JP2008143618A - エレベーターの自動保守運転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗りかごの走行し過ぎを防ぎ、安全性を向上させることができる。
【解決手段】上記課題は、乗りかごを走行させる巻上機の回転を制御する制御装置4、乗りかごの現在位置から昇降路の各階床間のいずれか1つの階床間以内の目的位置までの距離を巻上機の回転数に基づき計測する距離計17、昇降路の各階床間にそれぞれ設けた被検出体14、14A、14B、14C、14D、これら被検出体14、14A、14B、14C、14Dを検出する位置検出器13を備え、距離計17により目的位置までの距離が計測されると乗りかごの走行を停止させ、かつ、距離計17により目的位置までの距離が計測されない場合に、乗りかごの現在位置から走行方向の一階床間以内の位置に設置された被検出体14、14A、14B、14C、14Dを位置検出器13が検出させると、乗りかごの走行を停止させる構成とすることで、達成できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベーターの昇降路内の保守点検を行うのに好適なエレベーターの自動保守運転装置に関するものである。
従来、エレベーターの昇降路内の保守点検は、保守員が1人で、乗場から乗りかご上に乗ったり、乗りかご上から乗場に降りて乗りかご内に乗り込んだりして、行われていた。その際、用いられるエレベーターの自動保守運転装置としては、巻上機の回転軸に取り付けられてその回転軸の回転数を基に走行距離を演算する距離計で、乗りかごの走行距離をカウントすることにより、乗りかごを停止させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−2553号公報
しかしながら、上述した特開2003−2553号公報に記載されたエレベーターの自動保守運転装置では、巻上機の回転軸の回転数を基に走行距離を演算する距離計によって、乗りかごの走行距離をカウントするようにしているため、電気的なノイズによるパルスのカウントの飛びなどが起因して、乗りかごが目的位置(所定停止位置)に停止せずに、その目的位置(所定停止位置)よりも行き過ぎた位置で乗りかごが停止してしまうことがあった。そのために、エレベーターの昇降路内の保守点検作業する保守員が、乗場から乗りかご上に乗る際、乗場床と乗りかご上面との距離が大きくなってしまう場合があり、その場合には、誤って、乗りかご上あるいは乗りかご上から昇降路内に、保守員が転落することが発生してしまうという問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、乗りかご上から昇降路内に保守員が転落することを阻止して安全な保守作業の実施を可能にするエレベーターの自動保守運転装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、昇降路内に設けた乗りかごを走行させる駆動源となる駆動手段と、この駆動手段の回転を少なくとも制御する制御装置と、乗りかごの現在位置から昇降路の各階床間のいずれか1つの階床間以内の目的位置(所定停止位置)までの距離を前記駆動手段の回転数に基づき計測する距離計とを少なくとも備え、前記距離計によって前記目的位置までの距離が計測されると、前記制御装置により前記駆動手段の回転を停止させることで前記乗りかごの走行を停止させるようにしたエレベーターの自動保守運転装置において、前記昇降路の各階床間に乗場位置検出用の被検出体をそれぞれ設けるとともに、これら被検出体を検出する位置検出器を乗りかごに設け、しかも、前記距離計によって前記目的位置までの距離が計測されない場合、乗りかごの現在位置から走行方向の一階床間以内の位置に設置された前記被検出体を前記位置検出器が検出することで、前記制御装置により前記駆動手段の回転を停止させることにより前記乗りかごの走行を停止させるようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、乗りかごの現在位置から昇降路の各階床間のいずれか1つの階床間以内の目的位置(所定停止位置)までの距離を走行時間に換算する時限装置を前記制御装置に設け、この前記時限装置により換算した前記目的位置までの走行時間の検出若しくは前記位置検出器による前記被検出体の検出の、いずれか一方の検出に応じて前記制御装置により前記駆動手段の回転を停止させることで前記乗りかごの走行を停止させるようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記制御装置を、乗りかごの走行を停止させた後に、前記現在位置へ向けて昇降させ、その走行方向の一階床間以内の位置に設置された前記被検出体を前記位置検出器が検出することによって前記駆動手段の回転を停止させることで前記乗りかごの走行を停止させるように制御する構成としたことを特徴としている。
本発明によれば、任意の乗場で保守運転のために、乗りかごを呼び寄せた際、乗場の床面と乗りかご上面との段差が一定以上越えないように、乗りかごを停止させることができるので、安全な保守作業を確保することを可能にしたエレベーターの自動保守運転装置が得られる。
以下、本発明に係るエレベーターの自動保守運転装置の一実施形態を、図1〜図9に、基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の構成を説明するための説明図である。図2は、本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の正常動作時における操作開始状態の説明図である。図3は、本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の正常動作時における乗りかご停止状態の説明図である。図4は、本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の位置検出器による異常動作時における操作開始状態の説明図である。図5は、本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の位置検出器による異常動作時における乗りかご停止状態の説明図である。図6は、本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の時限装置による異常動作時における操作開始状態の説明図である。図7は、本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の時限装置による異常動作時における乗りかご停止状態の説明図である。図8は、本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置による乗りかごの異常停止を復旧させる操作開始状態の説明図である。図9は、本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置によって乗りかごが正常位置に復旧した状態の説明図である。
図1に示す本発明の一実施形態に係るエレベーター1は、昇降路2の上部に設置された巻上機3と、この巻上機3と同様に昇降路2の上部に設置されて巻上機3の回転を少なくとも制御する制御装置4と、巻上機3のシーブに巻装された主ロープ5と、この主ロープ5の一端側に装着された乗りかご6と、主ロープ5の他端側に装着されたつり合いおもり7とを備え、巻上機3を正逆転させることで、昇降路2内に設けたガイドレール(図示せず)に沿って、乗りかご6が昇降路2内昇降するように構成したものである。巻上機3は、図1に示すように、昇降路2内に設けた乗りかご6を走行させる駆動源となる駆動手段を構成している。
図1に示す昇降路2は、5階床用であって、各階床の乗場8、8A、8B、8C、8Dの出入口に乗場ドア9、9A、9B、9C、9Dが設けられる構成にしてある。各乗場8、8A、8B、8C、8Dには、乗りかご6を呼び寄せるための乗場釦10、10A、10B、10C、10Dが、それぞれ設けられている。乗りかご6には、その乗りかご6の出入口を開閉するかごドア11と、このかごドア11を開閉するためのドア開閉用駆動手段12と、各階床の乗場8、8A、8B、8C、8Dの床と乗りかご6の床高さを合わせるための位置検出器13とが設けられている。
昇降路2内には、各階床間に、被検出体(遮蔽体)14、14A、14B、14C、14Dが、それぞれ、1個ずつ設けられている。位置検出器13は、乗りかご6が昇降路2内を走行することで、被検出体14、14A、14B、14C、14Dが検出されと、各階床の乗場8、8A、8B、8C、8Dの床と乗りかご6の床高さが略一致する位置で、乗りかご6を停止される機能を有している。例えば、図1に示すように、4階の乗場8Cで乗場釦10Cを操作して、乗りかご6を4階に呼び寄せると、位置検出器13が被検出体14Cを検知するために、位置検出器13から制御装置4に検出信号が送信されることにより、巻上機3の電源が遮断されて、乗りかご6の走行(移動)が阻止されることで、乗場8Cの床と乗りかご6の床高さが略一致した位置に、乗りかご6が停止させられる。
昇降路2には、図1に示すように、内底側に下降リミットスイッチ15が、かつ、頂部側に上昇リミットスイッチ16が、それぞれ設けられている。下降リミットスイッチ15は、巻上機3の電源を遮断することで、乗りかご6が規定位置よりも下降しないようにするものである。上昇リミットスイッチ16は、巻上機3の電源を遮断することで、乗りかご6が規定位置よりも上昇しないようにするものである。乗りかご6を駆動させる駆動手段であるところの巻上機3には、乗りかご6の現在位置から昇降路2の各階床間のいずれか1つの階床間以内の目的位置(所定停止位置)までの距離を巻上機3の回転数に基づき計測する距離計17が設けられている。
距離計17により計測された乗りかご6の走行距離が、所定距離Hになると、距離計17から制御装置4に信号が送信されて、制御装置4から巻上機3に停止信号が送信されることで、巻上機3の電源が遮断されて、乗りかご6の走行が阻止されることにより、乗場8、8A、8B、8C、8Dのいずれかの床と乗りかご6の床高さが略一致した位置で、乗りかご6が停止させられる。制御装置4内には、乗りかご6の現在位置から昇降路2の各階床間のいずれか1つの階床間以内の目的位置(所定停止位置)までの距離を走行時間に換算する時限装置18が設けられている。時限装置18は、乗りかご6が移動した所定距離Hを時間に換算して得られる換算時間Thに裕度の時間αを加えた所定時間Th+αをカウントするようにしてある。ここで、所定距離Hは、乗場8、8A、8B、8C、8Dのいずれかの床と乗りかご6の床高さが略一致する状態となるまでの乗りかご6の走行距離を表している。
本実施形態では、図1示すように、巻上機3と、制御装置4と、位置検出器13と、被検出体(遮蔽体)14、14A、14B、14C、14Dと、距離計17と、時限装置18とから少なくともエレベーターの自動保守運転装置が構成されている。このエレベーターの自動保守運転装置では、距離計17によって目的位置(所定停止位置)までの距離が計測されない場合、乗りかご6の現在位置から走行方向の一階床間以内の位置に設置された被検出体14、14A、14B、14C、14Dのいずれか1つを位置検出器13が検出することで、制御装置4により巻上機3の回転を停止させることによって乗りかご6の走行を停止させるようにしてある。
さらに、本実施形態のエレベーターの自動保守運転装置は、時限装置18により換算した目的位置(所定停止位置)までの走行時間の検出若しくは位置検出器13による被検出体14、14A、14B、14C、14Dの検出の、いずれか一方の検出に応じて制御装置4により巻上機3の回転を停止させることで乗りかご6の走行を停止させるようにしてある。また、本実施形態のエレベーターの自動保守運転装置では、制御装置4を、乗りかご6の走行を停止させた後に、現在位置へ向けて昇降させ、その走行方向の一階床間以内の位置に設置された被検出体14、14A、14B、14C、14Dのいずれか1つを位置検出器13が検出することで、制御装置4により巻上機3の回転を停止させることによって乗りかご6の走行を停止させるようにしてある。
さらに、乗りかご6の実際位置と、距離計17により計測された乗りかご6の走行距離によって得られる乗りかご6の計測位置との狂いは、乗りかご6を下降させてその乗りかご6の下端を、下降リミットスイッチ15に係止させることで、乗りかご6の実際位置と距離計17により計測された乗りかご6の走行距離によって得られる乗りかご6の計測位置を一致(同期)させることができるようにしてある。また、本実施形態のエレベーターの自動保守運転装置は、乗りかご6内の昇降釦(図示せず)や乗りかご上に設置した保守運転スイッチ(図示せず)を操作することで、通常運転を中止して、速度を低速にし、かつ、昇降路2の任意の位置に停止することができるところの手動運転に切り替えることができるようにしてある。
次に、上記構成のエレベーター1の自動保守運転装置を用いて、しかも、保守員Mが4階の乗場8Cから乗りかご6上若しくは乗りかご6内に乗ってエレベーター1の昇降路2内の保守点検作業する場合における自動保守運転状態を、図2〜図9に基づき、詳説する。
始めに、エレベーター1を、乗場釦10、10A、10B、10C、10Dを操作することで、乗りかご6の自動保守運転が行われるように準備したならば、保守員Mが4階の乗場釦10Cを操作すると、位置検出器13が被検出体(遮蔽体)14Cを検出して、巻上機3の電源を遮断することによって、図2に示すように、4階の目的位置(所定停止位置)に乗りかご6を停止させる。ここで、目的位置(所定停止位置)とは、4階の乗場8Cと乗りかご6内に床面とが略同一高さとなる位置をいう。
次いで、乗りかご6の上に乗るために、4階の乗場釦10Cを操作することで、乗場ドア9C及びかごドア11をドア開閉用駆動手段12で閉じさせた後、巻上機3を回転させることにより、乗りかご6を距離計17により計測された乗りかご6の走行距離H分、図3に示すように、乗りかご6を下降させると、乗りかご6が停止して、その乗りかご6の上面の位置が、4階の乗場8Cから乗りかご6の上に、保守員Mが乗り移ることできる位置に設定される。この設定された乗りかご6の位置では、位置検出器13によって、被検出体14Bが検出されることがなく、乗場8Cから乗りかご6の上に、保守員Mが安全に乗り移ることできる乗りかご6の停止状態(正常停止状態)が保持される。
ところが、エレベーター1の保守作業の1つとして、巻上機3の電源を遮断した状態で、ブレーキを開放することによって、乗りかご6とつり合いおもり7とのアンバランスにより乗りかご6が走行(移動)することを確認する作業を実施する必要があり、この作業を実施すると、乗りかご6の実際位置と距離計17により計測された乗りかご6の走行距離によって得られる乗りかご6の計測位置が大きく狂ってしまうことがある。
このように、乗りかご6の実際位置と、距離計17により計測された乗りかご6の走行距離によって得られる乗りかご6の計測位置とが狂ってしまった状態になっているとは知らずに、図4に示すように、保守員Mが4階の乗場釦10Cを操作すると、4階の目的位置(所定停止位置)に停止している乗りかご6が、距離計17により計測された乗りかご6の走行距離Hよりも長い走行距離H1分、下降させられてしまい、位置検出器13が被検出体14Bを検出して、巻上機3の電源を遮断することによって、図5に示すように、乗りかご6を下降過ぎの位置で停止(異常停止)させてしまうことになる。この停止状態では、乗場8Cと乗りかご6の上面との距離(段差)が大きく、保守員Mが乗場8Cから乗りかご6の上面に乗り込もうとする際に、不安定な姿勢を取らざるを得なくなり、転倒などの事故が発生する危険性がある。
そこで、図6に示すように、保守員Mが4階の乗場釦10Cを操作すると、4階の目的位置(所定停止位置)に停止している乗りかご6が、時限装置18により、位置検出器13によって被検出体14Bが検出されない範囲内での距離を移動させられた後に、その乗りかご6が、図7に示すように、停止させられる。これにより、乗りかご6が走行し過ぎる(行き過ぎ)のを防ぎ、乗場8Cから乗りかご6の上に、保守員Mが安全に乗り移ることできる位置に、乗りかご6を、停止させることができる。
次に、乗りかご6が停止した位置から保守員Mがいる位置まで、例えば、図8に示すように、3階の目的位置(所定停止位置)に停止していた乗りかご6を、保守員Mがいる4階まで、移動させる場合には、保守員Mが4階の乗場釦10Cを操作することにより、乗りかご6を上昇させて、位置検出器13が被検出体14Cを検出すると、4階の目的位置(所定停止位置)に乗りかご6が停止させられる。これにより、保守員Mは、乗場8Cの床面と乗りかご6内に床面との段差が大きくなることがなく、乗りかご6内に安全に乗り込むことができる。
上記構成のエレベーターの自動保守運転装置によれば、乗りかご6の走行し過ぎがなくなり、各乗場8、8A、8B、8C、8Dの床面と乗りかご6の上面との段差が大きくなることを阻止できるため、保守員が転落する事故などの発生を阻止することのでき、保全作業の安全性の向上を図ることができる。
さらに、上記構成のエレベーターの自動保守運転装置によれば、保守員Mがいる階床の目的位置(所定停止位置)に乗りかご6が停止していなかった場合には、その保守員Mがいる階床の目的位置(所定停止位置)に乗りかご6を呼び戻すことができるため、乗りかご6内に保守員Mが安全に乗り込むことができるので、メンテナンスツールである保守用コンソール(図示せず)を使用した保守作業を、円滑に、かつ、安全に行うことができる。
上記実施形態例では、巻上機3及び制御装置4を昇降路2の上部に設置しているがこれに限定されない。巻上機3及び制御装置4は、昇降路2内の任意の位置に設置するようにしてもよい。また、上記実施形態では、保守員Mが4階の乗場8Cから乗りかご6に乗る場合について説明したが、他の階の乗場8、8A、8B、8Dから保守員Mが乗りかご6に乗る場合についても、同様な効果が得られることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の構成を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の正常動作時における操作開始状態の説明図である。 本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の正常動作時における乗りかご停止状態の説明図である。 本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の位置検出器による異常動作時における操作開始状態の説明図である。 本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の位置検出器による異常動作時における乗りかご停止状態の説明図である。 本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の時限装置による異常動作時における操作開始状態の説明図である。 本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置の時限装置による乗りかご停止状態の説明図である。 本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置による乗りかごの異常停止を復旧させる操作開始状態の説明図である。 本発明の一実施形態に係り、エレベーターの自動保守運転装置によって乗りかごが正常位置に復旧した状態の説明図である。
1 エレベーター
2 昇降路
3 巻上機
4 制御装置
5 主ロープ
6 乗りかご
7 つり合いおもり
8、8A、8B、8C、8D 各階床の乗場
9、9A、9B、9C、9D 各階床の乗場ドア
10、10A、10B、10C、10D 各階床の乗場釦
11 かごドア
12 ドア開閉用駆動手段
13 位置検出器
14、14A、14B、14C、14D 遮蔽体
15 下限リミットスイッチ
16 上限リミットスイッチ
17 距離計
18 時限装置

Claims (3)

  1. 昇降路内に設けた乗りかごを走行させる駆動源となる駆動手段と、この駆動手段の回転を少なくとも制御する制御装置と、乗りかごの現在位置から昇降路の各階床間のいずれか1つの階床間以内の目的位置までの距離を前記駆動手段の回転数に基づき計測する距離計とを少なくとも備え、前記距離計によって前記目的位置までの距離が計測されると、前記制御装置により前記駆動手段の回転を停止させることで前記乗りかごの走行を停止させるようにしたエレベーターの自動保守運転装置において、
    前記昇降路の各階床間に乗場位置検出用の被検出体をそれぞれ設けるとともに、これら被検出体を検出する位置検出器を乗りかごに設け、しかも、前記距離計によって前記目的位置までの距離が計測されない場合、乗りかごの現在位置から走行方向の一階床間以内の位置に設置された前記被検出体を前記位置検出器が検出することで、前記制御装置により前記駆動手段の回転を停止させることにより前記乗りかごの走行を停止させるようにしたことを特徴とするエレベーターの自動保守運転装置。
  2. 乗りかごの現在位置から昇降路の各階床間のいずれか1つの階床間以内の目的位置までの距離を走行時間に換算する時限装置を前記制御装置に設け、この前記時限装置により換算した前記目的位置までの走行時間の検出若しくは前記位置検出器による前記被検出体の検出の、いずれか一方の検出に応じて前記制御装置により前記駆動手段の回転を停止させることで前記乗りかごの走行を停止させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの自動保守運転装置。
  3. 前記制御装置を、乗りかごの走行を停止させた後に、前記現在位置へ向けて昇降させ、その走行方向の一階床間以内の位置に設置された前記被検出体を前記位置検出器が検出することによって前記駆動手段の回転を停止させることで前記乗りかごの走行を停止させるように制御する構成としたことを特徴とする請求項1若しくは2記載のエレベーターの自動保守運転装置。
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