JP5032796B2 - 立体画像表示装置 - Google Patents
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Description
図9(a)に示すように、従来のIP方式による立体画像撮像装置100は、同一平面状に配列された複数の微小凸レンズ1011,1012,…,101nからなるレンズ群101と、フィルム等の撮像板102とを平行に配置している。ここで、観察者O側から、立体画像撮像装置100により、被写体Hを撮像すると、被写体Hは、レンズ群101を通して、レンズ群101を構成する微小凸レンズ1011,1012,…,101nの数だけ、撮像板102に像(以下、「要素画像」という)1031,1032,…,103nが撮像される。
この解像度の劣化について、図10を参照して説明を行う。
また、前記光強度情報は、光の3原色のそれぞれの強度を示す情報であって、前記画像投射手段が、前記光の3原色をそれぞれ点光源として照射する複数の照射手段と、この複数の照射手段のそれぞれの照射位置を焦点位置として、当該照射手段から照射される光を平行光に変換する複数の投射レンズ系と、この投射レンズ系で変換された平行光を投射されることで、当該平行光を画素ごとに、前記光強度情報に基づいた光の強度の異なる前記光線群として出力する前記投射レンズ系ごとに設けた複数の表示手段と、この複数の表示手段から出力される光線群の光路を同一方向に変更する光路変更手段と、を備える構成とした。
そして、立体画像表示装置は、制御手段によって、表示位置情報で示される再生像の画素位置を示す表示位置情報に基づいて、2軸可動反射型表示素子の光の反射方向を変更することで、平行光の光線を、立体再生像を表示させたい方向に反射させることができる。
請求項1の発明によれば、反射光を、立体再生像を構成する個々の画素位置に集光させることで、光が反射されてくる方向から立体再生像を視認することができる。また、このとき、反射光のみによって、立体再生像を視認するため、IP方式のように表示時の焦点位置による解像度の劣化がなく、立体再生像が複数存在する場合であっても、それぞれの立体再生像の解像度の劣化を抑えることができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、立体再生像をカラーの再生像として視認させることができる。
[立体画像表示装置の構成]
まず、図1を参照して、本発明に係る立体画像表示装置の構成について説明する。図1は、立体画像表示装置の構成を示す概略図である。
図1に示すように、立体画像表示装置1は、3次元空間上に表示される再生像の各画素の光の強度に対応する光線を、複数の異なる投射位置から投射することで、再生像を立体再生像として表示するものである。ここでは、立体画像表示装置1は、画像投射手段10と、画像反射手段20と、制御手段30とを備えている。
なお、ここでは、光反射手段21を、個別にミラー面が分離した微小ミラー210によって構成しているが、ミラー面が連続した曲面ミラーを用いることとしてもよい。
このように、複数の微小ミラー210の反射光の方向(光線ベクトル)を変更することで、立体画像表示装置1は、観察者Oに対して、立体再生像を視認させることができる。
このとき、微小ミラー210a1,210a2,210a3,210a4によって、それぞれの平行光La1,La2,La3,La4を表示位置FF1の方向に反射させることで、表示位置FF1に表示点M1を表示させることができる。
図1に戻って、立体画像表示装置1の構成について説明を続ける。
また、画像情報は、立体再生像を表示するための3次元空間の1つの位置(画素位置)に対して、複数の反射位置情報(微小ミラー210)を対応付けておく。これによって、1つの画素は、複数の微小ミラー210からの反射光として、観察者Oに視認されることになる。
同様に、反射角演算手段33は、微小ミラー210nのY軸方向の反射角θYを以下の(2)式により演算する。
θY=arctan((YF−YM)/ZF) …(2)
図1に戻って、立体画像表示装置1の構成について説明を続ける。
以上、立体画像表示装置1の構成について説明したが、本発明は、この構成に限定されるものではない。
以上説明したように、立体画像表示装置1は、微小ミラー210によって、平行光を構成する光線群を個別に反射させるだけの構成であるため、IP方式のように、奥行き方向で解像度が劣化することがなく、解像度の高い立体再生像を表示することが可能になる。
次に、図1を参照して、本発明に係る立体画像表示装置の動作について説明する。
(初期動作)
まず、立体画像表示装置1は、立体再生像を表示するための3次元空間の位置を示す表示位置情報と当該位置における光の強度を示す光強度情報とからなる画像情報を、予め画像情報記憶手段31に記憶しておく。
そして、立体画像表示装置1は、画像投射手段10において、投射レンズ12によって、照射光源11が照射する光を平行光に変換する。そして、立体画像表示装置1は、表示素子13によって、制御手段30の光強度出力手段32から出力される光強度情報に基づいて、平行光を、画素ごとに光の強度の異なる光線群とする。この光線群は、光路変更手段14によって、光路が変更されて、画像反射手段20に投射される。
そして、立体画像表示装置1は、画像反射手段20において、駆動手段22によって、制御手段30から出力される微小ミラー210に対する駆動量により、微小ミラー210の反射角を変更する。その後、立体画像表示装置1は、個々の微小ミラー210によって、画像投射手段10から投射された平行光である光線群を反射させる。
なお、画像投射手段10における画像投射動作と、画像反射手段20における画像反射動作は、制御手段30によって、ほぼ並行に動作することが可能である。
前記までの説明では、説明を簡略化するため、立体再生像を1つ表示する場合について説明を行ったが、立体画像表示装置1は、同時に複数の立体再生像を表示することもできる。以下、図8を参照して、立体画像表示装置1が、複数の表示再生像を表示する手法について説明を行う。図8は、立体画像表示装置において、複数の立体再生像を表示した状態を示す模式図である。なお、ここでは、説明を簡略化するため、立体画像表示装置1の光反射手段21のみを図示し、装置を上側から見た状態を示している。
このとき、反射光L11,L12の範囲では表示点P1を視覚することができるが、それ以外の領域Baでは、表示点P1を視覚することができない。しかし、観察者は、右方向(図中上方向)に視点をずらすことで表示点P1を視覚することができる。
このとき、反射光L11,L12の範囲および反射光L21,L22の範囲では表示点P1を視覚することができるが、それ以外の領域Baでは、表示点P1を視覚することができない。しかし、観察者は、左右方向(図中上下方向)に視点をずらすことでP1を視覚することができる。
10 画像投射手段
11 照射手段
12 投射レンズ(投射レンズ系)
13 表示素子(表示手段)
14 光路変更手段
20 画像反射手段
21 光反射手段
210 微小ミラー(2軸可動反射型表示素子)
22 駆動手段
30 制御手段
31 画像情報記憶手段
32 光強度出力手段
33 反射角演算手段
34 駆動量出力手段
Claims (2)
- 3次元空間上に表示される再生像の各画素の光の強度に対応する光線を、前記画素ごとに複数の位置から集光させることで、前記再生像を立体再生像として表示する立体画像表示装置であって、
前記画素ごとの光の強度を示す光強度情報に基づいて、前記光の強度に対応する複数の光線からなる光線群を平行光として投射する画像投射手段と、
この画像投射手段で投射された平行光を前記光線ごとに反射する2軸方向に回転駆動可能な2軸可動反射素子を、2次元状に配置した画像反射手段と、
前記再生像の画素位置を示す表示位置情報に基づいて、前記画素ごとに予め定めた複数の位置に対応する前記2軸可動反射素子の光の反射方向を前記画素位置方向に変更する制御手段と、を備え、
前記光強度情報は、光の3原色のそれぞれの強度を示す情報であって、
前記画像投射手段は、
前記光の3原色をそれぞれ点光源として照射する複数の照射手段と、
この複数の照射手段のそれぞれの照射位置を焦点位置として、当該照射手段から照射される光を平行光に変換する複数の投射レンズ系と、
この投射レンズ系で変換された平行光を投射されることで、当該平行光を前記画素ごとに、前記光強度情報に基づいた光の強度の異なる前記光線群として出力する、前記投射レンズ系ごとに設けた複数の表示手段と、
この複数の表示手段から出力される光線群の光路を同一方向に変更する光路変更手段と、
を備えていることを特徴とする立体画像表示装置。 - 前記画像投射手段が、時系列に変化する前記光強度情報に基づいて前記光線群の光の強度を切り換えて投射し、
前記制御手段が、時系列に変化する前記表示位置情報に基づいて前記2軸可動反射型表示素子の光の反射方向を制御することを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示装置。
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