JP2003007955A - 半導体パッケージおよびその製造方法 - Google Patents

半導体パッケージおよびその製造方法

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JP2003007955A JP2001194675A JP2001194675A JP2003007955A JP 2003007955 A JP2003007955 A JP 2003007955A JP 2001194675 A JP2001194675 A JP 2001194675A JP 2001194675 A JP2001194675 A JP 2001194675A JP 2003007955 A JP2003007955 A JP 2003007955A
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semiconductor
wire
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Sumio Hokari
澄夫 穂苅
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Sony Corp
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体パッケージを超薄型化して積層マルチ
モジュール実装に適したものとすると共に、半導体パッ
ケージの製造コストを低減させること。 【解決手段】 半導体チップと、該半導体チップとワイ
ヤーで導通した外部端子と、それらを保護封止したモー
ルド部とからなり、前記外部端子のワイヤーが接続され
る部位は、ワイヤー径よりも大きい段差をもって形成し
た半導体パッケージ、並びに、プレート状キャリアに、
外部端子となる段差部を有するリード部とモールド成型
エリアとを備えたリードフレームをセットし、該リード
フレームのモールド成型エリアに対して半導体チップの
供給・仮固定と、半導体チップの電極と外部端子の段差
部とのワイヤボンドによる接続と、モールド封止とを行
う半導体パッケージの製造方法である。段差部をもった
1枚の金属板で外部端子を形成したことにより、現行の
加工技術の制約を受けることなく、積層実装が可能で更
に超薄型に形成でき、コストの低減を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄型で且つ複数の
半導体チップを積層可能にした構造の半導体パッケージ
およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯端末を始めとする小型電子機
器は、高性能化および携帯の利便性の追求が著しく、そ
れに使用される半導体装置も、より小型化、薄型化、高
性能化が求められている。その一つの対策として、複数
の半導体チップ或いは半導体パッケージを積層した、い
わゆるマルチ積層構造のものが提案されている。例え
ば、特開平2−134859号公報に開示された「マル
チチップ半導体装置とその製造方法」の発明が公知にな
っている。
【0003】この公知の半導体装置は、フィルムキャリ
アテープに半導体チップを電気的に接続したフィルムキ
ャリア半導体装置であって、アウターリードの一部を折
り曲げ、フィルムキャリア基材裏面に固着して表裏導通
を行ったものであり、片面キャリアのフィルムキャリア
テープを用いて両面配線を可能にし、その両面配線によ
ってマルチ積層ができるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来例のマルチチップ半導体装置には、TAB接続をベ
ースにしていることから、薄型化には有効であるが、半
導体チップの電極にバンプの形成が必要であり、ベース
となるテープ基板は半導体チップ電極の配列によりそれ
ぞれ異なる品種が必要であること、従来のワイヤーボン
ディング、モールド封止工程からなるプラスチックパッ
ケージの生産ラインの有効利用が図り難い等の理由によ
り、製造コストが高くなってしまうという問題点があっ
た。
【0005】また、近年高密度化の一つの手段として、
一つのパッケージの中に二種類の半導体チップを積層す
る技術が出現しているが、前記従来例のフィルムキャリ
ア基材では構造上において異なる半導体チップの積層自
体が難しいという問題点を有している。
【0006】更に、従来のプラスチックパッケージにお
いては、リードフレームを取り付けたベース部材に半導
体チップを実装するものであるが、その実装はベース部
材に設けられたダイパット上に固定するものであり、そ
の構成部材としてベース部材とダイパットを不可欠にし
ているため薄型化が困難であるという問題点を有してい
る。
【0007】この従来例の問題点を解決するために本発
明と同一出願人に係る先願発明が既に2000−266
910号として出願されている。この先願発明に係る半
導体パッケージは、半導体チップと、該半導体チップと
ワイヤーで導通した2枚重ねの外部端子と、それらを保
護封止したモールド部とから構成されるものであり、ベ
ース部材とダイパットを不要としている構成において薄
型化が図れると共に、端子ピッチの狭ピッチ化が図れる
点で優れている。
【0008】しかしながら、上記先願発明においては、
2枚重ねの外部端子を用いており、その端子材料の加工
仕様に制約があって端子1枚あたりの厚みをあまり薄く
することができない。例えば、現状の加工技術では、端
子板の厚みが0.125mm程度までが限界とされてお
り、それを2枚重ねにすると約0.25mmであり、パ
ッケージの厚みもそれ以下にはならないのである。
【0009】従って、従来技術においては、パッケージ
の製造コストを低減させること、高密度化を図ることお
よび薄型化を図ることに解決しなければならない課題を
有しており、また、先願発明においては、更なる薄型化
に解決課題を有している。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する具体
的手段として本発明に係る第1の発明は、半導体チップ
と、該半導体チップとワイヤーで導通した外部端子と、
それらを保護封止したモールド部とからなり、前記外部
端子のワイヤーが接続される部位は、ワイヤー径よりも
大きい段差をもって形成したことを特徴とする半導体パ
ッケージを提供するものである。
【0011】この第1の発明において、前記外部端子
は、前記モールド部の底面、側面および上面の三面に露
出していること;前記外部端子の露出している部分は、
半田皮膜によって覆われていること;および前記半導体
チップは、前記モールド部で保持され、且つ該半導体チ
ップの下面はモールド部の下面と同一面で露出している
ことを付加的要件として含むものである。
【0012】本発明に係る第2の発明は、プレート状キ
ャリアに、外部端子となる段差部を有するリード部とモ
ールド成型エリアとを備えたリードフレームをセット
し、該リードフレームのモールド成型エリアに対して半
導体チップの供給・仮固定と、半導体チップの電極と外
部端子の段差部とのワイヤボンドによる接続と、モール
ド封止とを行うことを特徴とする半導体パッケージの製
造方法を提供するものである。
【0013】この第2の発明において、モールド封止部
分が硬化した後に、半導体パッケージ毎に切断分離する
こと;および半導体パッケージ毎に切断分離した後に、
半田コート工程を行って外部端子に半田皮膜を形成する
ことを付加的要件として含むものである。
【0014】本発明に係る半導体パッケージは、段差部
をもった1枚の金属板で外部端子を形成したことによ
り、現行の加工技術の制約を受けることなく、更に超薄
型に形成できるのである。
【0015】また、本発明に係る半導体パッケージの製
造方法においては、段差部を形成したリード部を有する
1枚のリードフレームを使用することにより、キャリア
への供給工程と、半導体チップとの位置合わせおよびワ
イヤーボンディング工程とが容易になると共に、部品点
数も少なくその管理も容易になり、製造コストを低減さ
せることができるのである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る半導体パッケ
ージについて好ましい実施の形態を図面を参照して説明
する。まず、図1〜4に示した実施の形態において、半
導体パッケージ1は、その略中央部に位置した半導体チ
ップ2と、該半導体チップ2の両端部側に設けられてい
る複数の電極3にそれぞれ一端が接続された金線からな
る複数のリード線、即ちワイヤー4と、これら各ワイヤ
ー4の他端がそれぞれ接続された外部端子5と、これら
半導体チップ2、ワイヤー4および外部端子5を保護す
るために樹脂により封止したモールド部6とから構成さ
れ、該モールド部6によってパッケージとしての強度と
全体形状が維持されている。
【0017】このようにモールド部6によってパッケー
ジ形態が維持される構成に形成することで、半導体チッ
プ2の下面とモールド部6の下面とが同一面に形成さ
れ、且つ半導体チップ2の下面が露出した状態に形成さ
れる。
【0018】外部端子5は、一枚の端子板で形成される
ものであって、その中間部に所定の段差部5aをもって
形成すると共に、その底面、側面および上面の三面が露
出した状態でパッケージされる。そして、この段差部5
aを利用して各ワイヤー4の他端を接続するものであっ
て、この段差部5aは接続されるワイヤー4の径よりも
大きい段差に形成してある。
【0019】外部端子5の露出している三面には、図3
に示したように、半田皮膜7が所定厚さをもって形成さ
れるものであり、この半田皮膜7の形成によって、その
厚み分パッケージから突出した状態になり、1個の半導
体パッケージの実装でも、または複数枚の半導体パッケ
ージの積層実装、即ち、積層マルチチップモジュール実
装をより一層容易にしたものである。
【0020】このように構成された半導体パッケージ1
は、図4に示したように、その複数枚をマザー基板8に
積層実装したものである。つまり、マザー基板8上に設
けられた配線パターン9に対して各外部端子5が電気的
に接続されるように載置配設して実装するものであり、
配線パターン9の高さ(厚み)と半田皮膜7の厚みとに
よって、マザー基板8と半導体パッケージ1における半
導体チップ2との間に所定の間隙10が維持された状態
で、しかも半田皮膜7によって確実な強度および電気導
通性をもって積層実装することができる。
【0021】従って、半導体パッケージ1は、その下面
側に半導体チップ2が露出していても、各外部端子5に
設けられた半田皮膜7の存在によって、実装の段階でマ
ザー基板8に面接触することはないのである。そして、
複数枚の半導体パッケージ1を積層しても、各外部端子
5に設けられた半田皮膜7同士が接触し、各半田皮膜7
の厚みによって積層した半導体パッケージ1における上
面と下面との間に所定の間隙11が生じ、面同士の接触
が避けられ放熱性も良好になる。
【0022】次に、半導体パッケージの製造方法につい
て説明する。まず、外部端子5を形成するために、図5
〜6に示した構成のリードフレーム20が準備される。
このリードフレーム20は、その厚みが、例えば0.1
5mmの長方形の金属板を用い、プレス加工またはエッ
チング加工によって、半導体チップ2がセットされモー
ルド成型エリアとなる空間部21が設定された間隔をも
って複数形成され、同時に各空間部21に臨ませて外部
端子となる複数のリード部分22が内側に突出形成され
る。なお、リードフレーム20の所定位置に位置合わせ
用の小孔23が複数設けてある。
【0023】これらの各リード部分22には、その先端
付近に段差部22aが形成されるものであり、この段差
部22aの落ち込み度合いは段差部22aに接続される
ワイヤーが、樹脂封止後表面に露出しないように、少な
くとも、ワイヤー4の径以上の段差に形成してある。ま
た、パッケージされる半導体チップ2の高さ(厚み)は
0.05mm(50μm)程度である。
【0024】このように形成されたリードフレーム20
を、図7に示したように、プレート状のキャリア25上
に載置する。このキャリア25には位置決め手段26
と、保持または仮固定手段27とを有するものであり、
位置決め手段26は、いわゆるピンであって小孔23を
挿通させてリードフレーム20を載置することで設定し
た位置に正確にセットできるのである。また、保持また
は仮固定手段27としては、例えば、バキュウムパイプ
とそれにつながる吸着口27aとからなるものであり、
該吸着口27aはセットされたリードフレーム20の各
空間部21の略中央部に開口するように形成してある。
【0025】キャリア25に対してリードフレーム20
のセット工程後に半導体チップ2の保持または仮固定の
工程を行う。即ち、図8(A)に示したように、半導体
チップ2を空間部21の中央部にそれぞれセットし、保
持または仮固定手段27を作動させて吸引することによ
り、吸着口27で半導体チップ2を仮固定の状態で吸着
保持する。仮固定された半導体チップ2は、リード部分
22の先端から所定の間隔をもって位置する。
【0026】次に、吸着保持を維持した状態で、図8
(B)に示したように、ワイヤボンド工程を行う。この
ワイヤボンド工程は、従来のプラスチックパッケージで
行っている工程をそのまま利用することができるもので
あって、半導体チップ2の各電極3とリード部分22の
段差部22aとの間で金線(ワイヤー4)を用いてワイ
ヤーボンディングを行うのである。この場合のワイヤー
4の高さは100μm以下である。
【0027】ワイヤボンド工程後に、図8(C)に示し
たように、樹脂封止工程を行う。この樹脂封止工程にお
いては、プレート状のキャリア25を下型とし、上部か
ら平板状の上型(図示せず)を当接させてリードフレー
ム20を挟み込んだ状態にし、上型に設けられた注入口
から樹脂を注入し、加圧・熱硬化させることにより空間
部21を封止し、封止したモールド部6によってリード
部22と半導体チップ2とワイヤー4とが一体的に固定
される。
【0028】このようにキャリア25に対してリードフ
レーム20をセットし、半導体チップ2を適正位置に供
給保持した状態で、ワイヤーボンド工程と樹脂封止工程
とを行うものであり、樹脂が硬化してモールド部6が形
成された後に、吸着手段を解除してキャリア25からリ
ードフレーム20をピックアップし、次の工程に移送す
るのである。
【0029】次の工程は、図8(D)に示したように、
リードフレーム20から各半導体パッケージ毎の切り離
し工程であり、ブレードまたはレーザーカット等の切断
手段により、リード部分22の付け根部分と空間部21
の両側面に沿って切断し、リードフレーム20から分離
することで半導体パッケージ1として個々に独立した状
態になる。
【0030】このように切断分離することで、リード部
分22は半導体パッケージ1における上面、側面および
下面に露出した状態で形成されて外部端子5となり、且
つ半導体チップ2の下面は、モールド部6の下面と面一
となって露出した状態に形成される。
【0031】そして、個々に独立した半導体パッケージ
は、図8(E)に示したように、上面、側面および下面
に露出している外部端子5は、半田コート工程によって
所定厚さの半田皮膜7で覆われ、その半田皮膜7の厚み
分が突出して完成した半導体パッケージ1が製造でき
る。
【0032】このようにして形成された半導体パッケー
ジ1は、半導体チップ2の厚みが略50μm、ワイヤ4
の高さが略100μm以下であり、外部端子5となるリ
ード22の厚みが0.15mmで形成されることから、
半導体パッケージ1の高さは0.15mmの超薄型に形
成でき、しかも、外部端子5に半田皮膜7が形成されて
いるので、積層実装が容易に行えるものとなるのであ
る。
【0033】なお、前記図示したリードフレーム20
は、理解を容易にするため、モールド成型エリアとなる
空間部21が4個形成されたものを用いているが、これ
に限定されることなく、例えば、一列4個で4列、また
は一列10個で5列の空間部が形成されたリードフレー
ム等も使用できるのである。
【0034】また、使用されるキャリア25について
も、位置決め手段26と、保持または仮固定手段27と
を有するものであれば足りるのであって、特に、保持ま
たは仮固定手段として、例えば、両面接着テープ等を用
いた弱接着部手段であっても良いのである。要するに、
リードフレームと半導体チップとをセット位置において
安定した状態に保持または支持できれば良いのである。
【0035】いずれにしても、半導体チップの高集積化
・シュリンク化が望まれていることから、半導体チップ
の電極が狭ピッチ化する傾向にあり、それによって必然
的にリード(外部端子)も狭ピッチ化し、パッケージ全
体の小型化が要求されているのである。本発明では、リ
ードを形成するためのリードフレームとして1枚の板状
の金属材料を用いており、これをプレス加工かエッチン
グ加工によって段差をもったリード部分を形成するもの
であり、リードのピッチ形成加工は、金属材料の板厚に
左右されるが、単に板厚が薄ければ良いというものでは
なく、狭ピッチ加工が可能になる厚さを選択し、且つ、
ワイヤーボンディングを行える段差部を形成すること
で、フレーム(外部端子)の狭ピッチ化が図れ、小型化
のニーズに対応させることができるのである。
【0036】以上、実施の形態として半導体パッケージ
厚さ0.15mmのものに関して説明してきたが、本発
明はこれに限定されることなく、例えば、それ以上の厚
みのものに対しても三次元実装が可能なパッケージとし
て適用できるのである。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体パッケージは、半導体チップと、該半導体チップとワ
イヤーで導通した外部端子と、それらを保護封止したモ
ールド部とからなり、前記外部端子のワイヤーが接続さ
れる部位は、ワイヤー径よりも大きい段差をもって形成
した構成とすることにより、段差部をもった1枚の金属
板で外部端子を形成したことにより、現行の金属板の厚
みに関する加工技術の制約を受けることなく、積層実装
が可能で更に超薄型に形成できるという優れた効果を奏
する。
【0038】また、本発明に係る半導体パッケージの製
造方法は、プレート状キャリアに、外部端子となる段差
部を有するリード部とモールド成型エリアとを備えたリ
ードフレームをセットし、該リードフレームのモールド
成型エリアに対して半導体チップの供給・仮固定と、半
導体チップの電極と外部端子の段差部とのワイヤボンド
による接続と、モールド封止とを行うものであって、段
差部を形成したリード部を有する1枚のリードフレーム
を使用することにより、キャリアへの供給工程と、半導
体チップとの位置合わせおよびワイヤーボンデシング工
程とが容易になると共に、部品点数も少なくその管理も
容易になり、製造コストを低減させることができるばか
りでなく、一般的に使用されているプラスチックパッケ
ージの製造ラインをそのまま利用して、超薄型の積層実
装が可能な半導体パッケージを製造することができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体パッケージを
示した平面図である。
【図2】同半導体パッケージの断面図である。
【図3】同半導体パッケージの要部のみを拡大して示し
た斜視図である。
【図4】同半導体パッケージをマルチ積層実装状態を示
す断面図である。
【図5】同半導体パッケージの製造に用いられる一例の
リードフレームの一部を示す平面図である。
【図6】図5のA−A線に沿う一部を省略して示した要
部の拡大断面図である。
【図7】本発明に係る半導体パッケージの1例の製造方
法を説明するための略示的斜視図である。
【図8】同製造方法の製造工程を(A)〜(E)に順序
立てて略示的に示した断面図である。
【符号の説明】
1 半導体パッケージ、 2 半導体チップ、 3
電極、4 ワイヤー(リード線)、 5 外部端子、
5a、22a 段差部、6 モールド部、 7 半田皮
膜、 8 マザー基板、 9 配線パターン、10、1
1 間隙、 20 リードフレーム、21 モールド成
型エリアとなる空間部、 22 リード部、 23 小
孔、25 キャリア、 26 位置決め手段(位置決め
用のピン)、27 保持または仮固定手段(バキュウム
パイプ)、27a 保持または仮固定手段(吸着口)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 25/18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップと、該半導体チップとワイ
    ヤーで導通した外部端子と、それらを保護封止したモー
    ルド部とからなり、 前記外部端子のワイヤーが接続される部位は、ワイヤー
    径よりも大きい段差をもって形成したことを特徴とする
    半導体パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記外部端子は、 前記モールド部の底面、側面および上面の三面に露出し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケ
    ージ。
  3. 【請求項3】 前記外部端子の露出している部分は、 半田皮膜によって覆われていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の半導体パッケージ。
  4. 【請求項4】 前記半導体チップは、 前記モールド部で保持され、且つ該半導体チップの下面
    はモールド部の下面と同一面で露出していることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
  5. 【請求項5】 プレート状キャリアに、外部端子となる
    段差部を有するリード部とモールド成型エリアとを備え
    たリードフレームをセットし、 該リードフレームのモールド成型エリアに対して半導体
    チップの供給・仮固定と、半導体チップの電極と外部端
    子の段差部とのワイヤボンドによる接続と、モールド封
    止とを行うことを特徴とする半導体パッケージの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 モールド封止部分が硬化した後に、 半導体パッケージ毎に切断分離することを特徴とする請
    求項6に記載の半導体パッケージの製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体パッケージ毎に切断分離した後
    に、 半田コート工程を行って外部端子に半田皮膜を形成する
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の半導体パッ
    ケージの製造方法。
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JP2008060562A (ja) * 2006-08-04 2008-03-13 Dainippon Printing Co Ltd 樹脂封止型半導体装置とその製造方法、半導体装置用基材、および積層型樹脂封止型半導体装置
US7665205B2 (en) 2005-11-11 2010-02-23 Mitsui High-Tec, Inc. Method of manufacturing a laminated leadframe

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