JP2003002553A - エレベータの保守用運転装置及びその操作方法 - Google Patents

エレベータの保守用運転装置及びその操作方法

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JP2003002553A
JP2003002553A JP2001182515A JP2001182515A JP2003002553A JP 2003002553 A JP2003002553 A JP 2003002553A JP 2001182515 A JP2001182515 A JP 2001182515A JP 2001182515 A JP2001182515 A JP 2001182515A JP 2003002553 A JP2003002553 A JP 2003002553A
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Japan
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car
predetermined distance
inspection
elevator
maintenance
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JP2001182515A
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English (en)
Inventor
Hideya Tatetsu
秀哉 立津
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守点検作業に要する時間を短縮して、利用
者の不便を軽減することを目的とする。 【解決手段】 乗場103側からかご6の上又は外側面
の点検個所へ接近できるようにするために、かご6を昇
降させる所定距離Ct〜Cbが記録された点検位置記録
手段34と、この点検位置記録手段34に記録された所
定距離Ct〜Cbを択一的に指定する点検位置選択手段
86及び87と、この点検位置選択手段86及び87に
よって所定距離Ct〜Cbが指定されてから所定時間T
1を計数する時限手段と、この時限手段が所定時間T1
を計数すると、指定された所定距離Ct〜Cbだけかご
6を昇降させる昇降制御手段21とを備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータのか
ご周りの機器を保守点検するためにかごを上下させる運
転装置及びその操作方法に係る。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のエレベータの保守点検に
係るエレベータの運転装置及び保守点検に係るエレベー
タの操作方法を示す。即ち、エレベータは最下階の1階
から最上階の4階104まで昇降するものとする。昇降
路の頂部には、機械室1が設置され、巻上機3が梁2に
取り付けられている。巻上機3には主索11が巻き掛け
られており、かご6が吊持されている。
【0003】かご6にはかご操作盤7とかご6の出入口
を開閉するかご戸8が取り付けられており、かご上には
かご戸8を開閉制御する戸閉装置9が設置されている。
更に、かご6の上部外側面には、戸閉機構が装着されて
おり、かご6の中部外側面には、かご戸8のリンク機構
が装着されており、また、かご6の下部からは、ガイド
シュー等を目視により点検する。
【0004】各階の乗場103及び104には、出入口
を開閉する乗場戸1031及び1041とかご6を呼び
寄せる乗場釦1033及び1043が取り付けられてい
る。
【0005】作業者Mがエレベータの保守点検をするに
は、まずかご6に乗って最上階104まで上昇する。最
上階104からは符号R1で示したルートで、階段で機
械室1まで上る。機械室1では、手動運転スイッチ41
をエレベータ制御装置22に接続する。この手動運転ス
イッチ41には運転−停止スイッチと、UP/DOWN
釦が組み込まれている。
【0006】まず、かご上に上がって保守点検を行うも
のとする。作業者Mは3階乗場103からかご上に上が
るものとして、手動運転スイッチ41のDOWN釦を押
し続けて巻上電動機4を低速回転させ、かご6を下降さ
せる。主索11の移送量から相当分下降したと判断され
た場合は、DOWN釦を開放してかご6を停止させる。
【0007】作業者Mは、機械室1から3階乗場103
まで符号Rdで示したルートで、階段を使用して下り
る。3階の乗場戸1031を解錠して開き、かご6の天
井上へ乗って、戸閉装置9等の機器の保守作業を行う。
作業が終了したならば、作業者Mはかご上から3階乗場
103へ下りて乗場戸1031を閉じ、符号Ruで示し
たルートで、階段で機械室1まで上る。
【0008】次に、かご6の上部外側面部を点検するに
は、かご6の天井を図8に符号61で示した位置まで上
昇させる。同様に手動運転スイッチ41のUP釦を押し
続けて巻上電動機4を低速回転させ、かご6を上昇させ
る。主索11の移送量から相当分上昇したと判断された
場合は、UP釦を開放してかご6を停止させる。
【0009】作業者Mは、同様に機械室1から3階乗場
103まで符号Rdで示したルートで、階段を使用して
下りる。3階の乗場戸1031を解錠して開き、乗場1
03からかご6の上部外側面部に取り付けられた機器の
保守作業を行う。作業が終了したならば、作業者Mは同
様に乗場戸1031を閉じ、3階乗場103から符号R
uで示したルートで、階段で機械室1まで上る。
【0010】次に、かご6の中部外側面部を点検する場
合も同様であって、作業者Mは符号Ru及びRdで示し
たルートで階段を上り下りしてかご天井を図8に符号6
2で示した位置まで上昇させ、乗場103から保守点検
作業を行う。
【0011】更に、かご下部外側面を点検する場合も同
様であって、作業者Mは符号Ru及びRdで示したルー
トで階段を上り下りしてかご天井を図8に符号63で示
した位置まで上昇させ、乗場103から保守点検作業を
行う。
【0012】かご下部外側面の保守点検作業が終ったな
らば、作業者Mは乗場戸1031を閉じ、3階乗場10
3から符号Ruで示したルートで機械室1まで上る。機
械室1では手動運転スイッチ41を操作してかご6を3
階乗場103の床面位置まで下降させた後、エレベータ
制御装置22から手動運転スイッチ41を外して自動運
転モードに復帰させる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの保
守点検に係るエレベータの運転は、上記のとおり機械室
1で手動運転スイッチ41を操作して行われていたの
で、かご6を昇降させて点検箇所を変更する毎に、作業
を行う乗場103と機械室1の間を階段によって往復し
なければならなかった。このため、保守点検作業は長時
間を要した。
【0014】エレベータは、ビル内の縦の交通機関とし
て必要不可欠であるにも拘らず、上記のとおり保守点検
作業は、エレベータを長時間占有することとなって、利
用者に不便を強いる、という問題があった。
【0015】また、かご6を昇降させるのに、機械室1
で手動運転スイッチ41を操作して行っていたので、か
ご6を目的位置に正確に停止させることは容易ではな
い、という問題もあった。
【0016】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたものであり、保守点検作業に要する時間を短縮し
て、利用者の不便を軽減することを目的とする。また、
かごを作業のし易い所定距離に正確に昇降させることも
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るエレベー
タの保守用運転装置は、乗場側からかごの上又は外側面
の点検個所へ接近できるようにするために、かごを昇降
させる所定距離が記録された点検位置記録手段と、この
点検位置記録手段に記録された所定距離を択一的に指定
する点検位置選択手段と、この点検位置選択手段によっ
て所定距離が指定されてから所定時間を計数する時限手
段と、この時限手段が所定時間を計数すると、指定され
た所定距離だけかごを昇降させる昇降制御手段とを備え
たものである。
【0018】請求項2に係るエレベータの保守用運転装
置は、請求項1において、エレベータが保守運転モード
に切り替えられた状態で、点検位置選択手段によって所
定距離が指定されたときに、昇降制御手段を作動させて
かごを所定距離だけ昇降させるようにしたものである。
【0019】請求項3に係るエレベータの保守用運転装
置は、請求項1において、点検位置選択手段をトグルス
イッチで構成し、このトグルスイッチを択一的に操作す
ることによって所定距離を指定するようにしたものであ
る。
【0020】請求項4に係るエレベータの保守用運転装
置は、請求項1において、点検位置選択手段をロータリ
スイッチで構成し、その回転角度によって所定距離を指
定するようにしたものである。
【0021】請求項5に係るエレベータの保守用運転装
置は、請求項1において、点検位置選択手段を、かごの
行先階を指定するかご操作盤の行先釦の上記行先階を指
定する機能を無効とし、所定距離を指定する機能を有効
とする行先釦切替スイッチを設け、この切替スイッチに
よって所定距離を指定する機能が有効となった行先釦を
択一的に操作することにより所定距離を指定するように
したものである。
【0022】請求項6に係るエレベータの保守用運転装
置は、請求項1において、時限手段に代えて乗場に設け
られてかごを呼び寄せる乗場釦とし、この乗場釦が操作
されると昇降制御手段が、指定された所定距離だけかご
を昇降させるようにしたものである。
【0023】請求項7に係るエレベータの保守用運転装
置は、請求項1において、乗場に設けられてかごを呼び
寄せる乗場釦を所定時間継続して操作することにより、
所定距離だけ昇降したかごを元の階床位置まで復帰させ
る点検運転解除手段を備えたものである。
【0024】請求項8に係るエレベータの保守点検運転
操作方法は、乗場釦を操作してかごを呼び寄せる呼寄せ
工程と、呼び寄せられたかごに乗り込んで乗場側からか
ごの上又は外側面の点検個所へ接近するためにかごを乗
場の床面から所定距離昇降させるための所定距離を指定
する距離指定工程と、所定距離を指定した後乗場へ出て
かごの昇降運転が終了するのを待つ待機工程と、かごの
昇降運転が終了すると非常鍵外しで乗場戸を解錠開放し
て点検作業をする作業工程と、点検作業が終了すると乗
場戸を閉じ、乗場釦を操作することによりかごを階床位
置まで復帰させる点検運転解除工程と、かご内に乗りい
れて所定距離の指定を解除する距離指定解除工程とから
なるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1から図5は、
この発明の実施の形態1を示す。図1において、1はエ
レベータの機械室、2は機械室1の床下に横設された
梁、3はこの梁2に支持された巻上機、4はこの巻上機
3を駆動する巻上電動機、5は巻上電動機4の回転軸の
回転数から昇降距離を演算する距離計である。
【0026】6は巻上機3によって昇降駆動されるか
ご、7はこのかご6内に設けられたかご操作盤、8はか
ご6の出入口を開閉するかご戸、9はかご上に設置され
てかご戸8の開閉を行う戸閉装置、10はかご6が所定
位置に達したときに作動する基準位置スイッチで、距離
計5に対して基準位置を設定するものである。11は巻
上機3に巻き掛けられて、かご6を吊持する主索であ
る。
【0027】21は乗場側からかご6の上又は外側面の
点検個所へ接近できるように、乗場の床面から所定距離
だけかごを昇降させるエレベータの点検運転制御手段、
22はこの点検運転制御手段21を内蔵し、かご6を自
動運転及び保守運転する回路が組み込まれたエレベータ
制御装置である。
【0028】103は3階の乗場、1031は3階の乗
場戸、1032は乗場の全閉施錠を検知するドアスイッ
チ、1033はかご6を呼び寄せる3階の乗場釦であ
る。104は最上階である4階の乗場で、この4階も上
記3階と同様に構成されている。なお、最下階である1
階及び2階も同様であって図示を省略する。
【0029】M1〜M4は一人の作業者の行動過程を示
し、特に、かご上に上がって保守点検をするために、か
ご6を所定距離だけ下げる前の行動過程と、所定距離だ
け下げられたかご6′の上に上がる行動過程を示す。
【0030】即ち、まず、符号M1で示したとおり、作
業者は乗場釦1033を押してかご6を呼び寄せる。符
号M2で示したとおり、作業者は呼び寄せられたかご6
に乗り込み、かご操作盤7を操作してエレベータを保守
運転モードに切り替え、かつ、所定距離を指定した後か
ご6から降り、符号M1で示したとおり乗場103で待
機する。
【0031】かご6は、所定時間経過後に符号6′で示
したとおり、かご6の天井が乗場103の床面と一致す
る位置まで下降する。作業者は乗場戸1031を解錠し
て戸を開き、符号M3で示したとおり、かご上に乗り、
更に符号M4で示したとおり、保守点検作業を行う。
【0032】図2において、図1と同符号は同一部分を
示す。31は点検運転制御手段21のCPU、32はプ
ログラムが記録されたROM、33は一時的なデータが
書き込まれるRAM、34はROMで構成された点検位
置メモリで、乗場103の床面を基準として、かご上へ
上がって点検するためにかご6を昇降させる所定距離C
t、かご6の上部外側面を点検するための所定距離C
u、かご6の中部外側面を点検するための所定距離C
m、及びかご6の下部外側面を点検するための所定距離
Cbが、それぞれ書き込まれている。各所定距離Ct〜
Cbは、以下、所定位置又は点検位置ともいう。
【0033】35は同じくROMで構成された階床位置
メモリで、基準位置スイッチ10の作動位置を基準にし
て、各乗場101〜104の床面までの距離Df1〜D
f4がそれぞれ書き込まれている。36は後述の点検位
置選択スイッチ86又は87によって所定距離Ct〜C
bが指定されてからの経過時間を区切る所定時間T1
と、乗場釦1033の継続操作の経過時間を区切る所定
時間T2がそれぞれ記録された所定時間メモリ、37は
外部からの信号が入力される入力回路、38は点検運転
制御手段21から外部へ出力される出力回路である。
【0034】71は1階への行先釦、72は2階への行
先釦、81は戸閉釦、82は戸開釦である。83はかご
操作盤7の凹部を閉じるスライドカバー、84は上記凹
部に取り付けられてエレベータを運転又は休止させるた
めの運転スイッチ、85は同じくエレベータを自動運転
モードにして乗客を輸送する場合と、保守運転モードに
してエレベータを点検する場合とを切り替える運転モー
ド切替スイッチである。
【0035】86は点検位置メモリ34に記録された所
定距離CtとCuを択一的に指定するための点検位置選
択スイッチで、上倒と下倒と中立の3極のトグルスイッ
チからなり、通常は中立位置にあり、上倒させることに
より所定距離Ctが指定され、下倒することによりCu
が指定される。87は点検位置メモリ34に記録された
所定距離CmとCbを択一的に指定するための点検位置
選択スイッチで、同様に上倒と下倒と中立の3極のトグ
ルスイッチからなり、通常は中立位置にあり、上倒させ
ることにより所定距離Cmが指定され、下倒することに
よりCbが指定される。なお、点検位置選択スイッチ8
6と87は択一操作されるものとする。
【0036】図3は点検位置メモリ34に記録された各
所定距離Ct〜Cbの詳細を示す。図中、図1及び図2
と同符号は同一部分を示す。図3(a)は、作業者M1
1が乗場103からかご上へ上がって点検するために、
乗場103の床面を基準として、かご6を下降させなけ
ればならない所定距離Ctを示す。
【0037】図3(b)は、作業者M12が乗場103
から、かご6の上部外側面を点検するために、乗場10
3の床面を基準として、かご6を下降させなければなら
ない所定距離Cuを示す。
【0038】図3(c)は、作業者M13が乗場103
から、かご6の中部外側面を点検するために、乗場10
3の床面を基準として、かご6を上昇させなければなら
ない所定距離Cmを示す。
【0039】図3(d)は、作業者M14が乗場103
から、かご6の下部外側面を点検するために、乗場10
3の床面を基準として、かご6を上昇させなければなら
ない所定距離Cbを示す。
【0040】次に、図4に従ってエレベータの保守用運
転装置の操作手順を述べる。図中、図1〜図3と同符号
は、同一部分を示す。手順S11で、乗場釦1033を
押して点検作業を行う階103へかご6を呼び寄せる。
手順S12で、かご6が到着したならばかご6内へ乗り
入れる。
【0041】手順S13で、かご操作盤7の運転モード
切替スイッチ85を「保守」に設定する。手順S14
で、かご操作盤7の点検位置選択スイッチ86及び87
を択一的に操作して所定距離Ct〜Cbを指定する。手
順S15で、所定距離Ct〜Cbを指定したならば、か
ご6から乗場103へ出て所定時間T1の経過を待つ。
手順S16で、所定時間T1が経過すると点検運転が開
始されて戸8及び乗場戸1031が自動的に閉じて指定
された所定距離Ct〜Cbだけかご6が昇降する。
【0042】手順S17で、乗場戸1031を非常鍵外
しで解錠して開放し、所定距離Ct〜Cbに応じて、か
ご上又は上部外側面、中部外側面若しくは下部外側面の
保守点検作業を行う。手順S18で、作業が終了したな
らば、乗場103側から手で乗場戸1031を閉じる。
手順S19で、乗場釦1033を所定時間T2以上押し
続ける。手順S20で、乗場釦1033が所定時間T2
以上継続して押下されると、点検運転が解除されて、か
ご6は元の階床位置Df3へ復帰し、自動でかご戸8及
び乗場戸1031を開く。
【0043】ここで、点検位置を変えて別の部分につい
て保守点検作業を行う場合は、手順S21に示したとお
り、上記手順S14〜S20までの操作を繰り返して、
各所定位置Ct〜Cbへかご6を移動させて対応する部
分の保守点検作業を行う。
【0044】作業が終了すると、手順S22で、かご6
内に乗り入れ、手順S23で、かご操作盤7の点検位置
スイッチ86及び87を「通常」の位置に設定する。更
に、手順S24で、かご操作盤7の運転モード切替スイ
ッチ85を「保守」から「自動」に設定して、エレベー
タを稼動復帰させる。
【0045】図5に従って、エレベータの動作を述べ
る。手順S31で、乗場釦1033によって乗場呼びが
登録されると、かご6は上記乗場呼びに応答して点検作
業が行われる3階103に到着してかご戸8及び乗場戸
1031を開く。手順S32で、かご操作盤7の運転モ
ード切替スイッチ85及び点検位置選択スイッチ86、
87の設定を読み取る。
【0046】手順S33で、運転モード切替スイッチ8
5が「保守」に設定されている場合は手順S34に移
る。ここで、点検位置選択スイッチ86又は87によっ
て点検すべき位置が設定されている場合は、点検運転モ
ードとなる。
【0047】即ち、手順S35で、選択された点検位置
に対応して所定距離Ct〜Cbを点検位置メモリ34か
ら読み取る。手順S36で所定距離Ct〜Cbが指定さ
れてからの経過時間の計数を開始する。手順S37で計
数値が所定時間T1に達するのを待って手順S38で、
かご戸8及び乗場戸1031を閉じ始める。手順S39
で戸閉が完了すると、手順S40で選択された点検位置
に対応した所定位置Ct〜Cbまで、かご6を昇降させ
る。
【0048】この時点で、作業者によって点検作業が行
われる。点検作業が終了すると、手順S41で、点検作
業階である3階103の乗場釦1033が所定時間T2
以上継続して押下されたかチェックする。所定時間T2
以上押下されたことを検知すると、手順S42で、点検
作業階103の階床位置Df1〜Df4を階床位置メモ
リ35から読み取り、かご6を3階103まで昇降させ
て戸8及び乗場戸1031を開く。これにより、点検運
転は終了する。
【0049】手順S43で、点検位置選択スイッチ86
及び87が「通常」に復帰されるのを待つ。手順S44
で、運転モード切替スイッチ85が「自動」に設定され
ることにより、エレベータは利用客の用に供される。
【0050】上記実施の形態1によれば、かご6の保守
点検作業を行う乗場103へかご6を呼び寄せておい
て、かご操作盤7に設けられた点検位置選択スイッチ8
6、87で、作業箇所を指定すると、乗場103側から
点検作業がし易い所定位置Ct〜Cbまでかご6を昇降
させるようにしたので、かご6を所定位置Ct〜Cbま
で昇降させるために、機械室1まで上がる必要がない。
このため、点検作業を早期に終了させることができ、エ
レベータを速やかに利用客の用に供することができる。
【0051】また、所定位置Ct〜Cbは、点検作業の
対象箇所に応じて予め定められているので、作業のし易
い位置に正確にかご6を停止させることができる。
【0052】更に、点検運転は、保守運転モードの下で
実施されるので、安易に保守運転モードに移行すること
はない。
【0053】更にまた、点検位置は、トグルスイッチで
構成された点検位置選択スイッチ86、87によって択
一的に設定されるので、設定が容易である。
【0054】更にまた、点検運転は、乗場釦1033を
所定時間継続して押下することによって解除されて、所
定距離だけ昇降したかご6を元の階床位置Df3まで復
帰させるようにしたので、安易に点検運転が解除される
ことはない。
【0055】実施の形態2.図6は、この発明の実施の
形態2を示す。図中、図1〜図5と同符号は同一部分を
示す。ここでは、点検位置選択スイッチ88をロータリ
スイッチで構成し、その回転角度によって、かご上、か
ご上部外側面、かご中部外側面及びかご下部外側面を指
定して、それぞれ対応する所定距離Ct〜Cbを指定す
るようにしたものである。このため、所定距離Ct〜C
bは必然的に択一指定される。
【0056】実施の形態3.図7は、この発明の実施の
形態3を示す。図中、図1〜図6と同符号は同一部分を
示す。ここでは、かご操作盤7に行先釦切替スイッチ8
9を設け、この行先釦切替スイッチ89を「点検位置」
側へ投入することによってかご6の行先階を指定する機
能を無効とし、所定距離Ct〜Cbを指定する機能を有
効とし、この行先釦91〜94を択一的に操作すること
により所定距離Ct〜Cbを指定するようにしたもので
ある。
【0057】この実施の形態3によれば、既存の行先釦
91〜94を使用することができるので、既設のエレベ
ータを改造してこの発明に係る点検運転装置を装着する
場合に有利である。
【0058】実施の形態4.上記実施の形態1では、点
検位置選択スイッチ86及び87によって所定距離Ct
〜Cbが指定されてから所定時間T1が経過すると点検
運転に切り替えられるものとしたが、この実施の形態4
では、所定時間T1の経過に代えて乗場釦1033が操
作されると、指定された所定距離Ct〜Cbだけかご6
を昇降させるようにしたものである。これにより、所定
時間T1の経過を待つことなく点検運転に切り替えるこ
とができ、更に作業時間を短縮することができる。
【0059】
【発明の効果】この発明は上記のとおり構成されている
ので、以下の効果を奏する。請求項1に係るエレベータ
の保守用運転装置は、乗場側からかごの上又は外側面の
点検個所へ接近できるようにするために、かごを昇降さ
せる所定距離が記録された点検位置記録手段と、この点
検位置記録手段に記録された所定距離を択一的に指定す
る点検位置選択手段と、この点検位置選択手段によって
所定距離が指定されてから所定時間を計数する時限手段
と、この時限手段が所定時間を計数すると、指定された
所定距離だけかごを昇降させる昇降制御手段とを備えた
ものである。このため、かごを所定距離昇降させるの
に、機械室まで上がる必要がなくなり、点検作業を早期
に終了させることができ、エレベータを速やかに利用客
の用に供することができる、という効果を奏する。ま
た、かごを所定距離だけ正確に昇降させることができ
る、という効果も奏する。
【0060】請求項2に係るエレベータの保守用運転装
置は、請求項1において、エレベータが保守運転モード
に切り替えられた状態で、点検位置選択手段によって所
定距離が指定されたときに、昇降制御手段を作動させて
かごを所定距離だけ昇降させるようにしたものである。
このため、安易に保守運転モードに移行することはな
い、という効果を奏する。
【0061】請求項3に係るエレベータの保守用運転装
置は、請求項1において、点検位置選択手段をトグルス
イッチで構成し、このトグルスイッチを択一的に操作す
ることによって所定距離を指定するようにしたものであ
る。このため、所定距離の指定が容易である、という効
果を奏する。
【0062】請求項4に係るエレベータの保守用運転装
置は、請求項1において、点検位置選択手段をロータリ
スイッチで構成し、その回転角度によって所定距離を指
定するようにしたものである。このため、所定距離は必
然的に択一指定される、という効果を奏する。
【0063】請求項5に係るエレベータの保守用運転装
置は、請求項1において、点検位置選択手段を、かごの
行先階を指定するかご操作盤の行先釦の上記行先階を指
定する機能を無効とし、所定距離を指定する機能を有効
とする行先釦切替スイッチを設け、この切替スイッチに
よって所定距離を指定する機能が有効となった行先釦を
択一的に操作することにより所定距離を指定するように
したものである。このため、既存の行先釦を使用するこ
とができ、既設のエレベータを改造してこの発明に係る
点検運転装置を装着する場合に有利である、という効果
を奏する。
【0064】請求項6に係るエレベータの保守用運転装
置は、請求項1において、時限手段に代えて乗場に設け
られてかごを呼び寄せる乗場釦とし、この乗場釦が操作
されると昇降制御手段が、指定された所定距離だけかご
を昇降させるようにしたものである。このため、所定時
間の経過を待つことなく点検運転に切り替えることがで
き、更に作業時間を短縮することができる、という効果
を奏する。
【0065】請求項7に係るエレベータの保守用運転装
置は、請求項1において、乗場に設けられてかごを呼び
寄せる乗場釦を所定時間継続して操作することにより、
所定距離だけ昇降したかごを元の階床位置まで復帰させ
る点検運転解除手段を備えたものである。このため、安
易に点検運転が解除されることはない、という効果を奏
する。
【0066】請求項8に係るエレベータの保守点検運転
操作方法は、乗場釦を操作してかごを呼び寄せる呼寄せ
工程と、呼び寄せられたかごに乗り込んで乗場側からか
ごの上又は外側面の点検個所へ接近するためにかごを乗
場の床面から所定距離昇降させるための所定距離を指定
する距離指定工程と、所定距離を指定した後乗場へ出て
かごの昇降運転が終了するのを待つ待機工程と、かごの
昇降運転が終了すると非常鍵外しで乗場戸を解錠開放し
て点検作業をする作業工程と、点検作業が終了すると乗
場戸を閉じ、乗場釦を操作することによりかごを階床位
置まで復帰させる点検運転解除工程と、かご内に乗りい
れて所定距離の指定を解除する距離指定解除工程とから
なるものである。このため、このものにあってもかごを
所定距離昇降させるのに、機械室まで上がる必要がなく
なり、点検作業を早期に終了させることができ、エレベ
ータを速やかに利用客の用に供することができる、とい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるエレベータ
の保守用運転装置の全体構成を示す昇降路縦断面図。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるエレベータ
の保守用運転装置の電気回路を示すブロック図。
【図3】 この発明の実施の形態1における点検位置を
示す説明用図。
【図4】 この発明の実施の形態1におけるエレベータ
の保守用運転装置の操作手順を示す流れ図。
【図5】 この発明の実施の形態1におけるエレベータ
の保守用運転装置の動作を示す流れ図。
【図6】 この発明の実施の形態2におけるエレベータ
の保守用運転装置のかご操作盤の要部を示す正面図。
【図7】 この発明の実施の形態3におけるエレベータ
の保守用運転装置のかご操作盤の要部を示す正面図。
【図8】 従来のエレベータの保守用運転装置を示す昇
降路縦断面図。
【符号の説明】
1 機械室、 2 梁、 3 巻上機、 4 巻上電動
機、 5 距離計、6 かご、 7 かご操作盤、 8
かご戸、 9 戸閉装置、 10 基準位置スイッ
チ、 11 主索、 21 点検運転制御手段、 22
エレベータ制御装置、 31 CPU、 32 RO
M、 33 RAM、 34 点検位置メモリ、 35
階床位置メモリ、 36 所定時間メモリ、 37
入力回路、 38 出力回路、 71 行先釦、 72
行先釦、 73 行先釦、 74 行先釦、 81
戸閉釦、 82 戸開釦、 83 スライドカバー、
84 運転スイッチ、 85 運転モード切替スイッ
チ、 86 点検位置選択スイッチ、 87 点検位置
選択スイッチ、 88 点検位置選択スイッチ、 89
行先釦切替スイッチ、 90 点検位置選択釦、 9
1 行先釦、 92行先釦、 93 行先釦、 94
行先釦、 102 乗場、 103 乗場、104 乗
場、 1021 乗場戸、 1031 乗場戸、 10
22 ドアスイッチ、 1032 ドアスイッチ、 1
023 乗場釦、 1033 乗場釦。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗場側からかごの上又は外側面の点検個
    所へ接近できるようにするため、上記かごを上記乗場の
    床面から所定距離昇降させるエレベータの保守用運転装
    置において、上記所定距離が記録された点検位置記録手
    段と、上記かご内に設けられて上記点検位置記録手段に
    記録された上記所定距離を択一的に指定する点検位置選
    択手段と、この点検位置選択手段によって上記所定距離
    が指定されてから所定時間を計数する時限手段と、この
    時限手段が上記所定時間を計数すると、指定された上記
    所定距離だけ上記かごを昇降させる昇降制御手段とを備
    えたエレベータの保守用運転装置。
  2. 【請求項2】 昇降制御手段は、エレベータが保守運転
    モードに切り替えられた状態で、点検位置選択手段によ
    って所定距離が指定されたときに上記所定距離だけ上記
    かごを昇降させるものとした請求項1に記載のエレベー
    タの保守用運転装置。
  3. 【請求項3】 点検位置選択手段は、トグルスイッチを
    択一的に操作することによって所定距離を指定するもの
    とした請求項1に記載のエレベータの保守用運転装置。
  4. 【請求項4】 点検位置選択手段は、ロータリスイッチ
    の回転角度によって所定距離を指定するものとした請求
    項1に記載のエレベータの保守用運転装置。
  5. 【請求項5】 点検位置選択手段は、かごの行先階を指
    定するかご操作盤の行先釦の上記行先階を指定する機能
    を無効とし、所定距離を指定する機能を有効とする行先
    釦切替スイッチを設け、この切替スイッチによって上記
    所定距離を指定する機能が有効となった上記行先釦を択
    一的に操作することにより上記所定距離を指定するもの
    とした請求項1に記載のエレベータの保守用運転装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のエレベータの保守用運
    転装置において、時限手段に代えて乗場に設けられてか
    ごを呼び寄せる乗場釦とし、この乗場釦が操作されると
    昇降制御手段が、指定された所定距離だけ上記かごを昇
    降させるエレベータの保守用運転装置。
  7. 【請求項7】 乗場に設けられてかごを呼び寄せる乗場
    釦を所定時間継続して操作することにより、所定距離だ
    け昇降した上記かごを階床位置まで復帰させる点検運転
    解除手段を備えた請求項1に記載のエレベータの点検運
    転装置。
  8. 【請求項8】 乗場釦を操作してかごを呼び寄せる呼寄
    せ工程と、呼び寄せられた上記かごに乗り込んで乗場側
    からかごの上又は外側面の点検個所へ接近するために上
    記かごを上記乗場の床面から所定距離昇降させるための
    上記所定距離を指定する距離指定工程と、上記所定距離
    を指定した後上記乗場へ出て上記かごの昇降運転が終了
    するのを待つ待機工程と、上記かごの昇降運転が終了す
    ると非常鍵外しで乗場戸を開放して点検作業をする作業
    工程と、点検作業が終了すると乗場戸を閉じ、乗場釦を
    操作することによりかごを階床位置まで復帰させる点検
    運転解除工程と、かご内に乗りいれて上記所定距離の指
    定を解除する距離指定解除工程とからなるエレベータの
    保守点検運転操作方法。
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