JP2003000629A - 外反母趾矯正具 - Google Patents

外反母趾矯正具

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JP2003000629A
JP2003000629A JP2001194018A JP2001194018A JP2003000629A JP 2003000629 A JP2003000629 A JP 2003000629A JP 2001194018 A JP2001194018 A JP 2001194018A JP 2001194018 A JP2001194018 A JP 2001194018A JP 2003000629 A JP2003000629 A JP 2003000629A
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泰治 ▲高▼山
Taiji Takayama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的刺激が加わっても外反母趾を予防で
きたり、外反母趾になった場合でもそれを治療すること
やその進行をくい止めることができる器具を提供する。 【解決手段】足の親指を内側方向に向けて変位させる変
位手段と、該親指以外の該足の残部のいずれかの部分に
当接し該変位手段による該親指の変位よりも少なくとも
該残部の内側方向への変位が小さくなるように該残部の
内側方向への変位を制限する内側移動制限手段と、を備
えてなる、外反母趾矯正具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外反母趾矯正具に
関し、より詳細には、足の親指が第2指の方向に屈曲し
た状態である外反母趾における該親指を第2指とは反対
(内側)方向に変位させることにより外反母趾を矯正す
る矯正具に関する。
【0002】
【従来の技術】外反母趾とは、足の親指が第2指の方向
に屈曲した状態をいい、その原因は様々なものがある
が、関節リウマチや先の細い靴やハイヒールを長時間履
き続けることによる機械的刺激等によって引き起こされ
ることが多く、とりわけ靴を履く時間が増加する傾向が
強い現代では後者の機械的刺激により発生するものが問
題となっている。そして、かかる外反母趾では、変形部
位が突出すると共に、炎症や疼痛を引き起こす場合が多
く、外反母趾の治療や予防の必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外反母
趾の治療や予防は、その発生原因たる関節リウマチの治
療や予防をしたり、先の細い靴やハイヒール等の靴から
受ける機械的刺激を減少させること(先が細い靴やハイ
ヒールを履かないようにしたり、靴自体を履く時間を減
少させる。)によっていた。とりわけ機械的刺激を減少
させることは限界があり、機械的刺激が加わっても外反
母趾を予防できたり、外反母趾になった場合でもそれを
治療することやその進行をくい止めることができる方法
の提供が必要となっている。
【0004】そこで、本発明では、機械的刺激が加わっ
ても外反母趾を予防できたり、外反母趾になった場合で
もそれを治療することやその進行をくい止めることがで
きるものを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の外反母趾矯正具
(以下、「本矯正具」という。)は、足の親指を内側方
向に向けて変位させる変位手段と、該親指以外の該足の
残部のいずれかの部分に当接し該変位手段による該親指
の変位よりも少なくとも該残部の内側方向への変位が小
さくなるように該残部の内側方向への変位を制限する内
側移動制限手段と、を備えてなる、外反母趾矯正具であ
る。ここにいう「内側方向」とは、人間が水平面に2本
足にて直立した状態において、足の親指のつま先の点か
ら該つま先の点から最も遠い該足の踵の一点を結んだ線
分に対して垂直かつ水平な2方向のうち、該足とは反対
方向の足に向かう方向(即ち、右足に関して内側という
場合は左足に向かう方向をいい、左足に関して内側とい
う場合は右足に向かう方向をいう。)をいうものとす
る。
【0006】このような本矯正具を用いれば、変位手段
が足の親指を内側方向に向けて変位させると共に、内側
移動制限手段が該親指以外の該足の残部のいずれかの部
分に当接し該変位手段による該親指の変位よりも少なく
とも該残部の内側方向への変位が小さくなるように該残
部の内側方向への変位を制限する。従って、足の親指が
第2指の方向に屈曲した状態である外反母趾において、
該屈曲した親指が内側方向に向けて変位され(親指以外
の足の残部の内側方向への変位は、該変位手段による該
親指の内側方向への変位よりも少なくとも小さい。)、
該屈曲した親指が第2指の方向とは反対方向である内側
方向に向けて変位されることで、外反母趾の状態を矯正
することができる。従って、外反母趾の原因となり得る
機械的刺激が加わっても本矯正具によって外反母趾の状
態にならないように矯正することで外反母趾を予防する
ことができると共に、外反母趾になった場合でも本矯正
具によって外反母趾の状態を正常な状態に矯正すること
で外反母趾を治療することやその進行をくい止めること
ができる。
【0007】前記内側移動制限手段が、前記残部の内側
に当接する内側当接部材であってもよい。ここにいう
「残部の内側」とは、人間が水平面に2本足にて直立し
た状態において、足の親指のつま先の点から該つま先の
点から最も遠い該足の踵の一点を結んだ線分を含む鉛直
平面によって2分された該足の表面のうち該足の小指を
含まない側の表面から該足の親指の表面を除いた表面を
いう。このように内側移動制限手段を前記残部の内側に
当接する内側当接部材とすることによって、変位手段に
よる親指の変位よりも残部の内側方向への変位を確実に
小さくなるように残部の内側方向への変位を制限するこ
とができるので本矯正具の効果を確実に発揮させること
ができる。
【0008】前記内側移動制限手段が、前記残部の下面
が載置される載置板に該載置される残部の少なくとも一
部が嵌入可能に設けられた第一の窪みであってもよい。
ここにいう「残部の下面」とは、人間が水平面に2本足
にて直立した状態において、親指以外の足の残部が有す
る下面をいう。このように内側移動制限手段を前記残部
の下面が載置される載置板に該載置される残部の少なく
とも一部が嵌入可能に設けられた第一の窪みとすること
で、第一の窪みに残部の少なくとも一部が嵌入されるこ
とによって、変位手段による親指の変位よりも残部の内
側方向への変位を確実に小さくなるように残部の内側方
向への変位を制限することができるので本矯正具の効果
を確実に発揮させることができる。
【0009】前記内側移動制限手段が、前記残部の下面
が載置される載置板に該載置される残部の内側に当接す
るように設けられた内側当接突起であってもよい。ここ
にいう「残部の下面」及び「残部の内側」とは、それぞ
れ前述した通りである。このように内側移動制限手段を
前記残部の下面が載置される載置板に該載置される残部
の内側に当接するように設けられた内側当接突起とする
ことで、載置板に下面が載置される前記残部に対して内
側当接突起を適切に位置させることができ、確実に内側
当接突起を残部に当接させることができるので、変位手
段による親指の変位よりも残部の内側方向への変位を確
実に小さくなるように残部の内側方向への変位を制限す
ることができ本矯正具の効果を確実に発揮させることが
できる。
【0010】前記残部に当接し前記残部の少なくとも一
部が前記親指に対して相対的に外側方向へ移動すること
を制限する外側移動制限手段を、さらに備えるものであ
ってもよい。変位手段が足の親指を内側方向に向けて変
位させ、内側移動制限手段が前記残部のいずれかの部分
に当接し該変位手段による該親指の変位よりも少なくと
も該残部の内側方向への変位が小さくなるように該残部
の内側方向への変位を制限すると、該親指が内側方向に
変位する方向に該足を回動させる回転モーメントが加わ
る。このため足がかかる方向に回動しやすくなり、実際
にこの回動が起こると本矯正具の効果が減滅されるの
で、これを防止することが好ましい。そこで前記残部の
少なくとも一部が前記親指に対して相対的に外側方向へ
移動すること(前述の回動に際して生じる)を制限すれ
ば、かかる回動を防止又は減少させることができるの
で、残部に当接し残部の少なくとも一部が前記親指に対
して相対的に外側方向へ移動することを制限する外側移
動制限手段をさらに備えるものであることが好ましい。
【0011】前記外側移動制限手段が、前記残部の外側
に当接する外側当接部材であってもよい。ここにいう
「残部の外側」とは、人間が水平面に2本足にて直立し
た状態において、足の親指のつま先の点から該つま先の
点から最も遠い該足の踵の一点を結んだ線分を含む鉛直
平面によって2分された該足の表面のうち該足の小指を
含む側の表面から該足の親指の表面を除いた表面をい
う。このように外側移動制限手段を前記残部の外側に当
接する外側当接部材とすることによって、前記残部の少
なくとも一部が前記親指に対して相対的に外側方向へ移
動すること(前述の回動に際して生じる)を確実に制限
することができ前記した回動を防止又は減少させること
ができるので本矯正具の効果を確実に発揮させることが
できる。
【0012】前記外側移動制限手段が、前記残部の下面
が載置される載置板に該載置される残部の少なくとも一
部が嵌入可能に設けられた第二の窪みであってもよい。
ここにいう「残部の下面」とは、前述した通りである。
このように外側移動制限手段を前記残部の下面が載置さ
れる載置板に該載置される残部の少なくとも一部が嵌入
可能に設けられた第二の窪みとすることで、第二の窪み
に残部の少なくとも一部が嵌入されることによって、前
記残部の少なくとも一部が前記親指に対して相対的に外
側方向へ移動すること(前述の回動に際して生じる)を
確実に制限することができ前記した回動を防止又は減少
させることができるので本矯正具の効果を確実に発揮さ
せることができる。
【0013】前記外側移動制限手段が、前記残部の下面
が載置される載置板に該載置される残部の外側に当接す
るように設けられた外側当接突起であってもよい。ここ
にいう「残部の下面」及び「残部の外側」とは、それぞ
れ前述した通りである。このように外側移動制限手段を
前記残部の下面が載置される載置板に該載置される残部
の外側に当接するように設けられた外側当接突起とする
ことで、載置板に下面が載置される前記残部に対して外
側当接突起を適切に位置させることができ、確実に外側
当接突起を残部に当接させることができるので、前記残
部の少なくとも一部が前記親指に対して相対的に外側方
向へ移動すること(前述の回動に際して生じる)を確実
に制限することができ前記した回動を防止又は減少させ
ることができるので本矯正具の効果を確実に発揮させる
ことができる。
【0014】本矯正具のうち、前述した載置板を有する
ものである場合、本矯正具が、右足用と左足用との一対
備えられ、該一対備えられる前記外反母趾矯正具のそれ
ぞれの前記載置板が互いに着脱自在に組み付け可能か、
又はそれぞれの前記載置板が折り畳み自在になっている
ものであってもよい。このように本矯正具が右足用と左
足用との一対備えられるものでは、同時に右足と左足と
を矯正することができるので便利であるが、本矯正具を
一対備えることによって大形になりやすく搬送や設置に
際して場所をとるという面もある。とりわけ右足と左足
とを一枚の載置板に載置しようとすれば、いきおい載置
板自体が大きなものとなる。従って、本矯正具の搬送や
設置を便ならしめるためには、一対備えられる本矯正具
のそれぞれの前記載置板が互いに着脱自在に組み付け可
能(本矯正具が不要か又は右足と左足とを同時に矯正す
る必要がないとき等には、載置板を分解しておく。)
か、又はそれぞれの前記載置板が折り畳み自在(本矯正
具が不要か又は右足と左足とを同時に矯正する必要がな
いとき等には、載置板を折り畳んでおく。)になってい
ることが好ましい。
【0015】前記外反母趾矯正具が、右足用と左足用と
の一対備えられ、前記内側移動制限手段が、該右足の前
記残部と該左足の前記残部との間の距離が所定距離より
も小さくなることを制限し、前記変位手段は、該右足の
親指と該左足の親指との間の距離を減少させるように互
いの両親指を内側方向に向けて変位させるものであって
もよい。このように本矯正具が右足用と左足用との一対
備えられるものでは、同時に右足と左足とを矯正するこ
とができるので便利であり、そして前記内側移動制限手
段が、該右足の前記残部と該左足の前記残部との間の距
離が所定距離よりも小さくなることを制限し、前記変位
手段は、該右足の親指と該左足の親指との間の距離を減
少させるように互いの両親指を内側方向に向けて変位さ
せることで、同時に右足の親指と左足の親指とを確実に
矯正することができる(右足と左足とのいずれもが、屈
曲した親指が第2指の方向とは反対方向である内側方向
に向けて変位され、外反母趾の状態を矯正することがで
きる。)。
【0016】前記外反母趾矯正具が、右足用と左足用と
の一対備えられ、前記内側移動制限手段が、該右足の前
記残部と該左足の前記残部との間の距離が所定距離より
も小さくなることを制限し、前記変位手段は、該右足の
親指と該左足の親指との間の距離を減少させるように互
いの両親指を内側方向に向けて変位させるものである場
合、前記変位手段は、前記右足の親指と前記左足の親指
との間に張設される張設部材であってもよい。こうする
ことで前記右足の親指を内側方向に向けて変位させる力
と前記左足の親指を内側方向に向けて変位させる力とを
略等しくすることができ、右足と左足との間のバランス
をうまくとることができるので本矯正具の使用感を向上
させると共に効果を確実に発揮させることができる。そ
して、右足の親指と左足の親指とを1の張設部材によっ
て変位させることができるので、本矯正具の構成を簡単
にし本矯正具を安価かつ堅牢にすることができる。な
お、張設部材としては、右足の親指と左足の親指とを十
分に変位させることができるものであれば特に制限なく
用いることができ、例えば、合成繊維、天然繊維、合成
樹脂、合成ゴム、天然ゴム及び金属等によって形成され
た紐材、糸材及び帯材等や、合成樹脂や金属等によって
形成されたばね等を例示することができるが、使用感を
向上させたり親指に内側方向に向いた力を継続して加え
ることができること等からはある程度の弾力を有するも
のが好ましく、かかる点からは合成繊維、天然繊維、合
成樹脂、合成ゴム、天然ゴム等によって形成された紐
材、糸材及び帯材等や、合成樹脂や金属等によって形成
されたばね等を用いることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。しかしながら、これらによって本
発明は何ら制限されるものではない。
【0018】図1は、一実施形態の本発明の外反母趾矯
正具(本矯正具)から、足の親指を内側方向に向けて変
位させる変位手段を除いた部分たる本体部11の平面図
であり、図2は、図1に示した本体部11を構成する左
部分21と右部分41とを分解した(取り外した)とこ
ろを示す平面図であり、図3は、図1に示した本体部1
1の正面図(図1中、矢印D方向から見たところを示し
ている。)であり、図4は、図1に示した本体部11の
背面図(図1中、矢印C方向から見たところを示してい
る。)であり、図5は図1のA−A断面図であり、図6
は図1のB−B断面図であり、図7は図2のE−E断面
図(右部分41のみの断面図であり、左部分21につい
ては図示していない。)である。図1乃至図7を参照し
て、本体部11について説明する。なお、ここでは
「左」、「右」、「前」、「後」、「上」、「下」のそ
れぞれの方向は、本体部11を構成する左部分21に左
足を載置し右部分41に右足を載置した直立状態の人間
が認識する「左」、「右」、「前」、「後」、「上」、
「下」をそれぞれいい、具体的には、図1及び図3にお
いて、「左」方向は矢印I方向をいい、「右」方向は矢
印J方向をいい、「前」方向は矢印G方向をいい、
「後」方向は矢印H方向をいい、「上」方向は矢印K方
向をいい、「下」方向は矢印L方向をいう。
【0019】本体部11は、前述したように、左部分2
1と右部分41とを有してなり、左部分21は左足の矯
正を行い右部分41は右足の矯正を行うものである。ま
ず、左部分21は、左足の下面を載置するために十分な
広さの主表面(上面)23aを有する木製の板状部材2
3(厚み:約12mm)と、板状部材23の主表面(上
面)23aに接着剤によって貼着された木製の内側当接
棒25(内側当接部材として機能する。)と、板状部材
23の主表面(上面)23aに接着剤によって貼着され
た木製の外側当接棒27(外側当接部材として機能す
る。)と、を有してなる。そして、板状部材23の主表
面(上面)23aに左足の下面が載置された場合、該左
足の前部分(土踏まずよりもつま先側に位置する部分を
いう。)の下面が嵌入される位置及び大きさに前窪み2
9(第一の窪みとして機能する。)と、該左足の後部分
(土踏まずよりも踵側に位置する部分をいう。)の下面
が嵌入される位置及び大きさに後窪み31(第二の窪み
として機能する。)と、が板状部材23の主表面(上
面)23aに形成されている。さらに、板状部材23の
主表面(上面)23aに左足の下面が載置され、該前部
分が前窪み29に嵌入され該後部分が後窪み31に嵌入
された状態において、該左足の内側に前後方向に沿って
当接するように内側当接棒25が配設されている。加え
て、該状態において、該左足の後端近傍の外側に当接す
るように外側当接棒27が配設されている。なお、内側
当接棒25は、細長い四角柱形状をしており、該左足の
内側がうまく当接することで使用感を向上させたり不意
にずれが生じることを防止するため、該左足の内側が当
接する部分に凹部25aが形成されている。また、外側
当接棒27は、細長い四角柱形状をしている。
【0020】そして、右部分41は、右足の下面を載置
するために十分な広さの主表面(上面)43aを有する
木製の板状部材43(厚み:約12mm)と、板状部材
43の主表面(上面)43aに接着剤によって貼着され
た木製の内側当接棒45(内側当接部材として機能す
る。)と、板状部材43の主表面(上面)43aに接着
剤によって貼着された木製の外側当接棒47(外側当接
部材として機能する。)と、を有してなる。そして、板
状部材43の主表面(上面)43aに右足の下面が載置
された場合、該右足の前部分(土踏まずよりもつま先側
に位置する部分をいう。)の下面が嵌入される位置及び
大きさに前窪み49(第一の窪みとして機能する。)
と、該右足の後部分(土踏まずよりも踵側に位置する部
分をいう。)の下面が嵌入される位置及び大きさに後窪
み51(第二の窪みとして機能する。)と、が板状部材
43の主表面(上面)43aに形成されている。さら
に、板状部材43の主表面(上面)43aに右足の下面
が載置され、該前部分が前窪み49に嵌入され該後部分
が後窪み51に嵌入された状態において、該右足の内側
に前後方向に沿って当接するように内側当接棒45が配
設されている。加えて、該状態において、該右足の後端
近傍の外側に当接するように外側当接棒47が配設され
ている。なお、内側当接棒45は、細長い四角柱形状を
しており、該右足の内側がうまく当接することで使用感
を向上させたり不意にずれが生じることを防止するた
め、該右足の内側が当接する部分に凹部45aが形成さ
れている。また、外側当接棒47は、細長い四角柱形状
をしている。
【0021】さらに、板状部材23と板状部材43と
は、互いに着脱自在に組み付け可能になっている(図1
は組み付けられたところを示し、図2は分解した(取り
外した)ところを示している。)。具体的には、板状部
材23の主表面(上面)23aに対して略垂直な平面に
沿って形成された接合平面23cを板状部材23は有し
ていると共に、板状部材43の主表面(上面)43aに
対して略垂直な平面に沿って形成された接合平面43c
を板状部材43は有しており(特に図2を参照された
い。)、これら接合平面23cと接合平面43cとは互
いに接合されることができるように略同じ形状にされて
いる。そして、半径r1(>0)の円柱であって、板状
部材23の主表面(上面)23aに略垂直に交わり接合
平面23cからの距離d1が0<d1<r1である軸を
有する該円柱の側面に沿って板状部材23を切削するこ
とによって接合平面23cの後側に形成された嵌入凹部
23dを板状部材23は有し、接合平面23cと接合平
面43cとが互いに接合された際、この嵌入凹部23d
にほぼぴったりと嵌入される形状及び大きさを有する嵌
入凸部43dを板状部材43は有している(即ち、嵌入
凹部23dと嵌入凸部43dとは、遊び分を除いてほぼ
同一の形状及び大きさを有している。)。同様に、半径
r2(>0、r2はr1と同一であっても異なってもよ
い。)の円柱であって、板状部材43の主表面(上面)
43aに略垂直に交わり接合平面43cからの距離d2
(d1と同一であっても異なってもよい。)が0<d2
<r2である軸を有する該円柱の側面に沿って板状部材
43を切削することによって形成された嵌入凹部43e
を板状部材43は有し、接合平面23cと接合平面43
cとが互いに接合された際、この嵌入凹部43eにほぼ
ぴったりと嵌入される形状及び大きさを有する嵌入凸部
23eを板状部材23は有している(即ち、嵌入凹部4
3eと嵌入凸部23eとは、遊び分を除いてほぼ同一の
形状及び大きさを有している。)。このため嵌入凹部4
3eと嵌入凸部23eとを嵌合させ、かつ嵌入凹部23
dと嵌入凸部43dとを嵌合させるようにすれば、接合
平面23cと接合平面43cとが互いに接合された状態
で板状部材23と板状部材43とを互いに組み付けるこ
とができ(図1の状態)、また板状部材23と板状部材
43とを上下方向にずらせることで嵌入凹部43eと嵌
入凸部23eとの嵌合を解き、かつ嵌入凹部23dと嵌
入凸部43dとの嵌合を解くようにすれば、板状部材2
3と板状部材43とを分解(取り外す)こと(図2の状
態)ができる。
【0022】なお、ここでは意匠及び軽量化を考慮し
て、接合平面23cと接合平面43cとにそれぞれ飾り
凹部23f、43fを形成しているが(接合平面23c
と接合平面43cとが互いに接合されると、図1に示し
たように、これら飾り凹部23f、43fは一体になっ
て飾り開口15を形成する。)、無論必須のものではな
い。そして、左部分21と右部分41とは、嵌入凹部4
3eと嵌入凸部23eと嵌入凹部23dと嵌入凸部43
dとを除けば、接合平面23cと接合平面43cとが互
いに接合されたときの接合面を含む平面についてほぼ面
対称の形状及び構造を有している。
【0023】図8は、一実施形態の本発明の外反母趾矯
正具(本矯正具)を構成する変位手段(足の親指を内側
方向に向けて変位させるもの)を示す斜視図である。図
8を参照して、変位手段たる引っ張り具61について説
明する。引っ張り具61は、十分な弾性及び強度を有す
るゴムベルト71(十分な弾力及び強度を有するゴムに
よって帯状に形成されている。)と、ゴムベルト71の
一端側に取り付けられた金属製の環状をした連結部81
と、連結部81に遊嵌されるように配設された指バンド
91と、ゴムベルト71の他端側に取り付けられた金属
製の環状をした連結部83と、連結部81に遊嵌される
ように配設された指バンド95と、を有してなる。な
お、連結部81とゴムベルト71とは、ゴムベルト71
の一端側が連結部81を貫入した状態で、該一端側がゴ
ムベルト71に糸73により縫合されることによって取
り付けられている。同様に、連結部83とゴムベルト7
1とは、ゴムベルト71の他端側が連結部83を貫入し
た状態で、該他端側がゴムベルト71に糸75により縫
合されることによって取り付けられている。
【0024】一方、指バンド91は、厚手の布によって
帯状に形成されており、該帯の一面であって該帯の一端
側には雄型の面ファスナー93aが貼着されると共に、
該帯の他面であって該帯の他端側には雌型の面ファスナ
ー93bが貼着されている。従って、指バンド91を足
の親指に巻着し、雄型の面ファスナー93aと雌型の面
ファスナー93bとを係合させれば該親指にぴったりと
指バンド91を固定することができる。同様に、指バン
ド95は、厚手の布によって帯状に形成されており、該
帯の一面であって該帯の一端側には雄型の面ファスナー
97aが貼着されると共に、該帯の他面であって該帯の
他端側には雌型の面ファスナー97bが貼着されてい
る。従って、指バンド95を足の親指に巻着し、雄型の
面ファスナー97aと雌型の面ファスナー97bとを係
合させれば該親指にぴったりと指バンド95を固定する
ことができる。なお、ゴムベルト71の長さは、左部分
21の所定位置(ここでは前記前部分が前窪み29に嵌
入され前記後部分が後窪み31に嵌入される位置)に左
足を載置すると共に右部分41の所定位置(ここでは前
記前部分が前窪み49に嵌入され前記後部分が後窪み5
1に嵌入される位置)に右足を載置した状態において、
指バンド91を左右の足の一方側の親指に固定し指バン
ド95を左右の足の他方側の親指に固定すると、両親指
を内側方向に向けて変位させるのに適した力を両親指に
加えることができる程度にされている。
【0025】図9は、本矯正具を構成する変位手段(足
の親指を内側方向に向けて変位させるもの)の他の実施
形態を示す斜視図である。図9を参照して、他の実施形
態の変位手段たる引っ張り具65について説明する。引
っ張り具65は、図8に示した引っ張り具61に比す
と、ゴムベルト71に替えてゴムベルト76を用いてい
るところが異なるが、その他の部分は同一である。この
ため引っ張り具61と異なるゴムベルト76について説
明するが、その他の引っ張り具61と同様の点について
の説明は省略する。ゴムベルト76は、ゴムベルト71
と同様に十分な弾力及び強度を有し、連結部81と連結
部83とに遊びをもって貫入されている。そして、ゴム
ベルト76は、十分な弾力及び強度を有するゴムによっ
て帯状に形成されており、該帯の一面であって該帯の一
端側には雄型の面ファスナー78aが貼着されると共
に、該帯の他面であって該帯の他端側には雌型の面ファ
スナー78bが貼着されている。そしてこれら雄型の面
ファスナー78aと雌型の面ファスナー78bとは、互
いに係合させることで連結部81と連結部83とをゴム
ベルト76が確実に連結することができ、引っ張り具6
5はやはり引っ張り具61と同様に指バンド91を左右
の足の一方側の親指に固定し指バンド95を左右の足の
他方側の親指に固定すれば両親指を内側方向に向けて変
位させるのに適した力を両親指に加えることができる。
さらに、雄型の面ファスナー78aと雌型の面ファスナ
ー78bとは、ゴムベルト76の長手方向に沿ったある
程度の範囲にわたって配設されているため、雄型の面フ
ァスナー78aと雌型の面ファスナー78bとを係合さ
せる位置によって連結部81と連結部83との間の距離
を調節することができる。従って、本矯正具の使用者
が、連結部81と連結部83との間の距離を自由に調節
することで、両親指を内側方向に向けて変位させる力を
自由に調節することができる。
【0026】最後に、一実施形態の本発明の外反母趾矯
正具(本矯正具)の使用方法について説明する。図10
は、本体部11と引っ張り具61とを備えて構成される
一実施形態の本矯正具の使用状態を示す平面図である。
なお、ここでは引っ張り具61を用いているが、これと
同様に前述の引っ張り具65も用いることができること
は言うまでもない。図10には、本矯正具の使用者の左
足101及び右足103を点線によって示しており、本
体部11を構成する板状部材23の主表面(上面)23
aの裏面及び板状部材43の主表面(上面)43aの裏
面が図示しない略水平な床面に面するように本体部11
が配設されている。また、図10に図示したように、板
状部材23と板状部材43とは組み付けられた状態にさ
れている。
【0027】左部分21の所定位置に左足101が載置
されており(板状部材23の主表面(上面)23a上に
左足101の下面が載置されている。)、左足101の
前部分101aが前窪み29に嵌入されると共に後部分
101bが後窪み31に嵌入されている。そして、かか
る状態においては、左足101の内側に前後方向(図1
0中、矢印G及び矢印Hの方向)に沿って内側当接棒2
5が当接していると共に、左足101の後端近傍の外側
に外側当接棒27が当接している。また、右部分41の
所定位置に右足103が載置されており(板状部材43
の主表面(上面)43a上に右足103の下面が載置さ
れている。)、右足103の前部分103aが前窪み4
9に嵌入されると共に後部分103bが後窪み51に嵌
入されている。そして、かかる状態においては、右足1
03の内側に前後方向(図10中、矢印G及び矢印Hの
方向)に沿って内側当接棒45が当接していると共に、
右足103の後端近傍の外側に外側当接棒47が当接し
ている。
【0028】さらに、左足101の親指101cには指
バンド91が巻着されると共に、右足103の親指10
3cには指バンド95が巻着されている(前述したよう
に、指バンド91が有する雄型の面ファスナー93aと
雌型の面ファスナー93bとは係合され親指101cに
ぴったりと指バンド91が固定されている。同様に、指
バンド95が有する雄型の面ファスナー97aと雌型の
面ファスナー97bとは係合され親指103cにぴった
りと指バンド95が固定されている。)。このためゴム
ベルト71の弾力によって、連結部81と連結部83と
を介して指バンド91と指バンド95とが互いに引っ張
られ、両親指101c、103cにそれらが内側方向に
向けて変位させる力が加わっている。
【0029】以上説明したように、本矯正具(図10に
示したように、本体部11と引っ張り具61とを備えて
構成されている。)においては、引っ張り具61が足の
親指101c、103cを内側方向に向けて変位させる
変位手段を構成している。なお、引っ張り具61は、左
足101の親指101cの変位手段と右足103の親指
103cの変位手段とを兼ねている。
【0030】そして、板状部材23が、親指101c以
外の足101の残部の下面が載置される載置板を構成し
ている。内側当接棒25が、親指101c以外の足10
1の残部の下面が載置される載置板(ここでは板状部材
23)に該載置される残部の内側に当接するように設け
られた内側当接突起を構成している。さらに、板状部材
23の主表面(上面)23aに形成された前窪み29
が、親指101c以外の足101の残部の下面が載置さ
れる載置板(ここでは板状部材23)に該載置される残
部の少なくとも一部が嵌入可能に設けられた第一の窪み
を構成する。これら内側当接棒25及び前窪み29のそ
れぞれが、親指101c以外の足101の残部のいずれ
かの部分に当接し変位手段(ここでは引っ張り具61)
による親指101cの変位よりも少なくとも該残部の内
側方向(ここでは図10中、矢印J方向に略一致す
る。)への変位が小さくなるように該残部の内側方向へ
の変位を制限する内側移動制限手段を構成する。なお、
内側移動制限手段としては、必ずしも載置板を伴うもの
である必要はなく、親指101c以外の足101の前記
残部の内側に当接する内側当接部材としてよいことは前
述の通りである。加えて、外側当接棒27が、親指10
1c以外の足101の前記残部の下面が載置される載置
板(ここでは板状部材23)に該載置される残部の外側
に当接するように設けられた外側当接突起を構成してい
る。そして、板状部材23の主表面(上面)23aに形
成された後窪み31が、親指101c以外の足101の
前記残部の下面が載置される載置板(ここでは板状部材
23)に該載置される残部の少なくとも一部が嵌入可能
に設けられた第二の窪みを構成する。これら外側当接棒
27及び後窪み31のそれぞれが、親指101c以外の
足101の前記残部に当接し前記残部の少なくとも一部
が親指101cに対して相対的に外側方向(ここでは図
10中、矢印I方向に略一致する。)へ移動することを
制限する外側移動制限手段を構成する。なお、外側移動
制限手段としては、必ずしも載置板を伴うものである必
要はなく、親指101c以外の足101の前記残部の外
側に当接する外側当接部材としてよいことは前述の通り
である。
【0031】さらに、板状部材43が、親指103c以
外の足103の残部の下面が載置される載置板を構成し
ている。内側当接棒45が、親指103c以外の足10
3の残部の下面が載置される載置板(ここでは板状部材
43)に該載置される残部の内側に当接するように設け
られた内側当接突起を構成している。さらに、板状部材
43の主表面(上面)43aに形成された前窪み49
が、親指103c以外の足103の残部の下面が載置さ
れる載置板(ここでは板状部材43)に該載置される残
部の少なくとも一部が嵌入可能に設けられた第一の窪み
を構成する。これら内側当接棒45及び前窪み49のそ
れぞれが、親指103c以外の足103の残部のいずれ
かの部分に当接し変位手段(ここでは引っ張り具61)
による親指103cの変位よりも少なくとも該残部の内
側方向(ここでは図10中、矢印I方向に略一致す
る。)への変位が小さくなるように該残部の内側方向へ
の変位を制限する内側移動制限手段を構成する。なお、
内側移動制限手段としては、必ずしも載置板を伴うもの
である必要はなく、親指103c以外の足103の前記
残部の内側に当接する内側当接部材としてよいことは前
述の通りである。加えて、外側当接棒47が、親指10
3c以外の足103の前記残部の下面が載置される載置
板(ここでは板状部材43)に該載置される残部の外側
に当接するように設けられた外側当接突起を構成してい
る。そして、板状部材43の主表面(上面)43aに形
成された後窪み51が、親指103c以外の足103の
前記残部の下面が載置される載置板(ここでは板状部材
43)に該載置される残部の少なくとも一部が嵌入可能
に設けられた第二の窪みを構成する。これら外側当接棒
47及び後窪み51のそれぞれが、親指103c以外の
足103の前記残部に当接し前記残部の少なくとも一部
が親指103cに対して相対的に外側方向(ここでは図
10中、矢印J方向に略一致する。)へ移動することを
制限する外側移動制限手段を構成する。なお、外側移動
制限手段としては、必ずしも載置板を伴うものである必
要はなく、親指103c以外の足103の前記残部の外
側に当接する外側当接部材としてよいことは前述の通り
である。
【0032】そして、ここでは本矯正具が、右足用と左
足用との一対備えられている(右足用は右部分41と引
っ張り具61とによって構成されており、左足用は左部
分21と引っ張り具61とによって構成されている。な
お、前述したように、引っ張り具61は、左足101の
親指101cの変位手段と右足103の親指103cの
変位手段とを兼ねている。)。さらに、一対備えられる
本矯正具のそれぞれの載置板たる板状部材23及び板状
部材43は、前述したように互いに着脱自在に組み付け
可能になっている。また、ここではそうしていないが、
一対備えられる本矯正具のそれぞれの載置板たる板状部
材23及び板状部材43を蝶番等によって回動自在に連
結等することで折り畳み自在にしてよいことは前述の通
りである。
【0033】また、ここでは左足に関する内側移動制限
手段たる内側当接棒25及び前窪み29と、右足に関す
る内側移動制限手段たる内側当接棒45及び前窪み49
と、が、右足103の前記残部(親指103c以外の足
103の残部)と左足101の前記残部(親指101c
以外の足101の残部)との間の距離が所定距離よりも
小さくなることを制限している。そして、変位手段たる
引っ張り具61は、右足103の親指103cと左足1
01の親指101cとの間の距離を減少させるように互
いの両親指103c、101cを内側方向(右足103
の親指103cに関しては、図10中、矢印I方向に略
一致し、左足101の親指101cに関しては、図10
中、矢印J方向に略一致する。)に向けて変位させる。
なお、ここでは変位手段たる引っ張り具61は、右足1
03の親指103cと左足101の親指101cとの間
に張設される張設部材である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の本発明の外反母趾矯正具(本矯正
具)の本体部の平面図である。
【図2】図1に示した本体部を構成する左部分と右部分
とを分解した(取り外した)ところを示す平面図であ
る。
【図3】図1に示した本体部の正面図である。
【図4】図1に示した本体部の背面図である。
【図5】図1のA−A断面図である。
【図6】図1のB−B断面図である。
【図7】図2のE−E断面図である。
【図8】一実施形態の本発明の外反母趾矯正具(本矯正
具)を構成する変位手段たる引っ張り具を示す斜視図で
ある。
【図9】本矯正具を構成する変位手段たる引っ張り具の
他の実施形態を示す斜視図である。
【図10】本体部と引っ張り具とを備えて構成される一
実施形態の本矯正具の使用状態を示す平面図である。
【符号の説明】
11 本体部 15 飾り開口 21 左部分 23 板状部材 23a (板状部材の)主表面(上面) 23c 接合平面 23d 嵌入凹部 23e 嵌入凸部 23f 飾り凹部 25 内側当接棒 25a 凹部 27 外側当接棒 29 前窪み 31 後窪み 41 右部分 43 板状部材 43a (板状部材の)主表面(上面) 43c 接合平面 43d 嵌入凸部 43e 嵌入凹部 43f 飾り凹部 45 内側当接棒 47 外側当接棒 49 前窪み 51 後窪み 61、65 引っ張り具 71、76 ゴムベルト 73、75 糸 78a 雄型の面ファスナー 78b 雌型の面ファスナー 81、83 連結部 91、95 指バンド 93a、97a 雄型の面ファスナー 93b、97b 雌型の面ファスナー 101 左足 101a (左足の)前部分 101b (左足の)後部分 101c (左足の)親指 103 右足 103a (右足の)前部分 103b (右足の)後部分 103c (右足の)親指

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】足の親指を内側方向に向けて変位させる変
    位手段と、 該親指以外の該足の残部のいずれかの部分に当接し該変
    位手段による該親指の変位よりも少なくとも該残部の内
    側方向への変位が小さくなるように該残部の内側方向へ
    の変位を制限する内側移動制限手段と、を備えてなる、
    外反母趾矯正具。
  2. 【請求項2】前記内側移動制限手段が、前記残部の内側
    に当接する内側当接部材である、請求項1に記載の外反
    母趾矯正具。
  3. 【請求項3】前記内側移動制限手段が、前記残部の下面
    が載置される載置板に該載置される残部の少なくとも一
    部が嵌入可能に設けられた第一の窪みである、請求項1
    に記載の外反母趾矯正具。
  4. 【請求項4】前記内側移動制限手段が、前記残部の下面
    が載置される載置板に該載置される残部の内側に当接す
    るように設けられた内側当接突起である、請求項1に記
    載の外反母趾矯正具。
  5. 【請求項5】前記残部に当接し前記残部の少なくとも一
    部が前記親指に対して相対的に外側方向へ移動すること
    を制限する外側移動制限手段を、さらに備えるものであ
    る、請求項1乃至4のいずれかに記載の外反母趾矯正
    具。
  6. 【請求項6】前記外側移動制限手段が、前記残部の外側
    に当接する外側当接部材である、請求項5に記載の外反
    母趾矯正具。
  7. 【請求項7】前記外側移動制限手段が、前記残部の下面
    が載置される載置板に該載置される残部の少なくとも一
    部が嵌入可能に設けられた第二の窪みである、請求項5
    に記載の外反母趾矯正具。
  8. 【請求項8】前記外側移動制限手段が、前記残部の下面
    が載置される載置板に該載置される残部の外側に当接す
    るように設けられた外側当接突起である、請求項5に記
    載の外反母趾矯正具。
  9. 【請求項9】前記外反母趾矯正具が、右足用と左足用と
    の一対備えられ、 該一対備えられる前記外反母趾矯正具のそれぞれの前記
    載置板が互いに着脱自在に組み付け可能か、又はそれぞ
    れの前記載置板が折り畳み自在になっているものであ
    る、請求項3、4、7及び8のいずれかに記載の外反母
    趾矯正具。
  10. 【請求項10】前記外反母趾矯正具が、右足用と左足用
    との一対備えられ、 前記内側移動制限手段が、該右足の前記残部と該左足の
    前記残部との間の距離が所定距離よりも小さくなること
    を制限し、 前記変位手段は、該右足の親指と該左足の親指との間の
    距離を減少させるように互いの両親指を内側方向に向け
    て変位させるものである、請求項1乃至9のいずれかに
    記載の外反母趾矯正具。
  11. 【請求項11】前記変位手段は、前記右足の親指と前記
    左足の親指との間に張設される張設部材である、請求項
    10に記載の外反母趾矯正具。
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