JP2002543178A - メタニド電解質の精製方法 - Google Patents

メタニド電解質の精製方法

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JP2002543178A JP2000615378A JP2000615378A JP2002543178A JP 2002543178 A JP2002543178 A JP 2002543178A JP 2000615378 A JP2000615378 A JP 2000615378A JP 2000615378 A JP2000615378 A JP 2000615378A JP 2002543178 A JP2002543178 A JP 2002543178A
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ペーター サルトリ、
ニコライ イグナティエフ、
ペーター バルテエン、
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Merck Patent GmbH
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Abstract

(57)【要約】 本発明は式(I):M2 [R1 −SO2 (CF2n ]−SO2 −R],RはC(SO2F2 、N(SO2F )又はOを意味し、R1 はC(SO2F2 又はN(SO2F )を意味し、バッテリー中の電気化学セルに使用するのに充分な品質を有する有機メタニド電解質を製造する方法に関する。この方法は下記の各段階(i)上記式(I)のメタニドと濃硫酸との反応、及び生じた上記のメタニドの遊離の酸のフラクション精留、(ii)上記(i)において得られた、前記式(I)においてM=Hである生成物と5酸化燐との、その融点を超える温度における反応、及び引き続くフラクション精留、(iii)上記(ii)からの生成物の非プロトン有機溶媒の中での取出し、及びLi、Na、K、Rb、Cs、Mg、Ca、Sr又はBaの金属或いはその塩化物又は水素化物との、式(I)の対応する金属メタニドを与える反応、及び必要な場合過剰の薬剤の除去、この際M=Liである場合にはアルキルリチウムが使用可能である、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、種々の電気化学電池において使用するための、使用可能な品質で有
機メタニド電解質を製造する方法に関する。
【0002】 (背景技術) トリス(パーフルオロアルカンスルホニル)メタニドの群の化合物が初めて、
Turowsky 等により Inorg. Chem., 1988, 27 , 2135 − 2137 にトリス(トリフルオロメタンスルホニル)メタ
ンをあげて記述された。このC−H酸性の化合物は塩基類と反応して対応する塩
を与える。そのアニオンは平面的であり、そしてその負荷電は強い電子抜出し性
の置換基により非常に良好に非局在化(delocalize)されることがで
きる。
【0003】 そのリチウム塩、リチウムトリス(トリフルオロメタンスルホニル)メタニド
は、このものの高い導電性と、及び非プロトン溶媒の中への良好な溶解性とのた
めに種々の2次電池における導電性塩としての好適性について或る時期において
検討された。この塩の更に別な利点は、その高い電気化学的及び熱的な安定性で
ある。
【0004】 そのような化合物を製造するために2つの方法がある。Turowsky 等
によれば、トリス(トリフルオロメタンスルホニル)メタンはトリフルオロメタ
ンスルホニルフルオリドとのグリニヤ反応により作られる。
【0005】 Kosher 等により J. Org. Chem., 1973, 38 , 3358 − 3364 に記述され、また Benrabah 等によっ
て J. Org. Chem. Soc. Faraday Trans.,
1993, 89(2), 355 − 359 に記述された2段階法も同様
にトリス(トリフルオロメタンスルホニル)メタンを与える。
【0006】 両方法ともに、導電性塩として使用するためには精製することが必要な生成物
を与える。これに用いられる、その溶媒和塩と活性炭との反応及び再結晶に基づ
く精製方法は一般に99.5%よりも高くない純度を有する生成物を与え、これ
はなお、水及び他のイオンによる阻害性汚染を含んでいる。
【0007】 しかしながらこの品質の塩は各種有機電解質において使用するのには適してい
ない。
【0008】 したがって本発明の目的は、種々の有機メタニド電解質を、それにより高純度
の形で得ることができ、そしてその調製された生成物が電池の電解質において使
用するのに適しているような、費用のかからない、容易に実施できる方法を提供
することである。本発明の目的のために、「高純度」とは、99.5%よりも高
い純度を意味すると理解されるべきである。
【0009】 (発明の開示) 本発明のこの目的は、下記式 M2 [R1 −SO2 (CF2n )−SO2 −R] (I) において RおよびR1 は互いに独立であって、 R がC(SO2F2 、N(SO2F )又はOであり、 R1 がC(SO2F2 又はN(SO2F )であって、その際 RF は(Cx2x+1)であり、 M がH、Li、Na、K、Cs、Rb、Mg1/2 、Ca1/2 、Sr1/2 又は Ba1/2 であり、 n が1、2又は3であり、そして x が1、2、3又は4である、 電解質として適した高純度金属メタニドを精製によって製造する方法において、
下記の各段階 (i)上記式(I)のメタニドと濃硫酸との反応及び生じた上記のメタニトの遊 離の酸のフラクション精留、 (ii)上記(i)において得られた、前記式(I)においてMがHである生成 物と5酸化燐との、その融点を超える温度における反応、及び引き続くフラ
クション精留、 (iii)上記(ii)からの生成物の非プロトン性有機溶媒の中での取出し、 及びLi、Na、K、Rb、Cs、Mg、Ca、Sr又はBaの金属或いは その塩化物又は水素化物との、又はMがLiである場合にはアルキルリチウ ムとの、式(I)の対応する金属メテニドを与える反応、及び必要な場合過 剰の薬剤の除去 を含むことを特徴とする高純度メタニドの製造方法により達成される。
【0010】 本発明に従う方法は、99.5%よりも高い純度、好ましくは99.6ないし
99.9%の純度を有し、したがって種々の電池における電解質として使用する
のに適した物質を与える。
【0011】 (発明を実施するための最良の形態) 驚くべきことに、濃硫酸との反応がその出発物質を安定化させ、またそれゆえ
にこれを分解を伴うことなく蒸留できることが見出された。加えて、濃硫酸の当
量又は過剰量の添加によりその遊離の酸を直接その塩、すなわちM2 [R1 −S
2 (CF2n )−SO2 −R]から得て、精製することが可能になる。
【0012】 本発明に従い高度に吸湿性の硫酸を添加することによってすでに、良好な乾燥
効果が達成され、これは更に、その粗生成物の水分含有量に対応して3酸化硫黄
を添加することにより高めることができる。
【0013】 また、その純粋留分を5酸化燐の添加とともにフラクション精留することによ
り、5ないし30ppm、好ましくは10ないし20ppmの水分含有量を有す
る純粋生成物が得られることも見出された。この非常に効果的な乾燥はいかなる
所望の量についても経済的に実施することができる。
【0014】 その完成電解質において全体的に、又は配分的に用いられる溶媒を本発明に従
って使用することは特に有利である。これは錯塩であるその塩を分離することを
不要にする。
【0015】 方法段階(iii)での反応において、ガス状の水素、塩化水素又はアルカン
類が、容易に除去できる副生物として形成される。この反応において、従来の強
塩基を用いる方法で観測されるようななんらの分解現象もそのアニオンのところ
で起こらないことが認められた。
【0016】 本発明に従う蒸留によるその電解質の容積の減少は、その溶液の中に存在する
望ましい大過剰の酸素求核成分がそのリチウムの配位球から望ましくない求核成
分を排除すると言う重大な利点を有する。この効果は種々の不純物が蒸留により
除かれることを許容する。高度に濃縮された電解質が得られ、これは貯蔵及び輸
送の費用の低下を可能にする。
【0017】 この高度に濃縮された電解質の稀釈を、いかなる所望の溶媒によっても実施で
きることが見出されている。したがって、最適の溶媒混合物を使用すること、及
びいかなる所望の濃度の電解質をも簡単な態様で提供することが可能である。
【0018】 この精製は本質的に3つの方法段階よりなり、これに引き続いて好ましくは更
に2つの段階を伴うことができる。第1段階 : 90ないし99.5%の純度を有する式(I)のメタニドをバッチ式で濃硫酸
(96−98%の硫酸)の中に導入し、そしてこの混合物を10ないし40℃の
温度において攪拌する。この混合物を好ましくは、新しく蒸留した硫酸と20な
いし30℃の温度において、反応させる。この硫酸は当量で、又は過剰量で加え
られる。その等温カラムを含む精留装置は保護ガス雰囲気のもとに乾燥させる。
その蒸留ブリッジは加熱テープ又はそれに類似するものによって加熱できる必要
がある。これがその蒸留ブリッジをそれぞれの融点を超える一定の温度に保つ。
この装置においてフラクション精留を行なう。第2段階 : 段階1からの純粋留分を保護ガス雰囲気のもとに乾燥された状態の蒸留装置の
中で5酸化燐と混合する。この混合物を室温において、又はその酸の融点以下の
温度において15分間ないし5時間にわたり攪拌する。反応を好ましくは30な
いし90分間にわたり実施する。この混合物を次に減圧のもとにフラクション精
留する。
【0019】 この段階1からの純粋留分の5酸化燐添加フラクション精留は好ましくは10
ないし30ppmの水分含有量を有する純粋生成物を与える。第3段階 : 段階2からの生成物を乾燥不活性ガス雰囲気のもとに極性有機溶媒の中に溶解
させる。DMC、DEC、EC、PC、BC、VC、シクロペンタノン、スルホ
ラン、DMS、3−メチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、γ−ブチロラ
クトン、EMC、MPC、BMC、EPC、BEC、DPC、1,2−ジエトキ
シメタン、THF、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、酢
酸メチル、酢酸エチル及びそれらの混合物のような非プロトン溶媒が特に好まし
い。その溶液を水素化リチウム、金属リチウム(Li)、塩化リチウムとその場
でリチウム正電極を用いて、又はアルキルリチウムと混合する。ナトリウム、カ
リウム、ルビジウム、セシウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム又
はバリウムの化合物を調製するために、反応を金属のナトリウム(Na)、カリ
ウム(K)、ルビジウム(Rb)、セシウム(Cs)、マグネシウム(Mg)、
カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)又はバリウム(Ba)と、或いは
塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化ルビジウム、塩化セシウム、塩化マグネシ
ウム、塩化カルシウム、塩化ストロンチウム、塩化バリウム、水素化ナトリウム
、水素化カリウム、水素化ルビジウム、水素化セシウム、水素化マグネシウム、
水素化ストロンチウム又は水素化バリウムと行なわせることができる。その混合
物を10℃ないし200℃の温度において10分間ないし24時間にわたり攪拌
する。この反応は好ましくは20℃ないし100℃の温度において25分間ない
し5時間にわたり行なわせる。過剰のアルカリ金属試薬又はアルカリ土類金属試
薬は引き続いて濾過除去する。第4段階 : 段階3からの溶液の容積を必要の場合2/3ないし1/4に減少させる。その
溶媒は好ましくは1/3に減少させる。蒸留は大気圧のもとで、その対応する溶
媒の沸点において実施する。この蒸留は減圧のもとでも行なうことができる。沸
点は対応的に移動する。第5段階 : その高粘度の電解質はいかなる所望の溶媒又は溶媒混合物によってでも、いか
なる所望の範囲まででも稀釈することができる。好適な溶媒及び溶媒混合物は電
気化学電池媒質において用いられる全てのそれらである。したがってこの電解質
の組成はそれぞれの要求条件に従い適合化させることができる。
【0020】 簡単な試薬と装置とを用いて実施することのできるこの経済的な方法は、種々
の電池に使用するのに適した品質において良好な収率で生成物を与える。爆発性
或いは毒性の副生物はこの方法においては形成されない。
【0021】 それらメタニドは、種々の電気化学電池において用いられる他の導電性塩類と
1ないし99%の割合で組み合わせて使用することもできる。適当な導電性塩の
例はLiPF6 、LiPF4 、LiClO4 、LiAsF6 、LiCF3 SO3
、LiN(CF3 SO22 及びLiC(CF3 SO23 並びにそれらの混合
物よりなる群から選ばれるものである。それら電解質はまた、水分含有量を低下
させるために有機イソシアネート類(DE19944603)を含むこともでき
る。それら電解質はまた、添加剤として有機アルカリ金属塩(DE199109
68)を含むこともできる。好適なアルカリ金属塩は下記一般式 Li+- (OR1m(OR2 p のアルカリ金属硼酸塩であり、但しこの式においてm及びpは0、1、2、3又
は4であって、その際m+p=4であり、そしてR1 とR2 とは同一であるか又
は異なっていて、場合により互いに単結合又は2重結合を介して直接結合してい
るか、それぞれ個別に、又は一緒に、芳香族又は脂肪族のカルボン酸、ジカルボ
ン酸又はスルホン酸の残基であるか、或いはそれぞれ個別に、又は一緒に、置換
されていないか又はA又はHalによりモノ置換又はテトラ置換されていてもよ
い、フェニル、ナフチル、アントラセニル及びフェナントレニルよりなる群から
の芳香族環であるか、或いはまた、それぞれ個別に、又は一緒に、置換されてい
ないか又はA又はHalによりモノ置換ないしトリ置換されていてもよい、ピリ
ジル、ピラジル及びビピリジルよりなる群からのヘテロ環式芳香族環であるか、
又は更に、個別に、又は一緒に、置換されていないか又はA又はHalによりモ
ノ置換ないしテトラ置換されていてもよい、芳香族ヒドロキシカルボン酸及び芳
香族ヒドロキシスルホン酸よりなる群からの芳香族ヒドロキシ酸であり、そして
HalはF、Cl又はBrであり、またAは1ないし6個の炭素原子を有してモ
ノハロゲン化ないしトリハロゲン化されていてもよいアルキルである。
【0022】 同様に好適なものは、下記一般式 Li+ OR- のアルカリ金属アルコキシド類であり、その際この式においてRは芳香族又は脂
肪族のカルボン酸、ジカルボン酸又はスルホン酸の残基であるか、又は置換され
ていないか又はA又はHalによってモノ置換ないしテトラ置換されていてもよ
い、フェニル、ナフチル、アントラセニル及びフェナントレニルよりなる群から
の芳香族環であるか、或いは置換されていないか又はA又はHalによってモノ
置換ないしトリ置換されていてもよい、ピリジル、ピラジル及びビピリジルより
なる群からのヘテロ環式芳香族環であるか、又は置換されていないか又はA又は
Halによってモノ置換ないしテトラ置換されていてもよい、芳香族ヒドロキシ
カルボン酸及び芳香族ヒドロキシスルホン酸よりなる群からの芳香族ヒドロキシ
酸であり、そしてHalはF、Cl又はBrであり、またAは1ないし6個の炭
素原子を有してモノハロゲン化ないしトリハロゲン化されていてもよいアルキル
である。
【0023】 下記式
【0024】
【化1】 のリチウム錯塩がその電解質の中に存在していてもよく、その際この式において R1 及びR2 は同一であるか又は異なっていて、場合により単結合又は2重結
合を介して互いに直接結合しており、そしてそれぞれ個別に、又は一緒に、アル
キル基(C1 ないしC6 )、アルコキシ基(C1 ないしC6 )又はハロゲン(F
、Cl又はBr)によりモノ置換ないしヘキサ置換されていてもよい、フェニル
、ナフチル、アントラセニル及びフェナントレニルよりなる群からの芳香族環で
あるか、又はそれぞれ個別に、又は一緒に、アルキル基(C1 ないしC6 )、ア
ルコキシ基(C1 ないしC6 )又はハロゲン(F、Cl又はBr)によりモノ置
換ないしテトラ置換されていてもよい、ピリジル、ピラジル及びピリミジルより
なる群からのヘテロ環式芳香族環であるか、又はそれぞれ個別に、又は一緒に、
置換されていないか又はアルキル基(C1 ないしC6 )、アルコキシ基(C1
いしC6 )又はハロゲン(F、Cl又はBr)によりモノ置換ないしテトラ置換
されていてもよいヒドロキシベンゾカルボキシル、ヒドロキシナフタレンカルボ
キシル、ヒドロキシベンゾスルホニル及びヒドロキシナフタレンスルホニルより
なる群からの芳香族環であり、そして R3 ないしR6 はそれぞれ個別に、又は対となって、また場合により単結合又
は2重結合を介して互いに直接に結合して、下記の意味、すなわち 1、 アルキル(C1 ないしC6 )、アルコキシ(C1 ないしC6 )又はハ ロゲン(F、Cl又はBr)、 2、 置換されていないか又はアルキル基(C1 ないしC6 )、アルコキシ 基(C1 ないしC6 )又はハロゲン(F、Cl又はBr)によりモノ 置換ないしヘキサ置換されていてもよい、フェニル、ナフチル、アン トラセニル及びフェナントレニル、置換されていないか又はアルキル 基(C1 ないしC6 )、アルコキシ基(C1 ないしC6 )又はハロゲ ン(F、Cl又はBr)によりモノ置換ないしテトラ置換されていて もよい、ピリジル、ピラジル及びピリミジルよりなる群からの芳香族 環 の意味を有し、そして このものは a) 適当な溶媒の中で3−、4−、5−又は6−置換されたフェノールにクロ ルスルホン酸を加え、 b) 上記a)からの中間生成物をクロロトリメチルシランと反応させ、そして その反応混合物を濾過してフラクション蒸留し、 c) 上記b)からの中間生成物を適当な溶媒の中でテトラメトキシ硼酸(1− )リチウムと反応させ、そしてその最終生成物をそれから分離する 方法(DE19932317)によって作られる。
【0025】 この電解質はまた同様に、下記式 〔[{R1 (CR23klxy Kt〕+- (CF32
の化合物(DE19941566)を含むことができ、但しこの式において Kt はN、P、As、Sb、S、又はSeであり、 A はN、P、P(O)、O、S、S(O)、SO2 、As、As(O) 、Sb又はSb(O)であり、 R1 、R2 及びR3 は同一であるか、又は異なっており、そしてH、ハロゲ ン、置換され、及び/又は置換されていないアルキルCn2n+1、置 換され、及び/又は置換されていない、1ないし18個の炭素原子及 び1つ以上の2重結合を有するアルケニル、置換され、及び/又は置 換されていない、1ないし18個の炭素原子及び1つ以上の3重結合 を有するアルキニル、置換され、及び/又は置換されていないシクロ アルキルCm2m-1、モノ置換又はポリ置換され、及び/又は置換さ れていないフェニル、或いは置換され、及び/又は置換されていない ヘテロアリール基であって、 A はR1 、R2 及び/又はR3 の中に種々の位置において含まれ ていることができ、 Kt は環式環又はヘテロ環の中に含まれていることができ、Ktに 結合されている各基は同一であるか又は異なっていることがで き、その際 n は1ないし18であって、 m は3ないし7であり、 k は0又は1ないし6であり、 l はxが1のとき1又は2であり、そしてxが0のとき1であり、 x は0又は1であり y は1ないし4である。
【0026】 これらの化合物を製造する方法は、下記一般式 D+- (CF32 (II) においてD+ が各アルカリ金属よりなる群から選ばれるアルカリ金属塩を極性有
機溶媒の中で下記一般式 〔[{R1 (CR23klxy Kt〕+- (III) の塩と反応させることを特徴とするものであり、その際上記式において Kt、A、R1 、R2 、R3 、k、l、x及びyは上に定義した通りであり 、そして E-はF- 、Cl- 、Br- 、I- 、BF4 - 、ClO4 - 、AsF6 - 、 SbF6 -又はPF6 -である。
【0027】 しかしながらまた、部分的に又は完全に弗素化されたアルキルスルホニルフル
オリドを有機溶媒の中でジメチルアミンと反応させることによりつくられる、下
記一般式 X−(CYZ)m −SO2 N(CR1232 において x がH、F、Cl、Cn2n+1、Cn2n-1又は (SO2k N(CR1232 であり、 y がH、F又はClであり、 Z がH、F又はClであり、 R1 、R2 及びR3 がH及び/又はアルキル、フルオロアルキル又はシクロ アルキルであり、 m は0ないし9であって、XがHのときmは0ではなく、 n は1ないし9であり、 k はmが0のとき0であって、mが1ないし9のとき1である 化合物(DE19953638)、 及び硼素又は燐のルイス酸/溶媒の付加物をリチウム又はテトラアルキルアン
モニウムイミド、メタニド又はトリフレートと反応させることにより作られる、
下記一般式 Mx+[EZ]y- x/y において x及びyが1、2、3、4、5又は6であり、 Mx+ が金属イオンであり、 E がBR123 、AlR123 、PR12345 、 AsR12345 及びVR12345 よりなる群か ら選ばれるルイス酸であり、 R1 ないしR5 は同一であるか、又は異なっていて、場合により単結 合又は2重結合を介して互いに直接結合していて、それぞれ個別に、 又は一緒に下記の意味、すなわち ハロゲン(F、Cl又はBr)、F、Cl又はBrにより部分的に又 は完全に置換されていてもよいアルキル又はアルコキシ残基(C1 な いしC8 )、置換されていないか、又はアルキル(C1 ないしC8 ) 又はF、Cl或いはBrによりモノ置換ないしヘキサ置換されていて もよいフェニル、ナフチル、アントラセニル及びフェナントレニルよ りなる群からの、場合により酸素を介して結合されている芳香族環、 置換されていないか、又はアルキル(C1 ないしC8 )又はF、Cl 或いはBrによりモノ置換ないしテトラ置換されていてもよい、ピリ ジル、ピラジル及びピリミジルよりなる群からの、場合により酸素を 介して結合されているヘテロ環式芳香族環 の意味を有し、 Z は、OR6 、NR67 、CR678 、OSO26 、 N(SO26 )(SO27 )、 C(SO26 )(SO27 )(SO28 )又はOCOR6 であ るが、但しR6 ないしR8 は同一であるか又は異なっていて、場合に より単結合又は2重結合を介して互いに直接結合しており、そしてそ れぞれ個別に、又は一緒に、水素、又はR1 ないしR5 について定義 したと同じものである 錯塩(DE19951804) を含む電解質を用いることも可能である。
【0028】 それらはまた、下記一般式
【0029】
【化2】 の硼酸エステル塩(DE19959722)を含む混合物の中で使用することも
でき、その際この式において M は金属イオン又はテトラアルキルアンモニウムであり、 x及びyは1、2、3、4、5又は6であり、 R1 ないしR6 は同一であるか、又は異なっていて、場合により単結合又は 2重結合を介して互いに直接結合しているアルコキシ又はカルボキシル 残基(C1 −C8 )である。
【0030】 これらの電解質は共通の介在リチウム部と挿入混合物とからなる負電極を有す
る種々の電気化学電池において使用することができるが、また1つ以上の金属酸
化物又はポリマーで被覆されたリチウム混合酸化物よりなる負電極材料とともに
使用することができる。
【0031】 1つ以上の金属酸化物で被覆されたリチウム混合酸化物粒子は、それら粒子を
有機溶媒の中に懸濁させ、この懸濁液に加水分解可能な金属化合物の溶液と加水
分解溶液とを加え、そしてその被覆された粒子を次に濾過分離し、乾燥し、そし
て場合によりカ焼することを特徴とする方法(DE19922522)により得
られる。1つ以上のポリマーで被覆されたリチウム混合酸化物は、それら粒子を
ポリイミド類、ポリアニリン類、ポリピロール類、ポリチオフェン類、ポリアセ
チレン類、ポリアクリロニトリル類、炭化させたポリアクリロニトリル類、ポリ
−p−フェニレン類、ポリフェニレンビニレン類、ポリキノリン類、ポリキノキ
サリン類、ポリフタロシアニン−シロキサン類、ポリビニリデンフルオリド類、
ポリテトラフルオロエチレン類、ポリエチルメタクリレート類、ポリメチルメタ
クリレート類、ポリアミド類、ビニルエーテル類とのコポノマー、セルローズ、
ポリフルオロエチレン類、ポリビニルアルコール類及びポリビニルピリジン類並
びにそれらの誘導体よりなる群から選ばれたポリマーを含む溶液の中に懸濁させ
、そして次にその被覆された粒子を濾過分離し、乾燥させ、そして場合によりカ
焼することを特徴とする方法(DE19946066)によって得られる。
【0032】 以下の諸例は、本発明をより詳細に説明しようとするもので、なんらの制限を
意図するものではない。実施例 例1 ジセシウムヘキサフルオロプロパン−1,3−ビス[スルホニル ビス(トリフルオロメタンスルホニル)メタニド]の精製 第1段階: P19733948に記述されたジセシウムヘキサフルオロプロパン− 1,3−ビス[スルホニルビス(トリフルオロメタンスルホニル)メタ ニド]の調製(純度97.5ないし99.5%) このメタニドを新しく蒸留した硫酸の中に回分的に導入し、そしてこの混合物
を室温において15分間攪拌した。次いでその丸底フラスコをアルゴン雰囲気の
もとに乾燥させた等温カラムを有する蒸留装置に連結してその混合物を10Pa
の圧力においてフラクション精留した。その蒸留ブリッジには、そのブリッジの
中で各融点を超える一定温度を得るためにカラム頂部から加熱テープが設けられ
ていた。各磨りガラス連結部にはテフロン(登録商標)スリーブが設けられてい た。
【0033】 Cs2[(CF3SO2)2C-SO2-(CF2)3-SO2-C(CF3SO2)2] 秤量量 :640g(0.6モル) この酸の沸点 :170−173℃(10Pa) この酸の収率 :68% 第2段階: 段階1からの H2[(CF3SO2)2C-SO2-(CF2)3-SO2-C(CF3SO2)2] の純粋留分の1部
に5酸化燐を混合し、そしてこの混合物を含むフラスコを、アルゴン雰囲気のも
とに乾燥させておいた蒸留装置に連結した。その混合物を溶融し、180℃にお
いて大気圧のもとで1時間にわたり攪拌し、そして減圧のもとにフラクション精
留した。
【0034】 H2[(CF3SO2)2C-SO2-(CF2)3-SO2-C(CF3SO2)2] 秤量量 :174g 5酸化燐添加量 : 18g 圧力 :10Pa 第3段階: H2[(CF3SO2)2C-SO2-(CF2)3-SO2-C(CF3SO2)2] の124.6g(0.149モ
ル)を乾燥不活性ガス雰囲気のもとに300mlのジエチルカーボネートの中に
溶解し、そして2.5g(0.315モル)の水素化リチウムと反応させた。添
加が終了したときにその電解質を30分間にわたり攪拌し、そして次に過剰の水
素化リチウムを濾過により分離した。 第4段階: その電解質の容積を室温及び10-5Paの圧力において100mlに減少させ
た。 第5段階: 高粘性となった無色の電解質を200mlの溶媒混合物(エチレンカーボネー
ト/ジメチルカーボネート=1/1)で稀釈して300mlの電解質が得られた
が、このものはLi+ について1モル濃度であった。
【0035】 19F-NMR スペクトルの最大増幅率においてさえ、弗素含有不純物はなんら検出
されなかった(純度>99.9%)。
【0036】 32ppmの水分含有量が見出された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 サルトリ、 ペーター ドイツ連邦共和国 デー−47495 ライン ベルク ヴォン ビューリンゲンシュトラ ーセ 62 (72)発明者 イグナティエフ、 ニコライ ドイツ連邦共和国 デー−47058 デュイ スブルク プリンツェンシュトラーセ 104 (72)発明者 バルテエン、 ペーター ドイツ連邦共和国 デー−47137 デュイ スブルク ソメルクシュトラーセ 14 Fターム(参考) 4H006 AA02 AD11 AD30 BB17 BE03 BE90 5H024 AA00 BB01 BB03 BB07 BB11 EE02 EE09 FF11 FF38 HH01 5H029 AJ07 AJ14 AM02 AM07 CJ02 CJ08 CJ12 EJ11 HJ01 HJ02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式 M2 [R1 −SO2 (CF2n ]−SO2 −R] (I) ここに RおよびR1 は互いに独立であって、 R がC(SO2F2 、N(SO2F )又はOであり、 R1 がC(SO2F2 又はN(SO2F )であって、その際 RF は(Cx2x+1)であり、 M がH、Li、Na、K、Cs、Rb、Mg1/2 、Ca1/2 、Sr1/2 又は Ba1/2 であり、 n が1、2又は3であり、そして x が1、2、3又は4である、 で表され、電解質として適した高純度金属メタニドを精製によって製造する方法
    において、下記の各段階 (i)上記式(I)のメタニドと濃硫酸との反応、及び生じた上記のメタニドの 遊離の酸のフラクション精留、 (ii)上記(i)において得られた、前記式(I)においてMがHである生成 物と5酸化燐との、その融点を超える温度における反応、及び引き続くフラ
    クション精留、 (iii)上記(ii)からの生成物の非プロトン有機溶媒の中での取出し、及 びLi、Na、K、Rb、Cs、Mg、Ca、Sr又はBaの金属或いはそ の塩化物又は水素化物との、又はMがLiである場合にはアルキルリチウム との、式(I)の対応する金属メタニドを与える反応、及び必要な場合過剰 の薬剤の除去 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法段階(iii)の完了の後で、溶媒の1/3ない
    し3/4を蒸留により除去することを特徴とする、請求項1に従う方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の方法段階(iii)の完了の後で、溶媒の2/3を蒸
    留により除去することを特徴とする、請求項2に従う方法。
  4. 【請求項4】 その濃縮された溶液を所望のいずれか適当な溶媒で稀釈して、そ
    のまま使用できる溶液にすることを特徴とする、請求項2又は3に従う方法。
  5. 【請求項5】 完成電解質において全体的に、又は配分的に使用される溶媒を使
    用することを特徴とする、請求項1ないし4のいづれか1つに従う方法。
  6. 【請求項6】 方法段階(i)において、90ないし99.5%の純度を有する
    式(I)のメタニドを使用することを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか
    1つに従う方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6に従う方法により製造された式(I)の金属メ
    タニドの電気化学電池、及び1次並びに2次電池における使用。
  8. 【請求項8】 電気化学電池、及び1次並びに2次電池における電解質として、
    99.5%よりも高い純度及び<60ppmの水分含有量を有する式(I)の金
    属メタニドの使用。
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