JP2000036968A - 複眼撮像装置及び複眼撮像方法 - Google Patents

複眼撮像装置及び複眼撮像方法

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JP2000036968A
JP2000036968A JP10205082A JP20508298A JP2000036968A JP 2000036968 A JP2000036968 A JP 2000036968A JP 10205082 A JP10205082 A JP 10205082A JP 20508298 A JP20508298 A JP 20508298A JP 2000036968 A JP2000036968 A JP 2000036968A
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image
imaging
optical axis
unit
imaging systems
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JP10205082A
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English (en)
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Katsuhiko Mori
克彦 森
Katsumi Iijima
克己 飯島
Takeo Sakimura
岳生 崎村
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の撮像系によって撮像された画像を合成
して、立体視画像とパノラマ画像を出力可能な複眼撮像
装置において、撮像画像のモード切り替え時における画
像表示を改善することにある。 【解決手段】 複数の撮像系それぞれの光軸の方向を変
化させて立体画像、パノラマ画像を合成可能な複眼撮像
装置において、前記立体画像を撮像するモードと、前記
パノラマ画像を合成するモードとの切り替えを行うべ
く、前記各撮像系の光軸の方向を切り替えている間は、
表示手段に予めメモリに記憶されているパターンあるい
は単眼撮像画像を表示するようにした複眼撮像装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像系を複数有す
る複眼撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで結像光学系と撮像素子から成る
撮像系を複数有し、立体映像を撮影可能な複眼カメラが
あった。また近年、特開平7−67020号公報で開示
されているようなワイドパノラマ画像生成あるいは高精
細画像生成の目的で、結像光学系と撮像素子から成る撮
像系を複数有し、それぞれの撮像素子で得られた画像信
号を用いて1つの合成画像を生成する複眼撮像装置が提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例で示したパノラマ画像と立体視画像との両方を1つ
の撮像装置で撮影できるものは提案されていなかった。
また、パノラマ画像撮影時から立体視画像撮影時に切り
替える時に表示手段に表示する画像に関する記述もなか
った。
【0004】本願の課題は、1つの撮像装置でパノラマ
画像と立体視画像を撮像出来る撮像装置を提供すると共
に、パノラマ画像撮影時から立体視画像撮影時に切り替
える時にも、その撮像装置の表示手段に良好な画像を表
示するようにした複眼カメラを提供することにある。
【0005】また本願の他の課題は、動画を記録してい
る際に、撮影者の意図に沿わない画像の記録を省く事で
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明における請求項1に記載の発明によれば、
複数の撮像系と、前記各撮像系をその光軸の方向を可変
に支持する支持手段と、前記各撮像系の光軸の方向を変
化させている状態と、変化させていない状態を示す制御
信号を出力する信号出力手段とを備えた複眼撮像装置を
特徴とする。
【0007】また本願における請求項2に記載の発明に
よれば、請求項1の発明において、前記信号出力手段よ
り出力された制御信号と前記撮像系によって撮像された
画像を表示する表示手段と、前記信号処理手段からの制
御信号を用いて前記表示手段に表示する画像を切り替え
る制御手段とを備えた複眼撮像装置を特徴とする。
【0008】また本願における請求項3に記載の発明に
よれば、請求項2の発明において、前記複数の撮像系そ
れぞれにおいて撮像された画像情報を合成して立体視画
像またはパノラマ画像を生成可能な画像合成手段と、前
記表示手段に表示する画像を選択する選択手段とを備
え、前記制御手段は、前記選択手段によって選択された
結果に基づいて前記指示手段を制御し、前記信号出力手
段より出力される制御信号に基づいて、前記画像合成手
段によって生成され前記表示手段に表示する画像を選択
するようにした複眼撮像装置を特徴とする。
【0009】また本願における請求項4に記載の発明に
よれば、請求項3の発明において、画像情報を記憶する
画像メモリを備え、前記制御手段は前記信号出力手段か
らの信号が前記各撮像系の光軸の方向を変化させている
ことを示す場合は前記画像メモリに記憶されている画像
を選択するようにした複眼撮像装置を特徴とする。
【0010】また本願における請求項5に記載の発明に
よれば、請求項3の発明において、前記選択手段は、前
記立体視画像とパノラマ画像の他に、前記複数の撮像系
のうちの1つに相当する単眼撮像画像を選択し、前記表
示手段に表示し得るようにした複眼撮像装置を特徴とす
る。
【0011】また本願における請求項6に記載の発明に
よれば、請求項5の発明において、前記複数の撮像系
は、左右の撮像系からなり、前記制御手段は、前記信号
出力手段からの信号が前記各撮像系の光軸の方向を変化
させていることを示す場合は、前記左右の撮像系の一方
の撮像系で撮像された画像を選択するようにした複眼撮
像装置を特徴とする。
【0012】また本願の請求項7に記載の発明によれ
ば、請求項3の発明において、前記制御手段は、前記信
号出力手段からの出力信号に基づいて、前記画像合成手
段において合成する画像を切り替えるようにした複眼撮
像装置を特徴とする。
【0013】また本願の請求項8に記載の発明によれ
ば、複数の撮像系を制御する方法であって、前記各撮像
系の光軸の方向を変化させる第1のステップと、前記各
撮像系の光軸の方向を変化させている状態と、変化させ
ていない状態を示す制御信号を出力する第2のステップ
と、前記各撮像系より出力された画像情報を合成する第
3のステップと、前記合成された画像情報を表示する第
4のステップと、前記制御信号に基づいて前記画像情報
の合成方法を切り替えるとともに、表示させる画像を切
り替える第5のステップとからなる複眼撮像方法を特徴
とする。
【0014】また本願の請求項9に記載の発明によれ
ば、請求項8の発明において、前記制御信号に基づい
て、前記表示される画像情報とともに、前記撮像系の動
作状態を表示する情報を表示するようにした複眼撮像方
法を特徴とする。
【0015】また本願の請求項10に記載の発明によれ
ば、請求項8の発明において、前記第3のステップは、
複数の撮像系それぞれにおいて撮像された画像情報を合
成して立体視画像またはパノラマ画像を生成する複眼撮
像方法方法を特徴とする。
【0016】また請求項11に記載の発明によれば、請
求項8において、前記第2のステップにおいて、前記各
撮像系の光軸の方向を変化させていることを示す制御信
号が出力されている場合には、前記画像メモリに記憶さ
れている画像を選択するようにした複眼撮像方法を特徴
とする。
【0017】また本願における請求項12に記載の発明
によれば、請求項11において、前記第2のステップに
おいて、前記各撮像系の光軸の方向を変化させているこ
とを示す制御信号が出力されている場合には、前記左右
の撮像系の一方の撮像系で撮像された画像を選択するよ
うにした複眼撮像方法を特徴とする。
【0018】また本願における請求項13に記載の発明
によれば、複数の撮像系を制御する複眼撮像装置であっ
て、前記各撮像系の光軸の方向を変化させる手段と、前
記各撮像系の光軸の方向を変化させている状態と、変化
させていない状態を示す制御信号を出力する信号出力手
段と、前記各撮像系より出力された画像情報を合成する
画像信号合成手段と、前記合成された画像情報を表示す
る表示手段と、前記信号出力手段より出力された制御信
号に基づいて前記画像情報の合成方法を切り替えるとと
もに、前記表示手段に表示させる画像を切り替える制御
手段とを備えた複眼撮像装置を特徴とする。
【0019】また本願の請求項14に記載の発明によれ
ば、請求項13の発明において、前記制御手段は、前記
制御信号に基づいて、前記表示される画像情報ととも
に、前記撮像系の動作状態を表示する情報を前記表示手
段に表示するように構成されている複眼撮像装置を特徴
とする。
【0020】また本願の請求項15に記載の発明によれ
ば、請求項13の発明において、前記画像信号合成手段
は、複数の撮像系それぞれにおいて撮像された画像情報
を合成して立体視画像またはパノラマ画像を生成するよ
うにした複眼撮像装置を特徴とする。
【0021】また本願における請求項16に記載の発明
によれば、請求項15の発明において、前記制御手段
は、前記信号出力手段より前記各撮像系の光軸の方向を
変化させていることを示す制御信号が出力されている場
合には、前記左右の撮像系の一方の撮像系で撮像された
画像を選択する複眼撮像装置を特徴とする。
【0022】また本願における請求項17に記載の発明
によれば、請求項13の発明において、前記画像合成手
段より出力された合成画像出力を記録する記録手段を備
え、前期制御手段は、前記撮像系の光軸が変化されてい
る間は、前記記録手段への画像記録を禁止するようにし
た複眼撮像装置を特徴とする。
【0023】また本願における請求項18に記載の発明
によれば、請求項13の発明において、前記制御手段
が、前記信号出力手段より前記各撮像系の光軸の方向を
変化させていることを示す制御信号が出力されている場
合には、画像メモリに予め記憶されている所定の画像パ
ターンを前記表示手段に表示させる用に構成されている
複眼撮像装置を特徴とする。
【0024】また本願における請求項19に記載の発明
によれば、請求項4または13において、前記画像メモ
リに記憶されている画像が、動作状態を表す文字情報で
ある複眼撮像装置を特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。
【0026】(第1の実施例)図6,7は、左右の各撮
像系の光軸の向きを変化させる事により、パノラマ画
像、立体視画像および単眼画像を撮影する事が可能な複
眼カメラの撮像ヘッドを示した図である。図6におい
て、61、62は撮影レンズである。61a、62aは
ピント調整レンズで図示しないピント調整機構によって
光軸方向に移動可能に支持されている。63、64は撮
像素子である。65、66は反射ミラーである。67、
68はそれぞれ前記撮影レンズ61、62、ピント調整
レンズ61a、62a、撮像素子63、64、反射ミラ
ー65、66を保持する鏡筒で、それぞれ軸67a、6
8aを中心に回動可能なように支持され、図示しないカ
メラ本体と一体化されている。また図中A,Bはそれぞ
れ前記撮影レンズ61と前記ピント調整レンズ61a、
また前記撮影レンズ62と前記ピント調整62aの入射
瞳で、A′、B′はそれぞれ前記反射ミラー65、66
の反射面を対称面とする対称位置すなわち虚像位置を示
している。
【0027】図7(a)(b)は図6の複眼カメラの撮
像ヘッド部を上方となる矢印Cの方向から見た図であ
る。同図から分かるように図7(a)の状態では、前記
撮影レンズ61、62の撮影光束は略平行となっていて
それぞれの入射瞳と光軸との交点の虚像位置A′、B′
は所定距離離れている。このような状態では立体撮影が
可能で、このモードを立体撮影モードと呼ぶ。また図7
(b)は図7(a)の状態から前記鏡筒67、68を前
記軸67a、68aを中心に互いに外側へと回動させた
状態の図で、図から分かるように前記撮影レンズ61、
62のそれぞれの入射瞳と光軸との交点の虚像位置
A′、B′は重なっている。よって、このような状態で
は撮像素子63、64に結像する画像に視差は生じない
ので、この状態で撮影された画像はパノラマ合成する事
が可能である。このモードをパノラマ撮影モードと呼
ぶ。
【0028】図8に撮像ヘッドと複眼カメラ本体11の
図を示す。図8(a)中の、右側撮像系13は、図6中
の撮影レンズ61、ピント調整レンズ61a、反射ミラ
ー65、撮像素子63、及び鏡筒67を含んで構成され
ている。
【0029】また同様に左側撮像系12は、撮影レンズ
62、ピント調整レンズ62a、反射ミラー66、撮像
素子64、及び鏡筒68を含んで構成されている。また
14は左側撮像系12、右側撮像系13で撮影された画
像を出力する表示手段である。図8(b)は図8(a)
を上から見たものであり、立体視撮影モード時を、図8
(c)はパノラマ撮影モード時を示す。
【0030】このような構成により、左側撮像系12と
右側撮像系13の光軸の向きを変化させる事で、立体視
画像、パノラマ画像及び、単眼画像を撮影する事が可能
である。なお単眼画像は、撮像系の光軸の方向は立体視
画像を撮影するときと同じにし、片側の撮像系だけを使
用する事で撮影される。
【0031】図2は第1の実施形態の複眼カメラの構成
を示す図で、同図において、12は左側撮像系、13は
右側撮像系、10は左側撮像系12と右側撮像系の光軸
方向を可変に支持する支持手段、14は画像表示手段と
しての液晶ディスプレイ(LCD)、16は本発明の選
択手段としての撮影モード切替え手段、21は画像合成
手段、22は文字画像メモリ、23は文字画像メモリ制
御手段、24は撮影文字画像選択手段、25は本発明の
制御手段としてのシステムコントローラ、26はLCD
I/F(インタフェース)である。またシステムコント
ローラは、左右の撮像系の位置関係すなわち光軸方向の
位置関係を示す制御信号を出力する信号出力手段として
も機能する。
【0032】左側撮像系12および右側撮像系13はそ
れぞれ図6で示した光学系と撮像素子(CCD)の他、
CDS/AGC回路、クランプ回路、A/D変換器、信
号処理回路から構成されている。光学系で撮影した映像
はCCDの撮像素子上に結像されて光電変換されて映像
信号として出力され、次段のCDS/AGC回路および
クランプ回路を介してA/D変換器によりディジタル信
号に変換される。A/D変換器によりディジタル信号に
変換された映像信号は、信号処理回路により色変換処理
等が行われ輝度/クロマ(YC)信号として出力され
る。
【0033】液晶ディスプレイ14は、単眼画像やパノ
ラマ画像のほか立体視画像も表示可能なディスプレイで
ある。立体視画像を観察するためのディスプレイ14の
構成の一例を図10に示す。
【0034】同図中、91は照明光源となるバックライ
ト、92は市松状の開口マスク基板、93、94はレン
チキュラーレンズ、95は高分子分散液晶(PDL
C)、96は液晶層などからなる表示画素、97はガラ
ス基板である。バックライト91の前方には光が透過す
る市松状の開口を有するマスクパターンを形成したマス
ク基板92が配置されている。
【0035】マスクパターンはクロムなどの金属蒸着膜
または光吸収材からなり、ガラスまたは樹脂からなるマ
スク基板上にパターンニングにより製作される。
【0036】そのマスク基板92と画像表示画素96の
間には、マイクロレンズとして透明樹脂またはガラス製
の互いに直交する2つのレンチキュラーレンズ93、9
4が配置されている。また更にレンチキュラーレンズと
画像表示画素96の間にはPDLC95が配置されてい
る。画像表示画素96は図中のように複眼カメラから伝
送されてきたデータすなわち、左右の撮像系12、13
から得られた画像を上下方向に交互に横ストライプ状に
配列されて合成された画像を表示する。
【0037】バックライト91からの光はマスク基板9
2のそれぞれの開口を透過し、レンチキュラーレンズ9
3、94を通して、次にPDLC95を通過して、画像
表示画素96を照明し、撮影観察者の両目に先の画像が
左右の視差画像として分離して観察される。これにより
立体視画像を観察する事が可能になる。この時PDLC
95には電界がかけられて、透明状態であり、マスク基
板92とレンチキュラーレンズ93、94で指向された
光がその指向性を保ったまま、すなわち観察者の両目に
画像が分離して観察されるよう、画像表示画素96を照
明している。
【0038】ここでパノラマ画像や単眼画像を観察する
際は、PDLC95に電界をかけなければ、不透明状態
になり、光が指向性を保てなくなるので、通常の2次元
ディスプレイとして使用できる。
【0039】左側撮像系12および右側撮像系13から
出力されるYCの画像信号は、撮影した画像のモードに
応じて、上記示したような画像表示手段のLCD14上
に表示される。
【0040】撮影モード切替え手段16は、撮影者がパ
ノラマ画像を撮影したい場合にはパノラマ画像撮影モー
ドに設定し、また立体視画像を撮影したい場合には立体
視画像撮影モードに設定するインターフェースで、例え
ば切り替えスイッチで構成され、スイッチの位置を切り
替える事で、撮影モードを変更できるものである。この
撮影モード切替え手段16の撮影モード信号は、システ
ムコントローラ25に入力され、左側撮像系12および
右側撮像系13の制御や、LCD14に出力する画像を
合成する画像合成手段21の制御に使用される。
【0041】システムコントローラ25は、右側撮像系
13と左側撮像系12のピント調整や絞りの調整等の画
像を撮像するための調整や、ディスプレイ14への出力
をパノラマ画像、立体視画像及び単眼画像へ切替えるた
めに各撮像系の光軸の向きを変化させる制御を行う。
【0042】また、撮影モード切替え手段16からの現
在の撮影モードを示す信号を出力し、さらに現在複眼カ
メラが各撮像系の光軸の向きを変化させている動作中か
否かを示す制御信号も出力する(この動作は本願の信号
出力手段を構成する)。
【0043】ここで、右側撮像系13及び左側撮像系1
2を図6中の軸67a、68aを中心に回動させること
を“2D/3D切替え”として定義する。
【0044】そしてシステムコントローラ25は、右側
撮像系13及び左側撮像系12を図6中の軸67a、6
8aを中心に所定量回動させるような、2D/3D切替
え制御信号を右側撮像系13及び左側撮像系12へ出力
すると同時に、2D/3D切替え中として2D/3D切
替え信号を例えばHighに仕手文字画像メモリ23、
撮影文字画像選択手段24へ出力するように制御する。
【0045】そして、右側撮像系13及び左側撮像系1
2の回動が終了すると、右側撮像系13及び左側撮像系
12から終了を示す信号が入力され、2D/3D切替え
信号をLowにする。右側撮像系13と左側撮像系12
は、システムコントローラ25により上記のように制御
され、左右画像を撮像する。
【0046】画像合成手段21は左側撮像系12右側撮
像系13からの画像信号を撮影モードに合わせて選択
し、パノラマ画像や立体視画像に合成する合成処理を行
う。撮像された左右画像は画像合成手段21でパノラマ
画像や立体視画像に合成されて、ディスプレイI/F2
6を介して、ディスプレイ14に出力される。なお画像
合成手段21においてパノラマ画像の合成は、図9
(a)に示すように、左右画像を縦横1/2に圧縮し、
既知の左右画像のオーバーラップ領域で重ねあわせる事
により行われる。上記パノラマ画像、立体視画像を合成
するために、画像合成手段21は入力される左画像、右
画像から画素単位で片側の画像を選択しディスプレイ1
4に出力する。
【0047】図11は画像合成手段21の構成を示す図
であり、117は左右画像選択手段で、左画像、右画像
から画素単位で片側の画像を選択する切替え手段、11
8は合成画像を保持する合成画像メモリ、119はメモ
リ制御手段で合成画像メモリ118を制御する制御手段
で、またシステムコントローラ25からディスプレイ7
8に表示する画像がパノラマ画像か立体視画像、単眼画
像か示す撮影モード信号を入力され、左右画像選択手段
117が左右画像を切り替える制御信号を左右画像選択
手段117に出力する。
【0048】メモリ制御手段119は左画像か右画像、
また既知のオーバーラップ量を考慮して、左右画像選択
手段117からの画像信号を合成画像メモリ118の所
定の位置に保持する。またその画像をディスプレイ78
に出力する動作を行う。
【0049】立体視画像の場合は、左画像と右画像を1
ライン毎に交互に出力するように、左右画像選択手段1
17が出力し、立体視画像を一度合成画像メモリ118
に保持し、ディスプレイ14に出力する。単眼画像の場
合は片方の画像を合成画像メモリ118に保持した後、
ディスプレイ14に出力する。
【0050】文字画像メモリ22はパノラマ画像と立体
視画像の切替え中にLCD14に出力する画像を保持す
るメモリで、文字画像メモリ制御手段23によって制御
される。撮影文字画像選択手段24は、システムコント
ローラ25からの2D/3D切替え信号によって、画像
合成手段21からの信号か文字画像メモリ22からの信
号のどちらかを選択して出力し、LCDI/F26を介
してLCD14にどちらかの画像を表示する。つまり、
2D/3D切替え信号が2D/3D切替え中を示すなら
ば、文字画像メモリ22からの信号を出力し、2D/3
D切替え信号が2D/3D切替え中でなければ、画像合
成手段21からの信号を出力する。LCDI/F26は
LCD14への画像出力のための制御を行うとともに、
システムコントローラ25から現在の撮影モードを入力
され、図10中のPDLC95に電界をかけるか否かを
制御する。
【0051】また30は、画像合成手段21より出力さ
れた合成画像出力を不図示の記録媒体(テープ、ディス
ク、半導体メモリ等)に記録する記録手段を示すもので
ある。
【0052】続いて複眼カメラの動作について説明す
る。まずシステムコントローラ25が左側撮像系12及
び右側撮像系13のピントや絞りを調整し、また撮影者
の要求する撮影モードを撮影モード切替え手段16より
入力され、その撮影モードに左側撮像系12、右側撮像
系13の光軸の向きを制御する2D/3D切替を行う。
【0053】このように調整された後に、撮像された左
右画像は、画像合成手段21で合成される。この時、シ
ステムコントローラ25から画像合成手段21へ撮影者
の要求する撮影モードが入力されており、それに応じて
画像合成手段21では、パノラマ画像、立体視画像を合
成し、その合成画像、もしくは単眼画像を出力する。
【0054】そしてその画像は、撮影文字画像選択手段
24へ入力され、2D/3D切替え中でなければ、LC
DI/F26を介して、LCD14へ出力される。
【0055】LCDI/F26にもシステムコントロー
ラ25からの撮像モードが入力され、立体視撮影モード
の時は、PDLCに電界をかけるように制御し、パノラ
マ撮影モード、単眼撮影モードの時は、PDLCに電界
をかけないように制御する。
【0056】撮影文字画像選択手段24には、システム
コントローラ25から2D/3D切替え中か否かを示す
2D/3D切替え信号が入力され、その信号に基づいて
LDCI/FD26へ出力する画像を画像合成手段21
からの画像か、もしくは文字画像メモリ22からの画像
にするかを選択する。
【0057】つまり、2D/3D切替え中は、文字画像
メモリ22からの画像を、2D/3D切替え中でなけれ
ば画像合成手段21からの画像をLCDI/F26を介
して、LCD14に出力する。
【0058】また文字画像メモリ制御手段23にも、シ
ステムコントローラ25から2D/3D切替え中か否か
を示す2D/3D切替え信号が入力され、2D/3D切
替え中には文字画像メモリ22に保持されている文字画
像を読み出し、撮影文字画像選択手段24へ出力するよ
うに動作する。
【0059】図1(a)にパノラマ画像を撮影中の複眼
カメラ11を示す。15は液晶ディスプレイ14に表示
されたパノラマ画像、16はパノラマ画像、立体視画
像、単眼画像の撮影モードを撮影者が選択する撮影モー
ド切替え手段である。
【0060】この時、撮影モード切替え手段16は“パ
ノラマ”に設定されているので、システムコントローラ
25はパノラマの撮影モードを画像合成手段21に出力
し、画像合成手段21では、右画像を横方向につなげる
処理が行われ、画角の広い画像としてLCD14に出力
される。
【0061】次に、撮影者が立体視画像を撮影しようと
して、撮影モード切替え手段16を“パノラマ”から
“3D”に動かした時を示したのが図1(b)である。
【0062】システムコントローラ25は、左側撮像系
12右側撮像系13を駆動させて光軸を平行にするため
の制御信号を出力するとともに、画像合成手段21へ撮
影モードが立体視だと通知する。
【0063】また、2D/3D切替え信号を文字画像メ
モリ制御手段23、及び撮影文字画像選択手段24へ送
る。文字画像メモリ選択手段23は、文字画像メモリ2
2を制御し、そのメモリに保持されている文字画像を撮
影文字画像選択手段24に出力する。
【0064】撮影文字画像選択手段24では、2D/3
D切替え信号が来ているので、画像合成手段21からの
立体視用合成画像ではなく、文字画像メモリ22からの
文字画像をLCDI/F26を介して、LCD14へ出
力する。その結果、LCD14の表示は図1(b)のよ
うにパノラマ画像から“2D/3D切替え中”という文
字が画面に表示されるように変化する。
【0065】そして、左側撮像系12右側撮像系13か
らの光軸の向きの変更が終了したことを示す信号がシス
テムコントローラ25に入力されると、2D/3D切替
え中でない事を示すように変更し、またLCDI/F2
6への撮影モードを立体視撮影モードとして出力する。
撮影文字画像選択手段24は画像合成手段21からの立
体視合成画像を選択し、その結果LCD14上には、
“2D/3D切替え中”という表示から、左右画像がス
トライプ合成され立体視画像の表示に変わる。
【0066】以上説明したように、本実施形態では、パ
ノラマ画像と立体視画像及び単眼画像を撮像出来る複眼
カメラであり、また通常は左側撮像系12、右側撮像系
13で撮像された画像を合成してLCD14へ出力する
が、パノラマ画像を撮影している状態から立体視画像を
撮影する状態に切り替える2D/3D切替え中は、LC
D14に出力する画像をあらかじめ保持してあった画像
に切り替える。
【0067】これらの事により、1台のカメラでパノラ
マ画像と立体視画像及び単眼画像を撮像出来るし、また
2D/3D切替え中でもつなぎ目のおかしいパノラマ画
像や、立体視できない立体視画像を観察する事がなくな
る、また、意図しない画像を観察する事がなくなるとい
う効果がある。
【0068】なお、本実施例では、パノラマ画像撮影モ
ードから立体視画像撮影モードへの変更を例に示した
が、パノラマ画像撮影モードから単眼画像撮影モードへ
の変更等、左側撮像系と右側撮像系の光軸が変化する際
を全て“2D/3D切替え”と呼び、そのような操作を
行う際に本実施例は有効である。これは以下の第2、第
3実施形態に関しても同様である。
【0069】例えば、立体視画像撮影モードからパノラ
マ画像撮影モードへ変更する際は、システムコントロー
ラ25は、左側撮像系12右側撮像系13の光軸の向き
を広げるような制御信号を出力するとともに、画像合成
手段21、ならびにLCDI/F26へ撮影モードがパ
ノラマだと通知する。するとLCD14のPDLCに電
界をかけないようにして、文字画像が出力される。
【0070】なお、立体視撮影モードから単眼画像撮影
モードへの変更は、片側の撮像系からの画像を選択する
ので瞬時に行なえる。
【0071】また本実施例では、右側撮像系と左側撮像
系の駆動は自動で、撮影者が行わなかったが、撮影者が
撮像系を動かしてもよく、その撮像系移動を撮影モード
切替えの認識に使用する事は可能である。
【0072】また本実施例では、2D/3D切替え中に
は文字画像を表示したが、これは文字に限る必要はな
く、例えば、1面黒い画像等、何かの画像であれば構わ
なく、文字画像メモリ22に保持しておけばよい。
【0073】尚、2D/3D切替え中は、記録手段30
への画像記録も禁止され、品位の悪い画像の記録が防止
される。
【0074】また本実施例では、表示装置として立体視
用液晶ディスプレイ(LCD)を使用したが、立体視不
可能なディスプレイでも片側の画像を出力して立体視画
像として識別する方法もあり、その際はこのようなLC
Dに限る必要はなく、2D用表示装置ならば他のもので
も良い。立体視ができないこのような時でもパノラマ画
像と立体視画像もしくは単眼画像の切り替えの際にはつ
なぎ目のおかしいパノラマ画像が生成されるので、本実
施例は有効である。以下第2、第3の実施形態でも表示
手段に関し同様である。
【0075】(第2の実施形態)第2の実施形態は、第
1の実施例と比較して、2D/3D切替え中にLCD1
4に出力する画像を、あらかじめメモリに保持しておい
た画像ではなく、片方の撮像系で撮像されている単眼画
像にするものである。
【0076】図3が第2の実施形態の処理を示す図であ
り、図2と同じ機能のものは同じ番号をつけてある。図
3において、31は合成単眼画像選択手段であり、この
合成単眼画像選択手段は2D/3D切替え信号に従い、
LCDI/F26を介してLCD14に出力する画像
を、画像合成手段21からの画像にするか、単眼画像に
するかを選択する。
【0077】なお左側撮像系12、右側撮像系13、L
CD14、撮影モード切替え手段16、画像合成手段2
1、システムコントローラ25、及びLCDI/F26
は図1、図2で説明したものと同様である。
【0078】以下、第2の実施形態の動作について説明
する。まずシステムコントローラ25が左側撮像系12
及び右側撮像系13のピント絞りを調整する。
【0079】また撮影者の要求する撮影モードが撮影モ
ード切替え手段16より入力され、その撮影モードにな
るように左側撮像系12右側撮像系13を駆動させるた
めの制御信号を出力し、左右の撮像系12、13は撮影
者の指定した撮影モードに適応するように調整される。
【0080】そのように調整されて撮像された左右画像
は、画像合成手段21で合成される。この時、システム
コントローラ25から画像合成手段21へ撮影者の要求
する撮影モードが入力されており、それに応じて画像合
成手段21では、パノラマ画像、立体視画像を合成しそ
の合成画像、もしくは単眼画像を出力する。
【0081】そしてその画像は、合成単眼画像選択手段
31へ入力され、2D/3D切替え中でなければ、LC
DI/F26を介して、LCD14へ出力される。合成
単眼画像選択手段31は、システムコントローラ25か
ら2D/3D切替え中か否かを示す2D/3D切替え信
号が入力され、その信号に基づいてLCDI/F26へ
出力する画像を画像合成手段21からの画像か、もしく
は図3に示すように画像合成手段21に入力される前に
分岐された右画像(左画像でもよい)にするかを選択す
る。つまり、2D/3D切替え中は、単眼画像の右画像
を、2D/3D切替え中でなければ画像合成手段21か
らの画像をLCDI/F26を介して、LCD14に出
力するように動作する。
【0082】以上説明したように、本実施形態の処理
は、通常は左側撮像系12、右側撮像系13で撮像され
た画像を合成してLCD14へ出力するが、2D/3D
切替え中は、単眼画像をLCD14に出力する事であ
り、この事により、切替えが終了するまで、観察者の意
図と異なる画像が表示されるが、新たにメモリを必要と
しなくても、つなぎ目のおかしいパノラマ画像や、立体
視できない立体視画像を観察する事がなくなるという効
果がある。
【0083】(第3の実施形態)図4は本実施例の複眼
カメラを示す図である。
【0084】同図中、41は複眼カメラ本体、12は左
側撮像系、13は右側撮像系、16は撮影モード切替え
手段である。14は画像表示手段の液晶ディスプレイ
(LCD)であり、単眼画像やパノラマ画像のほか立体
視画像も表示可能なディスプレイである。45は液晶デ
ィスプレイ14に表示された2D/3D切替え中の画像
である(ここでは、切替え前にパノラマ画像を撮影して
おり、そこに“2D/3D切替え中”の文字を付加する
ようにしてある)。
【0085】第1及び第2の実施形態と比較すると第3
の実施形態は、2D/3D切替え中にLCD14に表示
する画像を、2D/3D切替えの直前に撮像した画像に
2D/3D切替え中を示す文字を付加した画像にするも
のであり、左側撮像系12、右側撮像系13、LCD1
4、撮影モード切替え手段16は第1第2の実施例と同
様であるので説明を省略する。
【0086】次に複眼カメラの画像信号の処理の流れに
ついて図5を用いて説明する。図5において、51は画
像合成手段、52は文字付加選択手段、53は文字情報
保持手段、57は左右画像選択手段、58は画像メモ
リ、59は合成制御手段であり、左側撮像系12、右側
撮像系13、LCD14、撮影モード切替え手段16、
システムコントローラ25、LCDI/F26は図1、
図2で説明したものと同様である。
【0087】本実施形態の画像合成手段51は、左右画
像選択手段57、文字付加選択手段52、文字情報保持
手段53、画像メモリ58、合成制御手段59から構成
され、左右画像選択手段57は左側撮像系12と右側撮
像系13からの画像を撮影モードに合わせて選択する手
段、文字付加選択手段52は画像メモリ58の画像に文
字を付加するか否かを選択する手段、文字情報保持手段
53は付加する文字の情報を保持している手段、画像メ
モリ58はLCD14へ出力する画像を一度保持する手
段、合成制御手段59は左右画像選択手段57、文字付
加選択手段52及び画像メモリ58を制御する手段であ
る。
【0088】複眼カメラの動作について説明する。まず
システムコントローラ25が左側撮像系12及び右側撮
像系13のピントや絞りを調整し、また撮影者の要求す
る撮影モードを撮影モード切替え手段16より入力さ
れ、その撮影モードに左側撮像系12、右側撮像系13
の光軸を制御する2D/3D切替えを行う。そのように
調整された後に、撮像された左右画像は、画像合成手段
51へ入力され、合成される。画像合成手段51では、
システムコントローラ25から撮影者の要求する撮影モ
ードが合成制御手段59へ入力される。
【0089】合成制御手段59は、パノラマ画像、立体
視画像、または単眼画像に応じて、左右画像選択手段5
7を制御して、各画素毎に左右画像の切替えを行い、出
力された画像を画像メモリ58の適切な位置に保持する
ように画像メモリ58を制御し、更に、保持された画像
をLCDI/F26を介してLCD14へ出力するよう
に制御する。
【0090】また、合成制御手段59へは、システムコ
ントローラ25から2D/3D切替え中か否かを示す2
D/3D切替え信号が入力され、2D/3D切替え中な
らば文字付加選択手段52が文字情報保持手段53の保
持している文字情報を選択して、画像メモリ58に文字
を書き込むようにし、またその時の画像メモリの制御も
合成制御手段59が行い、その文字を書き込んだ画像を
LCD14へ出力するようにする。
【0091】2D/3D切替え中でなければ、左右画像
選択手段57を制御して、撮影モードに応じた合成画像
を画像メモリ58に保持し、LCD14へ出力する。画
像合成手段51で合成された画像は、LCDI/F26
を介して、LCD14に表示される事となる。
【0092】つまり、画像合成手段51は、2D/3D
切替え中は、切替えの直前に撮像した画像に文字情報保
持手段53の保持する文字を付加し、LCD14へ出力
し、2D/3D切替え中ではないときは、撮影者の要求
する撮影モードの画像をLCD14に出力するように動
作する。
【0093】以上説明したように、本実施例の処理は、
通常は左側撮像系12、右側撮像系13で撮像された画
像を合成してLCD14へ出力するが、2D/3D切替
え中は、切替え直前に撮像した画像に2D/3D切替え
中を示す文字を付加した画像をLCD14に出力する事
であり、この事により、LCD上には正確なパノラマ画
像または立体視画像が表示され、つなぎ目のおかしいパ
ノラマ画像や、立体視できない立体視画像を観察する事
がなくなる。また、意図しない画像を観察する事がなく
なる。更に2D/3D切替え中という事も認識できると
いう効果がある。
【0094】以上のように、本発明の実施形態によれ
ば、複数の撮像系と、各撮像系の光軸を変化させる2D
(パノラマ)/3D(立体)切替え手段と、撮像系で得
られた画像を表示する表示手段を有し、前記2D/3D
切替え手段で2D/3D切替えを行っている際は、前記
表示手段に表示する画像を、2D/3D切替えを行う直
前の状態から変化させて、撮影者に不快感を与えないよ
うに考慮されている。
【0095】また2D/3D切替えを行っている際は、
あらかじめ保持してある画像を表示手段に表示し、ある
いは、複数の撮像系のうち、ある一つの撮像系で得られ
た画像のみ表示し、撮影者に不快感を与えないように考
慮されている。
【0096】また2D/3D切替えを行っている際は、
2D/3D切替えを行う直前の画像に、2D/3D切替
え中を示す印を付加した画像を表示することができ、操
作性を良好にする。
【0097】また複数の撮像系と、各撮像系の光軸を変
化させる2D/3D切替え手段と、撮像系で得られた画
像を記録する記録手段を有し、前記2D/3D切替え手
段で2D/3D切替えを行っている際は、前記記録手段
に画像を記録しない事で、撮影者の意図に沿わない画像
の記録を省く事を可能にする。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本願によれば、パ
ノラマ画像や立体視画像、単眼画像の撮影の可能にな
り、また撮像系の光軸の方向を変化させている時を認識
できるという効果がある。
【0099】本出願に係る第2の発明によれば、撮像系
の光軸の方向を変化させている時と変化させていない時
で、表示手段に表示する画像を切り替える事が出来ると
いう効果がある。
【0100】また、撮像系の光軸の方向を変化させてい
る時と変化させていない時で、表示手段に表示する画像
を、複数の画像から選択出来るという効果がある。
【0101】また、撮像系の光軸の方向を変化させてい
る時に表示手段に表示する画像を、メモリから選択出来
るという効果がある。
【0102】また、撮像系の光軸の方向を変化させてい
る時に表示手段に表示する画像を、撮像系の1方の撮像
系で撮像された画像から選択出来るという効果がある。
【0103】また、撮像系の光軸の方向を変化させてい
る時と変化させていない時で、合成手段で合成する画像
を切り替える事が出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のシステムを示す図
【図2】第1の実施例の処理を説明する図
【図3】第2の実施例の処理を説明する図
【図4】第3の実施例のシステムを示す図
【図5】第3の実施例の処理を説明する図
【図6】撮像ヘッドを説明する図
【図7】撮像ヘッドを説明する図
【図8】撮像ヘッドと複眼カメラ本体を説明する図
【図9】画像表示を示す図
【図10】立体視ディスプレイを説明する図
【図11】画像合成手段の処理を説明する図
【符号の説明】
11 複眼カメラ本体 12 左側撮像系 13 右側撮像系 14 表示手段(LCD) 16 撮影モード切替え手段 21、51 画像合成手段 22 文字画像メモリ 23 文字画像メモリ制御手段 24 撮影文字画像選択手段 25 システムコントローラ 26 LCDI/F 30 記録手段 31 合成単眼画像選択手段 52 文字付加選択手段 53 文字情報保持手段 57、117 左右画像選択手段 58 画像メモリ 59 合成制御手段 61、62 撮影レンズ 61a、62a ピント調整レンズ 65、66 反射ミラー 63、64 撮像素子 67、68 鏡筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 崎村 岳生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H059 AA08 AB11 BA01 BA12 5C022 AA00 AB61 AC12 AC31 AC41 AC51 AC54 AC69 5C054 CC02 EA01 FD01 FD02 FE21 FE23 5C061 AA06 AA07 AA27 AB02 AB04 AB08 AB11 AB12 AB16 AB24

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の撮像系と、 前記各撮像系をその光軸の方向を可変に支持する支持手
    段と、 前記各撮像系の光軸の方向を変化させている状態と、変
    化させていない状態を示す制御信号を出力する信号出力
    手段と、を備えたことを特徴とする複眼撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記信号出力手段より出力された制御信号と前記撮像系
    によって撮像された画像を表示する表示手段と、前記信
    号出力手段からの制御信号を用いて前記表示手段に表示
    する画像を切り替える制御手段と、を備えたことを特徴
    とする複眼撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記複数の撮像系それぞれにおいて撮像された画像情報
    を合成して立体視画像またはパノラマ画像を生成可能な
    画像合成手段と、 前記表示手段に表示する画像を選択する選択手段と、を
    備え、 前記制御手段は、前記選択手段によって選択された結果
    に基づいて前記支持手段を制御し、前記信号出力手段よ
    り出力される制御信号に基づいて、前記画像合成手段に
    よって生成され前記表示手段に表示する画像を選択する
    ように構成されていることを特徴とする複眼撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 画像情報を記憶する画像メモリを備え、前記制御手段は
    前記信号出力手段からの信号が前記各撮像系の光軸の方
    向を変化させていることを示す場合は前記画像メモリに
    記憶されている画像を選択するように構成されているこ
    とを特徴とする複眼撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記選択手段は、前記立体視画像とパノラマ画像の他
    に、前記複数の撮像系のうちの1つに相当する単眼撮像
    画像を選択し、前記表示手段に表示し得ることを特徴と
    する複眼撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記複数の撮像系は、左右の撮像系からなり、前記制御
    手段は、前記信号出力手段からの信号が前記各撮像系の
    光軸の方向を変化させていることを示す場合は、前記左
    右の撮像系の一方の撮像系で撮像された画像を選択する
    ことを特徴とする複眼撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項3において、 前記制御手段は、前記信号出力手段からの出力信号に基
    づいて前記画像合成手段によって合成する画像を切り替
    えることを特徴とする複眼撮像装置。
  8. 【請求項8】 複数の撮像系を制御する方法であって、 前記各撮像系の光軸の方向を変化させる第1のステップ
    と、 前記各撮像系の光軸の方向を変化させている状態と、変
    化させていない状態を示す制御信号を出力する第2のス
    テップと、 前記各撮像系より出力された画像情報を合成する第3の
    ステップと、 前記合成された画像情報を表示する第4のステップと、 前記制御信号に基づいて前記画像情報の合成方法を切り
    替えるとともに、表示させる画像を切り替える第5のス
    テップと、からなることを特徴とする複眼撮像方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記制御信号に基づいて、前記表示される画像情報とと
    もに、前記撮像系の動作状態を表示する情報を表示する
    ようにしたことを特徴とする複眼撮像方法。
  10. 【請求項10】 請求項8において、 前記第3のステップは、複数の撮像系それぞれにおいて
    撮像された画像情報を合成して立体視画像またはパノラ
    マ画像を生成することを特徴とする複眼撮像方法。
  11. 【請求項11】 請求項8において、 前記第2のステップにおいて、前記各撮像系の光軸の方
    向を変化させていることを示す制御信号が出力されてい
    る場合には、前記画像メモリに記憶されている画像を選
    択することを特徴とする複眼撮像方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記第2のステップにおいて、前記各撮像系の光軸の方
    向を変化させていることを示す制御信号が出力されてい
    る場合には、前記左右の撮像系の一方の撮像系で撮像さ
    れた画像を選択することを特徴とする複眼撮像方法。
  13. 【請求項13】 複数の撮像系を制御する複眼撮像装置
    であって、 前記各撮像系をその光軸の方向を可変に支持する支持手
    段と、 前記各撮像系の光軸の方向を変化させている状態と、変
    化させていない状態を示す制御信号を出力する信号出力
    手段と、 前記各撮像系より出力された画像情報を合成する画像合
    成手段と、 前記合成された画像情報を表示する表示手段と、 前記信号出力手段より出力された制御信号に基づいて前
    記画像情報の合成方法を切り替えるとともに、前記表示
    手段に表示させる画像を切り替える制御手段と、を備え
    たことを特徴とする複眼撮像装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記制御手段は、前記制御信号に基づいて、前記表示さ
    れる画像情報とともに、前記撮像系の動作状態を表示す
    る情報を前記表示手段に表示させるように構成されてい
    ることを特徴とする複眼撮像装置。
  15. 【請求項15】 請求項13において、 前記画像合成手段は、複数の撮像系それぞれにおいて撮
    像された画像情報を合成して立体視画像またはパノラマ
    画像を生成することを特徴とする複眼撮像装置。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 前記制御手段は、前記信号出力手段より前記各撮像系の
    光軸の方向を変化させていることを示す制御信号が出力
    されている場合には、前記左右の撮像系の一方の撮像系
    で撮像された画像を選択することを特徴とする複眼撮像
    装置。
  17. 【請求項17】 請求項13において、 前記画像合成手段より出力された合成画像出力を記録す
    る記録手段を備え、前期制御手段は、前記撮像系の光軸
    が変化されている間は、前記記録手段への画像記録を禁
    止するようにしたことを特徴とする複眼撮像装置。
  18. 【請求項18】 請求項13において、 前記制御手段は、前記信号出力手段より前記各撮像系の
    光軸の方向を変化させていることを示す制御信号が出力
    されている場合には、画像メモリに予め記憶されている
    所定の画像パターンを前記表示手段に表示させることを
    特徴とする複眼撮像装置。
  19. 【請求項19】 請求項4または13において、 前記画像メモリに記憶されている画像は、動作状態を表
    す文字情報であることを特徴とする複眼撮像装置。
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