JP2012053361A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012053361A
JP2012053361A JP2010197174A JP2010197174A JP2012053361A JP 2012053361 A JP2012053361 A JP 2012053361A JP 2010197174 A JP2010197174 A JP 2010197174A JP 2010197174 A JP2010197174 A JP 2010197174A JP 2012053361 A JP2012053361 A JP 2012053361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image
image forming
unit
toner cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010197174A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Osada
努 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2010197174A priority Critical patent/JP2012053361A/ja
Publication of JP2012053361A publication Critical patent/JP2012053361A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジが装着された場合に、非純正品トナーにより形成される画像の画質劣化の状態を、ユーザーに対して事前に通知することができる画像形成装置および画像形成方法を提供する。
【解決手段】 画像形成装置1では、比較判定部106は、トナーカートリッジ40に取付けられた記憶媒体41に記憶される識別情報と、記憶部105に記憶される比較情報とを比較して、画像形成部102に装着されたトナーカートリッジ40が、純正品トナーおよび非純正品トナーのいずれのトナーが充填されたトナーカートリッジ40であるかを判定する。そして、画質劣化通知制御部107は、比較判定部106による判定結果が、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ40である場合に、テスト用のパターン画像が形成された記録媒体を、画像形成部102に印字出力させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置および画像形成方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、それらの複合機などとして広く利用される。画像形成装置は、画像形成装置に着脱自在に装着され、消耗品であるトナーを収容するトナーカートリッジから、画像形成動作時に必要なトナーを補給するように構成されている。内部に収容されたトナーが消費され、トナーが空になった使用済みのトナーカートリッジは、画像形成装置から脱着され、新しいトナーカートリッジに交換される。
使用済みのトナーカートリッジは、以前は廃棄処分されていたが、最近では資源の保護や地球環境を保全するなどの理由により回収され、リサイクル処理される。この場合、使用済みのトナーカートリッジは、トナーの再充填が行われることによって、再利用される。
使用済みのトナーカートリッジに再充填されるトナーは、画像形成装置の製造者によって性能確認された純正品または推奨品(製造者による許諾品)であることが望ましい。ところが、最近では製造者による性能確認がされていない未確認品のトナーが流通している。未確認品のトナー(以下、「非純正品トナー」という)は、純正品または推奨品のトナー(以下、「純正品トナー」という)に比べて低品質なものが多く、画像形成装置によって形成される画像の画質劣化、画像形成装置の故障、トナーカートリッジの交換時期の大幅な食い違い、耐用年数の短縮化、事故などを引き起こすおそれがある。
このため、画像形成装置に装着されたトナーカートリッジが、純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジであるか、非純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジであるかの識別が可能な情報を記憶させたICメモリタグを、トナーカートリッジに取付けておき、画像形成装置本体のCPUがその情報を用いてトナーカートリッジを認証する消耗品管理システムが提案・実用化されている。この消耗品管理システムにより、非純正品トナーの使用を規制することができる。
しかしながら、非純正品トナーは純正品トナーよりも低価格であることから、低コストでの運用を重視し、トラブルや故障が生じる危険性があることを認識した上で非純正品トナーの使用を望むユーザーにとって、非純正品トナーも使用可能であることが望ましい。また、非純正品トナーであっても純正品トナーと同等、またはそれほど問題とならない程度の性能を有するものもあり、非純正品トナーの使用を規制する技術を画像形成装置に搭載すると、本来使用可能な非純正品トナーまでもが使用できなくなってしまう可能性がある。
特許文献1には、トナーカートリッジに取付けられた不揮発メモリに記憶された情報に基づいて、画像形成装置に装着されたトナーカートリッジが、純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジであるか、非純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジであるかを判別し、非純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジが装着されたと判別した場合に、ユーザーに対して警告を行う画像形成装置が開示されている。
特許文献1に開示される画像形成装置は、非純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジが画像形成装置に装着された場合であっても、ユーザーが非純正品トナーの使用を望むときには、その使用が可能である。
特開2006−201430号公報
特許文献1に開示される画像形成装置では、ユーザーは、警告表示を確認することによって、非純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジが装着されたか否かを認識することができるが、非純正品トナーにより形成される画像の、画質劣化の状態を事前に確認することができない。
このような画像形成装置を操作するユーザーは、画質劣化等が発生しないにも関わらずトナーカートリッジの使用を中止する、あるいは画質劣化等が発生するのか分からないまま、不安を抱えてトナーカートリッジを継続して使用することになり、利便性がよい画像形成装置であるとはいえない。
したがって本発明の目的は、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジが装着された場合に、非純正品トナーにより形成される画像の画質劣化の状態を、ユーザーに対して事前に通知することができる画像形成装置および画像形成方法を提供することである。
本発明は、画像データを読取る画像データ読取部と、
前記画像データ読取部に読取られた画像データに応じた画像を、トナーを用いて記録媒体に形成する画像形成部と、
前記画像形成部に着脱自在に装着され、前記画像形成部に供給するためのトナーが充填されるトナーカートリッジであって、トナーを識別するために用いる識別情報が予め記憶される記憶媒体を備えるトナーカートリッジと、
前記記憶媒体に記憶される識別情報を読取る識別情報読取部と、
前記識別情報読取部に読取られた識別情報と比較するための比較情報を記憶する記憶部と、
前記識別情報読取部に読取られた識別情報と、前記記憶部に記憶される比較情報とを比較して、前記画像形成部に装着された前記トナーカートリッジが、純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ、および非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジのいずれのトナーカートリッジであるかを判定する比較判定部と、
前記比較判定部による判定結果が、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジである場合に、画質劣化の度合いが視認可能なパターン画像が形成された記録媒体を、前記画像形成部に印字出力させる画質劣化通知制御部と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
また本発明の画像形成装置は、前記比較判定部による判定結果を表示する表示部を、さらに備えることを特徴とする。
また本発明の画像形成装置は、前記画質劣化通知制御部が、前記パターン画像と、画質劣化の度合いとを関連付けた、画質劣化の評価方法を示唆する画質劣化評価方法情報を、前記表示部に表示させるように構成されることを特徴とする。
また本発明の画像形成装置は、前記画質劣化通知制御部が、前記画質劣化評価方法情報と、前記画像形成部における画像形成時の動作設定条件とを関連付けた、画質劣化の改善方法を示唆する画質劣化改善方法情報を、前記表示部に表示させるように構成されることを特徴とする。
また本発明の画像形成装置は、前記識別情報および前記比較情報が、製品名、製造番号、製造者名および累積印刷回数から選ばれる1または2以上の情報であり、
前記比較判定部は、
製品名および製造者名の情報が前記識別情報と前記比較情報とで異なる場合に、トナーカートリッジ本体自体が非純正品であって、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジであると判定し、
製造番号の情報が前記識別情報と前記比較情報とで一致する、または、前記識別情報における累積印刷回数が前記比較情報における累積印刷回数以上である場合に、リサイクル処理された純正品のトナーカートリッジ本体に、非純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジであると判定することを特徴とする。
また本発明は、前記画像形成装置を用いて、記録媒体上に画像を形成することを特徴とする画像形成方法である。
本発明によれば、画像形成装置では、比較判定部は、トナーカートリッジに取付けられた記憶媒体に記憶される、識別情報読取部に読取られた識別情報と、記憶部に記憶される比較情報とを比較して、画像形成部に装着されたトナーカートリッジが、純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ、および非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジのいずれのトナーカートリッジであるかを判定する。そして、画質劣化通知制御部は、比較判定部による判定結果が、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジである場合に、画質劣化の度合いが視認可能なパターン画像が形成された記録媒体を、画像形成部に印字出力させる。
このように構成された画像形成装置は、画像形成部に装着されたトナーカートリッジが、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジの場合に、画質劣化の度合いが視認可能なパターン画像が形成された記録媒体を印字することによって、非純正品トナーにより形成される画像の画質劣化の状態を、ユーザーに対して事前に通知することができる。したがって、画像形成装置を操作するユーザーは、画質劣化が発生しないにも関わらずトナーカートリッジの使用を中止する、画質劣化が発生するのか分からないまま、不安を抱えてトナーカートリッジを継続して使用することがなくなり、ユーザーにとって利便性がよい画像形成装置となる。
また本発明によれば、画像形成装置は、表示部をさらに備え、この表示部は、画像形成部に装着されたトナーカートリッジが、純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ、および非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジのいずれのトナーカートリッジであるかの、比較判定部による判定結果を表示する。これによって、非純正品トナーの使用による画質劣化の可能性があるか否かを、ユーザーに対して通知することができる。
また本発明によれば、画質劣化通知制御部は、記録媒体に形成されたパターン画像と、画質劣化の度合いとを関連付けた、画質劣化の評価方法を示唆する画質劣化評価方法情報を、表示部に表示させるように構成される。これによって、印字出力された記録媒体に形成されたパターン画像に対する画質劣化の評価方法を、ユーザーに対して通知することができる。したがって、画像形成装置を操作するユーザーは、印字出力された記録媒体に形成されたパターン画像について、表示部に表示された画質劣化評価方法情報を参照して、画質劣化の状態を評価することができる。
また本発明によれば、画質劣化通知制御部は、画質劣化評価方法情報と、画像形成部における画像形成時の動作設定条件とを関連付けた、画質劣化の改善方法を示唆する画質劣化改善方法情報を、表示部に表示させるように構成される。これによって、印字出力された記録媒体に形成されたパターン画像と関連付けられた画質劣化評価方法に対する、画質劣化の改善方法を、ユーザーに対して通知することができる。したがって、画像形成装置を操作するユーザーは、画質劣化評価方法情報を参照して評価した画質劣化の状態について、表示部に表示された画質劣化改善方法情報を参照して、画質劣化を改善するための画像形成時の動作設定条件を確認することができる。そして、ユーザーは、確認した動作設定条件に基づいて画像形成装置の操作部を操作すれば、非純正品トナーにより形成される画像の画質向上を図ることができる。
また本発明によれば、比較判定部は、識別情報および比較情報として製品名、製造番号、製造者名および累積印刷回数の情報を用いて、識別情報と比較情報とを比較する。比較判定部は、製品名および製造者名の情報が識別情報と比較情報とで異なる場合に、トナーカートリッジ本体自体が非純正品であって、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジであると判定する。そして、比較判定部は、製造番号の情報が識別情報と比較情報とで一致する、または、識別情報における累積印刷回数が比較情報における累積印刷回数以上である場合に、リサイクル処理された純正品のトナーカートリッジ本体に、非純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジであると判定する。これによって、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジとして、トナーカートリッジ本体自体が非純正品であるトナーカートリッジ、および、トナーカートリッジ本体自体は純正品であるが充填されたトナーが非純正品トナーであるトナーカートリッジを、区別して判定することができる。
また本発明によれば、画像形成方法は、非純正品トナーにより形成される画像の画質劣化の状態を事前に通知することができる、前記画像形成装置を用いて、記録媒体上に画像を形成する。これによって、画質劣化が発生しないにも関わらずトナーカートリッジの使用を中止する、画質劣化が発生するのか分からないまま、不安を抱えてトナーカートリッジを継続して使用することがなくなり、利便性がよい画像形成方法となる。
本発明の実施の一形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。 画像形成装置1の要部を拡大して示す図である。 画像形成装置1の電気的構成を示すブロック図である。 画像形成装置1におけるトナーカートリッジ40の装着時の処理手順を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。画像形成装置1は、電子写真方式のフルカラー画像形成装置であり、画像データ読取部101によって読み取った原稿の画像データ、ネットワーク等を介して送信された画像データに基づいて、記録媒体である記録紙に対して多色または単色の画像を形成する装置である。
画像形成装置1は、可視像形成ユニットP、露光ユニット50、中間転写ベルト7、中間転写ベルトユニット8、転写ローラ11、定着ユニット12、給紙カセット10、排紙トレイ15および手差し給紙トレイ20を備えている。この画像形成装置1では、可視像形成ユニットP、露光ユニット50、中間転写ベルト7、中間転写ベルトユニット8、転写ローラ11、および定着ユニット12が画像形成部102になる。
画像形成装置1は、ブラック(K)およびカラー画像を色分解して得られる減法混色の3原色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4色の各色相に対応した画像データを用いて画像形成を行う。そのため、画像形成装置1において可視像形成ユニットPは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の各色に対応して、4つの可視像形成ユニットPa,Pb,Pc,Pdからなる。可視像形成ユニットPaはブラック(K)のトナーを用いて画像形成を行い、可視像形成ユニットPbはシアン(C)のトナーを用いて画像形成を行い、可視像形成ユニットPcはマゼンタ(M)のトナーを用いて画像形成を行い、可視像形成ユニットPdはイエロー(Y)のトナーを用いて画像形成を行う。各可視像形成ユニットPa,Pb,Pc,Pdは、中間転写ベルト7の移動方向に一列に配列されている。
各可視像形成ユニットPa,Pb,Pc,Pdは、同様の構成であり、たとえば可視像形成ユニットPaは、感光体ドラム3a、現像ユニット2a、帯電ユニット5a、中間転写ローラ6aおよびクリーニングユニット4a等から構成される。また、各現像ユニット2a,2b,2c,2dには、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の各色に対応したトナーを収容したトナーカートリッジ40a,40b,40c,40dがそれぞれ着脱自在に装着されている。以下では、各可視像形成ユニットPa,Pb,Pc,Pdの各感光体ドラム3a,3b,3c,3dを「感光体ドラム3」と総称し、各現像ユニット2a,2b,2c,2dを「現像ユニット2」と総称し、各帯電ユニット5a,5b,5c,5dを「帯電ユニット5」と総称し、各中間転写ローラ6a,6b,6c,6dを「中間転写ローラ6」と総称し、各クリーニングユニット4a,4b,4c,4dを「クリーニングユニット4」と総称し、各トナーカートリッジ40a,40b,40c,40dを「トナーカートリッジ40」と総称する。
帯電ユニット5、現像ユニット2、中間転写ローラ6およびクリーニングユニット4は、この順に、感光体ドラム3の周囲に感光体ドラム3の回転方向上流側から下流側に向かって配置される。
感光体ドラム3は、円筒状のドラム形状を呈し、図示しない駆動手段によって軸線まわりに回転駆動される。感光体ドラム3は、円筒状の導電性基体、および、導電性基体の表面に設けられる感光層を有する。
帯電ユニット5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるユニットであり、本実施形態ではローラ状の接触方式の帯電器である。なお、帯電ユニット5としては、ローラ状の帯電器に代えて、帯電ブラシを用いた接触方式の帯電器、または、帯電ワイヤを用いた非接触方式の帯電器を用いることもできる。
露光ユニット50は、帯電ユニット5により帯電された感光体ドラム3を、外部のコンピュータなどから伝達された画像データに応じて露光することにより、感光体ドラム3の表面に画像データに応じた静電潜像を形成するためのユニットである。ここでは露光ユニット50は、レーザ照射部および反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)を用いているが、他にも発光素子をアレイ状に並べたELやLED書込みヘッドなどを用いてもよい。
現像ユニット2は、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を用いて、感光体ドラム3の表面に形成された静電潜像を、トナーにて現像してトナー像を形成する。各現像ユニット2a,2b,2c,2dは、各トナーカートリッジ40a,40b,40c,40dから供給される、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の各色相のトナーと、キャリアとを含む二成分現像剤を収納しており、各感光体ドラム3a,3b,3c,3dに形成された各色相の静電潜像を、各色相のトナー像に顕像化する。現像ユニット2には、トナーとキャリアとが、予め設定されたトナー濃度となるような比率で収納されている。また、現像ユニット2には、収納される二成分現像剤中のトナーの濃度を検出するトナー濃度センサ(透磁率センサ)が設けられている。そして、トナー濃度センサによるトナー濃度の検出結果に基づいて、感光体ドラム3に供給されて消費された量に応じたトナーが、トナーカートリッジ40から現像ユニット2に供給されるようになっている。
トナーカートリッジ40は、トナー濃度センサが所定のトナー濃度を検出するまで、現像ユニット2へのトナーの供給を継続する。このようにして、現像ユニット2に収納される二成分現像剤に含まれるトナーの濃度が、ほぼ一定に保たれる。なお、トナーカートリッジ40が現像ユニット2へのトナーの供給を継続しているにもかかわらず、トナー濃度センサが所定のトナー濃度を検出しない場合には、トナーカートリッジ40内のトナーが空になったと判定(トナーエンド判定)されて、トナーエンド判定結果を示すトナーエンドフラグが、トナーカートリッジ40に取付けられている後述の記憶媒体41に記憶される。
クリーニングユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを除去・回収する。
中間転写ベルトユニット8は、中間転写ベルト駆動ローラ71と、中間転写ベルト従動ローラ72と、中間転写ベルトテンション機構73とを備えている。感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルト7は、中間転写ベルト駆動ローラ71と中間転写ベルト従動ローラ72との間に張架されてループ状の移動経路を形成しており、その張りは中間転写ベルトテンション機構73によって一定に調整されている。
中間転写ベルト7は、中間転写ベルト駆動ローラ71が、モータなどのアクチュエータにより回転駆動されることによって、矢符B方向に回転搬送される。回転搬送される中間転写ベルト7の外周面は、感光体ドラム3d、感光体ドラム3c、感光体ドラム3b、感光体ドラム3aの順に対向する。中間転写ベルト7は、たとえば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
中間転写ローラ6は、中間転写ベルト7を挟んで感光体ドラム3に対向して配置される。この中間転写ローラ6(6a,6b,6c,6d)は、感光体ドラム3(3a,3b,3c,3d)上のトナー像を、感光体ドラム3(3a,3b,3c,3d)に接触するように設けられた中間転写ベルト7上に転写するための手段であり、高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。これによって、感光体ドラム3(3a,3b,3c,3d)に形成された各色相のトナー像は中間転写ベルト7の外周面に順次重ねて転写され、中間転写ベルト7の外周面に単色またはカラーのトナー像が形成される。このとき形成されたトナー像は、画像形成装置1に入力された画像データを形成している。
中間転写ローラ6は、たとえば直径8〜10mmの金属(たとえばステンレス鋼)を素材とする軸部の表面を導電性の弾性材(たとえばEPDM、発泡ウレタン等)により被覆して構成されており、弾性材により中間転写ベルト7に対して均一に高電圧を印加する。なお、本実施形態では、中間転写電極部材としてローラ形状の中間転写ローラ6を使用しているが、それ以外にブラシ形状などの中間転写電極部材を用いてもよい。
各中間転写ローラ6a,6b,6c,6dが配置される各中間転写位置において中間転写ベルト7の外周面に転写されたトナー像は、中間転写ベルト7の回転によって、転写ローラ11との対向位置である二次転写位置に搬送される。転写ローラ11は、画像形成時において、内周面が中間転写ベルト駆動ローラ71の周面に接触する中間転写ベルト7の外周面に所定のニップ圧で圧接されている。ここで、前記所定のニップ圧を定常的に得るために、転写ローラ11または中間転写ベルト駆動ローラ71のいずれか一方を硬質材料(金属ローラなど)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、発泡性樹脂ローラなど)とすることが好ましい。
給紙カセット10または手差し給紙トレイ20から給紙された記録紙が、転写ローラ11と中間転写ベルト7との間を通過する際に、転写ローラ11にトナーの帯電極性とは逆極性の高電圧が印加される。これによって、中間転写ベルト7の外周面から記録紙の表面にトナー像が転写される。
なお、感光体ドラム3から中間転写ベルト7に付着したトナーのうち、記録紙上に転写されずに中間転写ベルト7上に残存したトナーは、次工程での混色を防止するために、中間転写ベルトクリーニングユニット9によって除去・回収される。中間転写ベルトクリーニングユニット9は、たとえば、中間転写ベルト従動ローラ72で支持された中間転写ベルト7に接触して前記除去・回収を行うクリーニング部材として、クリーニングブレードを備えている。
トナー像が転写された記録紙は、定着ユニット12に導かれる。定着ユニット12は、転写ローラ11と中間転写ベルト7とによって記録紙に転写されたトナー像を溶融・混合・圧接し、記録紙に対して熱定着させるためのユニットであり、ヒートローラ31と加圧ローラ32とを備えている。ヒートローラ31は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御部100によって所定の定着温度となるように制御されており、ヒートローラ31と加圧ローラ32とが、記録紙を挟んで回転することによって熱圧着し、記録紙に転写されたトナー像を溶融・混合・圧接し、記録紙に対して熱定着させる。定着ユニット12によりトナー像が定着した記録紙は、排紙トレイ15上に排出される。
また、画像形成装置1は、給紙カセット10、排紙トレイ15および手差し給紙トレイ20を備えている。給紙カセット10は、記録紙を蓄積しておくためのものであり、画像形成装置1の露光ユニット50の下側に設けられており、手差し給紙トレイ20は、画像形成装置1を操作するユーザーが少数枚の印字を行う際などに給紙カセット10の開閉動作を行わずに記録紙を容易に供給するためのトレイであり、画像形成装置1の本体から外方に露出して設けられる。また、排紙トレイ15は、画像形成装置1の本体の上部に設けられ、トナー像が定着した画像形成後の記録紙を載置するためのトレイである。本実施形態では、排紙トレイ15は、片面印刷時に印刷面が下向きで排出されるフェイスダウントレイを採用している。
また、画像形成装置1には、給紙カセット10に蓄積されている記録紙を、転写ローラ11と中間転写ベルト7との間および定着ユニット12を経由して、排紙トレイ15に送るための略垂直方向に延びる用紙搬送路S1が設けられている。用紙搬送路S1には、給紙カセット10内の記録紙を一枚ずつ用紙搬送路S1内に繰り出すピックアップローラ16−1、繰り出された記録紙を上方に向けて搬送する搬送ローラ25−1、搬送されてきた記録紙を所定のタイミングで転写ローラ11と中間転写ベルト7との間に導くレジストローラ14、記録紙を排紙トレイ15に排出する搬送ローラ25−2,25−3が配置されている。
また、画像形成装置1の内部には、手差し給紙トレイ20からレジストローラ14に至る間に、ピックアップローラ16−2および搬送ローラ25−4,25−5,25−6を配置した用紙搬送路S2が形成されている。さらに、搬送ローラ25−3から用紙搬送路S1におけるレジストローラ14の上流側に至る間には、用紙搬送路Rが形成されている。
搬送ローラ25−3は、正逆両方向に回転自在にされており、記録紙の片面に画像を形成する片面画像形成時、および、記録紙の両面に画像を形成する両面画像形成における第2面画像形成時に正転方向に駆動されて記録紙を排紙トレイ15に排出する。一方、両面画像形成における第1面画像形成時には、搬送ローラ25−3は、記録紙の後端が定着ユニット12を通過するまで正転方向に駆動された後、記録紙の後端部を挟持した状態で逆転方向に駆動されて記録紙を用紙搬送路R内に導く。両面画像形成時に片面のみに画像が形成され、用紙搬送路R内に導かれた記録紙は、搬送ローラ25−7,25−8により、表裏面および前後端を反転した状態で用紙搬送路S1に導かれる。
レジストローラ14は、給紙カセット10または手差し給紙トレイ20から給紙され、または、用紙搬送路Rを経由して搬送された記録紙を、中間転写ベルト7の回転に同期したタイミングで転写ローラ11と中間転写ベルト7との間に導く。このため、レジストローラ14は、感光体ドラム3や中間転写ベルト7の動作開始時には回転を停止しており、中間転写ベルト7の回転に先立って給紙または搬送された記録紙は、前端をレジストローラ14に当接させた状態で用紙搬送路S1内における移動を停止する。この後、レジストローラ14は、転写ローラ11と中間転写ベルト7とが圧接する位置で、記録紙の前端部と中間転写ベルト7上に形成されたトナー像の前端部とが対向するタイミングで回転を開始する。
次に、現像ユニット2にトナーを供給するトナーカートリッジ40の詳細構成、およびこのトナーカートリッジ40を識別するための画像形成装置1が更に備える構成要素について、図2および図3を用いて説明する。図2は、画像形成装置1の要部を拡大して示す図である。図2では、図面の繁雑さを回避するために画像形成装置1の構成の一部を省略している。また、図3は、画像形成装置1の電気的構成を示すブロック図である。
トナーカートリッジ40は、図2に示すように、画像形成部102の現像ユニット2に着脱自在に装着され、トナーを収容する内部空間を有する容器状部材であり、たとえば、合成樹脂によって形成される。このトナーカートリッジ40は、回転自在に設けられたドッグクラッチ43と、ドッグクラッチ43と連動して回転するように回転自在に設けられ該トナーカートリッジ40内のトナーを撹拌するための撹拌部材42と、外部から該トナーカートリッジ40内のトナー残量を検出するための透明窓45を有する凹部44とを備えて構成されている。なお、透明窓45は、凹部44からトナーカートリッジ40内部へ突出した壁部の壁面を透明体で構成することで実現されている。
そして、トナーカートリッジ40の外壁には、隠蔽または露出して記憶媒体41が取付けられている。記憶媒体41には一般的な記憶媒体を使用できるけれども、本実施形態ではICタグを使用する。記憶媒体41には、トナーカートリッジ40を識別するための識別情報Mが予め記憶される。識別情報Mとしては、トナーカートリッジ40の製品名、製造番号、製造者名、原材料名、内容量、残量、使用期限、累積印刷回数、リサイクル数、製造者連絡先、メンテナンス連絡先、製造日、ドッグクラッチ累積回転時間、ドッグクラッチ累積回転数、トナーエンドフラグなどの情報が挙げられる。
画像形成装置1は、図2に示すように、トナーカートリッジ40の記憶媒体41に記憶される識別情報Mを非接触で読取るための識別情報読取部104、トナーカートリッジ40の装着時にドッグクラッチ43と係合するドッグクラッチ係合部47、および透明窓45からトナーカートリッジ40内部のトナー残量を検出する光学式センサなどの残量センサ48を更に備えている。
残量センサ48は、トナーカートリッジ40の凹部44に嵌挿する検出子49を有しており、トナーカートリッジ40が画像形成部102の現像ユニット2に装着されたときに、検出子49が凹部44から差し込まれて透明窓45に接するトナーを検出することで、トナー残量を検出する。また、識別情報読取部104は、トナーカートリッジ40が画像形成部102の現像ユニット2に装着されたときに、記憶媒体41の識別情報Mを読取ることができる位置まで近接するように配設されている。
なお、本実施形態において、識別情報読取部104は読取手段の一例であり、電磁誘導を用いて非接触で記憶媒体41に記憶された識別情報Mを読取るものであるが、たとえば接触式または非接触式の磁気カード方式など、その他の識別情報Mを読取ることができるものであればこれに限るものではない。ただし、この場合、記憶媒体41もこれに応じた形式であることが必要である。
そして、トナーカートリッジ40は、ユーザーによって画像形成部102の現像ユニット2に装着されて、収容するトナーをトナーカートリッジ40の図示しない開口部から現像ユニット2に対して供給可能な状態になる。このとき、ドッグクラッチ係合部47と、トナーカートリッジ40のドッグクラッチ43とは係合し、残量センサ48の検出子49は、トナーカートリッジ40の凹部44に嵌挿される。
ドッグクラッチ係合部47が、画像形成装置1が備えるモータなどの駆動手段(不図示)によって必要に応じて回転駆動されると、これに対応して前記係合されたトナーカートリッジ40のドッグクラッチ43が回転する。ドッグクラッチ43の回転に従って撹拌部材42が連動して回転し、トナーカートリッジ40内のトナーを撹拌することによってトナーの現像ユニット2への供給を促し、またトナーの固着などが防止される。
残量センサ48は、前記のように検出子49が、トナーカートリッジ40の凹部44に嵌挿されることによって凹部44が有する透明窓45からトナーカートリッジ40内のトナーの残量を検出することが可能となるが、この残量センサ48はトナーカートリッジ40の装着位置の位置決めとして利用してもよいし、装着確認用のセンサとして利用してもよい。
また、画像形成装置1は、図3に示すように、トナーカートリッジ40を識別するための構成要素として、制御部100、画像データ読取部101、画像形成部102、画像メモリ103、識別情報読取部104、記憶部105、比較判定部106、画質劣化通知制御部107、表示部108、操作部109、および通信部110を備える。
制御部100は、画像形成装置1における画像形成動作を統括的に制御する。制御部100は、画像形成装置1に記憶されている各種プログラムを読み出し、実行することにより各処理を実現する。ここで、制御部100は、たとえば演算を行うCPU(Central
Processing Unit)により構成されている。
画像データ読取部101は、記録紙に記録された画像を読み取って、画像データを生成する機能部である。画像データ読取部101は、たとえばスキャナ等から構成されている。画像データ読取部101において生成された画像データは、画像メモリ103に送られ、一時記憶される。
画像形成部102は、前述のように、画像メモリ103に記憶された画像データに基づいて、画像を形成し、記録紙に記録(印刷)するための機能部である。また、画像形成部102は、現像ユニット2に装着されたトナーカートリッジ40に関する情報として、識別情報Mを読み出す。
画像メモリ103は、画像データを一時的に記憶するメモリである。具体的には、画像データ読取部101で生成された画像データが、一度画像メモリ103に記憶される。ここで、印刷を指示されている画像データは画像形成部102に、保存を指示されている画像データは記憶部105にそれぞれ出力される。
識別情報読取部104は、前述したように、トナーカートリッジ40が画像形成部102の現像ユニット2に装着されたときに、トナーカートリッジ40に取付けられている記憶媒体41に記憶される識別情報Mを読取る。
記憶部105は、画像形成部102における動作設定条件を記憶したり、画像メモリ103において一時記憶された画像データを保存したりするための機能部である。記憶部105は、たとえば、半導体メモリ、ハードディスクドライブ、光学式ディスクドライブなどのいずれかの記憶装置により構成されている。また、記憶部105は、画像形成装置1における画像形成動作のための各種データや制御プログラムなども記憶している。制御部100は、記憶部105に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することにより、画像形成動作の制御処理を実行する。また、記憶部105は、情報として比較情報が記憶される比較情報記憶部1051と、画像形成装置1においてトナーカートリッジ40の交換時に実行されるトナーカートリッジ判別処理に関するプログラムが記憶されるトナーカートリッジ判別プログラム記憶部1052とを有する。
記憶部105の比較情報記憶部1051に記憶される比較情報は、識別情報読取部104に読取られた識別情報Mと比較するために記憶されている情報である。この比較情報は、画像形成部102に過去に装着されたトナーカートリッジ40の製品名、製造番号、製造者名、原材料名、内容量、残量、使用期限、累積印刷回数、リサイクル数、製造者連絡先、メンテナンス連絡先、製造日、ドッグクラッチ累積回転時間、ドッグクラッチ累積回転数、トナーエンドフラグなどの情報を含んでいる。
比較判定部106は、識別情報読取部104に読取られた識別情報Mと、記憶部105の比較情報記憶部1051に記憶される比較情報とを比較して、画像形成部102の現像ユニット2に装着されたトナーカートリッジ40が、画像形成装置1の製造者によって性能確認された純正品または推奨品のトナー(以下、「純正品トナー」という)が充填されたトナーカートリッジ40、および、製造者による性能確認がされていない未確認品のトナー(以下、「非純正品トナー」という)が充填されたトナーカートリッジ40のいずれのトナーカートリッジ40であるかを判定する。
本実施形態では、比較判定部106は、識別情報Mおよび比較情報として製品名、製造番号、製造者名および累積印刷回数の情報を用いて、識別情報Mと比較情報とを比較する。そして、比較判定部106は、製品名および製造者名の情報が識別情報Mと比較情報とで異なる場合に、トナーカートリッジ40の本体自体が非純正品であって、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ40であると判定する。比較判定部106は、トナーカートリッジ40の本体自体が純正品の場合さらに、製造番号の情報が識別情報Mと比較情報とで一致する、または、識別情報Mにおける累積印刷回数が比較情報における累積印刷回数以上である場合に、リサイクル処理された純正品のトナーカートリッジ40の本体に、非純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジ40であると判定する。これによって、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ40として、トナーカートリッジ40の本体自体が非純正品であるトナーカートリッジ40、および、トナーカートリッジ40の本体自体は純正品であるが充填されたトナーが非純正品トナーであるトナーカートリッジ40を、区別して判定することができる。
他の実施形態としては、比較判定部106は、識別情報Mおよび比較情報として製品名、製造者名、ドッグクラッチ累積回転数およびトナーエンドフラグの情報を用いて、識別情報Mと比較情報とを比較する。そして、比較判定部106は、製品名および製造者名の情報が識別情報Mと比較情報とで異なる場合に、トナーカートリッジ40の本体自体が非純正品であって、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ40であると判定する。比較判定部106は、トナーカートリッジ40の本体自体が純正品の場合さらに、トナーエンドフラグの情報が識別情報Mと比較情報とで一致する、または、識別情報Mにおけるドッグクラッチ累積回転数が比較情報におけるドッグクラッチ累積回転数以上である場合に、リサイクル処理された純正品のトナーカートリッジ40の本体に、非純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジ40であると判定する。
画質劣化通知制御部107は、比較判定部106による判定結果が、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ40である場合に、画質劣化の度合いが視認可能なテスト用のパターン画像が形成された記録紙を、画像形成部102に印字出力させる。このように構成された画像形成装置1は、画像形成部102に装着されたトナーカートリッジ40が、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ40である場合に、画質劣化の度合いが視認可能なパターン画像が形成された記録紙を印字することによって、非純正品トナーにより形成される画像の画質劣化の状態を、ユーザーに対して事前に通知することができる。したがって、画像形成装置1を操作するユーザーは、画質劣化が発生しないにも関わらずトナーカートリッジ40の使用を中止する、画質劣化が発生するのか分からないまま、不安を抱えてトナーカートリッジ40を継続して使用することがなくなり、ユーザーにとって利便性がよい画像形成装置1となる。
ここで、画質劣化通知制御部107が画像形成部102に印字出力させる記録紙に形成される、画質劣化の度合いが視認可能なテスト用のパターン画像としては、単色ベタ画像(たとえば、50mm×50mmの矩形状の単色ベタ画像)、4色のベタ画像が重ね合わされた重ね合わせベタ画像(たとえば、50mm×50mmの矩形状の重ね合わせベタ画像)、一辺が5〜10mmの正方形の小サイズのベタ画像が格子状に複数連結された格子状ベタ画像、およびハーフトーン画像を挙げることができる。
表示部108は、文字、画像、音声などの情報を表示するディスプレイ、スピーカなどを含む。操作部109は、ユーザーが画像形成装置1に関する各種操作を実行するためのタッチパネルなどを含む。ディスプレイおよびタッチパネルは、たとえば液晶によって形成される。
また、本実施形態において表示部108は、画像形成部102に装着されたトナーカートリッジ40が、純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ40、および非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ40のいずれのトナーカートリッジ40であるかの、比較判定部106による判定結果を表示する。これによって、非純正品トナーの使用による画質劣化の可能性があるか否かを、ユーザーに対して通知することができる。
ここで、表示部108における比較判定部106による判定結果の表示・非表示は、ユーザーが選択できるようにしてもよい。その場合は、操作部109に、表示・非表示を選択するボタンを設ければよい。また、表示部108における比較判定部106による判定結果は、意味を持つかまたは意味を持たない文字表示でもよく、記号表示でもよく、色表示でもよい。
また、本実施形態の画像形成装置1において、画質劣化通知制御部107は、画像形成部102に印字出力させた記録紙に形成されたテスト用のパターン画像と、画質劣化の度合いとを関連付けた、画質劣化の評価方法を示唆する画質劣化評価方法情報を、表示部108に表示させるように構成される。具体的には、画質劣化評価方法情報は、下記表1に示すように、画質劣化評価方法情報A1,A2,A3,A4により構成される。
Figure 2012053361
画質劣化評価方法情報A1は、テスト用パターン画像の種別として「単色ベタ画像」と、画質劣化の度合いとして「欠損発生」とを関連付けた情報である。この画質劣化評価方法情報A1は、たとえば、「テスト用パターン画像の単色ベタ画像に、欠損が発生していませんか?」などの文字情報として、表示部108に表示される。
画質劣化評価方法情報A2は、テスト用パターン画像の種別として「重ね合わせベタ画像」と、画質劣化の度合いとして「オフセット発生」とを関連付けた情報である。この画質劣化評価方法情報A2は、たとえば、「テスト用パターン画像の重ね合わせベタ画像に、オフセットが発生していませんか?」などの文字情報として、表示部108に表示される。
画質劣化評価方法情報A3は、テスト用パターン画像の種別として「格子状ベタ画像」と、画質劣化の度合いとして「トナー飛散発生」とを関連付けた情報である。この画質劣化評価方法情報A3は、たとえば、「テスト用パターン画像の格子状ベタ画像に、トナー飛散が発生していませんか?」などの文字情報として、表示部108に表示される。
画質劣化評価方法情報A4は、テスト用パターン画像の種別として「ハーフトーン画像」と、画質劣化の度合いとして「放電痕、剥離発生」とを関連付けた情報である。この画質劣化評価方法情報A4は、たとえば、「テスト用パターン画像のハーフトーン画像に、放電痕、剥離が発生していませんか?」などの文字情報として、表示部108に表示される。
このように画像形成装置1を構成することによって、印字出力された記録紙に形成されたテスト用のパターン画像に対する画質劣化の評価方法を、ユーザーに対して通知することができる。したがって、画像形成装置1を操作するユーザーは、印字出力された記録紙に形成されたテスト用のパターン画像について、表示部108に表示された画質劣化評価方法情報を参照して、画質劣化の状態を評価することができる。
また、本実施形態の画像形成装置1において、画質劣化通知制御部107は、画質劣化評価方法情報と、画像形成部102における画像形成時の動作設定条件とを関連付けた、画質劣化の改善方法を示唆する画質劣化改善方法情報を、表示部108に表示させるように構成される。具体的には、画質劣化改善方法情報は、下記表2に示すように、画質劣化改善方法情報B1,B2,B3,B4により構成される。
Figure 2012053361
画質劣化改善方法情報B1は、単色ベタ画像における欠損発生の評価方法を示唆する情報である画質劣化評価方法情報A1と、画像形成動作時の動作設定条件として「高転写電圧または高転写電流、かつ高定着温度」とを関連付けた情報である。この画質劣化改善方法情報B1は、たとえば、「テスト用パターン画像の単色ベタ画像に、転写不良や定着不良による欠損が発生している場合、操作部で転写電圧または転写電流を高目、かつ定着温度を高目に設定すれば画質劣化が改善されます。」などの文字情報として、表示部108に表示される。
画質劣化改善方法情報B2は、重ね合わせベタ画像におけるオフセット発生の評価方法を示唆する情報である画質劣化評価方法情報A2と、画像形成動作時の動作設定条件として「高定着温度」とを関連付けた情報である。この画質劣化改善方法情報B2は、たとえば、「テスト用パターン画像の重ね合わせベタ画像に、定着不良によるオフセットが発生している場合、操作部で定着温度を高目に設定すれば画質劣化が改善されます。」などの文字情報として、表示部108に表示される。
画質劣化改善方法情報B3は、格子状ベタ画像におけるトナー飛散発生の評価方法を示唆する情報である画質劣化評価方法情報A3と、画像形成動作時の動作設定条件として「低転写電圧または低転写電流」とを関連付けた情報である。この画質劣化改善方法情報B3は、たとえば、「テスト用パターン画像の格子状ベタ画像にトナー飛散が発生している場合、操作部で転写電圧または転写電流を低目に設定すれば画質劣化が改善されます。」などの文字情報として、表示部108に表示される。
画質劣化改善方法情報B4は、ハーフトーン画像における放電痕、剥離発生の評価方法を示唆する情報である画質劣化評価方法情報A4と、画像形成動作時の動作設定条件として「低転写電圧または低転写電流、かつ高定着温度」とを関連付けた情報である。この画質劣化改善方法情報B4は、たとえば、「テスト用パターン画像のハーフトーン画像に、異常放電による放電痕、定着不良による剥離が発生している場合、操作部で転写電圧または転写電流を低目、かつ定着温度を高目に設定すれば画質劣化が改善されます。」などの文字情報として、表示部108に表示される。
このように画像形成装置1を構成することによって、印字出力された記録紙に形成されたテスト用のパターン画像と関連付けられた画質劣化評価方法に対する、画質劣化の改善方法を、ユーザーに対して通知することができる。したがって、画像形成装置1を操作するユーザーは、画質劣化評価方法情報を参照して評価した画質劣化の状態について、表示部108に表示された画質劣化改善方法情報を参照して、画質劣化を改善するための画像形成時の動作設定条件を確認することができる。そして、ユーザーは、確認した動作設定条件に基づいて画像形成装置1の操作部109を操作すれば、非純正品トナーにより形成される画像の画質向上を図ることができる。
通信部110は、画像形成装置1がネットワークを介してデータを送受信するための通信手段として機能する機能部である。通信部110は、社内LANなどの通信ネットワークに接続可能である。たとえば、ネットワークを介することにより比較情報記憶部1051に記憶される比較情報を更新することが可能となる。
次に、画像形成装置1におけるトナーカットリッジ判別処理について、図4を用いて説明する。図4は、画像形成装置1におけるトナーカートリッジ40の装着時の処理手順を示すフローチャートである。
トナーカートリッジ判別処理は、制御部100が、トナーカートリッジ判別プログラム記憶部1052に記憶されるトナーカートリッジ判別プログラムを読み出して実行することにより、実現されるものである。また、トナーカートリッジ判別処理は、トナーカートリッジ40の交換時に実行されてもよいし、画像形成処理の開始ごとに実行されるものであってもよく、またこれに限られるものではない。ここでは、トナーカートリッジ40の交換時に実行される場合について説明する。
ステップS1では、制御部100は、画像形成装置1本体の前扉の近傍に設置されているセンサによる検出結果に基づいて、前扉の開閉が行われた否かを判断する。前扉の開閉が行われたと判断した場合にはステップS2に進み、前扉の開閉が行われていないと判断した場合にはユーザーによるトナーカートリッジ40の交換作業が行われないと判断して、ステップS10に進む。
ステップS2では、制御部100は、トナーカートリッジ40の現像ユニット2に対する接続位置近傍に設置されている着脱検出センサによる検出結果に基づいて、使用済みのトナーカートリッジ40が脱着され、新たなトナーカートリッジ40が装着されたトナーカートリッジ40の交換作業が行われた否かを判断する。トナーカートリッジ40の交換作業が行われたと判断した場合にはステップS3に進み、トナーカートリッジ40の交換作業が行われていないと判断した場合にはユーザーによるトナーカートリッジ40の交換作業が行われていないと判断して、ステップS10に進む。
ステップS3では、制御部100は、識別情報読取部104が、現像ユニット2に装着されたトナーカートリッジ40の記憶媒体41に記憶される識別情報Mを読取ったか否かを判断する。制御部100は、識別情報読取部104が識別情報Mを読取ったと判断した場合には、その読取られた識別情報Mを比較判定部106に引き渡してステップS4に進む。また、制御部100は、識別情報読取部104が識別情報Mを読取らなかったと判断した場合には、現像ユニット2に装着されたトナーカートリッジ40の本体が非純正品であると判断して、ステップS6に進む。
ステップS4では、比較判定部106は、識別情報Mと、記憶部105に記憶される比較情報とを比較して、現像ユニット2に装着されたトナーカートリッジ40の本体が純正品であるか、非純正品であるかを比較判定する。このステップS4において比較判定部106は、製品名および製造者名の情報が識別情報Mと比較情報とで異なる場合に、トナーカートリッジ40本体自体が非純正品であって、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ40であると判定する。比較判定部106が、現像ユニット2に装着されたトナーカートリッジ40の本体が純正品であると判定した場合にはステップS5に進み、非純正品であると判定した場合にはステップS6に進む。
ステップS5では、比較判定部106は、純正品であると判定されたトナーカートリッジ40の本体に充填されているトナーが純正品であるか、非純正品であるかを比較判定する。このステップS5において比較判定部106は、製造番号の情報が識別情報Mと比較情報とで一致する、または、識別情報Mにおける累積印刷回数が比較情報における累積印刷回数以上である場合に、リサイクル処理された純正品のトナーカートリッジ40本体に、非純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジ40であると判定する。比較判定部106が、トナーカートリッジ40本体に充填されたトナーが純正品であると判定した場合にはステップS10に進み、非純正品であると判定した場合にはステップS6に進む。
ステップS6では、画質劣化通知制御部107は、テスト用のパターン画像を画像形成部102に印字出力させる。これによって、非純正品トナーにより形成される画像の画質劣化の状態を、ユーザーに対して事前に通知することができる。
次にステップS7では、画質劣化通知制御部107は、ステップS4,S5における比較判定部106による比較判定結果を、表示部108に表示させる。これによって、非純正品トナーの使用による画質劣化の可能性があるか否かを、ユーザーに対して通知することができる。
次にステップS8では、画質劣化通知制御部107は、画質劣化評価方法情報を表示部108に表示させる。これによって、印字出力されたテスト用のパターン画像に対する画像劣化の評価方法を、ユーザーに対して通知することができる。
次にステップS9では、画質劣化通知制御部107は、画質劣化改善方法情報を表示部108に表示させる。これによって、印字出力されたテスト用のパターン画像と関連付けられた画質劣化評価方法に対する、画質劣化の改善方法を、ユーザーに対して通知することができる。
そして、ステップS10では、制御部100は、操作部109からユーザーによる印刷指示の入力がされたか否かを判断する。印刷指示が入力されたと判断した場合にはステップS11に進み、印刷指示が入力されていないと判断した場合にはステップS10を繰り返して、印刷指示が入力するまで待機する。ステップS11では、制御部100は、操作部109より入力された印刷指示に基づいて、画像形成部102などによる画像形成動作を統括的に制御して、画像形成処理を実行する。
1 画像形成装置
40 トナーカートリッジ
41 記憶媒体
100 制御部
101 画像データ読取部
102 画像形成部
104 識別情報読取部
105 記憶部
106 比較判定部
107 画質劣化通知制御部
108 表示部
109 操作部

Claims (6)

  1. 画像データを読取る画像データ読取部と、
    前記画像データ読取部に読取られた画像データに応じた画像を、トナーを用いて記録媒体に形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に着脱自在に装着され、前記画像形成部に供給するためのトナーが充填されるトナーカートリッジであって、トナーを識別するために用いる識別情報が予め記憶される記憶媒体を備えるトナーカートリッジと、
    前記記憶媒体に記憶される識別情報を読取る識別情報読取部と、
    前記識別情報読取部に読取られた識別情報と比較するための比較情報を記憶する記憶部と、
    前記識別情報読取部に読取られた識別情報と、前記記憶部に記憶される比較情報とを比較して、前記画像形成部に装着された前記トナーカートリッジが、純正品トナーが充填されたトナーカートリッジ、および非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジのいずれのトナーカートリッジであるかを判定する比較判定部と、
    前記比較判定部による判定結果が、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジである場合に、画質劣化の度合いが視認可能なパターン画像が形成された記録媒体を、前記画像形成部に印字出力させる画質劣化通知制御部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記比較判定部による判定結果を表示する表示部を、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画質劣化通知制御部は、前記パターン画像と、画質劣化の度合いとを関連付けた、画質劣化の評価方法を示唆する画質劣化評価方法情報を、前記表示部に表示させるように構成されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画質劣化通知制御部は、前記画質劣化評価方法情報と、前記画像形成部における画像形成時の動作設定条件とを関連付けた、画質劣化の改善方法を示唆する画質劣化改善方法情報を、前記表示部に表示させるように構成されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記識別情報および前記比較情報が、製品名、製造番号、製造者名および累積印刷回数から選ばれる1または2以上の情報であり、
    前記比較判定部は、
    製品名および製造者名の情報が前記識別情報と前記比較情報とで異なる場合に、トナーカートリッジ本体自体が非純正品であって、非純正品トナーが充填されたトナーカートリッジであると判定し、
    製造番号の情報が前記識別情報と前記比較情報とで一致する、または、前記識別情報における累積印刷回数が前記比較情報における累積印刷回数以上である場合に、リサイクル処理された純正品のトナーカートリッジ本体に、非純正品トナーが再充填されたトナーカートリッジであると判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の画像形成装置を用いて、記録媒体上に画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
JP2010197174A 2010-09-02 2010-09-02 画像形成装置および画像形成方法 Pending JP2012053361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010197174A JP2012053361A (ja) 2010-09-02 2010-09-02 画像形成装置および画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010197174A JP2012053361A (ja) 2010-09-02 2010-09-02 画像形成装置および画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012053361A true JP2012053361A (ja) 2012-03-15

Family

ID=45906711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010197174A Pending JP2012053361A (ja) 2010-09-02 2010-09-02 画像形成装置および画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012053361A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013061578A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2018136413A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2018136414A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2018185470A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2018185468A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019056809A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、及び画像形成方法
US20190265611A1 (en) * 2018-02-23 2019-08-29 Kabushiki Kaisha Toshiba System and method for determining toner cartridge authenticity via toner patterns

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013061578A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2018136413A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2018136414A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2018185470A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2018185468A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019056809A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、及び画像形成方法
US20190265611A1 (en) * 2018-02-23 2019-08-29 Kabushiki Kaisha Toshiba System and method for determining toner cartridge authenticity via toner patterns
US10761454B2 (en) * 2018-02-23 2020-09-01 Kabushiki Kaisha Toshiba System and method for determining toner cartridge authenticity via toner patterns

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012053361A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP5357944B2 (ja) 画像形成装置、方法、システム、及びプリンタドライバ
US20100067935A1 (en) Image forming apparatus having maintenance method setting function
JP6581797B2 (ja) カートリッジ及び画像形成装置
US8606122B2 (en) Image forming apparatus with a fixing unit
JP5433388B2 (ja) コネクタおよびそれを備えたトナーカートリッジ、並びに、画像形成装置
JP2006224411A (ja) 交換部品および画像形成装置
JP5426624B2 (ja) 画像形成装置
JP5488312B2 (ja) 画像形成装置
US9223248B2 (en) Image forming apparatus for image failure prevention
JP4108065B2 (ja) 画像形成装置
JP2009198675A (ja) 画像形成装置
JP6261281B2 (ja) 画像形成装置、消耗品容器交換準備の通知表示方法及びプログラム
JP5802099B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2010204343A (ja) 画像形成装置
JP6171067B2 (ja) 画像形成装置
JP2008058741A (ja) 画像形成装置
JP2003208064A (ja) 画像形成装置、プログラム及びコンピュータシステム
JP4722170B2 (ja) プロセスユニットおよび画像形成装置
JP2007304160A (ja) 消耗品管理システム及び画像形成システム
JP2013097289A (ja) 画像形成装置、方法、システム、及びプリンタドライバ
US10852692B1 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP4731588B2 (ja) 画像形成装置
JP2011164398A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、制御プログラム及び記録媒体
JP6014780B2 (ja) 画像形成装置