JP2003004005A - 建設機械の油圧制御回路 - Google Patents
建設機械の油圧制御回路Info
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Abstract
て、機械のダメージとユーザの信頼失墜のおそれをなく
すこと。 【解決手段】 本油圧制御回路は、エンジン1の水温を
検出する水温センサ1cと、この検出値の大きさが所定
値に達したときに、コントローラ24からの指令信号に
より第一油圧ポンプ2からの吐出油をオイルクーラ19
付きリターンラインL10にアンロードするアンロード
弁31とを備えている。
Description
建設機械に備えられる油圧制御回路に関するものであ
る。
いては、一般に、複数のアクチュエータ群と、エンジン
で駆動される油圧源としての複数の油圧ポンプとの間
に、複数の制御弁を設け、この制御弁の操作によりアク
チュエータ群に対する圧油の給排を制御して、各アクチ
ュエータの動作を行わせる構成がとられている。
騒音対策とヒートバランス(オーバーヒート)とは、い
わば背中合わせの関係にある。したがって、今日のよう
に、環境問題が問われるようになれば、たとえば騒音対
策を行うために、エンジンを搭載している機械室の隙間
を詰めたり、そのエンジンの回転数を低減したりするこ
とが多い。
単純にエンジンの回転数を低減しただけでは、連続作業
の中でエンジンのオーバーヒートが発生しやすくなり、
長時間にわたる作業が困難となる。そして、かかる状況
下で作業を続けると、機械へダメージを与えて故障が発
生しやすくなって、ユーザへの信頼失墜にもつながる。
圧制御回路における課題を考慮してなされたものであ
り、連続作業の中でオーバーヒートの発生を抑えて、機
械のダメージとユーザの信頼失墜のおそれをなくすこと
ができる建設機械の油圧制御回路を提供することにあ
る。
は、複数の油圧アクチュエータの油圧源としての複数の
油圧ポンプと、この油圧ポンプを駆動するエンジンと、
このエンジンのオーバーヒート状況を検出する検出手段
と、アンロード手段とを備え、このアンロード手段は、
上記検出手段がオーバーヒート状況を検出したときに、
上記複数のポンプのうちからオーバーヒート対策のため
の調整用油圧ポンプとして予め選択された油圧ポンプの
吐出油をオイルクーラ付きのリターンラインにアンロー
ドするように構成されたことを特徴とするものである。
ンジンのオーバーヒートが発生しやすい条件が整う設計
をせざるを得ない中で、オーバーヒートの危険性が近づ
いてきたことが検出されると、調整用油圧ポンプの吐出
油がオイルクーラ付きのリターンラインにアンロードさ
れる。そして、このアンロードされる吐出油の分だけオ
イルクーラによる冷却作用が増大され、その冷却油が再
循環されることにより、回路内の油温が徐々に降下され
るので、エンジンのオーバーヒート状態が確実に回避さ
れるようになる。
ータ群が、調整用油圧ポンプを油圧源とする第一グルー
プと、他のポンプを油圧源とする第二グループとに分け
られたこととすれば、第二グループのアクチュエータ群
については、調整用油圧ポンプの吐出油がアンロードさ
れても、その影響を受けることがない。したがって、こ
の第二グループのアクチュエータ群として、建設機械の
必要最低限の作業(例えば、油圧ショベルでは旋回やア
ーム作業を含む。)を行うものを選択しておくことで、
この必要最低限の作業を続行しながら、オーバーヒート
対策がなされるようになる。
ポンプと第一アクチュエータ群との間で油の給排を制御
する第一グループの制御弁群と、他のポンプと第二アク
チュエータ群との間で油の給排を制御する第二グループ
の制御弁群とを備え、アンロード手段は、第一グループ
の制御弁群よりも上流側に配置されたアンロード弁を有
することとすれば、いずれかの制御弁の作業スプールか
らのブリードオフに遮られてアンロードされる油の冷却
作用が妨害されるおそれがなくなる。
ータとして左右の走行用油圧モータが設けられるととも
に、この両走行用油圧モータと他のアクチュエータの複
合操作時に1つの油圧ポンプの吐出油を両走行用油圧モ
ータに振り分ける走行直進弁が両グループの制御弁群の
最上流に設けられ、この走行直進弁にアンロード弁を組
み込んだこととすれば、回路構成が簡単化される。
手段は、検出手段による検出値の大きさに応じてアンロ
ード弁の開度調整を行うこととすれば、検出値の大きさ
がオーバーヒートの危険性のある警戒条件に達した途端
にアンロード作用が開始されて、アクチュエータ動作が
急激に減速される事態が生じなくなる。
手段は、調整用油圧ポンプの吐出油量を増大させたま
ま、第一又は第二グループのアクチュエータ群の操作に
関わらず、該吐出油量を一定に保持するものであること
とすれば、アンロードされる油量が、アクチュエータ群
の操作により減少することがなくなり、オーバーヒート
対策が優先されるようになる。
手段は、調整用油圧ポンプの吐出油をアンロードすると
きに、他のポンプによる両グループのアクチュエータ群
への圧油供給が可能なように、回路を切り換えることと
すれば、オーバーヒート対策を行いながら、任意の作業
を行うことができるようになる。
ポンプを可変容量形とし、かつ、アンロード手段は、調
整用油圧ポンプの吐出油をアンロードするときに、この
調整用油圧ポンプの吐出油量をエンジンロードが維持さ
れる範囲で増大させることとすれば、エンジンの発熱量
を抑えたまま、アンロードされる油量が増大されるの
で、その分だけオイルクーラによる冷却作用が増大され
る。
ポンプを可変容量形とし、かつ、アンロード手段は、こ
の調整用油圧ポンプの吐出油量を検出手段による検出値
の大きさに応じて変化させることとすれば、検出値の大
きさがオーバーヒートの危険性のある警戒条件に達した
途端にアンロード作用が開始されて、アクチュエータが
急激に減速される事態が生じなくなる。
施形態1に係る油圧制御回路図を示したものであるが、
ここでは本回路を建設機械としての油圧ショベルに適用
している。
一油圧ポンプ(調整用油圧ポンプ)2、第二油圧ポンプ
(他のポンプ)3及び操作用の油圧Paを発生させるパ
イロットポンプ4がそれぞれ作動する。第一及び第二油
圧ポンプ2,3は可変容量形油圧ポンプであり、斜板の
傾斜角変位に基づいて吐出流量が変化する斜板式アキシ
ャルピストンポンプで構成されている。なお、図1中、
1aはエンジン1により回転駆動される冷却ファン、1
bはエンジン1の循環水を冷却ファン1aで強制冷却す
るラジエータ、1cはエンジン1のオーバーヒート状況
を示すラジエータ1bの水温を検出する検出手段として
の水温センサ(例えばサーミスタ)である。
れる圧油は、図中左側のセンターバイパスラインLCB
に配列された第一の制御弁群としての複数の方向制御
弁、具体的には、右走行モータ5aを走行動作させるた
めの右走行モータ用制御弁5、バケットシリンダ6aを
伸縮動作させるためのバケットシリンダ用制御弁6、ブ
ームシリンダ7aを伸縮動作させるためのブームシリン
ダ用制御弁7に供給されるとともに、図中右側のセンタ
ーバイパスラインRCB上に配設された第二の制御弁群
としての複数の方向制御弁、具体的には左走行モータ8
aを走行動作させるための左走行モータ用制御弁8、旋
回モータ9aを旋回動作させるための旋回モータ用制御
弁9、オプションシリンダ10aを伸縮動作させるため
のオプションシリンダ用制御弁10、アームシリンダ1
1aを伸縮動作させるためのアームシリンダ用制御弁1
1に供給される。
リンダ6a及びブームシリンダ7aが第一グループのア
クチュエータ群に相当し、左走行モータ8a、旋回モー
タ9a、オプションシリンダ10a及びアームシリンダ
11aが第二グループのアクチュエータ群に相当する。
ただし、左右走行モータ8a,5aは通常時には第一,
第二油圧ポンプ2,3でそれぞれ駆動するために上記の
ように第一及び第二グループのアクチュエータ群に振り
分けて配置し、また油圧ショベルでの必要最小限の作業
を行うために例えば旋回モータ9a及びアームシリンダ
11aを第二グループのアクチュエータ群に含めること
が好ましいが、その他のアクチュエータについては、い
ずれのアクチュエータ群に含めてよい。
には、走行直進弁12が介設されている。この走行直進
弁12は、第一位置であるア位置と第二位置であるイ位
置とを有し、通常はア位置に保持されている。
れる圧油は油路L1を通じて左センターバイパスライン
LCB側に供給され、一方、第二油圧ポンプ3から吐出
される圧油は油路L2を通じて右センターバイパスライ
ンRCB側に供給される。従って、右走行モータ用制御
弁5及び左走行モータ用制御弁8には、それぞれ第一油
圧ポンプ2及び第二油圧ポンプ3から独立して圧油が供
給される。
位置に操作した状態で、例えばブームやアームを操作す
ると、その操作信号がコントローラ24に入るようにな
っているので、コントローラ24はその操作信号の有無
より、操作中か否かを判断することができる。そして、
コントローラ24は、この判断に基づいて電磁比例弁2
2に指令信号を与え、電磁比例弁22の動作により、走
行直進弁12はア位置からイ位置に切り換わる。この走
行直進弁12の切り換えにより、第一油圧ポンプ2から
吐出される圧油は、油路L3を通じて旋回モータ用制御
弁9、オプションシリンダ用制御弁10、アームシリン
ダ用制御弁11に分配供給されるようになる。
る圧油は、油路L1とL2とにパラレルに流れ、左右の
走行モータ用制御弁8,5に供給される。それにより、
例えば走行モータ8a,5aを駆動しつつブームを起伏
させるような複合操作を行う場合であっても、第二油圧
ポンプ3から吐出される圧油が左右の走行モータ8a,
5aに等しく供給され、走行直進性を保つことができる
ようになっている。
おけるブームシリンダ用制御弁7の下流側には左カット
弁13が設けられ、一方、右センターバイパスラインR
CB上におけるアームシリンダ用制御弁11の下流側に
は右カット弁14が設けられている。
ラインRCB側の制御弁が操作されるときに閉じ、一
方、右カット弁14は左センターバイパスラインLCB
側の制御弁が操作されるときに閉じるように動作する。
すなわち、走行直進弁12がイ位置に切り換えられたと
きには、第二油圧ポンプ3から吐出される圧油は、油路
L1及びL2に分流されるため、右センターバイパスラ
インRCB側のいずれかの制御弁を操作するときは、左
センターバイパスラインLCB側の左カット弁13を閉
じておかないとポンプ圧が立たないからであり、一方、
左センターバイパスラインLCB側のいずれかの制御弁
を操作するときは右センターバイパスラインLCB側の
右カット弁14を閉じておかないとポンプ圧が立たない
からである。
ンRCBにおける左走行モータ用制御弁8の下流側から
分岐される合流油路L4と合流点Pで接続されており、
この合流点Pから延設される油路L5を通じてオプショ
ンシリンダ用制御弁10に圧油が供給され、また、合流
点Pから延設される油路L6及びL7を通じてアームシ
リンダ用制御弁11に圧油が供給される。なお、油路L
3及びL4における15及び16は逆止弁である。図1
中、17はアーム押しを増速するためのアーム押し合流
弁であり、同じく18は、ブーム上げを増速するための
ブーム上げ合流弁である。
L8,L9は、それぞれリターンラインL10,L11
と合流し、オイルクーラ19を介してタンク20に接続
されている。図1中、21は本回路の最大油圧に応じて
開放圧力が設定されたバネ付きチェック弁である。同じ
く23,25は上記コントローラ24からの指令信号に
よって制御される電磁比例弁である。
cが所定値(例えば90℃)を超える水温を検出したと
きに、第一油圧ポンプ2からの吐出油を、オイルクーラ
19付きのリターンラインL10にアンロードするアン
ロード手段を設けている。
と、各制御弁5〜11の上流側に接続されたアンロード
弁31と、上記コントローラ24からの指令信号によっ
て動作する電磁比例弁32とから構成されている。ここ
で、アンロード弁31を各制御弁5〜11の上流側に接
続したのは、各制御弁5〜11のいずれかの作業スプー
ルからのブリードオフに遮られてアンロードされる油の
冷却作用が妨害されるおそれをなくすためである。
その水温を連続して検出し、電磁比例弁32は、この検
出値の大きさに応じて、アンロード弁31の開閉動作を
行うようになっている。すなわち、アンロード弁31
は、第一位置であるカ位置と第二位置であるキ位置とを
有し、通常はカ位置に保持されている。
により電磁比例弁32が動作することにより、アンロー
ド弁31がカ位置からキ位置に切り換えられ、第一油圧
ポンプ2がアンロードされる。また、アンロード弁31
は、後述するように、開度調整され、これによって、ア
ンロードする油量が調節される。
4からの指令信号により電磁比例弁22が動作して、走
行直進弁12がア位置からイ位置に切り換えられ、第二
油圧ポンプ3は、両グループのアクチュエータ群5a〜
11aへの圧油供給が可能なように、回路が切り換えら
れるようになっている。
弁5〜11の最上流に配設した走行直進弁12と、片操
作時の圧抜け防止用の左右カット弁13,14を切り換
えて、第二グループのアクチュエータ群8a〜11aへ
の圧油供給を維持しながら、第一グループのアクチュエ
ータ群5a〜7aへの圧油供給をも可能としている。こ
のときには、左右カット弁13,14はともに開状態と
なり、アンロード弁31が完全に開いていない場合は、
第二油圧ポンプ3からの吐出油は油路L3等を経由して
各制御弁5〜11に供給されるようになる。これによ
り、油圧ショベルとして最低限度必要な作業が継続して
行われるとともに、その他の作業も行われるようにな
る。
て設計されており、その定格出力付近では、エンジンロ
ードを増加させずにポンプ吐出油量のみを増加させるこ
とができる。すなわち、上記コントローラ24からの指
令信号によって、第一油圧ポンプ2のアンロードと同時
に、この第一油圧ポンプ2の吐出油量をエンジンロード
が維持される範囲、つまりエンジンロードが増加しない
程度に増大させることができる。
ない操作弁のレバー操作からの操作信号を受けてコント
ローラ24からの指令信号が発せられ、この指令信号に
より吐出油量が増減されるようになっているのである
が、ここでは、上記アンロード中はコントローラ24か
らの指令信号が発せられず、オーバーヒート対策を優先
させるようにしている。これにより、第一油圧ポンプ2
の吐出油量を増大させたまま、上記操作弁によるレバー
操作に関わらず一定に保持できる。
温)が所定値を超えると、上記コントローラ24からの
指令信号によって、第一油圧ポンプ2の吐出油量は、水
温センサ1bの検出値の大きさに応じて、増大させられ
るようにもなっている。さらに、この指令信号によっ
て、エンジンロードを低下させるとともに、エンジン1
がオーバーヒートとなっていることを図示しないモニタ
やアラーム等でオペレータに通報するようにもなってい
る。
一油圧ポンプ2の供給油量変化、エンジン1の回転数変
化には、それぞれヒステリシスを持たせており、図2〜
図4にその例を示している。右カット弁14の切り換え
動作は図5に示す通りである。
ャートであり、その動作を図1〜図5を参照して以下説
明する。
1bの水温が例えば90℃以上であると検出されたとす
る(ステップS1)。すると、コントローラ24からの
指令信号により電磁比例弁22が動作し、この動作によ
って走行直進弁12は図1中のア位置からイ位置に切り
換わる(ステップS2)。
により電磁比例弁32が動作し、この動作によってアン
ロード弁31はカ位置からキ位置に切り換えられ、その
開度調整が行われるが、このときの特性は図2に示す通
り、水温の検出値の大きさに応じて徐々に切り換わる
(ステップS3)。このアンロード弁31の開度調整に
より、水温センサ1cの検出値がオーバーヒートの危険
性のある警戒条件に達した途端にアンロード作用が開始
されて、アクチュエータ動作が急激に減速される事態が
生じるおそれがなくなり、オペレータに違和感を持たせ
たり、ショックが生じたりすることを防止できる。
アンロード弁31の開度が徐々に開いていき、水温が9
5℃となったときに全開となる。その後、水温が92℃
まで下がると、アンロード弁31の開度が徐々に閉じて
いき、水温が87℃となったときに全閉となる。このヒ
ステリシス特性により、水温の微小変動によるアンロー
ド弁31のハンチングを防止できる。
2の吐出油量はエンジンロードが維持される範囲、つま
りエンジンロードが増加しない程度に増大させられる。
これにより、エンジン1の発熱量を抑えたまま、アンロ
ードされる油量が増大されるので、その分だけオイルク
ーラ19による冷却作用を増大させることができる。
からの操作信号を受けていても、コントローラ24は指
令信号を発することがない。すなわち、ここではオーバ
ーヒート対策が優先され、第一油圧ポンプ2の吐出油量
を増大させたまま、上記操作弁によるレバー操作に関わ
らず一定に保持される。これにより、オーバーヒート対
策中には、アンロードされる油量を常に確保して、その
冷却作用が減少するおそれをなくすことができる。
により第一油圧ポンプ2の吐出流量の調整が行われる
が、この流量特性は図3に示す通り、水温の検出値の大
きさに応じて徐々に切り換わる(ステップS4)。この
第一油圧ポンプ2の流量調整によっても、水温センサ1
cの検出値がオーバーヒートの危険性のある警戒条件に
達した途端にアンロード作用が開始されて、アクチュエ
ータ動作が急激に減速される事態が生じるおそれがなく
なり、オペレータに違和感を持たせたり、ショックが生
じたりすることを防止できる。
第一油圧ポンプ2の吐出流量が徐々に増加していき、水
温が95℃となったときに全量流量となる。その後、水
温が92℃まで下がると、第一油圧ポンプ2の吐出流量
が徐々に減少していき、水温が87℃となったときにゼ
ロ流量となる。このヒステリシス特性により、水温の微
小変動による第一油圧ポンプ2のハンチングを防止でき
る。
加させるタイミングは、上記アンロード弁31の開度増
加のタイミングから若干ずらせておくのが好ましい。す
なわち、両者のタイミングいかんによっては、第一油圧
ポンプ2の吐出油量の変動により、アンロード弁31の
抵抗が過大となって、オイルクーラ19へ戻す油量が却
って減少してしまうといった、いわゆるチョーク現象が
発生するおそれがあるからである。
によりエンジン1の回転数調整が行われるが、このとき
の特性は図4に示す通り、水温の検出値の大きさに応じ
て徐々に切り換わる(ステップS5)。同図では、水温
が90℃に達すると、エンジン回転数が定格値(例えば
2000rpm)から徐々に低下していき、水温が95℃とな
ったときに下限値(例えば1500rpm)となる。その後、
水温が92℃まで下がると、エンジン回転数が徐々に上
昇していき、水温が87℃となったときにもとの定格値
となる。このヒステリシス特性により、水温の微小変動
によるエンジン回転数のハンチング防止を図ることがで
きる。
24には全ての操作レバーの操作信号が入っているの
で、その操作信号の有無により旋回モータ9a、アーム
シリンダ11a、オプションシリンダ10aといった第
一アクチュエータ群の操作が有るが否かが判断される
(ステップS6)。この第一アクチュエータ群の操作が
ないと判断されたときは、パイロット油圧の高位選択値
Piが第一所定値(例えば5MPa)となり、右カット弁
14は開状態、つまりスタンバイのままとされるが(ス
テップS7)、操作があると判断されたときは、パイロ
ット油圧の高位選択値Piが第二所定値(例えば20MP
a)となり、右カット弁14は閉状態に切り換えられる
(ステップS8)。
ムシリンダ7a、バケットシリンダ6aといった第一グ
ループのアクチュエータ群の操作が有るか否かが判断さ
れる(ステップS9)。このアクチュエータ群の操作が
ないと判断されたときは、パイロット油圧の高位選択値
Piが第一所定値(例えば5MPa)となり、左カット弁
13は開状態、つまりスタンバイのままとされるが(ス
テップS10)、操作があると判断されたときは、パイ
ロット油圧の高位選択値Piが第二所定値(例えば20
MPa)となり、左カット弁13は閉状態に切り換えられ
る(ステップS11)。そして、水温センサ1cによる
検出水温が87℃以下となるまで、上記ステップS2〜
S11を繰り返す(ステップS12)。
にエンジン1のオーバーヒートが発生しやすい条件が整
う設計をせざるを得ない中で、オーバーヒートの危険性
が近づいてきたことが検出されると、第一油圧ポンプ2
の吐出油がオイルクーラ19付きのリターンラインL1
0にアンロードされるので、このアンロードされる吐出
油の分だけオイルクーラ19による冷却作用が増大さ
れ、その冷却油が再循環されることにより、回路内の油
温が徐々に降下される結果、エンジン1のオーバーヒー
ト状態が確実に回避されるようになる。
プ2を油圧源とする第一グループと、第二油圧ポンプ3
を油圧源とする第二グループとに分けられているので、
第二グループのアクチュエータ群については、第一油圧
ポンプ2の吐出油がアンロードされても、その影響を受
けることがない。したがって、この第二グループのアク
チュエータ群として、例えば、油圧ショベルの必要最低
限の作業(例えば、旋回やアーム作業を含む。)を行う
ものを選択しておくことで、この必要最低限の作業を続
行しながら、より効果的なオーバーヒート対策を行うこ
とができる。
は、油圧ショベルには標準装備されており、本実施形態
1では、これらを使用しているので、余分なコストアッ
プなしに上記構成を実現できる。しかも、エンジン回転
数も同時に制御するようにしているので、エンジン1の
発熱自体も抑えられるし、オペレータに異常を察知させ
ることもできる。さらに、オーバーヒート防止のための
制御が働いていることを警告して、オペレータに異常を
察知させると同時に、機械の動きが遅くなったり、エン
ジン回転数が変化した理由を察知させるようにして、機
械の故障を防止することもできる。
2に係る建設機械の油圧制御回路を示したものである
が、ここでも本回路を建設機械としての油圧ショベルに
適用している。
を、単体で設けているが、これを各制御弁5〜11の最
上流に配設した走行直進弁12に組み込むことができ
る。本実施形態2は、かかる点に着目してなされたもの
であり、ここでは、上記実施形態1におけるアンロード
弁31の代わりに、アンロード弁の機能を備えた走行直
進弁40を設けている。すなわち、この走行直進弁40
は、コントローラ24からの指令信号により電磁比例弁
41が動作することで、第一位置であるア位置、第二位
置である位置イ、第三位置であるウ位置のいずれかに切
り換えられるようになっており、ウ位置でリターンライ
ンL10への接続がとられるが、通常はア位置にある。
その他の構成は上記実施形態1と同様であるので、その
重複説明は省略する。上記走行直進弁40の切り換え動
作にも、ヒステリシスを持たせており、図8にその例を
示している。
ャートであり、その動作を図7,図8を参照して以下説
明する。
1bの水温が例えば90℃以上であると検出されたとす
る(ステップS1)。すると、コントローラ24からの
指令信号により電磁比例弁41が動作し、この動作によ
って走行直進弁40は図7中のア位置からイ位置に切り
換わる(ステップS2)。
切り換わり、ここで開度調整が行われるが、このときの
特性は図8に示す通り、水温の検出値の大きさに応じて
徐々に切り換わる(ステップS3a)。この走行直進弁
40の開度調整により、水温センサ1cの検出値がオー
バーヒートの危険性のある警戒条件に達した途端にアン
ロード作用が開始されて、アクチュエータ動作が急激に
減速される事態が生じるおそれをなくすことができる。
走行直進弁40の開度が徐々に開いていき、水温が95
℃となったときに全開となる。その後、水温が92℃ま
で下がると、走行直進弁40の開度が徐々に閉じてい
き、水温が87℃となったときに全閉となる。このヒス
テリシス特性により、水温の微小変動によるハンチング
防止を図ることができる。その後の動作は、上記実施形
態1のステップS4〜S12と同様である。
作用効果に加え、単体のアンロード弁31を必要としな
いので、その回路構成が簡単化される。したがって、特
に小型の建設機械における回路構成が容易となる。
31の開度調整と、第一油圧ポンプ2の吐出油量調整
と、エンジン1の回転数調整とを同時に行うが、必ずし
もこれらを同時に行う必要はなく、上述したように、各
動作間で多少のタイムラグを設けることもある。また、
例えばアンロード弁31の開度調整のみ、第一油圧ポン
プ2の吐出油量調整のみ、或いは、その他の任意の組み
合わせを選択して行うこととしてもよい。ただし、エン
ジン1の回転数調整のみでは、従来例で説明したよう
に、オーバーヒートを確実に回避することが困難であ
る。
ーバーヒート状況を検出するためのパラメータとしてい
るが、この水温の代わりに油温を用いることとしてもよ
い。つまり、油温も水温も数値差はあるものの、油温が
高い時は水温も高いし、油温が低い時は水温も低いとい
った、同様の検出結果を示す。
温、水温共に上昇するし、冷却装置であるラジエータ1
b、オイルクーラ19は一体に構成されたり、或いは、
前後に貼り合わせたりして、同じファン1aで冷却する
ために、双方の温度条件の差異が小さくなるからであ
る。したがって、水温だけを検出しても、油温を推定で
きるし、油温を下げる対策を講じれば、水温も下がると
いうことであって、どちらかの温度を検出していればよ
いことを意味する。
形態1,2では油圧ショベルを例に取り説明したが、こ
れに限らず、任意の建設機械に適用することができる。
その場合、最低限必要とされる作業はその機械により異
なるので、その機械に応じてアクチュエータ群や制御弁
群のグループ分けを行うことが好ましい。
ドされる油量だけオイルクーラによる冷却作用を増大さ
せ、その冷却油を再循環させることにより、回路内の油
温を徐々に降下させていき、その結果、エンジンのオー
バーヒート状態を確実に回避することができる。
プのアクチュエータ群については、調整用油圧ポンプの
吐出油をアンロードしても、その影響を受けることがな
いようにすることができる。したがって、この第二グル
ープのアクチュエータ群として、建設機械の必要最低限
の作業を行うものを選択しておくことで、この必要最低
限の作業を続行しながら、オーバーヒート対策を行うこ
とができる。
制御弁の作業スプールからのブリードオフに遮られてア
ンロードされる油の冷却作用が妨害されるおそれをなく
すことができるので、エンジンのオーバーヒートを効果
的に防止することができる。
簡単化することができるので、特に小型の建設機械にお
ける回路構成が容易となる。
きさがオーバーヒートの危険性のある警戒条件に達した
途端にアンロード作用が開始されて、アクチュエータ動
作が急激に減速される事態が生じなくなるので、オペレ
ータに違和感を持たせたり、ショックが生じたりするこ
とを防止できる。
される油量を常に確保して、オーバーヒート対策を優先
的に行うことができる。
ート対策を行いながら、任意の作業を行うことができる
ようになるので、便宜である。
発熱量を抑えたまま、アンロードされる油量を増大させ
て、その分だけオイルクーラによる冷却作用を増大させ
ることができ、より効果的なオーバーヒート対策を行う
ことができる。
きさがオーバーヒートの危険性のある警戒条件に達した
途端にアンロード作用が開始されて、アクチュエータが
急激に減速される事態が生じなくなるので、オペレータ
に違和感を持たせたり、ショックが生じたりすることを
防止できる。
図である。
ある。
示す特性図である。
図である。
る。
る。
図である。
る。
る。
群) 6 バケットシリンダ用制御弁(第一グループの制御弁
群) 6a バケットシリンダ(第一グループのアクチュエー
タ群) 7 ブームシリンダ用制御弁(第一グループの制御弁
群) 7a ブームシリンダ(第一グループのアクチュエータ
群) 8 左走行モータ用制御弁(第一グループの制御弁群) 8a 左走行モータ(第二グループのアクチュエータ
群) 9 旋回モータ用制御弁(第二グループの制御弁群) 9a旋回モータ(第二グループのアクチュエータ群) 10 オプションシリンダ用制御弁(第二グループの制
御弁群) 10a オプションシリンダ(第二グループのアクチュ
エータ群) 11 アームシリンダ用制御弁(第二グループの制御弁
群) 11a アームシリンダ(第二グループのアクチュエー
タ群) 12 走行直進弁 13 右カット弁 14 左カット弁 19 オイルクーラ 22,23,25 電磁比例弁 24 コントローラ(アンロード手段) 31 アンロード弁(アンロード手段) 32 電磁比例弁(アンロード手段) 40 走行直進弁(アンロード手段) 41 電磁比例弁(アンロード手段)
Claims (9)
- 【請求項1】 複数の油圧アクチュエータの油圧源とし
ての複数の油圧ポンプと、この油圧ポンプを駆動するエ
ンジンと、このエンジンのオーバーヒート状況を検出す
る検出手段と、アンロード手段とを備え、このアンロー
ド手段は、上記検出手段がオーバーヒート状況を検出し
たときに、上記複数のポンプのうちからオーバーヒート
対策のための調整用油圧ポンプとして予め選択された油
圧ポンプの吐出油をオイルクーラ付きのリターンライン
にアンロードするように構成されたことを特徴とする建
設機械の油圧制御回路。 - 【請求項2】 アクチュエータ群が、調整用油圧ポンプ
を油圧源とする第一グループと、他のポンプを油圧源と
する第二グループとに分けられたことを特徴とする請求
項1記載の建設機械の油圧制御回路。 - 【請求項3】 調整用油圧ポンプと第一アクチュエータ
群との間で油の給排を制御する第一グループの制御弁群
と、他のポンプと第二アクチュエータ群との間で油の給
排を制御する第二グループの制御弁群とを備え、アンロ
ード手段は、第一グループの制御弁群よりも上流側に配
置されたアンロード弁を有することを特徴とする請求項
2記載の建設機械の油圧制御回路。 - 【請求項4】 アクチュエータとして左右の走行用油圧
モータが設けられるとともに、この両走行用油圧モータ
と他のアクチュエータの複合操作時に1つの油圧ポンプ
の吐出油を両走行用油圧モータに振り分ける走行直進弁
が両グループの制御弁群の最上流に設けられ、この走行
直進弁にアンロード弁を組み込んだことを特徴とする請
求項3記載の建設機械の油圧制御回路。 - 【請求項5】 アンロード手段は、検出手段による検出
値の大きさに応じてアンロード弁の開度調整を行うこと
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の建設機械
の油圧制御回路。 - 【請求項6】 アンロード手段は、調整用油圧ポンプの
吐出油量を増大させたまま、第一又は第二グループのア
クチュエータ群の操作に関わらず、該吐出油量を一定に
保持するものであることを特徴とする請求項2〜5のい
ずれかに記載の建設機械の油圧制御回路。 - 【請求項7】 アンロード手段は、調整用油圧ポンプの
吐出油をアンロードするときに、他のポンプによる両グ
ループのアクチュエータ群への圧油供給が可能なよう
に、回路を切り換えることを特徴とする請求項2〜6の
いずれかに記載の建設機械の油圧制御回路。 - 【請求項8】 調整用油圧ポンプを可変容量形とし、か
つ、アンロード手段は、調整用油圧ポンプの吐出油をア
ンロードするときに、この調整用油圧ポンプの吐出油量
をエンジンロードが維持される範囲で増大させることを
特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の建設機械の
油圧制御回路。 - 【請求項9】 調整用油圧ポンプを可変容量形とし、か
つ、アンロード手段は、この調整用油圧ポンプの吐出油
量を検出手段による検出値の大きさに応じて変化させる
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の建設
機械の油圧制御回路。
Priority Applications (1)
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JP2001189467A JP2003004005A (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 建設機械の油圧制御回路 |
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JP2001189467A JP2003004005A (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 建設機械の油圧制御回路 |
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