JP2021094281A - 下肢装具用部品及び下肢装具用履物 - Google Patents

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【課題】使い勝手を向上させることのできる下肢装具用部品及び下肢装具用履物を提供すること。【解決手段】短下肢装具用部品30は、靴20と共に用いられて下腿部に装着されるものであり、靴20の中底を構成するインソール31と、板状の弾性体により一体に形成された支持部材40とを備えている。支持部材40は、インソール31に着脱自在に装着される装着部41、装着部41に連なるとともに靴20を貫通して靴20の外部に位置し、上側に向けて屈曲する屈曲部42、及び屈曲部42に連なるとともに上方に向かって延在する起立部43を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、靴などの履物と共に用いられて下肢に装着される下肢装具用部品及び下肢装具用履物に関する。
脳障害に伴う痙性麻痺者などは、足関節(足首関節)を自己の意志で自由に動かすことが困難となる。こうした傷害を負った患者の場合、歩行のための補助具として下肢装具が一般に用いられている。こうした下肢装具には、重度の障害を負った患者のための装具であり、大腿部から足底に及ぶ長下肢装具や、軽度の傷害を負った患者のための装具であり、下腿部から足底に及ぶ短下肢装具がある。
特許文献1には、こうした下肢装具を構成する下肢装具用部品及び下肢装具用靴が開示されている。下肢装具用部品は、板状の弾性体により一体に形成された支持部材を備えている。支持部材は、前後方向に延在し、靴のアウトソールの後側面に開口する凹部に着脱自在に挿入される挿入部と、挿入部に連なるとともに挿入部が凹部に挿入された状態においてアウトソールの外部に位置し、上側に向けて屈曲する屈曲部と、屈曲部に連なるとともに上方に向けて延在する起立部とを有している。上記部品は、起立部に連結されるとともに起立部に下腿部を保持するベルトを備えている。
特許第6307728号公報
ところで、特許文献1に記載の技術においては、支持部材の挿入部が靴のアウトソールの後側面に開口する凹部に挿入されることから、支持部材の屈曲部と床面との間のクリアランスが小さくなりやすい。そのため、使用者が上記下肢装具用部品及び下肢装具用靴により構成される下肢装具を使用する際に、屈曲部が階段などに当たることで歩行の邪魔になったり、支持部材が摩耗したりするおそれがある。また、アウトソールの剛性が低い靴の場合には、使用者がつま先を上げようとしてもアウトソールが曲がり、つま先が下がるおそれがある。そのため、適用可能な靴の仕様が制限されるといった問題もある。したがって、使い勝手の点において改善の余地がある。
本発明の目的は、使い勝手を向上させることのできる下肢装具用部品及び下肢装具用履物を提供することにある。
上記の目的を達成するための下肢装具用部品は、履物と共に用いられて下肢に装着される下肢装具用の部品であって、前記履物の中底を構成するインソールと、板状の弾性体により一体に形成された部材であって、前記インソールに着脱自在に装着される装着部、前記装着部に連なるとともに前記履物を貫通して前記履物の外部に位置し、上側に向けて屈曲する屈曲部、及び前記屈曲部に連なるとともに上方に向かって延在する起立部を有する支持部材と、を備える。
こうした構成によれば、支持部材が板状の弾性体により一体に形成されており、インソールに対して着脱自在であるため、支持部材を履物から取り外し、同支持部材を他の履物に装着することが容易にできる。したがって、履物を容易に交換することができる。
また、上記構成によれば、例えば健常者用の一般の靴などの履物のアッパーに貫通孔を形成して使用することができるため、履物の小型化及び軽量化が可能となる。したがって、歩行時の負担を軽減することができる。
また、使用者の傷害の度合などに応じて短下肢装具用部品を履物に装着したり、履物から取り外したりすることができる。このため、短下肢装具に頼りすぎないリハビリテーションなど、使用者の傷害の度合に応じて短下肢装具の使い方を変更することができる。
特に、上記構成によれば、支持部材の装着部がインソールに装着されることから、当該装着部がアウトソールやミッドソールなどの履物の底本体に装着される場合に比べて、支持部材の屈曲部と床面との間のクリアランスが大きくなる。これにより、使用者が下肢装具を使用する際に、支持部材と床面との干渉を抑制することができる。また、使用者の力が支持部材を介して足裏に対して効果的に作用するようになるため、足を制御しやすくなる。したがって、使い勝手を向上させることができる。
上記下肢装具用部品において、前記インソールは、前記履物の底本体に対して着脱自在であることが好ましい。
同構成によれば、支持部材と共にインソールを複数の履物間で流用することが可能となる。
上記下肢装具用部品において、前記インソールは、前記装着部が挿入される挿入口を有することが好ましい。
同構成によれば、インソールの挿入口に支持部材の装着部を挿入するといった簡単な方法によってインソールに対して装着部を容易に装着することができる。
上記下肢装具用部品において、前記インソールは、繊維強化プラスチックにより形成されていることが好ましい。
同構成によれば、インソールの強度が高められるため、使用者の力が支持部材を介して足裏の広い範囲に対して、一層効果的に作用するようになる。これにより、足を一層制御しやすくなる。また、インソールの耐久性を高めることができる。
上記下肢装具用部品において、前記インソールのうち前記装着部が装着される部分は、連続する繊維を含む繊維強化プラスチックにより形成されている。
インソールのうち装着部が装着される部分は他の部位に比べて装着部からの大きな荷重が作用する。上記構成によれば、上記部分の強度が更に高められることから、インソールの耐久性を一層高めることができる。
また、上記構成によれば、上記部分の強度が高められることから、挿入口の深さを小さくしつつも、インソールに対して装着部を安定して装着することができる。このため、インソールの体格増大を抑制できる。したがって、使い勝手を更に向上させることができる。
また、上記課題を解決するための下肢装具用履物は、前記下肢装具用部品が装着されることで前記下肢装具用部品と共に前記下肢装具を構成する履物であって、前記支持部材が貫通する貫通孔を有する。
同構成によれば、前述した各効果に準じた効果を奏することができる。
本発明によれば、使い勝手を向上させることができる。
下肢装具用部品及び下肢装具用履物の一実施形態について、短下肢装具用部品を構成するインソール、支持部材、及び靴を互いに離間して示す分解斜視図。 同実施形態の短下肢装具が装着された状態の下肢を斜め後方から示す斜視図。 同実施形態の支持部材について、(a)は背面図、(b)は側面図、(c)は斜視図。 同実施形態のインソールを斜め後方から示す斜視図。 同実施形態のインソールについて、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図。 同実施形態の短下肢装具の部分断面図。
以下、図1〜図6を参照して、一実施形態について説明する。なお、以降において、足62のつま先63側及び踵64側をそれぞれ前側及び後側として説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の短下肢装具10は、履物としての靴20と、靴20と共に用いられて下腿部に装着される短下肢装具用部品30とを備えている。
靴20は、一般に市販されている健常者用のものであり、靴底本体21とアッパー23とを有している。靴底本体21には、合成ゴムなどにより形成されたアウトソール22が設けられている。
短下肢装具用部品30は、靴20の中底を構成するインソール31と、板状の弾性体により一体に形成された支持部材40を備えている。
図2、図4〜図6に示すように、本実施形態のインソール31は、足62のうち踵64に対応する後部32と、踵64よりも前側の部位、詳しくは足指の付け根までの部位に対応する前部33とを有している。インソール31は、靴20の靴底本体21に対して着脱自在である。なお、インソール31は、使用者の足裏の立体形状を計測し、その計測結果に基づいて当該立体形状に沿って形成された上面を有する、所謂オーダーメイド品が好ましい。
図5(b)及び図5(c)に示すように、後部32は、後部32の後面に開口する挿入口34を有している。挿入口34は、前後方向及び幅方向の双方に沿って延在している。
インソール31は、軽量で強度の高い繊維強化プラスチック(FRP)により形成されている。この繊維強化プラスチックを構成するマトリクス樹脂としては、例えばPA66などの熱可塑性樹脂が好ましい。また、強化繊維としては、高い比強度及び比剛性を有する炭素繊維が好ましい。
本実施形態のインソール31は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP、強化繊維は炭素繊維、マトリクス樹脂は熱可塑性樹脂)により形成されている。
インソール31のうち後部32には、強化繊維として炭素繊維の連続繊維が多く含まれている。一方、前部33には、強化繊維として炭素繊維の短繊維が含まれており、炭素繊維の連続繊維は含まれていない。
図5(a)及び図6に示すように、後部32には、上下方向にインソール31を貫通するとともに挿入口34に連通する連結孔32aが形成されている。
本実施形態の支持部材40は、軽量で強度の高い繊維強化プラスチック(FRP)により形成されている。この繊維強化プラスチックを構成するマトリクス樹脂としては、例えばPA66などの熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂を用いた場合には、支持部材40の屈曲部42を加熱して型に押し当てることにより屈曲部42の角度を調整することができる。また、強化繊維としては、高い比強度及び比剛性を有する炭素繊維が好ましい。
本実施形態の支持部材40は、一定(例えば3mm)の厚さの炭素繊維強化プラスチック(CFRP、強化繊維は炭素繊維の連続織物、マトリクス樹脂は熱可塑性樹脂)により形成されている。
図1〜図3に示すように、支持部材40は、前後方向に延在するとともにインソール31の挿入口34に着脱自在に装着される装着部41、装着部41に連なるとともに靴20(アッパー23)を貫通して靴20の外部に位置し、上側に向けて屈曲する屈曲部42、及び屈曲部42に連なるとともに上方に向けて延在する起立部43を有している。
図3(a)〜図3(c)に示すように、支持部材40全体は、薄くて平らな断面形状を有している。
図3(c)及び図6に示すように、装着部41には、上下方向に支持部材40を貫通する連結孔41aが形成されている。連結孔41aの直径は、連結孔32aの直径と同一である。
装着部41は、薄くて平らな断面形状を有していることから、インソール31の挿入口34に対して装着部41を挿入しやすい。
図3(b)及び図6に示すように、起立部43は、上側ほど前側に位置するように傾斜して延在する部分と、同部分に連なるとともに上方に向けて延在する部分とを有している。
図1〜図3に示すように、起立部43の上端部には、脹脛65の形状に沿って湾曲するとともに起立部43に下腿部を保持する環状の保持部材44が連結されている。
こうした保持部材44の材料としては、柔軟な布や皮、あるいは薄いプラスチックなどが好ましい。
図1及び図2に示すように、アッパー23の後面には、支持部材40が貫通する貫通孔24が開口している。貫通孔24は、支持部材40の断面形状と同一の横に長い長方形状である。
図6に示すように、インソール31の挿入口34の奥まで装着部41を挿入した状態において、連結孔32aと連結孔41aとが連通する。連結孔32aと連結孔41aとの双方にわたって上方から連結ピン50を挿入することで、支持部材40がインソール31に連結される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図2に示すように、短下肢装具用部品30及び靴20により構成される短下肢装具10の使用に際して、使用者は、インソール31及び支持部材40が装着された靴20を履き、保持部材44を締め付けることにより起立部43に下腿部を保持する。このとき、支持部材40の装着部41はインソール31の挿入口34に装着されており、起立部43は、靴20の後側から脹脛65の後側にわたって位置している。このため、支持部材40を介して靴20と脹脛65とが支持されることにより、歩行を困難にしている足関節61の動きが制御される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)短下肢装具用部品30は、靴20と共に用いられて下腿部に装着されるものであり、靴20の中底を構成するインソール31と、板状の弾性体により一体に形成された支持部材40とを備えている。支持部材40は、インソール31に着脱自在に装着される装着部41、装着部41に連なるとともに靴20を貫通して靴20の外部に位置し、上側に向けて屈曲する屈曲部42、及び屈曲部42に連なるとともに上方に向かって延在する起立部43を有している。
こうした構成によれば、支持部材40が板状の弾性体により一体に形成されており、インソール31に対して着脱自在であるため、支持部材40を靴20から取り外し、同支持部材40を他の靴に装着することが容易にできる。したがって、靴20を容易に交換することができる。
また、上記構成によれば、例えば健常者用の一般の靴20のアッパー23に貫通孔24を形成して使用することができるため、靴20の小型化及び軽量化が可能となる。したがって、歩行時の負担を軽減することができる。
また、使用者の傷害の度合などに応じて短下肢装具用部品30を靴20に装着したり、靴20から取り外したりすることができる。このため、短下肢装具10に頼りすぎないリハビリテーションなど、使用者の傷害の度合に応じて短下肢装具10の使い方を変更することができる。
特に、上記構成によれば、支持部材40の装着部41がインソール31に装着されることから、当該装着部41がアウトソールやミッドソールなどの靴底本体21に装着される場合に比べて、支持部材40の屈曲部42と床面との間のクリアランスが大きくなる。これにより、使用者が短下肢装具10を使用する際に、支持部材40と床面との干渉を抑制することができ、屈曲部42が階段などに当たることを抑制できる。したがって、支持部材40が摩耗したり、歩行の邪魔になったりするといった問題の発生を抑制できる。
また、使用者の力が支持部材40を介して足裏に対して効果的に作用するようになるため、足を制御しやすくなる。
したがって、短下肢装具10の使い勝手を向上させることができる。
(2)インソール31は、靴20の靴底本体21に対して着脱自在である。
こうした構成によれば、支持部材40と共にインソール31を複数の靴20間で流用することが可能となる。
(3)インソール31は、装着部41が挿入される挿入口34を有している。
こうした構成によれば、インソール31の挿入口34に支持部材40の装着部41を挿入するといった簡単な方法によってインソール31に対して装着部41を容易に装着することができる。
(4)インソール31は、強化繊維として炭素繊維を含む繊維強化プラスチックにより形成されている。
こうした構成によれば、インソール31の強度が高められるため、使用者の力が支持部材40を介して足裏の広い範囲に対して、一層効果的に作用するようになる。これにより、足62を一層制御しやすくなる。また、インソール31の耐久性を高めることができる。
(5)インソール31のうち装着部41が装着される挿入口34を囲む後部32は、強化繊維として連続繊維を含む繊維強化プラスチックにより形成されている。
インソール31のうち装着部41が装着される挿入口34を囲む後部32は、前部33に比べて装着部41からの大きな荷重が作用する。上記構成によれば、後部32の強度が更に高められることから、インソール31の耐久性を一層高めることができる。
また、上記構成によれば、後部32の強度が高められることから、挿入口34の深さを小さくしつつも、インソール31に対して装着部41を安定して装着することができる。このため、インソール31の体格増大を抑制できる。したがって、使い勝手を更に良くすることができる。
(6)インソール31の上面に開口する連結孔32aと、装着部41を貫通する連結孔41aとの双方にわたって連結ピン50が挿入されることで、支持部材40がインソール31に連結されている。
こうした構成によれば、挿入口34からの支持部材40の抜け出しを阻止することができる。
(7)アッパー23の後面には、支持部材40が貫通する貫通孔24が開口している。貫通孔24は、支持部材40の断面形状と同一である。
こうした構成によれば、貫通孔24の開口面積が小さくて済む。このため、貫通孔24の加工を容易に行うことができる。
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・支持部材40を取り外して靴20のみを使用する場合、インソール31の挿入口34内に水やごみなどの異物が入り込むことを阻止するために、装着部41と同一の形状を有するスペーサ(図示略)を後方からアッパー23の貫通孔24を介して挿入口34に挿入しておくことが好ましい。
・支持部材40を形成する繊維強化プラスチックの強化繊維をガラス繊維やアラミド繊維などに変更することもできる。また、繊維強化プラスチックを構成するマトリクス樹脂を熱硬化性樹脂に変更することもできる。
・支持部材40は板状の弾性体により一体に形成されているものであればよく、プラスチックや、アルミニウム、ばね鋼、チタンなどの強化繊維プラスチック以外の材料によって形成することができる。
・インソール31全体を、強化繊維として炭素繊維の連続繊維を含む繊維強化プラスチックにより形成するようにしてもよい。また、インソール31全体を、炭素繊維の短繊維のみを含む繊維強化プラスチックにより形成するようにしてもよい。
・インソール31を形成する繊維強化プラスチックの強化繊維をガラス繊維やアラミド繊維などに変更することもできる。また、繊維強化プラスチックを構成するマトリクス樹脂を熱硬化性樹脂に変更することもできる。
・インソール31は、繊維強化プラスチックにより形成されるものに限定されない。
・インソール31の前部33は、足指に対応する部位を有するものであってもよい。
・挿入口34から装着部41が抜け出さないのであれば、連結ピン50及び連結孔32a,41aを省略することもできる。
・インソール31の挿入口34の開口位置を、後部32の内側面にするとともに、貫通孔24の開口位置をアッパー23の内側面に変更することもできる。この場合、足62のうちつま先63に対してより近い部位を支持することができる。また、支持部材40が後方から見えにくくなるため、外観が向上する。また、挿入口34を後面及び内側面の双方に設けるようにしてもよい。
・インソール31は、挿入口34を有するものに限定されない。要するに、支持部材40の装着部が装着される部位を有していればよい。
・インソール31は、靴底本体21に対して着脱自在でなくてもよく、靴底本体21に固定されていてもよい。
・本発明に係る履物は、靴に限定されるものではなく、スリッパや草履、下駄などを含む他の履物に対して適用することができる。
・本発明を長下肢装具に対して適用することもできる。
10…短下肢装具
20…靴(履物)
21…靴底本体(底本体)
22…アウトソール
23…アッパー
24…貫通孔
30…短下肢装具用部品
31…インソール
32…後部、
32a…連結孔
33…前部
34…挿入口
40…支持部材
41…装着部
41a…連結孔
42…屈曲部
43…起立部
44…保持部材
50…連結ピン
61…足関節
62…足
63…つま先
64…踵
65…脹脛

Claims (6)

  1. 履物と共に用いられて下肢に装着される下肢装具用の部品であって、
    前記履物の中底を構成するインソールと、
    板状の弾性体により一体に形成された部材であって、前記インソールに着脱自在に装着される装着部、前記装着部に連なるとともに前記履物を貫通して前記履物の外部に位置し、上側に向けて屈曲する屈曲部、及び前記屈曲部に連なるとともに上方に向かって延在する起立部を有する支持部材と、を備える、
    下肢装具用部品。
  2. 前記インソールは、前記履物の底本体に対して着脱自在である、
    請求項1に記載の下肢装具用部品。
  3. 前記インソールは、前記装着部が挿入される挿入口を有する、
    請求項1または請求項2に記載の下肢装具用部品。
  4. 前記インソールは、繊維強化プラスチックにより形成されている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の下肢装具用部品。
  5. 前記インソールのうち前記装着部が装着される部分は、強化繊維として連続繊維を含む繊維強化プラスチックにより形成されている、
    請求項4に記載の下肢装具用部品。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の下肢装具用部品が装着されることで前記下肢装具用部品と共に前記下肢装具を構成する履物であって、
    前記支持部材が貫通する貫通孔を有する、
    下肢装具用履物。
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