JP2002544548A - 映写テレビジョン・レンズ組立体用の固定装置のための装置および方法 - Google Patents
映写テレビジョン・レンズ組立体用の固定装置のための装置および方法Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract
(57)【要約】
レンズ・セル(10)の2つの係合レンズ・セル半体を固定するための固定装置。より詳細に説明すると、本発明は、上記2つのセル半体が係合する接合部に位置するクリップである。各セル半体の一部として成形されている上記クリップは、それぞれ、雌部材(22)内に挿入される雄部材(16)からなる。上記雄部材(16)は、雌部材(22)内に挿入された場合に湾曲する柔軟なタブ(20)を含む。挿入後、雄部材は、変形した状態に維持される、すなわち、上記タブ(20)は雌部材により保持され、その結果、雄部材は、その元の状態から曲った状態に保持される。そのため、曲げモーメントが、タブ内に誘起され、維持され、このモーメントにより、タブは雌部材の外壁に押し付けられる。従って、雄部材を正しい位置に固定する力が発生する。さらに、雌部材(22)の壁部によりタブに力が加わり、内側を向いているその力により、2つの半体は共に固定され、レンズ・セル(10)内でレンズ・ユニットはしっかりと保持される。
Description
【0001】 (発明の分野) 本発明は、映写テレビジョン・レンズ組立体に関し、特に上記組立体で使用さ
れる固定装置に関する。
れる固定装置に関する。
【0002】 (発明の背景) 映写テレビジョンはよく知られている。通常、映写テレビジョン受像機または
映写装置は、原色、すなわち、赤、青および緑に対応する3つの陰極線管(CR
T)を含む。複数の光学的レンズ・ユニットからなる映写レンズ組立体が、各C
RTに関連する。全体的に見て、CRTは面板を備え、レンズ組立体の機能は、
CRTの面板上の画像を拡大し、そうすることにより、拡大画像をCRTの面板
より遥かに大きい視野スクリーンに投影する。米国特許第4,776,681号
が、映写テレビジョン・レンズ組立体の光学的レンズ・ユニットの通常のレイア
ウトを開示している。
映写装置は、原色、すなわち、赤、青および緑に対応する3つの陰極線管(CR
T)を含む。複数の光学的レンズ・ユニットからなる映写レンズ組立体が、各C
RTに関連する。全体的に見て、CRTは面板を備え、レンズ組立体の機能は、
CRTの面板上の画像を拡大し、そうすることにより、拡大画像をCRTの面板
より遥かに大きい視野スクリーンに投影する。米国特許第4,776,681号
が、映写テレビジョン・レンズ組立体の光学的レンズ・ユニットの通常のレイア
ウトを開示している。
【0003】 図1は、映写テレビジョン・レンズ組立体で使用される例示としての従来技術
のレンズ・セル10である。基本的には、映写テレビジョン・レンズ組立体は、
通常、レンズ・セル10と呼ばれるプラスチックの管状部材からなる。この図に
示すように、レンズ・セル10自身は、さらに、2つの対応するセルの半体12
および14からなる。レンズ・セル10は、光学系または光学的レンズ・ユニッ
トを保持する溝を有する。対応するセルの一方の半体内に光学系が装着されると
、セルの他方の半体は、光学系を固定するために使用される。今迄は、セルの2
つの半体12および14を共に固定するために、参照番号13で示すカンチレバ
ー・スナップが使用され、それにより、光学的レンズ・ユニットはレンズ・セル
10内にしっかりと固定された。最も広く使用されているカンチレバー・スナッ
プ設計は、図1および図1Aに示すように、「雌」の部材に係合するための「雄
」の柔軟な部材上に成形されたアンダーカットを有する。レンズ・セル10の半
体12および14は、カンチレバー・スナップ13を係合させるために、セルの
半体12および14上に外力を加える組立体固定装置により一体に組み立てられ
る。カンチレバー・スナップ13が係合すると、外力は解放され、レンズ・セル
10内の光学系は、反動により、セルの各半体12および14を押し戻す。この
ようなカンチレバー・スナップ設計の問題点は、光学系がレンズ・セル10内に
装着されると、通常、カンチレバー・スナップ13に、光学系が加える力Fcに
よる負荷が絶えず掛かることである。そのため、このカンチレバー・スナップ設
計は、レンズ・セルの各半体12および14を外側に押して、セルの半体12お
よび14を分離させようとする、光学系が加える内力Fcに対抗する保持力を供
給することができないことである。それ故、この一定の負荷により、カンチレバ
ー・スナップ13の係合が外れ、その結果、レンズ・セル10の半体12および
14は分離する。
のレンズ・セル10である。基本的には、映写テレビジョン・レンズ組立体は、
通常、レンズ・セル10と呼ばれるプラスチックの管状部材からなる。この図に
示すように、レンズ・セル10自身は、さらに、2つの対応するセルの半体12
および14からなる。レンズ・セル10は、光学系または光学的レンズ・ユニッ
トを保持する溝を有する。対応するセルの一方の半体内に光学系が装着されると
、セルの他方の半体は、光学系を固定するために使用される。今迄は、セルの2
つの半体12および14を共に固定するために、参照番号13で示すカンチレバ
ー・スナップが使用され、それにより、光学的レンズ・ユニットはレンズ・セル
10内にしっかりと固定された。最も広く使用されているカンチレバー・スナッ
プ設計は、図1および図1Aに示すように、「雌」の部材に係合するための「雄
」の柔軟な部材上に成形されたアンダーカットを有する。レンズ・セル10の半
体12および14は、カンチレバー・スナップ13を係合させるために、セルの
半体12および14上に外力を加える組立体固定装置により一体に組み立てられ
る。カンチレバー・スナップ13が係合すると、外力は解放され、レンズ・セル
10内の光学系は、反動により、セルの各半体12および14を押し戻す。この
ようなカンチレバー・スナップ設計の問題点は、光学系がレンズ・セル10内に
装着されると、通常、カンチレバー・スナップ13に、光学系が加える力Fcに
よる負荷が絶えず掛かることである。そのため、このカンチレバー・スナップ設
計は、レンズ・セルの各半体12および14を外側に押して、セルの半体12お
よび14を分離させようとする、光学系が加える内力Fcに対抗する保持力を供
給することができないことである。それ故、この一定の負荷により、カンチレバ
ー・スナップ13の係合が外れ、その結果、レンズ・セル10の半体12および
14は分離する。
【0004】 本発明の1つの目的は、レンズ・セル内で光学的レンズ・ユニットをしっかり
と保持する固定装置を提供することである。本発明のもう1つの目的は、レンズ
・セル内の光学系のレンズ・セルの各半体に加わる外側への力に対抗する保持力
を供給する固定装置を提供することである。本発明のさらにもう1つの目的は容
易に解放または取外すことができる固定装置を提供することである。
と保持する固定装置を提供することである。本発明のもう1つの目的は、レンズ
・セル内の光学系のレンズ・セルの各半体に加わる外側への力に対抗する保持力
を供給する固定装置を提供することである。本発明のさらにもう1つの目的は容
易に解放または取外すことができる固定装置を提供することである。
【0005】 (発明の概要) 従って、本発明は、関連技術の有する1つまたはそれ以上の制限および欠点を
実質的に有しない映写テレビジョン・レンズ組立体に関する。本発明は、映写テ
レビジョン内のレンズ・セル組立体に関する上記問題を解決する。より詳細に説
明すると、本発明は、レンズ・セルの2つの突き合わせレンズ・セルを固定する
ための固定装置を供給する。
実質的に有しない映写テレビジョン・レンズ組立体に関する。本発明は、映写テ
レビジョン内のレンズ・セル組立体に関する上記問題を解決する。より詳細に説
明すると、本発明は、レンズ・セルの2つの突き合わせレンズ・セルを固定する
ための固定装置を供給する。
【0006】 最も広義に解釈した場合、本発明は、セルの2つの半体が係合する接合部に位
置するクリップである。セルの各半体の一部として成形されている上記クリップ
は、それぞれ、雌部材内に挿入される雄部材からなる。雄部材は、雌部材内に挿
入された場合に湾曲する柔軟なタブを含む。挿入後、雄部材は、変形した状態に
維持され、タブは雌部材により保持され、その結果、雄部材は、その元の状態か
ら曲った状態に保持される。そのため、曲げモーメントが、タブ内に誘起され、
維持され、このモーメントにより、タブは雌部材の外壁に押し付けられる。従っ
て、雄部材を正しい位置に固定する力が発生する。さらに、雌部材の壁部により
タブに力が加わり、内側を向いているその力により、2つの半体は共に固定され
、レンズ・セル内のレンズ・ユニットは、しっかりと保持される。
置するクリップである。セルの各半体の一部として成形されている上記クリップ
は、それぞれ、雌部材内に挿入される雄部材からなる。雄部材は、雌部材内に挿
入された場合に湾曲する柔軟なタブを含む。挿入後、雄部材は、変形した状態に
維持され、タブは雌部材により保持され、その結果、雄部材は、その元の状態か
ら曲った状態に保持される。そのため、曲げモーメントが、タブ内に誘起され、
維持され、このモーメントにより、タブは雌部材の外壁に押し付けられる。従っ
て、雄部材を正しい位置に固定する力が発生する。さらに、雌部材の壁部により
タブに力が加わり、内側を向いているその力により、2つの半体は共に固定され
、レンズ・セル内のレンズ・ユニットは、しっかりと保持される。
【0007】 上記力が必ず正しい方向を向くように、タブの端部の表面、およびこの表面が
突き当たる雌部材の表面が適当に選択される。正しく選択した場合には、セルの
半体を共に保持する、内側に向かう十分な力が発生する。より詳細に説明すると
、上記表面を通る半径方向の線に対するタブの表面の角度がβである場合には、
角度βは、例えば、約15度のように適当に選択される。
突き当たる雌部材の表面が適当に選択される。正しく選択した場合には、セルの
半体を共に保持する、内側に向かう十分な力が発生する。より詳細に説明すると
、上記表面を通る半径方向の線に対するタブの表面の角度がβである場合には、
角度βは、例えば、約15度のように適当に選択される。
【0008】 雄部材の基本的な構造は、セルの半体およびそれに接続している倒置の柔軟な
部分から延在する壁部を含む。上記柔軟な部分は、雌部材内に挿入された場合、
変形する部分である。雄部材の柔軟な部分と、セルの半体から延在する壁部との
間の角度はθである。より詳細に説明すると、角度θは、保持力Frが、式Fr=
FiCos(90−θ)で表される変形力Fiに関連するように適当に選択される
。好適な実施形態の場合には、θは約15度に選択される。雌部材は、内面を有
する一体型のタブを含む。雄部材は、タブと、タブが接続するセルの半体の外部
との間に収容される。
部分から延在する壁部を含む。上記柔軟な部分は、雌部材内に挿入された場合、
変形する部分である。雄部材の柔軟な部分と、セルの半体から延在する壁部との
間の角度はθである。より詳細に説明すると、角度θは、保持力Frが、式Fr=
FiCos(90−θ)で表される変形力Fiに関連するように適当に選択される
。好適な実施形態の場合には、θは約15度に選択される。雌部材は、内面を有
する一体型のタブを含む。雄部材は、タブと、タブが接続するセルの半体の外部
との間に収容される。
【0009】 (好適な実施形態の説明) 本明細書に記載する本発明は、通常、レンズ・セルを構成する2つの対応する
レンズ・セルの半体を共に固定する固定装置を内蔵する映写テレビジョン・レン
ズ組立体で実行される。
レンズ・セルの半体を共に固定する固定装置を内蔵する映写テレビジョン・レン
ズ組立体で実行される。
【0010】 図2は、本発明の固定装置11を内蔵する、全体を参照番号10で示すレンズ
・セルである。図2は、第1のレンズ・セルの半体12および第2のレンズ・セ
ルの半体14からなるレンズ・セル10の斜視図である。図3に示すように、第
1のレンズ・セルの半体12は、第1の縁部12aおよび第2の縁部12bを有
し、第2のレンズ・セルの半体14も、第1の縁部14aおよび第2の縁部14
bを有する。第1のレンズ・セルの半体12および第2のレンズ・セルの半体1
4の両方の構造は同じである。複数の光学的レンズ・ユニット(どの図にも図示
せず)は、複数の固定装置11により、レンズ・セル10内に保持されていて、
好適な実施形態の場合には、4つの固定装置11が使用されていて、その構造は
同じである。2つのレンズ・セル半体12および14は共に接合して、レンズ・
セル10を形成し、第1の固定装置11は、第2の固定装置11から180度離
れ、一方、(図2に示すように)第3の固定装置11は、第1の固定装置から約
180度離れ、また、第4の固定装置11から約180度離れている。参照番号
の横のプライム記号は、レンズ・セル10の第2および第4の固定装置11に関
連する同じまたは類似の素子を示す。各固定装置11の構造は同じであるので、
第1固定装置11についてだけ説明する。
・セルである。図2は、第1のレンズ・セルの半体12および第2のレンズ・セ
ルの半体14からなるレンズ・セル10の斜視図である。図3に示すように、第
1のレンズ・セルの半体12は、第1の縁部12aおよび第2の縁部12bを有
し、第2のレンズ・セルの半体14も、第1の縁部14aおよび第2の縁部14
bを有する。第1のレンズ・セルの半体12および第2のレンズ・セルの半体1
4の両方の構造は同じである。複数の光学的レンズ・ユニット(どの図にも図示
せず)は、複数の固定装置11により、レンズ・セル10内に保持されていて、
好適な実施形態の場合には、4つの固定装置11が使用されていて、その構造は
同じである。2つのレンズ・セル半体12および14は共に接合して、レンズ・
セル10を形成し、第1の固定装置11は、第2の固定装置11から180度離
れ、一方、(図2に示すように)第3の固定装置11は、第1の固定装置から約
180度離れ、また、第4の固定装置11から約180度離れている。参照番号
の横のプライム記号は、レンズ・セル10の第2および第4の固定装置11に関
連する同じまたは類似の素子を示す。各固定装置11の構造は同じであるので、
第1固定装置11についてだけ説明する。
【0011】 第1の固定装置11は、第1のレンズ・セルの半体12の第1の縁部12aか
ら突出している第1のフック部材16を含む。図4に示すように、第1のフック
部材16は、第1のレンズ・セルの半体12と一体化され、接線方向を向いてい
る剛固な部分18を有する。さらに、上記剛固な部分18は、倒立の柔軟な部分
20に一体に接続され、上記柔軟な部分20は、第1のフック部材16の剛固な
部分18に平行な面に対して角度θの方向を向いている。第1の固定装置11は
、さらに、第1のフック部材16を収容するための第1のループ部材22(図5
に示す)を備える。第1のループ部材22は、第2のレンズ・セルの半体14と
一体化され、そこから突出し、第2のレンズ・セルの半体14の第2の縁部14
bは、第1のループ部材22の底部を形成している面内に位置する。第1のルー
プ部材22は、第1のループ部材22の内面23と一体化され、そこから延在す
る、一体となっている第1のタブ部材24(図5、図6および図7に示す)を有
する。上記内面23は第2のレンズ・セルの半体14から見て遠い側に位置する
。第1のタブ部材24は、レンズ・セル10を通る中央の軸29(図2に示す)
と直交している。さらに、第1のタブ部材24は、第1のループ部材22から突
出した、外端部26(図2、図6、図7および図9に示す)を有し、対向する内
端部面28(図3、図5、図6および図7に示す)は、第1のループ部材22内
に位置する。第1のタブ部材24の外端部26は、第1のループ部材22の挿入
端部27(図6および図9に示す)に位置する。さらに、タブ部材24の内面2
3は、ループ部材22の中央を延在する面に対して角度θで傾斜している。
ら突出している第1のフック部材16を含む。図4に示すように、第1のフック
部材16は、第1のレンズ・セルの半体12と一体化され、接線方向を向いてい
る剛固な部分18を有する。さらに、上記剛固な部分18は、倒立の柔軟な部分
20に一体に接続され、上記柔軟な部分20は、第1のフック部材16の剛固な
部分18に平行な面に対して角度θの方向を向いている。第1の固定装置11は
、さらに、第1のフック部材16を収容するための第1のループ部材22(図5
に示す)を備える。第1のループ部材22は、第2のレンズ・セルの半体14と
一体化され、そこから突出し、第2のレンズ・セルの半体14の第2の縁部14
bは、第1のループ部材22の底部を形成している面内に位置する。第1のルー
プ部材22は、第1のループ部材22の内面23と一体化され、そこから延在す
る、一体となっている第1のタブ部材24(図5、図6および図7に示す)を有
する。上記内面23は第2のレンズ・セルの半体14から見て遠い側に位置する
。第1のタブ部材24は、レンズ・セル10を通る中央の軸29(図2に示す)
と直交している。さらに、第1のタブ部材24は、第1のループ部材22から突
出した、外端部26(図2、図6、図7および図9に示す)を有し、対向する内
端部面28(図3、図5、図6および図7に示す)は、第1のループ部材22内
に位置する。第1のタブ部材24の外端部26は、第1のループ部材22の挿入
端部27(図6および図9に示す)に位置する。さらに、タブ部材24の内面2
3は、ループ部材22の中央を延在する面に対して角度θで傾斜している。
【0012】 図3に示すように、一組のフックおよびループ部材16’−22’からなる第
2の固定装置11も使用されている。同様に、レンズ・セル10は、それぞれが
、図3に示すように、一組のフックおよびループ部材32−38を備える第3お
よび第4の固定装置を含む。これらの組になっている部材の構造は、フック部材
16’および32’が、第2のレンズ・セルの半体14の第1の縁部14aから
突出したこと、およびループ部材32’および38’が、第1のレンズ・セルの
半体12の壁部から突出したことを除けば、一組のフックおよびループ部材16
−22のところで説明した構造と同じである。また、第1のレンズ・セルの半体
12(図3に示す)の第2の縁部12bは、それぞれ、第2および第4の各ルー
プ部材22’および38’の底部を形成している面内に位置する。
2の固定装置11も使用されている。同様に、レンズ・セル10は、それぞれが
、図3に示すように、一組のフックおよびループ部材32−38を備える第3お
よび第4の固定装置を含む。これらの組になっている部材の構造は、フック部材
16’および32’が、第2のレンズ・セルの半体14の第1の縁部14aから
突出したこと、およびループ部材32’および38’が、第1のレンズ・セルの
半体12の壁部から突出したことを除けば、一組のフックおよびループ部材16
−22のところで説明した構造と同じである。また、第1のレンズ・セルの半体
12(図3に示す)の第2の縁部12bは、それぞれ、第2および第4の各ルー
プ部材22’および38’の底部を形成している面内に位置する。
【0013】 他の実施形態の場合には、本発明は、射出成形した単体の雄部材16(図4に
示す)および射出成形した単体の雌部材22(図5に示す)を含むプラスチック
固定クリップ11を供給する。雌部材22は、第1の壁部14cから外側に延在
する、2つの間に隔置された、ほぼ平行な壁部22aおよび22bを含み、平行
な壁部22aおよび22bの遠い方の端部は、第1の壁部14cに一体に接続さ
れ、第4の壁部22cは、平行の壁部22aおよび22bの遠い方の端部から延
在し、これらの端部と一体に接続され、第4の壁部22cと、第1の壁部14c
と、挿入端部27(図示せず)との間に空間21を形成し、この空間内に雄部材
を挿入することができる。さらに、図6および図9に示すように、第4の壁部2
2cの内面23は、挿入端部27のところで、空間21の中央を延在する面に対
して角度θ内側に傾斜し、それぞれ、第1および第4の壁部14cおよび22c
から等間隔の位置に位置する。さらに、雌部材22の内面23は、点P(図6お
よび図9に示す)のところまで延在し、この点のところで、内面23は、第4の
壁部22cから外側に向かって延在し、この壁部と一体になっている第2の面2
8と交差する。第2の面28は、第4の壁部22cの内部まで延在する。点Pは
、第1の壁部14cの内部において、点S1から距離X1だけ離れ、各点Pおよ
びS1は、第1および第4の各壁部14cおよび22cに対してほぼ直角な面内
に位置する。図4に示すように、雄部材16は、第1の壁部18、上記第1の壁
部18と一体に形成されていて、そこからほぼ直角に延在する第2の壁部19、
第2の壁部に一体に接続され、第1の壁部18と第3の壁部20との間に空間を
形成するように、そこから延在する第3の壁部20を含む。第3の壁部20の内
面および外面は、第1の壁部18の内面に対して角度θを形成している。さらに
、第3の壁部18は、第1の壁部18の内面に対して直角な面に対してほぼ角度
βで傾斜している面30のところまで延在する。また、傾斜面30と第3の壁部
20の交点は、点Y(図9に示す)を形成し、この点Yは、第1の壁部18上の
点S2から距離X2だけ離れている。各点YおよびS2は、それぞれ、雄部材1
6の第1および第3の各壁部18および20に対して直角な、同じ面内に位置す
る。さらに、第1の壁部18の外面は、雌部材22の第1の壁部14cの終点と
係合するために、その内部に形成された段を有する。
示す)および射出成形した単体の雌部材22(図5に示す)を含むプラスチック
固定クリップ11を供給する。雌部材22は、第1の壁部14cから外側に延在
する、2つの間に隔置された、ほぼ平行な壁部22aおよび22bを含み、平行
な壁部22aおよび22bの遠い方の端部は、第1の壁部14cに一体に接続さ
れ、第4の壁部22cは、平行の壁部22aおよび22bの遠い方の端部から延
在し、これらの端部と一体に接続され、第4の壁部22cと、第1の壁部14c
と、挿入端部27(図示せず)との間に空間21を形成し、この空間内に雄部材
を挿入することができる。さらに、図6および図9に示すように、第4の壁部2
2cの内面23は、挿入端部27のところで、空間21の中央を延在する面に対
して角度θ内側に傾斜し、それぞれ、第1および第4の壁部14cおよび22c
から等間隔の位置に位置する。さらに、雌部材22の内面23は、点P(図6お
よび図9に示す)のところまで延在し、この点のところで、内面23は、第4の
壁部22cから外側に向かって延在し、この壁部と一体になっている第2の面2
8と交差する。第2の面28は、第4の壁部22cの内部まで延在する。点Pは
、第1の壁部14cの内部において、点S1から距離X1だけ離れ、各点Pおよ
びS1は、第1および第4の各壁部14cおよび22cに対してほぼ直角な面内
に位置する。図4に示すように、雄部材16は、第1の壁部18、上記第1の壁
部18と一体に形成されていて、そこからほぼ直角に延在する第2の壁部19、
第2の壁部に一体に接続され、第1の壁部18と第3の壁部20との間に空間を
形成するように、そこから延在する第3の壁部20を含む。第3の壁部20の内
面および外面は、第1の壁部18の内面に対して角度θを形成している。さらに
、第3の壁部18は、第1の壁部18の内面に対して直角な面に対してほぼ角度
βで傾斜している面30のところまで延在する。また、傾斜面30と第3の壁部
20の交点は、点Y(図9に示す)を形成し、この点Yは、第1の壁部18上の
点S2から距離X2だけ離れている。各点YおよびS2は、それぞれ、雄部材1
6の第1および第3の各壁部18および20に対して直角な、同じ面内に位置す
る。さらに、第1の壁部18の外面は、雌部材22の第1の壁部14cの終点と
係合するために、その内部に形成された段を有する。
【0014】 組立作業中、第1のフック部材16は、第1のループ部材22の挿入端部27
内に挿入され、第2のフック部材16’は、第2のループ部材22’の挿入端部
27’のところの第2のループ部材内に挿入される。第1のループ部材22内に
第1のフック部材16が完全に挿入されると、フック部材16は、第1のセルの
半体14の壁部と第1のループ部材22の内面23との間にサンドイッチ状に挟
まれ、図6および図7に示すように、第1のフック部材16の倒置の柔軟な部分
20の係合面30は、第1のタブ部材24の内端部面28にしっかりの突き当た
る。第2のループ部材22’内に、第2のフック部材16’が完全に挿入される
と、第2のフック部材16’の柔軟な部分20’の係合面30’は、第2のタブ
部材24’の内端部面28’にしっかりと突き当たる。さらに、第3のフック部
材32および第4のフック部材32’は、それぞれ、第3のループ部材38およ
び第4のループ部材38’内に挿入され、さらに、しっかりとレンズ・セル10
が固定される。第1のレンズ・セルの半体12および第2のレンズ・セルの半体
14が共に固定されると、第1のレンズ・セルの半体12が、第2のレンズ・セ
ルの半体14(図1に示す)の第2の縁部14bに突き当たり、第1のレンズ・
セルの半体12の第2の縁部12bが、第2のレンズ・セルの半体14の第1の
縁部14aに突き当たる。
内に挿入され、第2のフック部材16’は、第2のループ部材22’の挿入端部
27’のところの第2のループ部材内に挿入される。第1のループ部材22内に
第1のフック部材16が完全に挿入されると、フック部材16は、第1のセルの
半体14の壁部と第1のループ部材22の内面23との間にサンドイッチ状に挟
まれ、図6および図7に示すように、第1のフック部材16の倒置の柔軟な部分
20の係合面30は、第1のタブ部材24の内端部面28にしっかりの突き当た
る。第2のループ部材22’内に、第2のフック部材16’が完全に挿入される
と、第2のフック部材16’の柔軟な部分20’の係合面30’は、第2のタブ
部材24’の内端部面28’にしっかりと突き当たる。さらに、第3のフック部
材32および第4のフック部材32’は、それぞれ、第3のループ部材38およ
び第4のループ部材38’内に挿入され、さらに、しっかりとレンズ・セル10
が固定される。第1のレンズ・セルの半体12および第2のレンズ・セルの半体
14が共に固定されると、第1のレンズ・セルの半体12が、第2のレンズ・セ
ルの半体14(図1に示す)の第2の縁部14bに突き当たり、第1のレンズ・
セルの半体12の第2の縁部12bが、第2のレンズ・セルの半体14の第1の
縁部14aに突き当たる。
【0015】 好適な実施形態の場合には、第1のフック部材16は、図3に示すように、第
1のレンズ・セルの半体12の第1の周囲に沿って第2のループ部材22’から
約180度離れて位置し、第1のレンズ・セルの半体12の第2の周囲に沿って
第4のループ部材38’から約180度隔置された。同様に、第2のフック部材
16’は、第2のレンズ・セルの半体14の第1の周囲に沿って第1のループ部
材22から約180度離れて位置し、第2のレンズ・セルの半体14の第2の周
囲に沿って第3のループ部材38から約180度隔置された。第1のレンズ・セ
ルの半体12の第1の周囲、および第2のレンズ・セルの半体14の第1の周囲
は、レンズ・セル10の第1の円周面(どの図にも図示せず)を形成し、同様に
、第1のレンズ・セルの半体12の第2の周囲、および第2のレンズ・セルの半
体14の第2の周囲は、レンズ・セル10の第2の円周面(どの図にも図示せず
)を形成する。レンズ・セル10の第1の周囲面は、レンズ・セル10の第2の
円周面からある距離だけ離れている。さらに、フック部材16、16’、32お
よび32’およびループ部材22、22’、38および38’は、それぞれ、第
1のレンズ・セルの半体12および第2のレンズ・セルの半体14が共に結合す
ると、フック部材16および32が、それぞれ、ループ部材22および38内に
スライドするような位置を占める。同様に、フック部材16’および32’は、
それぞれ、ループ部材22’および38’内にスライドする。
1のレンズ・セルの半体12の第1の周囲に沿って第2のループ部材22’から
約180度離れて位置し、第1のレンズ・セルの半体12の第2の周囲に沿って
第4のループ部材38’から約180度隔置された。同様に、第2のフック部材
16’は、第2のレンズ・セルの半体14の第1の周囲に沿って第1のループ部
材22から約180度離れて位置し、第2のレンズ・セルの半体14の第2の周
囲に沿って第3のループ部材38から約180度隔置された。第1のレンズ・セ
ルの半体12の第1の周囲、および第2のレンズ・セルの半体14の第1の周囲
は、レンズ・セル10の第1の円周面(どの図にも図示せず)を形成し、同様に
、第1のレンズ・セルの半体12の第2の周囲、および第2のレンズ・セルの半
体14の第2の周囲は、レンズ・セル10の第2の円周面(どの図にも図示せず
)を形成する。レンズ・セル10の第1の周囲面は、レンズ・セル10の第2の
円周面からある距離だけ離れている。さらに、フック部材16、16’、32お
よび32’およびループ部材22、22’、38および38’は、それぞれ、第
1のレンズ・セルの半体12および第2のレンズ・セルの半体14が共に結合す
ると、フック部材16および32が、それぞれ、ループ部材22および38内に
スライドするような位置を占める。同様に、フック部材16’および32’は、
それぞれ、ループ部材22’および38’内にスライドする。
【0016】 さらに、図7に示すように、フック部材16の倒置の柔軟な部分20の係合面
30が、フック部材16の剛固な部分18に対して直角な面に対して角度βだけ
傾斜する。さらに、タブ部材24の内端部面28は、タブ部材24の内面23に
対して直角な面に対して同じ角度βだけ傾斜する。それ故、フック部材16がル
ープ部材22内に挿入されると、係合面30は、内端部面28に対してしっかり
と突き当たる。同様に、フック部材16’、32および32’の各係合面30’
、46および46’は、それぞれ、同様に係合面30とほぼ同じ角度βだけ傾斜
し、ループ部材22’、38および38’の各内端部面28’、44および44
’は、それぞれ、同様に内端部面28の係合面とほぼ同じ角度βだけ傾斜する。
好適なある実施形態の場合には、角度θは、角度βと等しく、好適なある実施形
態の場合には、角度θも角度βもそれぞれ約15度である。約15度の好適で最
適な角度θを入手するために考慮した要因の中のいくつかをあげると、ループ部
材22に挿入の際に、フック部材16に加える挿入力Fi、固定装置11を作る
材料の強度、および低いプロファイル、すなわち、その内部において、管状焦点
マウント(図示せず)内でレンズ・セル10を動作し、望遠鏡のように装着する
タイト空間がある。角度θが小さければ小さいほど、ループ部材22内にフック
部材16はよりしっかりと保持される。
30が、フック部材16の剛固な部分18に対して直角な面に対して角度βだけ
傾斜する。さらに、タブ部材24の内端部面28は、タブ部材24の内面23に
対して直角な面に対して同じ角度βだけ傾斜する。それ故、フック部材16がル
ープ部材22内に挿入されると、係合面30は、内端部面28に対してしっかり
と突き当たる。同様に、フック部材16’、32および32’の各係合面30’
、46および46’は、それぞれ、同様に係合面30とほぼ同じ角度βだけ傾斜
し、ループ部材22’、38および38’の各内端部面28’、44および44
’は、それぞれ、同様に内端部面28の係合面とほぼ同じ角度βだけ傾斜する。
好適なある実施形態の場合には、角度θは、角度βと等しく、好適なある実施形
態の場合には、角度θも角度βもそれぞれ約15度である。約15度の好適で最
適な角度θを入手するために考慮した要因の中のいくつかをあげると、ループ部
材22に挿入の際に、フック部材16に加える挿入力Fi、固定装置11を作る
材料の強度、および低いプロファイル、すなわち、その内部において、管状焦点
マウント(図示せず)内でレンズ・セル10を動作し、望遠鏡のように装着する
タイト空間がある。角度θが小さければ小さいほど、ループ部材22内にフック
部材16はよりしっかりと保持される。
【0017】 さらに、図8に部分的に示すように、第1のレンズ・セルの半体12を第2の
レンズ・セルの半体14に接合した場合、および各フック部材16、16’、3
2および32’を、それぞれ、各ループ部材22、22’、38および38’内
に挿入した場合、各フック部材16、16’32および32’に対して力Fiが
加わり、一方、レンズ・セル10内に装着されている光学的レンズ・ユニットは
、挿入力Fiと等しいが、挿入力Fiとは方向が反対の挿入力Fcを加え、上記力
Fcはレンズ・セル10に外側に加わる。さらに、フック部材16をループ部材
22に挿入中、横方向の湾曲力Fdがフック部材16に加わり、フック部材が、
タブ部材24の内面上を移動する際に、フック部材16を湾曲させる。さらに、
時計方向の曲げモーメントMoにより、フック部材16の柔軟な部分20が、点
Pを通過した時点で、タブ部材24の内端部面28に対して楔のように食い込む
。曲げモーメントMoは、湾曲力Fdの方向に、大きさの同じ保持力Frを発生し
、ループ部材22内に完全に挿入された場合だけ、フック部材16上に作用する
。保持力Frは、ループ部材22内にフック部材16を保持する。さらに、湾曲
力Fdは、フック部材16の角度θの大きさ、すなわち、剛固な部分18と柔軟
な部分20との間の角度に正比例する。各ループ部材22、22’、38および
38’との係合を維持するために、フック部材16上に加わる保持力Frは、レ
ンズ・セル10の中心軸29に対して接線方向または斜めでなく、式Fr=Fic
os(90−θ)で計算できる。ここで、Fiは上記の挿入力である。フック部
材16’32および32’は、フック部材16と類似の力を受ける。
レンズ・セルの半体14に接合した場合、および各フック部材16、16’、3
2および32’を、それぞれ、各ループ部材22、22’、38および38’内
に挿入した場合、各フック部材16、16’32および32’に対して力Fiが
加わり、一方、レンズ・セル10内に装着されている光学的レンズ・ユニットは
、挿入力Fiと等しいが、挿入力Fiとは方向が反対の挿入力Fcを加え、上記力
Fcはレンズ・セル10に外側に加わる。さらに、フック部材16をループ部材
22に挿入中、横方向の湾曲力Fdがフック部材16に加わり、フック部材が、
タブ部材24の内面上を移動する際に、フック部材16を湾曲させる。さらに、
時計方向の曲げモーメントMoにより、フック部材16の柔軟な部分20が、点
Pを通過した時点で、タブ部材24の内端部面28に対して楔のように食い込む
。曲げモーメントMoは、湾曲力Fdの方向に、大きさの同じ保持力Frを発生し
、ループ部材22内に完全に挿入された場合だけ、フック部材16上に作用する
。保持力Frは、ループ部材22内にフック部材16を保持する。さらに、湾曲
力Fdは、フック部材16の角度θの大きさ、すなわち、剛固な部分18と柔軟
な部分20との間の角度に正比例する。各ループ部材22、22’、38および
38’との係合を維持するために、フック部材16上に加わる保持力Frは、レ
ンズ・セル10の中心軸29に対して接線方向または斜めでなく、式Fr=Fic
os(90−θ)で計算できる。ここで、Fiは上記の挿入力である。フック部
材16’32および32’は、フック部材16と類似の力を受ける。
【0018】 レンズ・セル10の、第1のレンズ・セルの半体12、および第2のレンズ・
セルの半体14が共に固定されると、レンズ・セル10を分離させる唯一の方法
は、頭の平らなねじ回しのような分離工具を使用する方法である。上記工具は、
ループ部材22、22’、38および38’の中の任意の1つに挿入される。よ
り詳細に説明すると、頭の平らなねじ回しは、挿入端部27に対向しているルー
プ部材22内に挿入される。2つのセルの半体12および14を分離するには、
平らな頭をフック部材とループ部材の間に挿入しなければならない。例えば、図
6について説明すると、ループ部材22からフック部材16を分離するには、ね
じ回しを、フック部材16の柔軟な部分20とループ部材22の内壁部との間の
領域25内に挿入し、ループ部材22の内端部面28からフック部材16の柔軟
な部分20の係合面30を分離するために、フック部材16に対して矢印Dの方
向に力を加える一方で、同時に2つのセルの半体12および14を分離するよう
に引っ張らなければならない。従って、本発明の固定装置11の設計の柔軟性の
お陰で、レンズ・セル10内に内蔵されている光学的レンズを再使用することが
できる。また、挿入中、フック部材16の柔軟な部分20は湾曲して、その結果
、角度θは15度以下になる。しかし、フック部材16がタブ部材24の内面2
3を通り過ぎると、フック部材16はばねの力で約15度に戻る。
セルの半体14が共に固定されると、レンズ・セル10を分離させる唯一の方法
は、頭の平らなねじ回しのような分離工具を使用する方法である。上記工具は、
ループ部材22、22’、38および38’の中の任意の1つに挿入される。よ
り詳細に説明すると、頭の平らなねじ回しは、挿入端部27に対向しているルー
プ部材22内に挿入される。2つのセルの半体12および14を分離するには、
平らな頭をフック部材とループ部材の間に挿入しなければならない。例えば、図
6について説明すると、ループ部材22からフック部材16を分離するには、ね
じ回しを、フック部材16の柔軟な部分20とループ部材22の内壁部との間の
領域25内に挿入し、ループ部材22の内端部面28からフック部材16の柔軟
な部分20の係合面30を分離するために、フック部材16に対して矢印Dの方
向に力を加える一方で、同時に2つのセルの半体12および14を分離するよう
に引っ張らなければならない。従って、本発明の固定装置11の設計の柔軟性の
お陰で、レンズ・セル10内に内蔵されている光学的レンズを再使用することが
できる。また、挿入中、フック部材16の柔軟な部分20は湾曲して、その結果
、角度θは15度以下になる。しかし、フック部材16がタブ部材24の内面2
3を通り過ぎると、フック部材16はばねの力で約15度に戻る。
【0019】 好適なある実施形態の場合には、各固定装置11を含むレンズ・セル10は、
完全にプラスチックで作られる。好適なある実施形態の場合には、レンズ・セル
10は、4つの固定装置11を有するているが、レンズ・セル10は、それぞれ
が、レンズ・セル10上で、相互に約180度隔置された2つの固定装置11を
有することもできる。さらに、各フック部材16、16’32および32’の、
倒置の柔軟な部分20、36、20’および36’は、剛固な部分18、34、
18’および34’から角度θで傾斜している。この場合、角度θは約15度で
ある。当業者であれば、この角度θを他の角度にできることをすぐに理解するこ
とができるだろう。同様に、フック部材16、32、16’および32’の係合
面30、46、30’および46’の角度θの傾斜、および内端部面24、44
、24’および44’の角度βの傾斜も約15度から変えることができる。
完全にプラスチックで作られる。好適なある実施形態の場合には、レンズ・セル
10は、4つの固定装置11を有するているが、レンズ・セル10は、それぞれ
が、レンズ・セル10上で、相互に約180度隔置された2つの固定装置11を
有することもできる。さらに、各フック部材16、16’32および32’の、
倒置の柔軟な部分20、36、20’および36’は、剛固な部分18、34、
18’および34’から角度θで傾斜している。この場合、角度θは約15度で
ある。当業者であれば、この角度θを他の角度にできることをすぐに理解するこ
とができるだろう。同様に、フック部材16、32、16’および32’の係合
面30、46、30’および46’の角度θの傾斜、および内端部面24、44
、24’および44’の角度βの傾斜も約15度から変えることができる。
【0020】 さらに他の実施形態の場合には、本発明は、各セルの半体12および14の端
部にクリップを取り付けるステップを含む、2つの係合セルの半体12および1
4を共に固定するための方法を供給する。この場合、クリップ11は、係合した
場合、力が、係合しているセルの各半体12および14の方向に内側に向かって
、セルの半体12および14の中心軸29に対して斜めな線に沿って、雄部材1
6および雌部材22に加わるように、相互に係合する雄部材16および雌部材2
2からなる。
部にクリップを取り付けるステップを含む、2つの係合セルの半体12および1
4を共に固定するための方法を供給する。この場合、クリップ11は、係合した
場合、力が、係合しているセルの各半体12および14の方向に内側に向かって
、セルの半体12および14の中心軸29に対して斜めな線に沿って、雄部材1
6および雌部材22に加わるように、相互に係合する雄部材16および雌部材2
2からなる。
【0021】 前の一般的な説明もその後の詳細な説明も、例示としてのまた説明のためのも
のであって、特許請求の範囲に記載する本発明の他の説明のためのものであるこ
とを理解されたい。
のであって、特許請求の範囲に記載する本発明の他の説明のためのものであるこ
とを理解されたい。
【図1】 従来技術の固定装置を示すレンズ・セルの側断面図である。
【図1A】 図1の固定装置の部分側断面図である。
【図2】 本発明の固定装置のある実施形態を示すレンズ・セルの斜視図である。
【図3】 図1のレンズ・セルを構成している2つの同じ構造のレンズ・セルの斜視図で
ある。
ある。
【図4】 本発明の固定装置の構成部品の部分斜視図である。
【図5】 本発明の固定装置の構成部品の部分斜視図である。
【図6】 本発明のある実施形態を示す部分側断面図である。
【図7】 図5の実施形態の部分側断面図である。
【図8】 本発明の固定装置の構成部品の部分側断面図である。
【図9】 本発明の固定装置の構成部品の係合を示す部分側断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月2日(2001.5.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H044 AJ02 3J001 FA05 FA06 GA06 HA04 JC03 JC06 JC13 KA11 KA19 KB07 KB10 3J037 AA02 BA02 BB02 BB04 DA01 DA05 DA13 DB02 DC04
Claims (29)
- 【請求項1】 映写テレビジョン・レンズ組立体で使用するためのレンズ・
セル半体であって、 前記レンズ・セル半体の第1の縁部からから突出した一組のフック部材を備え
、前記フック部材が、前記第1の縁部で相互にある隔置され、前記各フック部材
が、さらに、前記レンズ・セル半体と一体化され且つ前記レンズ・セル半体に対
して接線方向を向いている剛固な部分を備え、前記フック部材の前記剛固な部分
の端部が、前記剛固な部分に平行な面に対して角度θの方向を向いている倒置の
柔軟な部分に一体に接続され、また一組の係合フック部材を収容することができ
る一組のループ部材を備え、前記各ループ部材は、前記レンズ・セル半体14と
一体化され、そこから突出し、前記各ループ部材は、前記レンズ・セル半体14
に近接し、前記ループ部材が、前記レンズ・セル半体で相互に隔置され、前記各
ループ部材が、前記各ループ部材の内面と一体化され、そこから延在し、前記内
面が、前記レンズ・セル半体から遠い側に位置し、前記タブ部材が、前記ループ
部材から突出した外端部と、前記ループ部材内に位置する対向内端部面を有し、
前記各フック部材の前記倒置の柔軟な部分が、前記剛固な部分に対してほぼ直角
な面に対して角度βで傾斜している係合面内まで延在し、前記ループ部材内に位
置する前記各タブ部材の前記内端部面が、前記タブ部材に対してほぼ直角な面に
対してほぼ同じ角度βだけ傾斜しているレンズ・セル半体。 - 【請求項2】 請求項1記載のレンズ・セル半体において、前記角度θが、
前記角度βと等しいレンズ・セル半体。 - 【請求項3】 請求項1記載のレンズ・セル半体において、前記外端部およ
び前記内端部面との間の前記タブ部材の内面が、前記レンズ・セルの中心軸に対
して直角な面に対してほぼ同じ角度θだけ傾斜しているレンズ・セル半体。 - 【請求項4】 プラスチック固定クリップであって、射出成形した単体の雄
部材および射出成形した単体の雌部材を含み、前記雌部材は、前記第1の壁部と
、前記第1の壁部から外側に延在する2つの間に隔置されたほぼ平行な壁部を含
み、前記平行な壁部の近い方の端部は、前記第1の壁部に一体に接続され、第4
の壁部が、前記平行の壁部の遠い方の端部から延在し、これらの端部と一体に接
続され、前記第4の壁部と、前記第1壁部および挿入端部との間に空間を形成し
、この空間内に雄部材を挿入することができ、前記第4の壁部の内面が、前記挿
入端部で、前記空間の中央を延在する面に対して角度θ内側に傾斜し、前記第1
および前記第4の壁部から等間隔の位置に位置し、前記内面が、前記内面が前記
第4の壁部から外側に向かって延在し、この壁部と一体になっている第2の面と
交差する点Pまで延在し、前記第2の面が、前記第4の壁部の内部まで延在し、
前記点Pが、前記第1の壁部の内部上で点S1から距離X1だけ離れ、各点Pお
よびS1が、前記第1および第4の各壁部に対してほぼ直角な面内に位置し、 前記雄部材が、第1の壁部と、前記第1の壁部と一体に形成され、そこからほ
ぼ直角に延在する第2の壁部と、前記第2の壁部に一体に接続され、前記第1の
壁部と第3の壁部との間に空間を形成するように、そこから延在する第3の壁部
20とを含み、前記第3の壁部の内面および外面が、前記第1の壁部の内面に対
して角度θを形成して、前記第3の壁部が、前記第1の壁部の内面に対して直角
な面に対してほぼ角度θで傾斜しているその面30のところまで延在し、前記傾
斜面と前記第3の壁部の外面との交点が、点Yを形成し、前記点Yが、前記第1
の壁部の外面の点S2から距離X2だけ離れ、前記各点YおよびS2が、それぞ
れ、前記雄部材の前記第1および第3の各壁部に対して直角な同じ面内に位置し
、前記距離X2が前記距離X1より長く、前記第1の壁部の外面が、前記雄部材
の前記第1の壁部の終点と係合するために、その内部内に形成された段を有する
プラスチック固定クリップ。 - 【請求項5】 請求項4記載のプラスチック固定クリップにおいて、前記角
度θが、前記角度βと等しいプラスチック固定クリップ。 - 【請求項6】 映写テレビジョン・レンズ組立体で使用するレンズ・セルの
第1のレンズ・セル半体および対応する第2のレンズ・セル半体を共に固定する
ための固定装置であって、該固定装置が、 前記第1のレンズ・セル半体の第1の縁部から突出している第1のフック部材
を備え、前記第1のフック部材が、前記第1のレンズ・セル半体と一体化され、
接線方向を向いている剛固な部分を有し、前記第1のフック部材の前記剛固な部
分の端部が、前記剛固な部分に平行な面に対して角度θの方向を向いている倒立
した柔軟な部分に一体に接続され、 また、係合フック部材を収容することができる第1のループ部材を備え、前記
第1のループ部材が、前記第2のレンズ・セル半体と一体化され且つそこから突
出し、前記第1のループ部材が、前記第2のレンズ・セル半体の第2の縁部に近
接し、前記第1のループ部材が、前記第1のループ部材の内面と一体化され、そ
こから延在する第1のタブ部材を有し、前記第1のループ部材の前記内面が、前
記第2のレンズ・セル半体から遠い側に位置し、前記第1のタブ部材が、前記第
1のループ部材から突出した外端部と、前記第1のループ部材内に位置する対向
内端部面とを有し、前記第1のタブ部材の外端部が、前記第1のループ部材の挿
入端部に位置し、 さらに、前記第2のレンズ・セル半体の第1の縁部から突出している第2のフ
ック部材を備え、前記第2のフック部材が、前記第2のレンズ・セル半体と一体
化され、接線方向を向いている剛固な部分を有し、前記第2のフック部材の前記
剛固な部分の端部が、前記剛固な部分に平行な面に対してほぼ同じ角度θの方向
を向いている倒立した柔軟な部分に一体に接続され、 また、係合フック部材を収容することができる第2のループ部材を備え、前記
第2のループ部材が、前記第1のレンズ・セル半体と一体化され、そこから突出
し、前記第2のループ部材が、前記第1のレンズ・セル半体の第2の縁部に近接
し、前記第2のループ部材が、前記第2のループ部材の内面と一体化され、そこ
から延在する第2のタブ部材を有し、前記第2のループ部材の前記内面が、前記
第1のレンズ・セル半体から遠い側に位置し、前記第2のタブ部材が、前記第2
のループ部材から突出した外端部と、前記第2のループ部材内に位置する対向内
端部面とを有し、前記第2のタブ部材の前記外端部が、前記第2のループ部材の
挿入端部に位置し、 前記第1のフック部材が、前記第1のループ部材の前記挿入端部で、前記第1
のループ部材内に挿入され、前記第2のフック部材が、前記第2のループ部材の
前記挿入端部で、前記第2のループ部材内に挿入され、前記各第1のフック部材
および前記第2のフック部材の倒立した柔軟な部分の係合面が、それぞれ、前記
第1のループ部材および第2のループ部材の前記各第1のタブ部材および前記第
2のタブ部材の前記内端部面にしっかりと突き当たる固定装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の固定装置であって、 前記第1のレンズ・セル半体の第1の縁部から突出している第3のフック部材
を備え、前記第3のフック部材が、前記第1のレンズ・セル半体と一体化され、
接線方向を向いている剛固な部分を有し、前記第3のフック部材の前記剛固な部
分の端部が、前記剛固な部分に平行な面に対してほぼ同じ角度θの方向を向いて
いる倒立した柔軟な部分に一体に接続され、 また、係合フック部材を収容することができる第3のループ部材を備え、前記
第3のループ部材が、前記第2のレンズ・セル半体の前記第2の縁部と一体化さ
れ、そこから突出し、前記第3のループ部材が、前記第3のループ部材の内面と
一体化され、そこから延在する第3のタブ部材を有し、前記第3のループ部材の
前記内面が、前記第2のレンズ・セル半体から遠い側に位置し、前記第3のタブ
部材が、前記第3のループ部材から突出した外端部と、前記第3のループ部材内
に位置する対向内端部面とを有し、前記第3のタブ部材の前記外端部が、前記第
3のループ部材の挿入端部に位置し、 さらに、前記第2のレンズ・セル半体の第1の縁部から突出している第4のフ
ック部材を備え、前記第4のフック部材が、前記第2のレンズ・セル半体と一体
化され、接線方向を向いている剛固な部分を有し、前記第4のフック部材の前記
剛固な部分の端部が、前記剛固な部分に平行な面に対してほぼ同じ角度θの方向
を向いている倒立した柔軟な部分に一体に接続され、 また、係合フック部材を収容することができる第4のループ部材を備え、前記
第4のループ部材が、前記第1のレンズ・セル半体と一体化され、そこから突出
し、前記第4のループ部材が、前記第4のループ部材の内面と一体化され、そこ
から延在する第4のタブ部材を有し、前記第4のループ部材の前記内面が、前記
第1のレンズ・セル半体から遠い側に位置し、前記第4のタブ部材が、前記第4
のループ部材から突出した外端部と、前記第4のループ部材内に位置する対向内
端部面とを有し、前記第4のタブ部材の前記外端部が、前記第4のループ部材の
挿入端部に位置し、 前記第3のフック部材が、前記第3のループ部材の前記挿入端部で、前記第3
のループ部材内に挿入され、前記第4のフック部材が、前記第4のループ部材の
前記挿入端部で、前記第4のループ部材内に挿入され、前記各第3のフック部材
および前記第4のフック部材の前記倒立した柔軟な部分の係合面が、それぞれ、
前記第3のループ部材および第4のループ部材の、前記各第3のタブ部材および
前記第4のタブ部材の前記内端部面にしっかりと突き当たる固定装置。 - 【請求項8】 請求項6記載の固定装置において、前記第1のレンズ・セル
半体の前記第1の縁部が、前記第2のレンズ・セル半体の前記第2の縁部に突き
当たり、前記第1のレンズ・セル半体の前記第2の縁部が、前記第2のレンズ・
セル半体の前記第1の縁部に突き当たる固定装置。 - 【請求項9】 請求項7記載の固定装置において、前記第1のフック部材が
、前記第1のレンズ・セル半体上で、前記第2のループ部材から約180度離れ
て位置し、前記第3のフック部材が、前記第1のレンズ・セル半体上で、前記第
4のループ部材から約180度隔置された固定装置。 - 【請求項10】 請求項7記載の固定装置において、前記第2のフック部材
が、前記第2のレンズ・セル半体上で、前記第1のループ部材から約180度離
れて位置し、前記第4のフック部材が、前記第2のレンズ・セル半体上で、前記
第3のループ部材から約180度隔置された固定装置。 - 【請求項11】 請求項7記載の固定装置において、前記各フック部材の前
記倒立した柔軟な部分の前記係合面が、前記フック部材の前記剛固な部分に対し
て直角な面に対して角度βだけ傾斜し、前記ループ部材内に位置する前記各タブ
部材の前記内端部面が、前記タブ部材の前記内面に直角な面に対して前記とほぼ
同じ角度βだけ傾斜している固定装置。 - 【請求項12】 請求項7記載の固定装置において、前記内端部面から前記
内端部面への前記タブ各部材の内面が、前記レンズ・セルの前記中心軸に対して
直角な面に対して前記と同じ角度θだけ傾斜している固定装置。 - 【請求項13】 請求項7記載の固定装置において、前記角度θが前記角度
βに等しい固定装置。 - 【請求項14】 請求項7記載の固定装置において、前記角度θが約15度
である固定装置。 - 【請求項15】 請求項7記載の固定装置において、前記レンズ・セルがプ
ラスチックでできている固定装置。 - 【請求項16】 請求項13記載の固定装置において、前記角度θが約15
度である固定装置。 - 【請求項17】 請求項16記載の固定装置において、前記各ループ部材内
に、それぞれ、前記各フック部材を挿入中に、前記ループ部材内から前記フック
各部材を湾曲するために、湾曲力Fdが、前記フック部材の前記柔軟な部分に加
わり、前記湾曲力Fdが前記角度θに正比例する固定装置。 - 【請求項18】 請求項16記載の固定装置において、前記各ループ部材内
で、前記各フック部材がそれぞれ係合した場合に、それぞれ、前記各ループ部材
内で前記各フック部材の係合を保持するために、前記各フック部材に対して保持
力Frが加わる固定装置。 - 【請求項19】 請求項18記載の固定装置において、前記湾曲力Fdが、
前記保持力Frと大きさが同じであり、方向が反対である固定装置。 - 【請求項20】 請求項19記載の固定装置において、前記保持力Frが、
式Fr=Ficos(90−θ)で表され、Fiが、挿入中に、前記フック各部材
に加わる挿入力である固定装置。 - 【請求項21】 映写テレビジョン・レンズ組立体で使用するためのレンズ
・セルであって、前記レンズ・セルが一組の係合レンズ・セル半体からなり、前
記一組の係合レンズ・セル半体の一方が、複数の固定部材により前記一組の係合
レンズ・セルの他方に固定され、前記各固定部材が、さらに、 フック部材と、 係合フック部材を収容することができる対応するループ部材とを備え、前記フ
ック部材が前記一組の係合レンズ・セル半体の一方の第1の縁部に取り付けられ
、前記対応するループ部材が前記一組の係合レンズ・セル半体の他方の第2の縁
部に取り付けられ、前記各フック部材が、さらに、前記一組の係合レンズ・セル
半体から延在し、接線方向を向いている一体となっている剛固な部分を備え、前
記剛固な部分の端部が、前記剛固な部分に平行な面に対して角度θの方向を向い
ている倒立した柔軟な部分に一体に接続され、前記各ループ部材が、さらに、前
記ループ部材の内面から延在する一体となっているタブ部材を備え、前記内面が
、前記一組の係合レンズ・セル半体から遠い側に位置し、前記各タブ部材が、前
記各ループ部材から突出した外端部と、前記各ループ部材内に位置する対向内端
部面を有し、前記各タブ部材の前記外端部が、前記ループ部材の挿入端部のとこ
ろに位置し、 前記各フック部材が、前記挿入端部で、前記各ループ部材内に挿入され、前記
各フック部材の前記倒立した柔軟な部分が、それぞれ、前記ループ部材の前記タ
ブ各部材の前記内端部面にしっかりと突き当たるレンズ・セル。 - 【請求項22】 請求項21記載レンズ・セルにおいて、前記一組の係合レ
ンズ・セル半体の中の一方が、4つの固定部材により前記一組の係合レンズ・セ
ル半体の他方にしっかりと接合され、前記4つの固定部材の中の2つが相互に約
180度離れて位置し、前記4つの固定部材の中の他の2つが相互に約180度
離れて位置し、前記第1の2つの固定部材が、前記レンズ・セル上において、他
の2つの固定部材からある距離隔置されたレンズ・セル。 - 【請求項23】 請求項21記載のレンズ・セルにおいて、前記レンズ・セ
ルがプラスチックでできているレンズ・セル。 - 【請求項24】 請求項21記載のレンズ・セルにおいて、前記各フック部
材の前記倒立した柔軟な部分の前記係合面が、前記各フック部材の前記剛固な部
分に対して直角な面に対して角度βだけ傾斜し、前記各タブ部材の前記内端部面
が、前記各フック部材の前記剛固な部分に直角な面に対して前記とほぼ同じ角度
βだけ傾斜しているレンズ・セル。 - 【請求項25】 請求項21記載のレンズ・セルにおいて、前記角度θが前
記角度βに等しいレンズ・セル。 - 【請求項26】 請求項21記載のレンズ・セルにおいて、前記角度θが約
15度であるレンズ・セル。 - 【請求項27】 請求項24記載のレンズ・セルにおいて、前記角度βが約
15度であるレンズ・セル。 - 【請求項28】 請求項24記載のレンズ・セルにおいて、前記各ループ部
材内で、前記各フック部材が係合した場合に、前記各ループ部材内で、前記各フ
ック部材の係合を保持するために、式Fr=Ficos(90−θ)で表される保
持力Frが加わり、Fiが、挿入中に、前記フック各部材に加わる挿入力であるレ
ンズ・セル。 - 【請求項29】 レンズ・セルの2つの係合レンズ・セル半体を共に固定す
るためのシステムであって、前記システムが、前記レンズ・セル半体の間の接合
部に、少なくとも2つの間に隔置されたクリップを備え、前記クリップが、相互
に係合する雄部材と雌部材から構成され、そのため、係合した場合、前記係合し
たレンズ・セル半体の方向に向かって内側に、また前記レンズ・セルの中心軸に
対して斜めな線に沿って保持力が加わるシステム。
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