JP5808934B2 - ハイヒール靴用インソール及びハイヒール靴 - Google Patents
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図1Aは、本実施形態におけるインソール100(右足用)の全体的な形状を示す平面図、側面図及び端面図である。なお、図1A中の点線は、インソール100における突出領域96の説明の便宜上描かれている。また、図1Bは、本実施形態におけるインソール100の斜視図である。また、図2Aは、本実施形態のインソール100と人間の足900又は骨との、平面視における相対的な位置関係を示す模式図である。図2A中の点線は、インソール100を備えたハイヒール靴の靴底の輪郭を示している。また、図2Bは、人間の足の骨の平面視における模式図である。なお、本出願においても、医学的な表記方法と同様に、図2Bに示すように、親指から小指に掛けて1から5までの番号が与えられる。加えて、図3Aは、図2AにおけるJ−J断面図であり、図3Bないし図3Eは、それぞれ図2AにおけるK−K端面図ないしN−N端面図である。より具体的には、図3Aないし図3Eは、それぞれ、人間がハイヒール靴を履いた際の人間の足の第1指ないし第5指と本実施形態のインソール100との接触状態を示す模式的断面図又は模式的端面図である。なお、特に図3B乃至図3Eにおいては、図面を見易くするために、図2Aにおける各端面(K〜N)に対応する指の指骨及び中足骨のみを抽出して模式的に示している。また、図4は、人間の足の中足骨頭部における、本実施形態のインソール100と人間の足との相対的な位置関係を示す正面断面図である。
本実施形態のインソール200の構造及び使用方法は、第1の実施形態のインソール100の第1指用窪み部32、第5指用窪み部34、及び凸部52a,52b,52cが形成されていない点を除き、第1の実施形態のインソール100の構造及び使用方法と同様である。従って、第1の実施形態と重複する説明は省略され得る。
また、図6Aは、図5Aにおけるインソール200のP−P端面図であり、図6Bは、図5Aにおけるインソール200のQ−Q端面図である。また、図7は、本実施形態のインソール200と人間の足900又は骨との、平面視における相対的な位置関係を示す模式図である。
本実施形態のインソール300の構造及び使用方法は、第1の実施形態のインソール100に加えて、いわゆる「内側縦アーチ」を形成するための第3隆起部(内側隆起部)60と、いわゆる「外側縦アーチ」を形成するための第4隆起部(外側隆起部)70とが形成されている点を除き、第1の実施形態のインソール100のそれらと同様である。従って、第1の実施形態と重複する説明は省略され得る。
本実施形態は、第1の実施形態のインソール100が備える第1隆起部10と第2隆起部20とを、靴底面自身が備えているハイヒール靴である。すなわち、インソールを用いずに、ハイヒール靴自身が第1隆起部10と第2隆起部20を有する靴底を備えることにより、上述の第1隆起部10と第2隆起部20の効果が奏され得る。
ところで、上述の各実施形態のインソールや靴では、上述のとおり、第1隆起部10から靴の先端にかけての急峻な下りの傾斜が形成されているが、このような急峻な傾斜が形成されていない態様も採用し得る。但し、各指の基節骨や中節骨、あるいは末節骨に対応する領域の、特に関節への負担又はその周囲の筋肉への影響を軽減する観点から言えば、前述の傾斜が形成されることが好ましい。
12 第1隆起部の頂き
14 隆起
20 第2隆起部
22 第2隆起部の頂き
24 第2隆起部の隆起
32,532 第1指用窪み部
34 第5指用窪み部
40 溝
52a,52b,52c 凸部
60 第3隆起部
70 第4隆起部
90 基材
92 先端
94 後端
96,596 突出領域
100,200,300,400,500 インソール
900 人間の足
Claims (9)
- 可撓性の基材と、
前記基材のうち、基節骨底から中足指節関節に至るまでにほぼ対応する領域に設けられた第1隆起部と、
前記基材のうち第2中足骨頭にほぼ対応する領域が頂きとなるように設けられた第2隆起部と、を備える
ハイヒール靴用インソール。 - 前記基材のうち母指球及び小指球にほぼ対応する領域に、前記第1隆起部及び前記第2隆起部に対する窪み部をさらに備える、
請求項1に記載のハイヒール靴用インソール。 - 前記第1隆起部から、各末節骨にほぼ対応する領域に向かって形成される斜面の、水平に対する俯角の傾斜角度が30°以上60°以下である、
請求項1又は請求項2に記載のハイヒール靴用インソール。 - 前記基材のうち第1中足骨頭の後方乃至第5中足骨頭の後方にほぼ対応する領域に設けられた溝をさらに備える、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のハイヒール靴用インソール。 - 前記基材が、各末節骨の先端から第2中足骨底に至るまでにほぼ対応する領域の長さを有する、
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のハイヒール靴用インソール。 - 前記基材が、外側縦アーチにほぼ対応する領域に設けられた外側隆起部と、内側縦アーチにほぼ対応する領域に設けられた内側隆起部とをさらに備え、
前記外側隆起部よりも、前記内側隆起部の方が高い、
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のハイヒール靴用インソール。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のインソールを備えた、
ハイヒール靴。 - 基節骨底から中足指節関節に至るまでにほぼ対応する領域に設けられた第1隆起部と、
第2中足骨頭にほぼ対応する領域が頂きとなるように設けられた第2隆起部と、を備える、
ハイヒール靴。 - 外側アーチ部にほぼ対応する領域に設けられた外側隆起部と、内側アーチ部にほぼ対応する領域に設けられた内側隆起部とをさらに備え、
前記外側隆起部よりも、前記内側隆起部の方が高い、
請求項8に記載のハイヒール靴。
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