JPH0290134A - 電子ビューファインダにおける接眼レンズの取付構造 - Google Patents

電子ビューファインダにおける接眼レンズの取付構造

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JPH0290134A
JPH0290134A JP63240959A JP24095988A JPH0290134A JP H0290134 A JPH0290134 A JP H0290134A JP 63240959 A JP63240959 A JP 63240959A JP 24095988 A JP24095988 A JP 24095988A JP H0290134 A JPH0290134 A JP H0290134A
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JP
Japan
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groove
eyepiece
engaging
elastic
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP63240959A
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English (en)
Inventor
Takehiko Kaneko
武彦 金子
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Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビカメラなどの電子ビューファインダ(
以下EVFと称することがある)における接眼レンズの
取付構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、テレビカメラのEVFには撮像を観察するため
に陰極線管の撮像面に対向して接眼レンズが配置される
。この接眼レンズは!線管を収納したファインダケーシ
ングに対して接眼レンズを収納したレンズケーシングを
接合することにより所定の位1に配置される。
そして、前記両ケーシングを接合する構造は、通常、回
転式に構成されている。すなわち、第4図において、接
眼レンズ(図示せず)を収納するレンズケーシングlO
と陰極線管(図示せず)を収納するファインダケーシン
グ12とにはそれぞれ外挿スリーブ111と内挿スリー
ブ16とが設けられており、これら両スリーブ14.1
6を互いに挿通回動することにより、外挿スリーブ14
の内面に設けられた一対の係合ピン18.18が内挿ス
リーブ16の外面に設けられた対応する一対のほめ合溝
20,20に係合され、これにより両ケーシング10,
12が接合される。なおこの場合、はめ合/1120は
、第5図の拡大展開図に詳しく示すように、軸方向の案
内溝22と周方向の係合溝24とおよびはめ合溝の中央
部を周方向に延在する貫通溝26とから構成され、係合
ピン18がf果合突起28を通過する際には、第5図(
b)ならびに第6図に示すように貫通溝26が弾性的に
拡開されて係合突起28を含む部分が実質的に貫通溝2
6の右側壁面Aを基準として図において左方へ弾性変形
される。また、係合ピン18が係合突起28を通過した
際には、この係合ピン18は係合溝24の下端湾曲部と
前記係合突起28の係合面との間に係合されるので、所
定の位置に安定して位置決めされる。
このように、前記方式の接合構造によれば、接眼レンズ
の陰極線管に対する配設を的確に且つ安定して行なうこ
とができると共に、接眼レンズの脱着を簡単容易に行な
うことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述した従来の接合構造には、次に述べ
るような難点があった。
すなわち、係合ピン18が係合突起28を通過する際に
は、前述したように貫通溝26は弾性的に拡開されるが
(第5図(b)、第6図)、このため貫通溝26の特に
図において左側上、下隅角部26a、26b (第5図
(b))には応力が集中的に発生される。従って、両ケ
ーシング14,16の脱着が繰返されると、はめ合溝2
0に疲労破壊が招来される。また、前述のようなtpi
造は本来剛性ならびに機械的強度の面で難点を有してい
た。このような削性あるいは機械的強度の不足は、両ゲ
ージング14.16の接合状態を不確実且つ不安定にし
EVFの機能を低下阻害するものであり、また、疲労破
壊の障害については改めて説明を要しないものである。
そこで、本発明の目的は、接眼レンズを繰返し脱着して
も、接眼レンズのEVFに対する取付精度が低下される
ことなく安定に保持される、剛性ならびに機械的強度に
優れたEVFにおける接眼レンズの取付構造を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
先の目的を達成するために2本発明に係る電子ビューフ
ァインダにおける接眼レンズの取付構造は、ファインダ
ケーシングに設けた接合スリーブとレンズケーシングに
設けた接合スリーブとを互いに挿通回動し、外挿側スリ
ーブに設けた係合ピンを内挿側スリーブに設けたはめ合
溝に係合させる電子ビューファインダにおける接眼レン
ズの取付構造において、前記はめ合溝は軸方向の案内溝
とこの案内溝に連続する周方向の停止突起付係合溝とか
らなり、且つ前記はめ合溝には前記周方向係合溝に近接
してこの係合溝を弾性的に拡開変形する周方向弾性溝を
付設してなることを特徴とする。
この場合、弾性溝は有底溝もしくは貫通溝に構成するこ
とができるが、有底溝に構成する場合には弾性変形性を
充分に設定するため底面の肉厚は薄肉に形成する。また
、係合溝内における係合突起は好適には弾性溝側の壁面
に形成する。
〔作用〕
両ゲージングの脱着に際してのはめ合溝における係合溝
の拡開は、この係合溝に近接して設けられる弾性清めば
ね的な弾性変位を介して行なわれるので、はめ合溝は従
来のように分離されることなく一体的に構成される。
従って、はめ合溝はその剛性ならびに機械的強度を向上
させると同時に、疲労破壊を招来されることがない。
〔実施例〕
次に、本発明に係る電子ビューファインダにおける接眼
レンズの取付構造の実施例につき添付図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。なお、説明の便宜上、第4図に
示す従来の構造と同一構成部分については同一参照符号
を付し、その詳細な説明を省略する。
先ず、本発明に係る取付構造は、全体的構成においては
第4図に示す従来の取付構造と同一である。すなわち第
1図において、接眼レンズ(図示せず)を収納するレン
ズゲージング10と陰極線管(図示せず)を収納するフ
ァインダケーシング】2とにはそれぞれ外挿スリーブ1
4と内挿スリーブ16とが設けられており、これら両ス
リーブ14.16を互いに挿通回動することにより、外
挿スリーブ14の内面に設けられた一対の係合ピン18
.18が内挿スリーブ16の外面に設けられた対応する
一対のはめ合溝30,30に係合され、両ケーシング1
0,12が接合される。そしてこれにより、接眼レンズ
は陰極線管の撮1象面に対する所定の位置に配置される
なお、レンズゲージング10fllに内挿スリーブを設
はファインダケーシング12側に外挿スリーブを設ける
よう構成することらできる。
しかるに、本発明に係る取付構造においては、はめ合溝
30は、第2図の拡大展開図に詳しく示すように、内挿
スリーブ16の外面において軸方向に延在する案内溝3
2とこの案内溝32に連続し周方向に延在する係合溝3
4とからなり、且つはめ合溝30の外側には弾性溝36
が係合溝36に近接して周方向に延在設定される。係合
溝34には弾性溝36側の壁面に係合突起38が設けら
れる。
なお、弾性溝36はその底面40(第3図参照)を薄肉
に構成されるが、第3図には前記底面40がばね的に収
縮変形された状態が示されている。また、弾性溝36は
、底面40を省略して貫通溝に構成しても良い。
次にこのような構成になる本発明の取付構造における両
ケーシング14,16の脱着操作について説明する。先
ず装着に際しては、レンズケーシング10の外挿スリー
ブ14をファインダケーシング12の内挿スリーブ16
に対して、係合ピン18がはめ合溝30の案内溝32に
対応する位置で挿通する(第2図(a)1.次いで、外
挿スリーブ14を時計廻り方向へ回動する。すると係合
ピン18が係合突起38に当接してこれを押圧し、係合
溝34がその左側壁面Bを実質的に基準として図におい
て右方へ弾性変形され、これにより係合ピン18の係合
突起38に対する通過が許容される(第2図(b)、第
3図)、この場合、前記係合溝34の弾性変形は、弾性
溝36のばね的な弾性収縮変形(第3図参照)によって
許容される。そしてこのようにして係合ピン18が通過
されると、この係合ピン18は弾性的に変形復帰される
係合溝34内゛において係合突起38の係合部を介して
所定の位置に安定して位置決めされる(第2図(C))
 、なお、この場合、前記係合溝34の弾性的な変形復
帰は、弾性清36のばね的な弾性膨張変形に相応して行
なわれ、る6次に取外しは、外挿スリーブ14をファイ
ンダケーシング12に対して反時計廻り方向へ回動した
後軸方向外側へ引抜くことにより行なわれるが、この場
合における係合溝34の弾性変形ならびにこれに相応す
る弾性溝36の弾性変形は、前述の装着時におけるとほ
ぼ同様にして行なわれる。なお、弾性溝36を貫通溝に
構成した場合も、係合溝34ならびに弾性溝36の弾性
変形は、前述の実施例と実質的に同様に行なわれる。
このように、本発明の取付構造によれば、両ケーシング
の脱着操作時における係合溝の弾性変形が係合溝に隣接
して設けられた弾性溝のばね的な弾性変形を介して行な
われるので、はめ合溝には集中的な応力負荷が発生され
ることがなく、従って疲労破壊が招来されることがない
、また、はめ合溝は、従来のように分離されることなく
一体的に構成されるので、剛性ならびに機械的強度が向
上される。
従って、接眼レンズを繰返し脱着しても、接眼レンズの
EVFに対する取付精度が低下されることがない。
以上、本発明を好適な実施例について説明したが、本発
明はその精神を逸脱することなく多くの設計変更が可能
である。
〔効果〕
以上説明したように、本発明に係る電子ビューファイン
ダにおける接眼レンズの取付構造は、外挿側スリーブの
係合ピンが係合される内挿側スリーブのはめ合溝を、従
来のように分離することなく一体的に構成すると共に、
このはめ合溝に近接してこのほめ合溝を弾性的に拡開変
形する弾性溝を付設したので、はめ合溝に集中的な応力
負荷が発生されることがなく、疲労破壊が招来されるこ
とがない。
また、はめ合溝部分の剛性ならびに機械的強度が向上さ
れる。従って、接眼レンズの脱着操作を繰返しても、接
眼レンズの電子ビューファインダに対する取付精度が低
下されることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電子ビューファインダにおける接
眼レンズの取付llJ造の一実施例を示す斜視図、第2
図(a)、 (b)、 (c)はいずれら第1図に示す
ほめ合溝ならびに弾性溝を説明する拡大展開図であって
第2図(a)は係合ピンが挿通される前の状態を示し第
2図(b)は係合ピンが係合突起部を通過する際の状態
を示し第2図(C)は係合ピンがはめ合溝内に係合され
た状態を示し、第3図は第2図+b)の■−■線拡線断
大断面図4図は従来の電子ビューファインダにおける接
眼レンズの取付構造を示す斜視図、第5図(a)、 (
b)、 (C)はいずれも第4図に示すほめ合溝ならび
に貫通溝を説明する拡大展開図であって第5図(a)は
係合ピンが挿通される前の状態を示し第5図(b)は係
合ピンが係合突起部を通過する際の状態を示し第5図(
C)は係合ピンがほめ合溝内に係合された状態を示し、
第6図は第5図(b)のV−V線拡大断面図である。 10・・・レンズクーシング 12・・・ファインダケーシング 14・・・外挿スリーブ  16・・・内挿スリーブ1
8・・・係合ピン    30・・・はめ合溝32・・
・案内溝     34・・・係合溝36・・・弾性溝
     38・・・係合突起40・・・底面 FIG、2 (b) (cl Xミーン じ ===)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ファインダケーシングに設けた接合スリーブとレ
    ンズケーシングに設けた接合スリーブとを互いに挿通回
    動し、外挿側スリーブに設けた係合ピンを内挿側スリー
    ブに設けたはめ合溝に係合させる電子ビューファインダ
    における接眼レンズの取付構造において、前記はめ合溝
    は軸方向の案内溝とこの案内溝に連続する周方向の係止
    突起付係合溝とからなり、且つ前記はめ合溝には前記周
    方向係合溝に近接してこの係合溝を弾性的に拡開変形す
    る周方向弾性溝を付設してなることを特徴とする電子ビ
    ューファインダにおける接眼レンズの取付構造。
  2. (2)弾性溝は薄肉の底面を有する有底溝に構成してな
    る請求項1記載の電子ビューファインダにおける接眼レ
    ンズの取付構造。
  3. (3)弾性溝は貫通溝に構成してなる請求項1記載の電
    子ビューファインダにおける接眼レンズの取付構造。
  4. (4)係合溝内における係合突起は係合溝における弾性
    溝側の壁面に形成してなる請求項1記載の電子ビューフ
    ァインダにおける接眼レンズの取付構造。
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