JP2003010449A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003010449A
JP2003010449A JP2001203717A JP2001203717A JP2003010449A JP 2003010449 A JP2003010449 A JP 2003010449A JP 2001203717 A JP2001203717 A JP 2001203717A JP 2001203717 A JP2001203717 A JP 2001203717A JP 2003010449 A JP2003010449 A JP 2003010449A
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Sadao Ioki
定男 井置
Hideo Taguchi
英雄 田口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者の遊技に対する興趣を高めることが可
能な遊技機を提供する。 【解決手段】 複数種類の遊技図柄からなる一連の遊技
図柄を順次変動表示可能な変動表示部を複数有する変動
表示装置と、該変動表示装置の各変動表示部に表示され
る遊技図柄の表示結果が予め定められた特定の組合せ態
様となることに関連して所定の遊技価値を付与可能な制
御を行う制御装置と、を備える遊技機である。複数種類
の遊技図柄には、特定図柄として分類される遊技図柄
と、該特定図柄とは別の非特定図柄として分類される遊
技図柄と、が含まれる構成として、制御装置は、複数の
変動表示部の何れかに変動表示される一連の遊技図柄の
中で特定図柄として分類される遊技図柄の割合を変更可
能な特定図柄割合変更手段と、該特定図柄割合変更手段
によって変更された特定図柄の割合を報知可能な特定図
柄割合報知手段と、を備えることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変動表示装置の各
変動表示部に表示される遊技図柄の表示結果が予め定め
られた特定の組合せ態様となることに関連して所定の遊
技価値を付与可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、一般に弾球遊技機として例示
するパチンコ遊技機は、複数種類の遊技図柄を変動表示
可能な変動表示装置と、始動入賞口を備え、該始動入賞
口への遊技球の入賞に伴って複数種類の遊技図柄を変動
表示装置において変動表示させることで変動表示遊技を
行うようになっている。そして、上記変動表示遊技にお
いて、前記変動表示装置の各変動表示部に表示される遊
技図柄の表示結果が予め定められた特定の組合せ態様
(例えば、「1,1,1」などのぞろ目)となることに
関連して、遊技者にとって有利な特別遊技状態(遊技媒
体の大量獲得が容易な大当たりと呼ばれる状態)が発生
する。そして、該特別遊技状態の発生に伴い、遊技者に
対して所定の遊技価値を付与するようになっている。ま
た、遊技者の期待感を高めるために、上記特定の組合せ
態様が確変図柄による特定の組合せ態様(例えば、
「5,5,5」、「7,7,7」…等の奇数図柄のぞろ
目)となった場合には、上記大当たり状態の発生に加え
て、この大当たり状態の終了後に次の大当たりが容易に
発生するように、変動表示遊技において特定の組合せ態
様が成立する確率を高めた確率変動状態を発生するよう
になっている。このような変動表示遊技において、変動
表示装置の各変動表示部に遊技図柄が順次停止される過
程で、例えば、特定の組合せ態様が成立する可能性のあ
る表示態様(例えば、「1,−,1」−は変動表示中)
となった場合には、いわゆる「リーチ状態」と呼ばれる
遊技状態が発生する。このリーチ状態が発生した場合に
は、例えば、遊技者の大当たり状態の発生に対する期待
感を高めて、遊技の興趣を盛り上げるために、最後に停
止状態となる変動表示部における遊技図柄の変動表示速
度を変化させたり、変動表示部に表示される遊技図柄の
背景領域を利用してキャラクタ等による演出表示を行っ
たりするのが一般的となっている。また、最近では、前
記リーチ状態が発生した場合に、例えば、未だ変動表示
中の変動表示部において変動表示される遊技図柄の中で
特定の組合せ態様を成立し得ない遊技図柄の数を減少さ
せて、特定の組合せ態様が成立し易いような状態を演出
表示することにより、遊技者の大当たり状態の発生に対
する期待感を高めている遊技機もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リーチ
状態のときなどに、例えば、特定の変動表示部における
遊技図柄の変動表示速度を変化させたり、背景領域にて
キャラクタ等による演出表示を行ったりすることは、既
に在り来たりのものであり、それらの演出表示だけでは
遊技者は遊技の興趣を得難くなっている。また、リーチ
状態のときに、未だ変動表示中の変動表示部において変
動表示される遊技図柄の数を減少させるような表示制御
を行う遊技機の場合は、例えば、遊技図柄の数を減少さ
せた状態で行われる変動表示の速度が高速であると、遊
技図柄の数が減少していることを遊技者は把握できない
まま遊技を続けることになり、その結果、遊技者が遊技
の興趣を得ないまま遊技を終了してしまう虞がある。そ
こで、この種の遊技機では、前記変動表示の速度を低速
にするのが一般的であるが、その場合には、遊技自体に
スピード感がなくなるという問題点がある。さらに、上
記のような遊技機では、変動表示の方法が低速度の変動
表示のみに限定されたものとなるため、遊技が変化に乏
しい面白みのないものとなる。従って、上述したような
変動表示を行う遊技機では、遊技の興趣を得難いという
問題点があり、遊技者の遊技に対する興趣を高める上で
斬新な変動表示を行う遊技機が求められている。
【0004】この発明は、上記実状に鑑みなされたもの
で、遊技者の遊技に対する興趣を高めることが可能な遊
技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数種類の遊技図柄からな
る一連の遊技図柄を順次変動表示可能な変動表示部を複
数有する変動表示装置と、該変動表示装置の各変動表示
部に表示される遊技図柄の表示結果が予め定められた特
定の組合せ態様となることに関連して所定の遊技価値を
付与可能な制御を行う制御装置と、を備える遊技機にお
いて、前記複数種類の遊技図柄には、特定図柄として分
類される遊技図柄と、該特定図柄とは別の非特定図柄と
して分類される遊技図柄と、が含まれる構成として、前
記制御装置は、前記複数の変動表示部の何れかに変動表
示される一連の遊技図柄の中で前記特定図柄として分類
される遊技図柄の割合を変更可能な特定図柄割合変更手
段と、該特定図柄割合変更手段によって変更された前記
特定図柄の割合を報知可能な特定図柄割合報知手段と、
を備えることを特徴としている。
【0006】請求項1記載の発明によれば、変動表示部
において変動表示される遊技図柄の中の特定図柄として
分類される遊技図柄の割合を変化させるので、変動表示
の方法が多彩なものとなり、遊技を変化に富んだ面白み
のあるものとすることができる。また、前記特定図柄の
割合が報知されるので、変動表示部において一連の遊技
図柄が高速で変動している場合でも、遊技者が前記特定
図柄の割合を認識可能となる。その結果、遊技者は現在
の遊技状態を把握することが可能となり、遊技に対して
飽きを生じ難くなる。従って、遊技者の遊技に対する興
趣を高めることが可能となる。
【0007】ここで、遊技機には、例えば、パチンコ遊
技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの弾球遊
技機や、パチスロ遊技機或いはスロットマシンなどが含
まれる。遊技図柄には、数字、文字、記号及びキャラク
タ、並びに色彩など、視覚により識別可能な識別図柄な
どが含まれる。また、特定図柄としては、例えば、確変
図柄などが挙げられる。例えば、この確変図柄で特定の
組合せ態様が成立した場合には、所定の遊技価値に加え
て、補助遊技価値が遊技者に対して付与されることにな
る。補助遊技価値とは、例えば、大当り状態(後述)の
終了後に次の大当り状態が容易に発生するように、変動
表示遊技において特定の組合せ態様が成立する確率を高
めた確率変動状態の発生や、大当り状態の終了後に始動
入賞口へ遊技球が入賞し易いようにした始動入賞容易化
状態(普図時短状態、普図確変状態など)の発生などの
ことである。また、非特定図柄とは、具体的には、確変
図柄以外の通常の遊技図柄(非確変図柄)のことであ
る。変動表示装置は、液晶表示装置、CRT(陰極線
管)表示装置などの単体の装置であっても、また、これ
ら装置と多数の発光素子を配列した表示装置などとの組
合せでもよく、画像表示可能な領域を含んでいればよ
い。所定の遊技価値とは、変動表示装置の各変動表示部
に表示される遊技図柄の表示結果が予め定められた特定
の組合せ態様となり、これに関連して特別遊技状態など
が発生することに伴う遊技媒体の大量獲得の機会などの
ことである。例えば、パチンコ遊技機においては、大当
たりと呼ばれる賞球の大量獲得の機会などが含まれる。
また、特別遊技状態とは、遊技媒体の大量獲得が容易な
状態(通常遊技時に比べて遊技者に特に有利となる遊技
状態)のことをいい、この特別遊技状態には、例えば、
第1種のパチンコ遊技機における大入賞口(特別変動入
賞装置ともいう)の開放、第3種のパチンコ遊技機にお
ける権利発生の状態、或いは電動役物を複数備えた一般
電役機における電動役物を連続して開放させる状態、ス
ロットマシンでのボーナスゲーム(ビッグボーナスゲー
ム、レギュラーボーナスゲーム)などが含まれる。ま
た、特定図柄の割合を報知する方法としては、例えば、
請求項2記載の発明のように、変動表示装置の表示画面
にレベルメータを表示し、該レベルメータの表示態様を
変化させることによって遊技者に報知する方法や、ラン
プの点灯・点滅等の発光状態やスピーカから出力される
効果音・演出音等の出力状態等を変化させることによっ
て遊技者に報知する方法などがある。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記制御装置は、前記特定図柄割合変更
手段によって前記特定図柄の割合が変更された場合に、
該変更された変動表示部において変動表示される遊技図
柄の変動表示速度を少なくとも一定期間低速にすること
を特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明によれば、変動表示さ
れる遊技図柄の変動表示速度が少なくとも一定期間低速
になることにより、遊技者は一連の遊技図柄の中に含ま
れる特定図柄の数量を視覚によって認識可能となる。従
って、遊技者は現在の遊技状態を把握することができ、
遊技に対する遊技者の関心を高めることが可能となる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の遊技機において、前記特定図柄割合報知手段は、
前記変動表示装置の表示画面にレベルメータを表示し、
該レベルメータの表示態様に基づいて前記特定図柄の割
合を報知することを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明によれば、表示画面内
にレベルメータが表示されることにより、遊技者は一連
の遊技図柄の中の特定図柄の割合を視覚によって認識す
ることが可能となる。また、表示されたレベルメータが
変動することに伴って前記特定図柄の割合が変化するこ
とになるので、遊技者はレベルメータの変動表示により
前記特定図柄の割合を把握することが可能となる。従っ
て、遊技者は現在の遊技状態を把握することができ、遊
技に対する遊技者の関心を高めることが可能となる。
【0012】ここで、レベルメータとは、変動表示装置
において変動表示される一連の遊技図柄の中で特定図柄
として分類される遊技図柄の割合を表示するメータのこ
とをいい、このレベルメータには、例えば、表示画像の
一部又は全体の色彩(色相・明度・彩度)を変化させる
ことによって特定図柄の割合を表示するものや、表示画
像の一部又は全体の形状や大きさを変化させることによ
って特定図柄の割合を表示するもの等が含まれる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の遊
技機において、前記制御装置は、前記特定図柄割合報知
手段によって前記変動表示装置の表示画面に前記レベル
メータが表示される場合に、該レベルメータの表示後に
所定の割合でリーチ状態を発生させるようになっている
ことを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明によれば、表示画面内
にレベルメータが表示されることにより、遊技者はリー
チ状態の発生に対する期待感を高めることが可能とな
る。そのため、遊技者は通常遊技時にレベルメータが表
示されることを期待しながら遊技を行うことになるの
で、レベルメータに対する遊技者の関心を高めることが
可能となる。
【0015】ここで、リーチ状態とは、例えば、変動表
示装置の各変動表示部に遊技図柄が順次停止される過程
で、特定の組合せ態様が成立する可能性のある表示態様
が成立した状態のことである。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項3又は4に
記載の遊技機において、前記遊技図柄の各々は、遊技図
柄同士を互いに識別するための識別情報と、該識別情報
に対応して設けられるキャラクタと、により構成され、
前記制御装置は、所定条件が成立する場合に、前記複数
の変動表示部の何れかに停止状態で表示されている遊技
図柄中のキャラクタの表示態様を変化させて、該キャラ
クタを動作表示させるような演出表示を行わせることを
特徴としている。
【0017】請求項5記載の発明によれば、遊技図柄に
表記されたキャラクタによる演出表示が行われるので、
演出表示が変化に富んだ面白みのあるものとなる。ま
た、遊技図柄と演出表示で用いられるキャラクタとを関
連付けることが可能となり、演出表示が今までにない多
彩なものとなって興趣性の高い変動表示遊技を実行可能
となる。
【0018】ここで、所定条件の成立には、例えば、変
動表示装置の各変動表示部に遊技図柄が順次停止される
過程で、特定の組合せ態様が成立する可能性のあるリー
チ表示態様となった場合や、該リーチ表示態様の成立す
る可能性が高くなった場合や、特定の組合せ態様の成立
する可能性が高くなった場合等が含まれる。また、識別
情報に対応して設けられるキャラクタは、キャラクタ同
士を識別可能なものであれば如何なるキャラクタであっ
てもよい。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項5記載の遊
技機において、前記制御装置は、前記所定条件が成立す
る場合に、リーチ状態の発生する前の段階で前記演出表
示を実行可能となっていることを特徴としている。
【0020】請求項6記載の発明によれば、リーチ状態
の発生する前の段階で演出表示を実行可能となっている
ので、遊技者は通常遊技時に演出表示が行われることを
期待しながら遊技を行うことになり、演出表示に対する
遊技者の関心を高めることが可能となる。また、遊技図
柄と演出表示で用いられるキャラクタとを関連付けるこ
とが可能となり、変動表示が今までにない多彩なものと
なって興趣性の高い変動表示遊技を実行可能となる。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項5又は6に
記載の遊技機において、前記特定図柄割合変更手段は、
前記演出表示の内容に関連させて前記特定図柄の割合を
変更することを特徴としている。
【0022】請求項7記載の発明によれば、演出表示に
関連して特定図柄の割合が変更されるので、演出表示と
変動表示の態様が密接に関連したものとなる。そのた
め、変動表示に対応して行われる演出表示が今までにな
い多彩なものとなると共に、新たな遊技性が生じること
となり、遊技者は遊技に対する興趣をさらに高めること
が可能となる。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項5〜7の何
れかに記載の遊技機において、前記制御装置は、前記変
動表示装置の表示画面に、前記キャラクタからのメッセ
ージを文字で表示する表示制御を行うメッセージ表示制
御手段を備え、該メッセージ表示制御手段による前記メ
ッセージの表示内容如何によって、前記特定の組合せ態
様の成立する割合を異ならせるようになっていることを
特徴としている。
【0024】請求項8記載の発明によれば、変動表示装
置の表示画面に、キャラクタからのメッセージを文字で
表示する演出表示が行われるので、遊技者は、キャラク
タに対して思い入れを持って遊技を行うことになり、遊
技の興趣を高めることが可能となる。また、表示される
メッセージの内容に関連して特定の組合せ態様が成立す
る割合が異なるので、前記メッセージの内容によって、
特定の組合せ態様の成立に伴って発生する大当たり状態
に対する期待度を遊技者は把握することが可能となる。
従って、遊技者はメッセージに対して関心を高めること
となり、遊技者の遊技に対する興趣をさらに高めること
が可能となる。
【0025】ここで、キャラクタからのメッセージは、
例えば、リーチ状態が発生して大当たりへの期待感が高
まったときなどに、変動表示装置において演出表示され
るものである。また、このメッセージの表示方法として
は、例えば、遊技図柄に表記されたキャラクタの口元
に、大当たりの発生に関連性のある内容のメッセージ、
コメント等を漫画の吹き出しのように表示する方法や、
表示画面の一部にメッセージ等が表示される領域を設
け、その領域内にキャラクタが発するメッセージ等を恰
もキャラクタがしゃべっているかの様に表示する方法な
どがある。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図9の図面を参照しながら説明する。
【0027】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明を適
用した第1の実施の形態の遊技機として例示するパチン
コ遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【0028】この遊技盤1のガイドレール2で囲まれた
遊技領域1aには、普図始動ゲート6,…、特別図柄
(特図)表示装置4、普通図柄(普図)表示器7、普図
変動表示遊技の結果如何によって開閉部材9a,…を開
閉させる特図始動口を兼ねた普通変動入賞装置9、特図
変動表示遊技の結果如何によって大入賞口5bを閉じた
状態(遊技者にとって不利な状態)から開放状態(遊技
者にとって有利な状態)に変換するサイクル遊技を行う
特別変動入賞装置5、一般入賞口8,…、サイドランプ
12,…、風車と呼ばれる打球方向変換部材14、多数
の障害釘(図示省略)などが配設されている。遊技領域
1aの最下端部中央にはアウト球を回収するためのアウ
ト穴13が設けられている。
【0029】特別図柄表示装置4は、例えば、液晶表示
装置(LCD:Liquid Crystal Display)からなる特図
の変動表示装置4aと、後述の遊技制御装置(遊技制御
手段)20(図2)からの指令に基づき変動表示装置4
aの表示制御を行う表示制御装置(表示制御手段)40
(図2)と、を備えて構成されている。前記変動表示装
置4aは、図5(a)等に示すように、一連の遊技図柄
(例えば、図柄、数字、記号など)を表示可能な表示画
面4gを有している。そして、表示画面4gは、複数の
変動表示部10a、10b、10cを有し、該変動表示
部10a、10b、10cの各々に一連の遊技図柄(例
えば、図柄、数字、記号など)を順次変動表示させた後
に停止させることで、特図の変動表示遊技の表示が可能
となっている。遊技図柄は、図4に示すように、図柄同
士を互いに識別するための識別情報(「1」〜「12」
の数字図柄)と、該識別情報に対応して設けられるキャ
ラクタ(「C1」〜「C12」の格闘家を模したキャラ
クタ図柄)と、によって構成されている。また、各遊技
図柄は、特定図柄と非特定図柄とに分類され、この実施
の形態では、特定図柄が確変図柄に設定され、非特定図
柄が非確変図柄に設定されている。具体的には、図4に
示すように、特定図柄が「1」〜「12」の数字図柄の
中の奇数図柄(「1」、「3」、「5」、「7」、
「9」、「11」)により構成される一方、非特定図柄
が偶数図柄(「2」、「4」、「6」、「8」、「1
0」、「12」)により構成されている。また、特別図
柄表示装置4の下部には、図1に示すように、普通変動
入賞装置9に遊技球が入賞して特図変動表示遊技が未処
理となっている未処理回数を点灯表示する特図始動記憶
表示器4b,…が設けられている。
【0030】普通図柄表示器7は、例えば、7セグメン
ト型のLEDなどによって構成され、普通図柄(例え
ば、図柄、数字、記号など)の変動表示遊技が行われる
ようになっている。また、特別変動入賞装置5の開閉扉
5aの右側には、普図始動ゲート6,…に遊技球が入賞
(普図の始動入賞)して普図変動表示遊技が未処理とな
っている未処理回数を表示する普図始動記憶表示器6a
が配設されている。
【0031】普通変動入賞装置9は左右一対の開閉部材
9a,…を具備し、この開閉部材9a,…は、常時は遊
技球が1個流入可能な程度の間隔で閉じた状態を保持し
ているが、普通図柄表示器7の変動表示遊技の結果が所
定の停止表示態様(例えば、「7」)となった場合に
は、普電ソレノイド6c(図2)の駆動により逆「ハ」
の字状に開いて普通変動入賞装置9に遊技球が流入し易
い状態(遊技者にとって有利な状態)に変化されるよう
になっている。この普通変動入賞装置9は、特図の始動
口も兼ね、その内部(入賞領域)に特図始動センサ9b
(図2)を備えている。また、普図始動ゲート6,…内
には、該普図始動ゲート6,…を通過した遊技球を検出
するための普図始動センサ6b,…(図2)が設けられ
ている。
【0032】特別変動入賞装置5はアタッカー形式の開
閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えてい
る。開閉扉5aは、大入賞口ソレノイド5e(図2)の
駆動により、その上端側が手前側に倒れる方向に回動し
て開放可能になっていて、変動表示装置4aの各変動表
示部10a,10b,10cにおける遊技図柄の停止態
様が特定の組合せ態様(例えば、識別情報が「7,7,
7」などのゾロ目)となって大当り等が発生した場合
に、大入賞口5bが開放されて、多数の遊技球を獲得し
易い状態(通常時と比べて入賞の発生し易い特別状態)
に変換されるようになっている。この大入賞口5bの内
部(入賞領域)には、該大入賞口5bに入った遊技球を
検出するためのカウントセンサ5c(図2)と、大入賞
口5bに入った遊技球のうち継続入賞領域(V入賞領
域)に流入した遊技球を検出するための継続センサ5d
(図2)が配設されている。また、各一般入賞口8,…
の内部(入賞領域)には、該一般入賞口8,…に入った
遊技球を検出するための入賞口センサ8a,…(図2)
が配設されている。
【0033】図2は、このパチンコ遊技機に備わる遊技
制御装置20と表示制御装置40の主要制御ブロック図
である。
【0034】この実施の形態のパチンコ遊技機は、図2
に示すように、遊技の進行に関する制御を行う遊技制御
装置20、該遊技制御装置20からの指令(表示制御情
報)に基づいて変動表示装置4aの表示制御を行う表示
制御装置40を備える他、遊技制御装置20からの指令
に基づいて各種装飾ランプ・LED等の点灯・点滅制御
を行う装飾制御装置50、遊技制御装置20からの指令
に基づいてスピーカの出力制御を行う音制御装置60、
遊技制御装置20からの指令やカードユニット(図示省
略)からの指令に基づいて遊技球(賞球、貸球)の排出
制御を行う排出制御装置30等を備えている。この実施
の形態では、遊技制御装置20と表示制御装置40とに
より本発明に係る制御装置が構成されている。
【0035】遊技制御装置20は、内部にCPU(Cent
ral Processing Unit)21a、RAM(Random Access
Memory)21b及びROM(Read Only Memory)21
cを備えた遊技用マイクロコンピュータ21、入力I/
F23a、出力I/F23b、発振器22等により構成
されている。
【0036】CPU21aは、制御部、演算部を備え、
演算制御を行う他、特図や普図の変動表示遊技に関わる
各種乱数(例えば、特別遊技状態の発生に関与する乱
数、遊技図柄に含まれる特定図柄の割合を決定するため
の乱数)なども生成している。RAM21bは、特図始
動信号としての特図始動センサ9bのオン信号の記憶
(特図始動記憶)及び普図始動信号としての普図始動セ
ンサ6b,…のオン信号の記憶(普図始動記憶)の記憶
領域、CPU21aで生成される各種乱数値の記憶領
域、各種データを一時的に記憶する記憶領域、並びに、
CPU21aの作業領域を備えている。ROM21cに
は、遊技上の制御プログラムや制御データが書き込まれ
ている他、特図や普図の変動表示遊技に関わる各種判定
値(例えば、特別遊技状態の発生を判定するための判定
値、遊技図柄に含まれる特定図柄の割合を決定するため
の判定値)などが書き込まれている。
【0037】また、入力I/F23aには、図示しない
ローパスフィルタ及びバッファーゲートを介して、特図
始動センサ9b、普図始動センサ6b,…、継続センサ
5d、カウントセンサ5c、入賞口センサ8a,…など
が接続され、それら各センサから出力される検出信号が
入力I/F23aを介してCPU21aに出力されるよ
うになっている。一方、出力I/F23bには、CPU
21aから出力される各種の制御信号が入力され、それ
ら制御信号は、出力I/F23bから、図示しない出力
ポート及びドライバーを介して、普通図柄表示器7、大
入賞口ソレノイド5e、普電ソレノイド6c、排出制御
装置30、装飾制御装置50、表示制御装置40、音制
御装置60、盤用外部情報出力部81などに出力されて
いる。
【0038】表示制御装置40は、CPU(Central Pr
ocessing Unit)41、ROM(Read Only Memory)4
2、RAM(Random Access Memory)43及びDMAC
(Direct Memory Access Controller)44、発振器4
5、VDC(Video Digital Controller)46、フォン
トROM47、VDC46の電気信号(入力信号)を光
信号(出力信号)に変換させる際のγ補正を行うγ補正
回路48、インターフェイス49などを備えている。
【0039】CPU41は、その内部に制御部、演算
部、各種カウンタ、各種レジスタなどを備え、遊技制御
装置20とインターフェイス49を介して接続され、遊
技制御装置20の制御下、変動表示装置4aの制御を行
っている。その制御データは発振器45からのパルスに
同期させてVDC46に送られる。ROM42には、変
動表示装置4aの表示制御を行うための表示制御プログ
ラム(各種演出表示の表示制御プログラムも含む)や表
示制御データ等が書き込まれている。RAM43は、各
種データを一時的に記憶する記憶領域とCPU41の作
業領域などを備えている。DMAC44は、遊技用マイ
クロコンピュータ21からの表示制御情報(指令)に対
し、CPU41とのアクセスなしで直接各メモリーやV
DC46等の間で表示制御データのやり取りを行ってい
る。
【0040】フォントROM47には、変動表示遊技用
の遊技図柄(確変図柄、非確変図柄)の表示データ、キ
ャラクタ画像の表示データ、背景画像の表示データ、レ
ベルメータの表示データ、遊技内容を説明する文字の表
示データなどが書き込まれている。VDC46の内部に
は、図示は省略するが、スプライトRAM、パレットR
AM、V−RAM等が備えられていて、次のような画像
データ制御を行っている。即ち、VDC46は、CPU
41からの指令信号を受けて、フォントROM47から
遊技図柄や背景画像の表示データを取り出して編集す
る。そして、その指令信号に含まれる配色データに基づ
いて、その編集した画像データに対し配色の指定をパレ
ットRAMで行い、次いでスプライトRAMにて遊技図
柄やキャラクタ等の画像編集を行う。この編集された画
像データ信号はγ補正回路48で補正された後、V_S
YNCやH_SYNCと同期させて変動表示装置4aに
送信される。
【0041】この実施の形態に係るパチンコ遊技機は、
上記のように構成されていて、遊技制御装置20と表示
制御装置40とにより、例えば、次のような遊技制御が
行われる。
【0042】先ず、当該パチンコ遊技機に電源が投入さ
れると、図3に示すように、客待ちの状態(ステップS
0)となる。この客待ちの状態では、変動表示装置4a
において、例えば、客寄せ用のデモンストレーション表
示等が行われている。
【0043】この状態で、遊技領域1a中に打ち込まれ
た遊技球が普通変動入賞装置9(特図始動口)に入賞す
ると、変動状態(ステップS1)に遷移する。即ち、遊
技制御装置20のCPU21aでは、普通変動入賞装置
9内部の特図始動センサ9bから出力される検出信号に
基づいて、RAM21bに記憶されている特図に関する
各種乱数値(所定周期で記憶更新されている)を抽出
し、該抽出した乱数値と、予めROM21cに記憶され
ている特図に関する各種判定値との比較により、特図の
変動表示遊技の内容(例えば、特別遊技状態を発生する
か否か、変動表示部10a,10b,10cの各々に本
停止させる遊技図柄を何れとするかなど)を決定すると
共に、この決定に基づいて、表示制御装置40に表示制
御情報を出力する。
【0044】このとき出力される表示制御情報には、変
動表示部10a、10b、10cの各々に本停止させる
図柄のデータ、変動パターンデータ等が含まれており、
変動パターンデータにより、図柄の変動時間とそれに対
応する変動パターン(通常変動、リーチ有り、リーチの
種類、再抽選有り、予告有りなど)が指定されるように
なっている。なお、この実施の形態では、前記変動パタ
ーンデータに、一連の遊技図柄の中で確変図柄(特定図
柄)として分類される遊技図柄の割合に関するデータ
(特定図柄割合変更データ)が含まれている。即ち、こ
の実施の形態では、本発明に係る特別図柄割合変更手段
が遊技制御装置20によって構成されていて、この遊技
制御装置20が、乱数値に基づく抽選により、複数の変
動表示部10a、10b、10cの何れかに変動表示さ
れる一連の遊技図柄の中で特定図柄として分類される遊
技図柄の割合を決定し、該決定に基づいて、上記特定図
柄割合変更データを含む変動パターンデータを生成する
ようになっている。
【0045】表示制御装置40は、遊技制御装置20か
ら上記表示制御情報を受け取ると、該表示制御情報に基
づいて画像データを編集し、この編集した画像データを
変動表示装置4aに送って、変動表示装置4aの変動表
示部10a、10b、10cの各々に、一連の遊技図柄
を順次変動表示させた後に停止させる特図の変動表示遊
技の表示を行わせる。具体的には、表示制御情報に含ま
れる変動パターンデータに基づいて、所定の変動パター
ンで各変動表示部10a、10b、10cの遊技図柄を
所定時間変動表示させた後、表示制御情報によって指定
された遊技図柄を各変動表示部10a、10b、10c
に仮停止させる。ここで、仮停止とは、例えば、短時間
の停止、或いは微動状態での停止など、未だ確定してい
ない停止のことをいう。なお、この実施の形態では、本
発明に係る特定図柄割合報知手段は、上記遊技制御装置
20と上記表示制御装置40とによって構成されてい
て、上記変動表示の過程で、一連の遊技図柄の中で特定
図柄として分類される遊技図柄の割合を報知するように
なっている。具体的には、変動表示装置4aの表示画面
4gの上部に、変動表示部10a、10b、10cにお
いて変動表示される一連の遊技図柄の中の確変図柄の割
合を報知する確変比率表示メータ(後述)70を表示す
る。そして、前記特定図柄割合変更データに基づいて、
上記変動表示中に前記確変比率表示メータ70を変動表
示させることによって、遊技者に確変図柄の割合を報知
することになる。
【0046】そして、遊技制御装置20では、先に出力
した表示制御情報で指定した変動時間が経過したところ
で、変動停止を指示する表示制御情報を表示制御装置4
0に出力する。表示制御装置40では、その変動停止を
指示する表示制御情報に基づいて、変動表示領域10
a、10b、10cの各々で仮停止されている図柄を本
停止させる表示制御を行う。また、本停止とは、その停
止をもって確定となる停止のことをいう。
【0047】このとき、例えば、遊技制御装置20にお
いて、特図の大当たり判定用の乱数値とその判定値との
比較により、ハズレが決定されている場合には、各変動
表示部10a,10b,10cにおける遊技図柄の停止
結果がハズレの組合せ態様となって、当該変動表示遊技
が終了となる。その後、特図始動記憶がない場合には、
客待ちの状態(ステップS0)に遷移し、特図始動記憶
がある場合には、次の変動表示遊技の変動状態(ステッ
プS1)に移行する。
【0048】一方、特図の大当たり判定用の乱数値とそ
の判定値との比較により、特図の大当たり(特別遊技状
態の発生)が決定されている場合には、各変動表示部1
0a、10b、10cにおける遊技図柄の停止態様が予
め定められた特定の組合せ態様(例えば、「7,7,
7」などのゾロ目)となって、大当たりと呼ばれる特別
遊技状態(ステップS2)に遷移する。
【0049】この大当たり状態では、特別変動入賞装置
5の開閉扉5aが所定時間(例えば、29.5秒間)開
放して閉じるサイクルを1ラウンドとし、各ラウンド
中、遊技球が大入賞口5b中の継続入賞領域の継続セン
サ5dに検出されることを条件に所定ラウンド(例え
ば、15ラウンド)まで継続される遊技である。但し、
各ラウンド中、大入賞口5bに遊技球が所定個数(例え
ば、10個)入賞したときはその時点でそのラウンドを
終了する。各ラウンド中、大入賞口5bへの入賞個数
は、カウントセンサ5cにより検出されてRAM21b
に記憶され、所定個数に達すると開閉扉5aが閉じられ
てそのラウンドの特別遊技状態が終了する。
【0050】この大当たり状態が終了すると、特図始動
記憶がない場合には、客待ちの状態(ステップS0)に
遷移し、特図始動記憶がある場合には、次の変動表示遊
技の変動状態(ステップS1)に移行する。なお、この
実施例では、前記特定の組合せ態様は、当該特定の組合
せ態様を形成した図柄の種類に対応して複数種類設定さ
れている。具体的には、遊技図柄の停止態様が「1,
1,1」、「2,2,2」、「3,3,3」などのぞろ
目となる特定の組合せ態様が、複数種類設定されてい
る。そして、前記変動表示遊技の結果態様が前記複数種
類の特定の組合せ態様のうち特定図柄による特定の組合
せ態様となったことに関連して、すなわち前記大当たり
(特別遊技状態)が、確変図柄による特定の組合せ態様
(例えば、「3,3,3」、「7,7,7」などの識別
情報が3個揃ったぞろ目)で発生したことに関連して、
所定の遊技価値に加えて、補助遊技価値が遊技者に対し
て付与されることになる。
【0051】ここでは、補助遊技価値として、前記大当
たり(特別遊技状態)の終了後、その後に大当たりが所
定回数(例えば、1回)発生するまで大当たりの発生確
率が通常確率(例えば、1/320)から高確率(例え
ば、5/320)に変換される確率変動状態が発生す
る。また、この確率変動状態においては、普図の変動表
示遊技の変動表示時間が短縮(例えば、30秒から6秒
へ)される普図時短状態が発生する。この普図時短状態
によって、普図の変動表示遊技の単位時間当たりの実行
可能回数が増えて、その分、普図の当たり発生回数も増
加することになる。さらに、この普図時短状態中には、
普図の当たりによる普通変動入賞装置9の開放パターン
の変更制御を併せて行ってもよい。その開放パターンの
変更制御としては、例えば、開閉部材9a,…の0.5
秒の開放を1回から、3秒の開放を2回、或いは、5秒
の開放を1回にするなどの変更制御がある。またさら
に、確率変動状態においては、普図の当たり発生確率も
通常確率(例えば、確率は1/10)から高確率(例え
ば、確率は5/10)に変換されるようになっていても
良い。
【0052】このように、この実施の形態では、各変動
表示部10a、10b、10cにおける遊技図柄の停止
態様が予め定められた特定の組合せ態様となることに関
連して、大当たりが発生し、この大当たり発生に伴い、
大入賞口5bが開放されて、賞球の大量獲得の機会(所
定の遊技価値)が遊技者に対して付与されるようになっ
ている。そして、その大当りが特定の条件を満たした遊
技図柄の組合せ態様で発生したときには、その大当りの
終了後に、確率変動状態が発生するようになっている。
【0053】次に、遊技制御装置20と表示制御装置4
0とにより行われる変動表示遊技の表示態様について具
体的に説明する。
【0054】前述した図3の客待ちの状態(ステップS
0)では、図5(a)に示すように、変動表示装置4a
の変動表示部10a、10b、10cの各々において遊
技図柄が停止表示された状態となっている。なお、この
実施の形態では、変動表示装置4aの表示画面4gの上
部にレベルメータとして例示する確変比率表示メータ7
0が表示される。この確変比率表示メータ70は、横方
向に伸長された形状をなしており、この確変比率表示メ
ータ70の一端には、「西軍」と描かれた矩形状のガイ
ド部(以下、「西軍」と略称する)70bが設けられる
一方、他端に「東軍」と描かれた矩形状のガイド部(以
下、「東軍」と略称する)70cが設けられている。ま
た、西軍70bと東軍70cとの間には、特定図柄の割
合が横方向のメータ表示によって報知される変動表示部
70aが設けられている。また、この実施の形態では、
図4に示すように、一連の遊技図柄の中で確変図柄の各
々が「西軍」に属する一方、非確変図柄の各々が「東
軍」に属する設定となっていて、確変比率表示メータ7
0aのメータ表示が「東軍」と「西軍」のどちら側に偏
っているかによって一連の遊技図柄に含まれる確変図柄
及び非確変図柄の割合を遊技者に対して報知するように
なっている。この状態で、遊技領域1a中に打ち込まれ
た遊技球が普通変動入賞装置9に入賞すると、特図の変
動表示遊技が開始されて、前述した図3の変動状態(ス
テップS1)に遷移する。
【0055】この変動状態では、変動表示装置4aの変
動表示部10a、10b、10cの各々における一連の
遊技図柄が、手前方向に軸回転を行うことにより順次変
動表示され、この変動表示される一連の遊技図柄に含ま
れる特定図柄として分類される遊技図柄の割合が、変動
表示装置4aの表示画面4gの上部に表示された確変比
率表示メータ70によって遊技者に対して報知される。
具体的には、例えば、図5(b)に示すように、変動表
示遊技の開始時には、変動表示装置4aの変動表示部1
0a、10b、10cの各々において変動表示される一
連の遊技図柄には各々6図柄の確変図柄と非確変図柄が
含まれる。この場合には、変動表示装置4aの表示画面
4gの上部に表示された確変比率表示メータ70の変動
表示部70aにおけるメータ表示が、西軍70bと東軍
70cのちょうど中間を示すことになる。つまり、上記
した変動表示遊技の段階では、確変比率表示メータ70
の表示態様によって、変動表示される一連の遊技図柄の
中には50%の割合で確変図柄が含まれていることを、
遊技者は把握することが可能となる。
【0056】加えて、この実施の形態では、所定条件が
成立した場合に、変動表示される一連の遊技図柄に含ま
れる特定図柄として分類される遊技図柄の割合を変更す
る制御が行われる。この場合には、変動表示装置4aの
表示画面4gの上部に表示されたレベルメータの変動表
示が行われることによって、特定図柄の割合の変更制御
が遊技者に対して報知される。例えば、図6(a)の場
合には、西軍70bの位置を0%,東軍70cの位置を
100%として、確変比率表示メータ70のメータ表示
が75%の位置を表示することによって、一連の遊技図
柄の中に確変図柄が75%の割合で含まれていることを
遊技者に報知する。この場合には、例えば、一連の遊技
図柄の中に6図柄の確変図柄と2図柄の非確変図柄が含
まれることになる。つまり、上記した変動表示遊技の段
階では、確変比率表示メータ70の表示態様によって、
変動表示される一連の遊技図柄の中には、75%の割合
で確変図柄が含まれていることを、遊技者は把握するこ
とが可能となる。また、例えば、図6(b)の場合に
は、確変比率表示メータ70のメータ表示が100%の
位置を表示することによって、一連の遊技図柄の中に確
変図柄が100%の割合で含まれていることを遊技者に
報知する。この場合には、例えば、一連の遊技図柄の中
に6図柄の確変図柄だけが含まれることになる。つま
り、上記した変動表示遊技の段階では、確変比率表示メ
ータ70の表示態様によって、変動表示される一連の遊
技図柄の中には、100%の割合で確変図柄が含まれて
いることを、遊技者は把握することが可能となる。な
お、所定条件の成立としては、例えば、変動表示装置4
aの各変動表示部10a、10b、10cにおける遊技
図柄の停止態様が、リーチ表示態様となった場合や、該
リーチ表示態様を成立する可能性が高くなった場合や、
特定の組合せ態様を成立する可能性が高くなった場合な
どが挙げられる。また、前記リーチ表示態様を成立させ
る遊技図柄の種類に伴い、確変図柄の割合を増加させる
変更制御や減少させる変更制御が行われ、それらの変更
制御が前記確変比率表示メータ70を変動表示させるこ
とによって、遊技者に対して報知されることになる。
【0057】このように、変動表示装置4aの変動表示
部10a、10b、10cの各々において一連の遊技図
柄が変動表示される過程で、確変比率表示メータ70の
表示態様によって、一連の遊技図柄に含まれる確変図柄
の割合を遊技者は認識することが可能となる。さらに、
所定条件が成立した場合には、一連の遊技図柄に含まれ
る確変図柄の割合を変更可能となっていて、その確変図
柄の割合の変更に伴って確変比率表示メータ70の表示
態様が変化することにより、一連の遊技図柄に含まれる
確変図柄の割合を遊技者は認識することが可能となる。
例えば、変動表示される一連の遊技図柄に含まれる確変
図柄の割合が大きくなった場合には、遊技者は確変図柄
による特定の組合せ態様が成立して大当たり状態が発生
することに対する期待感を抱くことが可能となり、遊技
者の遊技に対する興趣を高めることが可能となる。
【0058】上述したような変動表示が、変動表示装置
4aの各変動表示部10a、10b、10cにおいて行
われた後、各変動表示部10a、10b、10cにおけ
る遊技図柄が、順次停止される過程で、遊技図柄の停止
態様が予め定められた特定の組合せ態様(例えば、識別
情報が「1,1,1」などのゾロ目)となった場合に
は、大当たり状態が発生する。そして、この大当たり状
態の発生に伴い所定の遊技価値が遊技者に対して付与さ
れることになる。一方、遊技図柄の停止態様が特定の組
合せ態様とならなかった場合には、ハズレが確定となっ
て当該変動表示遊技が終了となる。
【0059】以上のように、この実施の形態のパチンコ
遊技機によれば、変動表示部10a、10b、10cの
各々において変動表示される一連の遊技図柄の中で確変
図柄(特定図柄)として分類される遊技図柄の割合が変
化するので、変動表示の方法が多彩なものとなる。ま
た、表示画面4g内に確変比率表示メータ70(レベル
メータ)が表示されることにより、前記特定図柄の割合
が遊技者に対して報知されるので、変動表示部10a、
10b、10cの各々において一連の遊技図柄が高速で
変動している場合でも、遊技者が前記確変図柄の割合を
認識可能となる。また、表示された確変比率表示メータ
70が変動することに伴って前記確変図柄の割合が変化
することになるので、遊技者は確変比率表示メータ70
の変動表示により前記確変図柄の割合を把握することが
可能となる。このため、遊技者は現在の遊技状態を把握
することができ、遊技に対する関心を高めることが可能
となる。従って、遊技者の遊技に対する興趣を高めるこ
とが可能となる。
【0060】なお、この実施の形態では、所定条件が成
立した場合に、変動表示される一連の遊技図柄に含まれ
る確変図柄の割合を変化させるようにしたが、これに限
られるものではなく、例えば、変動表示装置4aの各変
動表示部10a、10b、10cにおける遊技図柄が停
止状態となるまでの間に、変動表示される一連の遊技図
柄に含まれる確変図柄の割合を複数段階に変化させた
り、連続的に変化させたりすることも可能である。
【0061】また、この実施の形態では、変動表示装置
4aの各変動表示部10a、10b、10cにおける遊
技図柄の停止態様が、リーチ表示態様となった場合や該
リーチ表示態様の成立する可能性が高くなった場合など
に、一連の遊技図柄に含まれる確変図柄の割合を変更す
る制御が行われるようにしたが、これに限られるもので
はなく、例えば、変動表示装置4aの各変動表示部10
a、10b、10cにおける遊技図柄の停止態様が、確
変図柄による特定の停止態様を成立する可能性が高くな
った場合に、前記確変図柄の割合を変更する制御を行う
ようにすることも可能である。
【0062】また、この実施の形態では、特定図柄を確
変図柄に、非特定図柄を非確変図柄に設定するようにし
たが、これに限られるものではなく、遊技者が遊技に対
する興趣を高めることが可能な図柄であれば、如何なる
図柄に設定することも可能である。例えば、特定図柄を
時短図柄に、非特定図柄を非時短図柄に設定し、変動表
示遊技において時短図柄による特定の組合せ態様が成立
した場合に、所定の遊技価値として大当たり状態を発生
させた後に、補助遊技価値として普図時短状態を発生さ
せるようにすることも可能である。
【0063】また、この実施の形態では、変動表示装置
4aに3箇所の変動表示部10a、10b、10cを設
け、該変動表示部10a、10b、10cの各々におい
て一連の遊技図柄を手前方向に軸回転表示することによ
り順次変動表示するようにしたが、これに限られるもの
ではなく、変動表示部の個数及び変動表示方法は任意で
あり、適時に変更可能である。例えば、遊技図柄の変動
表示方法を、縦方向や横方向のスクロール表示とするこ
とも可能である。
【0064】〔第2の実施の形態〕この第2の実施の形
態のパチンコ遊技機は、以下に説明する点の他は上記第
1の実施の形態と同様であるので、同様の構成要素につ
いては同一符号を付してその説明を省略することとす
る。
【0065】この第2の実施の形態では、複数の変動表
示部10a、10b、10cの何れかに停止状態で表示
されている遊技図柄中のキャラクタの表示態様を変化さ
せて、該キャラクタを動作表示させるような演出表示を
行わせ、該演出表示の内容に関連させて特定図柄の割合
を変更するようにしている。
【0066】即ち、この実施の形態では、変動表示遊技
が開始されると、第1の実施の形態で記述したような変
動表示が変動表示装置4aの各変動表示部10a、10
b、10cにおいて行われることになる。そして、各変
動表示部10a、10b、10cにおける遊技図柄が、
例えば、変動表示部10a(左図柄)→変動表示部10
c(右図柄)→変動表示部10b(中図柄)の順に停止
される過程で、例えば、遊技図柄の停止態様が予め定め
られた特定の組合せ態様(例えば、「7,7,7」など
のぞろ目)となる可能性のあるリーチ表示態様(例え
ば、「7,−,7」、−は変動表示中)となった場合に
は、リーチ状態が発生する。
【0067】このリーチ状態が発生すると、大当り発生
の期待感を高めるために、例えば、未だ変動表示中であ
る変動表示部における遊技図柄の変動表示方法(変動表
示方向など)を変化させたり、表示画面4gに表示され
る背景画像を変化させるなどして、様々な演出表示が行
われる。
【0068】さらに、この実施の形態では、仮停止した
遊技図柄に表記されたキャラクタの表示態様を変化させ
て、該キャラクタを動作表示させるような演出表示が行
われる。即ち、この実施の形態では、遊技制御装置20
が、乱数値に基づく抽選により、変動表示装置4aの表
示画面4gに表示される演出表示の表示内容を決定し、
該決定に関連して、前記表示制御装置40が、複数の変
動表示部10a、10b、10cの何れかに停止状態で
表示されている遊技図柄中のキャラクタの表示態様を変
化させて、該キャラクタを動作表示させるような演出表
示を行うようになっている。具体的には、図7(a)に
示すように、各変動表示部10a、10b、10cにお
ける遊技図柄の表示態様が特定の組合せ態様を成立可能
なリーチ表示態様(例えば、「7,7,−」、−は変動
表示中)となった場合には、前記リーチ表示態様を成立
させた各変動表示部10a、10b、10cの識別情報
の表示位置が表示画面4gの中央部から表示画面4gの
左上の隅部に移動すると共に、仮停止状態となっている
変動表示部10a、10bの遊技図柄に表記されたキャ
ラクタC7(識別情報「7」の遊技図柄中に表記された
キャラクタ:以下、当たり図柄キャラクタC7と略称す
る)を、前記変動表示部10a、10cの遊技図柄の何
れかから表示画面4g上に飛び出すように出現させる演
出表示が行われる。そして、当たり図柄キャラクタC7
に関連させたリーチ演出表示が開始される。この実施の
形態では、例えば、当たり図柄キャラクタC7が属する
「西軍」と敵対する「東軍」のキャラクタの何れか(例
えば、識別情報「6」の遊技図柄中に表記されたキャラ
クタC6)を表示画面4g上に出現させた後、これら当
たり図柄キャラクタC7とキャラクタC6を対戦させる
演出表示が行われることになる。なお、前記複数の変動
表示部10a、10b、10cは、それぞれ拡大及び縮
小表示が可能となっていて、変動表示遊技が所定の遊技
状態(例えば、リーチ状態など)となった場合に、適時
に変更されることになる。
【0069】また、この実施の形態では、前述した特定
図柄割合変更手段によって、前記演出表示の内容に関連
して前記特定図柄の割合を変更する制御が行われるよう
になっている。そして、上記特定図柄割合変更手段によ
る制御に伴って、特定図柄の割合が変更された変動表示
部において変動表示される遊技図柄の変動表示速度が少
なくとも一定期間は低速になるとともに、一連の遊技図
柄に含まれる特定図柄の割合を遊技者に報知するレベル
メータの表示態様が変化することになる。具体的には、
上記演出表示が行われる過程において、キャラクタ同士
の戦闘状況が、「西軍」に属する遊技図柄の何れかに表
記されたキャラクタ或いは「東軍」に属する遊技図柄の
何れかに表記されたキャラクタの何れかが優勢となった
場合には、優勢となったキャラクタの属する軍隊に有利
になるように一連の遊技図柄に含まれる確変図柄の割合
を変更し、その変更制御に関連して、特定図柄の割合が
変更された変動表示部において手前方向に軸回転表示さ
れている遊技図柄の変動表示速度を低速にさせるととも
に、確変比率表示メータ70の変動表示部70aのメー
タ表示を変動させる。例えば、表示画面4g上でリーチ
状態における演出表示としてキャラクタ同士による演出
表示が行われている場合において、当たり図柄キャラク
タC7がキャラクタC6に対して優勢になると、図7
(a)に示すように、確変比率表示メータ70のメータ
表示が75%の位置を表示していた表示態様が変化し
て、図7(b)に示すように、確変比率表示メータ70
のメータ表示が100%の位置を表示することになり、
変動表示する一連の遊技図柄の中に75%の割合で含ま
れていた確変図柄が100%の割合で含まれるようにな
ったことを遊技者に報知する。この場合には、例えば、
変動表示遊技の状態が、変動表示される一連の遊技図柄
の中に6図柄の確変図柄と2図柄の非確変図柄を含む状
態から、6図柄の遊技図柄だけを含む状態に変化するこ
とになる。つまり、上記した変動表示遊技の段階では、
確変比率表示メータ70の表示態様が変化することによ
って、変動表示される一連の遊技図柄の中に含まれる確
変図柄の割合が、75%の割合から100%の割合に変
更されることを遊技者は把握することが可能となる。さ
らに、未だ軸回転表示されている変動表示部10cにお
ける一連の遊技図柄の変動表示速度が低速になることに
より、遊技者は一連の遊技図柄の中に含まれる確変図柄
の数量を視覚によって認識することが可能となる。ま
た、上述したレベルメータの変動表示に関連して、表示
画面4g上におけるキャラクタ同士の対戦において当た
り図柄キャラクタC7が勝利を収めた場合には、変動表
示部10cにおける遊技図柄の変動表示が停止状態とな
り、変動表示装置4aの各変動表示部10a、10b、
10cにおける遊技図柄の停止態様が予め定められた特
定の組合せ態様(例えば、識別情報が「7,7,7」な
どのゾロ目)となる。そして、図8に示すように、前記
特定の組合せ態様を成立させた各変動表示部10a、1
0b、10cの識別情報の表示位置が表示画面4gの左
上の隅部から表示画面4gの中央部に移動して、大当た
りの発生が確定する。そして、この大当たり状態の発生
に伴い所定の遊技価値が遊技者に対して付与されること
になる。
【0070】一方、表示画面4g上におけるキャラクタ
同士の対戦において当たり図柄キャラクタC7が敗北し
た場合には、変動表示装置4aの各変動表示部10a、
10b、10cにおける遊技図柄の停止態様が予め定め
られた特定の組合せ態様(例えば、識別情報が「7,
7,7」などのゾロ目)とならないで、各変動表示部1
0a、10b、10cの識別情報の表示位置が表示画面
4gの左上の隅部から表示画面4gの中央部に移動し
て、ハズレが確定となって当該変動表示遊技が終了とな
る。
【0071】以上のように、この実施の形態のパチンコ
遊技機によれば、停止状態で表示されている遊技図柄に
表記されたキャラクタが表示画面4g上に出現して、出
現したキャラクタによる演出表示が行われるので、演出
表示が変化に富んだ面白みのあるものとなる。また、変
動表示部10a、10b、10cにおいてリーチ表示態
様を成立させた遊技図柄と演出表示で用いられるキャラ
クタとを関連付けた演出表示が行われるので、演出表示
が今までにない多彩なものとなって興趣性の高い変動表
示遊技を実行可能となる。また、出現したキャラクタ図
柄による演出表示に関連して確変図柄の割合が変更され
るので、前記演出表示と変動表示の態様が密接に関連し
たものとなる。そのため、変動表示に対応して行われる
演出表示が今までにない多彩なものとなると共に、新た
な遊技性が生じることとなり、遊技者は遊技に対する興
趣をさらに高めることが可能となる。また、未だ軸回転
表示される遊技図柄の変動表示速度が低速になることに
より、遊技者は一連の遊技図柄の中に含まれる確変図柄
の数量を視覚によって認識可能となる。従って、遊技者
は現在の遊技状態を把握することができ、遊技に対する
遊技者の関心を高めることが可能となる。
【0072】なお、この実施の形態では、変動表示遊技
の過程で、一連の遊技図柄に含まれる確変図柄の割合を
報知する確変比率表示メータ70を常に表示するように
したが、これに限られるものではなく、通常遊技時は確
変比率表示メータ70を表示しないようにして、変動表
示装置4aの各変動表示部10a、10b、10cにお
ける遊技図柄の停止態様がリーチ表示態様を成立する可
能性が高くなった場合等に、確変比率表示メータ70を
表示画面4g上に表示するようにしてもよい。つまり、
前記特定図柄割合報知手段によって前記変動表示装置4
aの表示画面4gに前記レベルメータが表示される場合
には、該レベルメータの表示後に所定の割合でリーチ状
態を発生させる制御が行われることになる。例えば、変
動表示装置4aの各変動表示部10a、10b、10c
における遊技図柄の停止態様が、リーチ表示態様を成立
する可能性が高くなった場合に、変動表示装置4aの表
示画面4gに確変比率表示メータ70の表示を行うよう
にすれば、遊技者は確変比率表示メータ70の表示後
に、所定の割合(例えば、2/3)でリーチ状態が発生
することを認識することとなり、遊技者はリーチ状態の
発生に対する期待感を高めることが可能となる。そのた
め、遊技者は通常遊技時に確変比率表示メータ70が表
示されることを期待しながら遊技を行うことになるの
で、確変比率表示メータ70に対する遊技者の関心を高
めることが可能となる。また、変動表示遊技の過程で、
確変比率表示メータ70が表示されても、リーチ状態が
発生しない場合には、変動表示装置4aの変動表示部1
0a、10b、10cにおいて遊技図柄が停止状態とな
った後に、表示画面4g上から前記表示された確変比率
表示メータ70が消滅することになる。
【0073】また、この実施の形態では、所定条件が成
立する場合に、複数の変動表示部10a、10b、10
cの何れかに停止状態で表示されている遊技図柄中のキ
ャラクタの表示態様を変化させて、該キャラクタを動作
表示させるような演出表示が行われるようにしたが、こ
れに限られるものではない。例えば、所定条件が成立す
る場合に、リーチ状態の発生する前の段階でキャラクタ
による演出表示が実行可能となるようにしてもよい。こ
れにより、遊技者は通常遊技時に演出表示が行われるこ
とを期待しながら遊技を行うことになり、演出表示に対
する遊技者の関心を高めることが可能となる。また、遊
技図柄と演出表示で用いられるキャラクタとを関連付け
ることが可能となり、変動表示が今までにない多彩なも
のとなって興趣性の高い変動表示遊技を実行可能とな
る。なお、所定条件の成立としては、例えば、変動表示
装置4aの各変動表示部10a、10b、10cにおけ
る遊技図柄の停止態様が、リーチ表示態様となった場合
や、該リーチ表示態様を成立する可能性が高くなった場
合や、特定の組合せ態様を成立する可能性が高くなった
場合などが挙げられる。
【0074】また、この実施の形態では、変動表示され
る一連の遊技図柄に含まれる確変図柄の割合を変更させ
る方法として、前記一連の遊技図柄に含まれる確変図柄
或いは非確変図柄の何れか一方の遊技図柄の数を減少さ
せるようにしたが、これに限られるものではなく、前記
一連の遊技図柄に含まれる確変図柄の割合を変更させる
ことが可能であれば如何なる方法であっても良い。例え
ば、変動表示される一連の遊技図柄に含まれる確変図柄
及び非確変図柄双方の遊技図柄の数を減少させることに
より、前記一連の遊技図柄に含まれる確変図柄の割合を
変更させるようにしてもよい。これにより、変動表示の
方法がさらに多彩なものとなり、遊技を変化に富んだ面
白みのあるものとすることが可能となる。
【0075】また、この実施の形態では、リーチ状態が
発生した場合のキャラクタの出現方法として、仮停止状
態となっている変動表示部の遊技図柄に表記されたキャ
ラクタの表示態様を変化させて、表示画面4g上に出現
させるようにしたが、これに限られるものではなく、遊
技図柄と演出表示で用いられるキャラクタとを関連付け
ることが可能であれば、如何なる出現方法であってもよ
い。例えば、仮停止状態となっている変動表示部の遊技
図柄に表記されたキャラクタと同一のキャラクタを、未
だ変動表示中の変動表示部の一連の遊技図柄の中から、
表示画面4g上に飛び出すように出現させることも可能
である。
【0076】また、この実施の形態では、表示画面4g
上に出現したキャラクタによる演出表示に伴って、確変
比率表示メータ70の表示態様を変化させることによ
り、変動表示される一連の遊技図柄に含まれる確変図柄
の割合を遊技者に対して報知するようにしたが、これに
限られるものではなく、出現したキャラクタによる演出
表示に関連させて確変比率表示メータ70の表示態様を
変化させることにより、大当たり状態が発生する可能性
を遊技者に対して報知するようにしてもよい。これによ
り、確変比率表示メータ70の表示態様と大当たりが確
定するまでの演出表示を関連付けたものとすることが可
能となる。
【0077】〔第3の実施の形態〕この第3の実施の形
態のパチンコ遊技機は、以下に説明する点の他は上記第
1及び第2の実施の形態と同様であるので、同様の構成
要素については同一符号を付してその説明を省略するこ
ととする。
【0078】この第3の実施の形態では、変動表示遊技
の過程で、変動表示装置4aの表示画面4gに、キャラ
クタからのメッセージを文字で表示し、前記メッセージ
の表示内容如何によって、特定の組合せ態様の成立する
割合が異なるようになっている。
【0079】即ち、この実施の形態では、リーチ状態が
発生した場合に、表示画面4g上に仮停止した遊技図柄
に表記されたキャラクタからのメッセージを表示して、
このメッセージの表示内容如何によって、特定の組合せ
態様の成立に対する信頼度が異なるようになっている。
【0080】この実施の形態では、変動表示遊技が開始
されて、変動表示装置4aの各変動表示部10a、10
b、10cにおける遊技図柄が順次停止される過程で、
遊技図柄の停止態様が予め定められた特定の組合せ態様
となる可能性のあるリーチ表示態様となって、リーチ状
態が発生した場合に、リーチ表示態様となって仮停止し
た遊技図柄中のキャラクタに関連させて、変動表示装置
4aの表示画面4gに予め定められたメッセージを文字
で表示する演出表示が行われる。即ち、この実施の形態
では、本発明に係るメッセージ表示制御手段が遊技制御
装置20と表示制御装置40とによって構成されてい
て、この遊技制御装置20が、乱数値に基づく抽選によ
り、変動表示装置4aの表示画面4gに表示されるキャ
ラクタからのメッセージの表示内容を決定し、該決定に
関連して、前記表示制御装置40が、変動表示装置4a
の表示画面4gに前記キャラクタからのメッセージを文
字で表示させるような演出表示を行うようになってい
る。具体的には、図9(a)に示すように、仮停止状態
となった各変動表示部10a、10cの遊技図柄に表記
されたキャラクタC7の口元から「敵地へ進撃するぞ
!」等のメッセージが、変動表示装置4aの表示画面4
gに漫画の吹き出しのように表示される。また、この実
施の形態では、前記メッセージ表示制御手段によるメッ
セージの表示内容如何によって、特定の組合せ態様の成
立する割合が異なるようになっている。具体的には、図
9(b)に示すように、変動表示装置4aの表示画面4
g上に「撤退するぞ!」、「敵地へ進撃するぞ!」、
「大当たりが近いぞ!」、「大当たり鉄板だぞ!」の4
種類のメッセージが表示可能となっていて、前記表示さ
れるメッセージが「撤退するぞ!」である場合には、大
当たり状態の発生に対する信頼度が3%となり、前記メ
ッセージが「敵地へ進撃するぞ!」である場合には、前
記信頼度が20%となり、前記メッセージが「大当たり
が近いぞ!」である場合には、前記信頼度が40%とな
り、前記メッセージが「大当たり鉄板だぞ!」である場
合には、前記信頼度が100%となるように設定されて
いる。また、リーチ状態が発生しても、遊技図柄に表記
されたキャラクタからのメッセージが表示画面4g上に
何も表示されない場合があり、このような場合の信頼度
は、メッセージが表示される何れの場合の信頼度よりも
低く設定されている。そして、前記何れかのメッセージ
が表示されることに関連して、確変比率表示メータ70
の表示態様が変化することになる。
【0081】このように、特定の組合せ態様の成立する
割合に対応して確変図柄の割合を変更する制御が行わ
れ、これによって、表示されるメッセージと確変比率表
示メータ70の表示態様とを互いに関連させたものとす
ることが可能となる。従って、前記表示されるメッセー
ジと確変比率表示メータ70の表示態様から大当たりの
発生(所定の遊技価値の付与)の信頼度(期待度)を遊
技者は認識することが可能となる。
【0082】上述したような変動表示が、変動表示装置
4aの各変動表示部10a、10b、10cにおいて行
われた後、各変動表示部10a、10b、10cにおけ
る遊技図柄が、順次停止される過程で、遊技図柄の停止
態様が予め定められた特定の組合せ態様(例えば、識別
情報が「7,7,7」などのゾロ目)となった場合に
は、大当たり状態が発生する。そして、この大当たり状
態の発生に伴い所定の遊技価値が遊技者に対して付与さ
れることになる。一方、遊技図柄の停止態様が特定の組
合せ態様とならなかった場合には、ハズレが確定となっ
て当該変動表示遊技が終了となる。
【0083】以上のように、この実施の形態のパチンコ
遊技機によれば、変動表示装置4aの表示画面4gに、
キャラクタからのメッセージが表示されるので、遊技者
は、キャラクタに対して思い入れを持って遊技を行うこ
とが可能となる。また、表示されるメッセージの内容に
関連して特定の組合せ態様が成立する割合が異なるの
で、メッセージの表示内容によって、特定の組合せ態様
の成立に伴って発生する大当たり状態に対する信頼度を
遊技者は把握することが可能となる。従って、遊技者は
表示されるメッセージに対して関心を高めることとな
る。
【0084】なお、この実施の形態では、リーチ状態が
発生した場合に、変動表示装置4aの表示画面4g上に
表示されるメッセージの内容により、特定の組合せ態様
の成立に伴って発生する大当たり状態に対する信頼度を
異ならせるようにしたが、前記表示されたメッセージの
内容に関連させて、所定の演出表示などを行うことによ
って、発生する大当たり状態に対する信頼度を遊技者に
対して報知するようにしてもよい。例えば、前述した第
2の実施の形態のように、リーチ状態が発生した場合
に、停止状態で表示されている遊技図柄に表記されたキ
ャラクタを変動表示装置4aの表示画面4g上に出現さ
せた後、前記表示されたメッセージの表示内容に関連さ
せて前記出現したキャラクタによって行われる演出表示
を行い、前記行われる演出表示の種類により、発生する
大当たり状態に対する信頼度を異ならせるようにしても
よい。
【0085】また、この実施の形態では、リーチ状態が
発生した場合に、変動表示装置4aの表示画面4g上に
表示されるメッセージの種類を4種類として、停止状態
となっている遊技図柄に表記されたキャラクタの口元か
ら前記4種類のメッセージの何れかのメッセージを漫画
の吹き出しのように表示するようにしたが、これに限ら
れるものではなく、表示されるメッセージの種類及び表
示方法は任意であり、適時に変更可能である。例えば、
表示画面4gの一部にメッセージやコメント等が表示さ
れる領域を設け、その領域内にキャラクタが発するメッ
セージやコメント等を恰もキャラクタがしゃべっている
かのように表示することも可能である。
【0086】なお、本発明はこの実施の形態のパチンコ
遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチ
ンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの
弾球遊技機等にも適用可能である。また、今回開示され
た実施の形態はすべての点で例示であって制限的なもの
ではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記
した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特
許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変
更が含まれることが意図される。
【0087】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、変動表示
の方法が多彩なものとなり、遊技を変化に富んだ面白み
のあるものとすることができる。また、変動表示部にお
いて一連の遊技図柄が高速で変動している場合でも、遊
技者が前記特定図柄の割合を認識可能となる。その結
果、遊技者は現在の遊技状態を把握することが可能とな
り、遊技に対して飽きを生じ難くなる。従って、遊技者
の遊技に対する興趣を高めることが可能となる。
【0088】請求項2記載の発明によれば、変動表示さ
れる遊技図柄の変動表示速度を少なくとも一定期間低速
にすることにより、遊技者は一連の遊技図柄の中に含ま
れる特定図柄の数量を視覚によって認識可能となる。従
って、遊技者は現在の遊技状態を把握することができ、
遊技に対する遊技者の関心を高めることが可能となる。
【0089】請求項3記載の発明によれば、表示画面内
にレベルメータが表示されることにより、遊技者は一連
の遊技図柄の中の特定図柄の割合を視覚によって認識す
ることが可能となる。また、遊技者はレベルメータの変
動表示により前記特定図柄の割合を把握することが可能
となる。従って、遊技者は現在の遊技状態を把握するこ
とができ、遊技に対する遊技者の関心を高めることが可
能となる。
【0090】請求項4記載の発明によれば、表示画面内
にレベルメータが表示されることにより、遊技者はリー
チ状態の発生に対する期待感を高めることが可能とな
る。そのため、遊技者は通常遊技時にレベルメータが表
示されることを期待しながら遊技を行うことになるの
で、レベルメータに対する遊技者の関心を高めることが
可能となる。
【0091】請求項5記載の発明によれば、演出表示が
変化に富んだ面白みのあるものとなる。また、遊技図柄
と演出表示で用いられるキャラクタとを関連付けること
が可能となり、演出表示が今までにない多彩なものとな
って興趣性の高い変動表示遊技を実行可能となる。
【0092】請求項6記載の発明によれば、遊技者は通
常遊技時に演出表示が行われることを期待しながら遊技
を行うことになり、演出表示に対する遊技者の関心を高
めることが可能となる。また、遊技図柄と演出表示で用
いられるキャラクタとを関連付けることが可能となり、
変動表示が今までにない多彩なものとなって興趣性の高
い変動表示遊技を実行可能となる。
【0093】請求項7記載の発明によれば、演出表示と
変動表示の態様が密接に関連したものとなる。そのた
め、変動表示に対応して行われる演出表示が今までにな
い多彩なものとなると共に、新たな遊技性が生じること
となり、遊技者は遊技に対する興趣をさらに高めること
が可能となる。
【0094】請求項8記載の発明によれば、遊技者は、
キャラクタに対して思い入れを持って遊技を行うことに
なり、遊技の興趣を高めることが可能となる。また、表
示されるメッセージの内容によって、特定の組合せ態様
の成立に伴って発生する大当たり状態に対する期待度を
遊技者は把握することが可能となる。従って、遊技者は
メッセージに対して関心を高めることとなり、遊技者の
遊技に対する興趣をさらに高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態の遊技機と
して例示するパチンコ遊技機の遊技盤を示す正面図であ
る。
【図2】図1のパチンコ遊技機に備わる遊技制御装置と
表示制御装置の主要制御ブロック図である。
【図3】図1のパチンコ遊技機の遊技状態の遷移を示す
図である。
【図4】複数種類の遊技図柄と、該遊技図柄に表記され
るキャラクタを示す一覧図である。
【図5】図1のパチンコ遊技機の変動表示装置に表示さ
れる変動表示の一例を示す図である。
【図6】図1のパチンコ遊技機の変動表示装置に表示さ
れる変動表示の一例を示す図である。
【図7】本発明を適用した第2の実施の形態の遊技機と
して例示するパチンコ遊技機の変動表示装置に表示され
る変動表示の一例を示す図である。
【図8】図7の変動表示の続きを示す図である。
【図9】本発明を適用した第3の実施の形態の遊技機と
して例示するパチンコ遊技機の変動表示装置に表示され
る変動表示の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 4a 変動表示装置 4g 表示画面 10a、10b、10c 変動表示部 20 遊技制御装置(特定図柄割合変更手段、制御装
置) 40 表示制御装置(特定図柄割合報知手段、メッセ
ージ表示制御手段、制御装置) 70 確変比率表示メータ(レベルメータ)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の遊技図柄からなる一連の遊技図
    柄を順次変動表示可能な変動表示部を複数有する変動表
    示装置と、該変動表示装置の各変動表示部に表示される
    遊技図柄の表示結果が予め定められた特定の組合せ態様
    となることに関連して所定の遊技価値を付与可能な制御
    を行う制御装置と、を備える遊技機において、 前記複数種類の遊技図柄には、 特定図柄として分類される遊技図柄と、該特定図柄とは
    別の非特定図柄として分類される遊技図柄と、が含まれ
    る構成として、 前記制御装置は、 前記複数の変動表示部の何れかに変動表示される一連の
    遊技図柄の中で前記特定図柄として分類される遊技図柄
    の割合を変更可能な特定図柄割合変更手段と、 該特定図柄割合変更手段によって変更された前記特定図
    柄の割合を報知可能な特定図柄割合報知手段と、を備え
    ることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記制御装置は、 前記特定図柄割合変更手段によって前記特定図柄の割合
    が変更された場合に、該変更された変動表示部において
    変動表示される遊技図柄の変動表示速度を少なくとも一
    定期間低速にすることを特徴とする請求項1記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】前記特定図柄割合報知手段は、 前記変動表示装置の表示画面にレベルメータを表示し、
    該レベルメータの表示態様に基づいて前記特定図柄の割
    合を報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    遊技機。
  4. 【請求項4】前記制御装置は、 前記特定図柄割合報知手段によって前記変動表示装置の
    表示画面に前記レベルメータが表示される場合に、該レ
    ベルメータの表示後に所定の割合でリーチ状態を発生さ
    せるようになっていることを特徴とする請求項3記載の
    遊技機。
  5. 【請求項5】前記遊技図柄の各々は、 遊技図柄同士を互いに識別するための識別情報と、該識
    別情報に対応して設けられるキャラクタと、により構成
    され、 前記制御装置は、 所定条件が成立する場合に、前記複数の変動表示部の何
    れかに停止状態で表示されている遊技図柄中のキャラク
    タの表示態様を変化させて、該キャラクタを動作表示さ
    せるような演出表示を行わせることを特徴とする請求項
    3又は4に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】前記制御装置は、 前記所定条件が成立する場合に、リーチ状態の発生する
    前の段階で前記演出表示を実行可能となっていることを
    特徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 【請求項7】前記特定図柄割合変更手段は、 前記演出表示の内容に関連させて前記特定図柄の割合を
    変更することを特徴とする請求項5又は6に記載の遊技
    機。
  8. 【請求項8】前記制御装置は、 前記変動表示装置の表示画面に、前記キャラクタからの
    メッセージを文字で表示する表示制御を行うメッセージ
    表示制御手段を備え、 該メッセージ表示制御手段による前記メッセージの表示
    内容如何によって、前記特定の組合せ態様の成立する割
    合を異ならせるようになっていることを特徴とする請求
    項5〜7の何れかに記載の遊技機。
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