JP2003005588A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003005588A JP2003005588A JP2001183295A JP2001183295A JP2003005588A JP 2003005588 A JP2003005588 A JP 2003005588A JP 2001183295 A JP2001183295 A JP 2001183295A JP 2001183295 A JP2001183295 A JP 2001183295A JP 2003005588 A JP2003005588 A JP 2003005588A
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
内容を正確に認識することができ、適正な処理作業を行
うことができるようにする。 【解決手段】トナーボックス45のICチップ46とデ
ィジタル複写機1のCPU47とをコネクタ50を介し
て電源ライン51、GNDライン52、クロックライン
53、データライン54及び装着ライン55によって接
続した。ICチップ46は、電源ライン51を介して電
源VCCの供給を受けている間に、クロックライン53
を介してクロックパルスが供給されると、クロックパル
スに同期した装着パルスを装着ライン55に出力する。
CPU47は、クロックライン53を介してICチップ
46にクロックパルスを供給している間に、装着ライン
55にICチップ46から装着パルスが出力されている
か否かの判別を行い、装着ライン55に装着パルスが出
力されていない場合にはICチップ46との電気的な接
続状態が異常であると判断する。
Description
等の交換ユニットを装置本体に対して着脱自在にした画
像形成装置に関し、特に、交換ユニットに設けられたI
Cチップ等の記憶手段が記憶する情報に応じた処理を実
行する画像形成装置に関する。
プリンタ等の画像形成装置では、従来より、像担持体の
表面に形成された静電潜像を顕像化する現像装置の現像
槽における現像剤の収納量が減少した際に、現像剤補給
容器から現像槽に対して現像剤を補給するようにしてい
る。例えば、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤
を用いる場合には、現像槽内の現像剤中におけるトナー
濃度(T/D)が所定値以下となることがないように、
現像剤補給容器内に収納されているトナーを現像槽内に
補給する。この現像剤補給容器は、画像形成装置内の所
定の位置に着脱自在にされており、装着されている現像
剤補給容器における現像剤の収納量が減少した際には、
新たな現像剤補給容器に交換される。
方式には、正帯電方式や逆帯電方式等の種々の方式があ
り、各方式に応じて特性の異なる多数の現像剤が存在
し、画像形成装置の機種毎に適合する現像剤が予め定め
られているが、現像剤補給容器の交換作業はユーザによ
って行われる場合が多く、機種の異なる複数台の画像形
成装置が近接して設置されているような状況では、他の
機種の画像形成装置のために準備された現像剤補給容器
が誤って装着されてしまう可能性がある。特に、同一メ
ーカの画像形成装置では特性の異なる現像剤が同一形状
の現像剤補給容器に収納されている場合があり、近接し
て設置された機種の異なる複数台の画像形成装置が同一
のメーカ製である場合には、現像剤補給容器の誤装着を
生じ易くなる。
補給容器に現像剤の特性等の固有の情報を記憶するIC
チップ等の記憶手段を設け、記憶手段に記憶されている
情報を画像形成装置側の識別手段によって読み取り、読
み取った情報から装着された現像剤補給容器の適否を判
定して表示するだけでなく、読み取った情報及び現像剤
の消費量等に基づいて画像形成時のプロセス条件を変更
するようにしたものがある。
理を行う構成は、現像剤補給容器のみならず、ドラムユ
ニット等の画像形成装置に着脱自在にされた他の交換ユ
ニットについても同様に適用される。
ニットを着脱自在にした従来の画像形成装置では、1)
交換ユニットが装着されていない場合、又は、装着され
た交換ユニットに記憶素子が設けられていない場合と、
2)装着された交換ユニットに記憶素子が設けられては
いるが、画像形成装置の認識手段等の不具合によって交
換ユニットに備えられた記憶手段との間の通信を行うこ
とができない場合、又は、交換ユニットに誤った記憶素
子が設けられている場合と、のいずれにおいても、通信
エラーを生じた旨の同一のメッセージが表示手段に表示
されるのみであり、ユーザは表示手段に表示されたメッ
セージから不具合の内容を正確に認識することができ
ず、適正な処理作業を行うことができない問題がある。
れた記憶手段と電気的な接続状態の適否、及び、通信状
態の適否を判別し、これらの判別結果の組み合わせに応
じて表示手段における表示内容を変えることにより、ユ
ーザが交換ユニットの装着に関する不具合の内容を正確
に認識することができ、適正な処理作業を行うことがで
きる画像形成装置を提供することにある。
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
えた交換ユニットが着脱自在に装着されるとともに、記
憶手段に記憶された固有の情報を読み取る識別手段を備
えた画像形成装置において、識別手段と記憶手段とが電
気的に正常に接続されているか否かを判別する電気的接
続状態判別手段と、識別手段と記憶手段との通信状態が
正常であるか否かを判別する通信状態判別手段と、電気
的接続状態判別手段及び通信状態判別手段の判別結果の
組み合わせに応じて異なる表示内容を表示する表示手段
と、を設けたことを特徴とする。
ットに備えられた記憶手段と識別手段との電気的な接続
状態、及び、通信状態のそれぞれが正常であるか否かの
判別結果の組み合わせに応じて異なる表示内容が表示さ
れる。したがって、表示内容に基づいて記憶手段と識別
手段との電気的な接続状態及び通信状態の適否について
複数の状態のいずれであるかが認識される。
が識別手段と記憶手段との通信状態が異常であると判別
した際に、電気的接続状態判別手段による識別手段と記
憶手段との電気的な接続状態の判別結果が正常であるか
異常であるかに応じて異なるエラーメッセージを表示す
ることを特徴とする。
との通信状態及び電気的な接続状態の両方が異常である
場合と、通信状態のみが異常で電気的な接続状態が正常
である場合とで異なるエラーメッセージが表示される。
したがって、エラーメッセージの内容に基づいて複数の
異常状態が区別して認識される。
別手段と記憶手段との間で情報の通信を行っていない間
に、一定時間間隔で識別手段と記憶手段とが電気的に正
常に接続されているか否かを判別することを特徴とす
る。
との間で情報の通信を行っていない間においても、識別
手段と記憶手段とが電気的に正常に接続されているか否
かが一定時間間隔で判別される。したがって、交換ユニ
ットが装着された後の装置本体のアイドル状態等におい
て、物理的な原因によって記憶手段又は識別手段と記憶
手段との接続部分に不具合を生じた場合にも、不具合の
発生が素早く表示される。
槽に供給すべき現像剤を収納した現像剤補給容器であ
り、前記記憶手段が記憶する固有の情報は現像剤補給容
器に収納された現像剤の識別情報を含むことを特徴とす
る。
給容器に備えられた記憶手段と識別手段との電気的な接
続状態、及び、通信状態のそれぞれが正常であるか否か
の判別結果の組み合わせに応じて異なる表示内容が表示
される。したがって、現像剤補給容器に備えられた記憶
手段から現像剤の識別情報を含む固有の情報が識別手段
によって正確に読み取れなかった場合の原因として、表
示内容に基づいて記憶手段と識別手段との電気的な接続
状態及び通信状態の適否について複数の状態のいずれで
あるかが認識される。
る画像形成装置であるディジタル複写機の概略の構成を
示す断面図である。ディジタル複写機1は、上面に配置
された透明ガラス体の原稿台2上に載置された原稿の画
像を原稿台2の底面側に配置されたスキャナ部3によっ
て読み取り、画像形成部4において用紙Pに対して画像
データに基づく電子写真方式の画像形成を行う。
14、レンズ15及び光電変換素子(CCD)16を備
えている。光源11はミラー11とともに所定の速度V
で原稿台2の底面に平行に往復移動し、原稿台2上に載
置された原稿の画像面を露光走査する。ミラー12は、
V/2の速度で移動するミラー13,14とともに光路
長を一定にして原稿の画像面における反射光をレンズ1
5方向に配光する。レンズ15は、原稿の画像面におけ
る反射光をCCD16の受光面に結像する。CCD16
は、受光面における反射光の受光量に応じた信号を出力
する。
示しない画像処理部においてディジタルデータに変換さ
れた後に所定の画像処理を施され、画像データとして画
像形成部4に供給される。
る感光体ドラム23が回転自在に支持されており、感光
体ドラム23の周囲に帯電器26、レーザスキャンユニ
ット(LSU)21、現像ユニット24及び転写器25
が感光体ドラム23の回転方向に沿ってこの順に配置さ
れている。感光体ドラム23の表面には、光導電作用を
有する感光層が形成されている。帯電器26は、感光体
ドラム23の表面に単一極性の電荷を均一に付与する。
LSU21は、画像処理部から供給される画像データに
基づくレーザ光を照射して感光体ドラム23の表面に静
電潜像を形成する。現像ユニット24は、感光体ドラム
23の表面にトナーを供給して静電潜像をトナー像に可
視像化する。転写器25は、感光体ドラム23の表面に
担持されたトナー像を用紙Pの表面に転写する。
した用紙カセット27が装着されており、用紙カセット
27の上方から感光体ドラム23と転写器25との間を
経由して排紙トレイ32に至る間に用紙搬送路5が形成
されている。この用紙搬送路5には、給紙ローラ28、
レジストローラ29、定着装置30及び排紙ローラ31
が配置されている。感光体ドラム23の回転に先だって
給紙ローラ28の回転によって用紙カセット27から給
紙された1枚の用紙Pは、回転を停止しているレジスト
ローラ29に前端部を当接させて停止する。
たタイミングでレジストローラ29の回転が開始され、
用紙Pは、その前端部が感光体ドラム23と転写器25
との対向位置で感光体ドラム23の表面におけるトナー
像の前端部に一致するタイミングで搬送され、転写器2
5によるトナー像の転写を受ける。トナー像が転写され
た用紙Pは、定着装置30による加熱及び加圧を受けて
トナー像を堅牢に定着させた状態で、排紙ローラ31に
よって排紙トレイ32上に排出される。
は、現像ローラ41、攪拌ローラ42,43、ドクタ4
4及びトナーボックス45を備えている。トナーボック
ス45は、この発明の交換ユニットである現像剤補給容
器であり、現像ユニット24に補給すべきトナーを収納
しており、ディジタル複写機1の前面側に引き出された
現像ユニット24の上面に着脱自在に装着される。トナ
ーボックス45には、ICチップ46が備えられてい
る。このICチップ46は、この発明の記憶手段であ
り、トナーボックス45に収納されたトナーの特性等の
識別情報を含む固有の情報を記憶している。
ユニット24に装着されたトナーボックス45のICチ
ップ46に対向する位置には、ICチップ46に電気的
に接続されるコネクタ50が配置されている。なお、現
像ユニット24自体も、ディジタル複写機1に対して着
脱自在にされている。
ーボックスのICチップとの接続状態を示す図である。
トナーボックス45が装着された現像ユニット24をデ
ィジタル複写機1内にセットすると、トナーボックス4
5においてICチップ46が実装された基板48と、デ
ィジタル複写機1の制御部を構成するCPU47が実装
された基板49とがコネクタ50を介して、電気的及び
機械的に相互に接続される。これによって、ICチップ
46は、電源ライン51を介してディジタル複写機1の
基板49から電源VCCの供給を受けるとともに、GN
Dライン52を介して接地されて動作可能な状態とな
る。また、ICチップ46にはCPU47からクロック
ライン53を介してクロックパルスが供給され、ICチ
ップ46はデータライン54を介してデータの送受信が
可能にされる。さらに、ICチップ46にはCPU47
から装着ライン55を介してICチップ46とCPU4
7との電気的な接続状態をチェックするための情報が供
給される。
の発明の識別手段に相当し、データライン54及び装着
ライン55が同じく通信状態判別手段及び電気的接続状
態判別手段に相当する。また、ディジタル複写機1が有
する基板49には、ディジタル複写機1の上面に配置さ
れている操作パネル内のディスプレイ63に対して、後
述するCPU47の判別結果に応じた表示データを供給
するコントローラ62が実装されている。このコントロ
ーラ62がこの発明の表示手段に相当する。
ナーボックスのICチップの記憶内容を示す図である。
ICチップ46が備えるメモリ46aの各アドレスに
は、トナーボックス45に関する情報が格納されてい
る。例えば、メモリ46aのアドレス0001にはトナ
ーボックス45が使用可能なディジタル複写機の機種名
や型番が格納されており、アドレス0002にはトナー
ボックス45に収納されているトナーのロット番号が格
納されており、アドレス0003にはトナーボックス4
5におけるトナーの収納量が格納されており、アドレス
0004にはトナーボックス45が以前装着したものと
同一であるか否かを確認するためにCPU47において
発生した乱数が格納されており、アドレス0005には
トナーボックス45の容器のリサイクル回数が格納され
ており、アドレス0006にはトナーボックス45が初
期使用状態であるか否かを表す情報が格納されており、
アドレス0007にはトナーボックス45が使用済みで
あるか否かを表す情報が格納されている。
像ユニット24に装着された状態でディジタル複写機1
内の所定位置にセットされると、その一部がディジタル
複写機1内に設けられているコネクタ50に嵌入する。
は、ICチップ46が記憶しているトナーボックス45
に関する情報を判別するためにICチップ46から読み
取った情報を格納するとともに、ディジタル複写機1に
関する情報を格納したメモリ47aを備えている。メモ
リ47aのアドレス0001にはディジタル複写機1の
名称や型番が格納されており、アドレス0002にはI
Cチップ46から読み取ったトナーボックス45に収納
されているトナーのロット番号が格納されており、アド
レス0003にはICチップ46から読み取ったトナー
の収納量が格納されており、アドレス0004にはトナ
ーボックス45が以前装着したものと同一であるか否か
を確認するためにCPU47が発生した乱数が格納され
ており、アドレス0005にはICチップ46から読み
取ったトナーボックス45の容器のリサイクル回数が格
納されており、アドレス0006にはトナーボックス4
5が初期使用状態であるか否かの判別結果を表す情報が
格納されており、アドレス0007にはトナーボックス
45が使用済みであるか否かの判別結果を表す情報が格
納されている。また、メモリ47aのアドレスXXXX
及びアドレスYYYYのそれぞれには、後述する処理に
よって判別された通信エラー情報及び未装着エラー情報
のそれぞれが格納される。
て電源VCCの供給を受けている間に、クロックライン
53を介してクロックパルスが供給されると、クロック
パルスに同期した装着パルスを装着ライン55に出力す
る。また、ICチップ46は、データライン54を介し
てCPU47からデータの読取要求が送信された際にメ
モリ46aに格納しているデータをCPU47に対して
送信し、データライン54を介してCPU47から書込
要求とともに送信されたデータをメモリ46aの所定の
メモリエリアに格納する。
タル複写機1内の所定の位置にセットされている状態
で、データの読取要求又は書込要求を出力する際に、ク
ロックライン53を介してクロックパルスをICチップ
46に供給するとともに、データの読取要求又は書込要
求を出力しないアイドル状態において所定のタイミング
でクロックライン53を介してクロックパルスをICチ
ップ46に供給する。この所定のタイミングとは、アイ
ドル状態における一定時間間隔のタイミングである。従
って、ICチップ46は、CPU47からデータの読取
要求又は書込要求が送信された際、及び、アイドル状態
における所定のタイミングでクロックパルスに同期した
装着パルスを装着ライン55に出力する。
てICチップ46にクロックパルスを供給している間
に、装着ライン55にICチップ46から装着パルスが
出力されているか否かの判別を行い、装着ライン55に
装着パルスが出力されている場合にはICチップ46と
の電気的な接続状態が正常であると判断し、装着ライン
55に装着パルスが出力されていない場合にはICチッ
プ46との電気的な接続状態が異常であると判断する。
介してICチップ46に読取要求を送信した際に、IC
チップ46からのデータを受信したか否かの判別を行
い、データライン54においてICチップ46からデー
タが送信されている場合にはICチップ46との通信状
態が正常であると判断し、データライン54においてI
Cチップ46からデータが送信されていない場合にはI
Cチップ46との通信状態が異常であると判断する。な
お、CPU47からの読取要求及び書込要求の出力は、
トナーボックス45の交換直後たげでなく、画像形成処
理時にも行われる。画像形成処理時に、ICチップ46
の記憶内容を読み取るのは、トナーボックス45内に収
納されているトナーのロット番号等に応じてプロセス条
件を変更する必要があるためであり、ICチップ46に
情報を書き込むのは、トナーボックス45内のトナーの
収納量を画像形成回数に基づいて書き換えるためであ
る。
判断結果に基づいて通信エラー状態又は未装着エラー状
態を判別する。即ち、CPU47は、通信状態が異常
で、かつ、電気的接続状態が異常である場合に、トナー
ボックス45が装着されていないか、又は、装着された
トナーボックス45にICチップ46が設けられていな
いと判断し、メモリ47aのアドレスYYYYに未装着
エラー状態を表すデータを格納する。また、CPU47
は、電気的接続状態が正常であるにも拘わらず通信状態
が異常である場合に、装着されたトナーボックス45に
ICチップ46が設けられてはいるが、ディジタル複写
機1のCPU47等の不具合によってトナーボックス4
5に備えられたICチップ46との間の通信を行うこと
ができないか、又は、トナーボックス45に誤ったIC
チップ46が設けられていると判断し、メモリ47aの
アドレスXXXXに通信エラー状態を表すデータを格納
する。
エラー状態と判断した際に、コントローラ62に対し
て、その旨を表す未装着エラーデータ又は通信エラーデ
ータを出力する。コントローラ62は、未装着エラーデ
ータ又は通信エラーデータが入力された際に、未装着エ
ラーメッセージ又は通信エラーメッセージをディスプレ
イ63に供給する。この未装着エラーメッセージ及び通
信エラーメッセージは、それぞれのエラーの状況を表す
互いに異なるメッセージである。これによって、未装着
エラー時又は通信エラー時のそれぞれにおいて、エラー
の内容に応じた個別のメッセージがディスプレイ63に
表示され、オペレータはディスプレイ63の表示内容に
基づいて、エラーの内容を正確に認識することができ、
処理作業を的確に実行することができる。
を発生した旨のメッセージが表示された場合には、オペ
レータは、トナーボックス45が装着されていないか、
又は、装着されたトナーボックス45にICチップ46
が設けられていない状況であり、適正なトナーボックス
45を現像ユニット24に装着する必要のあることを認
識することができる。また、ディスプレイ63に通信エ
ラーを発生した旨のメッセージが表示された場合には、
オペレータは、装着されたトナーボックス45にICチ
ップ46が設けられてはいるが、ディジタル複写機1の
CPU47等の不具合によってトナーボックス45に備
えられたICチップ46との間の通信を行うことができ
ないか、又は、トナーボックス45に誤ったICチップ
46が設けられている状況であると判断し、先ず、現像
ユニット24に装着されているトナーボックス45を適
正なトナーボックス45に交換した後、エラーが解消し
ない場合にはディジタル複写機1のCPU47等に不具
合を生じており、サービスマンに連絡する必要があるこ
とを認識することができる。
は、トナーボックス45が交換された直後、及び、画像
形成処理時のみならず、現像ユニット24がディジタル
複写機1内の所定の位置にセットされている状態で、デ
ータの読取要求又は書込要求を出力しないアイドル状態
においても、一定時間間隔でクロックパルスをICチッ
プ46に供給してICチップ46との間の電気的接続状
態の適否を判断する。このため、一旦適正なトナーボッ
クス45が正常に装着された後に、画像形成作業の待機
中に物理的な原因によってICチップ46又はライン5
1〜55のいずれかにおいて断線等の不具合を生じた場
合にも、エラーの発生を素早く検出して表示することが
でき、オペレータは必要な処理作業を素早く実行するこ
とができる。
信状態も必然的に異常となるため、電気的接続状態が異
常であると判断した場合には、,通信状態の判別を行う
ことなく直ちに装着エラー状態であると判定し、その旨
のエラーメッセージをディスプレイ63に表示すること
ができる。
ことができる。
た記憶手段と識別手段との電気的な接続状態、及び、通
信状態のそれぞれが正常であるか否かの判別結果の組み
合わせに応じて異なる表示内容を表示することにより、
表示内容に基づいて記憶手段と識別手段との電気的な接
続状態及び通信状態の適否について複数の状態のいずれ
であるかを正確に認識することができ、処理作業を的確
に実行することができる。
び電気的な接続状態の両方が異常である場合と、通信状
態のみが異常で電気的な接続状態が正常である場合とで
異なるエラーメッセージを表示することにより、エラー
メッセージの内容に基づいて複数の異常状態を区別して
認識することができ、処理作業を的確に実行することが
できる。
通信を行っていない間においても、識別手段と記憶手段
とが電気的に正常に接続されているか否かを一定時間間
隔で判別することにより、交換ユニットが装着された後
の装置本体のアイドル状態等において、物理的な原因に
よって記憶手段又は識別手段と記憶手段との接続部分に
不具合を生じた場合にも、不具合の発生を素早く認識す
ることができ、処理作業を素早く実行することができ
る。
れた記憶手段と識別手段との電気的な接続状態、及び、
通信状態のそれぞれが正常であるか否かの判別結果の組
み合わせに応じて異なる表示内容を表示することによ
り、現像剤補給容器に備えられた記憶手段から現像剤の
識別情報を含む固有の情報が識別手段によって正確に読
み取れなかった場合の原因として、表示内容に基づいて
記憶手段と識別手段との電気的な接続状態及び通信状態
の適否について複数の状態のいずれであるかを正確に認
識することができ、処理作業を的確に実行することがで
きる。
の構成を示す断面図である。
ICチップとの接続状態を示す図である。
のICチップの記憶内容を示す図である。
ICチップとの電気的接続状態及び通信状態の正常又は
異常の判断結果に基づく通信エラー又は未装着エラーの
判別方法を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】固有の情報を記憶した記憶手段を備えた交
換ユニットが着脱自在に装着されるとともに、記憶手段
に記憶された固有の情報を読み取る識別手段を備えた画
像形成装置において、 識別手段と記憶手段とが電気的に正常に接続されている
か否かを判別する電気的接続状態判別手段と、識別手段
と記憶手段との通信状態が正常であるか否かを判別する
通信状態判別手段と、電気的接続状態判別手段及び通信
状態判別手段の判別結果の組み合わせに応じて異なる表
示内容を表示する表示手段と、を設けたことを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項2】前記表示手段は、通信状態判別手段が識別
手段と記憶手段との通信状態が異常であると判別した際
に、電気的接続状態判別手段による識別手段と記憶手段
との電気的な接続状態の判別結果が正常であるか異常で
あるかに応じて異なるエラーメッセージを表示すること
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】前記電気的接続状態判別手段は、識別手段
と記憶手段との間で情報の通信を行っていない間に、一
定時間間隔で識別手段と記憶手段とが電気的に正常に接
続されているか否かを判別することを特徴とする請求項
1に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】前記交換ユニットは現像装置の現像槽に供
給すべき現像剤を収納した現像剤補給容器であり、前記
記憶手段が記憶する固有の情報は現像剤補給容器に収納
された現像剤の識別情報を含むことを特徴とする請求項
1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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---|---|---|---|
JP2001183295A JP3866055B2 (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | 画像形成装置 |
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JP2001183295A JP3866055B2 (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | 画像形成装置 |
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