JP2003012129A - コンベア装置 - Google Patents

コンベア装置

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JP2003012129A
JP2003012129A JP2001194064A JP2001194064A JP2003012129A JP 2003012129 A JP2003012129 A JP 2003012129A JP 2001194064 A JP2001194064 A JP 2001194064A JP 2001194064 A JP2001194064 A JP 2001194064A JP 2003012129 A JP2003012129 A JP 2003012129A
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JP
Japan
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roller
carrier
transmission
bearing
carrier roller
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JP2001194064A
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English (en)
Inventor
Junichi Masuda
潤一 増田
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝動ユニットの左右幅を小さくする。 【解決手段】 伝動ローラー14とブレーキ部材18と
が、キャリアーローラー6の間隙7を挟んで対向してい
るので、即ち、伝動ローラー14とブレーキ部材18と
が上下に重なって位置しているので、伝動ローラー14
とブレーキ部材18とを左右方向に一直線上に並べる場
合に比較して、伝動ユニット9の左右幅を小さくして伝
動ユニット9をコンパクトなものとすることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンベア装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンベア装置として以下
の如きものは知られている。軸心を左右方向に向けた多
数のキャリアーローラーと、キャリアーローラーを回転
させる伝動ユニットとを有し、前記伝動ユニットが、ブ
ラケットと、ブラケットに軸心を前後方向に向けた枢軸
を介して上下揺動自在となされた軸受と、軸受に軸心を
左右方向に向けるようにして回転自在に設けられた、キ
ャリアーローラーにその下方から当接・離隔自在になさ
れた伝動ローラーと、枢軸を境として伝動ローラーと逆
の側の軸受に設けられた、キャリアーローラーにその下
方から当接・離隔自在になされたブレーキ部材と、伝動
ローラーと共回りする従動ホイールとを有し、チェーン
等のエンドレス駆動帯により、従動ホイールを回転させ
るようにしたものは知られている。
【0003】
【従来技術の作用】前記従来のコンベア装置の作用を説
明すれば以下の通りである。伝動ローラー側を上側に揺
動させて伝動ローラーをキャリアーローラーに当接させ
ることによって、伝動ローラーによりキャリアーローラ
ーを回転させることが出来、他方、伝動ローラー側を下
側に揺動させて伝動ローラーをキャリアーローラーから
離れさせることによって、キャリアーローラーが回転し
ないようにすることが出来る。そして、伝動ローラー側
を上側に揺動させると、ブレーキ部材はキャリアーロー
ラーから離れ、他方、伝動ローラー側を下側に揺動させ
ると、ブレーキ部材がキャリアーローラーに当接するよ
うになされている。
【0004】
【従来技術の欠点】前記従来のコンベア装置には以下の
如き欠点があった。伝動ローラーとブレーキ部材とを左
右方向に一直線上に並べたものであったため、ブレーキ
部材の上下揺動量を多くしてキャリアーローラーに確実
に当接するようにするため、軸受の枢軸よりブレーキ部
材の、キャリアーローラーに当接する部分(ブレーキシ
ュー部)を相当に離すと、伝動ユニットの左右幅が全体
として大きくなるという欠点があった。
【0005】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。 請求項1の発明は、軸心を左右方向に向けた多数のキ
ャリアーローラーと、キャリアーローラーを回転させる
伝動ユニットとを有し、前記伝動ユニットが、ブラケッ
トと、ブラケットに軸心を前後方向に向けた枢軸を介し
て上下揺動自在となされた軸受と、軸受に軸心を左右方
向に向けるようにして回転自在に設けられた、キャリア
ーローラーにその下方から当接・離隔自在になされた伝
動ローラーと、キャリアーローラーにその上方から当接
・離隔自在になされたブレーキ部材とを有し、前記伝動
ローラーとブレーキ部材とが、キャリアーローラーの間
隙を挟んで対向しているものである。 請求項2の発明は、前記ブレーキ部材がコンベア装置
の搬送面より突出しないようになされている請求項1記
載のものである。 請求項3の発明は、前記ブレーキ部材の一端が軸受に
設けられ、同自由端の側面が伝動ローラーの、軸受と逆
の側端を含む仮想垂直面に位置するか又はそれよりより
外方に突出している請求項1又は2記載のものである。
【0006】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、伝動ローラーとブレーキ部
材とが、キャリアーローラーの間隙を挟んで対向してい
るので、即ち、伝動ローラーとブレーキ部材とが上下に
重なって位置しているので、伝動ローラーとブレーキ部
材とを左右方向に一直線上に並べる場合に比較して、伝
動ユニットの左右幅を小さくして伝動ユニットをコンパ
クトなものとすることが出来る。 請求項2の発明によれば、ブレーキ部材に対向するキ
ャリアーローラー部分も物品搬送のために使用すること
が出来るので、即ち、ブレーキ部材がローラーコンベア
の搬送面より突出する場合には、ブレーキ部材に対向す
るキャリアーローラー部分を物品搬送のために使用する
ことが出来ないがそのようなことがなく、キャリアーロ
ーラー全体を有効利用することが出来る。 請求項3の発明によれば、軸受を作動する1つの作動
装置により、伝動ローラーをキャリアーローラーに押し
付けたり、ブレーキ部材をキャリアーローラー押し付け
たりすることが出来るので、伝動ユニットのコンパクト
化を更に図ることが出来る。また、ブレーキ部材の一端
が軸受に設けられ、同自由端の側面が伝動ローラーの、
軸受と逆の側端を含む仮想垂直面に位置するか又はそれ
よりより外方に突出しているので、コンベア装置を平面
から見た場合、ブレーキ部材及びキャリアーローラーに
よって伝動ローラーが覆われたかたちとなるので、伝動
ユニットの上方から小物が落下しても、その小物が伝動
ローラーに巻き込まれることがないので、コンベア装置
のトラブル発生を抑えることが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。なお、この説明において、前とは図1右側を、後
とは同図左側をいい、左とは図1紙面裏側を、右とは同
表側をいう。ローラーコンベア1(請求の範囲で云うコ
ンベア装置)は、基枠2を構成する左右の側壁3と、こ
れら側壁3に後で詳述するごとく直接又は間接に軸心を
左右方向に向けた状態で前後方向に所定間隔で渡された
ローラー軸5と、これらローラー軸5に回転自在に嵌め
られたキャリアーローラー6とを有している。最前位の
キャリアーローラー6のローラー軸5及び最後位のキャ
リアーローラー6のローラー軸5は側壁3に直接に取り
付けられ、それ以外のキャリアーローラー6のローラー
軸5の右端部は、後述のブラケット10の上部に取り付
けられ、同左端部は側壁3に直接に取り付けられてい
る。
【0008】前記前から数えて偶数番のキャリアーロー
ラー6と、その後方の奇数番のキャリアーローラー6と
の間隙7(図3参照)に位置するようにして、伝動ユニ
ット9が右側の側壁3の内側面に取り付けられている。
前記伝動ユニット9は、側壁3の内側面に取り付けられ
ると共に前後一対の張出片11を有するブラケット10
と、このブラケット10の張出片11に軸心を前後方向
に向けた枢軸12を介して上下揺動自在(左右揺動自
在)となされた軸受13と、この軸受13に軸心を左右
方向に向けるようにして回転自在に設けられた、キャリ
アーローラー6にその下方から当接したり、しなかった
りする伝動ローラー14と、この伝動ローラー14と共
回りする従動ホイール15とを有している。前記伝動ロ
ーラー14と従動ホイール15とは一体化されて、軸受
13に軸心を左右方向に向けるようにして左側に突設さ
れた支持軸16に回転自在に嵌められている。
【0009】前記ブラケット10の下部に、軸受13を
揺動させるアクチュエーター17(図2参照)が取り付
けられている。
【0010】前記前から数えて偶数番のキャリアーロー
ラー6と、その後方の奇数番のキャリアーローラー6と
に、それら上方から当接・離隔自在になされたブレーキ
部材18の一端が軸受13に設けられ、同自由端(左側
端)の側面18aが伝動ローラー14の、軸受13と逆
の側端(左側側端)を含む仮想垂直面に位置するか又は
それよりより外方に突出するようになされている。前記
ブレーキ部材18の左端部が、キャリアーローラー6に
当接する部分(ブレーキシューとして機能する部分)
で、この部分には摩擦係数の大きな環体19が取り付け
られている。
【0011】このような構成により、伝動ローラー14
側を上側に揺動させて伝動ローラー14をキャリアーロ
ーラー6に当接させることによって、後述するごとく図
1において反時計方向に常時回転させられている伝動ロ
ーラー14によりキャリアーローラー6を時計方向に回
転させることが出来、他方、伝動ローラー14側を下側
に揺動させて伝動ローラー14をキャリアーローラー6
から離れさせることによって、キャリアーローラー6が
回転しないようにすることが出来る。なお、伝動ローラ
ー14側を上側に揺動させると、ブレーキ部材18(環
体19)はキャリアーローラー6から離れ、他方、伝動
ローラー14側を下側に揺動させると、ブレーキ部材1
8(環体19)がキャリアーローラー6にその上から当
接するようになされている。なお、前記のいずれの状態
にあっても、ブレーキ部材18は、ローラーコンベア1
の搬送面より突出しないようになされている。また、軸
受13を図2において反時計方向に回転するように付勢
するばね(図示略)によって、伝動ローラー14側を下
側に揺動させると(アクチュエーター17で軸受13の
下部を押さない状態にすると)、それに伴ってブレーキ
部材18がキャリアーローラー6に確実且つ強固に当接
するようになされている。
【0012】このように、所望のキャリアーローラー6
を回転させたり、停止させたり出来るローラーコンベア
1は、物品センサー等を付加して、前に被搬送物がある
場合、それに衝突しないように後続の被搬送物を停止さ
せることが出来る、いわゆるゼロプレッシャーコンベア
として好適に使用される。
【0013】図1で明らかなごとく、最前位のキャリア
ーローラー6と、最後位のキャリアーローラー6とは、
伝動ユニット9によって回転させられないので、最前位
のキャリアーローラー6と前から2番目のキャリアーロ
ーラー6とにエンドレスベルト(図示略)が掛け渡され
て、前から2番目のキャリアーローラー6の回転に伴っ
て最前位のキャリアーローラー6が連動回転するように
なされ、最後位のキャリアーローラー6と後から2番目
のキャリアーローラー6とにエンドレスベルト(図示
略)が掛け渡されて、後から2番目のキャリアーローラ
ー6の回転に伴って最後位のキャリアーローラー6が連
動回転するようになされている。
【0014】前記右側の側壁3の前後部には軸心を左右
方向に向けた前後一対のホイール20が回転自在に設け
られ、これらホイール20のいずれか一方がモーター
(図示略)によって回転させられる駆動ホイールとなさ
れている。前記ホイール20及び前後の遊びホイール2
1にチェーン等からなるエンドレス駆動帯22が掛け渡
されている。前記エンドレス駆動帯22の上側部が往路
部22aとなされ、下側部が復路部22bとなされてい
る。そして、往路部22aは前に移動することにより、
従動ホイール15と接触して従動ホイール15を図1に
おいて反時計方向に回転させるようになされている。
【0015】前記軸受13に、従動ホイール15の下方
に位置するようにして、エンドレス駆動帯22の往路部
22aが従動ホイール15から離れないように支持する
支持部材24が設けられている。
【0016】前記ブラケット10(具体的には張出片1
1)に、エンドレス駆動帯22の復路部22bを支持す
る支持部材25が設けられている。
【0017】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)エンドレス駆動帯22はベルト等であってもよ
い。 (2)図3においては、エンドレス駆動帯22はその中
心線を一点鎖線で示しているが、エンドレス駆動帯22
は一点鎖線の上下方に所定高さを有するものであること
は云うまでもない。 (3)ブレーキ部材18をブラケット10に上下揺動自
在に設け、ブレーキ部材18をアクチュエーター17と
別のアクチュエーターにより作動するようにしてもよ
い。 (4)所要本のキャリアーローラー6をグループ化し、
その1グループ毎(即ち1グループの最前位及び最後位
のキャリアーローラー6)にエンドレスのベルトを掛け
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す中間省略の側面図で
ある。
【図2】図1のII−II線に沿う中間省略の拡大断面
図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【符号の説明】
1 ローラーコンベア(コンベア装置) 6 キャリアーローラー 9 伝動ユニット 10 ブラケット 11 張出片 12 枢軸 13 軸受 14 伝動ローラー 18 ブレーキ部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸心を左右方向に向けた多数のキャリア
    ーローラーと、キャリアーローラーを回転させる伝動ユ
    ニットとを有し、前記伝動ユニットが、ブラケットと、
    ブラケットに軸心を前後方向に向けた枢軸を介して上下
    揺動自在となされた軸受と、軸受に軸心を左右方向に向
    けるようにして回転自在に設けられた、キャリアーロー
    ラーにその下方から当接・離隔自在になされた伝動ロー
    ラーと、キャリアーローラーにその上方から当接・離隔
    自在になされたブレーキ部材とを有し、前記伝動ローラ
    ーとブレーキ部材とが、キャリアーローラーの間隙を挟
    んで対向しているコンベア装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキ部材がコンベア装置の搬送
    面より突出しないようになされている請求項1記載のコ
    ンベア装置。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ部材の一端が軸受に設けら
    れ、同自由端の側面が伝動ローラーの、軸受と逆の側端
    を含む仮想垂直面に位置するか又はそれよりより外方に
    突出している請求項1又は2記載のコンベア装置。
JP2001194064A 2001-06-27 2001-06-27 コンベア装置 Pending JP2003012129A (ja)

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