JPH02127274A - 電子部品用パッケージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、電子部品の収納・梱包、プリント基板への
組込み自動供給等に使用できるパッケージに関する。

（従来の技術） 従来、各種プリント基板等に装着される電子部品たとえ
ばＩＣは、リード端子が固着されており、この電子部品
を梱包し輸送或いは格納する場合、静電マットに電子部
品のリード端子を任意の位置に突き差し、このマットと
共に箱詰めする方法が一般に採用されている。

（発明が解決しようとする課題］ ところで、従来の包装方法では、輸送中にすｍド＃ＪＩ
が曲がった勺、外部ストレスが作用し、電子部品に損傷
を与える恐れがあり、電子部品をプリント基板に組付け
る場合に自動供給することが極めて困難であるなどの問
題がある。

本発明は、上述のような実状に着目して提案されたもの
で、その目的とするところは、梱包が容易で格納、輸送
の取扱いが容易であシ、リード線が曲がったシ外部スト
レスが作用することがなく、電子部品のプリント基板等
への自動供給が可能な電子部品用パッケージを提供する
にある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、この考案では次の技術的手
段を講じた。

すなわち、本発明は、電子部品を収納しうるパッケージ
であって、断面形状が略長方形で、その短辺の一方に切
欠き開口が形成されたパッケージ本体内に、前記開口の
対向面中央に位置しかつ長手方向に延びる区画突条が形
成されると共に、長辺側対向内面に長手方向に延びる案
内突条が形成され、電子部品がパッケージ本体内を長手
方向に移動可能とせられている点に特徴がある。

（作　用） 本発明によれば、パッケージ本体に静電コーティングを
行ない、電子部品をそのリード端子が切欠き開口側とな
るように幅方向に少し傾けて、パッケージ本体の長手方
向端部から挿入する。このとき、区画突条の両側に電子
部品を交互に挿入し、千鳥状に配列することによって、
電子部品の厚さの大小に関係なく収納できる。そして各
電子部品はリード端子に近い側面の一部分で接触し、そ
の取出し時に部品相互が干渉せず、パッケージ本体内に
詰まることがないので、自動取出しは勿論のこと自動収
納が可能である。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

図面において、ｌは絶縁物質たとえば合成樹脂材からな
るパッケージ本体で、その断面形状が略長方形であり、
その一方の短辺ＩＡは長手方向全長にわたって切欠かれ
た開口２が形成されている。

そして、このパッケージ本体１の内面には、前記開口２
の対向面（すなわち他方の短辺ＩＢの内面）中央に位置
しかつ長手方向に延びる区画突条３が形成され、電子部
品４の収納区画が２列に形成されている。さらに、パッ
ケージ本体１の内面には、長辺ＩＣ、ＩＤ側対向面に、
長辺中央よシもやや開口２寄りに位置して長手方向に延
びる電子部品４の案内突条５，６が形成され、電子部品
４がやや傾斜状でパッケージ本体１内に保持されかつ、
長手方向に移動させうるようにせられている。

なお、案内突条５，６の対向端縁間隔は、パッケージ本
体ｌを反転させてその開口２が下側になった場合におい
て、電子部品４が案内突条５，６に引掛かり、開口２か
ら脱落しない程度とするのが好ましい。

このように形成されたパッケージ本体１は、静電コーテ
ィング処理が施こされる。

上記実施例において、パッケージ本体ｌ内に電子部品４
を収納する場合は、パッケージ本体ｌの長手方向一端部
にストッパー（図示省略）を嵌着し、他端部から電子部
品４を区画突条３の両側に形成された収納区画内に、１
個ずつ交互に挿入し、やや傾斜状に収納する。そして、
電子部品４のリード端子７は、案内突条５．６と短辺Ｉ
Ａと　で囲まれた収容室内に千鳥状に位置せられている
（第２図及び第３図参照）。したがって、ストッパー側
を下にして、パッケージ本体ｌを傾斜させると、各電子
部品４はその自重によってパッケージ本体１内をストッ
パーに向って円滑に移動し、各電子部品４が相互に干渉
したシ、詰まることはない。

電子部品４をパッケージ本体ｌから取シ出す場合は、ス
トッパーをパッケージ本体ｌの端部から取シ除き、パッ
ケージ本体１を傾斜させるか又はプッシャー等の搬送手
動によシ、電子部品４を１個ずつ取シ出すことができる
。

そこで、プリント基板等への電子部品装着機に、電子部
品自動供給する場合は、電子部品４の収納されたパッケ
ージ本体ｌを、前記装着機の電子部品供給ステージに配
設し、プッシャー等の押動手段等によってスムーズに供
給することができ、自動化が容易である。

なお、電子部品４は、エポキシ樹脂等がコーティングさ
れているもの、及びプリント板単体でのものをも収納梱
包することができる。

（発明の効果） 本発明は、上述のように、電子部品を収納、梱包できる
パッケージであって、断面形状が略長方形で、その短辺
の一方に切欠き開口が形成され、この開口の対向面中央
に位置しかつ長手方向に延びる区画突条が形成されると
共に、長辺側対向内面に長手方向に延びる突内突条が形
成されたものであるから、電子部品を区画突条の両側に
交互に千鳥状に挿入でき、電子部品相互の干渉による詰
まシがなく円滑に挿入或いは取出すことが可能であシ、
しかも電子部品の厚さの大小に関係なく収納・梱包がで
きる。また、電子部品がパッケージ内に整然と並んで収
納されているので、搬送、その他の取扱い時におけるリ
ード端子の曲がシ等の損傷がなく、リード端子に外部ス
トレスが作用しないため品質を損ねることがなく、安心
して取扱うことができる。さらに、電子部品のパッケー
ジからの取出しが容易であるから、末端需要者等がプリ
ント基板に電子部品を組込む際の自動供給化が容易であ
多、生産性の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は全体斜視
図、第２図は第１図の横断面拡大図、第３図は第２図の
Ａ−Ａ線断面部分図である。 １・−・パッケージ本体、ＩＡ、ＩＢ・・・短辺、　　
ＩＣＩＤ・−・長辺、２・・・開口、３・・・区画突条
、４・・・電子部品、５，６・・・案内突条。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）断面形状が略長方形で、その短辺の一方に切欠き
   開口が形成されたパッケージ本体内に、前記開口の対向
   面中央に位置しかつ長手方向に延びる区画突条が形成さ
   れると共に、長辺側対向内面に長手方向に延びる案内突
   条が形成されていることを特徴とする電子部品用パッケ
   ージ。