られている。
【0019】上記のような構造とすることによって、溝
枠と溝蓋との接触部は、横断面では点接触となり、長辺
方向では線接触となる。溝枠の肩部には、傾斜をもった
直線部が設けられており、また溝蓋が置かれたとき溝蓋
と溝枠との間に間隙dがある。これにより、たとえ溝蓋
の形状に不具合(捻れ)があっても、捻れに応じて溝蓋
の接触部が傾斜部を間隙dの範囲で滑り、安定した位置
におさめることができる。図3に示すように、溝枠の肩
部に鋼製の受枠14を設け、グレーチング12の下面に曲線
部をもった支持部材13を設けた場合には、容易に滑りが
起こり、さらに安定化させることができる。
【0020】本発明の有蓋排水溝について、溝枠開口部
の構造およびグレーチングの支持部材の構造について別
態様のものを製作した。以下、これらを例示する図面を
用いて説明する。
【0021】図4は、コンクリート製溝枠とコンクリー
ト製溝蓋とを組み合わせた本発明の排水溝を示す横断面
図である。この図は、説明の都合上、溝蓋を溝枠の上方
に離して描かれている。
【0022】本発明の有蓋排水溝S2は、開口部7-1の肩
部7-2が傾斜した直線部で形成されたコンクリート製溝
枠7と、下面の一部8-1が円弧で形成されたコンクリート
製溝蓋8とが組み合わされて構成されている。溝蓋が置
かれたとき、溝枠の肩部7-2の傾斜した直線部と溝蓋下
面の一部8-1の円弧とが長手方向で線接触し、溝蓋と溝
枠との間隙(図3のd)範囲内で移動することにより、
溝蓋が安定し、その後は車両などが通過しても浮き上が
ることはない。
【0023】図5は、コンクリート製溝枠と鋼製のグレ
ーチングとを組み合わせた本発明の排水溝を示す横断面
図である。この図も、溝蓋を溝枠の上方に離して描かれ
ている。
【0024】本発明の有蓋排水溝S3は、図4に示したの
と同じ形状の溝枠7と、下面が円弧10-1で構成された支
持部材10を有する鋼製のグレーチング9とが組み合わさ
れて構成されている。溝蓋が置かれたとき、コンクリー
トの傾斜した直線部と支持部材の鋼製の円弧とが長手方
向で線接触し、溝蓋の移動が容易になり、溝蓋の安定性
が高くなる。
【0025】図6は、本発明の有蓋排水溝の一例を示す
横断面図(a)であり、(b)は接触部の拡大図である。この
図でも、溝蓋を溝枠の上方に離して描かれている。
【0026】図6に示す有蓋排水溝S4は、開口部11-1に
鋼製の受枠14が設けられたコンクリート製溝枠11と、下
面が円弧13-1で構成された支持部材13を有するグレーチ
ング12とが組み合わされて構成されている。グレーチン
グ12と溝枠11との接触は、支持部材13の円弧13-1と受枠
14の直線部とが線接触し、それぞれが鋼であるため、滑
りやすく、より安定した位置にグレーチングをおさめる
ことができる。
【0027】図7は、コンクリート製溝枠と鋼製のグレ
ーチングとからなる本発明の排水溝を示す横断面図であ
る。この図でも、溝蓋を溝枠の上方に離して描かれてい
る。
【0028】図7に示す有蓋排水溝S5は、支持部材16の
高さをたとえば図6に示す場合よりも高くする場合の例
である。この支持部材16は、横断面が変形U字状の一辺1
6-1を円弧状に形成した部材であり、グレーチングに溶
接によって取り付けられている。その作用および効果
は、図5に示すものと同様である。
【0029】
【発明の効果】本発明の有蓋排水溝は、溝枠と溝蓋との
接触部を横断面において直線と円弧とが接して点接触を
する構造としたので、溝蓋を溝枠に安定しておさめるこ
とができる。これにより、たとえ溝枠と溝蓋とのいずれ
かに形状の不具合があっても、溝蓋が移動して安定化す
るため、車両の通過などによって溝蓋が浮き上がること
がなく、騒音の発生を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開口部をグレーチングで覆った従来の排水溝の
一例を模式的に示す一部横断面図である。
【図2】従来の有蓋排水溝を示す横断面図である。
【図3】本発明の有蓋排水溝の溝枠と溝蓋との接触部を
模式的に示す横断面図である。
【図4】コンクリート製溝枠とコンクリート製溝蓋とを
組み合わせた本発明の排水溝を示す横断面図である。
【図5】コンクリート製溝枠と鋼製のグレーチングとを
組み合わせた本発明の排水溝を示す横断面図である。
【図6】本発明の有蓋排水溝の一例を示す横断面図(a)
であり、(b)は接触部の拡大図である。
【図7】コンクリート製溝枠と鋼製のグレーチングとか
らなる本発明の排水溝を示す横断面図である。
【符号の説明】
1.溝枠 2.開口部 3.グレーチング 4.嵩上げ部材 5,7,11.溝枠 6,8,9,12,15.溝
蓋 10,13,16.支持部材 14.受枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対する二辺の下面が横断面において曲線
    部を備える溝蓋と開口部の両側の肩部に傾斜をもった直
    線部を備えた溝枠とで構成され、溝蓋の曲線部が溝枠の
    直線部に接して支えられていることを特徴とする有蓋排
    水溝。
  2. 【請求項2】横断面において、下面に曲線部を有する支
    持部材を相対する二辺の下部に備えたグレーチングと開
    口部の両側に傾斜をもった直線部を備えた溝枠とで構成
    され、溝蓋の支持部材の曲線部が溝枠の直線部に接して
    支えられていることを特徴とする有蓋排水溝。
  3. 【請求項3】横断面において、下面に曲線部を有する支
    持部材を相対する二辺の下部に備えたグレーチングと傾
    斜をもった直線部を有する鋼製受枠を開口部の両側の肩
    部に備えた溝枠とで構成され、溝蓋の支持部材の曲線部
    が溝枠の直線部に接して支えられていることを特徴とす
    る有蓋排水溝。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100915639B1 (ko) * 2007-09-17 2009-09-04 주식회사 서강 소음방지 그레이팅
US9963866B2 (en) 2013-07-23 2018-05-08 Aco Severin Ahlmann Gmbh & Co. Kg Drain device

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