JP2018505444A - 印刷材料カートリッジ - Google Patents

Abstract

【課題】印刷材料カートリッジの使用を、許可されたプリンタに制限する手段の提供。【解決手段】一例において、印刷材料カートリッジは、印刷材料を格納している容器と、プリンタの集団を識別する単一の識別子を記憶するためのメモリアドレスを含むメモリとを含む。【選択図】図９

Description

多くのプリンタにおいて、トナー、インクその他の印刷材料は、着脱式カートリッジに格納され、定期的に交換されることができ、例えば印刷材料が完全に使い果たされたときに交換される。印刷材料カートリッジは、カートリッジがプリンタに取り付けられたときに、カートリッジとプリンタ・コントローラとの間における情報のやり取りを可能にするメモリ「チップ」を含むことがある。

印刷材料カートリッジの一例を実施しているプリンタを示す図である。 図１に示したプリンタにおいて使用されることがあるような印刷材料カートリッジの一例を示す図である。 トナーカートリッジの一例を示す図である。 インクカートリッジの一例を示す図である。 図１に示したプリンタにおいて実施されることがあるような、印刷材料カートリッジのための許可プロセスの一例を示す図である。 図１に示したプリンタにおいて実施されることがあるような、印刷材料カートリッジのための許可プロセスの別の例を示す図である。 図５、及び図６に示したプロセスのような許可プロセスを実行するための種々のプログラム命令を有するプリンタ・コントローラの一例を示す図である。 図５、及び図６に示したプロセスの種々の要素を組み合わせたカートリッジ許可プロセスの別の例を示す図である。 図５、及び図６に示したプロセスの種々の要素を組み合わせたカートリッジ許可プロセスの別の例を示す図である。 印刷材料カートリッジの他の例を示す図である。 印刷材料カートリッジの他の例を示す図である。

全図面を通して、同じ部品番号は、同一または類似の部品を示している。

一部の印刷アプリケーションでは、1つのプリンタまたは一群のプリンタにおいて使用可能な印刷材料カートリッジを制御することが望ましいことがある。例えば、印刷サービス契約の当事者は、印刷行為を契約に基づいて供給された特定のカートリッジに制限することを望むことがある。印刷材料カートリッジ上のメモリを利用して、プリンタが無許可のカートリッジを用いて印刷を行わないようにする新しい技術が開発されている。一例において、印刷材料カートリッジ・メモリは、カートリッジを使用することを許可されたプリンタの集団を識別する単一の識別子を記憶するための読み出し専用メモリアドレスを有する。一例において、この読み出し専用メモリは、プリンタによって読み出されたときに、プリンタに対し、集団識別子を集団ＩＤメモリアドレスに書き込むことを催促する入力要求をさらに記憶している。したがって、カートリッジが集団プリンタに最初に取り付けられたとき、プリンタは、入力要求を読み出し、所望の集団ＩＤをカートリッジメモリに書き込む。

本明細書に記載されるこれら、及び他の例は、発明の範囲を例示しているが、制限してはいない。発明の範囲は、下記の説明の後に続く特許請求の範囲に定義されている。

本文書において、プリンタの「集団」とは、単一のエンティティによって所有若しくは操作される一群のプリンタ、または印刷行為を一群のプリンタに制限する義務が課されているものとして識別された当該一群のプリンタを意味しており、「メモリ」とは、プロセッサによって使用されるための情報や種々の命令を具現化し、含み、記憶し、または保持することが可能な任意の非一時的（固定的）な有形のプロセッサ読み取り可能媒体を意味している。

図１は、新たな印刷材料カートリッジ１２の一例を実施しているプリンタ１０を示すブロック図である。図１を参照すると、プリンタ１０は、カートリッジ１２、プリントエンジン１４、並びに、カートリッジ１２及びプリントエンジン１４に動作可能に接続されたコントローラ１６を含む。印刷材料カートリッジ１２は、トナー、インクその他の印刷材料をプリントエンジン１４に供給する交換式コンポーネントである。１つのカートリッジ１２しか示されていないが、プリンタ１０は、複数の印刷材料カートリッジを含んでいてもよい。例えば、カラープリンタは、各カラー印刷材料につき個別のカートリッジ１２を含む場合がある。

プリントエンジン１４は、カートリッジ１２から供給された印刷材料を所望のパターンを成して用紙その他の印刷基材に付着させ、印刷画像を得るための種々のプリンタ・コンポーネントを表している。例えば、レーザープリンタ１０においては、プリントエンジン１４は、画像形成レーザー、光導電体、定着器、並びに、印刷基体を光導電体及び定着器を通過して移動させるための搬送系を含む場合がある。別の例として、インクジェットプリンタにおいては、プリントエンジン１４は、プリントヘッドと、印刷基体をプリントヘッドを通過して移動させるための搬送系とを含む場合がある。プリントエンジン１４の一部のコンポーネントは、カートリッジ１２の一部である場合がある。例えば、レーザープリンタ１０においては、光導電体は、トナーカートリッジ１２の一部である場合がある。別の例として、インクジェットプリンタ１０においては、プリントヘッドは、インクカートリッジ１２の一部である場合がある。

カートリッジ１２は、印刷材料２０を格納している容器１８と、プリンタ識別情報（ＩＤ）入力要求用のアドレス２４及びプリンタ識別情報（ＩＤ）用のアドレス２６を有するメモリ２２とを含む。カートリッジ・メモリ２２は通常、容器１８に貼り付けられた集積回路「チップ」の形で具現化され、一連の接触パッド、及び導電性トレースを通してプリンタ・コントローラ１６に動作可能に接続される。プリンタ・コントローラ１６は、カートリッジ１２、及びプリンタ１０の種々の動作要素を制御するために必要とされるプログラム、処理、及び関連メモリ、並びに他の電子回路及びコンポーネントを表している。具体的には、コントローラ１６は、種々のカートリッジ許可命令３０を有するメモリ２８、及び、命令３０を実行するためのプロセッサ３１を含む。以下で詳しく説明されるように、許可命令３０は、例えばプリンタ１０に取り付けられた新たなカートリッジ１２の初期化中に、カートリッジ・メモリ２２と通信し、メモリアドレス２４及び２６に対する読み出し及び／又は書き込みを行うための種々の命令を含む。

次に、印刷材料カートリッジ１２の一例をさらに詳細に示している図２を参照すると、カートリッジ・メモリ２２は、一回書き込み後読み出し専用メモリ３２、及び書き換え可能メモリ３４を含む。一回書き込み後読み出し専用メモリは一般に、ＷＯＲＭ（Ｗｒｉｔｅ Ｏｎｃｅ Ｒｅａｄ Ｍａｎｙの頭字語）と呼ばれる。そのため、一回書き込み後読み出し専用メモリ３２、及び書き換え可能メモリ３４は、図２では、ＷＯＲＭ、及び非ＷＯＲＭとして記されている。図２には示されていないが、アドレス２４における入力要求、及びアドレス２６におけるプリンタＩＤの他に、ＷＯＲＭ３２、及び非ＷＯＲＭメモリ３４は、例えば、種々の印刷動作を含むプリンタ・コントローラ１６を支援する工場設定構成情報や、カートリッジがプリンタに取り付けられた後に収集され、記憶された使用情報を含む場合がある。

入力要求アドレス２４は、入力要求値若しくは状態２３、または入力要求無し値若しくは状態２５を有する場合がある。一例において、入力要求アドレス２４は、入力要求無し２５の場合の未書き込み状態（論理０）か、または入力要求２３の場合の書き込み状態（論理１）かの何れかの状態をとる単一ビットの記憶場所として実施される。プリンタＩＤアドレス２６は、ＩＤ値若しくは状態２７、またはＩＤ無し値若しくは状態２９を有する場合がある。一例において、プリンタＩＤアドレス２６は、ＩＤ無しの場合の未書き込み状態（０ｘ００００）か、または個々のプリンタまたは一群のプリンタのＩＤを表す値を有する書き込み状態かの何れかの状態をとる１６ビットの記憶場所として実施される。プリンタ、または一群のプリンタの識別には、任意の適当なパラメタを使用することができ、例えば、シリアル番号やＭＡＣ（メディア・アクセス・コントロール）アドレスが使用される場合があり、集団ＩＤの場合、顧客番号や契約書番号が使用される場合がある。カートリッジ・メモリアドレス２６に書き込まれたプリンタＩＤ値２９は、実際のＩＤパラメタのハッシュ化されたもの、暗号化されたもの、または他の手段で導出されたものである場合がある。

カートリッジ・メモリ２２は、メモリ３２、３４に対するデータの記憶及び読み出しを制御するためのコントローラ３６をさらに含む。コントローラ３６は、データ端子及びクロック端子３８、４０を通してプリンタ・コントローラ１６と情報をやり取りするとともに、内部バス４６、４８を通してメモリ３２、３４と情報をやり取りする。電力は、電力端子、及びグラウンド端子４２、４４を通してカートリッジ・メモリ２２に供給される。プリンタ・コントローラ１６は、アドレス信号及び制御信号をデータ端子３８に送信し、適当なクロック信号をクロック端子４０に送信することにより、読み出し動作を開始する。これに応答し、カートリッジ・メモリ・コントローラ３６は、読み出しコマンドにおいて識別されたメモリアドレスからデータを読み出し、そのデータをデータ端子３８に戻す。同様に、プリンタ・コントローラ１６は、データ信号、アドレス信号、及び制御信号をデータ端子３８に送信し、適当な制御信号をクロック端子４０に送信することにより、書き込み動作を開始する。これに応答し、カートリッジ・メモリ・コントローラ３６は、データを書き込みコマンドにおいて識別されたメモリアドレスに記憶する。４端子メモリが図２に示されているが、他の構成も可能である。例えば、実施形態によっては、２端子メモリを使用することが望ましいこともあり、その場合、データ信号及びクロック信号は、電力端子を通して伝送される。

カートリッジ１２において、容器１８は通常、図１に示されるようにプリンタ１０に取り付けられたときに印刷材料２０を格納することになるが、図２におけるカートリッジ１２は、印刷材料２０を有するか否かに関わらず印刷材料カートリッジを表しており、例えば、印刷材料が充填（再充填）される前の空のカートリッジを含む。また、図２におけるカートリッジ・メモリ２２の構成は、単なる一例である。カートリッジ・メモリ２２について他の適当な構成が可能であり、カートリッジ・メモリ２２は、例えば、図２には示されていない他の、または異なるコンポーネント、アドレス、及び／又は情報を含む場合がある。

一例において、印刷材料カートリッジ１２は、図３に示したトナーカートリッジ１２として実施される。別の例において、印刷材料カートリッジ１２は、図４に示したインクカートリッジ１２として実施される。

図５は、図１〜図４に示したカートリッジ１２のような印刷材料カートリッジのための許可プロセス１００の一例を示すフロー図である。図１〜図４から見て取れる種々の部品番号は、許可プロセス１００の下記の説明において使用される。許可プロセス１００は、例えば、プリンタ・コントローラ１６上で種々の許可命令３０を実行しているプロセッサ３１により実施される場合がある。許可プロセス１００が、コントローラ１６上で実行されている他の許可、及び／又は認証プロセスを排除することはなく、図５に示した許可プロセス１００は、それ自体が、他の要素、ルーチン、及び／又はサブルーチンを含む認証プロセスの一部であってもよい。

図５を参照すると、印刷材料カートリッジ１２がプリンタ１０に取り付けられたとき、プリンタ・コントローラ１６は、カートリッジ・メモリ３２のプリンタＩＤ入力要求用のアドレス２４を読み出す（ブロック１０２）。プリンタ・コントローラ１６が入力要求２３を読み出した場合、コントローラ１６は、カートリッジ・メモリ３２のプリンタＩＤ用のアドレス２６を読み出す（ブロック１０４）。ブロック１０２においてプリンタ・コントローラ１６が入力要求２３を読み出さなかった場合、許可プロセス１００は終了する。ブロック１０４において、プリンタ・コントローラ１６がプリンタＩＤ２７を読み出した場合、プリンタ・コントローラ１６は、カートリッジ・メモリ３２から読み出したプリンタＩＤ２７を、プリンタ１０のプリンタＩＤと比較し、プリンタ１０がカートリッジ１２を使用することを許可されているか否かを判断する（ブロック１０６）。

プリンタ１０のプリンタＩＤは、コントローラ１６に記憶されていてもよいし、コントローラ１６にとってアクセス可能な遠隔アドレスに記憶されていてもよい。プリンタ１０のプリンタＩＤは、カートリッジ１２を使用することが認められている単一のプリンタを識別する場合もあれば、カートリッジ１２を使用することが認められている一群のプリンタを識別する場合もある。ＩＤが一致した場合、プリンタ・コントローラ１６は、プリンタ１０は、カートリッジを使用することができるものと判断する（ブロック１０８）。ＩＤが一致しなかった場合、プリンタ・コントローラ１６は、プリンタ１０は、カートリッジ１２を使用することができないものと判断する（ブロック１１０）。また、ＩＤが一致しなかった場合、プリンタは、カートリッジをこのプリンタで使用することが許可されていないことを示すメッセージをユーザに対して表示する場合がある。

ブロック１０４においてプリンタ・コントローラ１６がプリンタＩＤ２７を読み出さなかった場合、プリンタ・コントローラ１６は、プリンタ１０のプリンタＩＤ２７をカートリッジ・メモリ３２に書き込み（ブロック１１２）、プリンタ１０は、カートリッジ１２を使用することができるものと判断する。

図６は、プリンタがカートリッジ許可を可能にする種々の設定を含んでいる場合の、許可プロセス２００の別の例を示している。図７は、許可設定５０、許可モード５２、及び、図６に示した許可プロセス２００を実行するための種々の命令３０を有するプリンタ・コントローラ１６を示している。

図６、及び図７を参照すると、プリンタ材料カートリッジ１２がプリンタ１０に取り付けられたときに、プリンタ・コントローラ１６は、カートリッジ許可設定５０を読み出す（図６におけるブロック２０２）。許可設定５０が有効化されていなかった場合５４、許可プロセス２００は終了する。許可設定５０が有効化されていた場合５６、プリンタ・コントローラ１６は、（１）カートリッジ許可モード５２を読み出し、プリンタＩＤのモードを単一プリンタＩＤ５８または集団ＩＤ６０として決定する（図６におけるブロック２０４）とともに、（２）カートリッジ・メモリ３２のプリンタＩＤ用のアドレス２６を読み出す（図６におけるブロック２０６）。

ブロック２０６においてプリンタ・コントローラ１６がプリンタＩＤ２７を読み出した場合、プリンタ・コントローラ１６は、カートリッジ・メモリ３２から読み出したプリンタＩＤ２７をプリンタＩＤ５８、または集団ＩＤ６０と比較し（モードの設定５２による）、プリンタ１０がカートリッジ１２を使用することを認められているか否かを判断する（図６におけるブロック２０８）。ＩＤが一致した場合、プリンタ・コントローラ１６は、プリンタ１０は、カートリッジを使用することができるものと判断し（図６におけるブロック２１０）、許可プロセスは終了する。ＩＤが一致しなかった場合、プリンタ・コントローラ１６は、プリンタ１０は、カートリッジを使用することができないものと判断し（図６におけるブロック２１２）、許可プロセス２００は終了する。ＩＤが一致しなかった場合、プリンタ・コントローラ１６は、プリンタ１０は、カートリッジ１２を使用することができないものと判断し（図６におけるブロック２１２）、許可プロセス２００は終了する。ブロック２０６においてプリンタ・コントローラ１６がプリンタＩＤ２７を読み出さなかった場合、プリンタ・コントローラ１６は、プリンタ１０の単一のプリンタＩＤ、または集団ＩＤをカートリッジ・メモリ３２に書き込み（モード５２の設定による）、プリンタ１０は、カートリッジ１２を使用することができるものと判断する（図６におけるブロック２１４）。

図８Ａ、及び図８Ｂは、図５、及び図６に示したプロセス１００及び２００の種々の要素を組み合わせたカートリッジ許可プロセス３００の別の例を示すフロー図である。図８Ａ、及び図８Ｂを参照すると、印刷材料カートリッジ１２がプリンタ１０に取り付けられると、プリンタ・コントローラ１６は、カートリッジ・メモリ３２のプリンタＩＤ入力要求用のアドレス２４を読み出す（ブロック３０２）。プリンタ・コントローラ１６が入力要求２３を読み出した場合、プリンタ・コントローラ１６は、（１）カートリッジ許可モード５２を読み出し、プリンタＩＤのモードを単一のプリンタＩＤ５８、または集団ＩＤ６０として決定し（ブロック３０４）、（２）カートリッジ・メモリ３２のプリンタＩＤ用のアドレス２６を読み出す（ブロック３０６）。ブロック３０２においてプリンタ・コントローラ１６が入力要求２３を読み出さなかった場合、許可プロセスは、ブロック３１６へ進み、プリンタ・コントローラ１６上の許可設定５０が有効化されているか否かを判断する。

ブロック３０６においてプリンタ・コントローラ１６がプリンタＩＤ２７を読み出した場合、コントローラ１６は、カートリッジ・メモリ３２から読み出されたプリンタＩＤ２７をプリンタＩＤ５８または集団ＩＤ６０と比較し（モード５２の設定による）、プリンタ１０が、カートリッジ１２を使用することが認められているか否かを判断する（ブロック３０８）。ＩＤが一致した場合、プリンタ・コントローラ１６は、プリンタ１０はカートリッジを使用することができるものと判断し（ブロック３１０）、許可プロセス３００は終了する。ＩＤが一致しなかった場合、プリンタ・コントローラ１６は、プリンタ１０は、カートリッジ１２を使用することができないものと判断し（ブロック３１２）、許可プロセス３００は終了する。

ブロック３０４においてプリンタ・コントローラ１６がプリンタＩＤ２７を読み出さなかった場合、プリンタ・コントローラ１６は、プリンタ１０の単一のプリンタＩＤまたは集団ＩＤをカートリッジ・メモリ３２に書き込み（モード５２の設定による）、プリンタ１０は、カートリッジ１２を使用することができるものと判断し（ブロック３１４）、許可プロセス３００は終了する。

ブロック３０２においてプリンタ・コントローラ１６が入力要求２３を読み出さなかった場合、許可プロセスは、ブロック３１６へ進み、プリンタ・コントローラ１６上の許可設定５０が、有効化されているか否かを判断する。ブロック３１６において、プリンタ・コントローラ１６は、カートリッジ許可設定５０を読み出す。許可設定５０が有効化されていなかった場合、許可プロセス３００は終了する。許可設定５０が有効化されていた場合５６、プリンタ・コントローラ１６は、上記のようにブロック３０４においてプロセス３００の実行を継続する。

図９は、ＩＤ入力要求を有しておらず、かつ、プリンタＩＤメモリアドレス２６に書き込まれた集団ＩＤ値２７を有している、例えば図６のブロック２１４における印刷材料カートリッジ１２を示している。集団ＩＤ２７は通常、対応するプリンタの集団を識別する単一の識別子として実施されることが期待されるが、集団ＩＤ２７は、各識別子が対応するプリンタの集団を識別する複数の単一の識別子として実施されてもよい。

図１０は、ＩＤ入力要求２３を有し、かつプリンタＩＤメモリアドレス２６に書き込まれた集団ＩＤ値２７を有している、例えば図５のブロック１１２または図８Ｂのブロック３１４における印刷材料カートリッジ１２を示している。

この説明の初めのところに書いたように、図面に示され、上で説明された種々の例が、発明の範囲を制限することはない。他の例も可能である。したがって、上記の説明を発明の範囲を制限するものとして解釈すべきではなく、発明の範囲は、次の特許請求の範囲に規定される。

Claims (17)

1. 印刷材料を格納するための容器と、
   プリンタの集団を識別する単一の識別子を記憶するための第１のメモリアドレスを含むメモリと
   を含む、印刷材料カートリッジ。
2. 前記第１のメモリアドレスは、一回書き込み後読み出し専用メモリアドレスである、請求項１に記載の印刷材料カートリッジ。
3. 前記第１の一回書き込み後読み出し専用メモリアドレスに記憶された、プリンタの集団を識別する単一の識別子を含む、請求項２に記載の印刷材料カートリッジ。
4. 前記メモリは、プリンタによって読み出されたときに前記プリンタに前記単一のプリンタ識別子を前記第１のメモリアドレスに記憶することを催促する入力要求を記憶するための第２のメモリアドレスを含む、請求項１に記載の印刷材料カートリッジ。
5. 前記第１のメモリアドレスは、一回書き込み後読み出し専用メモリアドレスであり、前記第２のメモリアドレスは、一回書き込み読み出し専用メモリアドレスである、請求項４に記載の印刷材料カートリッジ。
6. 前記容器内に印刷材料を含む、請求項１に記載の印刷材料カートリッジ。
7. 前記印刷材料は、トナーである、請求項６に記載の印刷材料カートリッジ。
8. 前記印刷材料は、インクである、請求項６に記載の印刷材料カートリッジ。
9. 印刷材料を格納している容器と、
   前記カートリッジを使用することを許可されたプリンタの集団を識別する識別子を記憶しているメモリと
   を含む、プリンタ材料カートリッジ。
10. 前記メモリは、プリンタによって読み出されたときに前記プリンタに前記集団識別子を前記メモリに書き込むことを催促する入力要求を記憶している、請求項９に記載のプリンタ材料カートリッジ。
11. 前記集団識別子、及び前記入力要求は、前記メモリ上の異なるアドレスに記憶されている、請求項１０に記載のプリンタ材料カートリッジ。
12. 前記集団識別子は、プリンタの集団を識別する単一の識別子である、請求項１１に記載のプリンタ材料カートリッジ。
13. 前記印刷材料は、トナーである、請求項１２に記載のプリンタ材料カートリッジ。
14. 前記印刷材料は、インクである、請求項１２に記載のプリンタ材料カートリッジ。
15. 印刷材料と、
    前記印刷材料を使用することを許可されたプリンタの集団を識別する集団識別子と
    を含む、印刷材料カートリッジ。
16. 前記集団識別子は、メモリに記憶されたデータの形で具現化される、請求項１５に記載の印刷材料カートリッジ。
17. 前記メモリは、前記印刷材料を格納している容器に貼り付けられている、請求項１６に記載の印刷材料カートリッジ。
    
    

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