JP6948506B2 - 子供用靴 - Google Patents

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本発明は、面ファスナー付きベルトの取り付け起点と折り返し部を踵部に近い位置にすると共に、踵部内部の補強材に強弱の部分を設けることにより履き口と踵の締付けを確実とし、靴内部で足を安定させることが容易な子供用靴に関する。
近年、幼児、子供の足の骨格の欧米化が進行するなど、足の骨格に多様性が見られるようになった。それに伴い、足の骨格の形状と靴の形状が合わないことによって、成長期の足の様々な問題が発生している。そこで、子供の個々の足の形状に合わせた靴を選択し履かせることが最善であるが、最適なものを選択する難しさと、またそのような靴は比較的高価になりがちで、成長期の子供の足のサイズの変化を考えると経済的でないこともあり、積極的に取り組みにくい。
通常の子供用靴の場合、履き易さから甲前面部分に取り付けられた面ファスナー付きベルトにより着脱がなされ足が固定される。例えば特許文献1の幼児靴では甲前面部のみが圧迫され、靴内部の踵はしっかりとサポートされない。又、この方法では足の骨格が靴の規格よりも細かったり、靴と足が合っていない場合、靴の中で踵が動いてしまう。即ち、靴の中で足が動いてしまう欠陥がある。特に、前滑りすることでつま先に負担がかかり、子供の足の健康問題が発生する。
また、特許文献2のように子供の足の奇形、変形の矯正のために、甲締めベルトと踵を固定するベルトと足首を固定する締めベルトを設けたものがあるが、あくまで足の変形の矯正用であり、実用性に欠けると共に、構成が複雑で子供が容易に着脱できるものではない。
特開2005−118470号公報 特開2001−149105号公報
前記したように、幼児や子供の時期の足の発育はその後の成人になってからの足の健康に大きく関わりがあり、成人の足の健康問題の多くは、幼児・子供の時期に発生した問題に起因している。幼児・子供の時期には足の骨格がまだ完全に固まっておらず、故に靴の中での痛みや違和感に対し、感じにくく放置されがちになる。これが放置されることによって足に様々な健康問題を発生させることになり、それが成人してからの足の深刻な問題につながると言われている。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、履き口押え用のベルトを長尺とし、該ベルトの取り付け起点を踵部近くにすると共に、反対側の踵部近くに設けたベルトの折り返し用のリングを通してベルトを反転させて折り返して履き口を押え込み、面ファスナーにてベルトの固定位置を任意に調整する。且つ、踵部の内側に半月形状の補強材を固着し、該補強材をして硬度に強弱を設けることにより、個々の様々な形状の足に対応することができる。よって、個々の足の形状に合った靴を探す手間を省き、大きさの不一致によって生じる靴の中での踵、即ち足の移動やブレを押え、特に足の前滑りによって発生するつま先部の変形、障害などを予防する効果が期待できる。
上記目的を達成するため、請求項1記載の子供用靴は、履き口押え用のベルトの先端部に設けた面ファスナーでベルトの固定位置を任意に調整できる靴であって、履き口押え用ベルトを長尺とし、該ベルトの取り付け起点を踵部近くにすると共に、反対側の対向する踵部近くにはベルトの折り返し部となるベルトリングを固着し、且つ踵部の内側に半月形状の補強部材を固着し、且つ該補強部材はエチレン酢酸ビニルコポリマーと熱可塑性ポリウレタン及びポリエステルの合成素材であって、踵後部を同素材にて二重に接着したことにより該補強部材を踵後方は硬く、踵両脇部分を柔らかく形成したことを特徴とする。
本発明によれば、個々の足の形状に合った靴を探す手間を省き、大きさの不一致によって生じる靴の中での踵、即ち足の移動やブレを押え、特に足の前滑りによって発生するつま先部の変形、障害などを予防する効果が期待できる。しかも構成が簡単であるため、足のサイズに合わせた高単価な靴に比べ比較的に一般的な価格での提供が可能となる。
本発明の実施例を示す右足の子供用靴の斜視図である。 同右足の内側の子供用靴の斜視図である。 同右足の子供用靴の履き口ベルトを外した状態の説明図である。 同右足の内側の子供用靴の履き口ベルトを外した状態の説明図である。 同踵部に挿入される補強部材の説明図である。 同履き口ベルトの折り返し点のリング部の拡大図である。
以下、本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。図1乃至図4は、本発明の一実施形態の子供用靴を示す斜視図で、靴本体1の踵部2の踵外側補強部3に履き口押えベルト4の起点部Aを固着し、履き口Bを押えて反対側の折り返し部Cとなる対向する踵部2の踵外側補強部3´に取り付けられたベルトリング5を通して折り返されたベルト4を、押えガイド6を通して起点部A側に反転するように配設する。ベルトリング5は細長矩形状に形成され、リングの下側の直線部5aに、踵外側補強部3´に固定された支持片7が折り返して挿通され、リングの上側の直線部5bに金属製の筒状ロール8が嵌挿されベルト4は該筒状ロール8に巻付くように折り返される(図6参照)。
更に、履き口押えベルト4は、図3に示すようにベルト4の先端部の下面4aに面ファスナー9が固着され、対応する面ファスナー10が履き口Bの上部に当たる位置のベルト4の上面4bに固着されている。11は甲内脇部Dに固着した金属製のガイドリングで、ベルト4の案内用通口である(図4)。
12は靴本体1の踵部2に内装される補強部材で、踵形状に対応した半月形状を呈し、踵の後部に当接する部分12aの硬度を固く、踵の左右両脇13に当接する部分12bの硬度を柔らかくした。具体的には、半月形状の補強部材12はエチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)と熱可塑性ポリウレタン(TPU)及びポリエステルの合成素材であり、厚みは1.2mm厚の材料で構成され、踵の後部に当接する部分12aは同材料を重ねて接着して硬度を加えている。これにより、ベルト4を引っ張り、履き口Bを絞り込む調整時に硬度を固くした踵の後部に当接する部分12aにて踵部2が前に倒れるのを防ぎ、踵の両脇部に当接する部分12bが足を包み込むように絞り込まれてフィットする。こうして踵は踵部2にしっかり固定される。
本発明のベルト4は起点部Aと折り返し部Cが踵部2の近傍まで後退することでベルト長さが通常より長くなる。そこで面ファスナー9を剥がして履き口Bを開放した状態では靴に対し内側に倒れ込むことになり、反対の靴でベルト4端を踏みこんで転倒を招く恐れが心配される。それを防ぐため、ベルト折り返し部Cの上方にベルト4を通すための押えガイド6を設け、靴の着脱時に折り返したベルト4を通しておくことでベルト端を規制し、靴の内側にベルトが倒れ込まないようにしている。
次に、本発明の使用方法を説明する。
靴本体1の履き口Bに足を入れ、側面の履き口押えベルト4を、ベルトリング5を通して折り返し、ベルトの起点部A側に向けて引き絞ることで足の甲部は履き口Bに固定される。このとき、ベルト4の引き絞りにより踵部2は靴本体1の前方向に引かれる動きをするが、踵部2内に装着されている補強部材12にてその動きは規制される。即ち、補強部材12は踵の後部に当接する部分12aの硬度を固くしているので踵部が前に倒れるのを防ぎ、踵の両脇に当接する部分12bの硬度を柔らかく形成しているため踵の両脇に当接する部分12bが足を包み込むように絞られる。これにより、踵のブレを押え、靴内部で足を安定させ、足の前滑りを押えることができる。
また、履き口押えベルト4は起点部Aと折り返し部Cが踵部2の近傍まで後退して装着されているため、ベルト長さが通常より長くなり、面ファスナー9を開放して履き口Bを開くとベルト4の先が靴の内側に垂れ、反対側の靴でベルト端を踏み込んでしまう不具合を防ぐために、ベルト折り返し部Cの下流側に設けた押えガイド6にベルト4を通しておく。
尚、ベルト折り返し部Cのベルトリング5に挿通された筒状の金属製ロール8により、ベルト4とベルトリング5との摩擦を軽減し、ベルトの締付けや緩め動作が滑らかになるようにしている。
1 靴本体
2 踵部
3、3´ 踵補強部
4 履き口押えベルト
5 ベルトリング
6 押えガイド
8 金属製ロール
9、10 面ファスナー
11 ガイドリング
12 補強部材
12a 踵の後部に当接する部分
12b 踵の両脇に当接する部分

Claims (1)

  1. 履き口押え用のベルトの先端部に設けた面ファスナーでベルトの固定位置を任意に調整できる靴であって、履き口押え用ベルトを長尺とし、該ベルトの取り付け起点を踵部近くにすると共に、反対側の対向する踵部近くにはベルトの折り返し部となるベルトリングを固着し、且つ踵部の内側に半月形状の補強部材を固着し、且つ該補強部材はエチレン酢酸ビニルコポリマーと熱可塑性ポリウレタン及びポリエステルの合成素材であって、踵後部を同素材にて二重に接着したことにより該補強部材を踵後方は硬く、踵両脇部分を柔らかく形成したことを特徴とする子供用靴。
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