JP2003012084A - 電子部品等の収容体 - Google Patents

電子部品等の収容体

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JP2003012084A
JP2003012084A JP2001194738A JP2001194738A JP2003012084A JP 2003012084 A JP2003012084 A JP 2003012084A JP 2001194738 A JP2001194738 A JP 2001194738A JP 2001194738 A JP2001194738 A JP 2001194738A JP 2003012084 A JP2003012084 A JP 2003012084A
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JP2001194738A
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Yasuo Takeuchi
康生 竹内
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TDK Lambda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐衝撃性が向上し、部分的にも全体的にも物
体の収納・取り出しが可能で、取り扱い性が向上する電
子部品等の収容体を提供すること。 【解決手段】 内部に物体を複数個収納可能な電子部品
等の収容体であって、蓋部2と本体部3と、蓋部2と本
体部3を連結する接合部5を有してなり、接合部5は、
各収納部2a間及び各収納部3a間に存在するリム部l
1及びリム部r1に見合った部分に開口10を有するこ
とによって衝撃を吸収する。また、内部に物体を複数個
収納可能な電子部品等の収容体であって、蓋部2と本体
部3と接合部5からなり、蓋部2は蓋側収納部2aの各
々が分割されてなることによって取り扱い性を向上さ
せ、蓋側収納部2aは他の蓋側収納部2aに隣接する一
側端にリム部14を有し、前記リム部14は該他のリム
部14を覆うことにより更に取り扱い性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、電子部品等の収容体に関し、特
に電子部品等の物体を複数個収納可能で、しかも衝撃が
加えられた場合であっても、衝撃を吸収して内部の電子
部品等への損傷等を与えることのない電子部品等の収容
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品等の収容体としては、図
13に示すものが知られている。図13は、従来の電子
部品等の収容体の一例を示す斜視図である。図13に示
すように、従来の電子部品等の収容体101は、全体が
合成樹脂製で一体に形成されて可撓性を有しており、上
部の蓋部102及び下部の本体部103とを有する。そ
して蓋部102及び本体部103共に、リム部L及びリ
ム部Rを介して物体を収納する収納部102a及び収納
部103aが複数設けられていた。蓋部102と本体部
103には、接合部105が設けられ、この接合部10
5は、蓋部102と本体部103を一体的に連結し、か
つ長手方向に沿って両端に折り目部104を有してい
る。また、収納部102a及び103aの側端周辺部に
は、係合部106a及び係合部106bが複数個各々形
成されており、該係合部106a及び係合部106bの
係合、又は、係合解除により、蓋部102と本体部10
3との開閉が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題点が指摘されていた。ま
ず、第1に、この種の電子部品等の収容体は、蓋部10
2と本体部103を連結する接合部105が長手方向に
連続しているため、長手方向に対してリブ形状となり、
材料の強度以上の衝撃力が加わる場合、衝撃力を吸収す
ることができず、収容体101が破損してしまうおそれ
がある。
【0004】また、第2に、蓋部102が一体となって
いるため、多数個一度に収納可能ではあるものの、物体
一つのみを収納する場合や、取り出す場合、開閉の必要
のない部分の蓋まで開いてしまい、利便性が損なわれる
おそれがあり、不必要な蓋部102の開閉により埃等が
侵入するおそれもある。
【0005】そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなさ
れたものであって、耐衝撃性が向上し、部分的にも全体
的にも物体の収納・取り出しが可能で、取り扱い性が向
上する電子部品等の収容体を提案することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による電子部品等
の収容体は、内部に物体を複数個収納可能な電子部品等
の収容体であって、上部の蓋側収納部がリム部を介して
複数設けられている蓋部と、該蓋部の前記蓋側収納部に
対応して本体側収納部が前記リム部を介して複数設けら
れている下部の本体部と、該蓋部と該本体部の長手方向
一側端で該蓋部と該本体部を上下一体的に連結し、長手
方向両側端に折り目部が設けられている接合部を有して
なり、該接合部は、収納部と収納部の間に存在するリム
部に見合った部分に開口を有することを特徴とする。
【0007】また、本発明による電子部品等の収容体の
蓋部は、収納部と収納部の間のリム部を切欠いてなり、
前記切欠部は開口から連続してなること、を特徴とす
る。
【0008】また、本発明による電子部品等の収容体
は、内部に物体を複数個収納可能な電子部品等の収容体
であって、上部の本体側収納部がリム部を介して複数設
けられている本体部と、該本体部の前記本体側収納部に
対応して蓋側収納部が複数設けられており、該蓋側収納
部の各々が分割されてなる上部の蓋部と、該蓋部と該本
体部の長手方向一側端で該本体部と該蓋部を上下一体的
に連結し、収納部と収納部の間に存在する該分割部に見
合った部分に開口を有してなる接合部を有してなり、該
蓋側収納部は他の蓋側収納部に隣接する一側端にリム部
を有し、前記リム部は該他のリム部を覆うこと、を特徴
とする。
【0009】また、本発明による電子部品等の収容体の
前記蓋部と前記本体部には、上下で対応する係合部が各
々形成されており、蓋部と本体部は、該係合部間の係合
及び係合解除により、接合部の折り目を回転中心として
上下に蓋部が開放可能となっていることを特徴とする。
【0010】また、本発明による電子部品等の収容体
は、可撓性を有する材料よりなり、本体部は、本体部
が、物体を収納する内壁を形成する側面と内壁下部に位
置する底部により形成される収納凹部と、内壁上部から
内壁を囲むように位置する内外壁間リム部と、該内外壁
間リム部を該内壁との間に介してなる外周壁を有する収
納部を複数有することを特徴とする。
【0011】また、本発明による電子部品等の収容体の
係合部は、該蓋部の該接合部が設けられた長手方向一側
端以外の一側端周辺部に形成され、各収納部に対応して
少なくとも一つ設けられた蓋外周係合部と、該本体部の
該接合部が設けられた長手方向一側端以外の一側端周辺
部に形成され、該蓋部の蓋外周係合部に係合可能な本体
外周係合部と、を有してなることを特徴とする。
【0012】また、本発明による電子部品等の収容体の
本体外周係合部は、内外壁間リム部に凹部状に形成さ
れ、凸部を形成する該蓋外周係合部は、該本体外周係合
部の凹部に嵌挿可能であること、を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明による電子部品等の
収容体の第1の実施の形態について、図1乃至図5を参
照して説明する。
【0014】図1は、本発明による電子部品等の収容体
の開いた状態の斜視図、図2は、本発明による電子部品
等の収容体の開いた状態の平面図、図3は、本発明によ
る電子部品等の収容体の閉じた状態の平面図、図4は、
本発明による電子部品等の収容体の閉じた状態の背面
図、図5は図1をA−A方向に切断した断面図及びその
一部拡大図である。
【0015】図1に示すように、本発明による電子部品
等の収容体1は、蓋部2と本体部3からなり、蓋部2と
本体部3とは、蓋部2及び本体部3との間の長手方向一
側端に一体に形成された接合部5により開閉可能に連結
されている。本発明による電子部品等の収容体である蓋
部2、本体部3、接合部5は、本実施の形態によれば、
全体が可撓性を有する樹脂製シートにより一体的に形成
されており、衝撃吸収作用を有するものである。
【0016】また、図1に示すように、本発明による電
子部品等の収容体は、内部に物体を複数個収納可能な収
容体であるため、蓋部2と本体部3は、リム部l1及び
リム部r1を介して複数の収納部2a及び収納部3aを
有している。図1に示すように、収納部2a及び収納部
3aは、蓋部2及び本体部3の長手方向に所定の間隔を
開けて並設されており、本実施の形態においては、3つ
の収納部2a及び収納部3aが設けられている。しか
し、収納部2a及び収納部3aは3つに限られるもので
はなく、複数個でもよい。
【0017】また、本体部3側の収納部3aは、図1に
示すように、上方が開放された凹型状の収納凹部9を有
し、この収納凹部9内に物体が収納される。収納凹部9
は、収納される物体の大きさ、形状等の形態に即して形
成されており、収納される物体の形態毎に収納凹部9の
形態が異なるものである。
【0018】収納凹部9は、側面を形成する内壁3a1
と、該内壁3a1の下端に連接して底面を形成する底部
3a2に囲まれた空間である。図1に示す実施の形態に
おいて内壁3a1に対して底部3a2は垂直に形成され
ているが、収納される物体の形態に対応して適宜所望の
形態を選定して形成可能である。内壁3a1、底部3a
2、内縁が該内壁3a1の上端部に当接されたリム部3
a3、上端が該リム部3a3の外周側に当接されてな
り、下端においてリム部r1及びリム部r2及び/又は
リム部r3と当接する外周壁3a4により本体側収納部
3aが構成される。
【0019】また、図4及び図5に示すように、内壁3
a1及び底部3a2は、本体側リム部(r1・r2・r
3)よりも下方に突出した形態となっているが、これら
の形態は収納される物体の高さによって決まるものであ
り、たとえば収納される物体が薄型の物である場合や、
小型の物である場合は、内壁3a1及び底部3a2は本
体側リム部(r1・r2・r3)より下方に突出しない
構成のものであってもよい。図5に示すように、本体側
収納部3aの内壁3a1と、外周壁3a4とは、リム部
3a3を介することによって連結されているため、壁面
間が離間した二層構造であり、リム部3a3の撓みによ
り衝撃の吸収作用を有するものである。
【0020】また、内壁3a1には、収納凹部9内に収
納される物体の収納・取り出しが容易な半円柱状の指入
れ部11が形成されている。
【0021】蓋側収納部2a及び本体側収納部3aは、
リム部l1及びリム部r1を介して複数設けられ、リム
部(l2・l3・r2・r3)は、各収納部2a同士間
及び各収納部3a同士間だけではなく、接合部5の面す
る長手方向一側端以外の蓋部2及び本体部3の三側面外
周に設けられていてもよい。これら電子部品等の収容体
1が可撓性を有する樹脂製シートにより製作されるた
め、接合部5の面する長手方向一側端以外の蓋部2及び
本体部3の三側面外周に位置するリム部(l2・l3・
r2・r3)自体の撓みによって、落下の時に、電子部
品等への直接的な衝撃力の伝達を防止して、衝撃吸収作
用をなすものである。
【0022】また、図1に示すように、接合部5は、蓋
部2及び本体部3の長手方向両側端に折り目部4を有す
る。折り目部4は、接合部5の長手方向両端に沿って形
成され、長手方向と交差する方向の断面形状は、半円形
状の溝部でなっていて、この溝部は接合部5、蓋部2及
び本体部3と一体に成形されている。
【0023】接合部5は、蓋部2及び本体部3のリム部
l1及びリム部r1に見合った部分に開口10を有す
る。開口10は、矩形をなし、図1に示すように、開口
10の横方向の両側端は、接合部5の折り目部4の外側
迄開口されるものである。また、開口10の縦方向の両
側端は、蓋部2のリム部l1及び本体部3のリム部r1
の長手方向に沿った両側端を結ぶ位置迄開口されるもの
である。開口10が横方向及び縦方向両側端共に前記位
置まで切り欠かれることによって、電子部品等の収容体
1の蓋部2を閉じた場合、各収納部(蓋側収納部2a及
び本体側収納部3a)間のリム部l1及びリム部r1が
接合部5によって連続していないため、リム部l1及び
リム部r1の可撓性を最大限に発揮させ、落下時におい
て衝撃を逃がすことが可能となり、各収納部(蓋側収納
部2a及び本体側収納部3a)ごとに収納された物体以
上の衝撃力が加わらず、その衝撃力が分散されるため箱
の破損を防止することができる。
【0024】図1に示すように、接合部5の設けられた
長手方向一側端以外の長手方向一側端周辺部の蓋部2と
本体部3には上下閉じた状態のときに対応する係合部6
a及び係合部6bが設けられている。図1に示す実施の
形態において係合部6a及び係合部6bは本体側収納部
3aにおいて、リム部3a3上の接合部5の設けられた
一側端とは反対側周辺部に位置する箇所に設けられるも
のである。図1に示すように、収納部2a及び収納部3
a毎に二箇所設けられている係合部6a及び係合部6b
であるが、各収納部2a及び収納部3a毎に最低限一つ
あれば足りる。
【0025】蓋部2における係合部6aは、本体部3の
係合部6bに対応する位置に適宜設けられることとな
る。係合部6a及び係合部6bの係合、係合解除により
折り目部4を回転中心として、上下に蓋部2が開放可能
となり、収容体内部に物体を収納したり、内部に収納さ
れた物体を取り出すことが可能となる。係合部6aは蓋
部2において、円柱状の突起を形成することによってな
り、係合部6bは本体部3において、円柱状の突起を嵌
挿し得る長円形状の穴部によって形成されてなるもので
ある。係合部6a及び係合部6bは、蓋部2においては
円柱状の突起を嵌挿しうる長円形状の穴部であり、本体
部3においては円柱状の突起というように、その関係を
逆にしても良いことは勿論である。凸部は、係合部6a
及び係合部6bの係合により係合状態を維持する事がで
きるように適度の高さを有する。穴部の深度としては、
突起の高さに対応して適宜決められるものである。
【0026】図1に示すように、蓋部2は本体側収納部
3aに対応して複数の蓋側収納部2aを有してなる。蓋
側収納部2aは、蓋部2を閉じた場合に本体側収納部3
aのリム部3a3に接することとなる平面部2a1を有
してなり、平面部2a1を囲むように外周部2a3を有
している。外周部2a3と平面部2a1との当接関係は
図1の方向から見て逆L字状となっており外周部2a3
上端(蓋部を閉じた状態を基準にする。以下同じ。)で
平面部2a1と当接している。外周部2a3の高さは本
体部の外周壁3a3の高さと足した場合に、接合部5の
短手方向の長さとほぼ等しくなるよう設計されるもので
ある。
【0027】平面部2a1の中央には、凸型をなし、該
凸部上端で被収容物を固定して、被収容物の破損を防止
する被収容物固定部2a2が設けられている。
【0028】以上のように本実施の形態に係る電子部品
等の収容体は、接合部5において、蓋側収納部2a及び
本体側収納部3aのリム部l1及びリム部r1に見合っ
た位置に開口10を有するために、接合部5が長手方向
にリブ形状となることが防止され、各収納部2a及び収
納部3aごとに収納された物体以上の衝撃力が加わら
ず、その衝撃力が分散されるため箱の破損を防止するこ
とができる。
【0029】次に本発明による衝撃吸収箱の第2の実施
形態について図6及び図7を参照して説明する。図6
は、図1に示すリム部を切欠き、一つの蓋を閉じた状態
を示す斜視図、図7は、図1に示すリム部を切欠いた実
施の形態であり、蓋部を閉じた状態を示す背面図であ
る。尚、図6及び図7は、図1の収納部2a及び収納部
3aと収納部2a及び収納部3aの間のリム部l1を切
欠いたものであり、その他の点については前記した第1
の実施の形態と同一の構成であるので詳細な説明は省略
し、相違する点について説明する。
【0030】図6及び図7に示すように、本実施の形態
は、蓋側収納部2aと蓋側収納部2aの間を切欠いて、
蓋側収納部2a各々が独立した構成としたものである。
切欠部12は、接合部5に設けられた開口13より連続
して切欠かれ、該開口13から分割されているものであ
る。
【0031】以上のように、本実施の形態に係る電子部
品等の収容体は、蓋側収納部2a同士が分割された構成
を採るため、必要な部分のみ蓋部2の開閉をすることが
でき、箱の取り扱い性を向上させ、かつ、不必要な蓋部
2の開閉を防止することにより埃等の侵入を防止するこ
とが可能となる。また、第一の実施の形態と同様に接合
部5に開口を有するため、接合部が長手方向にリブ形状
となって衝撃吸収作用を発揮できないことを防止する事
ができるため、各収納部2a及び収納部3aごとに収納
された物体以上の衝撃力が加わらず、その衝撃力が分散
されるため箱の破損を防止することができる。
【0032】次に本発明による電子部品等の収容体の第
3の実施の形態について図8乃至図12を参照して説明
する。図8は、図6に示す切欠き部に他のリム部を覆う
リム部を設け、一つの蓋のみ閉じた状態を示す斜視図、
図9は、図6に示す切欠き部に他のリム部を覆うリム部
を設けて、閉じた状態を示す平面図、図10は、図6に
示す切欠き部に他のリム部を覆うリム部を設けて、閉じ
た状態を示す平面図、図11は、図6に示す切欠き部に
他のリム部を覆うリム部を設けて、閉じた状態を示す背
面図、図12は図10をB−B方向に切断した断面図で
ある。図8乃至図12は、図6及び図7に係る第2の実
施の形態における蓋側収納部2aが他の蓋側収納部2a
に隣接する一側端にリム部14を有し、前記リム部14
は該他のリム部を覆うことを特徴とする物でありその他
の点については前記した第2の実施形態と同一の構成で
あるので詳細な説明を省略し、相違する点について説明
する。
【0033】図8乃至図12に示すように、本実施の形
態は蓋側収納部2aの他の蓋側収納部2aと隣接する外
周部2a3の一側面上端に他の隣接する蓋側収納部2a
の外周上端に当接されたリム部14を覆うリム部14を
当接したものである。
【0034】この構成によって例えば電子部品等の収容
体全ての蓋部2を解放したい場合には、他のリム部14
を覆うリム部14を利用して、リム部14が覆われてい
る蓋側収納部2aを解放すれば、全ての収納部2a及び
収納部3aに対応した係合部6a及び係合部6bの係合
を解除することができ、かつ蓋部2を開放することが可
能となる。そして、特定の蓋部2のみを解放したい場合
においては、本発明に係る電子部品等の収容体が可撓性
を有する樹脂製シートにより製造されているため、リム
部14の可撓性を利用して、開けようとする蓋部2のリ
ム部14を覆っているリム部14を曲げて蓋部2のみを
開放することが可能である。また、蓋部2を全て一緒に
閉めたい場合においては、リム部14により他のリム部
14を押圧することができるので、ある特定の蓋部2を
閉めることによって、他の蓋部2をも閉めることが可能
となる。そして、ある特定の蓋部2のみを閉めたい場合
においては、リム部14の可撓性を利用して、特定の蓋
部2のみ閉めることが可能となる。
【0035】以上のように、本実施の形態に係る電子部
品等の収容体は、他のリム部14を覆うリム部14によ
って、他の蓋部2の開閉をも可能とするため本発明に係
る第2の実施形態にも増して一段と箱の取り扱い性を向
上させ、かつ、不必要な蓋部2の開閉を防止することに
より埃等の侵入を防止することが可能となる。また、第
1の実施の形態同様に接合部5に開口13を有するた
め、接合部5が長手方向にリブ形状となることが防止さ
れ、各収納部2a及び収納部3aごとに収納された物体
以上の衝撃力が加わらず、その衝撃力が分散されるため
箱の破損を防止することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば耐
衝撃性が向上し、部分的にも全体的にも物体の収納・取
り出しが可能で、取り扱い性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子部品等の収容体の開いた状態
の斜視図である。
【図2】本発明による電子部品等の収容体の開いた状態
の平面図である。
【図3】本発明による電子部品等の収容体の閉じた状態
の平面図である。
【図4】本発明による電子部品等の収容体の閉じた状態
の背面図である。
【図5】図1をA−A方向に切断した断面図及びその一
部拡大図である。
【図6】図1に示すリム部を切欠いた実施の形態であ
り、一蓋部のみ閉じた状態を示す斜視図である。
【図7】図1に示すリム部を切欠いた実施の形態であ
り、蓋部を閉じた状態を示す背面図である。
【図8】図6に示す切欠き部に他のリム部を覆うリム部
を設けた実施の形態であり、一蓋部のみ閉じた状態を示
す斜視図である。
【図9】図6に示す切欠き部に他のリム部を覆うリム部
を設けた実施の形態であり、開いた状態を示す平面図で
ある。
【図10】図6に示す切欠き部に他のリム部を覆うリム
部を設けた実施の形態であり、閉じた状態を示す平面図
である。
【図11】図6に示す切欠き部に他のリム部を覆うリム
部を設けた実施の形態であり、閉じた状態を示す背面図
である。
【図12】図10をB−B方向に切断した断面図であ
る。
【図13】従来の電子部品等の収容体を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 電子部品等の収容体 2 蓋部 2a 蓋側収納部 2a1 平面部 2a2 被収容物固定部 2a3 外周部 3 本体部 3a 本体側収納部 3a1 内壁 3a2 底部 3a3 リム部 3a4 外周壁 4 折り目部 5 接合部 6a 蓋側係合部 6b 本体側係合部 9 収納凹部 10 開口 11 指入れ部 12 切欠部 13 開口 14 他のリム部を覆うリム部 15 分割部 l1 リム部 r1 リム部 l2 リム部 r2 リム部 l3 リム部 r3 リム部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA11 BA13 DA01 DA02 DD01 DD03 DE11 EA02 EA04 EA05 EA06 GA03 3E067 AA11 AB41 AC03 BA02A BB14A EA18 EB17 EC09 EC12 FA09 FC01 GD03 3E096 AA06 BA08 CA06 CB02 CC02 DA17 DA23 DC01 EA02 FA03 FA27 GA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に物体を複数個収納可能な電子部品
    等の収容体であって、上部の蓋側収納部がリム部を介し
    て複数設けられている蓋部と、該蓋部の前記蓋側収納部
    に対応して本体側収納部が前記リム部を介して複数設け
    られている下部の本体部と、該蓋部と該本体部の長手方
    向一側端で該蓋部と該本体部を上下一体的に連結し、長
    手方向両側端に折り目部が設けられている接合部を有し
    てなり、該接合部は、収納部と収納部の間に存在するリ
    ム部に見合った部分に開口を有することを特徴とする電
    子部品等の収容体。
  2. 【請求項2】 蓋部は、収納部と収納部の間のリム部を
    切欠いてなり、前記切欠部は開口から連続してなること
    を特徴とする請求項1記載の電子部品の収容体。
  3. 【請求項3】 内部に物体を複数個収納可能な電子部品
    等の収容体であって、上部の本体側収納部がリム部を介
    して複数設けられている本体部と、該本体部の前記本体
    側収納部に対応して蓋側収納部が複数設けられており、
    該蓋側収納部の各々が分割されてなる上部の蓋部と、該
    蓋部と該本体部の長手方向一側端で該本体部と該蓋部を
    上下一体的に連結し、収納部と収納部の間に存在する該
    分割部に見合った部分に開口を有してなる接合部を有し
    てなり、該蓋側収納部は他の蓋側収納部に隣接する一側
    端にリム部を有し、前記リム部は該他のリム部を覆うこ
    とを特徴とする電子部品等の収容体。
  4. 【請求項4】 前記蓋部と前記本体部には、上下で対応
    する係合部が各々形成されており、蓋部と本体部は、該
    係合部間の係合及び係合解除により、接合部の折り目を
    回転中心として上下に蓋部が開放可能となっていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    電子部品等の収容体。
  5. 【請求項5】 電子部品等の収容体は、可撓性を有する
    材料よりなり、本体部は、本体部が、物体を収納する側
    面を形成する内壁と内壁下部に位置する底部により形成
    される収納凹部と、内壁上部から内壁を囲むように位置
    するリム部と、該リム部を該内壁との間に介してなる外
    周壁を有する収納部を複数有することを特徴とする請求
    項4記載の電子部品等の収容体。
  6. 【請求項6】 係合部は、該蓋部の該接合部が設けられ
    た長手方向一側端以外の一側端周辺部に形成され、各収
    納部に対応して少なくとも一つ設けられた蓋外周係合部
    と、該本体部の該接合部が設けられた長手方向一側端以
    外の一側端周辺部に形成され、該蓋部の蓋外周係合部に
    係合可能な本体外周係合部とを有してなることを特徴と
    する請求項5記載の電子部品等の収容体。
  7. 【請求項7】 本体外周係合部は、本体側収納部を構成
    するリム部に凹部(凸部)状に形成され、凸部(凹部)
    を形成する該蓋外周係合部は、該本体外周係合部の凹部
    (突部)に嵌挿可能であることを特徴とする請求項6記
    載の電子部品等の収容体。
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