JP2002536402A - シート状投与剤の製造方法 - Google Patents
シート状投与剤の製造方法Info
- Publication number
- JP2002536402A JP2002536402A JP2000598143A JP2000598143A JP2002536402A JP 2002536402 A JP2002536402 A JP 2002536402A JP 2000598143 A JP2000598143 A JP 2000598143A JP 2000598143 A JP2000598143 A JP 2000598143A JP 2002536402 A JP2002536402 A JP 2002536402A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drying
- sheet
- degree
- film
- drying step
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/70—Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L27/00—Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L27/70—Fixation, conservation, or encapsulation of flavouring agents
- A23L27/79—Fixation, conservation, or encapsulation of flavouring agents in the form of films
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23P—SHAPING OR WORKING OF FOODSTUFFS, NOT FULLY COVERED BY A SINGLE OTHER SUBCLASS
- A23P20/00—Coating of foodstuffs; Coatings therefor; Making laminated, multi-layered, stuffed or hollow foodstuffs
- A23P20/20—Making of laminated, multi-layered, stuffed or hollow foodstuffs, e.g. by wrapping in preformed edible dough sheets or in edible food containers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/02—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
- A61K8/0208—Tissues; Wipes; Patches
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/0012—Galenical forms characterised by the site of application
- A61K9/0053—Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
- A61K9/006—Oral mucosa, e.g. mucoadhesive forms, sublingual droplets; Buccal patches or films; Buccal sprays
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/70—Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
- A61K9/7007—Drug-containing films, membranes or sheets
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
Abstract
(57)【要約】
本発明は、溶媒を含有する塗り広げ可能な塊を下地にコーティングして乾燥させることによってフィルム型の投与剤を製造する方法に関する。本発明は、上記乾燥プロセスが、30℃〜50℃で行なわれる第1乾燥工程、35℃〜80℃で行なわれる第2乾燥工程、および25℃〜50℃で行なわれる第3乾燥工程よりなることを特徴としている。
Description
【0001】 本発明は、化粧品、医薬品、または食品技術を活用した製品(food-technolog
ical products)として使用するシート状の投与剤に関する。
ical products)として使用するシート状の投与剤に関する。
【0002】 口部内および口の粘膜上で使用する偏平な投与剤は広く知られている。米国特
許第3,444,858号(Russell,1969年)には、ゼラチン状の
材料をベースにした医薬用ストリップが既に開示されている。
許第3,444,858号(Russell,1969年)には、ゼラチン状の
材料をベースにした医薬用ストリップが既に開示されている。
【0003】 また、EP 0 216 762には、デンプン、ゼラチン、グリセリン、また
はソルバイトからなる水溶性フィルムが開示されており、これらのフィルムはロ
ールコーティング法によってコーティングされている。上記特許は、この脈絡に
おいて、化学試薬や香味剤等をこのような投与剤に製造することも可能である旨
を手短に述べている。
はソルバイトからなる水溶性フィルムが開示されており、これらのフィルムはロ
ールコーティング法によってコーティングされている。上記特許は、この脈絡に
おいて、化学試薬や香味剤等をこのような投与剤に製造することも可能である旨
を手短に述べている。
【0004】 EP 460 588は、シート状システムの製造に基本的に(in principal)
適した調合物(formulation)を開示している。ここでは、20〜60重量%の
フィルム形成剤と、2〜40%のゼラチン化剤と、0.1〜35重量%の作用物
質(ここでは香味剤)と、40重量%までの不活性賦形剤(inert filler)より
なる組成物が、特に有利と見なされている。
適した調合物(formulation)を開示している。ここでは、20〜60重量%の
フィルム形成剤と、2〜40%のゼラチン化剤と、0.1〜35重量%の作用物
質(ここでは香味剤)と、40重量%までの不活性賦形剤(inert filler)より
なる組成物が、特に有利と見なされている。
【0005】 DE 36 30 603は、偏平な投与剤を、服用時に剥離できるようにキャ
リア材料(剥離フィルム)上に設けることを特に有利と見なしている。
リア材料(剥離フィルム)上に設けることを特に有利と見なしている。
【0006】 米国特許第4,128,445号および第4,197,289号(Sturz
enegger、1978年)は、活性物質の装填に関連した可能な技術的解決
法に関するものである。
enegger、1978年)は、活性物質の装填に関連した可能な技術的解決
法に関するものである。
【0007】 薬物含有シート状システムには、水膨張性層(water-swellable layer)と非
水溶性バリアフィルムとを有する二層構造も有利と見なされている(米国特許第
5,047,244号)。
水溶性バリアフィルムとを有する二層構造も有利と見なされている(米国特許第
5,047,244号)。
【0008】 このようなフィルムの製造に関し、数種の親水性フィルム形成剤、特にプルラ
ンやその他のグルカン、さらにセルロース誘導体は、一般的に使用されるコーテ
ィング媒体に対する濡れ(wetting)が不十分である。これにより、下地の分離
が早すぎたり、困難になるおそれがあると共に、形成されたフィルムの厚みが不
均一になるおそれがある。対応策として、米国特許第4,562,020号は、
環状(loop)になった一連のプロセスを循環する下地を用いることを勧めている
。上記下地は非極性の熱安定性ポリマーをベースとし、一連のプロセスが行なわ
れている間は表層的コロナ処理が間断なく施され、これにより、十分に安全な濡
れ性(wetting capability)を有する新たな極性表面を常に備える。乾燥温度は
40℃〜110℃の範囲内であり、実施例中に記載されている温度は60℃〜8
5℃である。
ンやその他のグルカン、さらにセルロース誘導体は、一般的に使用されるコーテ
ィング媒体に対する濡れ(wetting)が不十分である。これにより、下地の分離
が早すぎたり、困難になるおそれがあると共に、形成されたフィルムの厚みが不
均一になるおそれがある。対応策として、米国特許第4,562,020号は、
環状(loop)になった一連のプロセスを循環する下地を用いることを勧めている
。上記下地は非極性の熱安定性ポリマーをベースとし、一連のプロセスが行なわ
れている間は表層的コロナ処理が間断なく施され、これにより、十分に安全な濡
れ性(wetting capability)を有する新たな極性表面を常に備える。乾燥温度は
40℃〜110℃の範囲内であり、実施例中に記載されている温度は60℃〜8
5℃である。
【0009】 混じりけのないフィルム下地上に形成されたアロマフィルムは、両面が平滑で
あるため、不利であることがわかっている。このような製品は、さらなる加工処
理を施す場合や、フィルムを裁断し積み重ねて使用する場合、適合性が不十分で
ある。このようなフィルム片または打ち抜きによって得たフィルム片を積み重ね
たものは、適切な投薬ディスペンサーによって消費者に供給されることが多いが
、互いにくっつきやすく、よってフィルム片を安全に引き剥がすのは非常に困難
である。このようなフィルム形状の投与剤は、単位面積当たりの重量が小さいた
め(通常、10〜80g/m2程度)静電気を帯びやすく、また同時に、後に行
なわれる引き剥がしを容易にするため表面同士が摺動可能となるよう設計されて
いるため、このことが使用に際してのみならず、加工技術においても妨げとなっ
ている。
あるため、不利であることがわかっている。このような製品は、さらなる加工処
理を施す場合や、フィルムを裁断し積み重ねて使用する場合、適合性が不十分で
ある。このようなフィルム片または打ち抜きによって得たフィルム片を積み重ね
たものは、適切な投薬ディスペンサーによって消費者に供給されることが多いが
、互いにくっつきやすく、よってフィルム片を安全に引き剥がすのは非常に困難
である。このようなフィルム形状の投与剤は、単位面積当たりの重量が小さいた
め(通常、10〜80g/m2程度)静電気を帯びやすく、また同時に、後に行
なわれる引き剥がしを容易にするため表面同士が摺動可能となるよう設計されて
いるため、このことが使用に際してのみならず、加工技術においても妨げとなっ
ている。
【0010】 加工処理において満たさなければならない第3の要求事項は、最大限のプロセ
ス速度を提供しながら熱による香味の損失を防止することである。いずれの先行
技術も、この要求事項に対する解決法に関する情報を開示してはいない。
ス速度を提供しながら熱による香味の損失を防止することである。いずれの先行
技術も、この要求事項に対する解決法に関する情報を開示してはいない。
【0011】 従来技術において未解決であるこれらの要求事項を考慮した結果、本発明の目
的は、精密かつ再生可能なコーティング品質が得られ、最終的に形成されたフィ
ルム片またはシート片を積み重ねた場合に互いにくっつき合うのが防止され、さ
らに汚濁や過剰な熱負荷を防止しながらも、高い生産率で製造可能なシート状作
用物質キャリアの製造方法を提供することである。
的は、精密かつ再生可能なコーティング品質が得られ、最終的に形成されたフィ
ルム片またはシート片を積み重ねた場合に互いにくっつき合うのが防止され、さ
らに汚濁や過剰な熱負荷を防止しながらも、高い生産率で製造可能なシート状作
用物質キャリアの製造方法を提供することである。
【0012】 この目的は、作用物資とさらなる補助物質が添加された親水ポリマー溶液をコ
ーティングした直後に、適度な温風(30〜50℃)を材料にあてて僅かに温度
を上昇させ(35〜80℃)、最後に25〜50℃での再調整工程を行うという
本発明の方法によって達成される。また、プロセス速度は、相対下地湿度(等価
湿度または等価空気湿度)が常に相対湿度50〜75%、好ましくは60〜68
%に保たれるよう有利に調整される。
ーティングした直後に、適度な温風(30〜50℃)を材料にあてて僅かに温度
を上昇させ(35〜80℃)、最後に25〜50℃での再調整工程を行うという
本発明の方法によって達成される。また、プロセス速度は、相対下地湿度(等価
湿度または等価空気湿度)が常に相対湿度50〜75%、好ましくは60〜68
%に保たれるよう有利に調整される。
【0013】 また、粗面の下地、好ましくは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリカーボネートといった熱可塑性プラスチック(thermopl
asts)、およびこれらポリマーの積層物を、特に好ましくはポリエチレンでコー
ティングした紙と共に使用することにより、後に製造される単一フィルム片を積
み重ねた場合にフィルム片同士がくっつくのを効果的に防止することができる。
ンテレフタレート、ポリカーボネートといった熱可塑性プラスチック(thermopl
asts)、およびこれらポリマーの積層物を、特に好ましくはポリエチレンでコー
ティングした紙と共に使用することにより、後に製造される単一フィルム片を積
み重ねた場合にフィルム片同士がくっつくのを効果的に防止することができる。
【0014】 本発明の方法は、固形の親水性ベース物質と、任意で含有される他の成分とを
含み、溶媒、特に水によって流動化された塊よりコーティングプロセスによって
製造可能なあらゆる形態の偏平な製品、例えば食品、薬品、または化粧品等の製
造に使用することができる。
含み、溶媒、特に水によって流動化された塊よりコーティングプロセスによって
製造可能なあらゆる形態の偏平な製品、例えば食品、薬品、または化粧品等の製
造に使用することができる。
【0015】 親水性ベース物質としては、デンプンおよびその誘導体、カンテン、ゼラチン
、セルロースおよびセルロース誘導体、アルギン酸、ガラクトグルコマンナン、
カラギーン(carrageen)、各応用分野において認可されているその他の植物ゴ
ム、プルランおよびその他のグルカン、デキストラン、ならびにポリビニルピロ
リドン、ポリビニルアルコールまたはポリアクリル酸ホモポリマーおよびコポリ
マーを用いることができる。上記ポリビニルアルコールとしては、水酸基の1〜
20%、特に好ましくは約12%がアセチル基に置換された、部分的に加水分解
されたものが有利に用いられる。
、セルロースおよびセルロース誘導体、アルギン酸、ガラクトグルコマンナン、
カラギーン(carrageen)、各応用分野において認可されているその他の植物ゴ
ム、プルランおよびその他のグルカン、デキストラン、ならびにポリビニルピロ
リドン、ポリビニルアルコールまたはポリアクリル酸ホモポリマーおよびコポリ
マーを用いることができる。上記ポリビニルアルコールとしては、水酸基の1〜
20%、特に好ましくは約12%がアセチル基に置換された、部分的に加水分解
されたものが有利に用いられる。
【0016】 本発明の方法は、プルラン、カラギーン、またはセルロースエステルを多量に
含む、取り扱いの困難な塊(problematic masses)に対して特に効果的である。
含む、取り扱いの困難な塊(problematic masses)に対して特に効果的である。
【0017】 また、賦形剤(structure-forming agents)として、分子量の小さい親水性添
加物を使用することも可能である。これらの添加物は、主として特定用途に用い
られる。使用可能な添加物としては、特に、糖、糖アルコール、ショ糖代用品(
sugar substitutes)、有機酸、ポリエチレングリコールが挙げられる。
加物を使用することも可能である。これらの添加物は、主として特定用途に用い
られる。使用可能な添加物としては、特に、糖、糖アルコール、ショ糖代用品(
sugar substitutes)、有機酸、ポリエチレングリコールが挙げられる。
【0018】 さらに、溶解度の低さゆえにベース材料中において分子分散混合物または分子
分散溶液を形成しない固形物質を含有させることもできる。好適な固形物資は、
例えば、アルカリ土類金属の炭酸塩、リン酸塩、ケイ酸塩、または硫酸塩、酸化
亜鉛、酸化チタンあるいはその他の着色顔料、滑石(talcum)、ラクトース、シ
クロデキストリン、あるいはデンプンおよびデンプン誘導体であり、これらは最
終製品中で独自の固体の分散相を呈していればよい。
分散溶液を形成しない固形物質を含有させることもできる。好適な固形物資は、
例えば、アルカリ土類金属の炭酸塩、リン酸塩、ケイ酸塩、または硫酸塩、酸化
亜鉛、酸化チタンあるいはその他の着色顔料、滑石(talcum)、ラクトース、シ
クロデキストリン、あるいはデンプンおよびデンプン誘導体であり、これらは最
終製品中で独自の固体の分散相を呈していればよい。
【0019】 なお、先に列挙したものは単なる例示であり、同様の機能を有する当業者に公
知の他の物質を用いることも可能である。
知の他の物質を用いることも可能である。
【0020】 活性成分としては、例えば、医薬用または化粧品用活性剤、食品添加物、着色
剤、または診断薬を用いることができる。本発明の方法は、他の方法ではその揮
発性ゆえに加工が困難な香味剤が用いられている場合に、特に使用することがで
きる。本発明において使用可能な香味剤としては、主に芳香油(essential oils
)(植物の芳香性成分より得た揮発性かつ非水溶性の蒸留液)や、水との混和性
が乏しいその他の揮発性かつ非水溶性の芳香性物質が挙げられる。これらの例と
しては、バラ芳香性芳香剤(rose fragrance aromatics)の成分であるフェニル
エタノールや、ペパーミントのような清涼感のある香味剤に含まれるメントール
、ユーカリプトール(シネオール)、カンフェン、およびピネンや、n−ブチル
フタリドまたはシネオールといった食欲促進用香味剤(香辛料系芳香剤(spicin
g aromatics))、これに加えて、ユーカリ油、タイム油、サリチル酸メチル、
テレビン油(terpentine oil)、およびカミツレ油といった薬効を有する香味剤
が挙げられる。
剤、または診断薬を用いることができる。本発明の方法は、他の方法ではその揮
発性ゆえに加工が困難な香味剤が用いられている場合に、特に使用することがで
きる。本発明において使用可能な香味剤としては、主に芳香油(essential oils
)(植物の芳香性成分より得た揮発性かつ非水溶性の蒸留液)や、水との混和性
が乏しいその他の揮発性かつ非水溶性の芳香性物質が挙げられる。これらの例と
しては、バラ芳香性芳香剤(rose fragrance aromatics)の成分であるフェニル
エタノールや、ペパーミントのような清涼感のある香味剤に含まれるメントール
、ユーカリプトール(シネオール)、カンフェン、およびピネンや、n−ブチル
フタリドまたはシネオールといった食欲促進用香味剤(香辛料系芳香剤(spicin
g aromatics))、これに加えて、ユーカリ油、タイム油、サリチル酸メチル、
テレビン油(terpentine oil)、およびカミツレ油といった薬効を有する香味剤
が挙げられる。
【0021】 食品中や予め製造された食品添加物(prefabricated food additives)中にお
いて添加物として使用されるエッセンスおよび芳香剤(aromatics)は多岐にわ
たっている。これらの例としては、いわゆるフルーツエーテル(fruit ethers)
が挙げられるが、この他にもエチルバニリン、6−メチルクマリン、シトロネロ
ール、またはn−酢酸ブチルといったその他の芳香剤を使用することができる。
界面活性物質の添加剤により、芳香剤の液滴の分布が向上する。
いて添加物として使用されるエッセンスおよび芳香剤(aromatics)は多岐にわ
たっている。これらの例としては、いわゆるフルーツエーテル(fruit ethers)
が挙げられるが、この他にもエチルバニリン、6−メチルクマリン、シトロネロ
ール、またはn−酢酸ブチルといったその他の芳香剤を使用することができる。
界面活性物質の添加剤により、芳香剤の液滴の分布が向上する。
【0022】 特殊な場合、1以上の同一または異なる組成の層をさらに塗布すれば、例えば
、特殊な表面や引張性質を付与する上で有利であることが分かっている。
、特殊な表面や引張性質を付与する上で有利であることが分かっている。
【0023】 塊の調整は、例えば、固形成分を溶媒(通常水であるが、例えば、エタノール
、アセトン、および相溶性を有する生理学的に許容可能な他の溶媒およびその混
合物も使用される)に振り入れるか、混錬するか、またはゆっくりと温浸するこ
とによって行なわれる。この段階で、配合表に記載されていれば、予め計量した
香味剤および他の液状の脂溶性添加剤を、ゆっくりと攪拌しながら添加する。
、アセトン、および相溶性を有する生理学的に許容可能な他の溶媒およびその混
合物も使用される)に振り入れるか、混錬するか、またはゆっくりと温浸するこ
とによって行なわれる。この段階で、配合表に記載されていれば、予め計量した
香味剤および他の液状の脂溶性添加剤を、ゆっくりと攪拌しながら添加する。
【0024】 本発明の目的のためには、コーティングを行う前に塊を高速ホモジナイザーで
均質化すると、均一な構造(uniform constitution)に関して多大な利点が得ら
れることがわかっている。
均質化すると、均一な構造(uniform constitution)に関して多大な利点が得ら
れることがわかっている。
【0025】 本発明の方法においては、塊は、塗り付けコーティング(spread-coating)、
ナイフコーティング(knife-coating)、または押出し法(extrusion method)
によって下地にコーティングされ、別個に温度が調整される領域(independentl
y temperature-controlled zones)を少なくとも3つ備えた乾燥用管(drying c
anal)内で乾燥される。
ナイフコーティング(knife-coating)、または押出し法(extrusion method)
によって下地にコーティングされ、別個に温度が調整される領域(independentl
y temperature-controlled zones)を少なくとも3つ備えた乾燥用管(drying c
anal)内で乾燥される。
【0026】 下地としては、基本的に当業者に公知であり、かつ広く使用されているもの、
例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカ
ーボネート、ポリウレタン等を使用することができる。また引張り強さ(tensil
e strength)を向上させるため、これらの下地と他のポリマー、紙、ファイバー
グラス、および他の賦形剤(structure-forming materials)とを積層したもの
も使用される。表面の付着性を調整するためには、シリコン化、フッ素化度、酸
処理、またはコロナ処理といった処理を行うことが有益であるが、これらの処理
を行うには、用途に関連する生理学的耐性を個々のケースごとに明らかにする必
要がある。
例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカ
ーボネート、ポリウレタン等を使用することができる。また引張り強さ(tensil
e strength)を向上させるため、これらの下地と他のポリマー、紙、ファイバー
グラス、および他の賦形剤(structure-forming materials)とを積層したもの
も使用される。表面の付着性を調整するためには、シリコン化、フッ素化度、酸
処理、またはコロナ処理といった処理を行うことが有益であるが、これらの処理
を行うには、用途に関連する生理学的耐性を個々のケースごとに明らかにする必
要がある。
【0027】 コーティングを行う塊に対向する面が平滑でなく、一定の形状を有する、光沢
のない、どのような形態であるにせよ粗面である場合、本発明の方法は特に有利
である。凹凸間の高さ(peak-to-valley height)は0.1μmから10μmの
範囲であってもよく、0.5μmから3μmの範囲であることが好ましい。微細
構造における丸みを帯びた隆起は、滑り摩擦をさらに軽減するので有利である。
のない、どのような形態であるにせよ粗面である場合、本発明の方法は特に有利
である。凹凸間の高さ(peak-to-valley height)は0.1μmから10μmの
範囲であってもよく、0.5μmから3μmの範囲であることが好ましい。微細
構造における丸みを帯びた隆起は、滑り摩擦をさらに軽減するので有利である。
【0028】 本発明の目的は、プロセス温度を最初は上昇させ、次に遅くとも最終の領域に
おいて、10℃低くして乾燥を行うことによって常に達成される。
おいて、10℃低くして乾燥を行うことによって常に達成される。
【0029】 さらに、製品の等価湿度が相対湿度50〜75%、好ましくは相対湿度60〜
68%となるようプロセス速度を調整すれば有利である。
68%となるようプロセス速度を調整すれば有利である。
【0030】 これらのプロセス条件の下で得た製品は、表面が安定で、柔軟性があり、耐破
壊性(break-resistant)を有すると共に、耐引裂性(tear-resistant)も高い
。得られた表面には実質的に「コールドフロー(cold flow)」が起こらないた
め、基本的に寸法が安定している。フィルムは、知覚できる程度の伸長を伴うこ
となく支持体より取り外すことができ、さらなる加工を別個に行うことができる
。
壊性(break-resistant)を有すると共に、耐引裂性(tear-resistant)も高い
。得られた表面には実質的に「コールドフロー(cold flow)」が起こらないた
め、基本的に寸法が安定している。フィルムは、知覚できる程度の伸長を伴うこ
となく支持体より取り外すことができ、さらなる加工を別個に行うことができる
。
【0031】 等価空気湿度の測定は、以下のように行なわれる。面積約0.1m2の調整し
たばかりのストリップを、ゴム手袋を用いて即座に迅速に折畳み、幅広のネック
部を有するガラス容器内に配置する。ガラス容器の蓋には貫通孔が設けられ、湿
度計の測定ヘッドが導入できるようになっている。装置の構造次第であるが、約
1分後に測定値を読みとる。
たばかりのストリップを、ゴム手袋を用いて即座に迅速に折畳み、幅広のネック
部を有するガラス容器内に配置する。ガラス容器の蓋には貫通孔が設けられ、湿
度計の測定ヘッドが導入できるようになっている。装置の構造次第であるが、約
1分後に測定値を読みとる。
【0032】 縦方向の切断が行なわれた後、さらなる加工処理を打ち抜き装置(punching d
evice)内で行うか、あるいは単に横方向に切断する。シート状製品は、厚さが
20〜300μmの範囲であることが好ましく、大きさが0.5〜12cm2の
範囲であれば有利である。次に行なわれる梱包処理は、一つづつ行ってもよいし
、例えば、密封した袋内または投薬ディスペンサー内で積み重ねられた状態で行
ってもよい。
evice)内で行うか、あるいは単に横方向に切断する。シート状製品は、厚さが
20〜300μmの範囲であることが好ましく、大きさが0.5〜12cm2の
範囲であれば有利である。次に行なわれる梱包処理は、一つづつ行ってもよいし
、例えば、密封した袋内または投薬ディスペンサー内で積み重ねられた状態で行
ってもよい。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年3月7日(2001.3.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゼカン、ホルスト ドイツ、デー 56584 マインボルン、サ ントシュトラーセ 1アー (72)発明者 ツィンドルフ、カティヤ ドイツ、デー 56191 ヴァイテルスブル ク、アルテ ヴァレンダラーシュトラーセ 27 Fターム(参考) 4C076 AA71 BB21 BB31 EE30A FF02 FF68
Claims (7)
- 【請求項1】 溶媒を含有する塗り広げ可能な(spreadable)塊(mass)を下
地(substrate)にコーティングして乾燥させることによってシート状の投与剤
(form)を製造する方法であり、前記乾燥が、30℃〜50℃で行なわれる第1
乾燥工程、35℃〜80℃で行なわれる第2乾燥工程、および25℃〜50℃で
行なわれる第3乾燥工程よりなることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 相対下地湿度が相対湿度50〜75%、好ましくは相対湿度6
0〜68%になるようにプロセス速度を調整することを特徴とする請求項1に記
載の方法。 - 【請求項3】 前記シート状製品が香味剤を含有することを特徴とする請求項
1から2の1以上に記載の方法。 - 【請求項4】 前記シート状製品が、主成分としてプルランを含有することを
特徴とする請求項1から3の1以上に記載の方法。 - 【請求項5】 前記積層物に対する乾燥が、全乾燥工程時間の最初の3分の1
においては30℃〜50℃で、次の3分の1においては35℃〜80℃で、最後
の3分の1においては25℃〜50℃で行なわれることを特徴とする請求項1か
ら4の1以上に記載の方法。 - 【請求項6】 前記シート状製品の乾燥が、粗面を有する材料上で行なわれる
ことを特徴とする請求項1から5の1以上に記載の方法。 - 【請求項7】 前記粗面を有する材料として、ポリエチレンでコーティングし
た紙を使用することを特徴とする請求項6に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19905801A DE19905801B4 (de) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | Verfahren zur Herstellung folienförmiger Darreichungsformen |
DE19905801.6 | 1999-02-12 | ||
PCT/EP2000/000739 WO2000047190A2 (de) | 1999-02-12 | 2000-01-31 | Verfahren zur herstellung folienförmiger darreichungsformen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002536402A true JP2002536402A (ja) | 2002-10-29 |
Family
ID=7897244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000598143A Pending JP2002536402A (ja) | 1999-02-12 | 2000-01-31 | シート状投与剤の製造方法 |
Country Status (22)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1150663A2 (ja) |
JP (1) | JP2002536402A (ja) |
KR (1) | KR100620068B1 (ja) |
CN (1) | CN1147293C (ja) |
AR (1) | AR022580A1 (ja) |
AU (1) | AU777898B2 (ja) |
BR (1) | BR0009962B1 (ja) |
CA (1) | CA2362756C (ja) |
CZ (1) | CZ301872B6 (ja) |
DE (1) | DE19905801B4 (ja) |
HK (1) | HK1039069A1 (ja) |
HU (1) | HUP0202877A2 (ja) |
IL (2) | IL144767A0 (ja) |
MX (1) | MXPA01007867A (ja) |
NO (1) | NO20013892L (ja) |
NZ (1) | NZ513465A (ja) |
PL (1) | PL202678B1 (ja) |
RU (1) | RU2226389C2 (ja) |
TR (1) | TR200102056T2 (ja) |
TW (1) | TWI254725B (ja) |
WO (1) | WO2000047190A2 (ja) |
ZA (1) | ZA200106580B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10114509A1 (de) * | 2001-03-23 | 2002-10-02 | Haarmann & Reimer Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Einkapselungen |
DE60222802T2 (de) | 2001-12-11 | 2008-07-10 | Ceapro Inc., Edmonton | Zusammensetzungen auf der basis von beta glukan aus getreiden, verfahren zur herstellung und verwendungen |
PT2663294E (pt) | 2011-01-11 | 2016-01-25 | Capsugel Belgium Nv | Novas cápsulas duras contendo pululano |
JP7222911B2 (ja) | 2017-04-14 | 2023-02-15 | カプスゲル・ベルギウム・ナムローゼ・フェンノートシャップ | プルランを作製する方法 |
AU2018251256B2 (en) | 2017-04-14 | 2023-10-05 | Capsugel Belgium Nv | Pullulan capsules |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6055039A (ja) * | 1983-09-07 | 1985-03-29 | Mitsubishi Acetate Co Ltd | 水溶性多糖類フイルム |
JPH0288644A (ja) * | 1988-08-13 | 1990-03-28 | Lts Lohmann Therapie Syst Gmbh & Co Kg | 柔軟な親水性ゲル・フィルム,ならびにその製造方法と使用法 |
WO1998026764A1 (de) * | 1996-12-16 | 1998-06-25 | Lts Lohmann Therapie-Systeme Gmbh | Einzeln dosierte, bei kontakt mit flüssigkeit schnell zerfallende, wirkstoff- und insbesondere aromastoffhaltige, folienförmige darreichungsform |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3333240A1 (de) * | 1983-09-12 | 1985-03-28 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Mittel zur transdermalen applikation von arzneimittelwirkstoffen |
JPH0744940B2 (ja) * | 1986-12-24 | 1995-05-17 | ライオン株式会社 | 口腔貼付用基材 |
US5656297A (en) * | 1992-03-12 | 1997-08-12 | Alkermes Controlled Therapeutics, Incorporated | Modulated release from biocompatible polymers |
-
1999
- 1999-02-12 DE DE19905801A patent/DE19905801B4/de not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-01-27 TW TW089101364A patent/TWI254725B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-01-31 TR TR2001/02056T patent/TR200102056T2/xx unknown
- 2000-01-31 NZ NZ513465A patent/NZ513465A/en not_active IP Right Cessation
- 2000-01-31 RU RU2001118268/15A patent/RU2226389C2/ru not_active IP Right Cessation
- 2000-01-31 BR BRPI0009962-7A patent/BR0009962B1/pt not_active IP Right Cessation
- 2000-01-31 AU AU31514/00A patent/AU777898B2/en not_active Ceased
- 2000-01-31 IL IL14476700A patent/IL144767A0/xx active IP Right Grant
- 2000-01-31 JP JP2000598143A patent/JP2002536402A/ja active Pending
- 2000-01-31 KR KR1020017010143A patent/KR100620068B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-01-31 CA CA002362756A patent/CA2362756C/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-01-31 MX MXPA01007867A patent/MXPA01007867A/es not_active IP Right Cessation
- 2000-01-31 PL PL349857A patent/PL202678B1/pl unknown
- 2000-01-31 CN CNB008028656A patent/CN1147293C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-01-31 WO PCT/EP2000/000739 patent/WO2000047190A2/de not_active Application Discontinuation
- 2000-01-31 EP EP00909123A patent/EP1150663A2/de not_active Ceased
- 2000-01-31 CZ CZ20012900A patent/CZ301872B6/cs not_active IP Right Cessation
- 2000-01-31 HU HU0202877A patent/HUP0202877A2/hu unknown
- 2000-02-11 AR ARP000100610A patent/AR022580A1/es active IP Right Grant
-
2001
- 2001-08-07 IL IL144767A patent/IL144767A/en not_active IP Right Cessation
- 2001-08-09 NO NO20013892A patent/NO20013892L/no not_active Application Discontinuation
- 2001-08-10 ZA ZA200106580A patent/ZA200106580B/en unknown
-
2002
- 2002-01-31 HK HK02100760.6A patent/HK1039069A1/zh unknown
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6055039A (ja) * | 1983-09-07 | 1985-03-29 | Mitsubishi Acetate Co Ltd | 水溶性多糖類フイルム |
JPH0288644A (ja) * | 1988-08-13 | 1990-03-28 | Lts Lohmann Therapie Syst Gmbh & Co Kg | 柔軟な親水性ゲル・フィルム,ならびにその製造方法と使用法 |
WO1998026764A1 (de) * | 1996-12-16 | 1998-06-25 | Lts Lohmann Therapie-Systeme Gmbh | Einzeln dosierte, bei kontakt mit flüssigkeit schnell zerfallende, wirkstoff- und insbesondere aromastoffhaltige, folienförmige darreichungsform |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
HK1039069A1 (zh) | 2002-04-12 |
ZA200106580B (en) | 2002-02-14 |
CN1336820A (zh) | 2002-02-20 |
TR200102056T2 (tr) | 2001-11-21 |
IL144767A (en) | 2006-08-20 |
NO20013892D0 (no) | 2001-08-09 |
DE19905801A1 (de) | 2000-08-17 |
AU3151400A (en) | 2000-08-29 |
KR100620068B1 (ko) | 2006-09-05 |
KR20010102050A (ko) | 2001-11-15 |
WO2000047190A2 (de) | 2000-08-17 |
AU777898B2 (en) | 2004-11-04 |
PL349857A1 (en) | 2002-09-23 |
CZ20012900A3 (cs) | 2002-01-16 |
CA2362756C (en) | 2009-11-24 |
AR022580A1 (es) | 2002-09-04 |
CA2362756A1 (en) | 2000-08-17 |
MXPA01007867A (es) | 2002-07-02 |
CZ301872B6 (cs) | 2010-07-14 |
TWI254725B (en) | 2006-05-11 |
IL144767A0 (en) | 2002-06-30 |
DE19905801B4 (de) | 2008-03-13 |
NO20013892L (no) | 2001-08-09 |
PL202678B1 (pl) | 2009-07-31 |
EP1150663A2 (de) | 2001-11-07 |
NZ513465A (en) | 2003-05-30 |
RU2226389C2 (ru) | 2004-04-10 |
HUP0202877A2 (hu) | 2003-03-28 |
BR0009962A (pt) | 2002-04-16 |
BR0009962B1 (pt) | 2014-07-29 |
CN1147293C (zh) | 2004-04-28 |
WO2000047190A3 (de) | 2000-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6800329B2 (en) | Method for producing film-type dosage | |
EP0460588B1 (de) | Herstellungsverfahren für schnellzerfallende folienförmige Darreichungsformen | |
JP4577913B2 (ja) | 個々に投薬でき、液体に接触すると急速に分解する活性物質含有および特に芳香物含有膜状投与形態 | |
EP1971312A1 (en) | Topical film compositions for delivery of actives | |
US20070154527A1 (en) | Topical film compositions for delivery of actives | |
CN101516331A (zh) | 含有抗泡沫调味剂的可食用水溶性膜 | |
US20110166240A1 (en) | Ph modulated films for delivery of actives | |
EP1715844A2 (en) | Films for use as dosage forms | |
JP2002536402A (ja) | シート状投与剤の製造方法 | |
US20040126497A1 (en) | Method for producing film-type dosage |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100315 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110331 |