JP4481244B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のデバイス間でデータを送受信するデータ通信システムを備えた画像形成装置に関する。
従来から、特許文献1に示されるように、帯電させたトナーを現像装置から感光体ドラムに供給し、感光体ドラム表面に形成されたトナー画像を記録紙に転写させて画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、画像形成動作中に、現像装置や感光体ドラム、記録紙の給排出等に関する情報がEEPROMに書き込まれる。そして、画像形成装置の制御部(CPU)から上記EEPROMへのデータ書込のために、例えば、I2C方式のデータ通信システムが採用されている。
このI2C方式のデータ通信システムは、データを出力するマスタデバイス(上記ではCPU)と、マスタデバイスから送信されてくるデータを受け入れる複数のスレーブデバイス(上記ではEEPROM)とを有する。そして、これら各デバイスに、データ送信時にオフとされ、データ受け入れ時にオンとされるフラグが備えられたものが知られている。しかし、例えば現像装置で現像バイアス印加時にリークが発生すると、このリーク発生の影響により、データ受け入れ時でなくても上記フラグが予定外にオンになってしまう場合がある。そのため、データ送信時における通信エラー発生を回避すべく、フラグの状態に拘わらず上記フラグを一旦クリアする動作を行ってから、データ送信を行うようにしている。
特開平7−199563号公報
上記のようにすれば、現像装置でリークが発生しても、I2C方式のデータ通信システムにおける通信エラーの発生は防止される。しかし、マスタデバイスのフラグが予定外にオンになっていることは、現像バイアス印加時のリーク発生等、画像形成装置内で何らかの不具合が生じたことを示しているに他ならない。そのため、上記マスタデバイスにおける予定外のフラグオン検出を、画像形成装置内の不具合解消に役立てることが期待される。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、データ通信システムのデバイスにおける予定外のフラグオン検出を利用して、画像形成装置内の不具合解消に役立てることができる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、現像装置と、複数のデバイス間でデータを送受信するデータ通信システムとを有する画像形成装置であって、
前記複数のデバイスは、他のデバイスからのデータ受け入れ時にオンとされるフラグと、他のデバイスへのデータ送信時に前記フラグを一旦クリアするクリア手段とを備え、
前記フラグが予定外にオンとなっているか否かを検出するフラグ検出手段と、前記現像装置で現像バイアスが印加されたときに当該フラグ検出手段が前記予定外のフラグオンを検出した場合に、前記現像装置の現像バイアスを、リーク発生の可能性が低くなる値に補正し、当該現像バイアスの補正値を、前記フラグ検出手段が前記予定外のフラグオンを検出した回数に応じて変更する補正手段を備えたものである。
現像装置における現像バイアス印加時にリークが発生すると、このリーク発生の影響を受けて、上記デバイスのフラグが予定外にオンになることが多いため、この構成では、現像装置での現像バイアス印加時に、フラグ検出手段が予定外のフラグオンを検出すると、現像バイアス印加時にリークが発生したものとして、補正手段が現像装置の現像バイアスをリーク発生の可能性が低くなる値に補正するようにしている。
また、この構成によれば、フラグ検出手段が予定外のフラグオンを検出した回数に応じて、補正手段が現像バイアスの補正値を変更するので、現状の画像形成動作に応じて緻密に現像バイアスを変更できる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成装置であって、前記補正手段は、前記現像バイアスを、前記現像装置の現像動作に支障を生じない予め定められた範囲内の値でのみ変更するものである。
現像バイアスの補正値は、リーク発生を防止するために適宜リーク発生の可能性が低くなる値に変更することが好ましいが、現像に必要なバイアス値を外れてしまうと現像動作に悪影響を与える。そのため、この構成では、現像装置の現像動作に支障を生じない予め定められた範囲内の値でのみ現像バイアスを変更することにより、現像装置による適正な現像動作を確保している。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成装置であって、操作者に対して警告を報知する報知手段と、
前記補正手段によって変更される前記補正値が、前記予め定められた範囲を超える場合は、前記報知手段に操作者に対して警告を報知させる制御手段と
を備えたものである。
現像装置の現像動作に支障を生じない予め定められた範囲内の値でのみ現像バイアスを変更するようにすると、現像装置による適正な現像動作は確保できるものの、リーク発生による悪影響を回避できない状態に陥るおそれがあるため、現像バイアスが予め定められた範囲を超える場合には、報知手段により操作者に対して警告を報知するようにしたものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項1乃至請求項のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記フラグ検出手段が検出した前記予定外のフラグオンの履歴を記憶する記憶手段を備えたものである。
この構成によれば、記憶手段に、フラグ検出手段が検出した予定外のフラグオンの履歴を記憶するので、当該画像形成装置のメンテナンス時にメンテナンス者等が、この記憶手段から上記履歴を読み出して、メンテナンスに役立てることができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記フラグ検出手段が検出した前記予定外のフラグオンの履歴を記憶する記憶手段を更に備えたものである。
画像形成装置内のいずれかの部分において不具合が生じると、この不具合の影響を受けて、上記デバイスのフラグが予定外にオンになることがあるため、この構成では、フラグ検出手段が予定外のフラグオンを検出すると、記憶手段にその履歴を残し、当該画像形成装置のメンテナンス時にメンテナンス者が、記憶手段から上記履歴を読み出して、画像形成装置内で発生した不具合及びその発生時の検証に役立てることができるようにしている。
請求項1に記載の発明によれば、上記デバイスのフラグが予定外にオンになったことをきっかけとして、現像装置の現像バイアスをリーク発生の可能性が低くなる値に補正するので、リーク発生を検出するためのセンサ等の特別な機構を設けることなく、現像バイアス印加時のリーク発生による不具合を低減することができる。これにより、現像装置の誤動作を防止でき、かぶりのない良好な画像濃度を確保することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、現状の画像形成動作に応じて緻密に現像バイアスを変更でき、より的確に現像装置の誤動作を防止して、かぶりのない良好な画像濃度を確保することができる。
請求項に記載の発明によれば、現像装置の現像動作に支障を生じない予め定められた範囲内の値でのみ現像バイアスを変更するので、現像装置による適正な現像動作を確保することができる。
請求項に記載の発明によれば、現像装置の適正な現像動作を確保できるがリーク発生による悪影響を回避できないおそれがある場合に、操作者に対して警告を報知して、当該事態を認識させることができる。
請求項に記載の発明によれば、当該画像形成装置のメンテナンス時にメンテナンス者等が、記憶手段から上記履歴を読み出して、メンテナンスに役立てることができる。
請求項に記載の発明によれば、当該画像形成装置のメンテナンス時に、メンテナンス者が記憶手段から上記履歴を読み出すことにより、画像形成装置内での不具合発生時に予定外にオンになりやすいフラグの性質に基づき、画像形成装置内で発生した不具合及びその発生時の検証に役立てることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は本発明に係るプリンタの一実施形態を示す正面断面視の説明図である。図1に示すように、プリンタ(本発明に係る画像形成装置の一例)10は、印刷処理に供する用紙Pを貯留する用紙貯留部12と、この用紙貯留部12に貯留された用紙束P1から繰り出された1枚ずつの用紙Pに対して画像の転写処理を施す画像形成部13と、この画像形成部13で転写処理の施された用紙Pに対して定着処理を施す定着部14とが装置本体11に内装されると共に、定着部14で定着処理の施された用紙Pが排紙される排紙部15が装置本体11の頂部に設けられることによって構成されている。
前記用紙貯留部12には、所定数(本実施形態では1つ)の用紙カセット121が装置本体11に対して挿脱自在に設けられている。用紙カセット121の上流端(図1の右方)には、用紙束P1から1枚ずつの用紙Pを繰り出させるピックアップローラ122が設けられている。このピックアップローラ122の駆動によって用紙カセット121から繰り出された用紙Pは、給紙搬送路123およびこの給紙搬送路123の下流端に設けられたレジストローラ対124を介して画像形成部13に給紙されるようになっている。
前記画像形成部13は、コンピュータ等から電送された画像情報に基づき用紙Pに転写処理を施すものであり、前後方向(図1の紙面と直交する方向)に延びるドラム軸回りに回転可能に設けられた感光体ドラム20の周面に沿うように、当該感光体ドラム20の直上位置から時計方向に向けて帯電装置30、露光装置40、現像装置50、転写ローラ60およびクリーニング装置70が配設されることによって形成されている。
前記感光体ドラム20は、周面に静電潜像を形成させた後にこの静電潜像に沿ったトナー像を形成させるためのものであり、周面にアモルファスシリコン層が積層され、これによってこれらの像を形成させるのに適したものになっている。かかる感光体ドラム20は、装置本体11の略中央部で前後方向(図1の紙面に直交する方向)に延びるドラム軸に同心で一体的に軸支され、図略の駆動手段の駆動によるドラム軸の時計方向に向かう駆動回転によって当該ドラム軸と一体回転し得るようになっている。
前記帯電装置30は、ドラム心回り時計方向に回転している感光体ドラム20の周面に一様な電荷を形成させるものである。帯電装置30は、ワイヤからのコロナ放電により感光体ドラム20の周面に電荷を付与するコロナ放電方式により帯電を行う。
前記露光装置40は、コンピュータ等の外部の機器から電送されてきた画像データに基づき強弱の付与されたレーザー光を回転している感光体ドラム20の周面に照射し、これによるレーザー光が照射された部分の電荷の消去によって当該周面に静電潜像を形成させるものである。
前記現像装置50は、感光体ドラム20の周面に現像剤であるトナーを供給することによって周面の静電潜像が形成された部分にトナーを付着させ、これによって感光体ドラム20の周面にトナー像を形成させるものである。本実施形態においては、現像剤としてトナーのみからなる、いわゆる1成分系のものが採用されている。なお、本発明は、現像剤がトナーのみからなる1成分系のものであることに限定されるものではなく、現像剤がトナーとキャリアとからなる、いわゆる2成分系のものであってもよい。
前記転写ローラ60は、感光体ドラム20の直下位置に送り込まれた用紙Pに対して当該感光体ドラム20の周面に形成されているプラスに帯電したトナー像を用紙Pに転写させるものであり、トナー像の電荷と逆極性であるマイナスの電荷を用紙Pに付与するようになっている。
従って、感光体ドラム20の直下位置を越えた用紙Pは、転写ローラ60と感光体ドラム20とによって押圧挟持されつつ、プラスに帯電した感光体ドラム20周面のトナー像がマイナスに帯電した用紙Pの表面に向けて引き剥がされ、これによって用紙Pに対し転写処理が施されることになる。
前記クリーニング装置70は、転写処理後の感光体ドラム20の周面に残留しているトナーを取り除いて清浄化するためのものである。このクリーニング装置70によって清浄化された感光体ドラム20の周面は、次の画像形成処理のために再び帯電装置30へ向かうことになる。
前記定着部14は、画像形成部13によって転写処理の施された用紙Pのトナー像に加熱による定着処理を施すものであり、内部にハロゲンランプ等の通電発熱体が装着されたヒートローラ141と、このヒートローラ141の下部で周面が対向配置された加圧ローラ142とを備えて構成されている。そして、転写処理後の用紙Pは、ローラ心回りに時計方向に向けて駆動回転しているヒートローラ141と、ローラ心回りに反時計方向に向けて従動回転している加圧ローラ142との間のニップ部を通過することによって、ヒートローラ141からの熱を得て定着処理が施されるようになっている。定着処理の施された用紙Pは、排紙搬送路143を通って排紙部15へ排出されることになる。
前記排紙部15は、装置本体11の頂部が凹没されることによって形成され、この凹没した凹部の底部に排紙された用紙Pを受ける排紙トレイ151が形成されている。
図2は、現像装置50の側断面図である。現像装置50は、筐体58内に、トナーカートリッジ59から補給されたトナーを攪拌しながら後方に向かって搬送する第1スパイラルフィーダ51と、この第1スパイラルフィーダ51から受け渡されたトナーを前方に向かって搬送する第2スパイラルフィーダ52と、この第2スパイラルフィーダ52によって搬送されつつあるトナーを受け取って感光体ドラム20の周面の潜像領域に供給する現像スリーブ53とが装着されることによって構成されている。
前記筐体58は、図2における左右方向の略中央位置から左方が先上がりに傾斜して左端部が感光体ドラム20に対向した底板581と、上部でこの底板581に対向配置された天板582と、これら底板581および天板582の前後の端部間に架設された前後方向一対の側板583と、これら一対の側板583間に架設されたトナー受けトレイ584とを備えている。
前記天板582は、左方が1段高くなった階段状に形成され、右方の低位天板582aと、左方の高位天板582bと、これら低位天板582aの左端縁部と高位天板582bの右端縁部との間に架設された垂直天板582cとからなっている。低位天板582aの前端部には、トナーカートリッジ59からのトナーを受け入れるためのトナー受入れ口(図略)が設けられている。また、高位天板582bの左端縁部と、底板581の左端縁部との間には、感光体ドラム20の周面に対向して筐体58内のトナーを感光体ドラム20の周面に供給するためのトナー供給口(図略)が開口されている。
前記トナー受けトレイ584は、第1スパイラルフィーダ51を収容する第1トレイ584aと、第2スパイラルフィーダ52を収容する第2トレイ584bと、下部で現像スリーブ53と対向配置された第3トレイ584cとを備えている。第1〜第3トレイ584a,584b,584cは、いずれも対応した第1および第2スパイラルフィーダ51,52並びに現像スリーブ53に対応するように正面視で円弧状に形成されている。また、第1トレイ584aの右端部には右側壁587が設けられ、この右側壁587が底板581および低位天板582aの各右端部間に架設されることによって筐体58内の右面側が閉止されている。
前記第1スパイラルフィーダ51は、第1トレイ584aの直上位置で一対の側板583間に貫通架設された第1フィーダ軸511と、この第1フィーダ軸511に同心で外嵌固定された第1スパイラルフィン512とを備えて構成されている。前記第1スパイラルフィン512は、図2においては左ねじ状態で螺旋状に形成され、第1フィーダ軸511が正面視で時計方向に回転することにより第1トレイ584a上のトナーを後方に向かって搬送するようになっている。
前記第2スパイラルフィーダ52は、第2トレイ584bの直上位置で一対の側板583間に貫通架設された第2フィーダ軸521と、この第2フィーダ軸521に同心で外嵌固定された第2スパイラルフィン522とを備えて構成されている。前記第2スパイラルフィン522は、螺旋状に形成され、第2フィーダ軸521が正面視で時計方向に回転することにより第2トレイ584b上のトナーを前方に向かって搬送するようになっている。
前記第1および第2トレイ584a,584b間には仕切り壁585が設けられている。この仕切り壁585の前方位置には、前方流通口(図略)が開口されているとともに、同後方位置には後方流通口(図略)が開口されている。そして、トナーカートリッジ59からトナー受入れ口を介して筐体58内に導入されたトナーは、まず第1トレイ584a内において第1スパイラルフィーダ51の駆動回転で後方に向けて搬送され、後方流通口585bを通って第2トレイ584bへ搬入され、第2トレイ584b内において第2スパイラルフィーダ52の駆動回転で前方に向けて搬送され、以後、第1および第2トレイ584a,584b間を循環しながら一部が現像スリーブ53へ供給されるようになっている。
前記現像スリーブ53は、一対の側板583間に貫通架設されたスリーブ軸534と、このスリーブ軸534に同心で相対回転可能に外嵌されたスリーブ本体532とからなっている。かかる現像スリーブ53は、前記第3トレイ584cの上方位置に置いてスリーブ本体532の周面がトナー供給口586を介して感光体ドラム20の周面と対向するように設置位置が設定され、図略の駆動手段の駆動でスリーブ軸534回りに図2における反時計方向に向けて回転し、これによって第3トレイ584c上に送り込まれたトナーを感光体ドラム20の周面に向かわせるようになっている。
現像装置50では、第1スパイラルフィーダ51及び第2スパイラルフィーダ52の撹拌作用でトナーが撹拌され、トナーが正(+)に帯電される。現像スリーブ53には図略の高圧電源装置により、DCバイアスにACバイアスが重畳された現像バイアス電圧が印加される。感光体ドラム20上に形成された正(+)極性の静電潜像は、現像スリーブ53の磁力により保持されて搬送されてきた現像剤によって反転現像され、感光体ドラム20の表面上にはトナー像が形成される。
また、プリンタ10には、これら現像装置50及び感光体ドラム20の動作に関する情報や、記録紙Pの給排出等に関する情報をEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)に書き込むために、I2C(Inter Integrated Circuit)方式のデータ通信システムが配設されている。
図3は、プリンタ10の内部構成の概略を示すブロック図である。プリンタ10は、用紙貯留部12に貯留された用紙束P1から用紙Pを取り出して感光体ドラム20及び転写ローラ60のニップ部に搬送する用紙搬送部101と、感光体ドラム20、露光装置40、現像装置50及び転写ローラ60等からなり、用紙搬送部101によって搬送されてきた用紙Pに対して画像形成を行う画像形成部102と、これら用紙搬送部101及び画像形成部102を含む装置各部の制御を司る制御部(制御手段)103とを備えている。制御部103は、論理演算を実行する周知のCPU、そのCPUを制御する種々のプログラムなどを予め記憶するROMおよび装置動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM等から構成されており、予め記憶されたプログラムに従って所定の画像記録動作等を実行すべく装置各部を制御する。
さらに制御部103は、操作者がプリンタ10に対して各種設定を行うための操作キー104と、プリンタ10の動作状況家各種メッセージを操作者に対して表示するLCD等からなる表示パネル(報知手段)105とを備えた操作部106を制御する。
また、制御部103と、現像動作に関する情報等を書き込むための上記EEPROMは、I2C方式のデータ通信システムが適用されている。制御部103は、このI2C方式のデータ通信システムのマスタデバイスとして機能する。制御部103は、スレーブデバイスとしてのEEPROMからデータを読み出すときにオンとされるフラグ1031と、スレーブへのデータ送信時にフラグ1031を一旦クリアするフラグクリア部(クリア手段)1032と、フラグ1031が予定外にオンとなっているか否かを検出するフラグ検出部1033と、現像装置50で現像バイアスを印加する場合にフラグ検出部1033が上記予定外のフラグオンを検出すると、現像装置50の現像バイアスを、リーク発生の可能性が低くなる値に補正する補正部(補正手段)1034を備える。
図4は、I2C方式のデータ通信システムの構成を示すブロック図である。図4に示すデータ通信システム80は、マスタデバイス(本実施形態では制御部103)103と、スレーブデバイス82a〜82cと、マスタデバイス103とスレーブデバイス82a〜82cとを接続するI2Cバス83とを備えて構成される。
マスタデバイス103は、各スレーブデバイスに割り当てられたデバイスアドレスを指定することで各スレーブデバイスを制御する。スレーブデバイス82a〜82cは、例えば、EEPROM等であり、マスタデバイス103によって制御される。I2Cバス83は、データ伝送に用いられるSDA(serial data)831と、動機信号を送出するためのSCL(serial clock)832の2本の信号線から構成される。SDA831とSCL832の各信号線は、例えば+5Vにプルアップされ、各デバイスがオープンドレイン等によるワイヤードオア接続で信号の操作と共有を行っている。これにより、データ通信システム80は、マスター及びスレーブ間で1対多チャンネル間の通信を行う。通信の主導権は全てマスタデバイス103が握る。
なお、この実施形態では、スレーブデバイス82a〜82cをEEPROMとしているが、本発明は特にこれに限定されず、RAM(ランダムアクセスメモリ)等の揮発性メモリであってもよく、その他種々のデバイス(例えばA/DコンバータやLCD(Liquid Crystal Display)表示デバイス等)であってもよい。また、この実施形態では、I2Cバス83には、3台の同一種類のスレーブデバイス82a〜82cが接続されているが、本発明は特にこれに限定されず、これらは互いに異なる種類のデバイスであってもよいし、また、台数も3台限定されず、さらには、これらに加えて他の種類のスレーブデバイスを接続する構成としてもよい。
ここで、データ通信システム80において、マスタデバイス103によって出力されるデータの伝送フォーマットについて説明する。図5は、データ通信システム80において、マスタデバイス103から出力されるデータの伝送フォーマットの一例を示す図である。
データ通信システム80は、スレーブデバイス82a〜82cにはそれぞれアドレス情報を持たせ、マスタデバイス103側から送られてきたアドレス情報が自分のアドレスと一致したときだけ、データの送受信ができるようになっている。図5に示すように、データ通信システム80の伝送フォーマットでは、スタートビットに続いて、スレーブデバイスを指定するためのデバイスアドレスが送信される。デバイスアドレスは7ビットであり、例えば、上位4ビットがスレーブデバイスの種類を識別するためのデバイス種類情報を表し、残りの3ビットがスレーブデバイスの個体識別情報を表すようにする。図5では、デバイス種類情報が「1010」であり、これは本実施形態ではスレーブデバイスがEEPROMであることを表している。
例えば、スレーブデバイス82a〜82cの個体識別情報が「000」〜「111」であるとする。このとき、マスタデバイス103がスレーブデバイス82aを指定する場合、デバイスアドレスは「1010000」となり、マスタデバイス103がスレーブデバイス82bを指定する場合、デバイスアドレスは「1010001」となる。
マスタデバイス103は、I2Cバス83に接続されるスレーブデバイス82a〜82cを制御する場合、I2Cバス83に接続される複数のスレーブデバイス82a〜82cのデバイス種類情報を含むデータをI2Cバス83へ出力する。この方式で、同一種類のスレーブデバイスをI2Cバス83に接続する場合、デバイスアドレスのうち上位4ビットが固定されるため、個々のスレーブデバイスを識別するには残りの3ビットしか使用することができず、同一種類のスレーブデバイスは8台までの接続となる。但し、7ビットの全てを各スレーブデバイスの個体識別情報として使用する方式を採れば、最大127個までスレーブデバイスを接続できる。
スレーブデバイス82a〜82cは、マスタデバイス103から、SDA831を使用して上記伝送フォーマットが送られてくると、スタートビット送信時におけるLow信号を受信して、自身がデータ受入側となることを示す内蔵のフラグ85を立てる。このフラグ85は、マスタデバイス103からのストップビット受信時のHigh信号を受けてクリアされる。
マスタデバイス103は、スレーブデバイス82a〜82cのいずれかに対して、リード信号を送出してスレーブデバイス82a〜82cのいずれかからデータを読み出す場合には、当該スレーブデバイス82a〜82cのいずれかから読出対象となるデータを受信する。このとき、マスタデバイス103は、上記スレーブデバイス82a〜82cのいずれかからのスタートビット送信時におけるLow信号を受信して、自身がデータ受入側となることを示す内蔵のフラグ1031を立てる。このフラグ1031は、上記スレーブデバイス82a〜82cのいずれかからのストップビット受信時のHigh信号を受けてクリアされる。
データ通信システム80では、+5VにプルアップされたSDA831とSCL832の各信号線を、各デバイスがオープンドレイン等によるワイヤードオア接続で信号の操作と共有を行っている関係から、電気的にはあまり強い環境ではない。そのため、現像装置50の現像バイアス印加時におけるリーク発生等の不具合があると、このリーク発生の影響により、各デバイスでは、データ受入時でなくても上記フラグ85,フラグ1031が予定外に立ってしまう場合がある。そのため、各デバイスは、データ送信時における通信エラー発生を回避すべく、フラグの状態に拘わらず上記フラグを一旦クリアする動作を行ってから、データ送信を行う。例えば、マスタデバイス103となる制御部103では、フラグクリア部1032によりフラグ1031をクリアする。
図6は、マスタデバイスとして機能する制御部103のフラグが予定外に立ったことに基づく現像バイアスの補正処理を示すフローチャートである。プリンタ10における画像形成動作時には、制御部(マスタデバイス)103が、当該画像形成処理の過程において現像装置50に現像バイアスを印加する(S1)。制御部103が、現像装置50の現像動作に関する情報を、スレーブデバイス82a〜82cとして備えられているEEPROMに書き込むときに、フラグ検出部1033は、フラグ1031が立っているか否かを検出する(S2)。図6では、フラグ1031が、立っている場合をHigh、立っていない場合をLowとする。
ここで、フラグ検出部1033が、フラグ1031が立っていないと判断した場合は(S3でYES)、このままのフラグ1031の状態で、データを書き込むべきEEPROMをスレーブデバイスとして伝送フォーマットを送出可能であるので、制御部103は当該EEPROMに伝送フォーマットを送出し、当該EEPROMに上記現像動作に関する情報を書き込む(S4)。そして制御部103は、画像形成動作を実行する(S5)。
また、S3において、フラグ検出部1033が、フラグ1031が立っていると判断した場合は(S3でNO)、補正部1034は、現像装置50の現像バイアスLを補正する(S6)。この状況では、制御部103は、EEPROMに現像動作に関する情報を書き込もうとしており、EEPROMからのデータ読み出しを予定していない。それにも拘わらず、フラグ1031が立っているということは、すなわち、予定外にフラグ1031が立っていることを示す。
上記補正部1034による現像バイアスLの補正に用いる補正値Mとしては、例えば、現像装置50の現像バイアスLを、リーク発生の可能性が低くなる値に変更する値が用意されている。このような補正値Mを図略のROM等の記憶部に格納しておき、フラグ検出部1033が予定外のフラグオンを検出したときに、補正部1034が補正値Mを当該ROMから読み出して、補正値M分だけ現像バイアスLを低減させることによって補正を行う。また、フラグオンの検出回数に応じて異なる補正値Mを用いるようにしてもよい(例えば、フラグオン検出回数が多いほど補正値Mを大きくする)。上記フラグオン検出回数が多くなるということは、現像バイアスLの補正を繰り返してもリーク発生を回避できていないことになるため、確実にリーク発生を防止するためである。
そして、制御部103は、上記補正値Mを用いて補正された現像バイアスLが、現像装置50による正常な現像動作が可能な限度値Pを下回っていないか否か(上記補正値Mを用いて補正された現像バイアスLが、現像装置50による正常な現像動作が可能な限度値Pの範囲内か否か)を判断する(S7)。制御部103が、補正後の現像バイアスLが限度値Pを下回っていると判断した場合は(S7でNO)、制御部103は、表示パネル105に、操作者に対して、当該プリンタ10のメンテナンス(修理)作業が必要であることを示すサービスコールのメッセージを表示させる(S9)。また、補正後の現像バイアスLが限度値Pを下回っていない場合は(S7でYES)、フラグクリア部1032がフラグ1031をクリアし(S8)、制御部103は当該EEPROMに上記現像動作に関する情報を書き込む(S4)。この後、制御部103は、画像形成動作を実行させる(S5)。
これによれば、上記マスタデバイス(制御部)103のフラグ1031が予定外にオンになったことをきっかけとして、現像装置50の現像バイアスLをリーク発生の可能性が低くなる値に補正するので、リーク発生を検出するセンサ等の特別な機構を設けることなく、現像バイアス印加時のリーク発生による不具合を低減することができる。これにより、現像装置の誤動作を防止でき、かぶりのない良好な画像濃度を確保することができる。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、プリンタ10が、フラグ検出部1033が検出した予定外のフラグオンの履歴情報(予定外のフラグオンの回数、予定外のフラグオンの日時等)を記憶するEEPROM等の記憶部(記憶手段)を備えるようにして、メンテナンス者又は操作者(ユーザ)が、必要に応じて当該記憶部から上記フラグオン履歴情報を読み出して、メンテナンス等に利用できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、現像装置50の現像バイアス印加で発生したリークを原因とする予定外のフラグオンを検出し、これに基づいて現像バイアスを補正しているが、本発明はこれに限定されない。データ通信システム80における予定外のフラグオン発生は、データ通信システム80を現像装置50の現像バイアス印加の影響を受けやすい位置に配置している場合は、現像バイアス印加時におけるリーク発生と想定することができるが、データ通信システム80が他の場所に配設されている場合等、予定外のフラグオン発生は、現像バイアス印加時のリーク発生のみを要因とするものに限られず、プリンタ10内で何らかの不具合が生じていることを示すものである。そのため、フラグ検出部1033が検出した予定外のフラグオンの履歴情報をEEPROM等の記憶部(請求項6における記憶手段)に記憶させることで、メンテナンス者又は操作者(ユーザ)が、当該記憶部から上記フラグオン履歴情報を読み出せば、ここから、不具合発生の回数や発生時期が解析でき、プリンタ10で生じている不具合の解明に役立てることができる。
また、上記実施形態では、I2C方式のデータ通信システム80における予定外のフラグオンを前提にしているが、本発明は、I2C方式のデータ通信システムを採用する場合のみに限られず、他の方式によるデータ通信システムおける予定外のフラグオンに基づいて、現像バイアスの補正や、プリンタ10内での不具合発生の解析を行う場合にも適用が可能である。
本発明に係るプリンタの一実施形態を示す正面断面視の説明図である。 現像装置の側断面図である。 プリンタの内部構成の概略を示すブロック図である。 I2C方式のデータ通信システムの構成を示すブロック図である。 データ通信システムにおいて、マスタデバイスから出力されるデータの伝送フォーマットの一例を示す図である。 マスタデバイスとして機能する制御部のフラグが予定外に立ったことに基づく現像バイアスの補正処理を示すフローチャートである。
10 プリンタ
50 現像装置
80 データ通信システム
82a,82b,82c スレーブデバイス
83 バス
85 フラグ
103 制御部(マスタデバイス)
1031 フラグ
1032 フラグクリア部
1033 フラグ検出部
1034 補正部
105 表示パネル

Claims (5)

  1. 現像装置と、複数のデバイス間でデータを送受信するデータ通信システムとを有する画像形成装置であって、
    前記複数のデバイスは、他のデバイスからのデータ受け入れ時にオンとされるフラグと、他のデバイスへのデータ送信時に前記フラグを一旦クリアするクリア手段とを備え、
    前記フラグが予定外にオンとなっているか否かを検出するフラグ検出手段と、前記現像装置で現像バイアスが印加されたときに当該フラグ検出手段が前記予定外のフラグオンを検出した場合に、前記現像装置の現像バイアスを、リーク発生の可能性が低くなる値に補正し、当該現像バイアスの補正値を、前記フラグ検出手段が前記予定外のフラグオンを検出した回数に応じて変更する補正手段を備えた画像形成装置。
  2. 前記補正手段は、前記現像バイアスを、前記現像装置の現像動作に支障を生じない予め定められた範囲内の値でのみ変更する請求項に記載の画像形成装置。
  3. 操作者に対して警告を報知する報知手段と、
    前記補正手段によって変更される前記補正値が、前記予め定められた範囲を超える場合は、前記報知手段に操作者に対して警告を報知させる制御手段と
    を備えた請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記フラグ検出手段が検出した前記予定外のフラグオンの履歴を記憶する記憶手段を備えた請求項1乃至請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記フラグ検出手段が検出した前記予定外のフラグオンの履歴を記憶する記憶手段を更に備えた請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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