JP7131355B2 - 訓練用靴 - Google Patents

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本開示は、訓練用靴に関する。
多様な訓練内容に応じて訓練用靴が使用されている。例えば、特許文献1の訓練用靴は、多様な訓練内容に応じて吸盤状やスパイク状などのトレーニング具を靴底に着脱可能な構成としている。このような訓練用靴は、アッパー部に係止具を介して訓練者の踵を固定し、ヒール部に係止具を介して訓練者の足首を固定可能な構成としている。
特開2000-333704号公報
本出願人は、以下の課題を見出した。特許文献1の訓練用靴は、係止具によって訓練者の足首を固定しているため、訓練者の下腿の動作を妨げる可能性がある。その一方で、係止具によって訓練者の足首を固定しないと、訓練中に訓練者が足首を挫いたり、訓練者の足が訓練用靴から脱げたり、する可能性がある。
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、訓練中に訓練者の下腿の動作が阻害され難く、訓練者が足首を挫いたり、訓練者の足が訓練用靴から脱げたり、することを抑制できる訓練用靴を実現する。
本開示の一態様に係る訓練用靴は、訓練時に用いられる訓練用靴であって、
訓練者の踝を覆う踝部を有するハイカット部と、
前記ハイカット部の前方領域に形成され、前記ハイカット部の上部を切り欠く切り欠き部と、
前記踝部を挟んで前記ハイカット部の上端縁の側及び前記訓練用靴の靴底部の側に向かって延在する補強部と、
前記切り欠き部を横断するように配置され、前記訓練者の歩行動作に追従する弾性部材と、
を備える。
本開示によれば、訓練中に訓練者の下腿の動作が阻害され難く、訓練者が足首を挫いたり、訓練者の足が訓練用靴から脱げたり、することを抑制できる訓練用靴を実現する。
実施の形態の訓練用靴を用いて訓練者が歩行訓練を実施する様子を模式的に示す図である。 実施の形態の訓練用靴を示す斜視図である。 実施の形態の訓練用靴を外足側から見た側面図である。 実施の形態の訓練用靴を内足側から見た側面図である。 実施の形態の訓練用靴を示す平面図である。
以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
先ず、本実施の形態の訓練用靴を用いて歩行訓練を実施する際の様子及びその際の懸念事項を説明する。図1は、本実施の形態の訓練用靴を用いて訓練者が歩行訓練を実施する様子を模式的に示す図である。訓練用靴1は、例えば、図1に示すように、訓練者の患脚に歩行補助装置2を装着して歩行訓練を実施する場合に、訓練者の健脚に好適に装着される。
このような場合、歩行補助装置2の足載置部2aに載置された患脚の足裏の高さと、健脚の足裏の高さと、が略等しくなるように、訓練用靴1の靴底部の厚さが調整されるが、歩行補助装置2の足載置部2aは厚さを有するため、一般的な靴に比べて、靴底部の厚さが厚くなる。そのため、訓練者が歩行訓練を実施する際に、特に健脚の足首を挫き易い。
しかも、訓練者の患脚に歩行補助装置2を装着した状態では、訓練者の健脚側に歩行補助装置2の足載置部2aと下腿部2bとの関節部などが突出しているため、当該関節部などに訓練用靴1が引っ掛かり易い。
次に、上述の懸念事項を解決可能な本実施形態の訓練用靴1の構成を説明する。図2は、本実施の形態の訓練用靴を示す斜視図である。図3は、本実施の形態の訓練用靴を外足側から見た側面図である。図4は、本実施の形態の訓練用靴を内足側から見た側面図である。図5は、本実施の形態の訓練用靴を示す平面図である。
訓練用靴1は、図2乃至図5に示すように、アッパー部3、靴底部4、補強部5及び弾性部材6を備えている。アッパー部3は、本体部3a及びハイカット部3bを備えている。本体部3aは、訓練者が訓練用靴1を装着した状態で、訓練者の足を覆う。ハイカット部3bは、訓練者が訓練用靴1を装着した状態で、訓練者の足首近傍を覆い、訓練者の踝を覆う踝部3cを有する。
アッパー部3は、図2に示すように、本体部3aの爪先部3d近傍からハイカット部3bの上端縁まで連続するように切断されている。本体部3aに形成された切断部に対して内足側部分3eには、図4及び図5に示すように、ストラップ3fが設けられており、当該ストラップ3fの裏面に面ファスナ7のフック側又はループ側の一方7aが貼り付けられている。
一方、本体部3aに形成された切断部に対して外足側部分3gには、図示を省略した舌部が設けられている。また、本体部3aの外足側部分3gの表面には、図3及び図5に示すように、面ファスナ7の他方7bが貼り付けられている。
これにより、訓練者の足を訓練用靴1の内部に挿入し、外足側部分3gに設けられた舌部を内足側部分3eの裏側に配置した状態で、面ファスナ7を介してストラップ3fを本体部3aの外足側部分3gの表面に接合すると、訓練者の足を訓練用靴1に固定することができる。
このとき、図2及び図5に示すように、アッパー部3に形成された切断部によってハイカット部3bの前方領域に隙間が形成され、当該隙間で切り欠き部3hを形成している。このような切り欠き部3hは、ハイカット部3bを縦断するように形成されている。但し、切り欠き部3hは、訓練者の下腿の動作を阻害しないように、ハイカット部3bの上部を切り欠くように形成されていればよい。
靴底部4には、アッパー部3の下端部が接続されている。ここで、靴底部4は、複数枚のシート部材によって厚さが調整可能であるとよい。
補強部5は、図4に示すように、ハイカット部3bの踝部3cを挟んで靴底部4の側及び当該ハイカット部3bの上縁部の側(即ち、上下)に延在している。補強部5は、例えば、ウレタンなどで形成されたプレート部材であり、アッパー部3に組み込まれている。これにより、歩行訓練を実施する際に健脚の足首を挫くことを抑制できる。
このとき、補強部5は、訓練者の健脚の内足側に配置されているとよい。これにより、歩行訓練中に歩行補助装置2が訓練用靴1に接触しても、補強部5によって訓練者の健脚の内側踝近傍を保護することができる。但し、補強部5は、訓練者の健脚の内足側及び外足側の両側に配置されていると、歩行訓練を実施する際に健脚の足首を挫くことをより抑制できる。
ここで、補強部5は、図4に示すように、訓練者の足首の足関節軸AXを挟んで上下に延在するように配置するとよい。そのため、ハイカット部3bの踝部3cは、汎用性を持たせるために複数の訓練者の足首の足関節軸AXを収めることができる領域に設定するとよい。
なお、本実施の形態の補強部5は、プレート部材で形成したが、アッパー部3の一部を他の部分に比べて硬い材料で形成して補強部5としてもよい。また、補強部5の材質は、訓練者が足首を挫くことを抑制できれば限定されない。さらに、補強部5は、アッパー部3に組み込む必要はなく、アッパー部3の表面や裏面に設けられてもよい。
弾性部材6は、例えば、ゴムなどの弾性体から成り、ベルト状に形成されている。弾性部材6は、訓練者が訓練用靴1を装着した状態で、ハイカット部3bの切り欠き部3hを横断するように配置される。
詳細には、弾性部材6の一方の端部は、ハイカット部3bにおける切り欠き部3hに対して内足側部分3iに接続され、弾性部材6の裏面には、ハイカット部3bにおける切り欠き部3hに対して外足側部分3jの表面に貼り付けられた面ファスナ8のフック側又はループ側の一方8aと接合される当該面ファスナ8の他方8bが貼り付けられている。
このような弾性部材6は、訓練者が歩行訓練を実施する際に、ハイカット部3bの切り欠き部3hから露出する下腿の下部に接触するように当該切り欠き部3hを横断させ、面ファスナ8を介して弾性部材6の他方の端部をハイカット部3bの外足側部分3jの表面に接合する。
このような構成の訓練用靴1は、ハイカット部3bの踝部3cを挟んで靴底部4の側及び当該ハイカット部3bの上縁部の側に延在する補強部5を備えている。そのため、訓練者が歩行訓練を実施する際に足首を挫くことを抑制できる。しかも、ハイカット部3bによって訓練者の健脚側に歩行補助装置2の関節部などが引っ掛かることを抑制できる。
また、訓練用靴1は、ハイカット部3bに切り欠き部3hが形成されており、ハイカット部3bで訓練者の足首近傍が固定されないため、訓練者の下腿の動作が阻害され難い。
さらに、訓練用靴1は、訓練者が歩行訓練を実施する際に、弾性部材6が下腿の動作に追従するように伸縮して訓練者の下腿との接触が略維持されるので、訓練者の足が訓練用靴1から脱げることを抑制でき、その結果、訓練者の不安感を抑制できる。
以上より、本実施の形態の訓練用靴1は、訓練中に訓練者の下腿の動作が阻害され難く、訓練者が足首を挫いたり、訓練者の足が訓練用靴から脱げたり、することを抑制できる。
ここで、アッパー部3の内足側の表面3kは、アッパー部3の外足側の表面3lに比べて凹凸が少なく、且つアッパー部3の内足側の表面3kの摩擦係数がアッパー部3の外足側の表面3lの摩擦係数に比べて小さいとよい。これにより、アッパー部3の内足側の表面3kに歩行補助装置2の関節部などが接触しても、アッパー部3の内足側の表面3kに歩行補助装置2の関節部などが引っ掛かることをさらに抑制できる。
なお、図5では、前側に向かうに従って内足側に向かって傾斜するハッチングでアッパー部3の内足側の表面3kを示し、アッパー部3の内足側の表面3kと外足側の表面3lとの境界を一点鎖線で示している。
また、画像取得装置を用いて訓練用靴1の動きを検出する場合は、画像取得装置が本体部3aの爪先部3dを検出し易いように当該爪先部3dが着色されているとよい。
本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、上記実施の形態では、訓練用靴1を歩行訓練に用いたが、訓練の種類は限定されない。
1 訓練用靴
2 歩行補助装置、2a 足載置部、2b 下腿部
3 アッパー部
3a 本体部
3b ハイカット部
3c 踝部
3d 爪先部
3e 本体部の内足側部分
3f ストラップ
3g 本体部の外足側部分
3h 切り欠き部
3i ハイカット部の内足側部分
3j ハイカット部の外足側部分
3k アッパー部3の内足側の表面
3l アッパー部3の外足側の表面
4 靴底部
5 補強部
6 弾性部材
7、8 面ファスナ

Claims (1)

  1. 訓練時に用いられる訓練用靴であって、
    訓練者の踝を覆う踝部を有するハイカット部と前記訓練者の足を覆う本体部とを有するアッパー部と
    前記ハイカット部の前方領域に形成され、前記ハイカット部の上部を切り欠く切り欠き部と、
    前記踝部を挟んで前記ハイカット部の上端縁の側及び前記訓練用靴の靴底部の側に向かって延在する補強部と、
    前記切り欠き部を横断するように配置され、前記訓練者の歩行動作に追従する弾性部材と、
    を備え
    前記アッパー部の内足側の表面の摩擦係数は、前記アッパー部の外足側の表面の摩擦係数に比べて小さい、訓練用靴。
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