JP2003011042A - 柱状ワークの面取り加工装置 - Google Patents
柱状ワークの面取り加工装置Info
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- JP2003011042A JP2003011042A JP2001369860A JP2001369860A JP2003011042A JP 2003011042 A JP2003011042 A JP 2003011042A JP 2001369860 A JP2001369860 A JP 2001369860A JP 2001369860 A JP2001369860 A JP 2001369860A JP 2003011042 A JP2003011042 A JP 2003011042A
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の構成部品点数の削減と装置の制御系の
簡略化を図れ、イニシャルコストおよびランニングコス
トを低減するに好適な面取り加工方法とその装置を提供
する。 【解決手段】 柱状ワークWの面取り加工手段としてカ
ップ型砥石4を用い、このカップ型砥石4は、そのカッ
プ縁部側端面が柱状ワークWを面取り加工するための加
工面4aとして形成されるとともに、この加工面4aの
幅tが柱状ワークWの外形寸法Dより狭くなるように設
け、上記カップ型砥石4による柱状ワークWの面取り加
工は、カップ型砥石4の加工面4aのうちその回転運動
方向が水平となる加工面幅方向中央部P1に、上記柱状
ワークWの端面縁部W1を接触させて行うものとする。
簡略化を図れ、イニシャルコストおよびランニングコス
トを低減するに好適な面取り加工方法とその装置を提供
する。 【解決手段】 柱状ワークWの面取り加工手段としてカ
ップ型砥石4を用い、このカップ型砥石4は、そのカッ
プ縁部側端面が柱状ワークWを面取り加工するための加
工面4aとして形成されるとともに、この加工面4aの
幅tが柱状ワークWの外形寸法Dより狭くなるように設
け、上記カップ型砥石4による柱状ワークWの面取り加
工は、カップ型砥石4の加工面4aのうちその回転運動
方向が水平となる加工面幅方向中央部P1に、上記柱状
ワークWの端面縁部W1を接触させて行うものとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバケーブ
ルの接続用コネクタを構成するZrO2フェルール等の
ような、柱状ワークの面取り加工を行うための面取り加
工方法とその装置に関するものである。
ルの接続用コネクタを構成するZrO2フェルール等の
ような、柱状ワークの面取り加工を行うための面取り加
工方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の柱状ワークの面取り加工
を行う場合には、図9および図10に示した面取り加工
装置を用いている。
を行う場合には、図9および図10に示した面取り加工
装置を用いている。
【0003】同図の面取り加工装置においては、柱状の
砥石5の先端部外形を面取り角度と同じ角度のテーパー
形状とし、このような先端テーパー形状の砥石5を砥石
軸2のスピンドル先端に取り付けている。また、この装
置の場合、砥石5と対向する側に柱状ワークWが配置さ
れるが、この柱状ワークWは主軸3のスピンドル先端に
チャック部3aを介してクランプされる。
砥石5の先端部外形を面取り角度と同じ角度のテーパー
形状とし、このような先端テーパー形状の砥石5を砥石
軸2のスピンドル先端に取り付けている。また、この装
置の場合、砥石5と対向する側に柱状ワークWが配置さ
れるが、この柱状ワークWは主軸3のスピンドル先端に
チャック部3aを介してクランプされる。
【0004】そして、この面取り加工装置における面取
り加工は、砥石5と柱状ワークWをそれぞれの中心軸線
回りに回転させた状態で、その柱状ワークWの面取り対
象となる部分、すなわち柱状ワークWの端面縁部W1を
砥石5の先端テーパー形状部5aで切り込むことにより
行われるが、このとき、その切込み位置や切込み量の調
整にあたっては、2つのテーブル、すなわち砥石軸2
を搭載しZ軸方向へ数値制御による移動が可能なテーブ
ル200と、主軸3を搭載しX軸方向へ数値制御によ
る移動が可能なテーブル201との相対位置を監視しな
がら、この2つのテーブル200、201を移動させる
制御動作、いわゆる2軸(X軸、Z軸)の補間制御を行
うものとしている。
り加工は、砥石5と柱状ワークWをそれぞれの中心軸線
回りに回転させた状態で、その柱状ワークWの面取り対
象となる部分、すなわち柱状ワークWの端面縁部W1を
砥石5の先端テーパー形状部5aで切り込むことにより
行われるが、このとき、その切込み位置や切込み量の調
整にあたっては、2つのテーブル、すなわち砥石軸2
を搭載しZ軸方向へ数値制御による移動が可能なテーブ
ル200と、主軸3を搭載しX軸方向へ数値制御によ
る移動が可能なテーブル201との相対位置を監視しな
がら、この2つのテーブル200、201を移動させる
制御動作、いわゆる2軸(X軸、Z軸)の補間制御を行
うものとしている。
【0005】しかしながら、上記従来の面取り加工装置
によると、上記のような2軸の補間制御を行わなければ
ならず、複雑な制御系が必要になる。また、上記従来装
置の場合、砥石5を新しく取り付けたときや、あるいは
砥石5が摩耗したときは、その砥石5の加工面すなわち
テーパー形状部5aを整形しなければならず、その整形
のためのドレス装置6が必要となることから、装置の構
成部品点数が増え、装置全体が煩雑なものとなり、また
イニシャルコスト、ランニングコストも高い等の問題点
を有している。
によると、上記のような2軸の補間制御を行わなければ
ならず、複雑な制御系が必要になる。また、上記従来装
置の場合、砥石5を新しく取り付けたときや、あるいは
砥石5が摩耗したときは、その砥石5の加工面すなわち
テーパー形状部5aを整形しなければならず、その整形
のためのドレス装置6が必要となることから、装置の構
成部品点数が増え、装置全体が煩雑なものとなり、また
イニシャルコスト、ランニングコストも高い等の問題点
を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、装置の構成部品点数の削減と装置の制御系の簡略化
を図れ、イニシャルコストおよびランニングコストを低
減するに好適な面取り加工方法とその装置を提供するこ
とにある。
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、装置の構成部品点数の削減と装置の制御系の簡略化
を図れ、イニシャルコストおよびランニングコストを低
減するに好適な面取り加工方法とその装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る柱状ワークの面取り加工装置は、カッ
プ型砥石をその中心軸線回りに回転させる構造の砥石軸
と、上記カップ型砥石による面取り研削加工の対象とな
る柱状ワークを把持しその中心軸線回りに回転させる主
軸とを有し、上記カップ型砥石は、そのカップ縁部側端
面が上記柱状ワークを面取り加工するための加工面とし
て形成されるとともに、この加工面の幅が上記柱状ワー
クの外形寸法より狭くなるように設けられてなり、上記
柱状ワークの面取り加工は、上記カップ型砥石の加工面
のうちその回転運動方向が水平となる加工面幅方向中央
部に、上記柱状ワークの端面縁部を接触させて行うこと
を特徴とするものである。
に、本発明に係る柱状ワークの面取り加工装置は、カッ
プ型砥石をその中心軸線回りに回転させる構造の砥石軸
と、上記カップ型砥石による面取り研削加工の対象とな
る柱状ワークを把持しその中心軸線回りに回転させる主
軸とを有し、上記カップ型砥石は、そのカップ縁部側端
面が上記柱状ワークを面取り加工するための加工面とし
て形成されるとともに、この加工面の幅が上記柱状ワー
クの外形寸法より狭くなるように設けられてなり、上記
柱状ワークの面取り加工は、上記カップ型砥石の加工面
のうちその回転運動方向が水平となる加工面幅方向中央
部に、上記柱状ワークの端面縁部を接触させて行うこと
を特徴とするものである。
【0008】本発明に係る柱状ワークの面取り加工方法
は、カップ型砥石をその中心軸線回りに回転させる構造
の砥石軸と、上記カップ型砥石による面取り研削加工の
対象となる柱状ワークを把持しその中心軸線回りに回転
させる主軸とを有し、上記カップ型砥石は、そのカップ
縁部側端面が上記柱状ワークを面取り加工するための加
工面として形成されるとともに、この加工面の幅が上記
柱状ワークの外形寸法より小さく設けられてなり、上記
柱状ワークの面取り加工は、上記カップ型砥石の加工面
のうちその回転運動方向が水平となる部位の加工面幅方
向中央部に、上記柱状ワークの端面縁部を接触させて行
うことを特徴とするものである。
は、カップ型砥石をその中心軸線回りに回転させる構造
の砥石軸と、上記カップ型砥石による面取り研削加工の
対象となる柱状ワークを把持しその中心軸線回りに回転
させる主軸とを有し、上記カップ型砥石は、そのカップ
縁部側端面が上記柱状ワークを面取り加工するための加
工面として形成されるとともに、この加工面の幅が上記
柱状ワークの外形寸法より小さく設けられてなり、上記
柱状ワークの面取り加工は、上記カップ型砥石の加工面
のうちその回転運動方向が水平となる部位の加工面幅方
向中央部に、上記柱状ワークの端面縁部を接触させて行
うことを特徴とするものである。
【0009】本発明では、上記のようなカップ型砥石の
加工面の幅と柱状ワークの外形寸法との関係、およびカ
ップ型砥石と柱状ワークの接触構造との関係から、面取
り加工によりカップ型砥石の加工面の幅方向全域に亘っ
て該加工面の摩耗が進行するものとなる。また、たとえ
ば1つのテーブルにより砥石軸をZ軸に沿って移動させ
るだけの簡単な1軸制御で面取り加工を行うことが可能
となる。
加工面の幅と柱状ワークの外形寸法との関係、およびカ
ップ型砥石と柱状ワークの接触構造との関係から、面取
り加工によりカップ型砥石の加工面の幅方向全域に亘っ
て該加工面の摩耗が進行するものとなる。また、たとえ
ば1つのテーブルにより砥石軸をZ軸に沿って移動させ
るだけの簡単な1軸制御で面取り加工を行うことが可能
となる。
【0010】本発明において、上記のように回転運動方
向が水平となる加工面幅方向中央部は、上記カップ型砥
石のカップ縁部端面をその正面からみたときに、該カッ
プ縁部端面の上部側と下部側に位置するが、そのいずれ
を採用してもよい。
向が水平となる加工面幅方向中央部は、上記カップ型砥
石のカップ縁部端面をその正面からみたときに、該カッ
プ縁部端面の上部側と下部側に位置するが、そのいずれ
を採用してもよい。
【0011】本発明において、上記主軸を固定とし、上
記砥石軸をテーブルにより移動可能に設けるとともに、
このテーブルの移動により砥石軸を前進させることで、
上記カップ型砥石と上記柱状ワークとの接触を行う構造
を採用してもよい。
記砥石軸をテーブルにより移動可能に設けるとともに、
このテーブルの移動により砥石軸を前進させることで、
上記カップ型砥石と上記柱状ワークとの接触を行う構造
を採用してもよい。
【0012】また、本発明は、上記カップ型砥石と上記
柱状ワークの接触点において、上記カップ型砥石の加工
面が上記柱状ワークの外周面側から端面側へ向う方向に
運動することを特徴とするものである。
柱状ワークの接触点において、上記カップ型砥石の加工
面が上記柱状ワークの外周面側から端面側へ向う方向に
運動することを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る柱状ワークの
面取り加工方法とその装置の実施形態について図1ない
し図5を基に詳細に説明する。
面取り加工方法とその装置の実施形態について図1ない
し図5を基に詳細に説明する。
【0014】図1に示した柱状ワークの面取り加工装置
は、テーブル200上に配置された砥石軸2と、このテ
ーブル200の隣の固定台101上に配置された主軸3
とを有している。
は、テーブル200上に配置された砥石軸2と、このテ
ーブル200の隣の固定台101上に配置された主軸3
とを有している。
【0015】砥石軸2は、数値制御によるZ軸方向への
移動が可能なテーブル200上に設置され、かつ、カッ
プ型砥石4をその中心軸線回りに回転させるように構成
されている。この砥石軸2のカップ型砥石4はテーブル
200の移動によりZ軸方向に沿って前後移動できる。
移動が可能なテーブル200上に設置され、かつ、カッ
プ型砥石4をその中心軸線回りに回転させるように構成
されている。この砥石軸2のカップ型砥石4はテーブル
200の移動によりZ軸方向に沿って前後移動できる。
【0016】主軸3は、上記固定台101上に直接取付
け固定され、かつ、該カップ型砥石4による面取り研削
加工の対象となる柱状ワークWをチャック部3aで把持
しつつその中心軸線回りに回転させるように構成されて
いる。
け固定され、かつ、該カップ型砥石4による面取り研削
加工の対象となる柱状ワークWをチャック部3aで把持
しつつその中心軸線回りに回転させるように構成されて
いる。
【0017】砥石軸2のカップ型砥石4は、そのカップ
縁部側端面が柱状ワークWを面取り加工するための加工
面4aとして形成されるとともに、この加工面4aの幅
tは柱状ワークWの外形寸法Dより狭くなるように設け
られている。
縁部側端面が柱状ワークWを面取り加工するための加工
面4aとして形成されるとともに、この加工面4aの幅
tは柱状ワークWの外形寸法Dより狭くなるように設け
られている。
【0018】本実施形態の面取り加工装置においては、
カップ型砥石4の加工面4aと対向する側に柱状ワーク
Wがセット配置されるが、この柱状ワークWの回転中心
軸O1‐O1とカップ型砥石4の回転中心軸O2‐O2
は、本装置を上からみたときに、水平方向へ一定の角度
で相対的に傾くように構成されている。
カップ型砥石4の加工面4aと対向する側に柱状ワーク
Wがセット配置されるが、この柱状ワークWの回転中心
軸O1‐O1とカップ型砥石4の回転中心軸O2‐O2
は、本装置を上からみたときに、水平方向へ一定の角度
で相対的に傾くように構成されている。
【0019】さらに、図2に示したように、本装置を横
方向からみたときに、上記柱状ワークWの回転中心軸O
1‐O1とカップ型砥石4の回転中心軸O2‐O2は、
異なる別の平面に位置するように配置されている。すな
わち、柱状ワークWの回転中心軸O1‐O1はカップ型
砥石4の回転中心軸O2‐O2を含む平面でなく、この
平面より下方の別の平面に位置する。
方向からみたときに、上記柱状ワークWの回転中心軸O
1‐O1とカップ型砥石4の回転中心軸O2‐O2は、
異なる別の平面に位置するように配置されている。すな
わち、柱状ワークWの回転中心軸O1‐O1はカップ型
砥石4の回転中心軸O2‐O2を含む平面でなく、この
平面より下方の別の平面に位置する。
【0020】ここで、上記「下方の別の平面」とは、カ
ップ型砥石4の加工面4aのうちその回転運動方向が水
平となる加工面幅方向中央部を含む面のことをいう。
ップ型砥石4の加工面4aのうちその回転運動方向が水
平となる加工面幅方向中央部を含む面のことをいう。
【0021】すなわち、本実施形態の面取り加工装置に
おいては、図3に示したようにカップ型砥石4の加工面
4a全体の中に、その回転運動方向が水平となる点が複
数存在する。具体的にはカップ型砥石4の加工面4aを
その正面からみたときに、このカップ型砥石4の最上部
側と最下部側を結ぶ垂直ラインL上の点はすべてその回
転運動方向が水平方向となり、これらの点の中にはカ
ップ型砥石4の下部側加工面4aの幅方向中央部P1
と、その上部側加工面4aの幅方向中央部P2が含ま
れているが、本実施形態においては、カップ型砥石4
の下部側加工面4aの幅方向中央部P1を含む面に、柱
状ワークWの回転中心軸O1‐O1が位置するように設
けられている。
おいては、図3に示したようにカップ型砥石4の加工面
4a全体の中に、その回転運動方向が水平となる点が複
数存在する。具体的にはカップ型砥石4の加工面4aを
その正面からみたときに、このカップ型砥石4の最上部
側と最下部側を結ぶ垂直ラインL上の点はすべてその回
転運動方向が水平方向となり、これらの点の中にはカ
ップ型砥石4の下部側加工面4aの幅方向中央部P1
と、その上部側加工面4aの幅方向中央部P2が含ま
れているが、本実施形態においては、カップ型砥石4
の下部側加工面4aの幅方向中央部P1を含む面に、柱
状ワークWの回転中心軸O1‐O1が位置するように設
けられている。
【0022】したがって、本面取り加工装置での柱状ワ
ークWの面取り加工時には、カップ型砥石4の加工面幅
方向中央部P1に、その斜め前方から柱状ワークWの端
面縁部W1が接触するものとなるように構成されてい
る。
ークWの面取り加工時には、カップ型砥石4の加工面幅
方向中央部P1に、その斜め前方から柱状ワークWの端
面縁部W1が接触するものとなるように構成されてい
る。
【0023】次に、上記の如く構成された本実施形態の
面取り加工装置の動作について図1および図2を用いて
説明する。
面取り加工装置の動作について図1および図2を用いて
説明する。
【0024】本面取り加工装置では柱状ワークWの面取
り加工を行うことができ、この面取り加工を行う際は、
段取り作業として、まず面取り加工の対象となる柱状ワ
ークWを主軸3のチャック部3aにセットする。このと
き、砥石軸2はテーブル200の移動により段取り作業
の邪魔にならない位置まで後退させ待機状態としてお
く。
り加工を行うことができ、この面取り加工を行う際は、
段取り作業として、まず面取り加工の対象となる柱状ワ
ークWを主軸3のチャック部3aにセットする。このと
き、砥石軸2はテーブル200の移動により段取り作業
の邪魔にならない位置まで後退させ待機状態としてお
く。
【0025】上記のような柱状ワークWのセット作業
や、面取り加工を行うための他の段取り作業が終了する
と、テーブル200の移動によりZ軸方向に沿って柱状
ワークW側へ砥石軸2を前進させる。これにより、砥石
軸2のカップ型砥石4が柱状ワークWに接近し接触する
が、このとき、本面取り加工装置では、カップ型砥石4
の加工面幅方向中央部P1に、その斜め前方から柱状ワ
ークWの端面縁部W1が接触するとともに、このような
接触により柱状ワークWの端面縁部W1が面取り加工さ
れる。
や、面取り加工を行うための他の段取り作業が終了する
と、テーブル200の移動によりZ軸方向に沿って柱状
ワークW側へ砥石軸2を前進させる。これにより、砥石
軸2のカップ型砥石4が柱状ワークWに接近し接触する
が、このとき、本面取り加工装置では、カップ型砥石4
の加工面幅方向中央部P1に、その斜め前方から柱状ワ
ークWの端面縁部W1が接触するとともに、このような
接触により柱状ワークWの端面縁部W1が面取り加工さ
れる。
【0026】上記のような接触状態での面取り加工を行
うと、カップ型砥石4の加工面4aは次第に摩耗してい
くが、本面取り加工装置の場合、柱状ワークWの外形寸
法Dに比べて加工面4aの幅tの方が狭いので、図4の
点線で示したように、加工面4aの幅t方向全域に亘っ
て該加工面4aの摩耗が進行し、加工面4aの一部だけ
が局所的に摩耗することはない。また、加工面4aの摩
耗形状は、柱状ワークWの外径形状が転写され、中央が
凹の円弧面形状となる。
うと、カップ型砥石4の加工面4aは次第に摩耗してい
くが、本面取り加工装置の場合、柱状ワークWの外形寸
法Dに比べて加工面4aの幅tの方が狭いので、図4の
点線で示したように、加工面4aの幅t方向全域に亘っ
て該加工面4aの摩耗が進行し、加工面4aの一部だけ
が局所的に摩耗することはない。また、加工面4aの摩
耗形状は、柱状ワークWの外径形状が転写され、中央が
凹の円弧面形状となる。
【0027】したがって、本面取り加工装置によると、
面取り加工によりカップ型砥石4の加工面4aの幅方向
全域に亘って該加工面4aの摩耗が進行するから、面取
り加工の後に、次回の面取り加工に備えてカップ型砥石
4の加工面4aを整形するドレスの必要がなく、ドレス
装置を廃止することができ、装置の構成部品点数の削減
を図れる。
面取り加工によりカップ型砥石4の加工面4aの幅方向
全域に亘って該加工面4aの摩耗が進行するから、面取
り加工の後に、次回の面取り加工に備えてカップ型砥石
4の加工面4aを整形するドレスの必要がなく、ドレス
装置を廃止することができ、装置の構成部品点数の削減
を図れる。
【0028】また、カップ型砥石4の加工面4aの磨耗
に伴う、個々の柱状ワークWの面取り量の差の発生の可
能性に対しては、図示しないNC装置によってテーブル
200の切込み量を加工面4aの摩耗量の分だけ逐次増
加させることで対処する。これにより、個々の柱状ワー
クWの面取り量を一定に保つことができる。
に伴う、個々の柱状ワークWの面取り量の差の発生の可
能性に対しては、図示しないNC装置によってテーブル
200の切込み量を加工面4aの摩耗量の分だけ逐次増
加させることで対処する。これにより、個々の柱状ワー
クWの面取り量を一定に保つことができる。
【0029】また、本面取り加工装置によると、面取り
加工を行うにあたり、上記の通り1つのテーブル200
により砥石軸2をZ軸方向に沿って移動させるだけの簡
単な1軸制御で済むので、複雑な2軸の補間制御を要す
る従来装置に比し、装置の制御系の簡略化も図れる。
加工を行うにあたり、上記の通り1つのテーブル200
により砥石軸2をZ軸方向に沿って移動させるだけの簡
単な1軸制御で済むので、複雑な2軸の補間制御を要す
る従来装置に比し、装置の制御系の簡略化も図れる。
【0030】上記柱状ワークWの中には、図5に示した
ように、光ファイバケーブル50の接続用コネクタ(以
下「光コネクタ」という。)を構成するZrO2フェル
ール51も含まれる。
ように、光ファイバケーブル50の接続用コネクタ(以
下「光コネクタ」という。)を構成するZrO2フェル
ール51も含まれる。
【0031】一般にこの種フェルール51の端面縁部W
1にも面取り加工が施されるが、その面取り加工面W2
とフェルール51の外周面W3とが交わる部分、すなわ
ち面取り加工面W2の外周縁W4がシャープなエッジの
形状であると、このフェルール51の端部W5を相手部
品であるスリーブ内やフランジ内へ挿入した際に、エッ
ジの引っ掻けによる切りくずが発生し、光コネクタの機
能を阻害するおそれがある。このため、フェルール51
の端面縁部W1を面取り加工する際は、その面取り加工
面W2の外周縁W4をエッジのない滑らかな円弧面形状
とすることが要求される。
1にも面取り加工が施されるが、その面取り加工面W2
とフェルール51の外周面W3とが交わる部分、すなわ
ち面取り加工面W2の外周縁W4がシャープなエッジの
形状であると、このフェルール51の端部W5を相手部
品であるスリーブ内やフランジ内へ挿入した際に、エッ
ジの引っ掻けによる切りくずが発生し、光コネクタの機
能を阻害するおそれがある。このため、フェルール51
の端面縁部W1を面取り加工する際は、その面取り加工
面W2の外周縁W4をエッジのない滑らかな円弧面形状
とすることが要求される。
【0032】ところで、本面取り加工装置にあっては、
図6に示したように、フェルール51の端面縁部W1の
面取り加工時に、カップ型砥石4が図中矢印イで示した
ように図上左回りに回転運動すると、図7にも示したよ
うに、カップ型砥石4とフェルール51の接触点(P
1)において、このカップ型砥石4の加工面4aは、フ
ェルール51の外周面W3側から端面W5側へ向う方向
(図中からへ向う方向)に運動する。そうすると、
フェルール51の外周面W3と面取り加工面W2とが交
わる部分、すなわち面取り加工面W2の外周縁W4は、
ダレを生じてエッジのない滑らかな円弧面形状となる。
この際、上述のようにカップ型砥石4の加工面4aが摩
耗して中央凹の円弧面形状となっているか(図4参
照)、またはそれと同じ形状にカップ型砥石4の加工面
4aが成形加工されていると、その中央凹の円弧面形状
がフェルール51の面取り加工面W2に転写されること
から、フェルール51の面取り加工面W2は、中央が凸
の円弧面形状になる。
図6に示したように、フェルール51の端面縁部W1の
面取り加工時に、カップ型砥石4が図中矢印イで示した
ように図上左回りに回転運動すると、図7にも示したよ
うに、カップ型砥石4とフェルール51の接触点(P
1)において、このカップ型砥石4の加工面4aは、フ
ェルール51の外周面W3側から端面W5側へ向う方向
(図中からへ向う方向)に運動する。そうすると、
フェルール51の外周面W3と面取り加工面W2とが交
わる部分、すなわち面取り加工面W2の外周縁W4は、
ダレを生じてエッジのない滑らかな円弧面形状となる。
この際、上述のようにカップ型砥石4の加工面4aが摩
耗して中央凹の円弧面形状となっているか(図4参
照)、またはそれと同じ形状にカップ型砥石4の加工面
4aが成形加工されていると、その中央凹の円弧面形状
がフェルール51の面取り加工面W2に転写されること
から、フェルール51の面取り加工面W2は、中央が凸
の円弧面形状になる。
【0033】上記のように面取り加工面W2の外周縁W
4にダレを生じるのは、フェルール51の外周面W3と
面取り加工面W2とが交わる部分に最初にカップ型砥石
4の加工面4aが当接し、その最初の当接力で該カップ
型砥石4の加工面4aが弾性変形して凹むこと等による
ものと考えられる。
4にダレを生じるのは、フェルール51の外周面W3と
面取り加工面W2とが交わる部分に最初にカップ型砥石
4の加工面4aが当接し、その最初の当接力で該カップ
型砥石4の加工面4aが弾性変形して凹むこと等による
ものと考えられる。
【0034】したがって、本面取り加工装置によると、
上記の如くカップ型砥石4の回転方向を調整するだけ
で、面取り加工面W2の外周縁W4がエッジのない滑ら
かな円弧面形状になるから、この種のエッジをブラシ加
工あるいはバレル加工等で円弧面形状に修正する等工程
を省略することができ、特にフェルール51の端面縁部
W1の面取り加工を行う際に好適である。
上記の如くカップ型砥石4の回転方向を調整するだけ
で、面取り加工面W2の外周縁W4がエッジのない滑ら
かな円弧面形状になるから、この種のエッジをブラシ加
工あるいはバレル加工等で円弧面形状に修正する等工程
を省略することができ、特にフェルール51の端面縁部
W1の面取り加工を行う際に好適である。
【0035】なお、上記実施形態においては、カップ型
砥石4の下部側加工面4aの幅方向中央部P1に、その
斜め前方から柱状ワークWの端面縁部W1が接触する構
成を採用したが、図8に示したように、その加工面幅方
向中央部P1と同じく回転運動方向が水平となる部位、
すなわちカップ型砥石4の上部側加工面4aの幅方向中
央部P2に、その斜め前方から柱状ワークWの端面縁部
W1が接触する構造を採用することもでき、この構造の
場合も上記と同様な効果が得られる。
砥石4の下部側加工面4aの幅方向中央部P1に、その
斜め前方から柱状ワークWの端面縁部W1が接触する構
成を採用したが、図8に示したように、その加工面幅方
向中央部P1と同じく回転運動方向が水平となる部位、
すなわちカップ型砥石4の上部側加工面4aの幅方向中
央部P2に、その斜め前方から柱状ワークWの端面縁部
W1が接触する構造を採用することもでき、この構造の
場合も上記と同様な効果が得られる。
【0036】また、上記実施形態においては、主軸3を
固定とし、かつ砥石軸2をテーブル200により移動可
能とする構造を採用したが、これに代えて、砥石軸2を
固定とし、かつ主軸3をテーブルにより移動可能として
もよい。
固定とし、かつ砥石軸2をテーブル200により移動可
能とする構造を採用したが、これに代えて、砥石軸2を
固定とし、かつ主軸3をテーブルにより移動可能として
もよい。
【0037】
【発明の効果】本発明にあっては、カップ型砥石の加工
面の幅が柱状ワークの外形寸法より狭くなるように設け
る構成と、柱状ワークの面取り加工を行う際に、カップ
型砥石の加工面のうちその回転運動方向が水平となる加
工面幅方向中央部に、柱状ワークの端面縁部を接触させ
る構成を採用したものである。このため、面取り加工に
よりカップ型砥石の加工面の幅方向全域に亘って該加工
面の摩耗が進行するものとなることから、カップ型砥石
の加工面を整形するドレスの必要がなく、ドレス装置を
廃止でき、装置の構成部品点数の削減を図れ、イニシャ
ルコストおよびランニングコストを低減するに好適であ
る。
面の幅が柱状ワークの外形寸法より狭くなるように設け
る構成と、柱状ワークの面取り加工を行う際に、カップ
型砥石の加工面のうちその回転運動方向が水平となる加
工面幅方向中央部に、柱状ワークの端面縁部を接触させ
る構成を採用したものである。このため、面取り加工に
よりカップ型砥石の加工面の幅方向全域に亘って該加工
面の摩耗が進行するものとなることから、カップ型砥石
の加工面を整形するドレスの必要がなく、ドレス装置を
廃止でき、装置の構成部品点数の削減を図れ、イニシャ
ルコストおよびランニングコストを低減するに好適であ
る。
【0038】また、本発明によると、上記のようなカッ
プ型砥石と柱状ワークの接触構造との関係から、たとえ
ば1つのテーブルにより砥石軸をZ軸方向に沿って移動
させるだけの簡単な1軸制御で面取り加工を行うことが
でき、複雑な2軸の補間制御を要する従来装置に比し、
装置の制御系の簡略化も図れる等の効果を有する。
プ型砥石と柱状ワークの接触構造との関係から、たとえ
ば1つのテーブルにより砥石軸をZ軸方向に沿って移動
させるだけの簡単な1軸制御で面取り加工を行うことが
でき、複雑な2軸の補間制御を要する従来装置に比し、
装置の制御系の簡略化も図れる等の効果を有する。
【図1】本発明の一実施形態を示した面取り加工装置の
平面図。
平面図。
【図2】図1に示した面取り加工装置の正面図。
【図3】図1に示した面取り加工装置におけるカップ型
砥石と柱状ワークの接触状態を説明する斜視図。
砥石と柱状ワークの接触状態を説明する斜視図。
【図4】図1に示した面取り加工装置におけるカップ型
砥石の加工面の摩耗による形状変化の説明図。
砥石の加工面の摩耗による形状変化の説明図。
【図5】フェルールの断面図。
【図6】図1に示した面取り加工装置によりフェルール
の端面縁部を面取り加工する際の動作説明図であって、
同図(a)は面取り加工装置におけるカップ型砥石とフ
ェルールの接触状態の説明用断面図、同図(b)は
(a)のA矢視図である。
の端面縁部を面取り加工する際の動作説明図であって、
同図(a)は面取り加工装置におけるカップ型砥石とフ
ェルールの接触状態の説明用断面図、同図(b)は
(a)のA矢視図である。
【図7】図1に示した面取り加工装置によりフェルール
の端面縁部を面取り加工する場合において、カップ型砥
石とフェルールの接触点における該カップ型砥石の加工
面の運動方向の説明図。
の端面縁部を面取り加工する場合において、カップ型砥
石とフェルールの接触点における該カップ型砥石の加工
面の運動方向の説明図。
【図8】本発明の他の実施形態の説明用斜視図。
【図9】従来の面取り加工装置の平面図。
【図10】図9に示した従来の面取り加工装置の正面
図。
図。
2 砥石軸
3 主軸
3a チャック部
4 カップ型砥石
4a カップ型砥石の加工面(カップ型砥石のカップ縁
部側端面) 5 柱状の砥石 5a 先端テーパー形状部 6 ドレス装置 100 ベース 101 固定台 200、201 テーブル D 柱状ワークWの外形寸法 L カップ型砥石の上部側と下部側を結ぶ垂直ライン O1 柱状ワークWの回転中心軸 O2 カップ型砥石4の回転中心軸 P1、P2 カップ型砥石の加工面幅方向中央部 t カップ型砥石の加工面の幅 W 柱状ワーク 51 フェルール W1 柱状ワーク(フェルール)の端面縁部 W2 フェルール(柱状ワーク)の面取り加工面 W3 フェルール(柱状ワーク)の外周面 W4 面取り加工面の外周縁 W5 フェルール(柱状ワーク)の端面
部側端面) 5 柱状の砥石 5a 先端テーパー形状部 6 ドレス装置 100 ベース 101 固定台 200、201 テーブル D 柱状ワークWの外形寸法 L カップ型砥石の上部側と下部側を結ぶ垂直ライン O1 柱状ワークWの回転中心軸 O2 カップ型砥石4の回転中心軸 P1、P2 カップ型砥石の加工面幅方向中央部 t カップ型砥石の加工面の幅 W 柱状ワーク 51 フェルール W1 柱状ワーク(フェルール)の端面縁部 W2 フェルール(柱状ワーク)の面取り加工面 W3 フェルール(柱状ワーク)の外周面 W4 面取り加工面の外周縁 W5 フェルール(柱状ワーク)の端面
Claims (10)
- 【請求項1】 カップ型砥石をその中心軸線回りに回転
させる構造の砥石軸と、上記カップ型砥石による面取り
研削加工の対象となる柱状ワークを把持しその中心軸線
回りに回転させる主軸とを有し、 上記カップ型砥石は、そのカップ縁部側端面が上記柱状
ワークを面取り加工するための加工面として形成される
とともに、この加工面の幅が上記柱状ワークの外形寸法
より狭くなるように設けられてなり、 上記柱状ワークの面取り加工は、上記カップ型砥石の加
工面のうちその回転運動方向が水平となる加工面幅方向
中央部に、上記柱状ワークの端面縁部を接触させて行う
ことを特徴とする柱状ワークの面取り加工装置。 - 【請求項2】 回転運動方向が水平となる加工面幅方向
中央部は、上記カップ型砥石のカップ縁部端面をその正
面からみたときに、該カップ縁部端面の上部側に位置す
ることを特徴とする請求項1に記載の柱状ワークの面取
り加工装置。 - 【請求項3】 回転運動方向が水平となる加工面幅方向
中央部は、上記カップ型砥石のカップ縁部端面をその正
面からみたときに、該カップ縁部端面の下部側に位置す
ることを特徴とする請求項1に記載の柱状ワークの面取
り加工装置。 - 【請求項4】 上記主軸を固定とし、上記砥石軸をテー
ブルにより移動可能に設けるとともに、このテーブルの
移動により砥石軸を前進させることで、上記カップ型砥
石と上記柱状ワークとの接触を行う構造であることを特
徴とする請求項1に記載の柱状ワークの面取り加工装
置。 - 【請求項5】 上記カップ型砥石と上記柱状ワークの接
触点において、上記カップ型砥石の加工面が上記柱状ワ
ークの外周面側から端面側へ向う方向に運動することを
特徴とする請求項1に記載の柱状ワークの面取り加工装
置。 - 【請求項6】 カップ型砥石をその中心軸線回りに回転
させる構造の砥石軸と、上記カップ型砥石による面取り
研削加工の対象となる柱状ワークを把持しその中心軸線
回りに回転させる主軸とを有し、 上記カップ型砥石は、そのカップ縁部側端面が上記柱状
ワークを面取り加工するための加工面として形成される
とともに、この加工面の幅が上記柱状ワークの外形寸法
より小さく設けられてなり、 上記柱状ワークの面取り加工は、上記カップ型砥石の加
工面のうちその回転運動方向が水平となる部位の加工面
幅方向中央部に、上記柱状ワークの端面縁部を接触させ
て行うことを特徴とする柱状ワークの面取り加工方法。 - 【請求項7】 回転運動方向が水平となる加工面幅方向
中央部は、上記カップ型砥石のカップ縁部端面をその正
面からみたときに、該カップ縁部端面の上部側に位置す
ることを特徴とする請求項6に記載の柱状ワークの面取
り加工方法。 - 【請求項8】 回転運動方向が水平となる加工面幅方向
中央部は、上記カップ型砥石のカップ縁部端面をその正
面からみたときに、該カップ縁部端面の下部側に位置す
ることを特徴とする請求項6に記載の柱状ワークの面取
り加工方法。 - 【請求項9】 上記主軸を固定とし、上記砥石軸をテー
ブルにより移動可能に設けるとともに、このテーブルの
移動により砥石軸を前進させることで、上記カップ型砥
石と上記柱状ワークとの接触を行う構造であることを特
徴とする請求項6に記載の柱状ワークの面取り加工方
法。 - 【請求項10】 上記カップ型砥石と上記柱状ワークの
接触点において、上記カップ型砥石の加工面が上記柱状
ワークの外周面側から端面側へ向う方向に運動すること
を特徴とする請求項6に記載の柱状ワークの面取り加工
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001369860A JP2003011042A (ja) | 2001-04-23 | 2001-12-04 | 柱状ワークの面取り加工装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-124877 | 2001-04-23 | ||
JP2001124877 | 2001-04-23 | ||
JP2001369860A JP2003011042A (ja) | 2001-04-23 | 2001-12-04 | 柱状ワークの面取り加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003011042A true JP2003011042A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=26614036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001369860A Pending JP2003011042A (ja) | 2001-04-23 | 2001-12-04 | 柱状ワークの面取り加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003011042A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102240938A (zh) * | 2011-07-15 | 2011-11-16 | 东莞市翔通光电技术有限公司 | 光纤陶瓷插芯的自动倒角机及其自动倒角加工方法 |
-
2001
- 2001-12-04 JP JP2001369860A patent/JP2003011042A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102240938A (zh) * | 2011-07-15 | 2011-11-16 | 东莞市翔通光电技术有限公司 | 光纤陶瓷插芯的自动倒角机及其自动倒角加工方法 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041201 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060720 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061122 |