JP2006212134A - 装着ベルト付きリハビリ靴並びに装着ベルト - Google Patents

装着ベルト付きリハビリ靴並びに装着ベルト Download PDF

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JP2006212134A JP2005026454A JP2005026454A JP2006212134A JP 2006212134 A JP2006212134 A JP 2006212134A JP 2005026454 A JP2005026454 A JP 2005026454A JP 2005026454 A JP2005026454 A JP 2005026454A JP 2006212134 A JP2006212134 A JP 2006212134A
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Morihiro Kameda
守弘 亀田
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KEIAI ORTHOPEDIC APPLIANCE CO Ltd
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Abstract

【課題】装着ベルトの取付け位置を、片麻痺患者にあっても操作が可能な左右自在の取付
けとする装着ベルト付きリハビリ靴並びにその装着ベルトを提供する。
【解決手段】靴本体1の舌革部3に掛け渡す裏面域に面ファスナーを配す装着ベルト5の
基端部5aを、靴本体両腰革位置に固定する両側の面ファスナー4,4中、指掛けフック
付き先端部5bを麻痺等のない利き手側に向くよう左右選定をして係合をし固定端とし、
しかも舌革部3の中央部分には伸縮地10を介在させると共に、その上下位置に該舌革部
3の折返し時に双方が係合する面ファスナー4、4″を設け、且つ前記舌革部3が短下肢
装具等の装着での靴履着時に膨出甲部を形成するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、靴履着が良好となる装着ベルト付きリハビリ靴とこの装着ベルトが装具の装
着ベルトにも適するものであり、詳しくは装着ベルトの取付け方向を絶えず片麻痺等がな
い利き手側に向け得る装着ベルト付きリハビリ靴並びに装着ベルトに関するものである。
一般に、脳性麻痺,脳血栓などの身体障害や事故等が要因で身体が片麻痺状態になった
患者や、或いは老いなどが原因で機能障害を伴う者などが履く所謂リハビリ靴としては、
靴本体の履口部前面に配設した舌革部を、該靴本体片側から他側に導く装着ベルトを掛け
渡して適宜締付けるものである。この場合、装着ベルトの先端部を靴本体側部に止める係
止手段としては、取扱いが簡単なフックとループの雌雄係合になる所謂フック・ループ式
ファスナー(以下、面ファスナーという)を用いたワンタッチタイプにする。このとき、
装着ベルトの基端部は、予め靴メーカー等において所定箇所(リハビリ靴の片側腰革位置
)に縫着等で固定(不動)するため、該装着ベルト自体の締付用引っ張り方向が一方向に
限られてくる。だが、その引っ張り方向が片麻痺の症状が現れる非利き手側に臨めば、必
然的にベルト締めの作業が難しくなる。しかも、この片麻痺となる機能障害の症状は各人
まちまちであるため、実際には装着ベルト付きリハビリ靴として右手仕様又は左手仕様の
両方を揃えるか、その都度注文に応じた靴を提供しているのが現状である。また、このこ
とは、解決しようとする課題が同一である装具関係にあっての装着ベルトにおいても同様
であり、この種の装着ベルトの構成としては作業性等に拘らない左右共通ベルト方式とす
ることが望まれ、いまだ問題を残している。
例えば、従来知られているリハビリ靴としては、図14(a),(b)に示す特開20
00−106909号公報の患足、健足それぞれ片足ずつ選べる靴がある。このリハビリ
靴は靴本体aの履口部bの前面に有する舌革部c上に、靴本体片側の腰革位置に基端部を
縫着等の固定dをした装着ベルトeを掛け渡し、その先端部を靴本体他側の腰革位置に配
す面ファスナーfに係合して締付ける構成である。即ち、この装着ベルトeは、あくまで
も取付け基端を靴本体片側に固定の不動としてなるため、該装着ベルトeの引っ張り方向
も一方向(固定位置の反対側)に限られるので、片麻痺等の患者にあっての一人履着が難
しくなる。なお、装着ベルトeの先端部に引っ張り用フックgを設けた構造としても、引
っ張り方向は変わらず前記同様に面倒である。
また、装具等の装着ベルトとしては、例えば図16に示す特開2001−37826号
公報の短下肢装具付き靴では、短下肢装具hの支柱部iの上端に配設の脚部に巻き付く弯
状カフベルトjの外周部に設けたアジャストベルトkが装着ベルトに該当する。この場合
、アジャストベルトkも基端部をカフベルトj側に縫着等で固定し先端部を角環mで折返
し、反転させた先端部を対向内面に位置する面ファスナーn,n同志を係合し所謂バンド
締めとする。このため、アジャストベルトkの巻付けの引っ張り方向も限られる(一定方
向)。従って、装具装着を行う者にあって、前記同様に片麻痺等で片手しか利かない場合
、麻痺側の手に装着ベルトの先端部が臨めば当然作業性に問題が起きる。
特開2001−37826号公報 特開2000−106909号公報
しかも、手,足が片麻痺状態であるとしても、その症状は人によってまちまちで右手麻
痺の者や左手麻痺の者など様々である。このため、リハビリ靴で予め決めた位置に装着ベ
ルト基端部を固定するタイプでは引っ張り方向が限られ、敢えて行うとすれは所謂逆手使
用になり面倒である(利き手側に装着ベルト先端部が向かない場合)。従って、右手利き
用や左手利き用の装着ベルトが付くリハビリ靴を揃えるには、経済的にも問題になる。ま
た、このことは、装着ベルト単独とした場合、各種装具の装着ベルト使用としても同一課
題になる。即ち、装具用装着ベルトも取付け基端を予め固定する構成では、円滑な使用と
するには右手仕様,左手仕様を要する。
即ち、この種の装着ベルトは、前記リハビリ靴の他に、同一課題を含む装具関係(例え
ば、上肢装具,下肢装具,体幹装具,各種固定装具など)にも云える。
更に、前記リハビリ靴の使用にあって、プラスチック製下肢装具装着で履着するに際し
ては、図15に示す様に靴本体aの履口部前面の舌革部cを前方に一部折返しの反転をし
広履口にし、下肢装具下端の足底板部(図示せず)から挿入するが、該足底板部は少し硬
い部材で広幅板構造となっているので、この板幅角で靴本体aの甲幅下縁が押し広げなが
ら入るためきつい履着になる。このことは、甲高足の人の履着にあっても同様であり、爪
革甲部分c′に伸びない従来タイプでは同様にきつい履着になる。勿論、足底板部を底部
位置に差し込むと云うことは、必然的に該足底板部の板厚分だけ甲高になり、この場合も
面倒になる。
また、舌革部cを中途で前方に折返して履口部bの大きくするとき、該舌革部自体はそ
の肉厚等に起因する反転弾発で直ぐに戻ってしまうため、舌革部cの上面を麻痺側の手で
押えるとか又は第三者の手で押える必要があり、患者一人での靴履着は難しい。
そこで、本発明は上記実情に鑑み創案されたものであり、リハビリ靴の装着ベルトを取
付けが容易な左右どちらでもよい左右共通ベルト構成とし、且つ舌革部も折返しの仮保持
を可能にし、また関連発明となる他の装着ベルトにあっても、取付位置を左右どちらかに
選定し得る左右共通ベルト構成にすることで、上記課題を解決する装着ベルト付きリハビ
リ靴並びに装着ベルトを提供することを目的としたものである。
本発明は、舌革部位置に装着ベルトを掛けるリハビリ靴において、靴本体の舌革部の中
央部分に適宜幅の伸縮地を介在し舌革幅を伸縮自在とし、該伸縮地の上下位置に甲締兼反
転用面ファスナーと折返し受け用面ファスナーを配すと共に、靴本体両側の腰革位置に夫
々ベルト用面ファスナーを配し、この両側面ファスナーの左右どちらかに、裏面域に前記
両側面ファスナーに対応の面ファスナーを配し左右共通ベルト構成としてなる装着ベルト
を、そのベルト先端部を麻痺等のない利き手側に向かせた基端部を係合の固定端とし、こ
の先端部を残る腰革位置の面ファスナーに係合自在の開閉端とし、且つ舌革部の前方折返
し時に該舌革部上下位置にある前記両面ファスナー同志を係合し折返し仮保持とするもの
である。
この場合、装着ベルトが、先端部に指掛けフックを設けたベルト主部と長さ調整リンク
を介して連設の固定調整片部よりなり、且つ該固定調整片部の表地部端に一辺を支持する
長さ調整リンクの取付け位置を、所定長さの裏地部の中間部上方に臨ませてなる。
また、ベルト主部が、長さ調整リンクで折返す調整ベルト部の内側面にベルト主部裏面
域の面ファスナーに係合する面ファスナーを設け、この折返し幅で長さ調整をする。
また、装着ベルトが、裏面域に面ファスナーを配すと共に中間部に伸縮地を介在した所
定長さの単一ベルト主部で、該ベルト主部の一端を固定端とし他端を開閉端とする。
更に、装具の装着ベルトにおいて、装着対向となる両側部分に予め固定する2枚の面フ
ァスナーと、この面ファスナーに対応する面ファスナーを裏面域に配すベルト主部と長さ
調整リンクを介し固定調整片部を連設してなる装着ベルトとよりなり、且つ該装着ベルト
を、その固定調整片部の面ファスナーを前記装着部両側の面ファスナーの左右どちらかに
選定の係合をし固定端とすると共に、ベルト主部の指掛けフックが付く先端部を残る装着
側の面ファスナーに係合の開閉端とする左右共通ベルト構成としてなる。
この様に、本発明の装着ベルト付きリハビリ靴並びに装着ベルトにあって、装着ベルト
付きリハビリ靴は靴本体の舌革部を中央部分に伸縮地を介在して膨出可能な構造にし、且
つ該伸縮地の上下位置に甲締兼反転用面ファスナーと折返し受け用面ファスナーを付けた
ため、プラスチック製短下肢装具装着の状態での靴履着では、舌革部の上部を折返し広履
口にした状態で装具側足底板部を挿入する。このとき、足底板部は比較的硬い部材よりな
るので甲縁幅を押し広げながら入るが、舌革部下部の爪革部分まで伸縮地が位置するため
、舌革部全体の幅が少し伸び膨出甲部になり甲幅も広がり無理のない履着になる。
また、履着に際する舌革部の折返し時には、該舌革部中央の伸縮地の上下位置に互いに
係合する面ファスナーを配してなるため、舌革部の折返し部分を別途手段で押し付けなく
とも折返し状態が保持される。
履着後の舌革部のベルト締めとしては、該舌革部を平坦に戻してから上面に装着ベルト
を掛けるが、この場合装着ベルトは基端部の取付けが左右自在になる左右共通ベルトにし
てなるため、該装着ベルトの固定調整片部を、指掛けフックが付く先端部を麻痺のない利
き手側に向く状態にし靴本体片側の腰革位置の面ファスナーに係合の固定端とすれば、以
後のベルト操作は無理を来さず従来のリハビリ靴同様に用いられる。
しかも、この装着ベルトは、ベルト主部と固定調整片部間に介在の長さ調整リンクの支
持点が、固定調整片部の表地部端に取付くと共に、所定長さの裏地部にあって中間部上方
に位置するため、該長さ調整リンクにベルト主部側の引っ張りを受けた場合、この引っ張
り力は下面である裏地部全域に分散して及ぶので、固定調整片部の面ファスナーと固定用
面ファスナーが端から剥がれることはない。勿論、両面ファスナーは雌雄が絡む係合のた
めに横方向の引っ張りには強く、この点からもベルト締め方向での離反はない。なお、装
着ベルトの固定端を外し逆向き使用にしたいときは、固定調整片部をファスナー面に対し
直角方向に引っ張れば従来の面ファスナー同様に外れるため、装着ベルトの固定端を逆く
位置に向けて固定すれば、簡単に利き手側が先端部を向けることができる。
なお、この装着ベルトの構成を、長さ調整リンクと固定調整片部を配さない1本ベルト
べ形状としてもよい。この場合でも、該装着ベルトは一端を固定端に指掛けフックが付く
先端部を開閉端にすればよい。また、この装着ベルトでは中間に適宜の伸縮地を介在させ
れば、ベルト自体の引っ張り力が増しきつい締付けにも適する。
更に、装具用の装着ベルトとしても、ベルト構成は基本的に前記リハビリ靴の装着ベル
トと同様で、2枚の固定用面ファスナーを装具装着の対向位置に固定し、これにベルト主
部と長さ調整リンクを介して固定調整片部を連設した左右共通ベルトを、この固定調整片
部を前記片側の固定用面ファスナーに係合して固定端とすればよい。このとき、ベルト先
端部を麻痺のない利き手側に向くように配置する。また、麻痺側位置が逆になり利き手側
が違ってくるときは、装着ベルトの配置を前記同様に逆配置にすれば絶えず利き手側での
ベルト操作ができる。
本発明の装着ベルト付きリハビリ靴並びに装着ベルトでは、装着ベルト配置の対向両側
位置に予め固定する2枚の面ファスナーと、この左右どちらかの面ファスナーを選定して
ベルト主部と長さ調整リンクを介し固定調整片部を連設してなる左右共通ベルトの基端部
を係合し固定端とすることで、装着ベルトの引っ張り向きを絶えず麻痺等のない利き手側
に向かすことができ、機能障害のもつ患者等にあって装着ベルトの締付け作業が容易にな
る。この場合、ベルト先端部側に指掛けフックが付くため、指又は適宜の引っ掛け用具を
用いる引っ張りもできる。この装着ベルトがリハビリ靴に付く態様では、片麻痺患者にあ
っての靴履着作業が間単にできる。しかも、一旦装着ベルトの取付け位置を決めた後は、
普通のリハビリ靴同様なベルト使用でよい。このことは、装具における装着ベルトの配置
にあっても同様で、あくまでも片麻痺患者でのベルト操作が容易となる様に、固定端の左
右選定で絶えずベルト先端部を利き手側に向け得、且つ装着ベルトの固定が面ファスナー
の係合で患者自身でも可能になる。勿論、予め患者に応じた装着ベルト付きリハビリ靴又
は装具を揃えておかなくともよいため、経済的にも有用である。
しかも、リハビリ靴の履口部前面の舌革部は、中央部分に伸縮地を縦状配設し伸縮自在
形状にしてなるため、下肢装具を装着したままの履着で、足底板部で靴両甲縁部を押し広
げが生じても、舌革部全体が実質的に幅伸び広がり容易な履着ができる。このことは、甲
高足の人の履着でも膨出甲部ができ対応できる。また、舌革部伸縮地の上下位置には互い
に絡む面ファスナーが付くため、履着時の舌革部折返しに際し、対向面が係合し仮保持が
でき、該舌革部反転部分を押え付ける必要もなく、この点からも履着が容易になる。
また、この固定調整片部に一辺が支持される長さ調整リンクの取付け位置が、該固定調
整片部の所定長さの裏地部中間上部に位置するため、該長さ調整リンクに掛かるベルト主
部側の引っ張り力が固定調整片部の裏地部全域で受ける分散支持となるため、生地端から
剥がれ易い面ファスナーの離反はなく確実な固定端となる。勿論、両面ファスナー同志の
係合はフック,ループの絡みで横方向の引っ張りには強く、ベルト締付けの引っ張りには
耐える。
なお、装着ベルトの構成を、所定長さの単一ベルトとしても、裏面域に雌型面ファスナ
ーを配し、対向の両側に固定用の雄型面ファスナーを設ける様にすれば左右共通ベルト構
成になり前記同様な扱いができる。このとき、必要にあっては単一ベルトの中間部に適宜
長さの伸縮地を介在すれば締付力が増す。
更に、関連発明となる装具用の装着ベルトとしても、前記同様に装着両側部分に固定用
面ファスナーを設け、この左右どちらかを固定端にするベルト主部と長さ調整リンク及び
固定調整片部よりなる左右共通ベルト(装着ベルト)の一端を係合させる構成にしてなる
ため、装具装着としても、装着ベルトの引っ張り方向を麻痺のない利き手側に向けること
ができ、装具装着時のベルト引っ張り作業が容易となり、一人での装具装着も可能になる
。勿論、この場合も長さ調整リンクの支持点が、固定調整片部の中間上部に位置してなる
ため、ベルト主体側の引っ張り力が固定調整片部側に分散して受けるため、該固定調整片
部と固定用面ファスナーとの離反はなく確実な固定端になる等の効果を奏する。
以下、本発明の装着ベルト付きリハビリ靴並びに装着ベルトを実施例の図に基づいて説
明すれば次の通りである。
図1乃至図9は舌革部上に装着ベルトを掛け渡すリハビリ靴の実施例を示す。1はリハ
ビリ靴本体で、この履口部2の前面に折返し型舌革部3を設け、該舌革部3の中央部分に
は適宜幅の弾性糸入り編み布等よりなる伸縮地10を長手方向に配設すると共に、該伸縮
地10の上下位置に雄型面ファスナー4と折返し受け用雌型面ファスナー4″を配する。
また、靴本体1の両側腰革位置1a,1bにベルト固定用の雄型面ファスナー4,4を縫
着等で固定する。5は靴本体片側より導き舌革部3の上部に掛ける所定幅の裏面域に雌型
面ファスナー4′が付く装着ベルト5で、該装着ベルト5の基端部5aを前記片側腰革位
置1aの面ファスナー4に係合し固定端とし、ベルトの先端部5bを他側の腰革位置1b
の雄型面ファスナー4に係合自在の開閉端とする。この場合、装着ベルト5の構成は、ベ
ルト主部7と長さ調整リンク8を介して連設の固定調整片部9とよりなる。なお、ベルト
主部7と固定調整片部9の裏面域に配される雌型面ファスナー4′は、ベルト織り時に一
体形成されるパイル編み地をもって面ファスナーとしてもよい。また、ベルト主部7の先
端部上面には指掛けフック6を設け、長さ調整リンク8で折返すベルト主部7の調整ベル
ト部13は、先端の係止部分13aの内側面に配す雄型面ファスナー4をベルト主部裏面
の雌型面ファスナー4′との係合位置の設定で長さ調整をする。また、長さ調整リンク8
の一辺部8aは固定調整片部9の表地部9b端に支持され、且つこの支持点uは固定調整
片部9の所定長さの固定調整部分9aである裏地部9b′の中間部tの上方に位置するた
め、該長さ調整リンク8に掛かるベルト主部7側の引っ張り力が固定調整部分9a全域に
分散して受けることになり、固定調整片部9と靴本体側面ファスナー4との剥離を招かな
い。勿論、面ファスナーの係合は、フックとループの絡みをもってなすため、横方向への
引っ張りには強く、所定のベルト引っ張りには離反はない。しかも、装着ベルト5の固定
端は靴腰革位置の両側の両面ファスナー4,4中、左右どちらかに選定の係合とするため
、該装着ベルト5自体は全体として左右共通ベルト11構成になる。12は踵上部に設け
た履着フックであり、これら前記全体の構成で装着ベルト付きリハビリ靴1Aとなる。
いまこの作用を説明すると、この装着ベルト付きリハビリ靴1Aの履着に際し、先ず舌
革部3に掛け渡す装着ベルト5を、この先端部を片側の腰革位置の面ファスナー4より外
し、且つ中央上部の面ファスナー4とも外す。次に、舌革部3の上部を、腰革部との縫着
端を折返し点sとて前方に二つ折り状に反転をすれば(図7参照)、履口部2が実質的に
広がるため、例えば短下肢装具15を装着した状態での足挿入が容易になる(図9参照)
。但し、この短下肢装具15の下端の足底板部16を靴本体先端側に挿入するにつれ甲幅
が少し押し広げられる様になるが、舌革部3に続く爪革部分3aの中央部分まで伸縮地1
0が介在してなるため、前記甲縁の押し広げに追従して適宜両側に伸び得、舌革部3全体
としては前記足底板部16を含む足幅に応じる膨出甲部3bが形成され、無理のない足挿
入ができる。
また、舌革部3の前方反転時には、この折返しとなる伸縮地10の上下位置で対向する
面ファスナー4,4″同志が自動的に係合されるため、簡単に折返しの仮保持がなされる
。このことは、従来靴履着に際し反転舌革部分3′を麻痺側の手や第三者の手を借りて押
さる必要もなく、一人での靴履着ができる。また、靴履着後の舌革部3の締付けは、前記
と逆に該舌革部3をファスナー係合を外して平坦状に戻し、該舌革部3上に靴本体片側の
固定端から導く装着ベルト5を掛け渡し先端部を開閉端となる靴本体他側の面ファスナー
に係合すればよい。しかも、舌革部3自体は中央部分の伸縮地10で左右伸びが自在なた
め、装具装着での履着で甲縁部が両側に押し広げられても伸縮地10が適宜伸び爪革部分
3aも足形状に応じて膨出甲部3bになり(図8参照)、無理のない履着になと共に、足
が甲高であっても、この膨出甲部3bで受けられ無理のない履着ができる。
勿論、この装着ベルト5は取付位置を右左自在に選定できる所謂左右共通ベルト11と
なるので、該装着ベルト5の引っ張り方向が自在になり患者の症状に応じたベルト締めが
簡単にでき靴履着の外出等が容易になる。例えば、図2に示す様に装着ベルト5の固定調
整片部9を他方の腰革位置の固定した面ファスナー4に対向させ、該固定調整片部裏面域
の面ファスナー4′を係合させればベルト操作が逆になる。
なお、図示しないが、装着ベルト5の構成を、長さ調整リンク8と固定調整片部9を省
略した所定長さの単一ベルト主部7としても、その基端部を固定端に先端部を開閉端にす
れば前記同様な左右共通ベルト構成になる。また、ここで必要にあってはベルト主部の基
端部側の一部に伸縮ベルト部を介在すれば、ベルト締めが増す様になる。
更に、この装着ベルト5を装具用装着ベルト17として使用する場合で、基本的には前
記リハビリ靴の装着ベルトと同様な構成であり、同一番号を付している。即ち、装具用装
着ベルト17は図10乃至図13に示す如く2枚の雄型面ファスナー4,4と、先端部に
指掛けフック6を設けたベルト主部7と長さ調整リンク8を介し固定調整片部9を連設し
た左右共通ベルト11であり、且つ装着ベルト5の裏面域に雌型面ファスナー4′を配し
てなる。勿論、長さ調整リンク8の固定調整片部9の表地部9bに取付く支持点uも前記
同様で、所定長さの固定調整部分9aである裏地部9b′の中間部上方に位置してなるた
め、ベルト主部7側の引っ張り力が固定調整部分9a全域に分散して受けるので固定側面
ファスナー4との離反を招かない。また、長さ調整リンク8で折返す調整ベルト部13は
係止部分13aの内側に配す雄型面ファスナー4と、ベルト主部7の裏面域の雌型面ファ
スナー4′との係合位置の設定でベルト長さのが自由に調整できる。
この装具用装着ベルト17の取付け実施例として、例えば図12(a)にあっては装具
18の装着対向となる両側部分18a,18aに雄型面ファスナー4,4を適宜手段で固
定しておく。ここで、装着ベルト5の基端部5aである固定調整片部9を固定側に決めた
面ファスナー4に係合の固定とする。ここで装着ベルト5の締付け作業としては、ベルト
主部7の先端部に有する指掛けフック6を適宜引っ張り、他側の固定用面ファスナー4に
係合すれば装着締付けとなり、且つベルト先端部は開閉端になる。
また、装着ベルト5の取付け位置を、装具使用の患者の症状に応じて固定端を変えたい
ときは、該装着ベルト5自体が左右共通ベルト11なため、図12(b)に示す様に装着
ベルト5の固定調整片部9を前記と逆位置し面ファスナー4、4′同志を係合すれば逆向
き使用になる。
この装具用装着ベルト17を、例えばプラスチック製短下肢装具15の装着ベルト5と
して用いる場合、図13に示す様にプラスチック製短下肢装具15の上部位置で対向の両
側部分に固定用面ファスナー4,4を固定する。この後、脚部(図示せず)に短下肢装具
15をあてがい、該短下肢装具15の上部片側の固定用面ファスナー4に装着ベルト5の
基端部5aを係合の取付けとし、該装着ベルト5を脚部に適宜巻付け、その先端部5bの
裏面域の雌型面ファスナー4′を他側の固定用面ファスナー4に係合すれば、ベルト先端
部が開閉端となる。この装具用装着ベルト17にあっての取付け位置も、患者の症状に応
じて右向き配置又は左向け配置にできる。
本発明の装着ベルト付きリハビリ靴の正面側からの斜視図である。 同装着ベルト付きリハビリ靴で、装着ベルトの向きを変えたリハビリ靴の正面側からの斜視図である。 同靴本体の説明図である。 装着ベルトの説明で、(a)は正面からの説明図で、(b)は裏面からの説明図である。 装着ベルトの長さ調整リンク部分の説明で、(a)はベルト主部の基端部の要部を示す説明図で、(b)は固定調整片部の説明図である。 同リハビリ靴の舌革部に掛ける装着ベルトを一部捲った説明図である。 同舌革部の一部を前方に折返す説明図である。 同舌革部の伸縮地が伸び膨出甲部を形成する説明図である。 リハビリ靴にプラスチック製短下肢装具下端の足底板部を履口部に挿入する説明図である。 装着ベルトの他の実施例となる装具用の装着ベルトの説明図である。 同装具用装着ベルトの長さ調整リンク部分の説明で、(a)はベルト主部の基端部の要部を示す説明図で、(b)は固定調整片部の説明図である。 同装具用装着ベルトの取付状態を示す説明で、(a)は装着ベルトの先端部を右向けに取付けた説明図で、(b)は装着ベルトの先端部を左向けに取付けた説明図である。 装着ベルトをプラスチック製短下肢装具に配設した説明図である。 従来のリハビリ靴の説明で、(a)は左側から見た斜視図で、(b)は右側から見た斜視図である。 同リハビリ靴の舌革部の一部を前方に折返す説明図である。 従来の短下肢装具に装着ベルトを配設した説明図である。
符号の説明
1 靴本体
1a,1b 腰革位置
2 履口部
3 舌革部
3a 爪革部分
3b 膨出甲部
3′ 反転舌革部分
4 雄型面ファスナー
4′ 雌型面ファスナー
4″ 折返し受け用面ファスナー
5 装着ベルト
6 指掛けフック
7 ベルト主部
8 長さ調整リンク
9 固定調整片部
9a 固定調整部分
10 伸縮地
11 左右共通ベルト
13 調整ベルト部
15 プラスチック製短下肢装具
16 足底板部
17 装具用装着ベルト
18 装具

Claims (5)

  1. 舌革部位置に装着ベルトを掛けるリハビリ靴において、靴本体の舌革部の中央部分に適
    宜幅の伸縮地を介在し舌革幅を伸縮自在とし、該伸縮地の上下位置に甲締兼反転用面ファ
    スナーと折返し受け用面ファスナーを配すと共に、靴本体両側の腰革位置に夫々ベルト用
    面ファスナーを配し、この両側面ファスナーの左右どちらかに、裏面域に前記両側面ファ
    スナーに対応の面ファスナーを配し左右共通ベルト構成としてなる装着ベルトを、そのベ
    ルト先端部を麻痺等のない利き手側に向かせた基端部を係合の固定端とし、この先端部を
    残る腰革位置の面ファスナーに係合自在の開閉端とし、且つ舌革部の前方折返し時に該舌
    革部上下位置にある前記両面ファスナー同志を係合し折返し仮保持とすることを特徴とす
    る装着ベルト付きリハビリ靴。
  2. 装着ベルトが、先端部に指掛けフックを設けたベルト主部と長さ調整リンクを介して連
    設の固定調整片部よりなり、且つ該固定調整片部の表地部端に一辺を支持する長さ調整リ
    ンクの取付け位置を、所定長さの裏地部の中間部上方に臨ませてなる請求項1記載の装着
    ベルト付きリハビリ靴。
  3. ベルト主部が、長さ調整リンクで折返す調整ベルト部の内側面にベルト主部裏面域の面
    ファスナーに係合する面ファスナーを設け、この折返し幅で長さ調整をする請求項1又は
    2記載の装着ベルト付きリハビリ靴。
  4. 装着ベルトが、裏面域に面ファスナーを配すと共に中間部に伸縮地を介在した所定長さ
    の単一ベルト主部で、該ベルト主部の一端を固定部とし他端を開閉端とする請求項1記載
    の装着ベルト付きリハビリ靴。
  5. 装具の装着ベルトにおいて、装着対向となる両側部分に予め固定する2枚の面ファスナ
    ーと、この面ファスナーに対応する面ファスナーを裏面域に配すベルト主部と長さ調整リ
    ンクを介し固定調整片部を連設してなる装着ベルトとよりなり、且つ該装着ベルトを、そ
    の固定調整片部の面ファスナーを前記装着部両側の面ファスナーの左右どちらかに選定の
    係合をし固定端とすると共に、ベルト主部の指掛けフックが付く先端部を残る装着側の面
    ファスナーに係合の開閉端とする左右共通ベルト構成としてなることを特徴とする装着ベ
    ルト。
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