JP2002529248A - 金属連続鋳造法及びそのために使用される連続鋳造装置 - Google Patents

金属連続鋳造法及びそのために使用される連続鋳造装置

Info

Publication number
JP2002529248A
JP2002529248A JP2000580781A JP2000580781A JP2002529248A JP 2002529248 A JP2002529248 A JP 2002529248A JP 2000580781 A JP2000580781 A JP 2000580781A JP 2000580781 A JP2000580781 A JP 2000580781A JP 2002529248 A JP2002529248 A JP 2002529248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
bending
radius
strip
straight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000580781A
Other languages
English (en)
Inventor
ハインツ・ヘードル
ミヒャエル・シュティフティンガー
アンドレアス・アイヒンガー
クルト・エンゲル
ジャン−フランソワ・マリオトン
ジェラール・ツーリタ
ヴィンセント・ギュヨ
カトリーヌ・ロペ
Original Assignee
ヴォエスト・アルピーネ・インデュストリーアンラーゲンバウ・ゲーエムベーハー
ソラック−フォス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=3522250&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2002529248(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ヴォエスト・アルピーネ・インデュストリーアンラーゲンバウ・ゲーエムベーハー, ソラック−フォス filed Critical ヴォエスト・アルピーネ・インデュストリーアンラーゲンバウ・ゲーエムベーハー
Publication of JP2002529248A publication Critical patent/JP2002529248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/12Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/12Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
    • B22D11/128Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ for removing
    • B22D11/1282Vertical casting and curving the cast stock to the horizontal

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋳造される条体の中心部まで鋳造ジェットによって入り込んだ不純物や気泡をメニスカスまで容易に上昇させる。 【解決手段】 真っ直ぐな鉛直方向を向く型(9)に金属を鋳込む。続いて、型(9)内において成形された真っ直ぐな条体を引き抜く。これにより、金属の条体を連続鋳造する方法において、真っ直ぐな条体は、最初、遷移湾曲部に沿う曲げ領域(12)において円弧形状に曲げる。次に、円弧ガイド(2)に沿って案内する。最後に、遷移湾曲部に沿う伸ばし領域(7)において直線化し、その後、ほぼ水平なストレートガイド(8)を経由して抜き取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、金属条体(metal strand)の連続鋳造法に関し、特に金属を真っ
直ぐで鉛直な型に鋳込み、続いて型内の真っ直ぐな条体を抜き出すことによる鋼
製条体の連続鋳造法に関する。真っ直ぐな条体は、最初、遷移湾曲部(transiti
on curve)に沿う曲げ領域(bending zone)において半径を有する円弧形状に曲
げられ、上記半径を有する円弧ガイドに沿ってガイドされ、次いで遷移湾曲部に
沿う最終の伸ばし領域(straightening zone)において真っ直ぐにされ、その後
ほぼ水平で真っ直ぐなガイドを経由して抜き取られる。また、この発明は、上記
鋳造法を実施するための連続鋳造装置及び湾曲型を含む連続鋳造装置を真っ直ぐ
な型を含む連続鋳造装置に変えるための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
連続鋳造法によって金属条体を製造するために真っ直ぐな型を使用すること、
すなわち溶融金属を受け入れるキャビティが真っ直ぐに、かつ鉛直方向に向けて
設計された型を使用することが、AT−B−373518及びAT−B−331
439によって知られている。条体は、型を抜け出た後、支持セグメント又は綿
密な縦のキャリアに設けられたローラーシステムからなるガイド上を案内され、
条体のいまだ薄い外皮(skin)が鉄静圧(ferrostatic pressure)によって膨張
させられることに対して十分に支持されるという方法で冷却される。ほとんどの
場合、条体は、最初、ある長さを越えて延びるストレートガイドによって案内さ
れる。それにより、条体には十分に固体化した条体殻(strand shell)が与えら
れる。そして、条体は、曲げ領域に続き、かつ所定の半径を有する円弧ガイドに
沿ってさらに搬送されることができるように、曲げ領域において引き続いて曲げ
られるのがよい。円弧ガイドには最終の伸ばし領域が続く。そこでは、条体が再
び直線化される。条体は、真っ直ぐな状態において、ほぼ水平方向を向くストレ
ートガイドを経由して抜き取られる。
【0003】 曲げ領域を避けて、連続鋳造法により金属条体を製造するために、いわゆる湾
曲型において曲がった形状に条体を鋳造することが、例えばAT−B−2498
96によってさらによく知られている。そのような湾曲型においては、溶融金属
が鋳込まれるキャビティは弧形状である。キャビティは、型から抜け出た条体が
、抜け出た直後に円弧ガイドによって支持され、かつ搬送されるように、円弧形
状であることが望ましい。その場合、円弧ガイドの終端(end)に最終の伸ばし
領域が設けられる。伸ばし領域において、条体は、上記のように、ほぼ水平なス
トレートガイドから直ちに抜き取ることができるよう、再び直線化される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
湾曲型を含む連続鋳造工場は、世界中に広まっている。だが、そのような工場
は、冶金学的な欠点を有している。この欠点は、主として、鋳造ジェット(cast
ing jet)によって取り入れられて条体の中心部まで深く入り込んだ不純物と気
泡がストレート型のようには容易にメニスカス(meniscus)まで上昇させること
ができないという点にあるように思われる。その上、湾曲型における流れ比(fl
ow ratios)は、殻(shell)の成長を阻害するということが非常に発生しそうで
あるという不利益がある。
【0005】 上記の理由のため、湾曲型を含む連続鋳造装置をストレート型を含む連続鋳造
装置に代える試みがなされてきた。もし、そうすることにおいて、同一の条体ガ
イドが、元々の湾曲型が用いられた連続鋳造装置に提供されているものとして使
用されるならば、ストレート連続鋳造型が同一の条体ガイドの上に一直線上に並
べられるのと同様に、円弧形状のストレートガイドに先行する曲げ領域が強制的
に配置される。しかしながら、これには困難が伴う。ストレート型の高さ(leve
l)が、元々設けられていた湾曲型の高さよりはるかに上であるからである。こ
れは、受け入れることができるものではない。鋳造室(casting hall)の拡大の
みならず、鋳造台(casting platform)、中間の容器及び新しい高さに適合しな
ければならないひしゃくの供給等と同様の塔(tower)が設けられたひしゃくを
有する全室概念(overall hall concept)の展開(redevelopment)を結果的に
要求するからである。その結果、鋳造室は完全に再構築しなければならないであ
ろう。これは、それ相応に高価である一方、鋳造操作の長い停止を必要とする。
【0006】 他の意見は、円弧ガイドをストレート型及びそれに続く曲げ領域に適合した円
弧ガイドに置き換えることにある。しかしながら、これは、非常に面倒なもので
あるとともに、費用のかかるものである。このため、冶金学的な欠点は、ほとん
どの場合我慢しなければならなかった。
【0007】 この発明は、連続鋳造法及びその方法を実施するための連続鋳造装置を提供す
ることをその目的として有している。この鋳造法は、ストレート型を使用すると
ともに、例えば円弧ガイド、鋳造台等の湾曲型を含む連続鋳造装置の最も重要な
構成要素を使用することにより条体の鋳造を可能にする。この発明の他の目的は
、ストレート型を含む連続鋳造装置において、湾曲型を含む連続鋳造装置の建築
高さを鋳造した条体及び円弧ガイドの半径と同一にほぼ維持することにある。湾
曲型からストレート型に変化させるときに必要とされる変形は、時間及び費用の
点で最小限にされるべきである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
最初に定義された種類の金属条体を連続的に鋳造するための方法において、こ
の目的は、遷移湾曲部に沿う少なくとも一つの曲げ領域において条体が第1の半
径を有する円弧形状に曲げられこと、及び遷移湾曲部に沿う少なくとも一つの連
続して配置された伸ばし領域において条体が第1の曲げ領域の後の条体の半径よ
り大きい半径を有する円弧形状に曲げられることで達成される。大きい方の半径
は、最終の伸ばし領域の前の円弧ガイドの半径に相当するものであることが望ま
しい。
【0009】 第1の半径を有する条体は、第1の曲げ領域と連続して配置された第1の伸ば
し領域との間においては、上記第1の半径を有する円弧ガイドに沿って案内され
ることが望ましい。型から抜け出る真っ直ぐな条体は、鉛直なストレートガイド
に沿う型と第1の曲げ領域との間で案内されるのが有利である。
【0010】 もし、円弧ガイドの半径が非常に大きいならば、条体は、曲げ領域に続く第1
の伸ばし領域において曲げられた後に、少なくとも一つの別の連続して配置され
た伸ばし領域において、連続して配置された伸ばし領域の前の条体の半径より大
きい半径を有する円弧の形状に曲げられる。
【0011】 ある変形によれば、円弧ガイドの半径が大きい場合には、条体の少なくとも一
つの別の形状が、別の曲げ領域及び連続して配置された伸ばし領域において生じ
てもよい。その形状は、第1の曲げ領域及び連続して配置された伸ばし領域にお
ける形状に続くものである。
【0012】 この発明の方法を実施するための連続鋳造装置は、ストレート型と、条体の抜
き出し方向において上記型に続き、かつ曲げ領域を含む条体ガイドと、円弧ガイ
ドと、連続的に配置されたほぼ水平なストレートガイドに対して先行する最終の
伸ばし領域とを備え、連続的に配置された円弧ガイドに先行する少なくとも一つ
の伸ばし領域が少なくとも一つの曲げ領域に続くように配置されていることを特
徴としている。
【0013】 円弧ガイドは、第1の曲げ領域と第1の伸ばし領域との間に設けられるのが有
利であり、鉛直なストレートガイドが条体のために型と第1の曲げ領域との間に
適切に設けられる。
【0014】 ある変形によれば、伸ばし領域に先行する少なくとも一つの別な曲げ領域が、
第1の曲げ領域及び連続的に配置された伸ばし領域に続くように配置される。
【0015】 AT−B−331439によれば、望ましい実施例は、曲げ領域及び伸ばし領
域によって引き起こされる条体の引き伸ばし過程(elongation course)が二つ
の遷移領域(transitional regions)の少なくとも一方において湾曲した接線(
inflectional tangent)を含む斜めに曲げられた“S”形状を有していることに
特徴があり、原点が遷移湾曲部の始点(beginning)に配置され、かつX軸が遷
移湾曲部に対する接線を構成する平行座標のX軸を基礎とするならば、上記領域
に描かれた引き延ばし曲線(elongation curve)の始端と終端における傾斜はゼ
ロである。
【0016】 湾曲した接線の傾きは、曲げ中においてはせいぜい0.0025%/mmの伸
びの最大限に許容可能な変化に相当し、直線化中においてはせいぜい0.003
0%/mmの伸びの最大限に許容可能な変化に相当する。
【0017】 遷移湾曲部は、曲率(y′′′)の変化の微分方程式に応じて変化するのが望
ましい。ここに、 y′′′=φ(xj)/RE0E∫φ(Xj)dx であり、φ(xj)は、伸びの変化の関数であり、伸びは、曲げ領域又は伸ばし領
域の範囲中においては、最初にゼロから立ち上がり、それから伸びの変化の最大
限に達し、その後ゼロに戻る過程を有している。REは、曲げ領域の終端又は伸
ばし領域の始端における円弧の半径である。XEは、曲げ領域における鉛直方向
の突出量又は伸ばし領域の水平方向の突出量である。xjは、平行座標内の位置
座標を表している。
【0018】 湾曲型、それに続く円弧ガイド、及び真っ直ぐな鉛直方向を向く型を含む連続
鋳造装置に連続的に配置されたほぼ水平なストレートガイドを有する伸ばし領域
を含む連続鋳造装置を変化させるための方法は、次の特徴を有している。 ・湾曲型及びそれに続く円弧ガイドの部分は除去されている。 ・ストレート型は、円弧ガイドの曲率中心に対する距離が元々の円弧ガイドの半
径より小さい連続鋳造装置の位置に設けられている。 ・遷移湾曲部を含む曲げ領域は、ストレート型と一直線に並べて設けられ、円弧
ガイドの半径より小さい第1の半径を有する条体が曲げ領域から抜け出る。 ・少なくとも一つの伸ばし領域が曲げ領域に続いて設けられる。第1の半径より
大きい第2の半径を有する条体が伸ばし領域から抜け出る。第2の半径は、連続
鋳造装置に残っている元々存在する円弧ガイドの部分の半径に対応するものであ
るのが望ましい。少なくとも一つの伸ばし領域は、この円弧ガイドに一直線に並
べられて、すなわち接線と等しい方法でこの円弧ガイドになる。
【0019】 円弧ガイドは、曲げ領域と第1の伸ばし領域との間に設けられるのが適切であ
る。
【0020】 望ましい変形によれば、型に揃えたストレートガイドは、型と曲げ領域の間に
設けられる。
【0021】 条体を過度に曲げないようにするために、ストレート型は、湾曲型の高さから
僅かに外れた高さにおいて連続鋳造装置に設けるのが有利であり、上記高さに接
近してその上に位置させるのが望ましい。湾曲型の高さに対する乖離は、設置さ
れた室、起重機等の高さの関数である。“高さの小さい乖離”は、どのようなこ
とがあっても室の構造の変形を避けることができるようにする乖離を表すのに役
立つ。通常に設計された鋳造室における高さの乖離は、せいぜい半メートルから
1メートルの間の範囲で変動する。
【0022】 円弧ガイドの半径が大きい場合には、第1の伸ばし領域に続くように、連続し
た円弧ガイドを有する別の伸ばし領域を設けることが適切であることが分かって
いる。
【0023】 別の変形によれば、仮に、連続した伸ばし領域を有する少なくとも一つの別の
曲げ領域が、第1の曲げ領域及び連続して配置された伸ばし領域に続くように設
けられているならば、その変形は円弧ガイドの半径が大きい場合に適切である。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、この発明が、図面に示された好適な実施例に基づいてさらに詳細に説明
されるであろう。図面は、ストレート型及び湾曲型を含む連続鋳造装置の概略側
面図を示す。
【0025】 連続して配置された条体ガイド2を有する湾曲型1が図に破線で示されている
。図示においては、簡単にするという理由のために、より上側の領域の条体ガイ
ド2、すなわち湾曲型1の真下は、条体(strand)の外側又は下側を示す破線に
よって単に表されている。通常、この条体ガイド2は、支持ガイドローラ2′に
よって形成されている。支持ガイドローラは、型に続いて配置され、かつ両側か
ら、つまり外側又は下側及び内側又は上側から少しの距離だけ離れて条体を支持
している。条体の下側又は外側は、破線で示されており、これら全てのローラの
包絡線を構成している。
【0026】 鋳造台(casting platform)3は、湾曲型1のほぼ上端の高さ(level)に配
置されている。湾曲型1の内部空間4、すなわち溶融金属を受け入れる連続キャ
ビティ4は、弧形状に、つまり円弧形状に設計されている。溶融金属は、図示し
ないひしゃくを介して図示しない同様のものに、さらに従来のものと同様に設計
されたじょうごに流れこみ、そこから鋳造管を介して湾曲型1に流れ込む。湾曲
型1に続く円弧ガイド2は、半径Rendを有している。この円弧ガイド2の中心
5は、湾曲型1のほぼ下側の半分の高さに配置されており、それ故、曲線型1の
メニスカス(meniscus)6より概ね高さH0だけ下方に位置している。
【0027】 円弧ガイド2は、1/4円弧を越えて延びていない。円弧ガイドの次には伸ば
し領域(straightening zone)7が設けられている。伸ばし領域においては、条
体が支持曲げローラによって真っ直ぐにされる。伸ばし領域7は、条体を注意深
く真っ直ぐにするのを保証するために、AT−B−331439と同様に遷移湾
曲部(transition curve)を備えていることが有利である。ほぼ水平方向を向く
ストレートガイド8が伸ばし領域7に続いて設けられている。ストレートガイド
は、同様に、接近して隣合う支持ガイドローラで構成されている。条体は、スト
レートガイド8に沿って外部に搬送され、その後個々の条体片に分割されるか、
直接に巻回される。ストレートガイド8は、水平線からずれていてもよい。水平
からの±5°の乖離(deviation)は、十分にありうる。
【0028】 実線の図は、連続鋳造装置を描いている。連続鋳造装置においては、湾曲型1
がストレート型9に置き換えられている。図から明らかなように、ストレート型
9は、湾曲型1に対し円弧ガイド2の中心5に向かう方向へ水平距離HHだけオ
フセットされている。
【0029】 さらに、このストレート型9は、湾曲型1に対し高さに関してわずかな量だけ
、つまり高さHVだけオフセットされている。ストレート型9、すなわち金属溶
湯が鋳込まれる鉛直方向を向いた直線キャビティ10を区画する型9の次には、
鉛直方向を向くストレートガイド11が続いている。これは、鋳造された条体の
真に鉛直方向を向く部分を保護するのに役立つ。鉛直方向を向く部分は、能率的
な精錬を保証する。すなわち、鋳造ジェット(casting jet)によって条体の液
体中心に運ばれる不純物及び気泡を上昇させる。
【0030】 鉛直なストレートガイド11の次には、条体が直線状態から円弧形状に曲げら
れる遷移湾曲部(transition curve)を含む曲げ領域(bending zone)12が続
く。この遷移湾曲部は、AT−B−331439にしたがって同様に形成される
のが適切である。
【0031】 円弧形状部(circular arc shape)は、湾曲型1に設けられた円弧形状部2の
半径Rendより小さい半径Rminを有している。曲げ領域12の次には、半径Rmi n を有し、約20°の小さい中心角だけ延びる円弧ガイド13が続く。円弧ガイ
ド13の次には、伸ばし領域(straightening zone)14が続く。伸ばし領域に
おいては、条体が湾曲型1に元々設けられていた円弧ガイド2の半径Rendに対
して正確に真っ直ぐにされる。Rminは、鋳造される材料、鋳造速度及び鋳造厚
さ(条体の厚さ)の関数として選定される。Rminを選定するときには、条体の
表面が最初の曲げの間に過度の荷重(過度の長さの変化)にさらされないように
考慮すべきである。
【0032】 Rminの減少時において、特に長い鉛直のストレートガイド11が望まれる場
合には、ストレート型9が曲率中心5に接近移動すればするほど、比較的長いス
トレートガイド11に拘らず、ストレート型9が湾曲型1のレベル(level)3
を維持することは容易である。
【0033】 このように、ストレート型9を大きく持ち上げることなく、条体をストレート
型9から湾曲型1の円弧ガイド2に入れることは容易である。よって、小さい変
形により、つまり曲線型9から分離し、かつ新しく提供された伸ばし領域14の
終端まで延びる円弧ガイド2の第1の部分(first part)だけが取り除かれる必
要があるという小さい変形により、ストレート型によって提供される冶金学的利
益の全ての有利性を得ることは容易である。じょうご及び塔(tower)を有する
ひしゃくは、選択的に僅かに上昇させてさらに容易に使用してもよい。鋳造室(
casting hall)自体は、全く影響を受けることがない。
【0034】 図から明らかなように、ストレート型9に続く鉛直なストレートガイド11を
僅かに短縮することは、型9が湾曲型1のレベルに正確に配置されるために十分
である。
【0035】 ストレート型9から抜け出た条体が、湾曲型1の円弧ガイド2の半径Rend
り小さい半径Rminに最初に曲げられ、この後にだけ半径Rminに曲げられること
がこの発明の本質である。真っ直ぐな条体を半径Rendに曲げることは、いくつ
かの段階において、例えばいくつかの伸ばし領域14の連続した配置により、ま
た第1の曲げ領域12において条体を円弧ガイドの半径Rendより小さい半径Rm in に曲げ、次に第1の曲げ領域から離れるときに条体によって表される半径Rmi n より僅かに大きい半径になるようにすることにより、達成されてもよい。その
ような手順は、湾曲型の円弧ガイドの半径Rendが達成されるまで数回にわたっ
て繰り返してもよい。多段階直線化及び/又は多段階曲げ−直線化を含むそのよ
うな変形は、仮にストレート型9が、残された湾曲型のレベル3に正確に配置さ
れるべきである場合には、有利に適用されるべきである。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の連続鋳造法及びその装置によれば、鋳造ジェ
ットによって条体の中心部まで深く入り込んだ不純物や気泡をメニスカスまで容
易に上昇させることができるという効果が得られる。 また、この連続鋳造装置を変形させる方法によれば、従来の連続鋳造装置を上
記の効果が得られる連続鋳造装置に容易にかつ安価に変えることができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ストレート型及び湾曲型を含む連続鋳造装置の概略側面図を示す。
【符号の説明】
1 湾曲型 2 円弧ガイド 7 伸ばし領域 8 ストレートガイド 9 型 11 ストレートガイド 12 曲げ領域 13 円弧ガイド 14 伸ばし領域
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月9日(2001.5.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒャエル・シュティフティンガー オーストリア・A−4020・リンツ・シュタ ッドラーシュトラーセ・37 (72)発明者 アンドレアス・アイヒンガー オーストリア・A−4020・リンツ・リヒャ ルト・ヴァグナー−シュトラーセ・7 (72)発明者 クルト・エンゲル オーストリア・A−4490・エステー・フロ リアン・アム・イプフバッハ・68 (72)発明者 ジャン−フランソワ・マリオトン フランス・F−13250・サン・シャマ・ ラ・ブラシェリー(番地なし) (72)発明者 ジェラール・ツーリタ フランス・F−13310・サン・マルタン・ デクロー・アンパッス・シャンテコック・ 14 (72)発明者 ヴィンセント・ギュヨ フランス・F−13330・ペリサンヌ・ロッ ト・デュ・シュマン・デックス・15 (72)発明者 カトリーヌ・ロペ フランス・F−57070・メッツ・リュ・デ ュ・プレ・フレグーユ・9

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真っ直ぐな鉛直方向を向く型(9)に金属を鋳込み、続いて
    型(9)において成形された真っ直ぐな条体を引き抜くことにより、鋼の条体の
    ような金属の条体を連続的に鋳造するための方法であり、条体が、遷移湾曲部に
    沿う曲げ領域において先ず半径(Rend)を有する円弧形状に曲げられ、上記半
    径(Rend)を有する円弧ガイド(2)に沿って案内され、次に遷移湾曲部に沿
    う最終の伸ばし領域(7)において真っ直ぐにされ、その後ほぼ水平なストレー
    トガイド(8)を経由して抜き出され、条体が、遷移湾曲部に沿う少なくとも一
    つの曲げ領域(12)において第1の半径(Rmin)を有する円弧の形状に曲げ
    られ、遷移湾曲部に沿う少なくとも一つの連続して配置された伸ばし領域(14
    )において第1の曲げ領域の後における条体の半径(Rmin)より大きい半径(
    end)を有する円弧の形状に曲げられ、大きい半径(Rend)は最終の伸ばし領
    域(7)の前の円弧ガイド(2)の半径(Rend)に相当することを特徴とする
    連続鋳造法。
  2. 【請求項2】 第1の半径(Rmin)を有する条体が、第1の曲げ領域(1
    2)と連続して配置された第1の伸ばし領域(14)との間において上記第1の
    半径(Rmin)を有する円弧ガイド(13)に沿って案内されていることを特徴
    とする請求項1に記載の鋳造法。
  3. 【請求項3】 型(9)から抜け出る真っ直ぐな条体が、型(9)と第1の
    曲げ領域(12)との間において鉛直なストレートガイド(11)に沿って案内
    されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鋳造法。
  4. 【請求項4】 条体が、曲げ領域(12)に続く第1の伸ばし領域(14)
    において曲げられた後には、少なくとも一つの別の連続して配置された伸ばし領
    域において、連続的に配置された伸ばし領域の前における条体の半径(Rmin
    より大きい半径を有する円弧の形状に曲げられることを特徴とする請求項1〜3
    の一つ又はいくつかに記載の鋳造法。
  5. 【請求項5】 条体の少なくとも一つの別の形状が、別の曲げ領域及び連続
    的に配置された伸ばし領域において発生し、その形状が第1の曲げ領域及び連続
    して配置された伸ばし領域(11,14)における形状に続くものであることを
    特徴とする請求項1〜4の一つまたはいくつかに記載の鋳造法。
  6. 【請求項6】 ストレート型(9)と、条体の抜き出し方向において上記型
    に続き、かつ曲げ領域(12)を含む条体ガイドと、円弧ガイド(2)と、連続
    して配置されたほぼ水平なストレートガイド(8)によって続かれる最終の伸ば
    し領域(7)とを備え、連続して配置された円弧ガイド(2)が続く少なくとも
    一つの伸ばし領域(14)が、少なくとも一つの曲げ領域(12)に続くように
    配置されていることを特徴する請求項1〜5に記載の鋳造法を実施するための連
    続鋳造装置。
  7. 【請求項7】 円弧ガイド(13)が第1の曲げ領域(12)と第1の伸ば
    し領域(14)との間に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の連続
    鋳造装置。
  8. 【請求項8】 鉛直なストレートガイド(11)が、条体のために型(9)
    と第1の曲げ領域(12)との間に設けられていることを特徴とする請求項6又
    は7に記載の連続鋳造装置。
  9. 【請求項9】 伸ばし領域によって続かれる少なくとも一つの別の曲げ領域
    が、第1の曲げ領域及び連続して配置された伸ばし領域(12)に続くように配
    置されていることを特徴とする請求項6〜8の一つまたはいくつかに記載の連続
    鋳造装置。
  10. 【請求項10】 曲げ領域(12)及び伸ばし領域(7,14)によって引
    き起こされる条体の伸び過程が、二つの遷移領域の少なくとも一つにおいて、湾
    曲接線を含む傾斜して曲げられた“S”の形状をほぼ有しており、原点が遷移湾
    曲部の始端に配置され、かつX軸が遷移湾曲部の接線を構成する平行座標システ
    ムのX軸を基礎とするならば、上記領域の上に記載された伸び湾曲部の始端及び
    終端における傾斜がゼロである請求項6〜9の一つ又はいくつかに記載の連続鋳
    造装置。
  11. 【請求項11】 湾曲した接線の傾きが、曲げ中においては0.0025%
    /mmの伸びの最大限に許容可能な変化に相当し、直線化中においては0.00
    30%/mmの伸びの最大限に許容可能な変化に相当することを特徴とする請求
    項10に記載の連続鋳造装置。
  12. 【請求項12】 遷移湾曲部が、曲率(y′′′)の変化の微分方程式に応
    じて変化し、 y′′′=φ(xj)/RE0E∫φ(xj)dx であり、 φ(xj)が伸びの変化の関数であり、伸びは、曲げ及び伸ばし領域(12,1
    4,7)において、最初にゼロから立ち上がり、その後伸びの変化の最大値に達
    し、それからゼロに戻り、REが曲げ領域の終端又は伸ばし領域の始端における
    円弧の半径であり、XEが曲げ領域(12)の鉛直方向の突出量又は伸ばし領域
    (14,7)の水平方向の突出量であり、xjが座標システム内の位置座標を表
    していることを特徴とする請求項10又は11に記載の連続鋳造装置。
  13. 【請求項13】 湾曲型(1)、これに続く円弧ガイド(2)及び連続して
    配置されたほぼ水平なストレートガイドを有する最終の伸ばし領域(7)を含む
    連続鋳造装置を、ストレートな鉛直方向を向く型(9)を含む連続鋳造装置に変
    えるための方法であって、次の特徴を有している。 ・湾曲型(1)及びそれに続く円弧ガイド(2)の部分(15)が除去される。
    ・ストレート型(9)が、円弧ガイド(2)の曲率中心(5)に対する距離が元
    々の円弧ガイド(2)の半径(Rend)より小さい連続鋳造装置の位置に設けら
    れている。 ・遷移湾曲部を含む曲げ領域(12)が、ストレート型(9)と一直線に並べて
    設けられ、円弧ガイド(2)の半径(Rend)より小さい第1の半径(Rmin)を
    有する条体が曲げ領域から抜け出る。 ・少なくとも一つの伸ばし領域(14)が曲げ領域(12)に続いて設けられ、
    第1の半径(Rmin)より大きい第2の半径(Rend)を有する条体が伸ばし領域
    から抜け出、第2の半径(Rend)は、連続鋳造装置に残っている元々存在する
    円弧ガイド(2)の部分の半径(Rend)に対応するものであるのが望ましく、
    少なくとも一つの伸ばし領域は、この円弧ガイド(2)と一直線に並べられて、
    すなわち接線と等しい方法でこの円弧ガイドになる。
  14. 【請求項14】 円弧ガイド13が曲げ領域(12)と伸ばし領域(14)
    との間に設けられていることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 型(9)が設けられたストレートガイド(11)が型(9
    )と曲げ領域(12)との間に設けられていることを特徴とする請求項13又は
    14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 ストレート型(9)が、湾曲型(1)のレベル(3)から
    僅かに外れたレベルにおいて連続鋳造装置に設けられ、望ましくは上記レベル(
    3)の上方近傍に配置されていることを特徴とする請求項13〜15のいずれか
    の一つに記載された方法。
  17. 【請求項17】 連続した円弧ガイドを有する別の伸ばし領域が、第1の伸
    ばし領域(14)に続くように設けられていることを特徴とする請求項13〜1
    6のいずれかの一つに記載された方法。
  18. 【請求項18】 連続した伸ばし領域を有する少なくとも一つの別の曲げ領
    域が第1の曲げ領域及び連続して配置された伸ばし領域(12,14)に続くよ
    うに設けられていることを特徴とする請求項13〜17のいずれかの一つに記載
    の方法。
JP2000580781A 1998-11-06 1999-11-03 金属連続鋳造法及びそのために使用される連続鋳造装置 Pending JP2002529248A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT0184498A AT406746B (de) 1998-11-06 1998-11-06 Verfahren zum stranggiessen von metall sowie stranggiessanlage hierzu
AT1844/98 1998-11-06
PCT/AT1999/000261 WO2000027565A1 (de) 1998-11-06 1999-11-03 Verfahren zum stranggiessen von metall sowie stranggiessanlage hierzu

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002529248A true JP2002529248A (ja) 2002-09-10

Family

ID=3522250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000580781A Pending JP2002529248A (ja) 1998-11-06 1999-11-03 金属連続鋳造法及びそのために使用される連続鋳造装置

Country Status (19)

Country Link
US (1) US6155332A (ja)
EP (1) EP0934786B2 (ja)
JP (1) JP2002529248A (ja)
KR (1) KR100585998B1 (ja)
CN (1) CN1214884C (ja)
AT (1) AT406746B (ja)
AU (1) AU766532B2 (ja)
BR (1) BR9915112A (ja)
CA (1) CA2346999C (ja)
DE (1) DE59900002D1 (ja)
DK (1) DK0934786T4 (ja)
ES (1) ES2148008T5 (ja)
MX (1) MXPA01004540A (ja)
PL (1) PL191476B1 (ja)
RU (1) RU2229957C2 (ja)
SI (1) SI934786T2 (ja)
TW (1) TW424018B (ja)
WO (1) WO2000027565A1 (ja)
ZA (1) ZA200103606B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001179410A (ja) * 1999-11-24 2001-07-03 Sms Demag Ag 垂直湾曲連続鋳造設備の連続体案内部の半径配置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013224557A1 (de) * 2013-11-29 2015-06-03 Sms Siemag Ag Stranggießanlage und Verfahren zum Stranggießen eines Metallstranges
CN104588604B (zh) * 2015-01-06 2017-01-11 燕山大学 一种连铸机弯曲段和矫直段辊列设计方法
CN105945248B (zh) * 2016-06-21 2018-01-23 燕山大学 一种直弧型连铸机的蠕变弯曲蠕变矫直方法
CN115415489B (zh) * 2022-09-05 2024-02-13 东北大学 一种铝/铝合金薄板坯连铸装备及工艺

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1124450B (de) * 1960-11-18 1962-03-01 Bergwerksverband Gmbh Einrichtung zum Abstuetzen des Bergeversatzes in der steilen und halbsteilen Lagerung
DE1250973B (ja) * 1963-05-03 1967-09-28
JPS5030575B1 (ja) * 1970-01-29 1975-10-02
AT331439B (de) * 1973-07-24 1976-08-25 Voest Ag Strangfuhrung fur eine stranggiessanlage
JPS5180624A (en) * 1975-01-13 1976-07-14 Nippon Kokan Kk Haganenorenzokuchuzoho oyobi sonosochi
JPS5257027A (en) * 1975-11-06 1977-05-11 Ishikawajima Harima Heavy Ind Method of continuous casting
DE3011137B1 (de) * 1980-03-22 1981-08-20 Mannesmann Demag Ag, 4100 Duisburg Verfahren zum Regeln der Einzelantriebe einerbogenstranggiess-Vielrollenmaschine fuer Metall,insbes. fuer Stahl,und Antriebsanordnung dazu
JPS56134054A (en) * 1980-03-22 1981-10-20 Hitachi Zosen Corp Guiding method for continuously cast ingot
JPS58363A (ja) * 1981-06-25 1983-01-05 Nippon Steel Corp 多点矯正彎曲型連続鋳造方法及び装置
AT373518B (de) * 1982-05-18 1984-01-25 Voest Alpine Ag Strangfuehrung fuer eine stranggiessanlage zum kontinuierlichen giessen von metallschmelze
JPS59118257A (ja) * 1982-12-24 1984-07-07 Nippon Steel Corp 連続鋳造機
JP3091814B2 (ja) * 1994-02-16 2000-09-25 新日本製鐵株式会社 型式変更容易な連続鋳造機
US5853643A (en) * 1996-07-19 1998-12-29 Bauer; Scott V. Method for constructing a liquid-impervious electric motor assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001179410A (ja) * 1999-11-24 2001-07-03 Sms Demag Ag 垂直湾曲連続鋳造設備の連続体案内部の半径配置

Also Published As

Publication number Publication date
PL348099A1 (en) 2002-05-06
TW424018B (en) 2001-03-01
US6155332A (en) 2000-12-05
CN1325330A (zh) 2001-12-05
ES2148008T5 (es) 2004-07-16
SI934786T2 (en) 2004-04-30
BR9915112A (pt) 2001-07-31
WO2000027565A1 (de) 2000-05-18
EP0934786B2 (de) 2003-12-03
KR20010082285A (ko) 2001-08-29
RU2229957C2 (ru) 2004-06-10
ES2148008T3 (es) 2000-10-01
KR100585998B1 (ko) 2006-06-01
SI934786T1 (en) 2000-08-31
AU1018000A (en) 2000-05-29
PL191476B1 (pl) 2006-05-31
DE59900002D1 (de) 2000-05-31
CA2346999C (en) 2008-06-17
EP0934786B1 (de) 2000-04-26
CN1214884C (zh) 2005-08-17
AU766532B2 (en) 2003-10-16
ATA184498A (de) 2000-01-15
ZA200103606B (en) 2002-02-11
CA2346999A1 (en) 2000-05-18
DK0934786T3 (da) 2000-09-25
AT406746B (de) 2000-08-25
EP0934786A1 (de) 1999-08-11
DK0934786T4 (da) 2004-02-02
MXPA01004540A (es) 2003-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI290071B (en) Steel continuous casting plant for billet and cogged ingot formats
CN103357830B (zh) 采用连铸引锭组合件进行连铸的方法及连铸引锭组合件
JP2008525199A5 (ja)
US4073333A (en) Method of continuous casting of ingots
JP2002529248A (ja) 金属連続鋳造法及びそのために使用される連続鋳造装置
CN105032972B (zh) 一种异型银铜排的生产工艺以及异型银铜排
CN105665662B (zh) 基于esp线的药芯焊丝用钢制造方法
KR950700138A (ko) 빌렛 및 블룸 제조를 위한 금속, 특히 강철의 연속주조방법(process for the continuous casting of metal, in particular steel for producing billets and blooms)
JP5161406B2 (ja) 垂直湾曲連続鋳造設備の連続体案内部の半径配置
CN1047546C (zh) 连续铸造的工字梁异形坯及其铸造方法
CN206286521U (zh) 大型连铸坯断面开浇引锭装置
JP5607475B2 (ja) 銅合金鋳塊及びその製造方法
US3467170A (en) Apparatus for the continuous casting of tubular products
JP2005193296A (ja) Ne金属溶融物を鋳造するための鋳造システムおよび方法
CN107262689B (zh) 大方坯二冷压下凸足辊结构和压下工艺
CN112458375A (zh) ASTM A656 Gr70支撑管专用钢及其制备方法
JP2009057613A (ja) ステンレス鋼のrh脱ガス槽における脱炭方法
CN115747403A (zh) 一种高洁净度无缝管钢的冶炼方法
US4437652A (en) Vessel for the treatment of molten metal
JPS63242454A (ja) 軽圧下鋳造方法
CN105798245A (zh) 一种新型铝合金锭浇铸装置
TW522059B (en) Continuous-casting mould, in particular for continuous casting of thin slabs
CN115323109A (zh) 一种大规格、高铌含量钢筋用钢小方坯连铸中心裂纹的控制方法
JP3036428B2 (ja) 連続鋳造装置および方法
RU2008143363A (ru) Способ непрерывной разливки прямоугольных стальных слитков и устройство для его осуществления

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090415

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090924

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091120

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20091211