JP2003003663A - 枠組み足場 - Google Patents
枠組み足場Info
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- JP2003003663A JP2003003663A JP2001189852A JP2001189852A JP2003003663A JP 2003003663 A JP2003003663 A JP 2003003663A JP 2001189852 A JP2001189852 A JP 2001189852A JP 2001189852 A JP2001189852 A JP 2001189852A JP 2003003663 A JP2003003663 A JP 2003003663A
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Abstract
がかかり、場合によっては作業の安全性が阻害されると
云う問題点を解決し、従来に比較して短時間で足場が構
築出来、安全性も確保される効果を奏する枠組み足場を
提供する。 【解決手段】隣接する建枠と該建枠の脚柱を支持するジ
ャッキベースとからなる枠組み足場において、前記ジャ
ッキベースが、前記隣接する建枠の隣接する脚柱を同時
に支持する1個のジャッキベースからなることを特徴と
する枠組み足場。
Description
る。更に詳しくは、複数枚の建枠と該建枠の脚柱を支持
するジャッキベースとからなる枠組み足場に関する。
し、それぞれの建枠の脚柱を、地面に載置した敷板ある
いは敷角の上に載置したジャッキベースにより支持する
と共に建枠の上下方向の位置を調節して枠組み足場を構
築することが従来から行われている。
れぞれ別々のジャッキベースで支持する方法(ジャッキ
ベース2個方式)、あるいは、隣接する脚柱のそれぞれ
を緊結し、いずれか一方の脚柱をジャッキベースで支持
する方法(脚柱緊結ジャッキベース1個方式)が採用さ
れている。
ジャッキベースが隣接して位置するためその分隣接する
建枠の間隔を広げざるを得ない場合があり、特に、外周
にネジ溝が設けられそのネジ溝に嵌合された回動式のジ
ャッキハンドルを有する型式の安価で簡易なジャッキベ
ースが用いられる場合は、ジャッキハンドルの回動に必
要な空間が必要となるため、隣接する建枠の間隔を小さ
くするのに限界があり、現場では、このジャッキベース
2個方式より、後者の脚柱緊結ジャッキベース1個方式
の方が多く採用されている。
方式を実施するに当たっては、隣接する脚柱を上下方向
に多数箇所において緊結する作業を必要とし、足場の構
築に時間がかかると云う問題があった。また、緊結後、
一方の脚柱を、それを支持するジャッキベースで上下動
させ、双方の建枠の位置を上下方向に調整するに際し、
緊結した筈の他方の脚柱がずれ、場合によっては、ジャ
ッキベースの操作に支障を来す、特に、回動式のジャッ
キハンドルを用いる型式のジャッキベースの場合は、ジ
ャッキハンドルの操作が出来なくなる場合も生じ、その
場合は、緊結作業をやり直すことになり、足場の構築に
ますます時間を要すると云う問題があった。また、作業
中の脚柱の縦方向のずれは、作業の危険性を伴うもので
あった。
術の問題点を解決し、足場の構築が、より迅速に、より
安全になせる枠組み足場を提供するすることを目的とし
てなされたものである。
成せんとするものであって、本発明に係る枠組み足場
は、隣接する建枠と該建枠の脚柱を支持するジャッキベ
ースとからなる枠組み足場において、前記ジャッキベー
スが、前記隣接する建枠の隣接する脚柱を同時に支持す
る1個のジャッキベースからなることを特徴とする。
脚柱を同時に支持する1個のジャッキベースが、外周に
ネジ溝が形成された円柱体と、該ネジ溝に嵌合し回動せ
しめられることにより前記円柱体の軸方向に上下動する
ジャッキハンドルと、前記円柱体が貫通する貫通穴を有
し該貫通穴に前記円柱体貫通した状態で、前記ジャッキ
ハンドルに載置され該ジャッキハンドルの上下動に応じ
て前記円柱体に沿って上下動するベースプレートとから
なり、該ベースプレートの前記貫通穴を中心に実質的に
左右対称な位置に、前記脚柱が支持されてなることが、
ジャッキベースにかかる荷重バランスをとる上で好まし
い。
前記建枠の脚柱の形状に応じた脚柱を受け入れるための
凸あるいは凹状の脚柱受け具が設けらていることが、ジ
ャッキベースにかかる荷重バランスをとる上で更に好ま
しい。
組み足場、および、本発明に係る枠組み足場を、更に具
体的に説明する。
る。図1において、枠組み足場1は、隣接した建枠2、
建枠3、および、これらの建枠2、3が載置されたジャ
ッキベース4、5、6からなる。
の左側脚柱2Lと建枠3の右側脚柱3Rとは、緊結具7
a、7b、7cにより、緊結されている。 建枠2の右
側脚柱2Rは、ジャッキベース4のベースプレート6a
上に載置され、緊結された建枠2の左側脚柱2Lと建枠
3の右側脚柱3Rは、建枠3の右側脚柱3Rにより、ジ
ャッキベース5のベースプレート5a上に載置され、建
枠3の左側脚柱3Lは、ジャッキベース6のベースプレ
ート6a上に載置されている。
体(パイプ)の場合は、該柱状体の中空部に嵌合する柱
状体がベースプレートに設けられたジャッキベースが、
また、使用される建枠の脚柱が充実の柱状体の場合は、
該柱状体を受け入れる管状体がベースプレートに設けら
れたジャッキベースが用いられる場合がある。
緊結具7a、7b、7cにより、建枠2の左側脚柱2L
と建枠3の右側脚柱3Rとを、順次、緊結する作業にか
なりの労力と時間を要する。また、緊結が十分でない場
合は、ジャッキベースを操作するとき、建枠2の左側脚
柱2Lと建枠3の右側脚柱3Rとの間で、上下方向のず
れを生じることがあり、この場合、ずれを直し、再度、
緊結作業をやり直すことが必要となる。
るものである。
態様の正面図である。図2において、枠組み足場11
は、隣接した建枠12、建枠13、および、これらの建
枠12、13が載置されたジャッキベース14、15、
16からなる。
12の左側脚柱12Lと建枠13の右側脚柱13Rと
は、1個のジャッキベース15のベースプレート15a
上に載置されている。このジャッキベース15の詳細
は、後に、図3、4を用いて説明される。
ッキベース14のベースプレート14a上に載置され、
建枠13の左側脚柱13Lは、ジャッキベース16のベ
ースプレート16a上に載置されている。これらのジャ
ッキベース14、16は、ジャッキベース15と同じ構
造のものでも良いが、図1において説明したような従来
のジャッキベースでも良い。
て、建枠12の左側脚柱12Lと建枠13の右側脚柱1
3Rとは、結合具17a、17bにより、結合されてい
る方が安全上好ましい。ただし、この結合は、両脚柱1
2L、13Rの間の横ずれ(水平方向のずれ)が防止で
きる程度のもので良い。両脚柱12L、13Rの間の縦
ずれは、1個のジャッキベース15のベースプレート1
5aにより、防止されるからである。
の側面図であり、図4は、図3に示したジャッキベース
15の平面図である。
は、外周にネジ溝21が設けられた円柱22と、ネジ溝
21に嵌合し回動により円柱22の軸方向に上下移動す
るジャッキハンドル23と、円柱22の貫通穴24を有
し、円柱22が貫通穴24を貫通した状態で、ジャッキ
ハンドル23上に載置されたベースプレート25と、ベ
ースプレート25上に突出して、その基部が溶接により
ベースプレート25に固定され、設けられた2本の円柱
からなる脚柱受け具26、27とからなる。脚柱受け具
26、27は、貫通穴24の中心に対し対称な位置に設
けられている。これは、ベースプレート25に作用する
荷重のバランスをより好ましい状態とするためである。
み足場11の構築手順を説明する。建枠12、13のパ
イプからなる脚柱12R、12L、13R、13Lの位
置に合わせて、敷板(図示は省略)が置かれ、これらの
敷板の上に、ジャッキベース14、15、16が用意さ
れる。ジャッキベース14、16は、図1の従来技術に
用いられているものとし、ジャッキベース15は、図
3、4に示されたものとする。建枠12の右側脚柱12
Rが、ジャッキベース14のベースプレート14a上に
載置され、建枠12の左側脚柱12Lが、ジャッキベー
ス15のベースプレート25(15a)の脚柱受け具2
7に挿入されて、ベースプレート25(15a)上に載
置され、建枠13の右側脚柱13Rが、ジャッキベース
15のベースプレート25(15a)の脚柱受け具26
に挿入されて、ベースプレート25(15a)上に載置
され、建枠13の左側脚柱13Lが、ジャッキベース1
6のベースプレート16a上に載置される。脚柱12L
と13Rとは、結合具17a、17bにより、結合され
る。これにより、一組の枠組み足場11が完成する。
あるいは右に更に同様の枠組み足場を形成することによ
り、枠組み足場は、所望の長さのものとすることが出来
る。その際、ジャッキベース14あるいは16として
は、ジャッキベース15と同じものが用いられる。な
お、また、枠組み足場11は、必要に応じて、従来通り
の建枠の積み重ねにより、上方へも延長される。
として、次の寸法のものを作成した。鋼鉄製の円柱22
の直径:40mm、鋼鉄製の板状のベースプレート25
(15a):長さ135mmx幅135mmx厚さ5m
m、鋼鉄製の脚柱受け具26、27:直径35mmx長
さ205mm、脚柱受け具26、27中心間距離:65
mm、貫通穴中心と脚柱受け具26、27中心との距
離:42mm。
組み足場の構築手順に応じて枠組み足場11を形成し
た。従来の枠組み足場の完成までの所要時間の約2/3
の時間で枠組み足場が完成した。
枠の隣接する脚柱を共通のジャッキベースで支持するこ
とにより枠組み足場が構築されるので、従来のように、
枠組み足場の構築に際し、隣接する脚柱を縦方向にずれ
ることがないように緊結する作業が軽減され、枠組み足
場の構築時間が短縮が図られ、また、緊結が弛むことに
よる作業のやり直しのための構築時間の遅延やその際に
起こる作業の危険性が解消される。
図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 隣接する建枠と該建枠の脚柱を支持する
ジャッキベースとからなる枠組み足場において、前記ジ
ャッキベースが、前記隣接する建枠の隣接する脚柱を同
時に支持する1個のジャッキベースからなることを特徴
とする枠組み足場。 - 【請求項2】 前記1個のジャッキベースが、外周にネ
ジ溝が形成された円柱体と、該ネジ溝に嵌合し回動せし
められることにより前記円柱体の軸方向に上下動するジ
ャッキハンドルと、前記円柱体が貫通する貫通穴を有し
該貫通穴に前記円柱体が貫通した状態で、前記ジャッキ
ハンドルに載置され、該ジャッキハンドルの上下動に応
じて前記円柱体に沿って上下動するベースプレートとか
らなり、該ベースプレートの前記貫通穴を中心に実質的
に左右対称な位置に、前記脚柱が支持されてなる請求項
1に記載の枠組み足場。 - 【請求項3】 前記左右対称な位置に、前記建枠の脚柱
の形状に応じた脚柱を受け入れるための凸あるいは凹状
の脚柱受け具が設けらてなる請求項2に記載の枠組み足
場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001189852A JP2003003663A (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 枠組み足場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001189852A JP2003003663A (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 枠組み足場 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003003663A true JP2003003663A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19028711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001189852A Pending JP2003003663A (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 枠組み足場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003003663A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6210608B1 (ja) * | 2016-05-12 | 2017-10-11 | 株式会社クリス・コーポレーション | 支保工 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60168747U (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-08 | 木内建設株式会社 | 足場組み用の補助ベ−ス |
JP2001311303A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-11-09 | Toda Constr Co Ltd | 枠組足場の建枠ベースとジョイントピン |
-
2001
- 2001-06-22 JP JP2001189852A patent/JP2003003663A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60168747U (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-08 | 木内建設株式会社 | 足場組み用の補助ベ−ス |
JP2001311303A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-11-09 | Toda Constr Co Ltd | 枠組足場の建枠ベースとジョイントピン |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6210608B1 (ja) * | 2016-05-12 | 2017-10-11 | 株式会社クリス・コーポレーション | 支保工 |
WO2017195233A1 (ja) * | 2016-05-12 | 2017-11-16 | 株式会社クリス・コーポレーション | 支保工 |
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