JP4550204B2 - 容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する利用分野】
本発明は、化粧料等を詰めた中皿を容器本体内へ出し入れ自在としたコンパクト用等とされる容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の容器として、容器本体と、この容器本体の上端開口を塞ぐ蓋体とを有し、蓋体が容器本体の後端側で開閉自在にヒンジ結合されていると共に、容器本体の前端側で係脱自在とされているものがある。容器本体の内部には有底の中皿収納凹部が設けられており、この中皿収納凹部に対して中皿が出し入れ自在とされている。この中皿収納凹部には、中皿に対する係止保持手段が設けられており、容器本体からの中皿の自然脱出を防止できるようになっている。
【0003】
この容器では、容器本体に対して中皿を出し入れする扱い方が判り難くまた扱い難いという不具合や、中皿に対する係止保持手段が摩擦抵抗方式(係止突起同士の乗り越え方式)のために磨耗による中皿のガタツキや外れを招来するという不具合や、係止保持手段による中皿保持力が乏しいために落下時等の外力作用時に中皿が飛びだすという不具合があった。
そこで従来、これらの不具合を解消するものとして、容器本体において、中皿収納凹部の一つの側壁内面に第1係合突起を設け、これと対向する側壁内面には内外方向の弾性を有する弾片を突出状に設け、更にこの弾片が設けられた側壁の両端隅角部に第2係合突起を設け、これらに対して中皿には、その外周面全周に、第1係合突起及び第2係合突起との係合を可能にした係止周溝を設けるようにしたものが提案されている(特開平8−275817号公報参照)。
【0004】
すなわち、中皿収納凹部へ中皿を入れるには、中皿の外周面で弾片をその弾性に抗しつつ押し込ませ、そのうえで中皿の係止周溝に第1係合突起及び第2係合突起を四方から係合させるようにするものであった。従って、中皿は中皿収納凹部内で弾片による弾性を受けて片寄せ状に付勢保持されることになり、これによって確実な係止状態を得ようとするものであると共に、出し入れの容易化を図ろうとするものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報記載の従来技術では、中皿の外周面全周に係止周溝が設けられており、またこの係止周溝は溝幅が1mm程度の細いものであったため、この中皿に内容物を充填・圧縮するときに、この内容物が中皿から漏れ出て(この漏れ出た状態下の内容物は粉体となっている)、これが中皿の外周面に付着するに際して係止周溝にも入り込んでしまうということがあった。
そのため、この内容物の充填作業には、充填後における中皿外周面の拭き取り作業が必須不可欠とされているが、係止周溝に入り込んだ内容物(粉体)を除去するのは非常に面倒となり、作業時間が長引くうえに完全な除去は困難となっていた。
【0006】
中皿の係止周溝に内容物(粉体)が入り込むという不具合は、この容器の使用時にも起こり得るものであり、従ってこの係止周溝から内容物を除去する場合にも、当然に、面倒であって且つ完全な除去は困難であるといった上記充填時と同様な問題が起こり、また除去せずに放置すれば見栄え的に悪くなるということがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、容器本体での中皿の確実な保持と中皿の容易な出し入れとを図りつつも、中皿に対する内容物の充填時及び使用時に内容物が中皿外周面に付着し難くし、且つ付着するようなことがあってもこれを簡単且つ確実に除去できるようにした容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。
即ち、本発明に係る容器は、容器本体内に有底の中皿収納凹部が設けられ、この中皿収納凹部に対して中皿を出し入れ自在とされたものである。そして、中皿には、外周面のうちの相反する二面にそれぞれ係合部が設けられていると共に、容器本体の中皿収納凹部には、中皿の収納時に個々の係合部と対応する対向二側壁の各内面にそれぞれ各係合部と係脱可能な係止部が設けられている。
【0008】
また、中皿に設けられた係合部のうちの一方又は容器本体の中皿収納凹部に設けられた係止部のうちの一方が、内外方向に弾性を有して形成されていることで中皿収納凹部内で中皿を片寄せ方向へ押圧付勢して係合部と係止部との係合を強める方向にバックアップ可能になっている。
従って、容器本体の中皿収納凹部内へ中皿を入れるには、まず、中皿の一方の係合部を中皿収納凹部の一方の係止部へ係合させるが、このときこの係合部分(係合部又は係止部の一方)に内外方向の弾性が得られるようにして、係合と同時に弾性に抗した付勢力が得られるようにしてあるので、この状態で中皿の他方の係合部を中皿収納凹部の他方の係止部へ係合させれば、中皿は、中皿収納凹部内で片寄せ状に付勢保持されることになる。結局、このことが、係合部と係止部との係合をバックアップすることになるというものである。
【0009】
のみならず、このような構成としたうえで、更に前記係合部と係止部との係合関係として、係合部が凸形体とされて上側幅よりも下側幅を広くした末広がり状に傾斜面を有する又は係合部が凹形体とされて下側幅よりも上側幅を広くした上広がり状に傾斜面を有することと、係止部が、前記係合部の傾斜面と当接する傾斜面を有することとにより、前記係合部と係止部との係合関係を、中皿収納凹部へ収納した中皿が浮き上がりを確実に阻止する構成としてある。
このようなことから、係合部や係止部の磨耗を原因とした中皿のガタツキや外れは防止され、また落下時等の外力作用時に中皿が飛びだすことも防止される、という確実な係止状態が得られることになる。また、中皿収納凹部に対する中皿の出し入れも容易になる。
【0010】
すなわち、中皿には、わざわざ、その外周面に全周にわたるような係止周溝を設けるものではない。
このため、中皿に対して内容物(粉体等)を充填するときや、この容器の使用時において、中皿から内容物が漏れ出たときに、中皿の外周面に対して内容物が付着し難くなり、また仮に付着したところで簡単且つ確実に拭き取ることができる。
なお、上記のように、係合部と係止部との係合関係を上側幅よりも下側幅を広くした末広がり状としたり反対に下側幅よりも上側幅を広くした上広がり状としたりする(即ち、上側幅と下側幅とを互いに異ならせる)ことは、中皿収納凹部へ収納した中皿が、特に、係合部と係止部との係合部分を横ズレさせる方向(係合部分を中皿の左右両側とおくときの前後方向を言う)でのガタツキを徹底して防止できるという点で、一層有利になっている。
【0011】
中皿に設けられた係合部は、例えばその側面形状の具体例として、その上側幅と下側幅とが互いに異なる台形状にすればよい。
このようにすると、係合部の両側に傾斜面としての縦方向辺が形成されることになるので、この係合部による係止部との係合が円滑となり、且つ強い係合状態が安定して得られるということがある。
また、容器本体の中皿収納凹部に設けられた係止部は、係合部における側面形状としての幅方向両側を挟む位置で中皿収納凹部の側壁内面からこの中皿収納凹部の内方へ突出する一対の係止突起を有して形成することができる。そこで、この係止突起の相互間隔が、上側と下側とで互いに異なるものとすればよい。
【0012】
容器本体の中皿収納凹部に設けられた係止部のうち少なくとも一方を、上記したような一対の係止突起より成る係止部とする場合にあって、中皿収納凹部の側壁内面に対して、この係止部における個々の係止突起の三方を各別に取り囲むようにコ字状の切り込みを設けて、この切り込みの内方に弾性片を形成させることができる。
従って、個々の係止突起は、この弾性片を伴って各独立して内外方向の弾性を付与されたものとなる。このようなことにより、この係止部では、各係止突起が自由度のきいた撓み作用を行い、これが中皿の出し入れや保持にとって好適なものとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図5は、本発明に係る容器1の第1実施形態を示している。
この容器1は、容器本体2と、この容器本体2の上端開口を塞ぐ蓋体3と、容器本体2の内部に設けられた有底の中皿収納凹部4に対して出し入れ自在とされた中皿5とを有している。
容器本体2の後端部には、蓋体3を開閉自在にヒンジ結合する枢支軸(図示省略)が設けられていると共に、容器本体2の前端部には、蓋体3の閉止状態を係合保持する係合手段6が設けられている。また、図示は省略するが、容器本体2又は蓋体3には、蓋体3の係合閉止状態を解除する操作部及び蓋材3を閉止状態から開方向へ付勢する弾性部材が組み込まれている。
【0014】
上記容器本体2は、適宜合成樹脂材により形成されており、底7、前壁8及び後壁9、更に左右側壁10,11を一体に有して、上端が開口した浅い長方箱形を呈している。このうち後壁9の中央部に、蓋3とのヒンジ結合部12が設けられている。また前壁8の中央部には階段状凹部13が設けられており、この凹部13内に係合手段6を構成する係合部6Aが設けられている。
上記蓋体3は、適宜合成樹脂材により形成されており、その後端部に容器本体2のヒンジ結合部12と組み付けられるヒンジ部(図示略)が設けられている。
また、蓋体3の前端部には、図示していないが、左右方向中央部から容器本体2側の係合部6Aへ向けて突出する爪片が突設されており、この爪片が係合部6Aと係合することで上記係合手段6を構成するようになっている。
【0015】
上記中皿5は、適宜合成樹脂材により形成されており、浅形の略方形皿状を呈している。この中皿5の外周面には、一組の相反する二面5A,5Bに、それぞれ係合部14が設けられている。
上記容器本体2において、中皿収納凹部4は、容器本体2の左右方向(長手方向)中央部を前後方向へ向けた仕切壁15によって区画することにより、この仕切壁15の一方側(左側)に凹部状に形成されるものとしてある。すなわち、この中皿収納凹部4は、容器本体2における前壁8及び後壁9のそれぞれ略左半分の領域と、左側壁10と、仕切壁15との合計4壁を、この中皿収納凹部4の四周を取り囲む側壁として兼用させつつ、形成されたものである。
【0016】
なお、容器本体2内において、仕切壁15の他方側(右側)に形成される凹部状の部位は、パフ収納凹部17として使用可能になっている。また、仕切壁15の前後方向中央部には、上端を開放させた切欠部18が設けられており、中皿収納凹部4へ中皿5を収納した状態から中皿5を取り外すときに、この切欠部18から中皿5の外周面へと手指を差し込み可能とさせ、もって中皿5の取り出し操作を行い易くしてある。
この中皿収納凹部4は、中皿5を収納可能となるようにやや大きめの平面大きさ及び深さを有して形成されていることは言うまでもないが、中皿5の収納状態にあって、この中皿5に平面方向及び厚さ方向への大きなガタツキを生じさせない程度の寸法範囲で仕上げられている。
【0017】
そして、この中皿収納凹部4における四周の側壁のうち、容器本体2の左側壁10や仕切壁15と兼用されている対向二側壁に対して、中皿5の各係合部14と対応する各内面に、それぞれ各係合部14と係脱可能な係止部20,21が設けられている。
ここで、中皿5の係合部14と、容器本体2の中皿収納凹部4における係止部20,21との係合関係について説明する。
中皿5の係合部14は、中皿5の相反する二面5A,5Bに設けられるもの相互が同じ形で、且つ同じ位置付けになっており、中皿収納凹部4に対して中皿5を収納するときの左右向きが逆になっても、何ら問題なく収納できるようになっている。
【0018】
なお、中皿5の平面形状及び中皿収納凹部4の平面開口形状を正方形とするとき、中皿5の係合部14は、中皿5の外周面全部(四方面)に対して同じ形、同じ位置付けで設けてもよい。
個々の係合部14は、中皿5の外周面に対して、係合部14の形成部位(相反する二面5A,5Bの各中央部)だけを避けるかたちでその下半部側を取り巻くように内向きの段差23を設けることにより、この係合部14として相対的に側方へ向けた凸形体を成すように形成されたものである。この係合部14の側面形状は、上側幅よりも下側幅が広い台形状とされており、従って両側の縦方向辺はそれぞれ傾斜面14a,14bとなっている。
【0019】
これに対し、容器本体2の中皿収納凹部4における係止部20,21は、図1と図2との比較から明らかなように、互いの基本的な構成・形状、及び左側壁10や仕切壁15に対する位置付け等は同じであるものの、左側壁10では係止部20の形成部位が弾性片25とされて内外方向へ可撓とされているのに対して、仕切壁15では係止部21の形成部位が固定されている点で、両者は異なるものとなっている。
ただ、この弾性片25の有無を除けば係止部20,21は同じであるので、以下では、主に係止部20についてのみその詳細を説明する。
【0020】
この係止部20では、左側壁10の前後方向中央部を境としたセンター振り分けで、前後方向に所定間隔をおいて設けられた一対の係止突起20A,20B(係止部21では係止突起21A,21Bとなる)を有している。
これら係止突起20A,20Bは、いずれも、左側壁10の内面から中皿収納凹部4内方へ向けて突出しており、その相互間隔は、上記係合部14の側面形状としての幅方向両側を挟む位置付けに対応させてある。すなわち、係合部14が上記のように台形状をしているために、これら係止突起20A,20Bの相互間隔も、上側間口よりも下側間口の方が広くなるようにしてある。
【0021】
係止突起20A,20Bの各側面形状は、上側幅よりも下側幅が狭い逆台形状とされており、従って、両係止突起20A,20B間において互いに対向する縦方向辺は、図3に示すように、係合部14の傾斜面14a,14bと同じ向きの傾斜面20a,20bとなっている。
このようなことから、係合部14と係止部20(係止突起20A,20B)とを係合させたとき、これら両者は、傾斜面14aと20a、傾斜面14bと20bとを当接させつつ、上側幅よりも下側幅を広くした末広がり状の係合関係を持つことになり、従って中皿収納凹部4へ収納された中皿5は浮き上がりが阻止される。
【0022】
上記左側壁10(中皿収納凹部4内を向く内面)には、上記したように係止部20(即ち、係止突起20A,20B)の形成部位に対応して弾性片25が設けられているが、この弾性片25は、図4及び図5に示すように、左側壁10を、内板10Aと外板10Bとが上端同士のみ連結された内外二重壁構造として、両板間に可撓空間27を確保させ、そのうえで内板10Aに倒立したT字状を描くように切り込み28を形成することにより、この切り込み28の内側に(倒立したT字状の弾性片25として)残置させたものである。
【0023】
従って、このように形成された弾性片25は、上端側を固定端とし下端側を自由端として、内外方向に可撓性を有するものである。弾性片25の下端は中皿収納凹部4の底面から浮き上がっており、撓み動作が阻害されることはない。
図5に示すように、係止突起20A,20Bの上面は、中皿収納凹部4内へ向けて下り勾配となるガイド面26として形成されており、中皿5の挿入時には、この中皿5の底部外端との当接で弾性片25に撓みが生じ易くしてある。
弾性片25の弾力により、中皿収納凹部4内へ収納された中皿5は、仕切壁15へ向って押圧付勢されることになる。従って、微小ではあるが、左側壁10と中皿5との間には、中皿5を取り出すときの押し縮め分としての隙間が確保されることになる。
【0024】
このような構成を具備する容器1において、容器本体2の中皿収納凹部4に中皿5を収納させる場合、まず中皿5を中皿収納凹部4の上方から左側壁10へ向けて斜めに落とし込むようなかたちで差し込む。
これによって必然的に中皿5において斜め下方を向いている方(左側)の係合部14が中皿収納凹部4の係止部20と係合するようになるので、このまま中皿5において未だ中皿収納凹部4内に嵌まっていない方(右側)を中皿収納凹部4内へと押し込む。
【0025】
これにより、上記係止部20が中皿5に押されることで弾性片25が撓みを生じ、中皿5の残りの係合部14が中皿収納凹部4の他方の係止部21に対して抵抗なく、円滑に係合するようになる。すなわち、この段階で中皿収納凹部4に対して中皿5が収納されたことになる。
上記のように係合部14と係止部21とが係合したとき、上記弾性片25はそれ自体の弾性回復に伴って撓みを元に戻そうとするので、今度はこの弾性片25による弾性を受けて中皿5が中皿収納凹部4内で仕切壁15側へ向けて押圧付勢される状態(即ち、係合部14と係止部20,21との係合がバックアップされる状態)を保持するものとなる。
【0026】
このようにして、中皿5は中皿収納凹部4内でのガタツキや外れが防止され、また落下時等の外力作用によって中皿収納凹部4から飛びだすことも防止される。
一方、中皿5を中皿収納凹部4から取り出す場合は、仕切壁15の切欠部18から手指を差し込み、中皿5の外周面を左側壁10へ向けて押しながら、上方へ持ち上げるようにする。
これにより、弾性片25が中皿5に押されて撓むようになり、従って中皿5の係合部14と中皿収納凹部4の係止部21との係合が外れ、中皿5はそのまま中皿収納凹部4から取り出すことができる。
【0027】
このような中皿5にあって、その外周面に係止周溝は無いので、この中皿5に内容物(粉体等)を充填するときや、この容器1の使用時に中皿5から内容物が漏れ出るようなことがあったとしても、この内容物は、そもそも中皿5の外周面に付着し難くい状態にあり、また仮に付着したところで簡単且つ確実に拭き取ることができるものである。
図6は、本発明に係る容器1の第2実施形態を示している。
この第2実施形態の容器1において、上記した第1実施形態と最も異なるところは、容器本体2を、その内方がガランとした何もない空間に形成して、全体が平皿状を呈したものとしておきながら、これに対して容器本体2の内部へ別部材として形成した中枠35を嵌め込むことにより、容器本体2内に中皿収納凹部4を形成させるようにしている点にある。
【0028】
中枠35は、適宜合成樹脂材により形成されており、底なしの略長方枠形(平面大きさ及び外形輪郭は容器本体2に同じ)を呈したものである。
そして、この中枠35において、上端部分は外向きの鍔36とされ、この鍔36の枠内周に沿った全周に、下方へ突出する差込リブ37が設けられたかたちとなっている。また、左右方向(長手方向)中央部となる枠内方には、対向する差込リブ37間を前後方向に繋ぐようにして仕切壁15が設けられており、この仕切壁15の一方側(左側)で中皿収納凹部4を形成させると共に、他方側(右側)でパフ収納凹部17を形成させるようになっている。
【0029】
このように、この第2実施形態において中皿収納凹部4は、その四周を取り囲む側壁が、中枠35の差込リブ37の約半周と仕切壁15とによって形成されていることになる。
中枠35の鍔36には、容器本体2のヒンジ結合部12及び係合部6A形成用の階段状凹部13に対応して切欠部38,39が設けられており、これらとの干渉を回避させてある。
なお、係止部20,21は、上記したように中皿収納凹部4の側壁として機能することになる中枠35の差込リブ37や仕切壁15に対して設けられている。
これら係止部20,21の構成(弾性片25を含む)、形状、中皿5の係合部14との位置関係、及び作用効果等は第1実施形態と同じであり、また仕切壁15の前後方向中央部に中皿5の取り出しを容易化させるための上部開放切欠部18が設けられていること等も第1実施形態と同じである。従って、これらに関してのここでの詳説は省略する。
【0030】
容器本体2に対する中枠35の固定は、接着、溶着、無理嵌め、係合止め等によって行えばよい。
なお、本第2実施形態において、弾性片25を形成する切り込み28は、差込リブ37を内方又は外方から見てコ字状のスリットとして、中枠35の下端縁を開放しない構成としたものを示したが、開放させるようにしてもよい。
図7は、本発明に係る容器1において用いられる中皿5の別実施形態を示している。
【0031】
本実施形態の中皿5では、その外周面の相反する二面5A,5Bの各中央部に設けられる係合部14において、その両側の縦方向辺がそれぞれ部分円弧面14c,14dとなっている。なお、この係合部14も、下半部側を取り巻く内向きの段差23によって相対的に側方へ向けた凸形体を成している。
このような形状であっても、この係合部14の側面形状は、上側幅よりも下側幅が広くなっており、この点で、作用効果的には、第1実施形態と同じ作用効果が得られるものである。
【0032】
図8は、本発明に係る容器1において用いられる容器本体2の別実施形態を示している。
本実施形態の容器本体2では、左側壁10によって兼用される中皿収納凹部4の側壁(内板10A)に対し、係止部20の係止突起20A,20Bを弾性片25と共に形成させるうえで、上記内板10Aに、個々の係止突起20A,20Bにおける三方を取り囲むようにコ字状の切り込み42を設けている。
すなわち、個々の係止突起20A,20Bが各独立した弾性片25を具備した状態となっており、これら係止突起20A,20Bに対して各独立した弾性が与えられるものとなる。
【0033】
従って、中皿収納凹部4に対する中皿5の出し入れ時では、中皿5に多少の方向違い(ズレ)が生じていたときでも、係止突起20A,20B間での可撓量の違いでこれを吸収でき、結果として中皿5の出し入れが容易になり、また中皿収納凹部4に対する中皿5の収納状況下では、係止突起20A,20Bが自在に撓むことでそれだけ振動や衝撃に対して吸収性が良好になるという利点がある。
図9は、中皿5の係合部14と中皿収納凹部4の係止部20,21との係合を容易化させるためのガイド面26を、中皿5における係合部14の下端部へ設けた実施形態を示している(第1実施形態では図5に示したように係止部20,21側に設けていた)。
【0034】
このようにしても、ガイド面26が奏する作用効果(中皿5の挿入時における弾性片25の撓みの生じ易さ)は、第1実施形態と同じものが得られるものである。
図10及び図11は、本発明に係る容器1の第3実施形態を示している。
この第3実施形態の容器1において、上記した各実施形態と最も異なるところは、中皿5の外周面のうち、一組の相反する二面5A,5Bに設けられた係合部14が、それぞれ凹形体を呈して形成されている点にある。
【0035】
すなわち、係合部14は、中皿5の外周面に対する所定の形成部位(相反する二面5A,5Bの各中央部)だけを下方へ向けた開放状態で凹ますようにして形成したもので、その側面形状は、下側の開放口幅よりも上側の内法幅が広い台形状(逆台形状)とされており、従って両側の縦方向辺はそれぞれ傾斜面14e,14fとなっている。
このようなことから、中皿5の外周面に係止周溝は無く、この中皿5に内容物(粉体等)を充填するときや、この容器1の使用時に中皿5から内容物が漏れ出たときに等にも、この内容物が、そもそも中皿5の外周面に付着し難くい状態になり、また仮に付着したところで簡単且つ確実に拭き取ることができるという作用効果は、この第3実施形態からも得られるものである。
【0036】
なお、中皿5の相反する二面5A,5Bに対し、各係合部14を互いに同じ形で且つ同じ位置付けで設けるようにして、中皿収納凹部4への中皿5の収納向きを左右逆向きにすることができるようにしている点は、上記各実施形態の場合と同じである。
これに対し、容器本体2における中皿収納凹部4の内周の対向二側壁(容器本体2の左側壁10や仕切壁15と兼用されているもの)には、中皿5の各係合部14と係脱可能になる係止部20(仕切壁15側の係止部は図示を省略する)が設けられている。
【0037】
なお、第1実施形態で説明したのと同じように、左側壁10に設けられた係止部20は弾性片25を介して左側壁10の内外方向へ可撓になっているのに対して、仕切壁15に設けられた係止部では仕切壁15に固定されているという相違点があるが、これら両者は構成・形状、位置付け等において基本的に同じである。そこで以下では主に係止部20について説明する。
この係止部20は、左側壁10の前後方向中央部を境としたセンター振り分けで、前後方向に所定間隔をおいて設けられた一対の係止突起20A,20Bを有している。
【0038】
これら係止突起20A,20Bは、いずれも、左側壁10の内面から中皿収納凹部4内方へ向けて突出したものとされており、それらの左右方向両外向き面同士の相互間隔が、上記係合部14の側面形状としての幅方向両内側に嵌まる位置付けに対応させてある。
すなわち、係合部14が上記のように台形状(逆台形状)をしているために、これら係止突起20A,20Bの左右方向両外向き面となる縦方向辺は、係合部14の傾斜面14e,14fと同じ向きの傾斜面20e,20f(図11参照)とされ、これら傾斜面20e,20fの相互間隔として下側よりも上側の方が広くなる寸法関係にしてある。
【0039】
係止突起20A,20Bにおける個々の側面形状は、上側幅よりも下側幅が狭い逆台形状とされている。
このようなことから、係合部14と係止部20(係止突起20A,20B)とを係合させたとき、これら両者は、傾斜面14eと20e、傾斜面14fと20fとを当接させつつ、下側幅よりも上側幅を広くした上広がり状の係合関係を持つことになり、従って中皿収納凹部4へ収納された中皿5は浮き上がりが阻止される。
【0040】
上記左側壁10(中皿収納凹部4内を向く内面)において、係止部20(即ち、係止突起20A,20B)の形成部位に対応するように設けられた弾性片25は、内外二重壁構造とされた左側壁10の内板10Aに、倒立したT字状を描くように切り込み28を形成して、この切り込み28の内側に残置させたものである。
従って、この弾性片25は、上端側を固定端とし下端側を自由端として、内外方向に可撓性を有するものとなっており、このときの弾性片25の弾力により、中皿収納凹部4内へ収納された中皿5が仕切壁15へ向って押圧付勢されることになり、また左側壁10と中皿5との間には中皿5を取り出すときの押し縮め分としての隙間が確保されることになる。
【0041】
このような弾性片25による作用効果と合わせ、その他の部位、部材における細部構成や作用効果等は、上記した第1実施形態等と同じであり、ここでの詳説は省略する。
図12は、本発明に係る容器1の第4実施形態を示している。
この第4実施形態の容器1は上記した第3実施形態を更に発展させたもので、第3実施形態との違いは、中皿5の相反する二面5A,5Bに凹形体を呈して設けられた係合部14が、それぞれ2個の小型係合凹部14A,14Bを有して成るものとされている点にある。
【0042】
各小型係合凹部14A,14Bの側面形状は、それぞれが下方の開放口幅よりも上側の内法幅が広くなった逆台形状をしている。また、この逆台形は左右対称のものとされている。
従って、このうち一方の小型係合凹部14Aにおける両側の縦方向辺は、それぞれ相対逆向きの傾斜面14e,14gとなっており、また他方の小型係合凹部14Bにおける両側の縦方向辺は、それぞれ相対逆向きの傾斜面14h,14fとなっている。
【0043】
なお、容器本体2における中皿収納凹部4の内周の対向二側壁(容器本体2の左側壁10や仕切壁15と兼用されているもの)に設けられた係止部20(仕切壁15側の係止部は図示を省略する)は、上記第3実施形態でも、また本第4実施形態でも、2個の係止突起20A,20Bを有したものとされているが、本第4実施形態では特に、各係止突起20A,20Bが、上記係合部14(小型係合凹部14A,14B)の各側面形状に対応するように、それぞれ左右対称の逆台形とされている点で、第3実施形態と多少の差異がある。
【0044】
従って、このうち一方の係止突起20Aにおける両側の縦方向辺は、それぞれ相対逆向きの傾斜面20e,20gとなっており、また他方の係止突起20Bにおける両側の縦方向辺は、それぞれ相対逆向きの傾斜面20h,20fとなっている。
このようなことから、係合部14と係止部20との係合時には、傾斜面14eと20e、14gと20g、14hと20h、14fと20fとをそれぞれ当接させつつ、下側幅よりも上側幅を広くした上広がり状の係合関係を持つことになる。
【0045】
本第4実施形態では、左側壁10に弾性片25を設けるための切り込み28が中皿収納凹部4の内底まで達するように形成されている点において僅かな差異がある程度で、その他の部位、部材における細部構成や作用効果等は、上記した第3実施形態等と同じであり、ここでの詳説は省略する。
図13は、本発明に係る容器1の第5実施形態を示している。
この第5実施形態の容器1も上記した第3実施形態の発展型であり、中皿5の相反する二面5A,5Bに凹形体を呈して設けられた係合部14が、それぞれ2個の小型係合凹部14A,14Bを有して成る。
【0046】
各小型係合凹部14A,14Bの側面形状は、やはり、それぞれが下方の開放口幅よりも上側の内法幅が広くなった逆台形状をしているが、本第5実施形態では、この逆台形は左右非対称のものとされている。
従って、このうち一方の小型係合凹部14Aについて言えば、片側の縦方向辺だけが傾斜面14eとされ、残る縦方向辺は垂直面14jとなっており、また他方の小型係合凹部14Bについて言えば、片側の縦方向辺だけが傾斜面14hとされ、残る縦方向辺は垂直面14kとなっている。
【0047】
そして、容器本体2における中皿収納凹部4の内周の対向二側壁(容器本体2の左側壁10や仕切壁15と兼用されているもの)に設けられた係止部20(仕切壁15側の係止部は図示を省略する)についても、上記係合部14(小型係合凹部14A,14B)とそれぞれ対応した形状の係止突起20A,20Bを有しており、このうち一方の係止突起20Aでは、片側の縦方向辺だけが傾斜面20eとされ、残る縦方向辺は垂直面20jとなっており、また他方の係止突起20Bでは、片側の縦方向辺だけが傾斜面20hとされ、残る縦方向辺は垂直面20kとなっている。
【0048】
このようなことから、係合部14と係止部20との係合時には、傾斜面14eと20e、垂直面14jと20j、傾斜面14hと20h、垂直面14kと20kとをそれぞれ当接させつつ、下側幅よりも上側幅を広くした上広がり状の係合関係を持つことになる。
その他の部位、部材における細部構成や作用効果等は、上記した第3実施形態等と同じであり、ここでの詳説は省略する。
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、容器本体2を前後方向に長くして、前後方向中央部に左右方向に延びる仕切壁15を設けた構成とすることができる。
【0049】
中皿5の係合部14と中皿収納凹部4の係止部20,21との間で、それらの採用形状を相対逆にさせることもできる。その他、実施の態様に応じて適宜変更が可能である。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る容器では、容器本体内に設けられた中皿収納凹部に中皿を収納させるうえで、中皿の係合部と中皿収納凹部の係止部とを係合させ、この係合部分に内外方向への弾性を持たせているので、中皿は中皿収納凹部内で片寄せ方向へ押圧付勢される。また、そのうえで係合部と係止部との係合関係を、上側幅よりも下側幅を広くした末広がり状としているので、係合部や係止部の磨耗を原因とした中皿のガタツキや外れ、落下時等の外力作用時における中皿の飛びだし等は防止される、という確実な係止状態が得られる。また、中皿収納凹部に対する中皿の出し入れも容易になる。
【0051】
このようなことから、中皿の外周面に対してわざわざ係止周溝を設ける必要はなくなり、その結果、中皿に対する内容物(粉体等)の充填時やこの容器の使用時に、中皿から内容物が漏れ出たとしても、中皿の外周面に内容物が付着し難くなり、また仮に付着したところで簡単且つ確実に拭き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器の第1実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】 図1に示した容器本体を左右逆方向から示した斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】図3のC−C線断面図である。
【図6】本発明に係る容器の第2実施形態を示す分解斜視図である。
【図7】本発明に係る容器において用いられる中皿の別実施形態を示した側面図である。
【図8】本発明に係る容器において用いられる容器本体の別実施形態を示した側面図である。
【図9】係合部と係止部とを係合させやすくするためのガイド面を係合部側へ設けた実施形態を図5と比較し易いように描いた断面図である。
【図10】本発明に係る容器の第3実施形態を示す分解斜視図である。
【図11】図10のD−D線断面図である。
【図12】本発明に係る容器の第4実施形態について図11と比較し易いように示した側断面図である。
【図13】本発明に係る容器の第5実施形態について図11と比較し易いように示した側断面図である。
【符号の説明】
1 容器
2 容器本体
4 中皿収納凹部
5 中皿
5A 中皿の外周面
5B 中皿の外周面
14 係合部
10 容器本体の左側壁(中皿収納凹部の側壁の一つを兼ねるもの)
15 容器本体の仕切壁(中皿収納凹部の側壁の一つを兼ねるもの)
20 係止部
20A 係止突起
20B 係止突起
21 係止部
21A 係止突起
21B 係止突起
25 弾性片
43 切り込み
Claims (4)
- 容器本体(2)内に有底の中皿収納凹部(4)が設けられ該中皿収納凹部(4)に対して中皿(5)を出し入れ自在とされている容器において、
上記中皿(5)には、外周面のうちの相反する二面(5A,5B)にそれぞれ係合部(14)が設けられていると共に、上記容器本体(2)の中皿収納凹部(4)には、上記中皿(5)の収納時に個々の係合部(14)と対応する対向二側壁(10,15)の各内面にそれぞれ各係合部(14)と係脱可能な係止部(20,21)が設けられており、
中皿(5)に設けられた係合部(14)のうちの一方又は容器本体(2)の中皿収納凹部(4)に設けられた係止部(20,21)のうちの一方が内外方向に弾性を有して形成されていることで中皿収納凹部(4)内で中皿(5)を片寄せ方向へ押圧付勢して係合部(14)と係止部(20,21)との係合を強める方向にバックアップ可能になっていると共に、
前記係合部(14)が凸形体とされて上側幅よりも下側幅を広くした末広がり状に傾斜面を有する又は係合部(14)が凹形体とされて下側幅よりも上側幅を広くした上広がり状に傾斜面を有することと、前記係止部(20,21)が、前記係合部(14)の傾斜面と当接する傾斜面を有することとにより、前記係合部(14)と係止部(20,21)との係合関係が、中皿収納凹部(4)へ収納した中皿(5)の浮き上がりを阻止可能なものとなっていることを特徴とする容器。 - 前記中皿(5)に設けられた係合部(14)は、その側面形状として上側幅と下側幅とが互いに異なる台形状を呈していることを特徴とする請求項1記載の容器。
- 前記容器本体(2)の中皿収納凹部(4)に設けられた係止部(20,21)は、前記中皿(5)に設けられた係合部(14)における側面形状としての幅方向両側を挟む位置で中皿収納凹部(4)の側壁内面から当該中皿収納凹部(4)の内方へ突出する一対の係止突起(20A,20B・21A,21B)を有して形成されており、これら係止突起(20A,20B・21A,21B)の係止側の相互間隔が上側と下側とで互いに異なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器。
- 容器本体(2)の中皿収納凹部(4)に設けられた係止部(20,21)のうち少なくとも一方が請求項3記載の係止部(20)とされ、該係止部(20)が具備する一対の係止突起(20A,20B)が、中皿収納凹部(4)の側壁内面に対して個々の係止突起(20A,20B)における三方を取り囲むように設けられたコ字状の切り込み(42)により、該切り込み(42)内方で形成される弾性片(25)を伴って内外方向の弾性を付与されていることを特徴とする容器。
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