JPS61181A - キヤリアテ−プ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば比較的小さい電子部品等の製品工程間の
運搬時あるいは完成品の包装工程に移す際等に使用され
るキャリアテープに関す。

各種電子部品はそれぞれ複数個の構成部材の組立工程あ
るいは各種の加工、処理工程を経て完成されるが、この
際一工程よりつぎの工程に移動するのに一旦ケースに収
納して移動させ、再び取り出し使用するような場合があ
る。

又、完成品は個々にないしは複数個まとめて包装し出荷
されるが、この包装工程に移す際にも前記の同様な移動
工程を必要とする。かかる移動の際、構成部材が損傷を
受けることなく、かつ出来るだけ工程の自動化に適した
方法が要望されている。

〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕然しな
から、従来は前記移動のためのケースへの部品１部材の
収納あるいは取り出しは、基本的には手作業に依存する
ため著しく工数を必要とし能率的でなく、また作業中誤
って落としたりして部品または部材を毀損する危険も生
ずる。

〔問題点を解決するための手段〕

前記問題点の解決は１本発明によれば 可撓性手の同一面に部品あるいは部材を収納する容器と
該容器の蓋部を一定ピッチで複数個併設形成してなる本
発明のキャリアテープを使用することによって達成され
る。

〔作用〕・ 同一のテープ面に形成された容器と該容器の蓋とは単純
な折り畳み操作のみで部品収納がされる。

成形キャリアテープは、連続的送りが容易でありこれと
前記折り畳み操作を用いれば多数部品の逐次的挿入によ
る部品収納（包装）の機械化が可能となる。又、テープ
はリール巻回もしくはつづら折り状態として工程間の搬
送や一時的ストソクに有効に利用することも出来る。

〔実施例〕

以下９本発明の連続する蓋付きキャリアテープ構成実施
例とする図面により本発明の詳細な説明する。

第１図は部品等収納をなす前記キャリアテープの実施例
とする斜視図、及び第２図は部品収納が連続するテープ
体でなされる斜視図である。

第１図に於いて、１は例えば可撓性に優れたポリエステ
ル等からなる樹脂基材を真空成型法他により成形された
キャリアテープ、２はキャリアテープ１に対して、長さ
方向に図示ピッチＰで蓋部間に入れた細幅な間隙部、３
はキャリアテープ１の前記ピッチＰに併せて打抜かれた
貫通孔であって該テープの機械送り用の孔、４は貫通孔
３の両側に設けた容器蓋を開く孔、５は容器形成部、及
び６は容器形成部５に被せる蓋形成部である。

テープ１面には収納する部品形状に合わせて適宜厚さの
鍔２０を形成して例示箱形容器５と該容器の蓋部６とが
一体的に形成される。鍔２０の一側面には蓋止めノツチ
７並びにこれとかみ合うノツチ穴８が設けられる。尚９
図中、９と９′は前記容器形成部と蓋部テープ間、容器
形成部間の畳み込み用折れ線であり、特に折れ線９は収
納容器の蓋６の開閉を自在に行う（第２図の矢印１０は
蓋６閉止の動作方向である）。

第２図は、前記連続の蓋付きキャリアテープ１を用いて
部品もしくは部材収納の通用例を説明する斜視図である
。

図中、１１は第１図キャリアテープが巻回されたリール
、１２は部品等収納が終わったキャリアテープの巻取り
リールである。

リール１１からリール１２へのテープ送りの一過程１３
で容器形成部５に部品挿入が行われる。テープ送りの次
の過程１４で前記収納容器の蓋６が閉じられる。

他方、該テープ容器がらの部品取り出しは、前記貫通孔
４の下方に配置されるロッド１５（第１図参照）により
蓋部６のテープを押し上げて蓋６が開放される。

第３図と第４図は２本発明のキャリアテープに収納する
部品等の形状、その数に応じて安定な収納を意図する容
器形状実施例とする斜視図である。

第３図は容器の蓋形成部６に二個の部材等収納をなす仕
切１６を突出させた一実施例を示す斜視図。

第４図は容器形成部５の鍔形成部の一側面に収納部品の
端子を挿入する多数の切り欠き部１７が入れられた他の
容器形状実施例斜視図である。

斯様な仕切１６及び切り欠き部１７を付加した容器は、
前記の真空成型法他によりキャリアテープと一体的に成
形しうる。

前記本発明の実施例図は、角形の部品または部材を収納
する蓋付き容器形状を取り上げて説明したが９円形状、
楕円形状または他の任意形状となすことも出来る。

〔発明の効果〕

前記本発明の蓋付きキャリアテープによれば。

多数個の、部品等を連続的にテープ内へ収納あるいは包
装をなす自動梱包とか、テープ収納部品や部材を取り出
し、不良部品の入れ換え等の自動化を容易ならしめ、更
に、リール巻回のキャリアテープ収納部品や部材の流れ
工程間の移送に使用して顕著な効果を示す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の連続するキャリアテープ実施例とする
斜視図。 第２図は第１図キャリアテープの適用例を説明する斜視
図。 第３図は蓋部に部材収納用の仕切形成（凸部）実施例を
示す斜視図。 第４図は端子固定用切り欠きが形成されたキャリアテー
プ実施例斜視図である。 図中、■はキャリアテープ、２は細幅の間隙。 ３と４は貫通孔、　　　５は容器形成部。 ６は蓋形成部、　　　　９は折れ線。 １１と１２はリール、１６は突出の仕切。 １７は端子を固定する切り欠きである。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）可撓性テープの同一面に部品もしくは部材を収納
   する容器と該容器の蓋部とを一定ピッチで複数個形成す
   ることを特徴とするキャリアテープ。
2. （２）可撓性テープの前記容器の蓋部間に細幅の間隙が
   形成されてなる特許請求の範囲第１項記載のキャリアテ
   ープ。
3. （３）前記容器の蓋に複数の部品もしくは部材収納の仕
   切を突出させた特許請求の範囲第１項記載のキャリアテ
   ープ。
4. （４）前記容器の一側面に端子を固定する切り欠きが形
   成されてなる特許請求の範囲第１項記載のキャリアテー
   プ。