JP2002539700A - トランスデューサ軸方向に延在する端子接点を有する電気音響トランスデューサとメイティング接点を有するプリント回路板とを含む装置 - Google Patents

トランスデューサ軸方向に延在する端子接点を有する電気音響トランスデューサとメイティング接点を有するプリント回路板とを含む装置

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JP2002539700A JP2000604649A JP2000604649A JP2002539700A JP 2002539700 A JP2002539700 A JP 2002539700A JP 2000604649 A JP2000604649 A JP 2000604649A JP 2000604649 A JP2000604649 A JP 2000604649A JP 2002539700 A JP2002539700 A JP 2002539700A
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Abstract

(57)【要約】 電気音響トランスデューサ(14)とプリント回路板(51)を有する装置(1)において、前記トランスデューサ(14)が2つの端子接点素子(36,37)を有し、前記プリント回路板(51)が2つのメイティング接点素子(52,53)を有し、前記端子接点素子(36,37)はトランスデューサ軸(34)に平行に延在する2つの端子接点部分(38,39)を有し、前記メイティング接点素子(52,53)はトランスデューサ軸(34)に平行に延在する2つのメイティング接点部分(56,57)を有し、前記端子接点部分(38,39)と前記メイティング接点部分(56,57)が対をなしてトランスデューサ軸(34)に直角の方向に互いに押圧保持し合い、トランスデューサ(14)をプリント回路板(51)に固定する保持手段(72)の少なくとも一部分を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、請求項1の前文に特定された装置に関するものである。 本発明は請求項19の前文に特定された電気音響トランスデューサにも関する
ものである。
【0002】 (背景技術) 請求項1の前文に特定された装置及び請求項19の前文に特定された電気音響
トランスデューサは市販されており、従って既知である。既知の構成については
特許文献WO98/38832A1を参照することができる。既知の構成では、特許文献
WO98/38832A1から既知のように、電気音響トランスデューサを装置の筐体に
固定手段で固着している。更に、プリント回路板も筐体に又は筐体に結合された
固定部分に他の固定手段で固着している。端子接点素子は1つのベンドを有する
接点ばねにより形成している。メイティング接点はプリント回路板上の導体トラ
ック部分で形成している。電気音響トランスデューサが比較的大きく、その外径
が10mm以上であり、例えば13mm〜40mmである限り、既知の構成は満
足な結果をもたらす。しかし、既知の構成の装置及び既知の構成の電気音響トラ
ンスデューサのこれ以上の小型化は問題を生ずる。その理由は、筐体の構造とプ
リント回路板の構造が比較的狭い公差限界値内にある場合にしか1つのベンドを
有する接点ばねからなる端子接点素子とプリント回路板上の導体トラック部分か
らなるメイティング接点が適切な電気導電接続を確立しないためであり、これは
1つのベンドを有する端子接点素子では上述した公差の一部分しか補償し得ない
ためである。また、上述したように特許文献WO98/38832A1で使用されている
1つのベンドを有する接点ばねの形の端子接点素子は限定された程度に小型化す
ることができるのみで、既知のトランスデューサと比較して更に小型化したトラ
ンスデューサには最早使用することができない。
【0003】 本発明の目的は、上述した問題を除去し、更に小型化した場合にも、トランス
デューサの2つの端子接点素子とプリント回路板上の2つのメイティング接点素
子との間に、公差とほぼ無関係の無故障の電気接続が常に得られる改良形装置及
び改良形電気音響トランスデューサを提供することにある。
【0004】 (発明の開示) 上述した目的を達成するために、本発明では請求項1の前文に特定された種類
の装置に、請求項1の特徴記載部分に特定された特徴を設ける。 上述した目的を達成するために、本発明では請求項19の前文に特定された種
類の電気音響トランスデューサに、請求項19の特徴記載部分に特定された特徴
を設ける。
【0005】 本発明の手段によれば、装置及びトランスデューサがかなり小さく、トランス
デューサの外径が10mm以下、例えば5−10mmの大きさの場合にも、本発
明のトランスデューサの2つの端子接点素子と本発明の装置のプリント回路板上
の2つのメイティング接点素子との間に、部品公差とほぼ無関係に故障のない電
気接続を常に得ることが簡単且つ低コストに達成される。その上、本発明の電気
音響トランスデューサは本発明の装置のプリント回路板に簡単な手段で直接取り
付けることができ、且つ本発明のトランスデューサは、本発明の装置の筐体を閉
じる前に、プリント回路板上に取り付け固定することができ、これは簡単な取付
け及び端子接点素子とメイティング接点素子との導電接続の簡単な試験の利点を
提供する。
【0006】 本発明の装置では、端子接点部分とメイティング接点部分が、例えば摩擦作用
でのみ互いに協動し、トランスデューサ軸に直角の方向に互いに押圧保持し合い
、トランスデューサをプリント回路板に固定する保持機能を行う。しかし、請求
項2に特定された特徴を付加すると極めて有利であることが確かめられた。その
理由は、このようにすると、特に高信頼度の電気接触が達成され、また本発明の
トランスデューサとプリント回路板との適切な機械的固定が達成されるためであ
る。同様に、請求項20に特定された特徴を本発明のトランスデューサに付加す
ると有利であることが確かめられた。
【0007】 本発明の装置では、請求項3に特定された特徴を付加すると極めて有利である
ことが確かめられた。これは、メイティング接点素子をプリント回路板に任意の
はんだ付けプロセスにより、高温度の結果としての損傷なしに、電気的に且つ機
械的に接続することが保証されるためである。
【0008】 本発明の装置では、他の手段を用いずにプリント回路板に機械的に接続される
2つのメイティング接点素子を設けることができる。しかし、請求項4に特定さ
れた特徴を本発明の装置に付加すると特に有利であることが確かめられた。この
ようにすると、極めて高い機械的安定度とメイティング接点素子に対する適切な
保護が得られる。
【0009】 メイティング接点素子ホルダを有する本発明の装置では、請求項5に特定され
た特徴を付加すると特に有利であることが確かめられた。その理由は、このよう
な構成はトランスデューサのトランスデューサ軸方向の総合高さが小さくなるた
めである。
【0010】 前段落に述べた本発明の装置では、請求項6に特定された特徴を付加すると特
に有利であることが確かめられた。その理由は、メイティング接点素子とプリン
ト回路板との間に特に簡単な機械的接続が得られるためである。
【0011】 メイティング接点素子ホルダを有する本発明の装置では、請求項7に特定され
た特徴を付加すると更に有利であることが確かめられた。このようにすると、各
メイティング接点素子とプリント回路板の導体トラックとの間の電気的接続と機
械的に安定な接続の両方を簡単に形成することができるためである。
【0012】 本発明の装置では、更に、請求項8に特定された特徴を付加すると特に有利で
あることが確かめられた。このような構成は高い機械的安定性と本発明のトラン
スデューサの端子接点素子に対する適切な保護を提供する。同様に、請求項21
に特定された特徴の付加は本発明のトランスデューサにおいて有利であることが
確かめられた。
【0013】 本発明の装置では、請求項9に特定された特徴を付加すると極めて有利である
ことが確かめられた。その理由は、このようにすると、メイティング接点素子ホ
ルダと端子接点素子ホルダがメイティング接点素子と端子接点素子を支持及び保
護するのみならず、本発明のトランスデューサを本発明の装置のプリント回路板
に安定に且つ高信頼度に固定するためである。同様に、請求項22に特定された
特徴の付加は本発明のトランスデューサにおいて極めて有利であることが確かめ
られた。
【0014】 前段落に述べた構成の本発明の装置では、請求項10に特定された特徴を付加
すると極めて有利であることが確かめられた。その理由は、このような構成は満
足且つ故障のない保持機能のみならず高度の簡単化をもたらすためである。
【0015】 本発明の装置では、更に、請求項11に特定された特徴を付加すると極めて有
利であることが確かめられた。同様に、請求項23に特定された特徴の付加は本
発明のトランスデューサにおいて極めて有利であることが確かめられた。その理
由は、この場合には端子接点素子ホルダが簡略化された構成に有利な追加の機能
を行うためである。
【0016】 本発明の装置では、請求項12,13、14、15、16、17及び18の何
れかに特定された特徴を付加すると特に有利であることが確かめられた。同様に
、請求項24,25及び26の何れかに特定された特徴の付加は本発明のトラン
スデューサにおいて特に有利であることが確かめられた。これらの同軸構成は特
に極めて有利である。その理由は、本発明のトランスデューサを本発明の装置の
プリント回路板上に取付け中に、トランスデューサを明確に規定された位置に位
置させる必要がなく、端子接点素子をプリント回路板のメイティング接点素子の
上にプリント回路板に対しトランスデューサの任意の角度位置で嵌めることによ
りトランスデューサをプリント回路板上に極めて簡単に設置することができるた
めである。
【0017】 本発明の上述した特徴及び他の特徴は図面を参照して以下に記載する実施例か
ら明らかになる。
【0018】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明を図面を参照して以下に詳細に説明する。図面には4つの実施例が示さ
れているが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。 図1は所謂携帯電話の形態の装置1を示す。装置1は第1筐体半部3と第2筐
体半部4を有する筐体2を具える。第1筐体半部3の底壁5、短側壁6及び長側
壁7が図1に示されている。第2筐体半部4の上壁8、短側壁9及び長側壁10
が図1に示されている。底壁5は2つのリブ11及び12を有し、その目的は後
に詳述する。上壁8は多数の音通過孔13を有する。
【0019】 筐体2は電気音響トランスデューサ14を収納する。トランスデューサ14は
電気音響スピーカである。トランスデューサ14は、磁石16と環状第1ヨーク
17(しばしば磁極板という)とポット状第2ヨーク18を有する磁石システム
15を具え、第2ヨーク18は環状底部19と中空円筒状周辺部分20とからな
る。第1ヨーク17の周端面21と、この端面21に対面する周辺部分20の内
部端面22との間に空隙23を形成する。磁石システム15と協動する可動コイ
ル24の一部分を空隙23内に配置する。接続ワイヤで形成される2つの可動コ
イルリード25及び26を可動コイル24から引き出す。
【0020】 トランスデューサ14は、更に、ドーム状中央部28と、中央部28に隣接す
る本質的に平坦な幅狭環状取付け部分29と、環状波形の可動部分30と、可動
部分30に隣接する平坦環状周縁部31とを有する振動板27を具える。周縁部
31は振動板27を振動板ホルダ33の環状取付け部分32に結合する。振動板
ホルダ33自体はその取付け部分32で磁石システムの第2ヨーク18の周辺部
分20に固定し、これはプレス嵌めにより行う。しかし、取付け部分32を第2
ヨーク18の周辺部分20に接着接合により結合することもできる。可動コイル
24は振動板27の幅狭取付け部分29に取り付け、これは接着接合(図示せず
)により行う。こうして、動作中に、磁石システム15との協動の結果として付
勢された可動コイル24に印可されるトランスデューサ軸34に平行な往復運動
を振動板27に伝達することができる。
【0021】 磁石システム15及びその部分16、17及び18も振動板27及び可動コイ
ル24もトランスデューサ軸34と正確に同軸にする点に注意されたい。
【0022】 図1から明らかなように、磁石システム15は中空円筒状であり、その結果と
して磁石システム15はトランスデューサ軸34と同軸の内部空間35を包囲す
る。トランスデューサ14の第1端子接点素子36及び第2端子接点素子37は
その大部分を内部空間35の区域内に配置する。本例では、2つの端子接点素子
36及び37は各々L字形であって、部分的にトランスデューサ軸34に平行に
延在する。各端子接点素子36又は37はトランスデューサ軸34に平行に延在
する第1リム38又は39をそれぞれ有し、各リムはそれらの遊端に斜面40又
は41を有する。更に、各端子接点素子36又は37はトランスデューサ軸34
に対し直角に延在する第2リム42又は43をそれぞれ有する。トランスデュー
サ14の2つの端子接点素子36及び37は可動コイル24のそれぞれの可動コ
イルリード25及び26への導電接続部として作用する。図1から明らかなよう
に、第1可動コイルリード25は第1端子接点素子36の第2リム42にはんだ
接合部44により接続される。同様に、第2可動コイルリード26は第2端子接
点素子37の第2リム43にはんだ接合部45により接続される。
【0023】 2つの端子接点素子36及び37の2つの第1リム38及び39は、2つの端
子接点素子36及び37の、トランスデューサ軸34に平行に延在する端子接点
部分38及び39を構成する。2つの端子接点素子36及び37は、それらの端
子接点部分38及び39の区域、即ちそれらの第1リム38及び39の区域及び
それらの第2リム42及び43の区域において、端子接点素子ホルダ46内に配
置する。端子接点素子ホルダ46は、振動板27から遠い方の側に環状第1フラ
ンジ48を有し、振動板27に面する側に、外側に傾斜した超音波溶接により形
成された第2フランジ49を有するとともに、底部50により閉成された中空円
筒管部分47からなる。端子接点素子36及び37は、端子接点素子ホルダ46
内に、端子接点素子ホルダ46により妨害されることなく2つの第1リム38及
び39からなる2つの端子接点部分38及び39に端子接点素子ホルダ46の内
部から接近し得るように配置する。
【0024】 端子接点ホルダ46はトランスデューサ14の磁石システム15の内部空間3
5の内部において磁石システム15に接続される。端子接点素子46は、端子接
点素子36及び37に対する保持機能及び保護機能をなすのみならずトランスデ
ューサ14の磁石システム15の部分16、17及び18を半径方向に位置決め
するとともにこれらの部分を軸方向に保持する作用もなす構成を有している。半
径方向位置決めは端子接点素子ホルダ46の管部分47行われる。軸方向保持は
端子接点素子ホルダ46の第1フランジ48及び第2フランジ49により達成さ
れる。
【0025】 装置1は、更に、筐体2内に収納されたプリント回路板51を含む。プリント
回路板51は筐体2の底壁5と一体の2つのリム11及び12に図してない方法
で結合する。プリント回路板51は一部分しか示されてない。
【0026】 プリント回路板51はそれぞれ端子接点36及び37と接触し電気的に接続さ
れる2つのメイティング接点を有する。装置1に使用する構成は、メイティング
接点としてプリント回路板51と別個の第1メイティング接点素子52と、同様
にプリント回路板51と別個の第2メイティング接点素子53とを具えるものと
するのが有利である。2つの別個のメイティング接点素子52及び53は、後に
詳細に説明するように、プリント回路板51に機械的に結合する。
【0027】 本例では、2つのメイティング接点素子52及び53は、各々トランスデュー
サ軸34にほぼ直角に延在するそれぞれのリム54及び56と、それぞれのリム
54又は55に連結され且つリム54又は55から直角に突出する、従ってトラ
ンスデューサ軸34の方向に平行に延在する長いリム56又は57と、これらの
長いリム56及び57と同様の構成の短いリム58又は59と、それぞれの短い
リム58又は59から横方向に突出する、従ってトランスデューサ軸34に直角
の方向に延在するはんだ付け部分60又は61とを有する。2つの長いリム56
及び57の各々がメイティング接点素子52及び53のメイティング接点部分5
6又は57を構成する。
【0028】 2つのメイティング接点素子52及び53はそれらの長いリム56及び57か
らなるそれらのメイティング接点部分56及び57の部分においてメイティング
接点ホルダ62内に配置される。メイティング接点素子ホルダ62は、本質的に
円板状の下部63と、下部63からトランスデューサ軸34に平行な方向にトラ
ンスデューサ14の方に突出する上部64とからなる。上部64は、メイティン
グ接点素子52及び53のメイティング接点部分56及び57を構成する長いリ
ム56及び57を、メイティング接点素子ホルダ62により妨害されることなく
メイティング接点部分56及び57にメイティング接点素子ホルダ62の外部か
ら半径方向に接近し得るように収納する。従って、端子接点素子36及び37の
端子接点部分38及び39がメイティング接点部分56及び57に妨害なしに接
近することができる。逆に、メイティング接点素子52及び53のメイティング
接点部分56及び57が端子接点素子36及び37の端子接点部分38及び39
に妨害なしに接近ることができる。メイティング接点部分56及び57、即ちメ
イティング接点素子52及び53の長いリム56及び57はそれぞれそれらの遊
端に斜面65又は66を有する。
【0029】 メイティング接点素子ホルダ62はプリント回路板15に機械的に結合し、そ
の結果として2つの別個のメイティング接点素子52及び53もプリント回路板
51に機械的に結合する。本例では、メイティング接点素子ホルダ62とプリン
ト回路板51との間の機械的結合は、プリント回路板51を貫通する孔67内に
メイティング接点素子ホルダ62を取り付けることにより達成するのが有利であ
る。孔67内に取り付けるメイティング接点素子ホルダ62はプリント回路板5
1にプレス嵌めにより固定する。加えて、メイティング接点素子ホルダ62とプ
リント回路板51との間に接着接合部を設けることもできる。
【0030】 既に述べたように、各メイティング接点素子52又は53ははんだ付け部分6
0又は61を有する。それぞれのはんだ付け部分60又は61によって、関連す
るメイティング接点素子52又は53をプリント回路板51の導体トラック部分
70又は71にそれぞれのはんだ接合部68又は69で導電接続する。メイティ
ング接点素子52及び53をそれらのリム54及び55の部分で接続ワイヤには
んだ接合部で導電接続することもでき、これらの接続ワイヤをプリント回路板5
1の導体トラック部分に又は他のプリント回路板の導体トラック部分に導電接続
することもできる点に注意されたい。
【0031】 2つのメイティング接点素子52及び53に関しては、2つのメイティング接
点素子52及び53ははんだ付け処理中の温度に耐える材料からなる点に注意さ
れたい。従って、2つのメイティング接点素子52及び53は高温度に耐える材
料、例えば表面処理されたばね青銅からなるため、はんだ接合部66及び67は
慣例のはんだ付け処理で形成することができ、プリント回路板51上の他の部品
もプリント回路板51の導体トラック部分にはんだ接合部により接続することが
できる。
【0032】 装置1及びトランスデューサ14では、2つの端子接点素子36及び37の、
トランスデューサ軸34に平行に延在する端子接点部分38及び39が、2つの
メイティング接点素子52及び53の、同様にトランスデューサ軸34に平行に
延在するメイティング接点部分56及び57の各々と接触するとともに、端子接
点部分38、39とメイティング接点部分56、57が対をなしてトランスデュ
ーサ軸34に直角の方向に互いに押圧して保持し合い、トランスデューサ14を
プリント回路板51に固定する保持手段72の少なくとも一部分を構成するよう
な好ましい構造を有する。図1の実施例では、端子接点素子ホルダ46とメイテ
ィング接点素子ホルダ62によって端子接点部分38、39とメイティング接点
部分56、57が対をなして互いに押圧保持し合う。即ち、両ホルダ46及び6
2が端子接点部分38、39とメイティング接点部分56、57を半径方向に支
持するため、端子接点部分38、39とメイティング接点部分56、57が互い
に摩擦係合し、トランスデューサ14をプリント回路板51上に保持する保持機
能を実行する又はこのような保持機能を支援する。
【0033】 図1に示す装置1及びトランスデューサ14では、メイティング接点素子ホル
ダ62と端子接点素子ホルダ46がトランスデューサ14をプリント回路板51
に固定する機械的保持手段72の一部分を構成する。このとき端子接点素子ホル
ダ46はその管部分47がメイティング接点素子ホルダ62、即ちその上部64
の上に嵌合する。両ホルダ46及び62は摩擦の影響で互いに保持され、その結
果として極めて高信頼度の保持機能が得られるが、これはトランスデューサ14
の質量がその小寸法のために極めて小さいためである。満足な保持機能はまた、
これに加えて、2つの端子接点素子36及び37の端子接点部分38及び39と
2つのメイティング接点素子52及び53のメイティング接点部分56及び57
が前記保持手段72の一部分を構成し、従ってメイティング接点素子ホルダ62
と端子接点素子ホルダ46の保持機能を高めることのよっても保証される。
【0034】 装置1の製造に当たり、プリント回路板51を筐体2の底壁5のリブ11及び
12に結合する。このとき、メイティング接点素子52及び53を含むメイティ
ング接点素子ホルダ62を予めプリント回路板51に機械的に結合するとともに
、メイティング接点素子52及び53のはんだ付け部分60及び61をプリント
回路板51の導体トラック部分70及び71にはんだ接合部68及び69により
導電接続する。次に、トランスデューサ14をその端子接点素子ホルダ46がト
ランスデューサ軸34に平行になるようにメイティング接点素子ホルダ62の上
に置き、最初に端子接点部分38及び39とメイティング接点部分56及び57
をそれらの斜面40、41と65、66により互いに嵌合し習動させ、次いで2
つのホルダ46及び62により支持し、トランスデューサ軸34に直角の方向に
互いに保持せしめる。端子接点部分38、39とメイティング接点部分56、5
7との間の摩擦の影響の下及び端子接点素子ホルダ46とメイティング接点素子
ホルダ62との間、即ち管部分47と上部64との間の摩擦の影響の下で、トラ
ンスデューサ14はプリント回路板51上に適正に保持される。端子接点部分3
8及び39とメイティング接点部分56及び57の構成及びアライメントによっ
て、2つの端子接点素子36及び37と2つのメイティング接点素子52、53
との間に常に適切な電気接続が、筐体2、プリント回路板51及びトランスデュ
ーサ14の構造の公差とほぼ無関係に得られる。
【0035】 図1に示す実施例の変形例である図2に示す実施例について説明すると、この
実施例では、メイティング接点素子52及び53のメイティング接点部分56及
び57がトランスデューサ軸34に直角の方向に弾性である点に注意されたい。
この弾性構造は、長いリム56及び57、即ちメイティング接点素子52及び5
3のメイティング接点部分56及び57に、第1リム38及び39、即ち端子接
点素子36及び37の端子接点部分38及び39と協動する凸状彎曲部73及び
74とメイティング接点素子ホルダ62の上部64に当接する凹状彎曲部75及
び76を設けることにより得られる。弾性構造の結果として、メイティング接点
部分56、57と端子接点部分38、39との比較的滑らかな係合が達成され、
これに加えて、保持機能が事実上向上する。
【0036】 図3の実施例では、メイティング接点部分56及び57、即ちメイティング接
点素子52及び53の長いリム56及び57のみならず端子接点部分38及び3
9、即ち端子接点素子36及び37の第1リム38及び39も彎曲させてトラン
スデューサ軸34に直角の方向に弾性にする。このような実施例も極めて有利で
あることが証明された。
【0037】 図3に示す実施例につき説明すると、メイティング接点素子52及び53はL
字形であり、各々長いリム56、57に加えて、このリム56、57に連結され
このリム56、57から半径方向に突出するはんだ付け部分60、61を有し、
はんだ付け部分60及び61がプリント回路板51の導体トラック部分70及び
71に、プリント回路板51の表面77上に設けられたはんだ接合部68、69
により接続される点に注意されたい。
【0038】 図3の実施例では、メイティング接点素子52及び53は図1及び図2に示す
実施例よりかなり厚い。更に、図3の実施例では、メイティング接点素子52及
び53はばねスチールからなり、したがってメイティング接点素子52及び53
によって比較的大きな力をトランスデューサ軸に直角の方向に印可することがで
き、その結果として、図3に示す実施例ではメイティング接点素子ホルダがない
が、トランスデューサ14をトランスデューサ14の端子接点素子36及び37
とメイティング接点素子52及び53とによってプリント回路板51にしっかり
取り付けることができる。
【0039】 図4に示す装置1及びトランスデューサ14では、2つの端子接点素子36及
び37と2つのメイティング接点素子52及び53が互いに同軸的に配置されて
いる。更に、2つの端子接点素子36及び37と2つのメイティング接点素子5
2及び53は本質的に回転対称である。この構成は、トランスデューサ14をそ
の端子接点素子36及び37が任意の角度位置においてメイティング接点素子5
2及び53の上に置くことができる利点を有する。
【0040】 本例では、一方の端子接点素子36は磁石システム15の部分16、17、1
8を半径方向に位置決めする中空円筒管状金属部分77を有する。管状金属部分
77は両端にこれと一体のフランジ78及び79を有する。振動板(図せず)に近
い第2フランジ79はその遊端部分が丸められ、テーパを有する。これは、第2
フランジ79はリベットプロセスで形成されるためである。従って、管状金属部
分77は端子接点素子36の端子接点部分77を形成し、この端子接点部分はト
ランスデューサ軸34に平行に延在する。他方の端子接点素子37は可動コイル
リード26に面する接点ディスク80と、これと一体の接点ピン81とからなる
。接点ピン81と接点ディスク80は第1プラスチック部分82によって保持さ
れる。第1プラスチック部分82は次いで管状金属部分77、即ち端子接点素子
36内に保持され、即ち第1プラスチック部分82は管状金属部分77内にプレ
ス嵌めにより取り付けられる。
【0041】 一方の端子接点素子36は一方の可動コイルリード25に第2フランジ79を
介して第1はんだ接合部83により接続される点に注意されたい。他方の端子接
点素子37は他方の可動コイルリード26に接点ディスク80を介して第2はん
だ接合部84により接続される。
【0042】 図4に示す実施例では、一方のメイティング接点素子52は管状金属部分77
と協動する第1接点管85を有する。第2メイティング接点部分53は接点ピン
81と協動する第2接点管86を有する。第2接点管86は第1接点管85内に
固定された第2プラスチック部分87により固定され、この固定もプレス嵌めに
より行われる。
【0043】 第1接点管85は、第1プラスチック部分82に近い端まで延在しこの端で開
いた複数のスリット88を有する。第2接点管86もスリット88に類似した複
数のスリット89を有する。スリット88及び89によって第1接点管85と第
2接点管86はともに端子接点素子36及び37と協動する部分で弾性になり、
その結果として端子接点素子36及び37とメイティング接点素子52及び53
が対をなしてそれらの協動接点部分の位置でトランスデューサ軸34に直角の方
向において互いに押圧して保持し合い、従ってトランスデューサ14をプリント
回路板51に固定する保持手段72を構成する。本例では、スリット88及び8
9と同一のレベルに位置する2つの接点管85及び86の部分が、関連するメイ
ティング接点素子52及び53の、トランスデューサ軸34に平行に延在するメ
イティング接点部分90及び93をそれぞれ構成する。
【0044】 図4に示す実施例では、プリント回路板51はこの回路板を貫通する孔67も
有し、第1接点管85をこの孔67内に嵌め込む。第1接点管85は孔67内に
摩擦の影響で固定される。
【0045】 第1接点管85及び第2接点管86は各々半径方向に突出するはんだ付け部分
60、61を有し、メイティング接点素子52、53はこれらのはんだ付け部分
60、61を介してプリント回路板51のそれぞれの導体トラック部分70、7
1に導電接続される。このようにすると、2つのはんだ接合部68及び69によ
って、第1接点管85の固定、従ってメイティング接点素子52の固定、並びに
第1接点管85に第2プラスチック部分87を介して結合された第2接点管86
の固定、従ってメイティング接点素子53の固定を補助することが達成される。
【0046】 本例では、管状金属部分77及び接点ピン81が2つの接点管85及び86と
ともに、トランスデューサ14をプリント回路板51に固定する保持手段72を
構成する。
【0047】 図1、2、3及び4を参照して説明した装置は所謂携帯電話である。しかし、
本発明の手段は他の装置、例えば動作中手持ちのポケットディクテーションマシ
ンにも有利に使用することができる。上述した実施例は可動コイルと協動する空
隙が周縁に位置する磁石システムを含み、従って磁石16と第1ヨーク17が半
径方向において可動コイル24の内側に配置され、第2ヨーク18の中空円筒状
円周部分20が半径方向において可動故意sループ24の外側に配置されている
。しかし、本発明の手段は、本明細書の導入部で述べた特許文献WO98/38832か
ら既知である、可動コイルが配置される空隙が磁石システムで包囲される内部空
間に隣接して位置する磁石システムを有するトランスデューサ、即ち磁石システ
ムの磁石及び環状第1ヨークが半径方向において可動コイルの外側に位置し、磁
石システムの第2ヨークの中空円筒円周部分が半径方向において可動コイルの内
側に位置するトランスデューサを含む装置にも有利に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のトランスデューサを含む本発明の第1実施例の
装置の一部分を20倍に拡大して示す断面図である。
【図2】 本発明の第2実施例の装置及び本発明の第2実施例のトランスデュー
サの小部分を示す図1と同様の断面図である。
【図3】 本発明の第3実施例の装置及び本発明の第3実施例のトランスデュー
サの小部分を示す図1と同様の断面図である。
【図4】 本発明の第4実施例の装置及び本発明の第4実施例のトランスデュー
サを示す図2及び3と同様の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エヴァルト フラスル オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 エリッヒ クライン オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 エルンスト リュバール オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 Fターム(参考) 5D012 BB02 BC02 BC03 BC04 5D016 AA08 5D017 AH01 AH05

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に収納された電気音響トランスデューサと、プリント回路
    板とを含む装置であって、前記トランスデューサが、振動板と、振動板に接続さ
    れた可動コイルと、該可動コイルと協動する磁石システムであって、前記トラン
    スデューサのトランストランスデューサ軸と同軸に配置され且つトランスデュー
    サ軸と同軸の内部空間を取り囲む磁石システムと、少なくとも部分的に前記磁石
    システム内の内部空間内に配置され且つ少なくとも部分的にトランスデューサ軸
    に平行に延在し、可動コイルの可動コイルリードへの導電接続を与える2つの端
    子接点素子とを有し、前記プリント回路板が前記端子接点素子と機械的に接触す
    るとともに導電接続する2つのメイティング接点を有する装置において、前記メ
    イティング接点として、前記プリント回路板と別個の2つのメイティング接点素
    子が設けられ、前記2つの別個のメイティング接点素子はプリント回路板に機械
    的に結合され、前記2つのメイティング接点素子の各々はトランスデューサ軸に
    ほぼ平行に延在するメイティング接点部分を有し、且つ前記2つの端子接点素子
    の各々は、同様にトランスデューサ軸にほぼ平行に延在して、トランスデューサ
    軸に平行に延在する前記メイティング接点部分と接触する端子接点部分を有し、
    且つ前記端子接点部分と前記メイティング接点部分が対をなしてトランスデュー
    サ軸に直角の方向に互いに押圧して保持し合い、トランスデューサをプリント回
    路板に固定する保持手段の少なくとも一部分を構成することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 対をなす接点部分の少なくとも一方の接点部分が端子接点部分か
    らなり、メイティング接点部分がトランスデューサ軸に直角の方向に弾性である
    ことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記2つのメイティング接点素子がはんだ付けプロセス中に波及
    する温度に耐える材料からなることを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記2つのメイティング接点素子は少なくともそれらのメイティ
    ング接点部分の区域において少なくともその大部分がメイティング接点素子ホル
    ダ内に配置され、前記メイティング接点部分がメイティング接点素子ホルダによ
    り妨害されることなく前記端子接点素子の端子接点部分に接近し得るように配置
    され、且つ前記メイティング接点素子ホルダがプリント回路板に機械的に結合さ
    れることを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記プリント回路板が該回路板を貫通する孔を有し、前記メイテ
    ィング接点素子ホルダがこの孔内に取り付けられることを特徴とする請求項4記
    載の装置。
  6. 【請求項6】 前記プリント回路板の孔内に取り付けられる前記メイティング接
    点素子ホルダが前記プリント回路板にプレス嵌めにより結合されることを特徴と
    する請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 各メイティング接点部分がはんだ付け部分を有し、該はんだ付け
    部分により前記メイティング接点部分が前記プリント回路板の導体トラック部分
    にはんだ接合部により導電的に接続されることを特徴とする請求項4記載の装置
  8. 【請求項8】 前記2つの端子接点素子は少なくともそれらの端子接点部分の区
    域において少なくともその大部分が端子接点素子ホルダ内に配置され、前記端子
    接点部分が前記端子接点素子ホルダにより妨害されることなく前記2つのメイテ
    ィング接点素子のメイティング接点部分に接近し得るように配置され、且つ前記
    端子接点素子ホルダが前記トランスデューサの前記磁石システムの内部空間の内
    側で磁石システムに結合されることを特徴とする請求項4記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記メイティング接点素子ホルダと前記端子接点素子ホルダがト
    ランスデューサを前記プリント回路板上に保持する機械的保持手段の一部分を構
    成し、更に前記2つの端子接点素子の端子接点部分と前記2つのメイティング接
    点素子のメイティング接点部分が前記保持手段の一部分を構成し、前記メイティ
    ング接点接素子ホルダと前記端子接点素子ホルダの保持機能を向上させることを
    特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記端子接点素子ホルダが前記メイティング接点素子ホルダ上
    に嵌合され、前記2つのホルダが摩擦の影響で互いに保持し合うことを特徴とす
    る請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記端子接点素子ホルダが、更に、トランスデューサの磁石シ
    ステムの構成部分を軸方向に保持するとともにこれらの構成部分を半径方向に位
    置決めするように構成されていることを特徴する請求項8記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記2つの端子接点素子と前記2つのメイティング接点素子が
    互いに同軸であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記2つの端子接点素子と前記2つのメイティング接点素子が
    ほぼ回転対称構造であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  14. 【請求項14】 一方の端子接点素子が、磁石システムの構成部分を半径方向に
    位置決めする管状金属部分と、該管状金属部分の両端に一体に結合された2つの
    フランジとからなり、前記フランジ部分が磁石システムの構成部分を軸方向に保
    持し、且つ他方の端子接点素子が、可動コイルリードに面する接点ディスクと、
    該接点ディスクと一体の接点ピンとからなり、前記接点ピンと接点ディスクが第
    1のプラスチック部分により保持され、次いで該プラスチック部分が前記管状金
    属部分内に保持されることを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 一方のメイティング接点が前記管状金属部分と協動する第1接
    点管を有し、他方のメイティング接点が前記接点ピンと協動する第2接点管を有
    し、第2接点管が第2のプラスチック部分により固定され、次いで該プラスチッ
    ク部分が前記第1接点管内に保持されていることを特徴とする請求項14記載の
    装置。
  16. 【請求項16】 前記プリント回路板が該回路板を貫通する孔を有し、前記第1
    接点管がこの孔内に取り付けられることを特徴とする請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記第1接点管がこの孔内に摩擦の影響で保持されることを特
    徴とする請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記第1接点管と前記第2接点管は各々半径方向に突出するは
    んだ付け部分を有し、該はんだ付け部分により前記メイティング接点部分が前記
    プリント回路板の導体トラック部分にはんだ接合部により導電的に接続されるこ
    とを特徴とする請求項4記載の装置。
  19. 【請求項19】 振動板と、振動板に接続された可動コイルと、該可動コイルと
    協動する磁石システムであって、トランストランスデューサ軸と同軸に配置され
    且つトランスデューサ軸と同軸の内部空間を取り囲む磁石システムと、少なくと
    も部分的に前記磁石システム内の内部空間内に配置され且つ少なくとも部分的に
    トランスデューサ軸に平行に延在し、可動コイルの可動コイルリードへの導電接
    続を与える2つの端子接点素子とを有する電気音響トランスデューサにおいて、
    前記2つの端子接点素子の各々は、トランスデューサ軸にほぼ平行に延在する端
    子接点部分を有し、該端子接点部分がトランスデューサ軸に直角の方向に作用し
    てトランスデューサをプリント回路板に固定する保持手段の一部分を構成するこ
    とを特徴とする電気音響トランスデューサ。
  20. 【請求項20】 前記端子接点部分がトランスデューサ軸に直角の方向に弾性で
    あることを特徴とする請求項19記載のトランスデューサ。
  21. 【請求項21】 前記2つの端子接点素子は少なくともそれらの端子接点部分の
    区域において少なくともその大部分が端子接点素子ホルダ内に配置され、前記端
    子接点部分が端子接点素子ホルダにより妨害されることなく接近し得るように配
    置され、且つ前記端子接点素子ホルダがトランスデューサの前記磁石システムの
    内部空間の内側で磁石システムに結合されることを特徴とする請求項19記載の
    トランスデューサ。
  22. 【請求項22】 前記端子接点素子ホルダがトランスデューサを前記プリント回
    路板上に保持する機械的保持手段の一部分を構成し、その上前記2つの端子接点
    素子の端子接点部分が前記保持手段の一部分を構成し、前記端子接点素子ホルダ
    の保持機能を向上させることを特徴とする請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記端子接点素子ホルダが、更に、トランスデューサの磁石シ
    ステムの構成部分を半径方向に位置決めするように構成されていることを特徴す
    る請求項21記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記端子接点素子ホルダが互いに同軸に配置されていることを
    特徴する請求項19記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記2つの端子接点素子がほぼ回転対称構造であることを特徴
    とする請求項24記載の装置。
  26. 【請求項26】 一方の端子接点素子が、磁石システムの構成部分を半径方向に
    位置決めする管状金属部分と、該管状金属部分の両端に一体に結合された2つの
    フランジとからなり、前記フランジ部分が磁石システムの構成部分を軸方向に保
    持し、且つ他方の端子接点素子が、可動コイルリードに面する接点ディスクと、
    該接点ディスクと一体の接点ピンとからなり、前記接点ピンと接点ディスクがプ
    ラスチック部分により保持され、次いで該プラスチック部分が前記管状金属部分
    内に保持されることを特徴とする請求項25記載の装置。
JP2000604649A 1999-03-10 2000-02-18 トランスデューサ軸方向に延在する端子接点を有する電気音響トランスデューサとメイティング接点を有するプリント回路板とを含む装置 Expired - Lifetime JP4198888B2 (ja)

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