JP2001204505A - リハビリテーション用靴 - Google Patents
リハビリテーション用靴Info
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Abstract
これらの介護者が容易に履脱できるリハビリテーション
用靴を提供する。 【解決手段】靴本体1の胛被表面をループ状のパイル地
で形成した胛被2に、裏面の多数のフックを具備した緊
締片3を着脱自在にした。よって、緊締片3の装着位置
が限定されない為、無理な体勢をとらずに容易に装着で
き、また足に矯正用装具を装着して履いて場合でも、緊
締片3を足の曲面に対応し馴染ませて係止できる。しか
も本発明は、緊締片3を交換できるので靴に変化を与え
ることができ、また胛被2に緊締片3の装着位置を示す
目印6を付したので、緊締片3を取り外しても正確に装
着できる。
Description
るものであって、特に高齢者又は手足の不自由な者又は
これらの介護者が容易に履脱できるリハビリテーション
用靴に関するものである。
0−127309号に、靴本体の甲切欠部の左右甲片
と、該甲切欠部を覆うと共に左右甲片に重合し履物の先
端側に取り付けられた被覆甲板と、上記左右甲片と被覆
甲板との重合部に着脱可能な面ファスナーとを備えた
靴、また実開平4−34906号に、靴の表面をパイル
地で形成し、甲部分と腰部分の双方を開閉自在とし、分
離させた甲部分の一方の甲片表面には、多数のフックが
突出するテープ地が定着してあり、テープ地と他方の甲
片裏面のパイル地とで着脱自在とするとともに、腰部分
はファスナーによって開閉され、さらに甲部分にはその
上面を覆う覆い片が配設されており、この覆い片は裏面
にテープ地が装着され甲部分に着脱自在であって、前端
部のみが靴の爪先部分に固定されている靴が開示されて
いる。
09号の靴は、甲部分の覆い片がその前端部を支点とし
て開閉自在な構造であるので、足の挿入の動作が容易で
あるが、甲切欠部が幅広く形成されているので、左右甲
片と被覆甲板との着脱可能な面ファスナーの重合面積が
減少し、これによって面ファスナーの係止力が弱くな
り、歩行中に覆い片が外れたりして危険を招く恐れがあ
る。また左右甲片に被覆甲板がずれて装着された時や覆
い片を開放した時に、甲片に面ファスナーを定着してい
ることが外部より見えてしまい、外観デザインを損ねて
好ましくなかった。
分と腰部分とを面ファスナーを使用して開閉自在な構造
であるので、通常の靴より履口部を大きく広げることが
でき、脱着の動作が容易であるが、矯正用装具を足に装
着して靴を履いた場合では、装具の分だけ足囲が大きく
なってしまうので、前者の靴同様に覆い片の前端部が胛
被の爪先部分に固定されている為、足の曲面に馴染ませ
て装着できず、歩行に支障をきたしていた。さらに、こ
れら従来の靴は覆い片が他の覆い片と交換ができず、デ
ザイン的に変化がないために固定的であった。
うな問題点を解決したものであって、足に装具等の装着
した時でも足にフィットし歩行に支障をきたすことな
く、簡単に着脱の動作ができ、しかも外観デザインに優
れたリハビリテーション用靴を提供することを目的とす
るものである。
表面をループ状のパイル地で形成した胛被に、裏面に多
数のフックを具備した緊締片を着脱自在にしたことを特
徴とするリハビリテーション用靴を請求項1発明の要旨
とするものである。また、前記緊締片が足に当接し履口
部を横架するバンド片であることを請求項2発明の要旨
とするものである。そして、前記緊締片が靴の履口前方
の切欠き部に重合する覆い片であることを請求項3発明
の要旨とするものである。さらには、前記緊締片の配設
位置を示す目印を胛被に付したことを請求項4発明の要
旨とするものである。
をループ状のパイル地で形成した胛被と、裏面に複数の
フックを具備した緊締片から構成されるので、胛被全面
の任意個所に着脱自在に簡単に装着でき、また他の緊締
片との交換が可能となる。また、装具を足に装着して靴
を履いた場合では、緊締片の配設位置を長手方向にずら
し装着することによって足囲の大きさを調整でき、足の
曲面に対応し馴染ませることができる。そして、本発明
は緊締片を交換する場合、胛被に付された目印に合わせ
て止着すれば、正確に配設できる。
する。第1図は本発明に係るリハビリテーション用靴の
緊締片の片側を開放した状態を示す斜視図である。第2
図は靴本体と緊締片である覆い片とバンド片とを分離し
た状態を示す斜視図である。第3図は覆い片とバンド片
の裏面図である。図中の1は靴本体、2は胛被、3は緊
締片、31はバンド片、32は覆い片、4は摘み部、5
は切欠き部、6は目印、7は履口部、8はフック状の面
ファスナーである。
体1の胛被表面を小さなループを密生するパイル地と
し、その裏面にウレタンホームを積層した胛被素材を使
用しておけば、柔軟で足を締め付けられることがなく、
かつ保温性を持たせることができるので、特に老人に最
適である。また本発明のリハビリテーション用靴は、裏
面にフック状の面ファスナーを縫着した緊締片が準備さ
れ、胛被の任意個所に着脱自在に装着できるよう構成さ
れる。
ればよく、例えば履口部7を横架して装着されるバンド
片31であっても良いし、胛被の切欠き部5を重合する
覆い片32であっても良い。
形形状を帯状とし、その両端の裏面にフック状の面ファ
スナー8.8が設けられ、バンド片31の中央部を足の
甲又は踵に当接し、面ファスナー8.8を胛被の履口両
側部のパイル地に係止して、足を靴に固定するのに使用
される。バンド片31は、胛被と同じ素材を使用しても
いいし、伸縮性の素材例えばゴム糸を織り込み伸縮性の
生地であるゴムバンドなどを用いてもよい。
は、外形形状を履口部7の前方に形成された切欠き部5
を覆うような略D字形状とし、裏面にはフック状の面フ
ァスナー8が設けられ、胛被甲部のパイル地に係止し重
合して装着される。覆い片32は、その上端部を折り返
して縫着形成した筒部に、両端裏面にフック状の面ファ
スナー8.8を設けたバンドを挿入し、その両端を覆い
片32の両側より突出させて摘み部4、4を形成してお
けば、利き手でいずれか片方の摘み部4を引き上げるこ
とにより脱着の動作ができるので便利である。また覆い
片32は、胛被と同じ素材が使用され、表側に飾り紐を
設けたり刺繍を施したりしてデザインを変えたものを準
備しておけば、交換することによって靴に変化を与える
ことができる。そして胛被2に付される目印6は、履口
部7前方の切欠き部5の配設位置に覆い片32の外周を
形どった形状の縫線によって設けられる。
プ等の反射材を設けておけば、これによって夜間におい
て運転者は自動車のライトが反射して歩行者の存在に早
めに気付き、事故発生を未然に防止できる。
用方法について説明する。まず、通常靴を履くするとき
は、履口前方の切欠き部両側の胛被を開き、足を靴中に
挿入し、次に覆い片32を配設位置を示した目印6に沿
って胛被2に押し付け、パイル地とフック状の面ファス
ナーを係止させて装着する。バンド片31は、その中央
部を足の甲部又は踵部に当て、その両端を履き口に装着
して用いるが、覆い片32と併用してもいいし、単独で
用いてもよい。また、矯正用装具を足に取り付けて靴を
履くときは、覆い片32を通常の位置より後方に位置を
変えることによって足囲を大きくでき、また足の曲面に
対応し馴染ませて装着される。そして、覆い片32やバ
ンド片31は、胛被2のどこでも係止可能なので無理な
体勢をとることなく胛被の任意個所に装着できる。
4及びバンド片31の片側を引き上げて係止されたパイ
ル地とフック状の面ファスナーを離脱させて行う。2回
目以降靴を履脱する場合は、覆い片32やバンド片31
を取り外さなくとも、片側を半開することで行うことこ
ともできる。そして、覆い片32を交換する際には、胛
被に表された目印6に合わせて面ファスナーを係止すれ
ば、正確に配設される。
ーション用靴は、 靴本体の胛被表面をループ状のパイ
ル地で形成した胛被に、裏面に多数のフックを具備した
緊締片を着脱自在にしたので、胛被のどこでも緊締片を
装着でき、これによって無理な体勢をとらずに手足が不
自由な身障者でも容易に着脱できる。しかも、本発明は
緊締片のフック状の面ファスナー全面が胛被のパイル地
に係止されるので、緊締片がずれて重合しても緊締片と
胛被との係止力を弱まることない。そして、本発明のリ
ハビリテーション用靴は、足に装具等を装着しても緊締
片の装着位置を後方に変えることによって足囲が大きく
なり、足の曲面に対応し馴染ませて足当りが調整でき、
足にフィットさせることができる。さらに、本発明は緊
締片の係着位置を胛被に目印を付したことで緊締片を正
確に装着でき、また他の緊締片と取り変えできるので靴
を多様に変化させることができる。しかも本発明は従来
の靴にみられた胛被の面ファスナーが定着されていない
ので、外観デザインが向上するものとなった。
の緊締片の片側を開放した状態を示す斜視図である。
とを分離した状態を示す斜視図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 靴本体の胛被表面をループ状のパイル地
で形成した胛被に、裏面に多数のフックを具備した緊締
片を着脱自在にしたことを特徴とするリハビリテーショ
ン用靴。 - 【請求項2】 前記緊締片が足に当接し履口部を横架す
るバンド片であることを特徴とする請求項1記載のリハ
ビリテーション用靴。 - 【請求項3】 前記緊締片が靴の履口前方の切欠き部に
重合する覆い片であることを特徴とする請求項1記載の
リハビリテーション用靴。 - 【請求項4】 前記緊締片の配設位置を示す目印を胛被
に付したことを特徴とする請求項1記載又は請求項3記
載のリハビリテーション用靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000015568A JP4475551B2 (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | リハビリテーション用靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000015568A JP4475551B2 (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | リハビリテーション用靴 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001204505A true JP2001204505A (ja) | 2001-07-31 |
JP4475551B2 JP4475551B2 (ja) | 2010-06-09 |
Family
ID=18542844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000015568A Expired - Lifetime JP4475551B2 (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | リハビリテーション用靴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4475551B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006212134A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Keiai Orthopedic Appliance Co Ltd | 装着ベルト付きリハビリ靴並びに装着ベルト |
JP2007061193A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Pigeon Corp | 靴 |
JP2015188748A (ja) * | 2014-03-29 | 2015-11-02 | 増田 志帆 | 履物用中敷き |
JP2021153873A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 美津濃株式会社 | シューズ用アッパー構造および当該アッパー構造を備えたシューズ |
JP7481873B2 (ja) | 2020-03-27 | 2024-05-13 | 美津濃株式会社 | シューズ用アッパー構造および当該アッパー構造を備えたシューズ |
-
2000
- 2000-01-25 JP JP2000015568A patent/JP4475551B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2007061193A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Pigeon Corp | 靴 |
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