JP2003005313A - 立体画像撮影装置 - Google Patents

立体画像撮影装置

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JP2003005313A
JP2003005313A JP2001185179A JP2001185179A JP2003005313A JP 2003005313 A JP2003005313 A JP 2003005313A JP 2001185179 A JP2001185179 A JP 2001185179A JP 2001185179 A JP2001185179 A JP 2001185179A JP 2003005313 A JP2003005313 A JP 2003005313A
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Japan
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optical system
objective
stereoscopic image
variable power
optical
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JP2001185179A
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English (en)
Inventor
Toyoji Hanzawa
豊治 榛澤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影距離を任意に調整でき像の立体感の調整が
可能で、自然な遠近感を再現できる立体画像撮影装置を
提供すること。 【解決手段】視差画像を撮影する立体画像撮影装置であ
り、合焦位置を調整するフォーカス機能を有する対物光
学系(5)と、複数の独立した光学系により、前記対物
光学系(5)の異なる経路から出射された複数の被写体
光束を視差画像としてそれぞれ結像させる結像光学系
(6L、6R)と、を備え、前記結像光学系(6L、6
R)は、前記各光学系の光軸が同一の平面内にありかつ
前記平面内にて前記各光学系のフォーカス位置で交差
し、前記対物光学系(5)の光軸が前記平面内に属す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体画像撮影装置
に関し、特に近接撮影から望遠撮影までのステレオ撮影
が可能な立体画像撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真は、立体的な物体を平面的に変換す
る手法として有効に活用されている。その一方で、立体
的な物体を立体表示する要望もあり、その手法としてス
テレオカメラが製作されている。一般的なステレオカメ
ラでは、撮影対象を2方向から撮影して、それらの画像
を同時にビュアーで覗くという手法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のステレオカメラ
では、撮影対象の物体を左右2方向から撮影する際に、
左右の各画像の位置とフォーカス(焦点)を合わせなけ
ればならない。しかし、任意の距離にフォーカスを合わ
せることができないので、一般的には、特定の距離のみ
に対して左右の光軸のフォーカスを合わせ、それ以外の
距離は、観察者がビュアーで覗いたときに無理に融像す
るという手法がとられていた。また、その融像できる範
囲を撮影範囲として規定している。このようにして作ら
れた立体画像には、遠近感が不自然で立体的に見えなか
ったり、観察者の疲労が増えるなどの問題がある。また
従来のステレオカメラでは、ズーム撮影や超望遠撮影や
接写ができないなどの問題がある。
【0004】これらの問題の対策として、例えば特開2
000−152282号公報では、撮影距離に応じて左
右撮影系のミラーを振って撮影距離に応じた補正をする
方法が開示されている。しかし、この方法は、左右別々
のミラーを連動させて振るため、その連動機構が複雑で
高精度に構成する必要がある。また、特定のレンズに適
用できるだけで、汎用性が低い。また、近接撮影時に立
体感が大きくなり過ぎた場合の補正も困難である。
【0005】本発明の目的は、撮影距離を任意に調整で
き像の立体感の調整が可能で、自然な遠近感を再現でき
る立体画像撮影装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】課題を解決し目的を達成
するために、本発明の立体画像撮影装置は以下の如く構
成されている。
【0007】(1)本発明の立体画像撮影装置は、視差
画像を撮影する立体画像撮影装置であり、合焦位置を調
整するフォーカス機能を有する対物光学系と、複数の独
立した光学系により、前記対物光学系の異なる経路から
出射された複数の被写体光束を視差画像としてそれぞれ
結像させる結像光学系と、を備え、前記結像光学系は、
前記各光学系の光軸が同一の平面内にありかつ前記平面
内にて前記各光学系のフォーカス位置で交差し、前記対
物光学系の光軸が前記平面内に属する。
【0008】(2)本発明の立体画像撮影装置は、視差
画像を撮影する立体画像撮影装置であり、合焦位置を調
整するフォーカス機能を有する対物光学系と、複数の独
立した光学系により、前記対物光学系の異なる経路から
出射された複数の被写体光束を視差画像としてそれぞれ
結像させる結像光学系と、備え、前記結像光学系は、前
記各光学系の光軸が平行をなしかつ同一の平面内にあ
り、前記対物光学系の光軸が前記平面内に属する。
【0009】(3)本発明の立体画像撮影装置は上記
(2)に記載の装置であり、かつ前記複数の被写体光束
はアフォーカル光束である。
【0010】(4)本発明の立体画像撮影装置は上記
(1)乃至(3)のいずれかに記載の装置であり、かつ
前記結像光学系の前記各独立した光学系は各々変倍光学
系を有し、前記各変倍光学系の変倍倍率を同一にする変
倍制御手段を備えている。
【0011】(5)本発明の立体画像撮影装置は上記
(1)乃至(3)のいずれかに記載の装置であり、かつ
前記対物光学系は、変倍光学系を有する。
【0012】(6)本発明の立体画像撮影装置は上記
(1)または(2)に記載の装置であり、かつ前記対物
光学系は、対物用変倍光学系を有し、前記結像光学系の
前記各独立した光学系は各々結像用変倍光学系を有し、
前記対物用変倍光学系の変倍倍率がβo1かつ前記結像用
変倍光学系の変倍倍率がβc1の状態から、前記対物用変
倍光学系の変倍倍率がβo2かつ前記結像用変倍光学系の
変倍倍率がβc2の状態にしたとき、βo1×βc1=βo2×
βc2 の関係を維持するよう、前記対物用変倍光学系及
び前記結像用変倍光学系を制御する制御手段を備えてい
る。
【0013】(7)本発明の立体画像撮影装置は上記
(3)に記載の装置であり、かつ前記対物光学系は、対
物用変倍光学系を有し、前記結像光学系の前記各独立し
た光学系は各々が連動する結像用変倍光学系を有し、前
記対物用変倍光学系のアフォーカル倍率がβoa1かつ前
記各結像用変倍光学系の焦点距離がfclの状態から、前
記対物用変倍光学系のアフォーカル倍率がβoa2かつ前
記各結像用変倍光学系の焦点距離がfc2の状態にしたと
き、βoa1×fc1=βoa2×fc2 の関係を維持するよ
う、前記対物用変倍光学系及び前記結像用変倍光学系を
制御する制御手段を備えている。
【0014】(8)本発明の立体画像撮影装置は上記
(3)に記載の装置であり、かつ前記結像光学系の焦点
距離が有限の場合、前記対物光学系の焦点距離f0と前
記結像光学系の焦点距離fcとが、fc/f0=cons
t となるよう制御する制御手段を備えている。
【0015】(9)本発明の立体画像撮影装置は上記
(1)または(2)に記載の装置であり、かつ前記対物
光学系が、当該立体画像撮影装置に対して着脱可能であ
る。
【0016】(10)本発明の立体画像撮影装置は上記
(1)または(2)に記載の装置であり、かつ前記結像
光学系の前記独立した光学系毎に、結像された被写体像
を画像信号に変換する電子的な撮像手段を備えている。
【0017】上記手段を講じた結果、それぞれ以下のよ
うな作用を奏する。
【0018】(1)本発明の立体画像撮影装置によれ
ば、フォーカス調整を共通の対物光学系で行なえるた
め、結像光学系で調整するのに比べて容易であり、さら
に対物光学系と結像光学系の両光軸が同一平面にあるよ
うにしたので、自然な遠近感のある立体画像を撮影でき
る。
【0019】(2)本発明の立体画像撮影装置によれ
ば、フォーカス調整を共通の対物光学系で行なえるた
め、結像光学系で調整するのに比べて容易であり、さら
に対物光学系と結像光学系の両光軸が同一平面にあるよ
うにしたので、自然な遠近感のある立体画像を撮影でき
る。さらに各光軸を平行にしたため、装置の小型化が図
られる。
【0020】(3)本発明の立体画像撮影装置によれ
ば、焦点距離や立体感に関係する光軸間隔の変更がしや
すくなる。
【0021】(4)本発明の立体画像撮影装置によれ
ば、同時に撮影した複数の像の差が発生せず、見やすい
立体画像を得られる。
【0022】(5)本発明の立体画像撮影装置によれ
ば、像を拡大、縮小した際に、撮影物体の特異な立体感
が得られる。
【0023】(6)本発明の立体画像撮影装置によれ
ば、撮影物体の像の大きさを変えずに立体感を変化させ
ることができる。
【0024】(7)本発明の立体画像撮影装置によれ
ば、撮影画像の倍率と焦点距離との関係を保つことがで
きる。
【0025】(8)本発明の立体画像撮影装置によれ
ば、対物光学系の焦点距離と結像光学系の焦点距離との
関係を一定に保つことができる。
【0026】(9)本発明の立体画像撮影装置によれ
ば、撮影装置のシステム化が図られる。
【0027】(10)本発明の立体画像撮影装置によれ
ば、各被写体像を個別に撮像し記憶することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0029】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る立体画像撮影装置(ステレオカメ
ラ)の撮影系の構成を示す図である。図1の撮影系で
は、2台のカメラ1L、1Rが、それらのフォーカスと
像の中心が点2で一致するように設置されている。これ
ら2台のカメラ1L、1Rと点2との間に、2台のカメ
ラ1L、1Rへ光束を通す凹レンズ3が設置されてい
る。この凹レンズ3の光軸Sは、カメラ1Lとカメラ1
Rの光軸の二等分線に一致する。
【0030】凹レンズ3は光軸S方向に動き、最もカメ
ラ1L、1R側で、カメラ1L、1R側から見た焦点と
点2とを一致させる。この状態で、左右のカメラ1L、
1Rの光軸が平行になり、フォーカスも無限遠で合う。
この状態から、凹レンズ3を撮影対象の物体側(図中左
方向)に近づけると、フォーカス位置4が像の中心を変
えずに物体側へ近づく。これにより、フォーカスを合わ
せるごとに左右のカメラ1L、1Rの調節をする必要が
なく、凹レンズ3の光軸方向への移動のみの簡単な操作
で、複数のカメラ1L、1Rの焦点が合わせられる。
【0031】ここで、2台のカメラ1L、1Rの撮影画
像は、鑑賞時に画質差、撮影時間の差、像の大きさの差
を感じさせないことが必要である。できれば、被写界深
度、着色や明るさの差も小さいほうが良い。このことか
ら、2台のカメラ1L、1Rの光学系は、画像処理を含
めて上記の条件を満たせばよい。さらに、後の処理をよ
り少なく簡単にするには、2台のカメラ1L、1Rの光
学系は、同一のものを使うのがよい。
【0032】このステレオカメラを小型化するには、凹
レンズ3の直径を小さくすることが有効である。そのた
めには、点2をカメラ1L、1Rの方向にできるだけ近
づけ、凹レンズ3の焦点距離をできるだけ小さくするの
がよい。この場合、凹レンズ3の色収差の補正が困難に
なるので、接合レンズにするのがよい。また、左右カメ
ラ1L、1Rの撮影レンズの画角が広い場合、光軸外の
コマ収差の補正が困難になる。この場合、凹レンズ3を
2群構成にするとよい。また、凹レンズ3の外側を通る
光束を実用上差し支えのない程度遮って、レンズの実質
的な直径を小さくすることも有効である。
【0033】図2は、図1に示した撮影系の変形例を示
す図である。図2において図1と同一な部分には同符号
を付してある。図2の撮影系では、2台のカメラ1L、
1Rと点2との間に、2台のカメラ1L、1Rへ光束を
通す凹レンズ3f,3bからなるズームレンズ3’が設
置されている。これら凹レンズ3f,3bの光軸Sは、
カメラ1Lとカメラ1Rの光軸の二等分線に一致する。
【0034】凹レンズ3f,3bは光軸S方向に動き、
凹レンズ3f,3bの間隔を変えることにより変倍する
ズームレンズをなしている。フォーカス位置を変えると
きは、凹レンズ3fのみを動かす。
【0035】このように、図1に示した凹レンズ3の部
分をズームレンズ3’にすることにより、立体感が変化
するよう像の拡大や縮小を行なうことができる。さら
に、2台のカメラ1L、1Rが同一のズームレンズを備
え、同一の焦点距離になるように連動するならば、ズー
ムレンズ3’の倍率がβo1かつカメラ1L、1Rの各ズ
ームレンズの倍率がβc1の状態から、ズームレンズ3’
の倍率がβo2かつカメラ1L、1Rの各ズームレンズの
倍率がβc2の状態にしたとき、 βo1×βc1=βo2×βc2 の関係を維持して変倍するようにする。この関係を維持
することにより、像の大きさを変えることなく立体感を
変化させることができる。
【0036】このように、左右のカメラ1L、1Rが備
える同一のズームレンズを連動できるなら、ズーム撮影
も可能であるが、連動しない場合は、左右の倍率の差を
少なくするために、各ズームレンズの両端側(最高倍率
または最低倍率)を使うとよい。
【0037】(第2の実施の形態)図3は、本発明の第
2の実施の形態に係る立体画像撮影装置(ステレオカメ
ラ)の撮影系の構成を示す図である。図3の撮影系は、
対物部Aとカメラ本体部Bからなる。対物部Aは、被写
体である物点からの光束をアフォーカル光束にするアフ
ォーカル光射出光学系5を備えている。カメラ本体部B
は、各光軸が平行をなしフォーカス位置が無限遠の二つ
の結像光学系6L、6Rと、結像光学系6L、6Rの各
結像点に配置された撮像素子7L、7Rを備えている。
【0038】アフォーカル光射出光学系5の光軸S1
は、結像光学系6L、6Rの光軸SL、SRを含む平面
内にある。また、結像光学系6L、6Rは、各光軸が平
行をなし、それぞれアフォーカル光束を撮像素子7L、
7Rに結像させる。以後、このアフォーカル光射出光学
系5の部分をアフォーカル光学系部、結像光学系6L、
6Rの部分全体を結像部と呼ぶ。
【0039】アフォーカル光射出光学系5は、光軸方向
への移動によりフォーカス位置を変えるフォーカスレン
ズ8を有している。このフォーカスレンズ8の移動によ
り、結像光学系6L、6R側の光束がアフォーカルにな
る被写体側の距離が変えられる。
【0040】また、このアフォーカル光射出光学系5が
ズーム系になっている場合、ズーミングにより像の立体
感も変化する。この場合、拡大すると被写体に近づいて
いくように立体感が変化する。このズーム系は、ズーミ
ングにより被写体像の位置を変えずに、アフォーカル光
束を結像光学系6L、6Rへ射出し、光軸外の光束の射
出角が倍率に比例して大きくなる光学系である。なお、
アフォーカル光射出光学系5の焦点距離が有限の場合、
アフォーカル光射出光学系5の焦点距離f0と結像光学
系6L、6Rの焦点距離fcとが、 fc/f0=const となるよう制御される。
【0041】なお、図3では、ズーム系の移動を示すの
に実線の矢印を用い、フォーカス系の移動を示すのに破
線の矢印を用いている。また、フォーカシングのために
複数のレンズを動かし、これによる変倍を利用してフォ
ーカス範囲を広げることも可能である。
【0042】結像光学系6L、6Rは、それぞれ開口絞
り9L、9Rを設置している。立体画像を得るために
は、結像光学系6L、6Rの焦点距離の差が小さくなけ
ればならない。結像光学系6L、6Rのレンズ系がズー
ムレンズ10L、10Rからなる場合、それらを焦点距
離が同一になるように連動させる。撮像素子7L、7R
は、光軸位置、フォーカス、像の向き(撮像素子7L、
7Rで撮影された像の回転の差)が小さくなるように調
整する。また、二つの画像の明るさや着色の差も小さく
する。
【0043】以上のような撮影系をより小型化するため
には、次のように構成する。まず、レンズ系全体を小さ
くするために、撮像素子7L、7Rを小さくする。特に
撮像範囲が狭いが、画素数が多いCCDなどの電気撮像
素子が有効である。撮像素子7L、7Rを小さくした場
合、被写界深度が深くなり、両眼視差の画像からなる立
体画像の場合、ボケによる違和感が少なくなる。
【0044】また、結像光学系6L、6Rの光軸間の中
線にアフォーカル光射出光学系5の光軸を一致させる。
これにより、結像光学系6L、6Rの各光束がアフォー
カル光射出光学系5の光軸に対して対称をなし、結像光
学系6L、6Rの有効径を小さくできる。また、結像光
学系6L、6Rがアフォーカル光射出光学系5の光軸か
ら離れる割合が小さいので、光学系の収差補正がし易く
なり、レンズ枚数も減らすことができる。
【0045】また、結像光学系6L、6Rの開口絞り9
L、9Rをできるだけアフォーカル光射出光学系5側に
設置することで、アフォーカル光射出光学系5内の光束
を狭くすることができ、アフォーカル光射出光学系5の
レンズ系を小さくできる。
【0046】図4は、本第2の実施の形態に係る立体画
像撮影装置をなす電子カメラの構成を示すブロック図で
ある。図4の電子カメラは図3の撮影系を備えており、
図4において図3と同一な部分には同符号を付してあ
る。
【0047】図4に示すように、バス120には、メイ
ンCPU140、撮像回路151,152、AE処理部
121、AF処理部122、画像処理回路123、不揮
発性メモリ124、内蔵メモリ125、圧縮伸長部12
6、着脱メモリ127、LCDドライバ131が接続さ
れている。メインCPU140には、入力部141、ス
ピーカ142、フォーカス制御部161、ズーム制御部
162、163が接続されている。
【0048】フォーカス制御部161にはフォーカスレ
ンズ8を駆動するモータ(ステップモータ)171が、
ズーム制御部162にはズームレンズ81を駆動するモ
ータ(ステップモータ)172が、ズーム制御部163
にはズームレンズ10L、10Rをそれぞれ駆動するモ
ータ(ステップモータ)173、174が接続されてい
る。撮像回路151、152には、それぞれCCDから
なる撮像素子7L、7Rが、LCDドライバ131には
LCD表示部132が接続されている。
【0049】図4において、アフォーカル光射出光学系
5を介し結像光学系6L、6Rを通過した被写体の各光
学像は、それぞれ撮像素子7L、7Rで電気信号に変換
され、これら電気信号は、それぞれ撮像回路151、1
52でアナログ画像信号に変換された後にA/D変換さ
れる。それらデジタル画像信号(以下、「画像情報」と
も称する)は、一旦、揮発性の内蔵メモリ125に記憶
される。この内蔵メモリ125は、高速な、例えばSD
RAM(Synchronous Dynamic R
andom Access Memory)からなり、
画像一時記憶メモリ、画像処理用のワークエリアとして
も使用される。
【0050】画像処理回路123は、内蔵メモリ125
に一時記憶された画像情報の色情報の変換処理、画素数
変換などの処理を行なう。そして、画像処理回路123
でさまざまな画像処理を受けた画像情報は、圧縮伸長部
126で例えばJPEG圧縮されて、スマートメディア
等の着脱メモリ127に記録される。また、撮影画像を
表示する場合には、画像処理後の画像情報は、LCDド
ライバ131を介して、画像表示用のLCD132に表
示される。
【0051】着脱メモリ127に記録された画像を表示
する場合には、着脱メモリ127から読み出された画像
情報は圧縮伸長部126で伸長されて、画像処理回路1
23で所定の画像処理がなされる。その後、撮影の時と
同様に、画像表示用のLCD132に画像が表示され
る。
【0052】メインCPU140は、フラッシュメモリ
等の不揮発性メモリ124から電子カメラの基本制御プ
ログラムを読み出して、電子カメラ全体の制御を行な
う。メインCPU140は、入力部141からの入力を
受け付けて、その入力に応じた制御を行なう。入力部1
41は、図示しないレリーズボタン(シャッターボタ
ン)等を有している。また、メインCPU140は、警
告等の音声をスピーカ142から発生させる。さらにメ
インCPU140は、図示しない電源部を制御して電子
カメラ全体の電源管理も行なう。
【0053】メインCPU140は、フォーカス制御部
161とモータ171を介してフォーカスレンズ8を駆
動制御し、ズーム制御部162とモータ172を介して
ズームレンズ81を駆動制御し、ズーム制御部163と
モータ173、174を介してそれぞれズームレンズ1
0L、10Rを駆動制御するとともに、撮像回路15
1、152に対して素子シャッター制御を行なう。
【0054】メインCPU140は、ズームレンズ8
1、10L、10Rの倍率を、各モータ172、17
3、174の駆動時のステップ数から算出する(オープ
ンループ)。メインCPU140は、結像光学系6L、
6Rの各ズームレンズ10L、10Rのズーム比を一定
にするために、撮影者による入力部141からのズーム
指示に対応して、ズーム制御部163を介して各モータ
173、174に同じステップ数を与える。
【0055】またメインCPU140は、アフォーカル
光射出光学系5(対物部)と結像光学系6L、6R(結
像部)のズーム比を所定率に維持するために、撮影者に
よる入力部141からのズーム指示に対応して、後述す
る式に応じた各光学系のズーム倍率を算出し、その倍率
に応じたステップ数をズーム制御部162、163を介
して各モータ171、173、174に与えて制御す
る。
【0056】以上のように本第2の実施の形態によれ
ば、結像光学系を平行に配置するので、第1の実施の形
態に比べて撮影系全体を小型化できる。
【0057】(第3の実施の形態)第1,2の実施の形
態は、両眼視差のある画像を主にビュアーなどを使って
観察する立体写真(以後、ビュアー型立体写真と呼ぶ)
のステレオカメラであった。これに対して本第3の実施
の形態は、観察方向を変えると方向により見える画像が
変わるレンチキュラー式の立体写真(以後、レンチキュ
ラー型立体写真と呼ぶ)に応用できるステレオカメラで
ある。このレンチキュラー式に対応するカメラは、撮影
系の各光軸が同一平面内にあり、同一点で交わるように
調整されている必要がある。
【0058】図5は、本発明の第3の実施の形態に係る
立体画像撮影装置(ステレオカメラ)の撮影系の構成を
示す図である。図5において図3と同一な部分には同符
号を付してある。図5の撮影系は、図3と同様に対物部
A’とカメラ本体部Cからなる。対物部A’は、アフォ
ーカル光射出光学系5’を備えている。カメラ本体部C
は、各光軸が平行をなしフォーカス位置が無限遠の三つ
の結像光学系12L、12M、12Rと、結像光学系1
2L、12M、12Rの各結像点に配置された撮像素子
13L、13M、13Rを備えている。
【0059】アフォーカル光射出光学系5’の光軸S1
と結像光学系12L、12M、12Rの光軸SL、S
M、SRは同一平面内にある。また、結像光学系12
L、12M、12Rは、各光軸が平行をなし、それぞれ
アフォーカル光束を撮像素子13L、13M、13Rに
結像させる。以後、このアフォーカル光射出光学系5’
の部分をアフォーカル光学系部、結像光学系12L、1
2M、12Rの部分全体を結像部と呼ぶ。
【0060】図5のアフォーカル光射出光学系5’と図
3のアフォーカル光射出光学系5は同じ構成をなしてい
る。また、結像光学系12L、12M、12Rも、結像
光学系6L、6Rと同じ構成をなしている。結像光学系
12L、12M、12Rがズーム光学系である場合、各
結像光学系12L、12M、12Rはズーミング時に同
一の焦点距離になるよう連動する。なお、図5に示した
撮影系は、図4の如き電子カメラに適用することができ
る。
【0061】以上のような撮影系を小型化するために
は、撮像素子13L、13M、13Rを小さくするのが
有効である。また、三つの結像光学系12L、12M、
12Rのうち、外側にある結像光学系12L、12Rの
光軸間の中線にアフォーカル光射出光学系5の光軸を一
致させると、アフォーカル光射出光学系5の光束が狭く
なり小型化に貢献できる。これは、結像光学系が四つ以
上の場合でも有効である。
【0062】また、被写体側から見て左から順に並置さ
れている結像光学系12L、12M、12Rにおいて、
結像光学系12Lと結像光学系12Mの各光軸の間隔
と、結像光学系12Mと結像光学系12Rの各光軸の間
隔とを等しくすると良い。これにより、レンチキュラー
型立体写真を作成し観察する場合、像の切り替わるとき
に偏りがなく自然に観察しやすい。さらに、結像光学系
12Mとアフォーカル光射出光学系5’の各光軸を一致
させると、小型化しやすい。
【0063】なお、レンチキュラ一式のステレオカメラ
は、視差画像数を増やすことによりより自然な立体画像
になる。これに対応するには、結像光学系の数を増や
し、各結像光学系の光軸が平行をなし同一平面内にある
ように配置する。特に結像光学系の光軸の間隔を等間隔
にすると、観察時の画像が自然な像に近づく。
【0064】また、図3と図5のアフォーカル光射出光
学系と結像光学系とを切り離し、それぞれが他の光学系
やカメラ本体と接続、着脱できるようにすると、ステレ
オカメラのシステム化が実現できる。また、図3と図5
のアフォーカル光射出光学系5、5’を同一のレンズ系
とし、そのレンズ系に図3の結像光学系6L、6Rと図
5の結像光学系12L、12M、12Rとを選択的に取
り付けられるようにすると、ビュアー型立体写真とレン
チキュラー型立体写真を同一条件で撮影できる。
【0065】また、レンチキュラー型立体写真を撮影す
る場合に、アフォーカル光射出光学系に取り付ける結像
光学系の数を変えることで、視差の違う画像の数が例え
ば3画像と4画像となるように、撮影画像数の異なる立
体写真を構成できる。この場合、一つの立体画像に対す
る撮影画像数が多いほど、撮像素子(CCD)に小さい
ものを使うことになる。
【0066】また、アフォーカル光射出光学系も、必要
に応じてズーム機能無しでフォーカス機能のみのもの、
ズーム倍率の異なるもの、特に接写に有効なものなどに
付け替えると、ユーザーニーズに合ったステレオカメラ
を構成できる。さらに、結像光学系は、アフォーカル光
射出光学系に比べてレンズの直径を小さくできるので、
高倍率のズーム機能を構成することも可能である。ま
た、様々な焦点距離のレンズ系からなる結像光学系を揃
えることで、広角から超望遠までのステレオ撮影が可能
になる。また、撮影された複数の画像のうち2画像を選
択すれば、ビュアー型立体写真が得られる。また、アフ
ォーカル光射出光学系5、5’における各レンズの光束
が通らない部分を削り矩形にすると、小型化に貢献でき
る。
【0067】上記第2,3の実施の形態のステレオカメ
ラは、電子的な撮像素子を用いているので、眼鏡タイプ
の電子画像表示装置に撮影画像を表示して、撮影後すぐ
に立体感などを確認できる。
【0068】上記各実施の形態では、対物部と結像部の
光軸がすべて同一平面内にある。これにより、画像同士
の対称性を保ち、歪曲の発生を防止できる。同一平面内
にない場合、画像中の平面が複雑な曲面に見え、立体感
が損なわれることとなる。これらの不具合は、回転対称
のレンズでは補正できない。なお、各光軸が平行であっ
たり同一平面内にある条件は、完全に正確でなくてもよ
く、観察者が立体画像を見て疲れない範囲でずれていて
も差し支えない。
【0069】以上のように、各実施の形態に示したステ
レオ撮影装置の撮影系は、撮影対象の物体側から見て、
対物部と結像部からなる。対物部は、一つの光軸からな
り、物体にフォーカスを合わせる。結像部は、複数の同
一仕様の光学系からなり、各光学系の光軸が同一平面内
にあり、各光軸が同一点で交わりその交点が各光学系の
物体面上にある。そして、結像部の光軸を含む面上に対
物部の光軸がある。結像部における同一仕様の光学系と
は、撮影画角と物体面までの距離が一致し、鑑賞時に各
画像に差を感じさせない撮影を行なえる光学系のことで
ある。
【0070】各実施の形態では、対物部の全体または一
部を動かすことによりフォーカスを合わせる。対物部の
光学系を動かしてフォーカスを合わせると、結像部のい
ずれかの光学系に連動して、他の光学系の像の中心とフ
ォーカス位置が移動する。
【0071】特に、結像部の各光学系の光軸を平行にし
て、物体面を無限遠にすると、対物部と結像部の間がア
フォーカル光束になり、焦点距離や立体感に関係する光
軸間隔の変更がしやすいので、システム化しやすくな
る。この場合、結像部の光学系の光軸は無限遠で交わる
と考え、フォーカスも無限遠で合わせる。また、対物部
は、無限遠に焦点を合わせるとアフォーカル光学系にな
り、この状態から、光学系の一部を動かすことにより、
近距離にフォーカスを合わせる。
【0072】さらに、第2,3の実施の形態では、結像
部の各光学系に同一のズーム光学系を配置して、各光学
系の焦点距離が同一になるようにする。この場合、フォ
ーカス機能が対物部にあるので、構成が簡単で、左右の
像の差が発生せず見やすいステレオ画像を得られるズー
ム機能付きステレオカメラとなる。
【0073】また、対物部にズーム光学系を設けること
も考えられる。この構成でズーミングをして撮影された
ステレオ画像は、倍率を上げると撮影対象の物体に近づ
いて観察したように見え、倍率を下げると遠ざかって観
察したような立体感になる。対物部でズーミングをする
場合、拡大すると観察位置が変わらずに撮影物体が大き
くなったような立体感が得られ、縮小すると撮影物体が
縮んだような立体感が得られる。
【0074】さらに、対物部と結像部にそれぞれズーム
光学系を組み込んだ場合、撮影物体のステレオ観察像の
大きさを変えずに立体感を変化させることができる。こ
の場合、対物部の倍率がβo1かつ結像部の倍率がβc1の
状態から、対物部の倍率がβo2かつ結像部の倍率がβc2
の状態にしたとき、 βo1×βc1=βo2×βc2 (1) の関係を維持して変倍するようにする。
【0075】この対物部の倍率と結像部の倍率の比率を
入力部141から選択的に入力することもできる。例え
ば、メインCPU140に、総合倍率4倍に対して
「1:4」「2:2」「4:1」といった比率をテーブ
ル状に記憶し、いずれかの比率を選択できるようにす
る。
【0076】但し、対物部がアフォーカル光学系で、結
像部の各光学系の光軸が平行をなす場合、対物部のアフ
ォーカル倍率がβoa1かつ結像部の各光学系の焦点距離
がfclの状態から、対物部のアフォーカル倍率がβoa2
かつ結像部の各光学系の焦点距離がfc2の状態にしたと
き、 βoa1×fc1=βoa2×fc2 (2) の関係を維持して変倍するようにする。
【0077】なお、本発明は上記各実施の形態のみに限
定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施で
きる。本発明は、銀塩カメラ、静止画電子カメラ、ビデ
オカメラなどに適用可能である。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、撮影距離を任意に調整
でき、特に近距離撮影の場合などに像の立体感の調整が
可能で、自然な遠近感を再現できる立体画像撮影装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る立体画像撮影
装置の撮影系の構成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る立体画像撮影
装置の撮影系の変形例を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る立体画像撮影
装置の撮影系の構成を示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る立体画像撮影
装置をなす電子カメラの構成を示すブロック図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る立体画像撮影
装置の撮影系の構成を示す図。
【符号の説明】
1L、1R…カメラ 3、3f、3b…凹レンズ 4…フォーカス位置 A、A’…対物部 B、C…カメラ本体部 5、5’…アフォーカル光射出光学系 6L、6R…結像光学系 7L、7R…撮像素子 8…フォーカスレンズ 81…ズームレンズ 9L、9R…開口絞り 10L、10R…ズームレンズ 11L、11M、11R…開口絞り 12L、12M、12R…結像光学系 13L、13M、13R…撮像素子 120…バス 121…AE処理部 122…AF処理部 123…画像処理回路 124…不揮発性メモリ 125…内蔵メモリ 126…圧縮伸長部 127…着脱メモリ 131…LCDドライバ 132…LCD表示部 140…メインCPU 141…入力部 142…スピーカ 151、152…撮像回路 161…フォーカス制御部 162、163…ズーム制御部 171〜174…モータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】視差画像を撮影する立体画像撮影装置であ
    り、 合焦位置を調整するフォーカス機能を有する対物光学系
    と、 複数の独立した光学系により、前記対物光学系の異なる
    経路から出射された複数の被写体光束を視差画像として
    それぞれ結像させる結像光学系と、を備え、 前記結像光学系は、前記各光学系の光軸が同一の平面内
    にありかつ前記平面内にて前記各光学系のフォーカス位
    置で交差し、 前記対物光学系の光軸が前記平面内に属することを特徴
    とする立体画像撮影装置。
  2. 【請求項2】視差画像を撮影する立体画像撮影装置であ
    り、 合焦位置を調整するフォーカス機能を有する対物光学系
    と、 複数の独立した光学系により、前記対物光学系の異なる
    経路から出射された複数の被写体光束を視差画像として
    それぞれ結像させる結像光学系と、備え、 前記結像光学系は、前記各光学系の光軸が平行をなしか
    つ同一の平面内にあり、 前記対物光学系の光軸が前記平面内に属することを特徴
    とする立体画像撮影装置。
  3. 【請求項3】前記複数の被写体光束はアフォーカル光束
    であることを特徴とする請求項2に記載の立体画像撮影
    装置。
  4. 【請求項4】前記結像光学系の前記各独立した光学系は
    各々変倍光学系を有し、 前記各変倍光学系の変倍倍率を同一にする変倍制御手段
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の立体画像撮影装置。
  5. 【請求項5】前記対物光学系は、変倍光学系を有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の立体
    画像撮影装置。
  6. 【請求項6】前記対物光学系は、対物用変倍光学系を有
    し、 前記結像光学系の前記各独立した光学系は各々結像用変
    倍光学系を有し、 前記対物用変倍光学系の変倍倍率がβo1かつ前記結像用
    変倍光学系の変倍倍率がβc1の状態から、前記対物用変
    倍光学系の変倍倍率がβo2かつ前記結像用変倍光学系の
    変倍倍率がβc2の状態にしたとき、 βo1×βc1=βo2×βc2 の関係を維持するよう、前記対物用変倍光学系及び前記
    結像用変倍光学系を制御する制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項1または2に記載の立体画像撮影装置。
  7. 【請求項7】前記対物光学系は、対物用変倍光学系を有
    し、 前記結像光学系の前記各独立した光学系は各々が連動す
    る結像用変倍光学系を有し、 前記対物用変倍光学系のアフォーカル倍率がβoa1かつ
    前記各結像用変倍光学系の焦点距離がfclの状態から、
    前記対物用変倍光学系のアフォーカル倍率がβoa2かつ
    前記各結像用変倍光学系の焦点距離がfc2の状態にした
    とき、 βoa1×fc1=βoa2×fc2 の関係を維持するよう、前記対物用変倍光学系及び前記
    結像用変倍光学系を制御する制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項3に記載の立体画像撮影装置。
  8. 【請求項8】前記結像光学系の焦点距離が有限の場合、
    前記対物光学系の焦点距離f0と前記結像光学系の焦点
    距離fcとが、 fc/f0=const となるよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする
    請求項3に記載の立体画像撮影装置。
  9. 【請求項9】前記対物光学系が、当該立体画像撮影装置
    に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の立体画像撮影装置。
  10. 【請求項10】前記結像光学系の前記独立した光学系毎
    に、結像された被写体像を画像信号に変換する電子的な
    撮像手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に
    記載の立体画像撮影装置。
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