JP2001104012A - 前部が全開するベルト付シューズ - Google Patents
前部が全開するベルト付シューズInfo
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- JP2001104012A JP2001104012A JP29042399A JP29042399A JP2001104012A JP 2001104012 A JP2001104012 A JP 2001104012A JP 29042399 A JP29042399 A JP 29042399A JP 29042399 A JP29042399 A JP 29042399A JP 2001104012 A JP2001104012 A JP 2001104012A
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
着している方々や、また、リウマチ等で足趾に変形があ
り、市販の靴を履くことができない方々も安心して着脱
できるシューズを提供すること。 【解決手段】 前部が全開するベルト付シューズであっ
て、該前部およびベルトを含む甲部表全体がループ群部
材生地で作られており、該前部の裏側両端ならびにベル
トの裏側端部にフック群部材生地が取付られており、前
部およびベルトが靴本体とフック機能で重合するベルト
付シューズ。上記ベルトは、ずしたベルトが逆戻りしな
いように、角カンを使用することが好ましい。上記の全
開する前部は、その裏側端部に取付けるフック群部材生
地に幅をもたせることで、フック機能で重合する重なり
が幅広になるようにすることが好ましい。また、踵を覆
う甲被の外側上部に指が充分に入るループを設けたこと
を特徴としている。
Description
ープ群部材生地で作られており、前部が全開するので、
例えばハンマートウの方も、外反母趾の方も安心して着
脱できるシューズに関する。
やすくなり、また歩行の際に脱げにくくすると、それを
足に着脱する時に、時間を要し着脱が簡単にできない。
健康な人であっても、履物の着脱は、しばしば忙しいと
きなどには、煩わしく、時間を要して着脱を行ってい
る。特に、身体の不自由な人にとっては、日常の生活に
おいて、従来の履物ではその着脱に健康な人以上に時間
を要し、その取扱いに苦労している。たとえば開閉に手
の力をかりて行なう場合には、身体が不自由であるがた
めに、前屈しにくい人や手足の自由度の少ない人にとっ
ては、最も苦しい身体の動作を強いられ、着脱のための
容易な操作は到底得ることができない。補装具等の装着
や、リューマチ等で、足趾に変形があり、市販されてい
る靴が着用困難な方々が多数おられる。そのような方々
が、外見だけでも見栄え良くしたい等、健康・介護用商
品におしゃれ心を求める豊かさが浸透しつつあり、左右
別サイズで選べる履物においても、今後さらに種類、デ
ザインなどの豊富化が求められている。
した従来の問題点を解消しようとするものであって、そ
の目的とするところは、シューホン等の補装具や治療用
足底板等を装着している方々や、また、リウマチ等で足
趾に変形があり、市販の靴を履くことができない方々も
安心して着脱できるシューズを提供することにある。す
なわち、本発明は、補装具や治療用足底板等を装着しい
ても、異る足甲部の高さであっても、開口部が大きく、
またバンドが甲部へ確実に密着し馴染んで、歩行時、容
易に脱げることなく軽快に歩行できることを特徴とした
きわめて履き心地良好な布製の靴の提供を目的とする。
るベルト付シューズであって、該前部およびベルトを含
む甲部表全体がループ群部材生地で作られており、該前
部の裏側両端ならびにベルトの裏側端部にフック群部材
生地が取付られており、前部およびベルトが靴本体とフ
ック機能で重合するベルト付シューズを要旨としてい
る。上記ベルトは、ずしたベルトが逆戻りしないよう
に、角カンを使用することが好ましい。上記の全開する
前部は、その裏側端部に取付けるフック群部材生地に幅
をもたせることで、フック機能で重合する重なりが幅広
になるようにすることが好ましい。また、踵を覆う甲被
の外側上部に指が充分に入るループを設けたことを特徴
としている。
材生地で作られており、甲材は、簡易止着手段を用いら
れているループ群部材生地を使用し、フック機能をもた
せるとともに軽量化している。ベルト、ヒールループな
どの素材も甲材と同じ布材を使用することができる。
多数のループ群部材(面ファスナーA面)と、フック群
部材(面ファスナーB面)とより構成されており、市販
品である。前記ループ群部材は、基板の表面に軟質で多
数のループ群を植設したものであり、フック群部材は、
基板の表面に硬質で多数のフック群を突設したものであ
る。甲部表全体はソフトなループ群部材生地を使用し、
前部の裏側両端ならびにベルトの裏側端部にフック群部
材生地を縫着することにより取付られる。全開する前部
およびベルトが靴本体にしっかりと止まり甲部分がフィ
ットした状態で完成する。
は、シューホン等の補装具や治療用足底板等を装着して
いても履くことができるように、踵は足底板や装具の使
用に対応できるよう十分な甲皮の深さがあり、トウボッ
クスは装具使用や足部の変形にも対応できるよう十分な
高さがあり、十分な高さのあるトウスプリングを有して
いることが望ましい。
トなループ群部材生地使用しフック機能をもたせるとと
もに軽量化したベルト付きシューズを使用して歩行する
場合は、ベルトを解放し、甲部前部を全開して大きな履
き口をつくる。ベルトは甲部分にしっかりと止まり甲ラ
インにフィットするように取り付けられており十分長さ
を有するため、好ましくは角カンを使用しているため、
はずした時に、逆もどりを防ぐことができる。前部大き
く開くので、全開した時に、逆もどりすることなく、大
きな履き口を形成する。大きな履き口に足を挿入してか
ら、全開した前部を甲部を覆うように起こして裏面端部
に幅をもたせて縫着したフック群部材生地がフック機能
でループ群部材生地に重合してからベルトを着ける。甲
ラインにフィットさせた状態でベルトを合わせフック機
能で止める。ベルトが足甲部に確実に馴染むので、歩行
中にかかとの脱げとか、緩くて履き心地が悪くなること
はなく、軽快に歩行できる。ベルトの使用により、ベル
トが甲部分にしっかりと止まりフィットする。靴底は特
に制限がないが、ヒールのないフラット底が好ましく、
必要により適切な滑り止め効果をもたせることができ
る。
これらの実施例によって何ら限定されるものではない。
に、図1は、本発明をソフトで通気性のある布材である
ループ群部材生地を用いたベルト付シューズである。細
部の構成は上記実施例に限定されるものではない。実施
例1のシューズの主要部は、底部Aと甲被部Bとで構成
されており、底部Aは軽量で屈曲性があり、かつ滑り難
い素材を用いるか、軽量で屈曲性がある素材を採用し接
地面には適宜の滑り止め手段が施されている。また、甲
被部Bは、ソフトで通気性のある布材であるループ群部
材生地で作成されており、足の両側部および左右の甲被
1、1と、爪先部を覆う甲被2と、外皮と芯材は遠位ま
で延びて踵部を覆う甲被3と、全開して大きな履き口を
形成する前部4と、甲ラインにフィットさせた状態を作
るベルト5とでで構成されている。
ベルト5についてさらに説明する。前部4は裏側両端に
フック群部材生地(面ファスナーA面)6、6が縫着に
より取付られている。フック群部材生地6、6に幅をも
たせることにより、ループ群部材生地(面ファスナーB
面)に重合する重なり部分を約2.8cmを確保するこ
とができ、甲広にかなりの対応が可能となる。前部4
は、装着時に、ベルトとも解放した後、全開して大きく
開き、大きな履き口をつくる。ベルト5は甲ラインにフ
ィットさせた状態でベルトを合わせフック群部材生地
(面ファスナーA面)7で止める。ベルト5が足甲部に
確実に馴染むので、歩行中にかかとの脱げとか、緩くて
履き心地が悪くなることはなく、軽快に歩行できる。ベ
ルト5は角カン8を使用しており、解放時逆戻りしな
い。左右の甲被1、1の上端にはクッションをつけてい
るので足にやさしくピッタリとフィットする構造となっ
ており、安定した装着感を与えることができる。
指が充分に入るループ9が設けられており、装着時、高
齢者や障害者が容易に手の指を挿入してシューズの踵部
を引き上げることにより装着を容易にしている。必要に
より、衝撃吸収材からなるインソール(図示せず。)を
使用したりして、靴底に足裏面をフィットさせると共
に、歩行時足に加わる衝撃を吸収し、装着者の疲労を緩
和することができる。
着用に当たっては、ベルト5をはずし、つぎに前部4の
重なり部をはずし全開して大きな履き口をつくる。この
状態では、大きな履き口が開いているので、足をシュー
ズにスムーズに入れられる。足を入れたあとは、前部4
を起こしてフック機能で重合してからベルト5を着け、
安定した状態でシューズを履くことができる。また、シ
ューズを脱ぐ際には、ベルト5をはずし、前部4の重合
部をはずし全開すると、大きな履き口が現れ、該開口巾
が足の巾とほぼ等しいので、足を持ち上げるだけで、簡
単に足が抜ける。このように、前部4を全開すると、前
面部がMPポイント(通常足囲を測る部分で足の巾の一
番広いところまで開くことができるので、非常に履きや
すく、また、靴の着脱の際に、靴べらを用いたり、また
足から靴をもぎ取るような労力は使わないで済む。
する過程を説明したが、自力で脱ぎ履きができない高齢
者や障害者に対しては、介添え者が上記過程を代行して
行う。また、高齢者および障害者を対象にして説明した
が、年令や性別に関係なく広く適用することができる。
おり、前部が全開するので、簡単に着脱ができ、高齢者
や障害者にとって、着脱に際しての労力を使わないで済
むシューズを提供することができる。しかも、健常者用
の靴と同様の意匠を採用可能であり、従来の老人等用の
靴に比べ意匠的に優れた靴を提供することができる。
13)
Claims (4)
- 【請求項1】 前部が全開するベルト付シューズであっ
て、該前部およびベルトを含む甲部表全体がループ群部
材生地で作られており、該前部の裏側両端ならびにベル
トの裏側端部にフック群部材生地が取付られており、前
部およびベルトが靴本体とフック機能で重合するベルト
付シューズ。 - 【請求項2】 上記ベルトが角カンを使用している請求
項1のベルト付シューズ。 - 【請求項3】 全開する前部の裏側端部に取付けるフッ
ク群部材生地に幅をもたせて、フック機能で重合する重
なりが幅広になるようにした請求項1または2のベルト
付シューズ。 - 【請求項4】 踵を覆う甲被の外側上部に指が充分に入
るループを設けたことを特徴とする請求項1、2または
3のベルト付シューズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29042399A JP2001104012A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 前部が全開するベルト付シューズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29042399A JP2001104012A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 前部が全開するベルト付シューズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001104012A true JP2001104012A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17755852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29042399A Pending JP2001104012A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 前部が全開するベルト付シューズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001104012A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007082947A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Tokutake Sangyo Kk | 足底板対応履物 |
JP2015054187A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 徳武産業株式会社 | 脱ぎ履きし易いリハビリ靴 |
JP2016214307A (ja) * | 2015-05-14 | 2016-12-22 | 株式会社シモン | 靴 |
WO2021116509A1 (es) * | 2019-12-10 | 2021-06-17 | Torrijos Leon David | Calzado ortopédico |
Citations (5)
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JPH10127309A (ja) * | 1996-10-30 | 1998-05-19 | Shigeru Sakazume | 着脱容易な履物 |
-
1999
- 1999-10-13 JP JP29042399A patent/JP2001104012A/ja active Pending
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Legal Events
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