JP3233468U - 子供用靴 - Google Patents

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伊藤 秀樹
秀樹 伊藤
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フェアストーン株式会社
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Abstract

【課題】子供の足の発育具合に対応して使用でき、履き口と踵の締付けを簡単確実にして靴内部で足を安定させる子供用靴を提供する。【解決手段】履き口押え用のベルト4を長尺とし、該ベルトの取り付け起点Aを踵部2の近くにすると共に、反対側の踵部近くに設けた支持ベルトの先端に折り返し用のベルトリングを取り付け、該リングを通してベルトを反転させて甲履き口Dの前部を押え込み、面ファスナーにてベルトの固定位置を任意に調整し、且つ、踵部の内側に半月形状の補強部材12を固着し、該補強部材を踵後方は固く、踵両脇部分11を柔らかく形成した。該補強部材はエチレン酢酸ビニルコポリマーと熱可塑性ポリウレタン及びポリエステルの合成素材より構成される。また、先端に折り返し用のベルトリングを取り付けた支持ベルトを直交状に通して抑え安定化させるベルト通しを靴本体1の内側面に設けた。【選択図】図1

Description

本考案は、面ファスナー付きベルトの取り付け起点と、折り返し部となるリングを取り付けた支持ベルトの起点を踵部に近い位置にした長尺なベルトとすると共に、踵部内部の補強材に強弱の部分を設けることにより長尺なベルトの締付けにより、履き口と踵の締付けを確実とし靴内部で足を安定させることが容易な子供用靴に関する。
近年、幼児、子供の足の骨格の欧米化が進行するなど、足の骨格に多様性が見られるようになった。それに伴い、足の骨格の形状と靴の形状が合わないことによって、成長期の足の様々な問題が発生している。そこで、子供の個々の足の形状に合わせた靴を選択し履かせることが最善であるが、最適なものを選択する難しさと、またそのような靴は比較的高価になりがちで、成長期の子供の足のサイズの変化を考えると経済的でないこともあり、積極的に取り組みにくい。
通常の子供用靴の場合、履き易さから甲前面部分に取り付けられた面ファスナー付きベルトにより着脱がなされ足が固定される。例えば特許文献1の幼児靴では甲前面部のみが圧迫され、靴内部の踵はしっかりとサポートされない。又、この方法では足の骨格が靴の規格よりも細かったり、靴と足が合っていない場合、靴の中で踵が動いてしまう。即ち、靴の中で足が動いてしまう欠陥がある。特に、前滑りすることでつま先に負担がかかり、子供の足の健康問題が発生する。
また、特許文献2のように子供の足の奇形、変形の矯正のために、甲締めベルトと踵を固定するベルトと足首を固定する締めベルトを設けたものがあるが、あくまで足の変形の矯正用であり、実用性に欠けると共に、構成が複雑で子供が容易に着脱できるものではない。さらに、特許文献3の靴は運動用靴で長尺なベルトと側面の柔軟部分の締付けで踵を固定するものである。
特開2005−118470号公報 特開2001−149105号公報 特許第5912392号公報
前記したように、幼児や子供の時期の足の発育はその後の成人になってからの足の健康に大きく関わりがあり、成人の足の健康問題の多くは、幼児・子供の時期に発生した問題に起因している。幼児・子供の時期には足の骨格がまだ完全に固まっておらず、故に靴の中での痛みや違和感に対し、感じにくく放置されがちになる。これが放置されることによって足に様々な健康問題を発生させることになり、それが成人してからの足の深刻な問題につながると言われている。
本考案はこのような課題を考慮してなされたものであり、履き口押え用のベルトを長尺とし、該ベルトの取り付け起点を踵部近くにすると共に、反対側の踵部近くに設けた支持ベルトの先端に折り返し用のリングを取り付け、該リングを通して前記ベルトを反転させて折り返して甲履き口を押え込み、面ファスナーにてベルトの固定位置を任意に調整する。且つ、上記のベルトの調節により踵部分が前倒しになることで履き口後方に違和感がでないよう、踵部の内側に半月形状の補強部材を固着し、該補強部材をして硬度に強弱を設けることにより、個々の様々な形状の足に対応することができる。よって、個々の足の形状に合った靴を探す手間を省き、大きさの不一致によって生じる靴の中での踵、即ち足の移動やブレを押え、特に足の前滑りによって発生するつま先部の変形、障害などを予防する効果が期待できる。
上記目的を達成するため、本考案の子供用靴は、長尺の履き口押え用ベルトの先端部に設けた面ファスナーでベルトの固定位置を任意に調整できる靴であって、該ベルトの取り付け起点を踵部近くにすると共に、反対側の踵部近くに設けた支持ベルトの先端が甲履き口の上側面にあたる位置に折り返し用のベルトリングを取り付け、該支持ベルトを靴の内側面に両端縁を縫着したベルト通しに直交状に挿通し、該ベルトリングを通して長尺の履き口押えベルトを反転させて甲履き口の前部を押え込むとともに、踵部の内側に半月形状の補強部材を固着し、該補強部材はエチレン酢酸ビニルコポリマーと熱可塑性ポリウレタン及びポリエステルの合成素材よりなり、踵後部のみ同素材にて二重に接着して踵後方は固く、踵両脇部分を柔らかく形成したことを特徴とする。
本考案によれば、個々の足の形状に合った靴を探す手間を省き、大きさの不一致によって生じる靴の中での踵、即ち足の移動やブレを押え、特に足の前滑りによって発生するつま先部の変形、障害などを予防する効果が期待できる。しかも構成が簡単であるため、足のサイズに合わせた高単価な子供用靴に比べ、比較的に一般的な価格での提供が可能となる。
本考案の実施例を示す右足の子供用靴の斜視図である。 同右足の内側の子供用靴の斜視図である。 同右足の子供用靴の履き口ベルトを外した状態の説明図である。 同右足の内側の子供用靴の履き口ベルトを外した状態の説明図である。 同踵部に挿入される補強部材の説明図である。 同甲履き口ベルトの折り返し点のベルトリングとベルト通しの拡大図である。
以下、本考案を図示する実施形態により具体的に説明する。図1乃至図4は、本考案の一実施形態の子供用靴を示す斜視図で、靴本体1の踵部2の踵外側補強部3に履き口押えベルト4の起点部Aを固着し、甲履き口Dを押えて反対側の折り返し部Cとなるベルトリング5を通して折り返された前記ベルト4を、起点部A側に反転するように配設する。
ベルトリング5は反対側の踵部2の近く、即ち、踵外側補強部3´を起点部Bとして固定された支持ベルト6の先端に取り付けられており、甲履き口Dの上側面に位置するように配設されている。該ベルトリング5は細長矩形状に形成され、該ベルトリング5の下側の直線部5aに、踵外側補強部3´に固定された支持ベルト6が折り返して挿通され、ベルトリング5の上側の直線部5bにて履き口押えベルト4は起点部A側に折り返される。
7は前記支持ベルト6を挿通して外側から押え込むベルト通しであり、履き口押えベルト4を図4の矢印方向に引っ張ったときに該ベルト4と支持ベルト6の位置が甲前面又は甲後方にぶれないようにしている。ベルト通し7は支持ベルト6に対し直交するように靴本体1の内側面8に両端が固着されている。
更に、履き口押えベルト4は、図3に示すようにベルト4の先端部の下面4aに面ファスナー9が固着され、対応する面ファスナー10が甲履き口Dの上部に当たる位置のベルト4の上面4bに固着されている。
12は靴本体1の踵部2に内装される補強部材で、踵形状に対応した半月形状を呈し、踵の後部に当接する部分12aの硬度を固く、踵の左右両脇11、11´に当接する部分12bの硬度を柔らかくした。具体的には、半月形状の補強部材12はエチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)と熱可塑性ポリウレタン(TPU)及びポリエステルの合成素材であり、厚みは1.2mm厚の材料で構成され、踵の後部に当接する部分11aは同材料を重ねて接着して硬度を加えている。これにより、ベルト4を引っ張り、甲履き口Dを絞り込む調整時に硬度を固くした踵の後部に当接する部分12aにて踵部2が前に倒れるのを防ぎ、踵の両脇部11、11´に当接する部分12bが足を包み込むように絞り込まれてフィットする。こうして踵は踵部2にしっかり固定される。
次に、本考案の使用方法を説明する。
靴本体1の甲履き口Dに足を入れ、側面の履き口押えベルト4を、ベルトリング5を通して折り返し、ベルトの起点部A側に向けて引き絞ることで足の甲部は甲履き口Dに固定される。履き口押えベルト4を引き絞ったとき、支持ベルト6の位置がベルト通し7に直交状に配置されており、ぶれないよう規制されているため、該ベルト4の引っ張る力が確実に起点部A、Bに伝わり、踵が確実に固定される。
このとき、履き口押えベルト4の引き絞りにより踵部2は靴本体1の前方向に引かれる動きをするが、踵部2内に装着されている補強部材12にてその動きは規制される。即ち、補強部材12は踵の後部に当接する部分12aの硬度を固くしているので踵部が前に倒れるのを防ぎ、踵の両側に当接する部分12bの硬度を柔らかく形成しているため踵の両脇部に当接する部分12bが足を包み込むように絞られる。これにより、踵のぶれを押え、靴内部で足を安定させ、足の前滑りを押えることができる。
ベルト折り返し部Cとなるベルトリング5は踵部2近くを起点部Bとする支持ベルト6の先端に取り付けられ、靴本体1に対してはフリーな状態であるため、履き口押えベルト4を引き絞ると甲履き口Dの前部をきつく絞り込むことができる。これはベルトリング5が甲履き口Dの上側部に位置するため履き口の絞り込みがより強固にできることによる。
また、履き口押えベルト4を緩めたときにベルトリング5を先端に取り付けた支持ベルト6が靴の内側に倒れ込み、もう一方の足で踏み付けないように支持ベルト6はベルト通し7に直交状に挿通されて押え込まれている。
1 靴本体
2 踵部
3、3´ 踵補強部
4 履き口押えベルト
5 ベルトリング
6 支持ベルト
7 ベルト通し
8 靴の内側面
12 補強部材

Claims (1)

  1. 長尺の履き口押え用ベルトの先端部に設けた面ファスナーでベルトの固定位置を任意に調整できる靴であって、該ベルトの取り付け起点を踵部近くにすると共に、反対側の踵部近くに設けた支持ベルトの先端が甲履き口の上側面にあたる位置に折り返し用のベルトリングを取り付け、該支持ベルトを靴の内側面に両端縁を縫着したベルト通しに直交状に挿通し、該ベルトリングを通して長尺の履き口押えベルトを反転させて甲履き口の前部を押え込むとともに、踵部の内側に半月形状の補強部材を固着し、該補強部材はエチレン酢酸ビニルコポリマーと熱可塑性ポリウレタン及びポリエステルの合成素材よりなり、踵後部のみ同素材にて二重に接着して踵後方は固く、踵両脇部分を柔らかく形成した子供用靴。
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