JP2002533398A - 三期経口避妊薬 - Google Patents

三期経口避妊薬

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ルビン,アーカデイ
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オーソ−マクニール・フアーマシユーチカル・インコーポレーテツド
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Abstract

(57)【要約】 エストロゲンおよびプロゲストゲンが21日間にわたる三期順序で毎日投与される避妊方法が開示される。第一期ではエストロゲンおよびプロゲストゲンの組み合わせがエストロゲン活性において23−28μgの17α−エチニルエストラジオールにそしてプロゲストゲン活性において0.065−0.75mgのノルエチンドロンに相当する低量であるが避妊有効1日投薬量で5−8日間にわたり投与され、その後に同一投薬量のエストロゲンおよびプロゲストゲン活性において0.25−1.0mgのノルエチンドロンに相当するプロゲストゲンが7−11日間にわたり投与され、その後に同一投薬量のエストロゲンおよびプロゲストゲン活性において0.35−2.0mgのノルエチンドロンに相当するプロゲストゲンが3−7日間にわたり投与され、その後の4−8日間にはエストロゲンまたはプロゲストゲンのいずれも投与されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明はステロイド類の三期経口避妊療法(triphasic oral contraceptive r
egimens)に関する。より詳しくは、本発明はプロゲスチンおよび低投薬量のエ
チニルエストラジオール(EE)を含有する三期避妊療法に関する。
【0002】 発明の背景 a)低投薬量エストロゲン療法 過去数年間に、比較的低投薬量のプロゲスチンを有しそして特に比較的低投薬
量のエストロゲンを有するステロイドをベースとした経口避妊薬、すなわちOC
類、がある種の利点を有することが認識された。比較的低いエストロゲン投薬量
のそのような利点は、例えば、悪心、嘔吐、および胃の不調の発生減少の如き不
愉快な副作用、並びに例えば、血栓塞栓、発作、および心筋梗塞の発生減少の如
き重い副作用を包含する。それ故、ステロイドをベースとした避妊薬の利点は医
学会で良く確立しているが、これらのタイプの副作用を最少にするために患者毎
の基準で最低有効投薬量のステロイド類を投与することが望ましい。
【0003】 OC療法における比較的低い投薬量のエストロゲンに伴う主な問題は劣悪な周
期調節および劣悪な周期調節に伴う患者のコンプライアンス問題である。1日当
たり30μg以下のエストロゲン投薬量では、大量出血および/または点状出血
(spotting)の発生率は多くの女性が不規則的出血によるさらなる不快さを経験す
ることが予測できる点まで増加したことが観察された。この周期調節の失敗は多
くの女性を不必要に比較的高いエストロゲン投薬量に戻すか、避妊薬の使用を中
止させるかまたは指示された療法でコンプライアンスを失わせる。妊娠すること
を望まない女性によるOC使用の中止を助長することにより、劣悪な周期調節の
症状が意図せぬ妊娠の発生に影響を与える。
【0004】 Endrikat, J.; U. Muller; and B. Dusterberg: Contraception 1997; 55: 13
1-137 は周期調節に関して20μgおよび30μgのエチニルエストラジオール
(EE)一期療法を比較した。この療法では、女性は20μgのEEおよび75
gのゲストデンまたは30μgのEEおよび75μgのゲストデンを含有するい
ずれかの錠剤を受容した。療法は一期の21日間の活性錠剤およびその後の7日
間の錠剤なしの期間であった。大量出血および/または点状出血の比較的高い発
生率が20μgのEE療法で見られた。この論文により開示された大量出血およ
び/または点状出血の結果は以下の比較例Aにより完全にまとめられている。
【0005】 Tuimala, R.; M. Saranen; and U. Alapiessa; Acta Obstet Gynecol Scand 1
994; 144: 7-12 は周期調節に関して20μgおよび30μgのエチニルエスト
ラジオール(EE)の一期療法を比較した。この療法では、女性は20μgのE
Eおよび150μgのデソゲストレルまたは30μgのEEおよび150μgの
デソゲストレルを含有するいずれかの錠剤を受容した。療法は一期の21日間の
活性錠剤およびその後の7日間の錠剤なしの期間であった。大量出血および/ま
たは点状出血の比較的高い発生率が20μgのEE療法で見られた。この論文に
より開示された大量出血および/または点状出血の結果は以下の比較例Bにより
完全にまとめられている。
【0006】 Akerlund, M.; A. Rode; and J. Westergaard; Brit J Obstet Gynecol Septe
mber 1993; 100: 832-838 は周期調節に関して20μgおよび30μgのエチニ
ルエストラジオール(EE)の一期療法を比較した。この療法では、女性は20
μgのEEおよび150μgのデソゲストレルまたは30μgのEEおよび15
0μgのデソゲストレルを含有するいずれかの錠剤を受容した。療法は一期の2
1日間の活性錠剤およびその後の7日間の錠剤なしの期間であった。大量出血お
よび/または点状出血の比較的高い発生率が20μgのEE療法で見られた。こ
の論文により開示された大量出血および/または点状出血の結果は以下の比較例
Cにより完全にまとめられている。
【0007】 Darney, P.; and C. Klaisle; Dialogues in Contraception; Vol. 5, Number
5, Univ. of Southern California School of Medicine は種々の文献元を調査
しそして20μgのエストロゲンを含有するOC類、例えば20μgのEEおよ
び100μgのレボノルゲストレルを含有する一期療法、は30または35μg
のエストロゲンを含有する調合物より高い割合の大量出血および点状出血がある
と結論づけた。
【0008】 Task Force on Oral Contraceptives -WHO Special Program of Research, De
velopment, and Research Training in Human Reproduction; Contraception 19
82; Vol. 25, Number 3 は1mgのノルエチンドロンアセテートおよび50μg
のEEの組み合わせが1mgのノルエチンドロンアセテートおよび20μgのE
Eの組み合わせより良好な周期調節を有することを示している。
【0009】 それ故、1日当たり30μgより少ないエストロゲン投薬量を含有するがより
高いエストロゲン含有量のOCに匹敵する周期調節を有するOCに関する要望が
ある。
【0010】 b)三期療法 三段階または三期の組み合わせタイプ経口避妊薬療法は既知である。種々のタ
イプの三期療法は米国特許第4,390,531号、第4,066,757号、第3
,957,982号、第3,795,734号、および第2,431,704号に記載
されている。
【0011】 より最近では、Pasquale S. の米国特許第4,530,839号、第4,544,
554号、第4,616,006号、および第4,628,051号は、21連続日
にわたり分娩年令の女性にエストロゲンおよびプロゲストゲンの組み合わせを5
−8日間にわたり低量であるがエストロゲン活性において20−50μgの17
α−エチニルエストラジオールにそしてプロゲストゲン活性において0.065
−0.75mgのノルエチンドロンに相当する避妊有効1日投薬量で、次の7−
11日間にわたり20−50μgの17α−エチニルエストラジオールに相当す
るエストロゲン1日投薬量およびプロゲストゲン活性において0.250−1.0
mgのノルエチンドロンに相当する投薬量で、そして次の3−7日間にわたり2
0−50μgの17α−エチニルエストラジオールに相当するエストロゲン1日
投薬量およびプロゲストゲン活性において0.35−2.0mgのノルエチンドロ
ンに相当する投薬量で投与することを含んでなり、次の6−8日間にわたりエス
トロゲンおよびプロゲストゲンを投与せず、但し条件としてエストロゲンの1日
投薬量は各期間に関して同じであるような避妊の三期療法を記載している。この
療法の目的は従来の経口避妊薬で見られたような匹敵する出血パターンおよび妊
娠防止を得ながら経口避妊薬の合計1カ月間ステロイド投薬量を低下させること
である。
【0012】 Pasquale の特別な三期療法はかなりの商業的成功を得た。ノルゲスチメート
を用いる1つの商業的療法はオルト−マックネイル・ファーマシューティカル・
インコーポレーテッド(Ortho-McNeil Pharmaceutical Inc.)により米国で商標オ
ルト・トリ−シクレン(ORTHO TRI-CYCLEN)として販売されている。この療法によ
ると、35μgの17α−エチニルエストラジオールおよび0.180mgのノ
ルゲスチメートを含有する錠剤を7日間、その後に35μgの17α−エチニル
エストラジオールおよび0.215mgのノルゲスチメートを含有する錠剤を7
日間、その後に35μgの17α−エチニルエストラジオールおよび0.250
mgのノルゲスチメートを含有する錠剤を7日間、その後に偽薬を7日間投与す
る。ノルエチンドロンを用いる別の商業的な療法はオルト−マックネイル・ファ
ーマシューティカル・インコーポレーテッドにより米国で商標オルト・ノバム(O
RTHO NOVUM)7/7/7として販売されている。この療法によると、35μgの
17α−エチニルエストラジオールおよび0.5mgのノルエチンドロンを含有
する錠剤を7日間、その後に35μgの17α−エチニルエストラジオールおよ
び0.75mgのノルエチンドロンを含有する錠剤を7日間、その後に35μg
の17α−エチニルエストラジオールおよび1.0mgのノルエチンドロンを含
有する錠剤を7日間、その後に偽薬を7日間投与する。これらの療法は女性の周
期調節および比較的低い合計1カ月間ステロイド投薬量で妊娠防止において特に
成功を収めることが証明された。
【0013】 しかしながら、比較的低い投薬量の合計1カ月間ステロイド、特にエストロゲ
ン、を含有するが妊娠防止に関して依然として有効であり且つ高水準の周期調節
を維持する組み合わせタイプの避妊薬に関する要望がある。
【0014】 実質的に比較的低い投薬量のエストロゲンを有するが周期調節の実質的な低下
を示さない避妊の三期療法に関する要望がある。
【0015】 発明の要旨 本発明によれば、分娩年令の女性にエストロゲンおよびプロゲストゲンの組み
合わせを避妊有効1日投薬量で合計20〜24連続日にわたり投与することによ
り低い投薬量のエストロゲンで信頼性のある避妊方法が得られ、ここで5−8日
間の第一期では、組み合わせは約0.065−0.75mgのノルエチンドロンに
効果において相当するプロゲストゲンおよび約23−28μgのエチニルエスト
ラジオールに効果において相当するエストロゲンを含んでなり、その後の7−1
1日間の第二期では、組み合わせは約0.25−1.0mgのノルエチンドロンに
効果において相当するプロゲストゲンおよび約23−28μgのエチニルエスト
ラジオールに効果において相当するエストロゲンを含んでなり、その後の3−7
日間の第三期では、組み合わせは約0.35−2.0mgのノルエチンドロンに効
果において相当するプロゲストゲンを約23−28μgのエチニルエストラジオ
ールに効果において相当するエストロゲンと組み合わせて含んでなり、そしてそ
の後の4−8日間ではホルモン投与がなく、但しプロゲスチン投薬量は第一期か
ら第二期、第三期に増加すべきであり且つエストロゲンの投薬量は各期とも一定
に保たれる。各投薬量水準における投薬量の実際の重量は投薬量単位に関して選
択される成分のそれぞれのエストロゲンおよびプロゲストゲン活性に依存するで
あろう。
【0016】 出願人は、この三期療法に関してそして以下に示されているように、減じられ
たエストロゲン投与水準が周期調節(cycle control)における相応する減少を
生じないことを驚くべきことに発見した。
【0017】 発明の詳細な記述 プロゲストゲンおよびエストロゲンの組み合わせを毎日投与する合計日数は好
ましくは21日間である。この後に、女性の普通28日間の月経周期までのホル
モン投与のない4−8日間が続く。周期の1日目は月経初日であると定義されそ
して月経が再び起きるまではその後の日数に順次番号が付けられる。周期は普通
は28日間続くが、それはわずかにそれより長くてもまたは短くてもよい。実際
の実施法では、偽薬またはいずれかのホルモン含有錠剤は栄養補充剤、例えば、
鉄補充剤、葉酸、カルシウムなどを含有してもよい。それ故、好ましい療法では
、一期は時には月経周期の1日目〜7日目の間で始まり且つ5−8日間、好まし
くは7日間続き、二期は7−11日間、好ましくは7日間続き、三期は3−7日
間、好ましくは7日間続く。
【0018】 本発明で使用される避妊薬組成物は連続的な毎日の経口摂取に適する別個の1
日投薬量単位を含んでなる。組成物は本質的には、第一期としての薬剤学的に許
容可能な担体と混合したエストロゲンおよびプロゲストゲンの組み合わせを含有
する5−8投薬量単位、その後の第二期としてのエストロゲンおよびプロゲスト
ゲンの組み合わせを含有する7−11投薬量単位、その後の第三期としてのエス
トロゲンおよびプロゲストゲンの組み合わせを含有する3−7投薬量単位、およ
び場合によりエストロゲンおよびプロゲストゲンを含まない4−8投薬量単位よ
りなる。エストロゲンの1日投薬量は全三期とも一定に保たれる。
【0019】 いずれの従来のエストロゲンでも本発明の避妊薬療法中の適当な成分として使
用することができる。1日投薬量中で使用される特別な療法は各期とも避妊活性
において約23−28μgの17α−エチニルエストラジオールの1日投薬量に
相当すべきである。好ましい投薬量は約25μgの17α−エチニルエストラジ
オールの1日投薬量に相当するものである。
【0020】 17α−エチニルエストラジオールの他に、17α−エチニルエストラジオー
ルのエステル類およびエーテル類、例えば、17α−エチニルエストラジオール
3−ジメチルアミノプロピオネート、17α−エチニルエストラジオール3−シ
クロペンチルエーテル(キエネストロール)および17α−エチニルエストラジ
オール3−メチルエーテル(メストラノール)をエストロゲン成分として使用す
ることもできる。天然エストロゲン類、例えばエストロン、エストロンサルフェ
ート、エストロンサルフェートピペラジン塩、エストラジオールおよびエストリ
オール、並びにそれらのエステル類、並びに合成エストロゲン類を使用すること
もできる。好ましいエストロゲンは17α−エチニルエストラジオールまたは1
7α−エチニルエストラジオール3−メチルエーテルである。
【0021】 プロゲストゲン成分としては、いずれの月経前期活性化合物でも使用すること
ができる。プロゲストゲンは好ましくは第一期では1日当たりプロゲストゲン活
性で0.065−0.75mgのノルエチンドロンに相当する1日投薬量で、第二
期では1日当たりプロゲストゲン活性で0.25−1.0mgのノルエチンドロン
に相当する1日投薬量でそして第三期では1日当たりプロゲストゲン活性で0.
35−2.0mgのノルエチンドロンに相当する1日投薬量で投与される。プロ
ゲストゲンを第一期から第二期、第三期に実質的に増加すべきであることが本発
明の一面である。プロゲストゲンはより好ましくは第一期では1日当たりプロゲ
ストゲン活性で0.25−0.65mgのノルエチンドロンにそして最も好ましく
は1日当たり0.40−0.60mgのノルエチンドロンに相当する1日投薬量で
、第二期では1日当たりプロゲストゲン活性で0.35−0.9mgのノルエチン
ドロンにそして最も好ましくは1日当たり0.65−0.85mgのノルエチンド
ロンに相当する1日投薬量でそして第三期では1日当たりプロゲストゲン活性で
0.50−1.50mgのノルエチンドロンにそして最も好ましくは1日当たり0
.9−1.1mgのノルエチンドロンに相当する1日投薬量で投与される。ノルエ
チンドロンの投薬量の一例は第一期では0.50mgであり、第二期では0.75
mgでありそして第三期では1.0mgである。
【0022】 本発明で成分として使用できるプロゲストゲン類はプロゲステロンおよびその
誘導体、17−ヒドロキシプロゲステロンエステル類および19−ノル−17−
ヒドロキシプロゲステロンエステル類、17α−エチニルテストステロン、17
α−エチニル−19−ノルテストステロンおよびその誘導体、ノルエチンドロン
、D−ノルゲストレル、△15レボノルゲストレル、△15レボノルゲストレルアセ
テート、△15レボノルゲストレルアセテートオキシム、D−17β−アセトキシ
−β−エチル−17α−エチニル−ゴン−4−エン−3−オンオキシム(ノルゲ
スチメート)、デソゲストレル、エチノジオールジアセテート、ジドロゲステロ
ン、メドロキシプロゲステロンアセテート、ノルエチノドレル、アリルエストレ
ノール、リノエストレノール、キンゲストラノールアセテート、メドロゲストン
、ノルゲストリエノン、ジメトヒステロン、エトヒステロン、シプロテロンアセ
テート、クロルマジノンアセテート、およびマゲストロールアセテートを包含す
る。好ましいプロゲストゲン類はノルエチンドロンおよびノルゲスチメートであ
る。
【0023】 一般的にはプロゲストゲン類および特定的にはノルエチンドロンの間の対応す
るプロゲストゲン活性は文献に良く報告されている。以下の表1は文献から採用
されそしてここでは便宜上報告される。 表1プロゲストゲン 好ましい投薬量 投薬量範囲 (mg/日) (mg/日) ノルエチンドロン 0.75 0.065−2.0 ノルゲスチメート 0.22 0.03−0.90 D−ノルゲストレル 0.1 0.05−0.15 △15レボノルゲストレル 0.05 0.025−0.075 デソゲストレル 0.15 0.05−1.0 エチノジオールジアセテート 0.30 0.1−1.0 ジドロゲステロン 10 5−30 メドロキシプロゲステロン 2.5 1−15 アセテート ノルエチノドレル 1 0.2−5.0 アリルエストレノール 2 1−10 リノエストレノール 0.2 0.1−2.0 キンゲストラノールアセテート 0.2 0.05−1.0 メドロゲストン 2 1−10 ノルゲストリエノン 0.05 0.02−0.2 ジメトヒステロン 1 0.5−15 エトヒステロン 2.5 1−25 シプロテロンアセテート 0.5 0.1−10 クロルマジノンアセテート 0.3 0.1−1.0 マゲストロールアセテート 1.0 0.1−10 プロゲストゲンがノルゲスチメートである場合には、それは好ましくは第一期
では1日当たり0.03−0.25mgの1日投薬量で、第二期では1日当たり0
.1−0.35mgの1日投薬量でそして第三期では1日当たり0.15−0.50
mgの1日投薬量で投与される。ノルゲスチメートはより好ましくは第一期では
1日当たり0.1−0.22mgのそして最も好ましくは1日当たり0.15−0.
20mgの1日投薬量で、第二期では1日当たり0.15−0.30gの好ましい
1日投薬量でそして最も好ましくは1日当たり0.2−0.23mgで、そして第
三期では1日当たり0.20−0.40mgの1日投薬量でそして最も好ましくは
1日当たり0.23−0.3mgで投与される。第一期のノルゲスチメートの投薬
量の一例は0.180mgであり、第二期では0.215mgでありそして第三期
では0.250mgである。
【0024】 エストロゲンおよびプロゲストゲン成分は好ましくは一緒にして経口的に薬剤
学的に許容可能な無毒の担体中で投与されるが、それらは別個にまたは非経口的
に投与することもできる。一般的には、有効な試薬は、一般的にはガレヌス薬学
で通常使用される添加剤、賦形剤および/または香り改良剤と一緒に、一般的に
許容されている製剤法に従い加工される。好ましい経口投与用には、錠剤、糖衣
丸、カプセル剤、丸剤、懸濁剤または液剤が特に適し、非経口的用途用には、油
状液剤、例えば、場合により安息香酸ベンジルまたはベンジルアルコールの如き
希釈剤をさらに含有することもできるゴマ油またはヒマシ油液剤が適する。
【0025】 好ましい経口用途の場合には、三期の組み合わせタイプの避妊薬は好ましくは
1日投薬量が適切な順次投与用に配置されている薬剤キットまたはパッケージの
形態に包装される。本発明は、従って、同時に規定された順序での投薬量単位状
の組み合わせタイプの避妊薬を含有する薬剤単位にも関し、ここで投薬量単位の
順序または配列は毎日の投与の段階に相当する。
【0026】 薬剤単位は、例えば、順番に配置されている投薬量単位を有しそして第一期用
の錠剤、その後の第二期用の錠剤、その後の第三期用の錠剤、そして最後に場合
により偽薬よりなる透明パッケージの形態でありうる。1錠を同時期間にわたり
毎日摂取すべきである。
【0027】 当業者は以上の記述を用いて本発明を完全に利用できることは難なく信じられ
る。下記の好ましい具体的態様は本発明の単なる説明でるとみなすべきでありそ
して本発明を何らかの方法で限定することを意味しない。
【0028】 比較例A 被験者および方法 この二重盲検無作為比較試験はドイツの10カ所のセンターで12周期の期間
にわたり Endrikat, J.; U. Muller; and B. Dusterberg; Contraception 1997;
55: 131-137 により完全に記載されている通りにして行われた。下記の事項が
ここでは便宜上報告されるが論文の全文と比べると不完全である。
【0029】 少なくとも12カ月間にわたり避妊を必要とした合計649人の年令が18〜
39才の間の性的に活性な女性を試験用に募集した。志願者は初めての使用者お
よび別の経口避妊薬からのりかえた女性の両者を包含した。女性が最近の6カ月
間に非経口的なデポ剤避妊薬を使用したり、肝臓疾病、血管または代謝疾病、腫
瘍、妊娠、診断上未分類の性器出血、およびOC使用のための全ての他の既知の
禁忌を有する場合には、彼女らは試験から除外された。少なくとも12カ月間に
わたる避妊希望が必須であった。女性は20μgのEEおよび75μgのGSD
(SHD543A、シェリング(Schering)AG)を含有する試験調合物の糖衣錠
剤21錠を含有する丸剤のストリップまたは30μgのEEおよび75μgのG
SD(FEMODENE,SHD356C、シェリングAG)21錠を含有する
対照調合物のいずれかを受容した。女性は彼女らの次に月経期間の第1日目に試
験調合物の摂取を開始した。
【0030】 周期調節および悪影響に関する意見は被験者により彼女らの月経チャートに記
録された。月経間の出血は生理用品を必要としない点状出血(わずかな出血)ま
たは生理用品を必要とする大出血(正常/過度の出血)のいずれかに分類された
【0031】 結果 全部で、合計4470周期の処置をした428症例を20μgのEEおよび7
5μgのGSD(SHD543A−試験調合物、20μgのEE調合物)を含有
する経口避妊薬に関して評価しそして合計2377周期の221症例を30μg
のEEおよび75μgのGSD(SHD356C−対照、30μgのEE調合物
)を含有する経口避妊薬に関して評価した。最大12周期が全てのデータ分析に
含まれた。全部で被験者の74.6%が20μgのEE調合物で処置されそして
30μgのEE調合物下の女性の76.6%が12周期の処置を完了した。志願
者の約95%は試験中に丸剤を摂取し損なわなかった。全部で20μgのEE調
合物を摂取した女性の5.1%および対照調合物(30μgのEE)を摂取した
女性の4.9%が試験期間中に1個もしくはそれ以上の丸剤を摂取し損なった。
【0032】 試験期間中に、161人の志願者は種々の理由で辞退した。全部で、20μg
EE群の93人の女性(21.7%)および30μgEE群の40人(18.0%
)は志願者または医師により中止させられた。16人の女性(3.7%)(20
μgEE)および12人の女性(5.4%)(30μgEE)はスポンサーによ
り除外された。これらの症例では、試験は処方契約違反のために止めさせられる
かまたは(一部の症例では)志願者が試験の予定された評価時に全ての処置周期
を完了していなかった。
【0033】 試験中のコンプライアンスは一般的に良好でありそして二つの群において同様
であった。丸剤摂取を周期毎に分析する場合には、20μgEE群中の92.9
%〜96.9%の間の女性は丸剤を摂取し損なわなかった。30μgEE群に関
する対応する数値はいずれかの指定周期でも92.6%〜97.7%の範囲であっ
た。
【0034】 月経間出血(点状出血並びに正常または過度の大量出血)の頻度は一般的に最
初の3周期から周期12では両方の調合物下で一般的に減じられた(表2)。点
状出血(点状出血だけ)の最高発生率は第一周期中に20μg調合物(SHD5
43A)下では被験者の22.6%でそして30μgのEE経口避妊薬(FEM
ONDENE)下では13.8%で報告された(表2)。正常/過度の大量出血
(大量出血だけ)の最高発生率は第3の20μgEE周期中で2.4%で報告さ
れた。その後、いずれかのタイプの月経間出血のある女性の数は連続的にそれぞ
れ7%および5%以下の低水準に低下した。女性の大多数は大量出血のあった2
回の処置周期より少なかった。表2に報告された値は最初の論文中のバーチャー
トからの値を読み取るかまたは推定することにより得られた。
【0035】
【表1】
【0036】 20μgEE調合物を摂取した全ての女性の合計47.4%が処置中に少なく
とも1回の点状出血を報告したが、全ての周期ではなかった。30μgEE調合
物に関する対応する数値は35.5%であった。これらの割合はフィッシャー試
験により比較されそして有意のある差(p<0.05)であることが見いだされ
た。女性の14.5%および11.8%の対応する大量出血は統計的に差はなかっ
た(p>0.05)。
【0037】 比較例B 被験者および方法 この試験はフィンランドの異なる場所の20カ所の外来医院で募集した合計2
70人の女性に対して一般的開業医または婦人科医により別個に行われた2回の
オープンマルチセンター試験を比較した。結果は Tuimala, R.; M. Saranen; an
d U. Alapiessa; Acta Obstet Gynecol Scand 1994; 144: 7-12 により完全に記
載されている。下記の事項がここでは便宜上報告されるが論文の全文と比べると
不完全である。
【0038】 正常な周期調節があり且つ通常は妊娠の危険性にさらされている受胎年令の女
性だけが試験に関して認められた。他の避妊薬をこれまでに使用した女性はそれ
らの以前の処置を試験開始の少なくとも2カ月前に停止すべきでありそして2回
の自然発生月経期間を経ていなければならなかった。経口避妊薬使用に関して一
般的に認容された禁忌のある女性は除外された。
【0039】 2つの試験に参加した270人の女性の中で、91人は0.150mgのデソ
ゲストレル+30μgのエチニルエストラジオールの経口避妊薬組み合わせ(マ
ルベロン(Marvelon)R)を1回の試験で合計964(処置)周期に対して使用し
たが、他の179人の女性は0.150mgのデソゲストレル+20μgのエチ
ニルエストラジオールの組み合わせ(メルシロン(Mercilon)R)を他の試験で合
計2096周期に対して使用した。2つの試験は別個の試験として設定されたた
め、2つの処置群に対する女性の割り当てには無作為化はなかった。両方の処置
は一期性である。各処置周期は21日間の毎日の錠剤摂取(1日当たり1錠)期
間およびその後の錠剤なしの7日間からなる。
【0040】 結果 0.150/0.030および0.150/0.020mgのデソゲストレル/E
E組み合わせの両者の効果は良好であった。いずれの避妊薬組み合わせでも妊娠
はなかった。
【0041】 報告されたように、両者の調合物は不規則的出血の良好な抑制を示した(表3
)。両者の調合物で、不規則的出血の頻度または不存在は周期1の約80%から
その後の処置周期中の約85−90%に増加した。一般的には、女性の5%以下
がいずれかの調合物で許容できないほどの不規則的出血を経験した。
【0042】
【表2】
【0043】 比較例C 被験者および方法 1錠当たり0.150mgのデソゲストレルおよび20または30μgのEE
を含有する経口避妊薬(それぞれ、メルシロンRおよびマルベロンR/デソレット
(Desolett)R)を1000人の女性に対して1年間の処置期間にわたり Akerlund
, M.; A. Rode; and J. Westergaard; Brit J Obstet Gynecol September 1993;
100: 832-838 により完全に記載されている通りにして比較した。試験(2×5
00人の参加者)のサンプル寸法は不規則的出血の存在に関して最少の差がある
ことを示すことができるように決められた。下記の事項がここでは便宜上報告さ
れるが論文の全文と比べると不完全である。
【0044】 経口避妊薬を要望する女性を試験用に募集した。ノルウェーでは300人の女
性(6カ所のセンター、全て私立の婦人科医院)が、スウェーデンでは500人
の女性(2カ所の大学病院、2カ所の中央病院、1カ所の私立医院)が、そして
デンマークでは200人の女性(1カ所の大学病院)が試験に応募した。参加女
性は18〜35才(ノルウェー)または18〜40才(スウェーデン、デンマー
ク)であった。女性はオルガノン・インターナショナルbv(Organon Internati
onal bv)(オッス、オランダ)により提出されたリストに従う試験薬を、150
/20μgの組み合わせに485人の女性をそして150/30μgの組み合わ
せに無作為に割り当てた。錠剤はオルガノン・インターナショナルbvにより標
準的な市販されていない21日間用のプラスチックパックで供給された。女性は
別のOC調合物から試験投薬にのりかえたか(転換者)または少なくとも2カ月
間にわたりホルモン避妊薬を使用していなかった(初心者)。
【0045】 女性は試験薬を月経または以前のOC丸剤使用中止後の第1日目に摂取し始め
た。錠剤は21連続日間にわたり摂取され、その後の7日間は錠剤なしの期間で
あった。OC−処置の3、6および12カ月後に追加処置を血圧および体重記録
と共に行った。さらに、試験中ずっと女性は特別に設計されたダイアリーカード
に全ての腟出血を記録し、そこには各錠剤の摂取および全ての副作用も記録され
た。完成したダイアリーカードを集め、そして新しいカード並びに新しい試験薬
を追加処置時に配布した。最後の処置時に、婦人科試験を再び行いそしてヘモグ
ロビン濃度を測定した。
【0046】 出血はそれが錠剤を摂取しない間隔内に始まり且つ8日間以内持続した場合に
は正常な中止による出血であると判定された。錠剤摂取期間中の他の出血は不規
則的出血であると判定された。出血は点状出血(1日に多くとも1つの衛生パッ
ドまたはタンポンを必要とする)または大量出血(1日に1つより多い衛生パッ
ドまたはタンポンを必要とする)にさらに分類された。これらの2つのタイプの
出血の不規則性の発生および期間を計算した。同じ出血事象内の大量出血および
点状出血の日数は全て大量出血として計数された。
【0047】 150/20μgの組み合わせを用いる4543周期および150/30μg
の組み合わせを用いる4688周期に関するデータが得られた。試験の開始から
周期1までの被験者数における減少は参加するために選ばれそして試験薬を受容
したがその後に投薬を始めなかった女性による。
【0048】 結果 試験が完了した後に、8900周期がダイアリーカード上に記録されて入手で
きた。データの有効確認後に、8573周期を分析に含むことができた。不規則
的出血(大量出血または点状出血)の発生率が全ての試験周期に関して示される
(表4)。不規則的出血は比較的低いEE投薬量の丸剤では比較的高いものより
頻度が多かった。この差は1年間にわたる試験に無作為に分配された周期の2/
3において統計的に有意であった。点状出血および大量出血の発生率は両者のO
Cの使用期間が長引くにつれて減少した。同様な傾向は試験を完了した女性の副
分析でも見られた。しかしながら、試験期間の最初の6カ月間は、試験から脱落
した女性による合計試験人口と比べてこの群における不規則的出血のより低い発
生率を示した。表4に報告された値は最初の論文中のバーチャートからの値を読
み取るかまたは推定することにより得られた。
【0049】
【表3】
【0050】 実施例1 被験者および方法 ノルゲスチメートおよびエチニルエストラジオール(NGE/EE)経口避妊
薬の三重盲検療法およびオープンラベル対照療法を評価するために無作為化され
たマルチセンター試験を行った。これらの盲検療法の1つは本発明を具体化する
三期療法である。この三期療法では、第一期で0.180mgのノルゲスチメー
ト+25μgのEEを含有する錠剤を1日1回7日間にわたり、第二期では0.
215mgのノルゲスチメート+25μgのEEを含有する錠剤を1日1回7日
間にわたり、そして第三期では0.250mgのノルゲスチメート+25μgの
EEを含有する錠剤を1日1回7日間にわたり、その後の7日間は偽薬錠剤を投
与した。約6300人の被験者は全試験に参加した。三重盲検療法群の各々に割
り当てられる被験者対オープンラベル対照療法群の比は3:2であった。三重盲
検療法群の各々において最初の500人の被験者は13周期を完了することが期
待された。全ての他の被験者は6周期に参加した。被験者を試験で無作為化する
ためにはインターラクティブ・ボイス・ランドミゼーション・システム(Interac
tive Voice Randomization System)(IVRS)を使用した。
【0051】 下記の包含基準を満たし且つ除外基準のいずれにも合わない被験者が試験を許
可された。 包含基準: ・18〜45才の年令である。35〜45才の間の女性は非喫煙者でなければな
らない。 ・規則的な性交があり性的に活性である。 ・25−35日毎に発生する規則的な月経がある。 ・許容可能な身体質量指数内である。 ・彼女の最後の妊娠後に起きた少なくとも2回の正常な月経期間(被験者にとっ
て期間および流量が典型的である)を有する。 ・IUDまたはノルプラント(Norplant)の除去後に少なくとも2回の正常な月経
期間(被験者にとって期間および流量が典型的である)を有する。 ・試験許可より少なくとも42日前に彼女らの最後の妊娠が終了した。 ・授乳期でない。 ・被験者の観察後に試験者により確認されて良好な健康である: ■医学歴 ■物理的検査(生命兆候を包含する) ■婦人科検査(胸部検査を包含する) ■研究室検査結果。 ・<140mmHgの着座収縮期血圧および<90mmHgの膨張期血圧を有す
る。 ・薬品摂取前7日間以内の陰性の血清β−サブユニットHCGRIAにより示さ
れて妊娠していない。 ・子宮頸部形成異常の発生兆候がない。 ・バックアップ避妊またはSTD防護が必要な場合を除いて13周期前の試験中
に避妊法として指定された試験薬だけを使用することに同意する。 ・試験の性質を完全に説明された後にインフォームドコンセント型式を読み且つ
署名する。 除外基準 ・下記のものを包含するがそれらに限定されない、組み合わせ経口避妊薬に対す
る禁忌として一般的に認められている障害歴またはその存在: ■重い血栓静脈炎または血栓塞栓障害 ■脳血管または冠動脈疾病、高血圧症または重い片頭痛 ■経口避妊薬または他のエストロゲン含有製品の使用中に拡大した良性または
悪性肝臓腫瘍 ■胸部または生殖器官を包含するいずれかの身体系の既知のまたは疑われる癌 ■インシュリン−依存性糖尿病 ■既知のまたは疑われるエストロゲン−依存性新形成 ■胆汁鬱滞性黄疸。 ・下記のものを包含するがそれらに限定されない、経口避妊薬に対する禁忌とし
て一般的に認められている障害歴またはその存在: ■診断されていない異常な腟出血 ■眼または重要な視覚障害の神経血管病変 ■肝臓機能の障害もしくは肝臓病、または腎臓病。 ・最近(予備試験処置前の12カ月以内)にアルコールまたは他の物質の中毒者
である。 ・予備試験処置前の30日以内に実験薬を受容しおよび/または実験装置を使用
した。 ・予備試験処置前の6カ月以内にデポプロベラ(DepoProvera)注入を受けた。 ・予備試験処置前の30日以内にバルビツール酸系催眠薬、抗癲癇薬、リファン
ピン、グリセオフルビンまたは他の肝臓酵素−誘発薬を使用した。 ・抑制されていない甲状腺障害。 ・エトレチネート(テギソン(Tegison))に呈されていなかった。 ・イソトレチノイン(アキュータン(Accutane))、トレチノイン(レノバ(Renov
a)またはRETIN−A)の同時使用またはそれらをスクリーニング処置直前の
30日間の期間内に摂取した。 ・試験者により彼女が処方に従い且つ正確な情報を提供する能力の信頼性に疑問
があると思われる。 予備試験処置時に、特に月経歴およびホルモン避妊薬の使用に関して完全な医学
歴が各被験者に関して得られた。さらに、生命兆候、胸部および骨盤試験を包含
する完全な身体的および婦人科検査が行われた。パパニコロニー(PAP)スミ
アを行ったが、試験開始許容可能前に入手できる報告ではスミアは2カ月以内に
行われた。身体質量指数の評価も行われた。許可処置では、被験者は血液学的特
性、臨床化学、尿計量棒およびβ−サブユニットHCGRIA妊娠試験のために
断食期に戻した。三重盲検療法群に無作為化された被験者は月経周期第1日目に
試験薬を摂取し始めた。被験者は周期1、3、6、9および13の終了時に追加
処置のために観察された。各処置時に、生命兆候が得られそしてダイアリーカー
ドおよび試験薬パックが調査された。周期6および周期13の処置時に、血液を
血液学的特性および臨床化学用に採取した。いずれの周期の偽薬錠剤摂取日中に
も月経の開始がなかった被験者は直ちに試験者と接触しそしてβ−サブユニット
HCGRIAを行うべきである。下記の薬はそれらが試験薬の効果を混乱させる
であろうために試験中に許可されなかった:ステロイドホルモン療法、バルビツ
ール酸系催眠薬、抗癲癇薬、リファンピン、グリセオフルビンまたは他の肝臓酵
素−誘発薬。
【0052】 周期調節は大量出血および/または点状出血の発生率として評価された。大量
出血および/または点状出血は、各周期時に、以前の周期の薬を摂取しない時期
の出血または点状出血と連続しないかまたは薬なしの間隔中の中断なしに連続し
ない投薬間隔中の出血および/または点状出血として定義される。
【0053】 結果 試験は25μgのEE三段階療法の分析に関して使用できる合計10,990
周期を得た。試験に含まれた女性の平均身体質量指数は23.7でありそして彼
女らの平均年令は28.1才であった。これらの試験周期に関して、不規則的出
血(大量出血および/または点状出血)の発生率は(表5に)示される。そこか
らわかるように、この25μgのEE三段階療法に関する不規則的出血の発生率
は予期せぬことに比較例1に記載されている35μgのEE三段階療法に関する
不規則的出血発生率に匹敵する。
【0054】 比較例1 被験者および方法 実施例1で行われたものより以前のそして別の試験では、ノルゲスチメートお
よびエチニルエストラジオール(NGE/EE)経口避妊薬の三重盲検療法を評
価するために無作為化されたマルチセンター化された単一細胞期III試験を行っ
た。この三期療法では、第一期では0.180mgのノルゲスチメート+35μ
gのEEを含有する錠剤を1日1回7日間にわたり、第二期では0.215mg
のノルゲスチメート+35μgのEEを含有する錠剤を1日1回7日間にわたり
、そして第三期では0.250mgのノルゲスチメート+35μgのEEを含有
する錠剤を1日1回7日間にわたり投与し、その後の7日間は偽薬錠剤を投与し
た。全ての試験者は共通の処方および症例記録型式を使用した。各試験者は50
人の被験者の群で合計1800人の被験者を記録した。試験者は家族計画におけ
る彼らの経験に基づき選ばれた。人口統計的な偏りを減ずるために、試験者の場
所は医院および開業医では米国中の区域を含むように選ばれた。各被験者は24
連続周期の療法を期待されそして試験に最高28カ月間(療後の追加を含む)に
わたり関わった。
【0055】 試験を許可されるためには、各女性は包含基準に合致し且つ経口避妊薬使用に
関する禁忌を包含する除外特性のいずれも示してはならなかった。
【0056】 適格であるためには、女性は下記の包含基準を満たすべきである: 1.医学歴、身体的(生命兆候を包含する)および婦人科検査により確認されて
妊娠の兆候のない良好な健康状態である 2.18〜38才の年令である 3.妊娠していない:分娩後および流産後の被験者は妊娠の終了後の彼女らの最
初の自然発生月経時に試験を許可される 4.規則的な月経周期を有する 5.規則的な性交がある 6.形成異常の兆候のないパパニコロースメアを有する 7.療法周期中に全ての他の避妊手段の使用を中止することに同意する 8.子宮内装置の除去後に少なくとも1回の正常な月経周期を有する 除外基準はステロイドホルモン療法に対する一般的に認められた禁忌および下記
の通りの追加の試験関連事項を包含する: 1.血栓または血栓塞栓障害 2.重い血栓静脈炎または血栓塞栓障害の病歴 3.脳血管または冠動脈疾病 4.胸部の既知のまたは疑われる癌 5.既知のまたは疑われるエストロゲン−依存性新形成 6.診断されていない異常な腟出血 7.経口避妊薬または他のエストロゲン−含有生成物の使用中に増加した良性ま
たは悪性の肝臓腫瘍 8.予備療法試験時の眼または重要な視覚障害の神経血管病変 ノルゲスチメート以外のいずれかの試験対象薬を試験許可前の30日以内に使
用した女性も除外された。
【0057】 結果 試験は35μgのEE三段階療法の分析に関して使用できる合計16,718
周期を得た。試験に含まれた女性の平均体重は135.8ポンドでありそして彼
女らの平均年令は24.8才であった。これらの試験周期に関して、不規則的出
血(大量出血および/または点状出血)の発生率は(表5に)示される。
【0058】
【表4】
【0059】 本発明を具体的に詳細に記載しそしてそれを実施できる方法で例示したが、当
業者には包含される基本的原理の多くの変更、応用、改変、および展開をその精
神または範囲から逸脱せずに行えることは自明であろう。前記の事項は単なる例
示であることを理解すべきでありそして本発明はここに記載され且つ示された部
分の具体的な形態または配置に限定されるべきでない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ルビン,アーカデイ アメリカ合衆国ニユーヨーク州11230ブル ツクリン・アベニユーノース1820・アパー トメント6ビー (72)発明者 アツプマリス,デイビツド アメリカ合衆国ペンシルベニア州18940ニ ユートン・デクラレーシヨンドライブ51 Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 DA09 DA10 MA02 MA04 MA52 NA10 NA14 ZA86

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分娩年令の女性にエストロゲンおよびプロゲストゲンの組み
    合わせを避妊有効1日投薬量で21連続日にわたり投与することを含んでなる避
    妊方法であって、5−8日間の第一期では、組み合わせは約0.065−0.75
    mgのノルエチンドロンに効果において相当するプロゲストゲンおよび約23−
    28μgのエチニルエストラジオールに効果において相当するエストロゲンを含
    んでなり、その後の7−11日間の第二期では、組み合わせは約0.25−1.0
    mgのノルエチンドロンに効果において相当するプロゲストゲンおよび約23−
    28μgのエチニルエストラジオールに効果において相当するエストロゲンを含
    んでなり、その後の3−7日間の第三期では、組み合わせは約0.35−2.0m
    gのノルエチンドロンに効果において相当するプロゲストゲンを約23−28μ
    gのエチニルエストラジオールに効果において相当するエストロゲンと組み合わ
    せて含んでなり、そしてその後の4−8日間ではホルモン投与がなく、但しプロ
    ゲスチン投薬量は第一期から第二期、第三期に増加すべきであり且つエストロゲ
    ンの投薬量は各期とも一定に保たれる避妊方法。
  2. 【請求項2】 エストロゲンおよびプロゲストゲンを経口的に投与しそして
    各期で指定された期間が7日間である請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 エストロゲンおよびプロゲストゲンが混合物状で投与される
    請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 プロゲストゲンがプロゲステロン、17−ヒドロキシプロゲ
    ステロンエステル類、19−ノル−17−ヒドロキシプロゲステロンエステル類
    、17α−エチニルテストステロン、17α−エチニル−19−ノルテストステ
    ロンおよびその誘導体、ノルエチンドロン、D−ノルゲストレル、△15レボノル
    ゲストレル、△15レボノルゲストレルアセテート、△15レボノルゲストレルアセ
    テートオキシム、D−17β−アセトキシ−β−エチル−17α−エチニル−ゴ
    ン−4−エン−3−オンオキシム(ノルゲスチメート)、デソゲストレル、エチ
    ノジオールジアセテート、ジドロゲステロン、メドロキシプロゲステロンアセテ
    ート、ノルエチノドレル、アリルエストレノール、リノエストレノール、キンゲ
    ストラノールアセテート、メドロゲストン、ノルゲストリエノン、ジメトヒステ
    ロン、エトヒステロン、シプロテロンアセテート、クロルマジノンアセテート、
    およびマゲストロールアセテートよりなる群から選択される請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 プロゲストゲンがノルエチンドロンおよびノルゲスチメート
    よりなる群から選択される請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 エストロゲンが17α−エチニルエストラジオール、メスト
    ラノール、エストロン、エストロンサルフェートピペラジン塩、エストラジオー
    ルおよびエストリオールよりなる群から選択される請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 エストロゲンが17α−エチニルエストラジオールまたは1
    7α−エストラジオール3−メチルエーテルよりなる群から選択される請求項1
    の方法。
  8. 【請求項8】 エストロゲンが17α−エチニルエストラジオールでありそ
    してプロゲストゲンがノルエチンドロンである請求項3の方法。
  9. 【請求項9】 エストロゲンが17α−エストラジオール3−メチルエーテ
    ルでありそしてプロゲストゲンがノルエチンドロンである請求項3の方法。
  10. 【請求項10】 エストロゲンが17α−エチニルエストラジオールであり
    そしてプロゲストゲンがノルゲスチメートである請求項1の方法。
  11. 【請求項11】 エストロゲンが17α−エチニルエストラジオール3−メ
    チルエーテルでありそしてプロゲストゲンがノルゲスチメートである請求項1の
    方法。
  12. 【請求項12】 プロゲストゲン1日投薬量が7日間の第一期に関して0.
    5mgであり、7日間の第二期に関して0.75mgでありそして7日間の第三
    期に関して1.0mgであり且つエストロゲン1日投薬量が各々7日間の期間に
    関して25μgである請求項8の方法。
  13. 【請求項13】 プロゲストゲン1日投薬量が7日間の第一期に関して0.
    180mgであり、7日間の第二期に関して0.215mgでありそして7日間
    の第三期に関して0.250mgであり且つエストロゲン1日投薬量が各々7日
    間の期間に関して25μgである請求項10の方法。
  14. 【請求項14】 分娩年令の女性に17α−エストラジオールおよびノルゲ
    スチメートの組み合わせを21連続日にわたり、最初の7日間に関して25μg
    の17α−エチニルエストラジオールおよび0.180mgのノルゲスチメート
    に相当する1日投薬量で、次の7日間に関して25μgの17α−エチニルエス
    トラジオールおよび0.215mgのノルゲスチメートに相当する1日投薬量で
    、次の7日間に関して25μgの17α−エチニルエストラジオールおよび0.
    250mgのノルゲスチメートに相当する1日投薬量で投与することを含んでな
    り、その後の7日間に関してエストロゲンおよびプロゲストゲン投与をしない請
    求項1の方法。
  15. 【請求項15】 分娩年令の女性に17α−エストラジオールおよびノルエ
    チンドロンの組み合わせを21連続日にわたり、最初の7日間に関して25μg
    の17α−エチニルエストラジオールおよび0.5mgのノルエチンドロンに相
    当する1日投薬量で、次の7日間に関して25μgの17α−エチニルエストラ
    ジオールおよび0.75mgのノルエチンドロンに相当する1日投薬量で、そし
    て次の7日間に関して25μgの17α−エチニルエストラジオールおよび1.
    0mgのノルエチンドロンに相当する1日投薬量で投与することを含んでなり、
    その後の7日間に関してエストロゲンおよびプロゲストゲン投与をしない請求項
    1の方法。
  16. 【請求項16】 薬剤学的に許容可能な担体と混合したエストロゲンおよび
    プロゲストゲンの組み合わせを第一期としてエストロゲン活性で23−28μg
    の17α−エチニルエストラジオールにそしてプロゲストゲン活性で0.065
    −0.75mgのノルエチンドロンに相当する避妊有効投薬量で含有する5−8
    投薬量単位、その後の薬剤学的に許容可能な担体と混合したエストロゲンおよび
    プロゲストゲンの組み合わせを第二期としてエストロゲン活性で23−28μg
    の17α−エチニルエストラジオールにそしてプロゲストゲン活性で0.25−
    1.0mgのノルエチンドロンに相当する避妊有効投薬量で含有する7−11投
    薬量単位、その後の薬剤学的に許容可能な担体と混合したエストロゲンの組み合
    わせを第三期としてエストロゲン活性で23−28μgの17α−エチニルエス
    トラジオールにそしてプロゲストゲン活性で0.35−2.0mgのノルエチンド
    ロンに相当する避妊有効投薬量で含有する3−7投薬量単位、および場合により
    エストロゲンおよびプロゲストゲンを含まない4−8追加投薬量単位を含んでな
    り、但し条件としてプロゲスチンの投薬量は第一期から第二期、第三期に増加す
    べきであり且つエストロゲンの投薬量は各期とも一定に保たれる、連続的な毎日
    の経口投与に適する21個の別個の投薬量単位を有する三期(triphasic)経口
    避妊薬単位。
  17. 【請求項17】 投薬量単位が錠剤の形態である請求項16に記載の避妊薬
    単位。
  18. 【請求項18】 エストロゲンが17α−エチニルエストラジオール、メス
    トラノール、エストロン、エストロンサルフェート、エストロンサルフェートピ
    ペラジン塩、エストラジオールおよびエストリオールよりなる群から選択される
    請求項16に記載の避妊薬単位。
  19. 【請求項19】 エストロゲンが17α−エチニルエストラジオールである
    請求項16に記載の避妊薬単位。
  20. 【請求項20】 プロゲストゲンがプロゲステロン、17−ヒドロキシプロ
    ゲステロンエステル類、19−ノル−17−ヒドロキシプロゲステロンエステル
    類、17α−エチニルテストステロン、17α−エチニル−19−ノルテストス
    テロンおよびその誘導体、ノルエチンドロン、D−ノルゲストレル、△15レボノ
    ルゲストレル、△15レボノルゲストレルアセテート、△15レボノルゲストレルア
    セテートオキシム、D−17β−アセトキシ−β−エチル−17α−エチニル−
    ゴン−4−エン−3−オンオキシム(ノルゲスチメート)、デソゲストレル、エ
    チノジオールジアセテート、ジドロゲステロン、メドロキシプロゲステロンアセ
    テート、ノルエチノドレル、アリルエストレノール、リノエストレノール、キン
    ゲストラノールアセテート、メドロゲストン、ノルゲストリエノン、ジメトヒス
    テロン、エトヒステロン、シプロテロンアセテート、クロルマジノンアセテート
    、およびマゲストロールアセテートよりなる群から選択される請求項16に記載
    の避妊薬単位。
  21. 【請求項21】 プロゲストゲンがノルエチンドロンである請求項20に記
    載の避妊薬単位。
  22. 【請求項22】 プロゲストゲンがノルゲスチメートである請求項20に記
    載の避妊薬単位。
  23. 【請求項23】 エストロゲンが17α−エチニルエストラジオールであり
    そしてプロゲストゲンがノルエチンドロンである請求項16に記載の避妊薬単位
  24. 【請求項24】 エストロゲンが17α−エチニルエストラジオールであり
    そしてプロゲストゲンがノルゲスチメートである請求項16に記載の避妊薬単位
  25. 【請求項25】 全三期におけるエストロゲン1日投薬量が25μgの17
    α−エチニルエストラジオールに相当し、そしてプロゲストゲン1日投薬量が第
    一期に関して0.5mgのノルエチンドロンに、第二期に関して0.75mgのノ
    ルエチンドロンにそして第三期に関して1.0mgのノルエチンドロンに相当す
    る請求項16に記載の避妊薬単位。
  26. 【請求項26】 全三期におけるエストロゲン1日投薬量が25μgの17
    α−エチニルエストラジオールに相当し、そしてプロゲストゲン1日投薬量が第
    一期に関して0.180mgのノルゲスチメートに、第二期に関して0.215m
    gのノルゲスチメートにそして第三期に関して0.250mgのノルゲスチメー
    トに相当する請求項16の避妊薬単位。
  27. 【請求項27】 薬剤学的に許容可能な担体と混合したエストロゲンおよび
    プロゲストゲンの組み合わせを第一期としてエストロゲン活性で23−28μg
    の17α−エチニルエストラジオールにそしてプロゲストゲン活性で0.065
    −0.75mgのノルエチンドロンに相当する避妊有効投薬量で含有する7投薬
    量単位、その後の薬剤学的に許容可能な担体と混合したエストロゲンおよびプロ
    ゲストゲンの組み合わせを第二期としてエストロゲン活性で23−28μgの1
    7α−エチニルエストラジオールにそしてプロゲストゲン活性で0.25−1.0
    mgのノルエチンドロンに相当する避妊有効投薬量で含有する7投薬量単位、そ
    の後の薬剤学的に許容可能な担体と混合したエストロゲンの組み合わせを第三期
    としてエストロゲン活性で23−28μgの17α−エチニルエストラジオール
    にそしてプロゲストゲン活性で0.35−2.0mgのノルエチンドロンに相当す
    る避妊有効投薬量で含有する7投薬量単位、および場合によりエストロゲンおよ
    びプロゲストゲンを含まない7追加投薬量単位を含んでなり、但しプロゲスチン
    投薬量は第一期から第二期、第三期に増加すべきであり且つエストロゲンの投薬
    量は各期とも一定に保たれる、連続的な毎日の経口投与に適する21個の別個の
    投薬量単位を有する三期経口避妊薬単位。
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