JP2001070004A - 靴 底 - Google Patents

靴 底

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JP2001070004A
JP2001070004A JP2000204782A JP2000204782A JP2001070004A JP 2001070004 A JP2001070004 A JP 2001070004A JP 2000204782 A JP2000204782 A JP 2000204782A JP 2000204782 A JP2000204782 A JP 2000204782A JP 2001070004 A JP2001070004 A JP 2001070004A
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    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/141Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form with a part of the sole being flexible, e.g. permitting articulation or torsion

Abstract

(57)【要約】 【課題】 足指を動き易くして、靴底で路面等をキャッ
チし易くした靴底を提供する。 【解決手段】 足指Fの付け根付近の窪みF1に入り込
んで足裏が前後方向に係合する係合部10を緩衝底1の
上面側に足指Fの前記窪みF1に沿って形成し、趾節関
節J3における足指Fの屈曲に伴い前記係合部10また
はその近傍において前記緩衝底1が屈曲し易いようにす
る屈曲補助部12を前記係合部10の裏側に設け、足指
Fが他の部分よりも下方に沈み込むのを許容する足指受
入部13を、前記緩衝底1の上面における前記係合部1
0の前方に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】発明の分野:本発明は靴底に関するもの
である。 従来の技術の説明:人の足は、本来、路面等をキャッチ
できるようになっており、素足の状態で最も効率良く走
行・歩行できるように形成されている。一方、路面のコ
ンディションから受ける障害から足を守ために履物が存
在する。しかし、通常の履物である靴は、足指(正式に
は「足趾」というが、読み易くするために本明細書では
「足指」という表現を用いる)等の動きを妨げ、そのた
め、靴底を介して足で路面をキャッチするのが難しい。
【0002】図10(a),図10(b)および図10
(c)は、走行・歩行時の足指の動きを、地面を断面し
た状態で示す側面図である。素足で効率良く走行・歩行
するためには、図10(a)に示すように、まず踵Cで
着地し、次に、前方A1への体重移動を経て、図10
(b)に示すような接地期の最終段階を迎える。この瞬
間に、足は地面50をしっかりと掴み、その直後に図1
0(c)のように、足指を底屈させて掴んだ地面50を
後方へ強く蹴って踏み出し、更にその直後に、二点鎖線
で示すように、足指Fを前方に引き戻す(ターンオーバ
ー)動作を行うことにより、効率の良い推進力が生まれ
る。
【0003】図11(a)は公知の履物底を示す模式的
な断面図である。この図において、履物底100には、
足指Fが嵌まる凹所101を設けてある。この従来の構
造では、足により履物底100を掴むことはできても、
履物底100が比較的硬いため、履物底100により路
面を掴むことはできない。
【0004】図11(b)は他の公知の履物底を示す断
面図である。この図において、履物底100には、足指
Fの付け根付近の窪みFcに入り込む凸部102が設け
られている。この従来の構造では、足が履物底100に
対し前方にスリップするのを防止し得るが、足指Fで履
物底を掴むことはできない。また、この従来の構造で
は、履物底100が比較的固い材質で形成されていたの
で、足の個体差により凸部102からの突き上げ感を生
じ、リスフラン関節J1やショパール関節J2などの部
分に負荷がかかり易い傾向にある。
【0005】図12(a)は特開平11−123102
号に開示された靴底の平面図、図12(b)は図12
(a)の XIIb− XIIb線断面図である。図12(b)
において、本底103上には中底104および中敷10
5が積層されている。中底104には、母趾球に対応す
る位置に、丸い貫通孔106(図12(a)参照)が設
けられていると共に、つま先部分107が切欠されてい
る。この先行技術では、足裏が中底104の形状に十分
フィットしていないので、路面をキャッチすることはで
きない。
【0006】
【発明の概要】したがって、本発明の目的は、足指を動
き易くして、靴底で路面等をキャッチし易くした靴底を
提供することである。前述のような考察から、効率の良
い走行・歩行を行うには、靴底に以下のような機能が必
要であると考えられる。 (1)足指が拘束されず、足指を自由に使える。 (2)靴底を介して足指で地面をしっかりと掴むことが
できる。 (3)足指を底屈させて掴んだ地面を力強く、かつ、素
早く後方へ蹴ることができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の1つの態様では、靴底に、係合部、足指受
入部および屈曲補助部が設けられている。前記係合部
は、緩衝底の上面側に足指の前記窪みに沿うように形成
され、足指の付け根付近の窪みに入り込んで足裏が前後
方向に係合する。前記足指受入部は、前記緩衝底の上面
における前記係合部の前方に設けられ、足指が他の部分
よりも下方に沈み込むのを許容する。前記屈曲補助部
は、前記係合部の裏側に設けられ、趾節関節における足
指の屈曲に伴い、つまり、足指の底屈に伴い、前記係合
部またはその近傍において前記緩衝底が屈曲し易いよう
にする。
【0008】本発明の他の態様では、着地時に着用者の
足への衝撃を和らげる緩衝底を備えた靴底に、係合部、
足指受入部および屈曲補助部が設けられている。前記係
合部は前記緩衝底の上面側に設けられ、足指の付け根付
近の窪みに沿って横長に形成され前記窪みに入り込んで
足裏が足の前後方向に係合する。前記足指受入部は前記
緩衝底の上面側における前記係合部の前方に設けられ、
足指が足の他の部分よりも下方に沈み込むのを許容す
る。前記屈曲補助部は前記緩衝底の下面側の概ね前記係
合部に対応する位置に横長に設けられ、概ね前記係合部
の位置において趾節関節における足指の屈曲に伴って前
記緩衝底が屈曲するのを助ける。
【0009】本発明の更に他の態様では、靴底に、係合
部、足指受入部および屈曲補助部が設けられている。靴
底は、接地面および上面を有する接地底と、前記接地底
の上面に設けられると共に着地時に着用者の足への衝撃
を和らげる緩衝底とを備えている。前記係合部は前記緩
衝底の上面側に設けられ、足指の付け根付近の窪みに沿
って横長に形成され前記窪みに入り込んで足裏が足の前
後方向に係合する。前記足指受入部は、前記緩衝底の上
面側における前記係合部の前方に設けられ、足指が足の
他の部分よりも下方に沈み込むのを許容する。前記屈曲
補助部は、前記靴底における前記接地面側の概ね前記係
合部に対応する位置に横長に設けられ、概ね前記係合部
の位置において趾節関節における足指の屈曲に伴って前
記緩衝底が屈曲するのを助ける。
【0010】本発明において「足指の屈曲」とは、足が
母趾球の位置で背屈することではなく、足指が趾節関節
において底屈することを意味する。本発明において、運
動靴の場合には、一般に緩衝底がミッドソールで構成さ
れ、一方、接地底がアウターソールで構成される。しか
し、本発明においては、緩衝底を耐摩耗性のある発泡ゴ
ムなどの材料で形成して、緩衝底自体で靴底を構成して
もよい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、靴底の前足部に係合
部、屈曲補助部および足指受入部の3つの要素を設けた
ので、足指が拘束されず足指を自由に使え、靴底を介し
て足指で地面をしっかりと掴むことができると共に、掴
んだ地面を力強く、かつ、素早く後方へ蹴ることができ
る。より詳しく説明すると、前記係合部および足指受入
部を設けたことに加え、前記屈曲補助部を設けたことに
より、足指が屈曲する際に、緩衝底に曲げ応力の集中が
生じ、そのため、前記緩衝底が足指の趾節関節に対応す
る位置において著しくスムースに屈曲する。これによ
り、足指で掴んだ地面を力強く、かつ、素早く後方へ蹴
り出すことができるという効果が著しく増大する。
【0012】本発明においては、前記係合部を前方に向
って凸となる形状の曲線に沿った、つまり、略「へ」字
状の突条部で形成すると共に、該突条部が足の内外の中
央付近で最も高く、かつ、足の内側および外側に行くに
従い徐々に低くなるように形成するのが好ましい。この
ようにすれば、足指の付け根付近の窪みに緩衝底がフィ
ットするので、より一層地面をしっかりと掴むことがで
きる。
【0013】また、本発明においては、突条部の裏面に
沿って、0.1mm 〜1.0mm 程度の薄い反発部材を設ける。
反発部材を設ければ、地面を力強く後方に蹴った足指を
素早く元の状態に引き戻すことができるから、つまり、
いわゆるターンオーバーを助けるから、前方への推進力
が大きくなる。
【0014】なお、接地底を少なくとも足の親指と第2
趾との間に対応する部分において左右に分割すれば、足
の親指を他の部分に対し、独立して動かすことができる
ので、足指による路面のキャッチが更に容易になる。
【0015】
【実施例の説明】第1実施例 以下、本発明の第1実施例を図1(a)〜図1(c)を
用いて説明する。緩衝底1は上面18および下面19を
有する。緩衝底1の上面18側には、足指Fの付け根付
近の窪みFcに対応する横長の突条部10が形成されて
いる。緩衝底1の下面19側には、前記突条部10また
はその近傍において、図1(b)のような趾節関節J3
における足指Fの屈曲(底屈)に伴う前記緩衝底1の屈
曲を助ける屈曲補助部12を前記突条部10の裏側に設
けてある。前記突条部10の前方A1には、足指Fを載
せる凹所(足指受入部)13を緩衝底1に形成してい
る。
【0016】本第1実施例によれば、足指Fを載せる凹
所13を形成しているので、足指Fを靴内で動かし易く
なると共に、当該凹所13の部分においては緩衝底1が
薄肉になるため、靴底で地面を掴み易くなる。また、横
長の突条部10を設けたので、足が靴内で前方にスリッ
プするのを防止でき、突条部10が足指Fの動作時の支
えとなるから、足指Fで緩衝底1をしっかりと掴むこと
ができる。なお、突条部10は柔らかい緩衝底1に形成
されているので、足に突き上げ感が生じるおそれがな
い。しかも、屈曲補助部12を設けていることにより、
突条部10において足指Fが、図1(b)のように容易
に底屈する(曲がる)から、靴底を介して足指Fで地面
をしっかりと掴むことができると共に、掴んだ地面を力
強く、かつ、素早く後方に蹴ることができる。
【0017】前記構成において、前記突条部10は、足
指Fの前記窪みFcに沿って形成され、足指Fの前記窪
みFcに入り込んで足裏が前後方向に係合すればよい。
この場合、前記突条部10は、必ずしも外観において突
出している必要はない。たとえば、図2(a)のよう
に、前記突条部10の前方A1および後方A2を緩衝底
1よりも極めて柔らかい材質の樹脂スポンジで埋めて、
突条部10に対応する位置に係合部10Aを設けてもよ
い。この場合、係合部10Aの前方には、足指Fが他の
部分よりも下方に沈み込むのを許容する足指受入部13
Aが緩衝底1の上面に形成されたことになる。
【0018】また、屈曲補助部12は、一般に、縦断面
略V字状ないしU字状の溝で形成することができるが、
図2(a)に示すように、この溝に相当する部分を極め
て柔らかい材質の樹脂スポンジで埋めてもよい。
【0019】本発明においては、図2(b)に示すよう
に、前記突条部10の裏面に沿って緩衝底1の本体部分
よりも復元力(元の形状に復帰しようとする力)の大き
い(バネ性の高い)高反発部材14を設けるのが好まし
い。この高反発部材14は、緩衝底1を元の形状に復帰
させるバネ性を有するものであり、そのため、地面を力
強く後方に蹴った足指Fを素早く引き戻す(ターンオー
バー)動作を助けるので、前方への推進力が大きくな
る。
【0020】第2実施例 以下、本発明の第2実施例を図3〜図6(b)にしたが
って説明する。図4(b)に示すように、ミッドソール
のような緩衝底1の下面19には、アウターソールのよ
うな接地底2の上面28が固着されて靴底が構成されて
いる。前記緩衝底1は、着地時に着用者の足への衝撃を
和らげ、一方、前記接地底2は路面をキャッチする接地
面29を有する。なお、一般に、緩衝底1の上面18に
は、図示しない中底を介して、図3の中敷3が載せられ
る。
【0021】図3において、緩衝底1の上面側には横長
の突条部10が形成されている。この突条部10は、図
6(a)に示す足指Fの付け根付近の窪みFcに対応す
る位置に設けられていると共に前記窪みFcに対応する
形状となっている。すなわち、図3のように、突条部1
0は足の内外の中央付近で最も前方に向って凸となる略
「へ」字状の稜線10aを形成している。この突条部1
0は、図6(b)および図3に明示するように、足の内
外の中央付近で最も高く、かつ、足の内側31および足
の外側30に行くに従い徐々に低く形成されている。図
3の前記緩衝底1の上面18は、前記突条部10から前
方A1または後方A2に遠ざかるに従いなだらかに低く
なっている。なお、図6(b)に示すように、緩衝底1
の両端などの周縁には巻上部10bが形成されている。
図6(a)においては、足指Fの付け根付近の窪みFc
に、二点鎖線でハッチングを施している。
【0022】図4(a)および図4(b)に示すよう
に、前記緩衝底1の裏面側には、縦断面略V字状ないし
U字状の切欠溝12aが、前記突条部10の稜線10a
の若干前方A1に、該稜線10aに沿って足の内側31
から外側30に渡って形成されている。一方、該切欠溝
12aの前後において、つまり、稜線10aに対応する
位置において、接地底2が前後に離れた状態で分割され
ており、この離間した部分により分割溝12bが形成さ
れている。
【0023】足の横方向の中央部においては、つまり、
図6(a)の第2趾F2から第3趾F3までにおいて
は、これらの切欠溝12aおよび分割溝12bは、図4
(a)の切欠溝12aの最深部を連ねた谷線12cが、
前記稜線10aの若干前方A1に設定されており、屈曲
補助部12を形成している。前記谷線12cは、前記分
割溝12bの前後方向の中心を連ねた中心線と略一致し
た位置に設けてある。前記中心線および谷線12cは、
前記稜線10aに近似した形状の曲線で形成されてお
り、足の内外の中央付近で最も前方に向って凸となる略
「へ」字状に形成されている。前記屈曲補助部12は、
突条部10の稜線10aの若干前方A1において緩衝底
1が屈曲し易いようにするためのものである。
【0024】ここで、より詳しく説明すると、図1
(a)および図1(b)に示すように、足指Fは前記窪
みFcよりも前方A1の趾節関節J3において大きく底
屈(屈曲)する。そのため、前述のように、屈曲補助部
12を突条部10よりも前方A1の位置に設けておくこ
とで、足指Fの屈曲をスムースに行うことができる。な
お、図11(b)の中足趾節関節J4における足の背屈
(屈曲)を助ける溝は周知であるが、本屈曲補助部12
は、前記中足趾節関節J4よりも前方の趾節関節J3に
おける足指の底屈(屈曲)を補助する点において、前記
周知の溝とは異なる。
【0025】なお、図4(a)の切欠溝12aに明瞭な
最深部が存在しない場合には、図4(a)の切欠溝12
aの前後方向の中心を連ねた中心線を谷線12cと解さ
なければならない。また、切欠溝12aの深さは、最深
部において2,3mm以上に設定するのが好ましい。
【0026】図3に明示するように、前記緩衝底1にお
ける突条部10の前方A1には、5本の足指を載せる凹
所13が形成されている。この凹所13は、足指が足の
他の部分よりも下方に沈み込むのを許容するので、足指
を自由に使えると共に足指で地面をしっかりと掴むこと
ができる。なお、中敷3は柔らかいEVAおよび不織布
で形成されており、着用時に凹所13の形状になじん
で、徐々に永久変形を呈する。
【0027】図4(a)および図4(b)に示すよう
に、前記緩衝底1における突条部10の下面側19に
は、前記切欠溝12aを横切るように高反発部材14が
埋設されている。この高反発部材14は、シート状ない
し薄板状に薄く形成されており、前記緩衝底1の本体部
分よりもバネ性の大きい材料で形成されている。たとえ
ば、前記緩衝底1の本体部分はEVAのような樹脂スポ
ンジで構成されており、一方、高反発部材14はEV
A,PU,ハイトレル(登録商標)などのような非発泡
性の軟質の樹脂で形成する。なお、高反発部材14は、
図4(a)において破線でハッチングを施してその平面
形状を示しており、また、図4(b)においては太い実
線で断面形状を示している。前記接地底2は、一般にゴ
ムの発泡体や非発泡体などで形成される。
【0028】前記高反発部材14は、一枚のシート状な
いし板状物の中に複数の貫通孔14aを有していること
で、前記切欠溝12aの部分において足の左右方向に複
数に分割されている。このように、複数に分割すること
で、前方A1への反発性を維持しながら、左右方向など
の他の方向に曲がり易くしている。
【0029】第3実施例 図7(a)〜図9は第3実施例を示す。図8に示すよう
に、緩衝底1の下面側には、屈曲補助部12aよりも前
方の部分に各足指F1,F2,F3,F4,F5(図6
(a))の間に対応する位置に、第1,第2,第3およ
び第4の指間溝51,52,53,54が形成されてい
る。前記第1指間溝51は、足の親指(第1趾)F1と
第2趾F2との間に対応する位置に形成されている。前
記第4指間溝54は足の小指(第5趾)F5と第4趾F
4との間に対応する位置に形成されている。
【0030】図7(a)および図7(b)に明示するよ
うに、接地底2は前記突条部10に対応する位置におい
て前後方向A1,A2に離間して分割され、この離間し
た部分で分割溝12bを形成している。前記前後方向に
分割された接地底2のうち、前記屈曲補助部12よりも
前方の前接地底2は、図9に示すように、5本の足指F
1〜F5(図6(a))に対応した5つの足趾部21,
22,23,24,25を有している。前記前接地底2
には、各足指F1,F2,F3,F4,F5の間に対応
する部分において左右に離間して第1ないし第4指分割
溝61,62,63,64が形成されている。前記第1
指分割溝61は足の親指F1と第2趾F2との間に対応
する部分に形成されている。第4指分割溝64は足の小
指F5と第4趾F4との間に対応する部分に形成されて
いる。
【0031】このように、指間溝51〜54および指分
割溝61〜64を設けていることにより、図6(a)の
各指F1〜F5が互いに独立して動くことができる。特
に、足の親指F1および足の小指F5を他の足指とは容
易に独立して動かすことができるので、足指による路面
のキャッチが更に容易になる。図8に示すように、高反
発部材14は、前記切欠溝12aよりも前方A1の部分
において、各足指F1〜F5ごとに分割されている。な
お、高反発部材14は、図7(a)において、破線でハ
ッチングを施してその平面形状を示しており、また、図
8(b)においては太い実線で断面形状を示している。
【0032】本第3実施例のその他の構成は、前記第2
実施例の構成と同様であり、同一部分もしくは相当部分
に同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0033】以上のとおり、図面を参照しながら好適な
実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定す
るであろう。たとえば、前記実施例では、緩衝底1とし
てミッドソールを例示したが、ミッドソールを備えてい
ない靴底、すなわち、緩衝底1を耐摩耗性のある発泡ゴ
ムなどの材料で形成した靴底についても本発明を適用し
得る。ところで、前記実施例では、突条部10を緩衝材
で形成したが、予め着用者の足型をとって、この足型に
合わせて、突条部10の上面層のみを軟質の非発泡性の
樹脂で被覆してもよい。この場合、突条部10の形状が
経時的に崩れないという利点がある。
【0034】また、前記実施例では、緩衝底1および接
地底2の双方に溝12a,12bを設けて屈曲補助部1
2を形成したが、本発明では、緩衝底1または接地底2
の一方にのみ溝を設けて屈曲補助部12を形成してもよ
い。また、前後に分割した接地底2,2を切欠溝12a
の部分で薄肉にすると共に連続させて、高反発部材14
としてもよい。また、前記実施例では屈曲補助部12を
前記突条部(係合部)10の若干前方に設けたが、本発
明では、突条部(係合部)10に対応させて屈曲補助部
12を設ければよい。したがって、そのような変更およ
び修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のもの
と解釈される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a),図1(b)は本発明の第1実施例
を模式的に示す靴底の断面図、図1(c)は同斜視図で
ある。
【図2】図2(a)および図2(b)は、それぞれ、変
形例を模式的に示す靴底の断面図である。
【図3】図3は第2実施例を示す中敷および緩衝底の斜
視図である。
【図4】図4(a)は靴底の底面図、図4(b)は図4
(a)のIVb−IVb線断面図である。
【図5】図5は緩衝底の平面図である。
【図6】図6(a)は足裏の平面図、図6(b)は稜線
に沿った緩衝底の横断面図である。
【図7】図7(a)は第3実施例を示す靴底の底面図、
図7(b)は図7(a)のVIIb−VII b線断面図であ
る。
【図8】図8は緩衝底の底面図である。
【図9】図9は前接地底を示す底面図である。
【図10】図10(a),図10(b)および図10
(c)は、それぞれ、足の動きを説明するための足の側
面図である。
【図11】図11(a)および図11(b)は、それぞ
れ、従来の靴底の一例を示す模式的な断面図である。
【図12】図12(a)は特開平11−123102号
に開示された靴底の平面図、図12(b)は図12
(a)の XIIb− XIIb線断面図である。
【符号の説明】
1:緩衝底 10:突条部(係合部) 10a:稜線 10A:係合部 12:屈曲補助部 12a:切欠溝 12b:分割溝 12c:谷線 13:凹所(足指受入部) 13A:足指受入部 30:足の外側 31:足の内側 14:高反発部材(反発部材) 2:接地底 A1:前方 F:足指 Fc:窪み F1:足の親指(第1趾) F2:第2趾 J3:趾節関節

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足指の付け根付近の窪みに入り込んで足
    裏が前後方向に係合する係合部を緩衝底の上面側に足指
    の前記窪みに沿うように形成し、 足指が他の部分よりも下方に沈み込むのを許容する足指
    受入部を、前記緩衝底の上面における前記係合部の前方
    に形成し、 趾節関節における足指の屈曲に伴い前記係合部またはそ
    の近傍において前記緩衝底が屈曲し易いようにする屈曲
    補助部を前記係合部の裏側に設けた靴底。
  2. 【請求項2】 着地時に着用者の足への衝撃を和らげる
    緩衝底を備えた靴底であって、 前記緩衝底は上面と下面とを有し、 前記緩衝底の上面側には、足指の付け根付近の窪みに沿
    って横長に形成され前記窪みに入り込んで足裏が足の前
    後方向に係合する係合部が設けられ、 前記緩衝底の上面側における前記係合部の前方には、足
    指が足の他の部分よりも下方に沈み込むのを許容する足
    指受入部が設けられ、 前記緩衝底の下面側には、概ね前記係合部の位置におい
    て趾節関節における足指の屈曲に伴う前記緩衝底の屈曲
    を助ける屈曲補助部が、概ね前記係合部に対応する位置
    に横長に設けられている靴底。
  3. 【請求項3】 接地面および上面を有する接地底と、前
    記接地底の上面に設けられると共に着地時に着用者の足
    への衝撃を和らげる緩衝底とを備えた靴底において、 前記緩衝底は上面と下面とを有し、 前記緩衝底の上面側には、足指の付け根付近の窪みに沿
    って横長に形成され前記窪みに入り込んで足裏が足の前
    後方向に係合する係合部が設けられ、 前記緩衝底の上面側における前記係合部の前方には、足
    指が足の他の部分よりも下方に沈み込むのを許容する足
    指受入部が設けられ、 前記靴底における前記接地面側には、概ね前記係合部の
    位置において趾節関節における足指の屈曲に伴う前記緩
    衝底の屈曲を助ける屈曲補助部が、概ね前記係合部に対
    応する位置に横長に設けられている靴底。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3において前記足指受入
    部は、前記緩衝底における前記係合部の後方の部位より
    もヤング率が小さい部材で形成されている靴底。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3において前記係合部
    は、足指の付け根付近の窪みに対応する上方に突出した
    横長の突条部で形成され、 前記足指受入部は足指を載せるための凹所で形成され、
    該凹所が前記緩衝底の上面側における前記突条部の前方
    の位置に設けらている靴底。
  6. 【請求項6】 請求項5において前記突条部は、足の内
    外の中央付近において、最も前方に向って凸となる形状
    の曲線に沿って略「へ」字形状に形成されている靴底。
  7. 【請求項7】 請求項6において前記突条部は、前記曲
    線に沿った稜線を有すると共に、前記稜線に沿って足の
    内外の中央付近で最も高く、かつ、足の内側および外側
    に行くに従い徐々に低く形成されている靴底。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3において前記緩衝底の
    下面側には縦断面略V字状ないしU字状の切欠溝が前記
    突条部に沿って足の内側から外側に渡って形成され、前
    記切欠溝が前記屈曲補助部を構成している靴底。
  9. 【請求項9】 請求項8において前記切欠溝は溝の最深
    部を連ねた谷線を有しており、足の横方向の中央部にお
    いては前記谷線が前記突条部の稜線よりも若干前方の位
    置に設定されている靴底。
  10. 【請求項10】 請求項3において前記係合部は、足指
    の付け根付近の窪みに対応する上方に突出した横長の突
    条部で形成され、 前記接地底は前記突条部に対応する位置において前後方
    向に離間して分割され、この離間した部分で分割溝を形
    成しており、前記分割溝が前記屈曲補助部の少なくとも
    一部を構成している靴底。
  11. 【請求項11】 請求項10において前記緩衝底の下面
    側には縦断面略V字状ないしU字状の切欠溝が前記突条
    部に沿って足の内側から外側に渡って形成され、前記切
    欠溝が前記屈曲補助部の他の一部を構成している靴底。
  12. 【請求項12】 請求項10において前記分割溝は溝の
    中心線を有しており、足の横方向の中央部においては前
    記中心線が前記突条部の稜線よりも若干前方の位置に設
    定されている靴底。
  13. 【請求項13】 請求項1,2,3において前記靴底
    は、前記緩衝底の下面に前記屈曲補助部の前方から後方
    にわたって固着された反発部材を有し、前記反発部材は
    緩衝底よりも復元力の大きい、シート状ないし薄板状の
    薄い材料で形成されている靴底。
  14. 【請求項14】 請求項10において前記前後方向に分
    割された接地底のうち、前記屈曲補助部よりも前方の前
    接地底は、足の親指と第2趾との間に対応する部分にお
    いて左右に離間している靴底。
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