JP2003007810A - 静電チャック - Google Patents

静電チャック

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JP2003007810A JP2001193527A JP2001193527A JP2003007810A JP 2003007810 A JP2003007810 A JP 2003007810A JP 2001193527 A JP2001193527 A JP 2001193527A JP 2001193527 A JP2001193527 A JP 2001193527A JP 2003007810 A JP2003007810 A JP 2003007810A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な電極パターンによってウエハ吸着領域
のほぼ全域に安定で均一な吸着力を得ること。 【解決手段】 静電チャック100の電極パターン3
は、半径方向に直線部31a、31bを有し、この直線
部31a、31bから枝状に複数のC字形状部32a、
32bを延出した形状で、その直線部31a、31b
は、互いに対向して直径方向となる略一直線上に位置
し、前記C字形状部32a、32bは複数の同心円パタ
ーンを形成され、相互にくし歯状に入り込むようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶ディスプレ
イ用薄膜トランジスタやアモルファスシリコン太陽電池
などの種々の半導体薄膜デバイスの製造に用いられる双
極型の静電チャックであって、簡単な電極パターンによ
ってウエハ吸着領域のほぼ全域に安定で均一な吸着力を
得ることができる静電チャックに関する。
【0002】
【従来の技術】静電チャックは、電極とウエハとの間に
作用するクーロン力によってウエハをステージに吸着さ
せるものであり、機械的なチャックに比べてウエハ下面
をステージ上に略全面密着できウエハの冷却性能が優れ
ているため、従来から半導体製造装置に多用されてい
る。また、前記静電チャックには単極式と双極式があ
り、単極式の静電チャックはチャンバー内にプラズマを
発生させないと吸着が起こらないため、プラズマ処理装
置にしか用いることができないが、双極式の静電チャッ
クは、プラズマの発生を必要とすることなく吸着を行う
ことができるという特徴がある。
【0003】図5は、従来の静電チャックの電極パター
ンを示す平面図である。この静電チャック500は、表
面の絶縁体内部に正負一対の同心円状の電極(電極パタ
ーン)501a、501bを埋設した構成であり、その
一方の同心円状の電極501aが正極となり、他方の同
心円状の電極501bが負極となる。また、これら同心
円状電極501a、501bは、静電チャック500の
ウエハ吸着領域の全域に渡って形成されている。前記正
極側の同心円状電極501aは、半径方向に形成した直
線部502aと、この直線部502aから枝状に且つ同
心円状に複数延出した円弧部503aとで構成し、全体
的に円形になるように対向して配置したものである。対
向する電極501a、501a同士は、最外周で接続さ
れている。
【0004】他方、負極側の同心円状電極501bも同
様の構成であるが、対向する電極502b、502b同
士が中心部で結合している点が異なる。この正極および
負極の電極501a、501bは、円弧部503a、5
03bにおいて相互にくし歯状に入り組んで形成されて
いる。なお、これら電極パターン501a、501b
は、フォトファブリケーション方法などによって精密に
形成することができる。静電チャック500の正負両電
極501a、501bに電圧を印加すると、当該電極パ
ターン501a、501bによってウエハ吸着領域のほ
ぼ全域に安定した均一な吸着力が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な静電チャック500を用いたウエハステージでは、ウ
エハを分離するためのリフトピンを備えていることがあ
る。このようなリフトピンは、ウエハステージに均等に
設けたリフトピン穴から突き出るように設けられてい
る。また、リフトピンによってウエハを確実に支持する
ため、3つのリフトピンを120度間隔で設けるのが好
ましい(図示省略)。
【0006】しかしながら、上記静電チャック500で
は、正極および負極で電極501a、501bの半径方
向直線部502a、502bが90度間隔で形成されて
いるから、リフトピン穴の1つ又は2つが当該直線部5
02a、502b上に位置することになり、これを避け
るようにして電極パターンを設計する必要がある。ま
た、枝状形成した電極パターン501a、501bを対
向させ、最外周或いは中心部で連結した構成である。こ
のため、電極パターン501a、501bが複雑になる
という問題点がある。
【0007】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであって、簡単な電極パターンによってウエハ吸
着領域のほぼ全域に安定で均一な吸着力を得ることがで
きる静電チャックを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に係る静電チャックは、ウエハステージ
上の絶縁体内に正負両電極を埋設した双極型の静電チャ
ックにおいて、前記それぞれの正負電極が、半径方向に
延びる半径分の直線部と、この直線部両側から複数の枝
状に延出した同心円のC字形状部とを備え、前記直線部
が互いに対向して直径方向となる略一直線上に位置し、
前記正負電極のC字形状部が相互にくし歯状に入り込ん
で電極パターンを形成したことを特徴とする。
【0009】半径分の直線部からC字形状部を枝状に延
出し、このC字形状部を相互にくし歯状に入れ込むと、
全体的に円形となり、正負極が均一に分布した状態にな
る。また、半径分の直線部から枝状にC字形状部が延出
する形状のため、電極パターンは比較的簡単である。こ
の正負電極に直流電流を印加することでウエハとの間に
クーロン力が働いて当該ウエハを吸着する。このとき、
正負電極が均一に分布していることから、均一で安定な
吸着力が得られるようになる。
【0010】また、請求項2に係る静電チャックは、ウ
エハステージ上の絶縁体内に正負両電極を埋設した双極
型の静電チャックにおいて、前記それぞれの正負電極
が、複数の同心円のC字形状部と、径方向に隣接するC
字形状部を連結する複数の短直線部とを備え、前記正負
電極のC字形状部が相互にくし歯状に入り込むと共に、
前記短直線部が径方向に隣接する同極のC字形状部間ご
とに円周方向にずらして配置されていることを特徴とす
る。
【0011】すなわち、直線部を複数の短直線部とし、
これを円周方向にずらして配置することで、正負極のい
ずれか又は両方が偏在する部分を少なくできる。これに
より、より均一で安定な吸着力を得ることができる。
【0012】また、請求項3に係る静電チャックは、上
記静電チャックにおいて、さらに、前記直線部に電力供
給用の接点を設けたことを特徴とする。この静電チャッ
クの電極パターンは枝状形成した複数のC字形状部を有
する対称形状となっているから、前記直線部に接点を設
けることで電極パターンの抵抗値が同じになる。これに
より、より均一で安定な吸着力を得ることができる。
【0013】また、請求項4に係る静電チャックは、上
記静電チャックにおいて、さらに、ウエハリフトピン
を、隣接するC字形状部の間であって、前記直線部を避
けて設けたことを特徴とする。
【0014】ウエハリフトピンは、120度間隔で均等
配置するようにするのが好ましい。この発明では、直線
部が互いに対向して直径方向となる略一直線上に位置す
るから、この直線部を避ければ、ウエハリフトピンを1
20度間隔で設けることができる。そして、このウエハ
リフトピンを隣接するC字形状部の間に設けることで、
当該ウエハリフトピンを回避するような複雑な電極パタ
ーンを形成する必要がなくなる。なお、ウエハリフトピ
ンをC字形状部の間に設けることは、その中心がC字形
状部の間に位置することを意味し、C字形状部と多少干
渉する場合も含まれる。
【0015】また、請求項5に係る静電チャックは、勾
玉形状の正負電極をそれぞれ点対称になるように設け、
この勾玉形状の電極の間に、正極が前記勾玉形状電極の
負極と隣接し、負極が勾玉形状電極の正極と隣接するよ
うにS字形状にして配置したことを特徴とする。
【0016】図4に示すような勾玉形状の正負電極を設
け、この間にS字形状の正負電極を配置することで、殆
どの半径方向で複数の同極(例えば図4では正極が3
つ)が存在することになる。また、正負電極が対称形状
になると共にその面積が完全に同じになる。このため、
安定で均一な吸着力を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。また、この実施の形
態の構成要素には、当該技術に関する当業者が設計変更
し得る内容が含まれる。
【0018】[実施の形態1]図1は、この発明の実施
の形態1にかかる静電チャックの電極パターンを示す平
面図である。図2は、図1に示した静電チャックの断面
図である。この静電チャック100は、ウエハステージ
1と、ウエハステージ1上に設けた絶縁体2と、絶縁体
2に埋設した双極型電極3(電極パターン3)とを有す
る。正極の電極3aおよび負極の電極3bは、半径方向
に直線部31a、31bを有し、この直線部31a、3
1bから枝状に複数のC字形状部32a、32bを延出
した形状となる。直線部31a、31bは、互いに対向
して直径方向となる略一直線上に位置している。また、
前記C字形状部32a、32bは複数の同心円パターン
を形成され、相互にくし歯状に入り込むようになってい
る。
【0019】また、正極の直線部31aの端部は、負極
の最小径となるC字形状部32bに入る円形となる。こ
の電極パターン3は、フォトリソグラフィー・プロセス
によって精密に形成することができる。延出するC字形
状部32a、32bは、パターンの簡単化と、電極面積
を大きくするために3本〜4本程度とするのが好まし
い。なお、前記絶縁体2には、アルミナなどのセラミッ
クスを用いる。
【0020】リフトピン穴4は、電極パターン3が形成
されていない部分を穴の中心として配置する。リフトピ
ン穴4は、120度間隔で3つ設けられており、それぞ
れ正極および負極の直線部31a、31bを避けて配置
されている。このため、当該直線部31a、31bに影
響を与えないから、複雑な回避形状が不用であり、それ
だけ形状を簡単にできる。また、前記電極パターン3
は、ウエハステージ1上に設けた絶縁体2内に埋設され
ている。前記ウエハステージ1は、その内部に冷却水配
管(図示省略)やリフトピン機構5等を内設している。
また、正極および負極の電極3a、3bには、直流電源
6が接続されている。
【0021】前記リフトピン機構5は、リフトピン穴4
を貫通するアルミナ製のピンシャフト51と、ピンシャ
フト51が収容され且つヘリウムガスが導入されるフラ
ンジ52と、ピンシャフト51の昇降動作を行うエアシ
リンダー53とから構成される。フランジ52内は、ベ
ローズ54によって外気から遮断されている。また、ウ
エハステージ1の中央には、ヘリウム出口7が設けられ
ている。
【0022】電極パターン3の直線部31a、31bの
略中央には、直流電源6との接点8が設けられている。
まず、この電極パターン3は、正極および負極の電極3
a、3bでその幅が共に均一であり、面積および厚さと
も略同一であること、電極パターン3が対称形状であり
正極および負極で電極パターン3が極めて類似している
ことから、電極パターン3の抵抗値が略同じとなる。こ
のため、正極と負極で対応する位置であれば、接点8を
どの位置に設けても良く、それゆえ設計の自由度が極め
て高いものとなっている。特に、接点8が単数の場合の
みならず、複数設ける場合に有効である。
【0023】正極および負極の電極3a、3bに直流電
流6を印加すると、ウエハWと電極3との間にクーロン
力が作用し、ウエハWが電極3に吸着される。このと
き、電極パターン3が上記のように形成されていること
から、ウエハ吸着領域のほぼ全域でウエハWに対するク
ーロン力が働くことになる。また、一般的に正極および
負極の電極パターンはその面積を互いに等しくするのが
好ましいが、この電極パターン3によれば、簡単な形状
のパターンを用いておりリフトピン機構5に起因する形
状の複雑化を最小にしているから、正負極の面積を等し
くしやすい。
【0024】以上、この静電チャック100によれば、
簡単な電極パターン3によってウエハ吸着領域のほぼ全
域に安定で均一な吸着力を得ることが可能になる。この
結果、ウエハWの温度ムラが解消されて、均一な加工が
可能になる。
【0025】また、電極パターン3にRF(radio freq
uency)を重畳してスパッタエッチングを行う場合があ
るが、従来の静電チャックのように、対向する電極パタ
ーンを一部で接続すると、正負極のそれぞれで電流の集
中が起こり難くなる。これに対して、この発明の静電チ
ャック100によれば、電流の集中が起こり難い部分が
殆どない、くし歯形状の電極パターン3を採用している
ため、電極3の発熱を抑制できるといった効果がある。
【0026】また、プラズマ処理装置に上記静電チャッ
ク100を適用した場合、ウエハWが負に帯電すること
で当該ウエハWに誘起した負電荷と正極の電極3aの正
電荷との間で吸着力が作用するが、負極の電極3bとの
間では斥力が働くことになる。しかしながら、正極およ
び負極の電極パターン3が面積を同一にし、これらがく
し歯状に入り込んで均一配置されているから、プラズマ
処理装置に適用した場合でも全体的に密着性を向上させ
ることが可能になる。
【0027】図3は、図1に示した電極パターンの変形
例を示す平面図である。この電極パターンは、隣接する
C字形状部32a、32b間の直線部(短直線部)33
a、33bを円周方向にずらして形成した点に特徴があ
る。短直線部33a、33bをずらして形成することに
より正負極の一方が位置的に集中することを防止し、正
負極をより均一に分布させることができる。この構成に
よってもウエハ吸着領域のほぼ全域に安定で均一な吸着
力を得ることができ、特にプラズマ処理装置に適用する
場合において優れた効果を奏する。
【0028】[実施の形態2]図4は、この発明の実施
の形態2にかかる静電チャックの電極パターンを示す平
面図である。この静電チャック200の電極201(電
極パターン201)は、正極および負極の電極202
a、202bが勾玉形状をしており、それぞれが中心部
をもって点対称となるようにパターン化されている。こ
の勾玉形状の電極202a、202bは、それぞれその
終端が外周に進むにつれて幅細になっている。
【0029】さらに、勾玉形状の電極202a、202
bの間には、正極および負極の電極203a、203b
がS字形状に形成され、前記同様、その終端は外周に進
むにつれて幅細になっている。これにより、正極の勾玉
形状の電極202aに隣接するのは、負極のS字形状の
電極203bであり、負極の勾玉形状の電極202bに
隣接するのは、正極のS字形状の電極203aとなる。
直流電源204との接点205は、勾玉形状の電極20
2a、202bの頭部分と、S字形状の電極203a、
203bの途中部分に設けられている。
【0030】この電極パターン201によれば、殆の半
径方向において3つの同極が存在し、さらに勾玉形状の
電極202a、202bの面積を大きくとることができ
る。また、正極と負極とが対称構造となり且つ電極面積
が全く同じとなる。このため、ウエハ吸着領域のほぼ全
域に安定で均一な吸着力を得ることができる。また、プ
ラズマ処理装置に適用した場合においても、殆どの半径
方向に3つの正極が存在することになるから、安定的な
吸着を得ることができる。さらに、電極パターン201
にRFを重畳する場合、電流が集中する部分が殆どない
ため、電極パターン201の発熱を効果的に抑制でき
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の静電チ
ャック(請求項1)によれば、半径方向に延びる半径分
の直線部と、この直線部両側から複数の枝状に延出した
同心円のC字形状部とからなり、前記C字形状部が相互
にくし歯状に入り込むことで正負電極のパターンを形成
したので、簡単な電極パターンにより均一で安定な吸着
力を得ることができる。
【0032】また、この発明の静電チャック(請求項
2)では、複数の同心円のC字形状部と、径方向に隣接
するC字形状部を連結する複数の短直線部とから正負電
極を構成し、前記C字形状部を相互にくし歯状に入り込
むようにする。さらに、前記短直線部をその径方向に隣
接する同極のC字形状部間ごとに円周方向にずらして配
置することで、正負極のいずれか又は両方が偏在する部
分を少なくできる。これにより、静電チャックの吸着力
をより均一で安定にすることができる。
【0033】また、この発明の静電チャック(請求項
3)では、直線部に電力供給用の接点を設けることで、
静電チャックの吸着力をより均一で安定にすることがで
きる。
【0034】また、この発明の静電チャック(請求項
4)では、ウエハリフトピンを、隣接するC字形状部の
間であって、前記直線部を避けて設けたので、静電チャ
ックにウエハリフトピンを設けた場合でも、比較的簡単
な電極パターンを形成すれば済むことになる。
【0035】また、この発明の静電チャック(請求項
5)では、勾玉形状の正負電極をそれぞれ点対称になる
ように設け、この勾玉形状の電極の間に、正極が前記勾
玉形状電極の負極と隣接し、負極が勾玉形状電極の正極
と隣接するようにS字形状にして配置したので、簡単な
電極パターンにより均一で安定な吸着力を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる静電チャック
の電極パターンを示す平面図である。
【図2】図1に示した静電チャックの断面図である。
【図3】図1に示した電極パターンの変形例を示す平面
図である。
【図4】この発明の実施の形態2にかかる静電チャック
の電極パターンを示す平面図である。
【図5】従来の静電チャックの電極パターンを示す平面
図である。
【符号の説明】
100 静電チャック 1 ウエハステージ 2 絶縁体 3 電極パターン 3a、3b 電極 31a、31b 直線部 32a、32b C字形状部 4 リフトピン穴 5 リフトピン機構 6 直流電源 7 ヘリウム出口 8 接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 竜一 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 坂本 仁志 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 Fターム(参考) 5F031 CA02 HA02 HA03 HA18 HA33 HA39 LA15 MA21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハステージ上の絶縁体内に正負両電
    極を埋設した双極型の静電チャックにおいて、 前記それぞれの正負電極が、半径方向に延びる半径分の
    直線部と、この直線部両側から複数の枝状に延出した同
    心円のC字形状部とを備え、 前記直線部が互いに対向して直径方向となる略一直線上
    に位置し、前記正負電極のC字形状部が相互にくし歯状
    に入り込んで電極パターンを形成したことを特徴とする
    静電チャック。
  2. 【請求項2】 ウエハステージ上の絶縁体内に正負両電
    極を埋設した双極型の静電チャックにおいて、 前記それぞれの正負電極が、複数の同心円のC字形状部
    と、径方向に隣接するC字形状部を連結する複数の短直
    線部とを備え、 前記正負電極のC字形状部が相互にくし歯状に入り込む
    と共に、前記短直線部が径方向に隣接する同極のC字形
    状部間ごとに円周方向にずらして配置されていることを
    特徴とする静電チャック。
  3. 【請求項3】 さらに、前記直線部に電力供給用の接点
    を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の静
    電チャック。
  4. 【請求項4】 さらに、ウエハリフトピンを、隣接する
    C字形状部の間であって、前記直線部を避けて設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の静
    電チャック。
  5. 【請求項5】 勾玉形状の正負電極をそれぞれ点対称に
    なるように設け、この勾玉形状の電極の間に、正極が前
    記勾玉形状電極の負極と隣接し、負極が勾玉形状電極の
    正極と隣接するようにS字形状にして配置したことを特
    徴とする静電チャック。
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