JP2002528799A - 駐車管理システム - Google Patents

駐車管理システム

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JP2002528799A
JP2002528799A JP2000577621A JP2000577621A JP2002528799A JP 2002528799 A JP2002528799 A JP 2002528799A JP 2000577621 A JP2000577621 A JP 2000577621A JP 2000577621 A JP2000577621 A JP 2000577621A JP 2002528799 A JP2002528799 A JP 2002528799A
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JP2000577621A
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ハモンド、ジャック、デビッド
クレイグ、マイケル、リンゼイ
ハレット、アーサー、トマス
ゴッケル、アンドリュー、ライナー
Original Assignee
アプトス コーポレイション プロプライエタリー リミテッド
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    • G07F17/24Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for parking meters
    • G07F17/246Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for parking meters provided with vehicle proximity-detectors
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B15/00Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points
    • G07B15/02Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points taking into account a variable factor such as distance or time, e.g. for passenger transport, parking systems or car rental systems

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  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 駐車管理システムは駐車位置での車両の存在を感知する感知手段(24)と、ハウジングモジュール(12)を含む。ハウジングモジュールはネットワークに接続される通信手段(26、83)と、車両の存在を感知した全期間の支払金額を受け取るために通信手段に接続され、システムのユーザにアクセスすることができる取引手段(105、107、112)と、感知手段(24)を監視すると共に変動料金構造に従って支払金額を決定する処理手段(26)を含む。処理手段(26)は通信手段(83)および取引手段(105、107)に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、駐車管理システム、特に駐車料金請求のための変動料金構造を実現
することができる駐車管理システムに関するものである。
【0002】 従来から、パーキングメーターは一般に、ユーザが指定の駐車位置に駐車する
ために支払った駐車期間を測定して、その駐車期間が残っているかどうかを示す
ためのスタンドアロンユニットとして使用されてきた。これらパーキングメータ
ーは一般に前払い式になっており、支払済みの駐車期間が経過すると、計時を停
止する。そして、違反金を課すか違反通知を発行するように駐車係に指示するた
めに「時間切れ」状態を表示する。
【0003】 その後、駐車管理の進歩に伴い、多数の個々の駐車区画で計時すると共に料金
を徴収するメータに小型コンピュータプロセッサが内蔵されるようになってきた
。しかし、違反通知発行と罰金徴収のために、係員が駐車場をパトロールしなけ
ればならないことがまだ多い。
【0004】 駐車管理システムの1つの目的は、使用状態の監視にあたって駐車場の所有者
またはマネージャを補佐することである。この目的の達成に関しては多くの問題
がある。すなわち、ユーザからの料金徴収、駐車場の不法使用や超過使用のため
に徴集される違反金や罰金の支払要求、駐車システムの技術管理、監視に要する
労働力を削減するためのシステム自動化などである。望ましくは、駐車場管理シス
テムは臨時の保守作業以外に監視に労働力を必要としない自給システムであるこ
と、労力を効率的に使えるように、違反が起きたときに自動的に係員に知らせる
こと、さらに、駐車場資源の所有者が掲げる駐車場資源管理目標の達成に役立つ
ように、料金徴収手段および計時方法に柔軟性をもたせることである。
【0005】 本発明の目的は、上記目標を達成する駐車管理システムおよびその方法、ある
いは少なくとも周知のシステムおよび方法の代替として有用なシステムおよび方
法を提供することである。
【0006】 本発明は、駐車位置における車両の存在を感知する感知手段と、ハウジングモ
ジュールとを有する駐車管理システムを提供する。 ハウジングモジュールには、 ネットワークに接続される通信手段と、 通信手段に接続され、システムのユーザにアクセス可能であって、料金徴収の
ためにデータ処理する取引手段と、 取引手段に接続され、感知手段を監視すると共に、車両の存在を感知した合計
期間に対する支払額を変動料金構造に従って決定する処理手段とが含まれる。
【0007】 変動料金構造は基本課金レートと変動課金レートからなり、第1の期間には基
本課金レートが適用され、第1の期間経過後に車両が感知された場合は、第1の
期間に続く第2の期間については変動課金レートが適用されるのが望ましい。合
計期間は第1の期間と第2の期間の和に等しくすることが望ましい。基本課金レ
ートは第1の期間で固定とし、変動課金レートは第2の期間中に変化させるのが
望ましい。変動課金レートは第2の期間中に増加することが望ましい。
【0008】 合計期間は処理手段が支払情報を最初に受け取ってからユーザ操作による駐車
終了信号を受け取るまでの期間であって、全期間の最後に支払が行われるのが望
ましい。
【0009】 ユーザ操作による駐車終了信号は、ユーザが取引手段を介して処理手段に終了
命令を与えるか、あるいはユーザが駐車位置から車両を移動して、駐車位置にお
ける車両の存在を感知手段が検知できなくすることによって、発生させることが
望ましい。
【0010】 合計期間の前または後の猶予期間後に車両の存在を感知すると、ネットワーク
を通して執行機関(enforcement body)に違反信号を伝達する
ように処理手段を構成することが望ましい。猶予期間については課金レートをゼ
ロにすることが望ましい。
【0011】 前記課金レートを所定期間中に変動させると都合がよい。課金レートは、最初
は安く、そして所定期間に達したときに高率に変えることができる。課金レート
は所定期間にわたって直線的あるいは非直線的に増加させることが可能である。
所定期間を超過した後に罰則課金レートを選択することも可能である。
【0012】 1つ以上の駐車位置でそれぞれ1台以上の車両の存在を感知するように感知手
段を構成することが望ましい。感知手段は各駐車位置について少なくとも1個の
検出器を含むことが望ましく、その検出器は誘導コイルが望ましい。
【0013】 ハウジングには更に、ユーザに対して情報表示するために処理手段と接続され
た表示手段が含まれることが望ましい。
【0014】 取引手段は、クレジットカード情報を読むためのカード読取手段と、ユーザか
ら許可コードを受け取るための手動入力手段を含むことが望ましい。ユーザが特
別車両許可コードを取引手段に入力した場合、全期間の少なくとも一部に対して
ゼロ課金レートが適用されることが望ましい。
【0015】 取引手段には、現金受領用の現金受け渡し手段が含まれることが望ましい。ス
トアードバリューカード(stored−value card)情報を読むた
めのカード読取手段とユーザから支払許可コードを受け取るための手動入力手段
が取引手段に含まれることが望ましい。
【0016】 通信手段は金融機関との通信により、許可コードが有効か否か、ユーザが支払
可能な信用限度内か否か確認し得ることが望ましい。通信手段を中央コントロー
ルステーションに接続し、中央コントロールステーションが処理手段からネット
ワークを介して動作情報と金融取引情報を受け取るように構成することが望まし
い。
【0017】 処理手段にはメモリ手段が含まれることが望ましい。システムには更に、シス
テムを再構成すると共にメモリ手段との間でデータを読み書きするために処理手
段との間でインターフェースとして機能する携帯プログラミング装置が含まれる
ことが望ましい。このメモリ手段が、システム構成データを保存するための付加
メモリ手段を含み、付加メモリ手段に保存された構成データを選択的に変えられ
るようにコントロールステーションを構成することが望ましい。また、プログラ
ミング装置は中央コントロールステーションのデータ処理手段とのインターフェ
ース機能を果たすように構成することが望ましい。
【0018】 取引手段には、ハウジングの内部構成部品へのアクセス扉が開放されたことを
感知する手段を設けることが望ましい。
【0019】 更に、システムの診断点検を行うための診断手段をシステムに設けることが望
ましい。各パーキングメーターの診断手段には、障害監視および障害関連データ
記録用の障害監視・計数手段を設けることが望ましい。診断手段を処理手段によ
って制御し、診断手段から通信ネットワークを介してコントロールステーション
へ障害関連データを送るように構成することが望ましい。
【0020】 更に、領収書を印刷するための印刷手段をハウジングに設けることが望ましい
【0021】 本発明はまた、駐車位置における車両の存在を感知する感知手段と、ハウジン
グモジュールとを有する駐車メータを提供する。 ハウジングモジュールには、 ネットワークに接続される通信手段と、 通信手段に接続され、システムのユーザにアクセス可能であって、車両の存在
を感知した合計期間に対する支払を受け取る取引手段と、 取引手段および通信手段に接続され、感知手段を監視すると共に変動料金構造
に従って支払額を決定する処理手段と、が含まれる。
【0022】 本発明はまた、複数の上記パーキングメーターを含む駐車管理システムを提供
する。
【0023】 各パーキングメーターの通信手段を中央コントロールステーションに接続し、
中央コントロールステーションが各パーキングメーターの処理手段からネットワ
ークを介して動作情報および金融取引情報を受け取るように構成することが望ま
しい。
【0024】 中央コントロールステーションにそれぞれ接続される1つ以上のローカルコン
トローラに各パーキングメーターを接続し、中央コントロールステーションが各
パーキングメーターの処理手段から1つ以上のローカルコントローラを介して動
作情報および金融取引情報を受け取るように構成することが望ましい。
【0025】 駐車管理システムはローカルコントローラに直接接続するか、あるいは地上施
設、公共または私設の無線ネットワークを介してコントロールステーションに直
接接続することが望ましい。また、ローカルコントローラは地上施設、公共また
は私設の無線ネットワークを介してコントロールステーションに接続することが
できる。ローカルコントローラは地上施設、公共か私設にかかわらず無線ネット
ワークを介してコントロールステーションのデータ通信インターフェースに接続
することができる。
【0026】 ハウジングにEFTユニットが配置されている時にそれを感知する手段と、硬
貨/チケット(coin/token)ユニットがハウジングに設置されている
時にそれを感知する手段の一方または双方を駐車管理システムに設けることが望
ましい。
【0027】 各パーキングメーターに電子カード認証機を設けることが望ましい。各メータ
のメモリ構成には、受け取ったカードの番号と金額に関する業務データを含まれ
る。業務データは通信ネットワークを介してコントロールステーションに送るこ
とができる。
【0028】 硬貨またはチケットの電子認証機を各パーキングメーターに内蔵させることが
望ましい。パーキングメーターのメモリ構成には、受け取った硬貨やチケットの
数および金額に関する業務データが保存される。
【0029】 各パーキングメーターにはリアルタイム計時装置を設けることが望ましい。処
理手段と各パーキングメーターのリアルタイム計時装置は、所定のイベントに時
間データを割り当て、前記時間データおよびイベントの種類に関するデータをメ
モリに保存するように構成される。パーキングメーターのリアルタイム計時装置
は、前記通信ネットワークまたはフィールドプログラミング装置によってコント
ロールステーション時間と同期させることが可能である。
【0030】 本発明は更に、下記ステップを含む駐車料金徴収方法を提供する。 少なくとも1つの駐車区画から発生する車両の有無を表す感知信号を監視する
ステップ、 支払可能な前記駐車区画のユーザから支払情報を受け取るステップと、 少なくとも1つの課金期間に適用される少なくとも1つの課金レートを複数の
課金レートから選択するステップ、 感知信号に応答して、前記少なくとも1つの駐車区画に前記車両が駐車してい
た駐車期間を決定するステップ、 その駐車期間に適用されるものとして選択された少なくとも1つの前記課金レ
ートに基づいて支払額を決定するステップ、 支払を実行するステップ。
【0031】 本発明は更に、下記ステップを含む駐車システム管理方法を提供する。 駐車位置における車両の有無を感知するステップ、 1つ以上のシステム利用環境で適応可能な複数の課金レートから1つ以上の課
金レートを選択するステップ、 システムのユーザによる料金支払と認可に関する支払情報を受け取るステップ
、 それを超えると料金が課される開始時刻を設定するステップであって、該開始
時刻は前記駐車位置で前記車両の存在を感知することに応答するステップ、 それを超えると料金が課されない終了時刻を設定するステップであって、該終
了時刻は前記ユーザの操作に基づく計時終了信号に応答するステップ、 前記開始時刻と前記終了時刻の間における前記1つ以上の利用環境で適用可能
な前記1つ以上の課金レートに基づいて、前記ユーザへの請求料金を計算するス
テップ、 前記計算料金に基づく支払料金を前記ユーザから受け取るために前記支払情報
を使用するステップ。
【0032】 本発明は更に、複数の駐車位置を含む駐車資源を管理する方法を提供する。そ
の方法は下記ステップを含む。 駐車位置の利用状況を監視するために1個以上の上記パーキングメーターを設
けるステップ、 処理手段を備えたコントロールステーションに通信ネットワークを介して各パ
ーキングメーターを接続するステップ、 各パーキングメーターが定期的に自己診断テストを行い、それらのテスト関連
データを保存するステップ、 各パーキングメーターがパーキングメーターで実行された支払処理に関する業
務データを保存するステップ、 パーキングメーターがコントロールステーションに自己診断テスト関連データ
または業務データをリアルタイムで送るステップ、 コントロールステーションにおいてリアルタイムで前記データを処理し、処理
データに基づいて1つ以上のレポートを作成するステップ。
【0033】 この方法には、パーキングメーターで監視中の駐車位置に車両が駐車している
かどうかを常時そのパーキングメーターが感知し、その駐車位置の占領状態に関
するデータをリアルタイムでコントロールステーションに送るステップを含める
こともできる。
【0034】 また、この方法には、パーキングメーターで監視中の駐車位置に駐車している
車両に対してそのパーキングメーターがチケット、違反通知、または領収書を印
刷するステップを含めることもできる。
【0035】 各パーキングメーターに保存されたパーキングメーター構成データは、コント
ロールステーションから前記通信ネットワークを介して新しい構成データを送信
することによって随時更新することが望ましい。
【0036】 つぎに、付図にしたがって本発明の好ましい実施例を単なる例示として説明す
る。なお、各図において同一参照符号の部材は同一部材である。
【0037】 図1、図2に示されるように、駐車管理システム2はデータ通信リンク16を
備えた通信ネットワークを介してコントロールステーション14に接続された複
数のパーキングメーター12を有する。コントロールステーション14はデータ
プロセッサ18とデータ通信インターフェース20を含む。各パーキングメータ
ー12は1つ以上の駐車区画を監視することができる(図2では各パーキングメ
ーター5つづつの駐車区画を監視する)。駐車区画における車両の存在を感知す
るためのセンサは、図4に示されるように車両検出器24.1〜24.N(Nは
駐車区画の数)として形成され、パーキングメーター12の電子コントローラ2
6に接続される。他のセンサも考えられるが、電磁放射式のものや、電気機械セ
ンサあるいは磁気抵抗効果センサを利用する検出器はほとんどないので、ここで
は誘導ループ型車両検出器のみについて記述する。車両検出器は駐車区画の路面
真下や、駐車区画近傍の関連縁石に埋設することができる。銀行決済要件を満た
すためには各駐車区画に1個以上の車両検出器が必要かもしれない。1個以上の
車両検出器を使用すると、駐車区画への車両の進入方向と速度をパーキングメー
ター12で測定することができる。車両検出器24.1〜24.Nがパーキング
メーター12の電子コントローラ26に接続されるので、駐車区画の満車状態を
示す方法として駐車区画に2進の状態インディケータを設けることができる。
【0038】 図1、図2に示されるように、パーキングメーター通信システム28.1、2
8.2、28.3において各パーキングメーターは相互接続される。ローカルコ
ントローラ83に複数のパーキングメーター12を接続するために、パーキング
メーター通信システム28.1でローカルネットワークを利用することができる
。モデム82を使用してローカルネットワークを拡張すると(例えば道路を挟ん
で)、パーキングメーター通信システム28.2で複数のパーキングメーター1
2をローカルコントローラ83に接続するためにローカルネットワークを利用す
ることができる。一方、ローカルコントローラ83はモデム84を介してコント
ロールステーション14のデータ通信インターフェース20に接続される。複数
のパーキングメーターをコントロールステーション14のデータ通信インターフ
ェース20に接続するために、パーキングメーター通信システム28.3でモデ
ム74を利用することができる。これらのシステムは同じものであるから、以下
にパーキングメーター通信システム28.1だけについて説明する。
【0039】 図5に示すように、各パーキングメーター12には、電子資金振替(EFT)
ユニット105、電子コントローラ26、キーパッド107、ディスプレイ10
8、マルチモード読み/書き装置112、LEDパネル109が含まれる。
【0040】 各パーキングメーター12には1つ以上の扉(図示せず)が設けられており、
普段は閉じてロックされる。扉が開いているのを検知するために、電子コントロ
ーラ26にセンサ58が電子的に接続される。これにより、扉が破損または定期
点検で開いているかどうかをシステムでチェックすることができる。リアルタイ
ム計時装置66の他、温度センサ64とタイマ65が電子コントローラ26に電
子的に接続される。温度センサ64は、表示を最良の状態に保つためにLCDデ
ィスプレイ108の温度較正を行う。電子コントローラ26には電子硬貨/チケ
ット確認装置(validator)68とスピーカ/ブザー57が接続され、
EFTユニット105には非接触型のスマートカード送受信機113が接続され
る。
【0041】 パーキングメーターの電源は電源コネクタ56で電子コントローラ26に接続
され、この電源は充電式太陽電池を利用するか、コンセントからの給電すること
ができる。また、多芯ケーブルを用いてパーキングメーター通信システム28.
1、28.2、28.3に電源を分配することもできる。
【0042】 電子コントローラ26に接続されるメモリ72は、メータの動作を制御するた
めのプログラムデータを保存する領域72.1と、構成データを保存する領域7
2.2と、違反状態フラグとカウンタを含む領域72.3と、業務データを保存
する領域72.4を含むように構成され、業務データには、例えば、現金/チケ
ットボックス中の現金/チケット総額、現金/チケットボックス中の種別の硬貨
/チケット数、EFTユニット105で処理された料金回数と金額、EFTユニ
ット105で処理されたカードの数と種類などが含まれる。
【0043】 また、システムの一部は、携帯用フィールドプログラミング装置90と携帯用
検索装置96で形成される。フィールドプログラミング装置90はデータインタ
ーフェース92およびメモリ94を備えたコントローラを含む。情報検索装置9
6は、データインターフェース98およびメモリ100を備えたコントローラを
含む。これらデバイスは両方とも、コントロールステーション14のデータプロ
セッサ18、あるいはパーキングメーター12の電子コントローラ26と接続す
ることができる。フィールドプログラミング装置90および/または検索装置9
6として携帯用ハンドヘルドコンピュータ、例えばヒューレットパッカードのH
P620LXを使用することができる。
【0044】 プログラムデータおよび/または構成データおよび/または同期時間データを
受け取るために、フィールドプログラミング装置90はコントロールステーショ
ン14のデータプロセッサ18と接続可能にされる。そして、フィールドプログ
ラミング装置90をパーキングメーター12の電子コントローラ26に接続する
ことにより、データをダウンロードしてそのパーキングメーターのメモリ72に
保存することができる。検索装置96はそのメモリ100に固有の識別コードを
保存している。検索装置はパーキングメーター12の電子コントローラ26に接
続されると、コードの問い合わせを受ける。そのコードがパーキングメーター1
2のメモリ72に保存されたコードと一致すれば、パーキングメーター12から
検索装置96に所定のデータがロードされる。そのデータは後で情報検索装置9
6をデータプロセッサ18に接続することによってコントロールステーションの
データプロセッサ18にロードされる。
【0045】 車両検出器24.1〜24.Nを備えたパーキングメーター12はデータ線1
6を介してコントロールステーション14と通信する。このようにして、各パー
キングメーター12の動作と状態に関するデータはリアルタイムまたはバッチ処
理でコントロールステーション14に伝送することができる。そのデータには、
車両検出器24.Nから発生する満車か否かを表すデータ、所定期間にパーキン
グメーターで受け取った現金/チケットの金額または現金/チケットボックス5
4内の現金/チケットの総額に関するデータ、所定期間にパーキングメーターに
よるカード取引またはEFTユニットによるカード取引の総額に関するデータ、
パーキングメーターの診断テストの結果に関するデータ、または、駐車区画22
.Nに料金未払い車両が駐車していること示すデータが含まれる。
【0046】 個々のパーキングメーター12に対して行われた診断テストが自動的に開始さ
たか、フィールドプログラミング装置90によって開始されたか、コントロール
ステーション14から直接開始されたかにかかわれず、テスト結果はメモリ領域
72.3に保存され、通信回線16を介してコントロールステーション14に送
られるか、あるいは集中管理個所に送られてメータ12のメンテナンス技術者に
利用される。メモリ領域72.3は複数の違反状態フラグと関連違反状態カウン
タを記憶する。リアルタイム計時装置66と協働して、電子コントローラ26は
検出した違反状態にタイムスタンプを割り当てる。障害状態カウンタは、検出さ
れた種々の違反状態を計数する。このデータはコントロールステーション14で
利用することができる。
【0047】 構成データは各パーキングメーター12のメモリ72に保存される。これらデ
ータは、カードまたはEFTの決済特性、料金変更、稼動期間、各パーキングメ
ーターで制御する駐車区画数、ディスプレイ56で表示される語句、あるいは特
別課金レートの指定日と関係づけることができる。コントロールステーション1
4におけるプロセッサ18に常駐する構成編集プログラムによって識別コードを
編集し、それを伝送線16で送出してパーキングメーター12にロードし、メモ
リ72の構成データ領域72.2に保存することができる。リアルタイム計時装
置66に応答して、指定日にパーキングメーター12を領域72.2に記憶され
た既存のタリフテーブル(料金表/tariff table)から領域72.
2に記憶された新しいタリフテーブルに変更する必要があるかもしれない。身体
障害者、地域住民、商店主、公共輸送機関従業員、宅配業者のような特定グルー
プのためのタリフ表をパーキングメーター12にロードし、メモリ72の構成デ
ータ地域72.2に保存することができる。
【0048】 EFTユニット105はメモリ119を備えていて、電子コントローラ26に
接続される。電子コントローラ26からEFTユニット105にデータが送られ
、そのデータはEFTメモリ119の業務データ部117にロードされ、ディス
プレイ108上で表示することができる。マルチモードカード読み/書き装置1
12は取引の最初か終わりにユーザのカードから情報を収集し、それを業務デー
タ部117に記憶する。マルチモード読み/書き装置112はマルチトラックの
磁気ストライプ読取器111および/またはICチップスマートカード読み/書
き装置110から情報を一括または個別に受け取ることができる。LEDパネル
109およびディスプレイ108は、カードの挿入または取り出し時期を示し、
カードまたは取引に関するエラーメッセージ等の情報を表示する。また、非接触
スマートカード送受信機113によって非接触スマートカードを処理することが
できる。キーパッド107は、デビットカード取引の銀行決済要件として一般的
なユーザ個人識別番号(PIN)をEFTユニット105に入力するのに使用さ
れる。キーパッド107は、クレジットカード取引や、ストアードバリューIC
スマートカード取引、現金/チケット取引に必要な場合と、必要でない場合があ
る。
【0049】 コントロールステーション14から通信リンク16を介してEFTユニット1
05にプログラムデータをアップロードし、それをEFTメモリ119のプログ
ラム部114に保存することができる。プログラムデータは、データ伝送リンク
16またはフィールドプログラミング装置90によって電子コントローラ26の
メモリ72に転送することもできる。そして、電子コントローラ26は、そのプ
ログラムデータをプログラムパート114に転送する。フィールドプログラミン
グ装置90は直接プログラムパート114にプログラムデータを転送することが
できる。
【0050】 また、構成データをコントロールステーション14からEFTユニット105
にアップロードしてEFTメモリ119の構成パート115に保存することも可
能である。また、データ通信リンク16またはフィールドプログラミング装置9
0によって、構成データを電子コントローラ26のメモリ72に転送することも
できる。そして、電子コントローラ26はEFTユニット105を介して構成パ
ート115に構成データを転送する。フィールドプログラミング装置90は構成
データを構成パート115に直接転送することができる。
【0051】 コントロールステーション14がEFTユニット105から診断データを送信
または受信することにより、そのデータをEFTメモリ119の診断部116に
保存することができる。また、データ通信リンク16またはフィールドプログラ
ミング装置90と、電子コントローラ26のメモリ72との間で診断データを転
送することができる。そして、電子コントローラ26はEFTユニット105を
介して診断部116との間で診断データの転送を行う。また、フィールドプログ
ラミング装置90は診断部116との間で診断データを直接転送することができ
る。
【0052】 コントロールステーション14はEFTユニット105およびEFTメモリ1
19の業務データ部117との間で業務データの送信または受信を行うことがで
きる。また、データ通信リンク16またはフィールドプログラミング装置90か
ら電子コントローラ26のメモリ72に業務データを転送することもできる。そ
して、電子コントローラ26はEFTユニット105を介して業務データ部11
7に業務データを転送することができる。フィールドプログラミング装置90は
業務データ部117との間で業務データを転送することができる。電子コントロ
ーラ26はEFTユニット105との間で業務データを送信または受信すること
ができる。業務データは、オプションのプリンタ55による印字用テキストまた
は車両検出器22.1〜22Nの状態と関連付けることができる。
【0053】 電子コントローラ26はEFTユニット105の動作状態とEFTメモリ11
9の内容を決定することができる。
【0054】 製造時に、EFTメモリ119に保存される暗号化プログラムをEFTユニッ
ト105にロードすることができる。また、固有のパッド識別番号および秘密R
SA暗号化キーをEFTユニット105にロードして、EFTメモリ119の暗
号部分に保存することができる。EFTユニット105が初めて銀行103とオ
ンライン通信するとき、EFTユニット105は、暗号部118に保存されたパ
ッド識別番号および秘密暗号化キーを認承するために銀行のキー初期化ホスト(
Key Initialisation Host)に登録する。間違いなくE
FTユニット105であることが確認されると、銀行103からデジタル暗号化
セキュリティ(DES)キーがEFTユニット105に転送され、暗号化部11
8に保存される。
【0055】 車両が駐車区画22.Nに進入すると、車両検出器24.Nはそれを認識し、
電子コントローラ26がタイマ65で計時し始める。次に、パーキングメーター
12は現金/チケットかカード詳細の入力を待機し、ディスプレイ56または1
08によってユーザにカード挿入を促す。ユーザの手続きが遅いと、支払または
支払の詳細を提示するように、スピーカ/ブザー57で催促することもできる。
ユーザは硬貨/チケット確認装置68に現金またはチケットを挿入するか、ある
いはマルチモード読み/書き装置132にカード詳細を入力し、また、デビット
カード取引の場合は個人認証番号(PIN)をキーパッド107から入力する。
カードおよびPIN詳細は、EFTメモリ119のプログラムパート114内の
暗号化アルゴリズムおよび暗号化部118に保存された秘密暗号化キーを使用し
てコード化される。下記2つの方法のいずれかを用いて、EFTユニット105
によって取引を処理することができる。その一つは、銀行103またはプライベ
ートラベルカード発行機関104による後日の処理のために、有効カードに関す
る取引詳細をメモリに保存する無効カード例外処理であり、もう一つの場合は、
メッセージ認承コード(すなわち、暗号化取引詳細)がEFTユニット105か
ら電子コントローラ26へ送られ、そこから通信リンク16を介してコントロー
ルステーション14にパーキングメーターの詳細およびメッセージ認承コード(
MAC)が送られる。次に、カードの詳細およびメッセージ認承コードに暗号化
されたPINの詳細を確認するために、コントロールステーションは銀行103
またはプライベートラベルカード発行機関との仲介をする。
【0056】 ストアードバリューカード(すなわちスマートカード、またはカード上に金額
を保有するスマートカードと磁気カードの組み合わせ)に含まれる金額等は、コ
ントロールステーション14、銀行103またはプライベートラベルカード発行
機関104との通信リンク16を介してマルチモード読み/書き装置112およ
びEFTユニット105を使用してパーキングメーター12によって再ロードす
ることができる。
【0057】 料金支払に代えて、固定客プログラム101に貯められた固定客報奨を買い戻
すために、パーキングメーター12はコントロールステーション14との通信リ
ンク16を使用することができる。
【0058】 カードとPINの詳細に誤りがなく、取引が承認されると、銀行103または
プライベートラベルカード発行機関104からEFTユニット105に取引承認
が通知され、EFTユニットから更に電子コントローラ26および通信リンク1
6を介してコントロールステーション14に通知される。駐車位置における車両
の駐車が終って退去直前に、ユーザは取引を完了する。プリンタ55が設置され
ていれば、取引の領収書を要求して、印字することができる。領収書が要求され
た場合、ユーザが車両に戻って退去するまでの猶予期間が与えられる。猶予期間
内に退去しなければ、猶予期間の開始時刻から再び課金が開始され、車両が実際
に退去するか、もう一度領収書を要求するまで課金が継続する。そして、料金は
ユーザのカード口座から引き落とされる。
【0059】 カードまたはPINの詳細が正しくないか、あるいは取引が承認されなかった
場合、銀行103またはプライベートラベルカード発行機関104からコントロ
ールステーション14へ取引の非承認が通知され、コントロールステーション1
4から更に電子コントローラ26および通信リンク16を介してEFTユニット
105に通知され、EFTユニット105によってディスプレイ108上に取引
拒否が表示される。
【0060】 銀行103またはプライベートラベルカード発行機関104がカードの不正使
用と認めた場合、銀行103、プライベートラベルカード発行機関104、また
はコントロールステーション14は、申し立て詐欺行為が行われた場所および時
間と、申し立て詐欺行為の時点で駐車区画22.Nに駐車していた車両がまだ駐
車中であるか否かを適切な取り締まり機関に通知することができる。
【0061】 車両検出器24.Nが駐車区画22.Nからの車両の退去済みを確認するか、
あるいは駐車契約が満了すると、EFTユニット105は車両が駐車区画に滞在
した合計期間を計算し、線形および/または非線形および/または段階的タリフ
を適用して、駐車区画でのその期間の駐車料金を計算する。次に、取引の詳細が
暗号化され、EFTユニット105がメッセージ認承コードを電子コントローラ
26に送る。そして、電子コントローラ26は通信リンク16を介してコントロ
ールステーション14にパーキングメーター12の詳細とメッセージ認承コード
を送る。コントロールステーションは銀行103またはプライベートラベルカー
ド発行機関104とのインターフェースとして機能する。
【0062】 線形タリフでは、単位時間について一定額で、例えば、1日20ドルあるいは
1時間6ドルとする。非線形タリフでは、長時間の場合に単位時間あたりの料金
が増加あるいは減少するから、料金は指数関数的に増加するか、あるいは漸近的
に最高限度に達する。段階的タリフでは、最初は線形か非線形の基本料金が適用
され、所定時間になると料金が増加する。段階的タリフは、支払済み期間を超え
て駐車位置に滞在したときの違反金を課す際の基礎として使用される。
【0063】 また、基本課金レートと変動課金レートから料金を計算することも可能である
。これらの課金レートは基本課金レート期間と変動課金レート期間に対してそれ
ぞれ適用される。基本課金レート期間中の料金は、一様な時間単位ごとに一様な
料金単位づつ増加する。変動課金レート期間中の課金レートは、単位時間ごとに
1スライディングスケールづつ変化する。
【0064】 時間の単位は一様であって、変化しない。単位時間に様々な料金単位で課金さ
れることもあり得る。料金単位と時間単位は、駐車管理機関(parking
authority)102の駐車資源に見合うように設定して、基本課金レー
ト期間で使用される単位とは同一にしないこともある。例えば基本課金レート期
間を1時間、時間単位を6分とすれば、基本課金レート期間の料金単位は20セ
ントである。したがって、駐車区画を1時間使用すると、料金は2ドルになる。
変動課金レート期間中、最初の20分間における課金レートを2分単位で40セ
ントとし、その後、90秒単位で1ドルに増やすことができる。したがって、こ
の例における変動時間変化率は、最初の超過期間にはあまり厳しい罰則を課すわ
けではないが、ユーザが支払済み期間の超過を好まないように仕向ける効果があ
る。
【0065】 場所や時間によって「駐車可」、「制限付駐車可」、「駐車不可」などの指示
を出すことができる。
【0066】 例えば、「駐車可」は、適切な料金で車両の駐車が可能であることを意味する
【0067】 「制限付駐車可」は、ある種のユーザ、例えば有料、無料にかかわらず特別な
駐車権をもつ人々がメータ12に特別な識別情報を入力した場合のみ、駐車区画
22.Nに駐車できるという意味である。
【0068】 「駐車不可」は、駐車位置での駐車が常時禁止されていることを意味する。こ
の表示は別の語句で表すこともできる。
【0069】 セット料金を適用する時間ブロックの長さは変化させてもよい。例えば、請求
時間ブロックを1秒、1分、1時間、1日単位、あるいはそれらの倍数単位で設
定することができる。時間ブロックの一部分でも車両が駐車位置に置いてあれば
、請求タリフはその時間ブロック全期間中その車両を駐車できるセット金額にな
るだろう。
【0070】 システムを利用するための報奨を得やすくするために、コントロールステーシ
ョン14を固定客プログラム101と接続することもできる。また、占有状況、
障害、傾向、損害、EFTに関する詳細、または他の関連情報をコントロールス
テーション14から得ることができる。認定組織は、与えらた範囲内の情報にア
クセスすることが認められる。適切な認定自治体102は中央のコントロールス
テーションに接続して、その地域のパーキングメーターの制御パラメータを更新
、追加、または変更することができる。
【0071】 各パーキングメーター12で受け取るカード取引の総額に関するデータは、コ
ントロールステーション14と銀行103または他のカード発行会社104との
間で調整される。
【0072】 車両が駐車区画22.Nから退去する度に空車になった車両検出器24から信
号が発生すると、各パーキングメーター12の電子コントローラ26はタイマ6
5をリセットして、パーキングメーター12の売上を加算する(前のユーザが支
払った残り期間を次のユーザが利用できないように)。また、駐車区画22.N
で未払い期間中の車両が駐車していることを示すデータを、コントロールステー
ション14で読み取ることができる。このデータは、その後の処理にその駐車区
画22.Nに関連取り締まり員を差し向けるために利用することができる。
【0073】 料金支払処理の開始に使用されたカードがマルチモードカード読取/書込装置
112または非接触スマートカード送受信機113に再挿入されると、EFTユ
ニット105は、直ちに請求料金総額を計算して、コントロールステーション1
4に送る。
【0074】 駐車資源全体の車両分布に関するデータを、コントロールステーション14で
随時読み取ることができる。従って、利用率の低い駐車資源領域に車両を進入さ
せることができる。あるいは、利用率の高い駐車領域の標準または変動タリフを
高くし、利用率の低い領域を安くすることもできる。これにより、駐車資源にお
ける車両分布の均一化が容易になって、より効果的な駐車資源管理に役立つ。
【0075】 パーキングメーター管理機関(municipality)102はコントロ
ールステーション14と接続して、データ通信インターフェース20を介して権
利範囲の駐車資源に関するデータにアクセスすることができる。また、パーキン
グメーター12または区画22.Nに関する新しい料金スケジュール、タリフ変
更、利用状況変更をデータプロセッサ18にアップロードすることができる。
【0076】 コントロールステーション14とパーキングメーター12の間の通信は通信ネ
ットワーク16を介して行われる。パーキングメーター12はデータプロセッサ
18に対するスレーブとして有効に機能する。パーキングメーターは通常、EF
T決済の処理中、あるいはプログラムされた事象がパーキングメーター12で発
生しているとき、コントロールステーション14、ローカルコントローラ83か
らのポーリングに応答してデータを送る。
【0077】 システム2では、駐車位置での駐車は感知されてもユーザには課金されない猶
予期間を用意する。これは、ユーザが最も近いメータに接近し、支払方法を決め
、支払金額を投入または支払情報を入力して、その駐車位置の使用料金が決まる
までの時間を考慮したものである。ユーザが適切な支払を行わずに猶予期間を超
えて駐車位置22Nに留まると、執行機関に通知される。
【0078】 現金またはスマートカードによる支払の場合、計時駐車契約の全期間が前払い
となる。デビットカードまたはクレジットカードによる支払の場合は、駐車位置
からの退去時に自動的に課金される。デビットカードまたはクレジットカードに
よる支払の場合、ユーザが駐車料金の領収書を要求すると、料金と、その領収書
は、そのメータの現時間ブロックの最後までをカバーする。
【0079】 システムは、駐車位置への車両の進入時間から退去時間までをユーザに課金す
るために車両検出を行い、全利用期間に対する料金が自動的にユーザ口座に請求
される。車両到着後の猶予期間内に、ユーザは有効な支払方法の利用口座を指定
する。有効な支払方法としては、必ずしも限定するわけではないが、例えば、E
FTに関わる認定金融機関または他の認定プライベートラベルカード発行機関か
ら発行された磁気ストライプおよび/または磁気スマートカードあるいはICカ
ードを含む標準のクレジットカードまたはデビットカードや、固定客報奨の買戻
しがある。
【0080】 図7は駐車管理システム2(ここでは、自動駐車管理システム(APMS)と
も呼ぶ)の構成要素間のデータ転送関係を示す。
【0081】 データ集中装置83(上述のローカルコントローラ83)は、コントロールセ
ンタ14と複数パーキングメーターコントローラ26(上述の電子コントローラ
26)のそれぞれとの間におけるインターフェース機能をもつ。コントロールセ
ンタ14は、様々な位置で複数のデータ83と通信するように構成される。コン
トロールセンタ14は、スーパーバイザによるシステムの運用および管理を容易
にする中央インターフェース15を提供する。
【0082】 パーキングメーターコントローラ26はパーキングメーター12の中に配置さ
れ、EFTユニット105、ローカルユーザーインタフェース(キーパッド10
7、ディスプレイ108、LEDパネル109を含む)、内部のセンサ58、6
4車両検出器24に接続される。
【0083】 可搬型のプログラミング/検索装置(図6に示される前述のフィールドプログ
ラミング装置90とミルキングマシン96の一方または両方)は、コントロール
センタ14、データ集中装置83、パーキングメーターコントローラ26のそれ
ぞれとのインターフェース機能をもつ。
【0084】 図8。 コントロールセンタはローカル−セントラル通信リンクを介して、フィールド
の複数パーキングメーターコントローラと接続される。コントロールセンタはバ
ッチ処理後にEFT決済データを金融クリアリングハウス(financial
clearing house)に送信する。
【0085】 コントロールセンタ: ・執行機関にすべての違反を通知する。 ・履歴を保持する。 ・警告データを監視する。 ・ハードウェアチェックを行う。 ・システムの他の要素によって監視する。
【0086】 セントラルインターフェースがコントロールセンタからプロンプトとアラーム
を受信、表示することにより、スーパーバイザが情報を読出し、必要に応じて様
々なデータベースの検索を行う。また、セントラルインターフェースにより、料
金表と、その他のAPMS内データを入力、配布することが可能になる。
【0087】 データ集中装置は複数パーキングメーターコントローラとコントロールセンタ
の間で通信を行う。データ集中装置はパーキングメーターコントローラからバッ
チデータを受信して、保存する。
【0088】 各パーキングメーター内に配置されたパーキングメーターコントローラはロー
カルエリアネットワーク(LAN)を介してそのメータを制御し、フィールド装
置を監視し、動作させる。 ・内部センサ ・ユーザーインタフェース ・車両検出器 ・EFTユニット
【0089】 パーキングメーターコントローラは下記動作を行う。 ・料金計算 ・ユーザーインタフェースを介してユーザとの間でデータ伝送 ・料金決済処理に必要なデータをEFTユニットへ伝送 ・課金期間の計時 ・EFTユニットから金融クリアリングハウスへの暗号化取引データの誤りチェ
ックおよびルーティング ・EFTユニットとの一般通信
【0090】 パーキングメーターコントローラの他の機能は次の通り。 ・車両センサからのデータのリアルタイム処理 ・データ集中装置との通信(バッチデータ送信) ・データ集中装置を介してコントロールセンタと非同期間隔で通信(警報および
違反警告の送信) ・送受信データの誤りチェック。これは代替的に通信リンクで行うことができる
。 ・フィールド装置の診断監視 ・パーキングメーターコントローラの機械式セキュリティの監視および報告
【0091】 EFTユニットは、クレジットカードおよびスマートカードの取引を処理して
、金融クリアリングハウスへの送信データを暗号化するためにパーキングメータ
ーコントローラで使われる。
【0092】 ユーザーインタフェースはユーザに情報を提供する。ユーザはキーパッドを通
してユーザーインタフェースにデータを入力することができる。キーパッドおよ
びディスプレイの機能は、単一物理ユニット上のEFTインターフェース機能と
組み合わせることができる。
【0093】 各車両検出器はAPMSによって制御される特定の駐車区画における車両の有
無を監視する。この情報はパーキングメーターコントローラに送信される。検出
器が車両を検出しなかった場合、検出プロセッサは、車両スペースが空であると
判断し、直ちに取引を終了する。
【0094】 図9に駐車区画監視・初期検出手順が示される。 手順はステップ900から空区画で始まる。 ステップ905。車両の有無を調べるために駐車区画を監視する。 ステップ910。駐車区画における車両の有無を登録する。 ステップ915。車両の駐車期間を計時開始。 車両の存在が確認され、計時が始まると、ステップ1005で支払開始手順を
開始する。図9に示されるように、ステップ905における駐車区画監視・初期
検出手順には他の手順も導入される。
【0095】 支払開始手順を図10に示す。この手順は下記を確認する。 ・駐車区画番号の入力と有効性 ・ユーザによる所望カード支払オプションの選択 ・駐車区画に存在している車両が支払手順を始めたか、または立ち去ったか ・未払い駐車車両に関するコントロールセンタから執行機関への通知。 下記の支払開始手順では、以下の論理シーケンスにしたがってユーザが行動す
る必要がある。 1.駐車区画に車両を駐車する。 2.ユーザーインタフェースに区画番号を入力する。 3.支払オプションを選択する。
【0096】 ステップ1005。ユーザに区画番号を入力するように促すメッセージがユー
ザーインタフェース上に表示される。このステップに導入される他のステップは
図10に示される。 ステップ1010。APMSは、ユーザが区画番号を入力したかどうか確認す
る。 ステップ1012。支払開始手順を完了するためにユーザに猶予期間を与える
。 ステップ1014。支払開始前にこの期間が過ぎると、ユーザは駐車規則違反
とみなされ、ステップ1500で執行通知手順開始。 ステップ1014。APMSは区画番号の入力を待ち、ユーザが駐車区画から
離れるかどうかチェックする。これが猶予期間の終る前であれば、ステップ10
50で手順を中止し、駐車時間をゼロにリセットする。 ステップ1015。ユーザが入力した区画番号の有効性をチェックする。これ
は下記を確認する。 a)番号がそのパーキングメーターに有効な区画番号であるか否か b)入力された区画番号が現在使用中であるかか否か ステップ1017。無効な区画番号が入力されると、エラーメッセージが表示
され、ユーザに番号再入力を促す。 ステップ1020。APMSは、ユーザに所望の支払オプション(クレジット
カード、スマート/クレジットカード、または手動の駐車キャンセル)を選択す
るように促す。 ステップ1025。APMSは、クレジットカードオプションが選択されたか
どうか確認する。確認されれば、クレジットカード支払手順をステップ1105
から開始。 ステップ1030。APMSは、スマート/クレジットカードオプションが選
択されるかどうか確認する。確認されれば、スマート/クレジットカード支払手
順をステップ1200から開始。 ステップ1040。APMSは、車両が駐車区画を去るかどうか確認する。 ステップ1045。車両が駐車区画に駐車した後、APMSはユーザに猶予期
間を与える。その目的は下記の通りである。 a)駐車した駐車区画の番号確認。 b)パーキングメーターの位置確認。 c)支払手順開始。 猶予期間を超過している場合には、執行通知手順をステップ1500から開始
する。 ステップ1050。車両が区画から立ち去ると、駐車時間はゼロにリセットさ
れる。
【0097】 クレジットカード支払手順を図11に示す。ユーザの駐車期間が始まると、A
PMSはユーザのクレジットカードの詳細を記録、保存する。駐車期間が満了す
ると、取引処理が行われ、処理結果は金融クリアリングハウスへのバッチ伝送に
備えて保存される。
【0098】 クレジットカード取引の処理が開始されるのは次の3つの場合であろう。 ・区画から車両退去。 ・ユーザが課金期間を終了するのに使用したものと同じカードに再投入。 ・最大許容駐車期間超過。 適用可能な駐車料金は合計駐車時間に基づいて計算され、必要に応じて基本課
金レートと変動課金レートが加味される。
【0099】 駐車期間は手動設定ではなく、退去時間、カード再投入時間、または最大駐車
期間満了時に基づいて自動的に計算される。ユーザは基本課金レート期間(基本
課金レートで課金)と変動課金レート期間(変動課金レート料金で課金)の合計
期間まで駐車することができる。料金をクレジットカードで支払う場合、変動課
金レート期間の満了時が有効駐車限度となる。
【0100】 ステップ1105で、APMSがクレジットカードの有効性を確認。 ステップ1110。カードが無効であれば、エラーメッセージを表示し、カー
ドを拒否。支払開始手順はステップ1005へ。 ステップ1115。必要な詳細は下記の通り。 ・区画番号 ・開始時間 ・カードの詳細 ・口座の詳細 ステップ1120。APMSで駐車区画を監視。 ステップ1125。車両がクレジットカードを通さずに駐車スペースから出た
場合、APMSは車両が駐車区画を退去したかどうか確認する。 ステップ1130。適切な駐車料金の計算。 ステップ1132。後の伝送に備えて、APMSが必要とする情報を保存。 ステップ1134。その駐車区画の駐車時間をゼロにリセットして、駐車区画
の監視・初期検出手順開始(ステップ905)。 ステップ1135。最大許容駐車期間を超過すると、APMSは、最大許容駐
車期間を超過したかどうか確認する。 ステップ1140。適切な駐車料金の計算。 ステップ1142。後の伝送に備えてAPMSに必要な情報を保存し、執行通
知手順開始(ステップ1500)。 ステップ1145。ユーザが料金期間をセットアップに使用したクレジットカ
ードに再投入すると、APMSは、ユーザが支払期間のセットアップに使用した
クレジットカードを入れたかどうか確認する。 ステップ1150。適切な駐車料金の計算。 ステップ1152。後の伝送に備えて必要な情報を保存。 ステップ1155。領収書印刷。 ステップ1160。APMSは、車両が駐車区画を立ち去ったかどうか確認す
る。 ステップ1165。その駐車区画の駐車時間をゼロにリセットし、駐車区画監
視・初期検出手順開始(ステップ905)。 ステップ1170。APMSは、支払手順が開始されたかどうか確認する。開
始されていれば、駐車開始手順開始(ステップ1105)。 ステップ1175。APMSは、所定の猶予期間が経過したかどうか確認する
。猶予期間が経過していれば、執行通知手順開始(ステップ1500)。
【0101】 ユーザは、組み合わせスマート/クレジットカードで駐車料金を支払うことが
できる。この支払方法の手順を図12、図13、図14に示す。ユーザは車両を
駐車して、区画番号をキー入力し、スマート/クレジットカードを通す。APM
Sは全基本課金レート期間に対する基本課金レート料金をスマートカード内容か
ら差し引く。APMSは図11に示されるクレジットカード取引を完了するのに
必要なクレジットカード内容の細部を記録、保存する。基本課金レート期間に対
する課金は以下の方法で終了する。 1. ユーザが車両を出す。ユーザがスマート/クレジットカードに再投入け
れば、APMSはスマートカード内容から差し引かれる全額を保持する。 2. ユーザはスマート/クレジットカードを再投入する。基本課金レート期
間が終っていないから、APMSはスマートカード内容にクレジットを移してユ
ーザに未使用の駐車料金を返還する。 3. 車両は基本課金レート期間経過後も区画に残る。APMSはスマートカ
ード課金を終了し、基本課金レート期間に対する料金全額を保持する。変動課金
レート期間に対する課金が開始される(クレジットカードの詳細を使用して)。 変動課金レート期間に対する課金の終了と、クレジットカード取引の処理は以
下のように行われる。 1. ユーザが車両を出す。APMSは駐車期間に対する変動課金レートでク
レジットカード口座に料金を請求する。 2. ユーザがスマート/クレジットカードに再投入する。APMSは変動期
間駐車に対する変動課金レートでクレジットカード口座に請求し、領収書を印刷
する。駐車区画から退去するまでの猶予期間がユーザに与えられるが、それを過
ぎると、執行通知手順を開始する(ステップ1500)。 3. 変動課金レート期間を超過して車両が駐車区画に残る。APMSは変動
課金レート期間全体に対して変動課金レートでの料金をクレジットカード口座に
請求する。執行通知手順を開始する(ステップ1500)。
【0102】 以下はスマートカード支払要素の手順である。 ステップ1200。APMSがユーザにスマート/クレジットカードの挿入を
促す。 ステップ1205。APMSは、そのスマート/クレジットカードがシステム
で承認されたタイプであって、有効なカードである事を確認する。 ステップ1210。スマート/クレジットカードが無効であることを示すエラ
ーメッセージを表示して、支払開始手順再開(ステップ1005)。 ステップ1215。APMSは、カードのスマートカード内容で利用可能なク
レジット額を読み込んで、その額で全基本課金レート期間の支払が可能かどうか
確認する。 ステップ1220。不足していれば、カード残高が支払に不十分であり、その
カードのクレジット施設以外では支払いできない旨のメッセージをユーザに示す
。 ステップ1225。ユーザはそのカードのクレジット施設の利用を希望するか
否かの意思表示をする。希望する場合、クレジットカード支払手順を開始する(
ステップ1105)。希望しなければ、支払開始手順を再開する(ステップ10
05)。 ステップ1230。スマートカードからAPMSへ有効支払額を移動。 ステップ1235。詳細を記録。この詳細には下記が含まれる。 ・駐車区画番号 ・開始時間 ・カード詳細 ・金額 ステップ1240。カードから詳細を読み込み、記録、保存。 ステップ1300。APMSは駐車区画を監視。 スマートカードのクレジット金額を使い切る前に車両が駐車スペースから退去
する場合、 ステップ1305。APMSは、車両が駐車区画をしたかどうか確認する。 ステップ1310。超過クレジット額を記録。 ステップ1312。必要情報の保存。 ステップ1314。その駐車区画の駐車時間をゼロにリセットし、駐車開始手
順再開(ステップ905)。 ユーザがスマートカード課金過程のセットアップに使用したスマート/クレジ
ットカードを再投入する場合には、以下の項目が適用される。 ステップ1315。APMSは、最初に使用されたカードが再投入されたこと
を確認する。 ステップ1320。未使用のクレジット額計算。 ステップ1322。APMSは未使用クレジット額をカードのスマートカード
内容に移して返還する。 ステップ1324。必要情報の保存。 ステップ1340。領収書印刷。 ステップ1345。APMSは車両が駐車区画から退去したかどうか確認する
。 ステップ1350。その駐車区画の駐車時間をゼロにリセットし、駐車区画監
視・初期検出手順を再開(ステップ905)。 ステップ1355。APMSは、支払手順を開始するかどうか決定する。開始
する場合は、駐車開始手順を開始(ステップ1005)。 ステップ1360。APMSは、所定の猶予期間が経過したかどうか確認する
。猶予期間が経過していれば、執行通知手順を開始(ステップ1500)。 車両が駐車区画から退去する前にスマートカードクレジットを使い切るか、ユ
ーザが支払期間を取り消す場合。 ステップ1330。APMSはスマートカードクレジットを使い切った(すな
わち、基本課金レート期間終了)かどうか確認する。 ステップ1335。上記(9)に入れられたクレジットカード内容に対する課
金を開始。 ステップ1400。APMSは駐車区画を監視する。 スマート/クレジットカードを通さずに車両が駐車場から退去した場合。 ステップ1405。APMSは、車両が駐車区画から退去するかどうか確認す
る。 ステップ1410。適切な駐車料金の計算。 ステップ1412。必要情報の保存。 ステップ1414。その駐車区画の駐車時間をゼロにリセットし、駐車区画監
視・初期検出手順を再開(ステップ905)。 最大許容駐車期間を超過すると、以下の項目が適用される。 ステップ1415。APMSは、許容駐車期間を超過したかどうか確認する。 ステップ1420。適切な駐車料金の計算。 ステップ1422。APMSは後の伝送に備えて、銀行などで必要な料金明細
、その他の情報を保存、執行通知手順を開始(ステップ1500)。
【0103】 料金期間の開始に使用したスマート/クレジットカードをユーザが再投入する
場合。 ステップ1425。APMSは、料金期間の開始に使用したスマート/クレジ
ットカードをユーザが入れたかどうか確認する。 ステップ1430。料金計算。 ステップ1432。必要な情報の保存。 ステップ1435。領収書印刷。 ステップ1440。APMSは、車両が駐車区画から退去したかどうか確認す
る。 ステップ1445。その駐車区画の駐車時間をゼロにリセットし、駐車区画監
視・初期検出手順を再開(ステップ905)。 ステップ1450。APMSは、支払手順を開始するかどうか決定する。開始
する場合は、駐車開始手順開始(ステップ1005)。 ステップ1455。APMSは、所定の猶予期間が経過したかどうか確認する
。この期間にユーザは支払手順を完了して、領収書を受け取り、駐車区画から退
去することができる。猶予期間経過後、執行通知手順開始(ステップ1500)
【0104】 執行通知手順を図15に示す。 ステップ1500。APMSは、車両が違反しているのを確認すると、駐車違
反データを適切な執行機関に送ることができる。 ステップ1505。APMSは、駐車区画(違反中の)の監視を続ける。 ステップ1510。APMSは、超過時間の記録を続ける。 ステップ1515。ユーザは執行開始前に駐車区画から退去することができる
。 ステップ1520。退去した場合、その区画の駐車時間をゼロにリセットし、
APMSは、空の駐車区画の監視を再開する。必要ならば、超過時間の記録をA
PMSで保管することができる。 ステップ1525、1530。APMSは違反処理を行うために、指定の駐車
位置で違反があることを執行機関に通報する。
【0105】 内部監視・セキュリティ手順を図16に示す。 ステップ1600。システム動作を監視する。システム動作には、データの受
信、送信、保存、処理、表示が含まれる。後の考察のために記録を保存する。 ステップ1605。APMS動作におけるエラーを登録。 ステップ1610。APMSの物理的保全性を物理的センサで監視。 ステップ1615。APMSの物理的保全性の欠陥を検出。 ステップ1620。APMSの各種サブシステムの現在状態を記録。 ステップ1625。システム状態をコントロールセンタに伝達。 ステップ1630。以前に報告された欠陥か、新規の欠陥かを調査。 ステップ1635。新規の欠陥を記録。 ステップ1640。違反データをコントロールセンタに伝送。 ステップ1645。既存の欠陥の続きを記録。 ステップ1650。既存の欠陥の続きをコントロールセンタに伝送。
【0106】 車両検出データの流れを図17に示す。 ステップ1700。駐車区画における車両の有無によって、その区画に設置さ
れた車両検出器から応答が発生する。 ステップ1705。その駐車区画を制御するパーキングメーターコントローラ
に車両検出器から非同期でセンサ応答を送信する。この情報は検出器とパーキン
グメーターコントローラの間の物理回線で伝送するのが好ましい。 ステップ1710。その区画を制御するPMCでセンサ応答を登録する。この
データは、車両の駐車期間を計算して、その区画に関する駐車記録(駐車データ
)を生成するためにPMCで使用される。 ステップ1715。必要に応じて、駐車データをバッチでデータ集中装置に送
信する。このデータは、頻繁な小規模取引を処理するように設計されたパケット
無線ネットワークを使用して伝送するのが好ましい。プロトコルには、その地域
で選択されたデータ無線ネットワークに適したCRC(Cyclic Redu
ndancy Code)と誤り検出を使用する。また、低速モデムを使用して
物理回線でデータ集中装置に情報を伝送することもできる。マルチドロップ光フ
ァイバリンクを使用してTCP/IPローカルエリアネットワークで情報を伝送
することもできる。 ステップ1720。この装置とa)PMCおよびb)コントロールセンタとの
間の所要伝送時間は異なるかもしれないので、この装置はPMC装置から受け取
ったバッチデータをコントロールセンタへ転送する前に保存して再びバッチ転送
する機能を備える必要がある。データ集中装置はデータに対して操作も変換も全
く行わず、適切なデータ記憶能力をもったデータルータとして機能する。データ
集中装置には、データパケットの集中機能をもったインテリジェントデータスイ
ッチを設けることが好ましい。そのようなデータパケットは、ID、アドレス、
CRCコードなど、特定の取引に関するすべての情報を含むだろう。 ステップ1725。パケット無線ネットワークを介してコントロールセンタに
駐車データをバッチ送信するのが好ましい。プロトコルには、その地域で選択さ
れたデータ無線ネットワークに適したCRCと誤り検出を使用する。また、その
地域で利用可能な回線速度に適したモデムを使用してダイヤルアップまたは固定
回線サービスを通して情報を伝送することもできる。その場合のデータ伝送速度
は最低でも28.8KB/秒であることが好ましい。 ステップ1730。システム監視の目的と、システムで制御される地域の駐車
履歴を生成するために、コントロールセンタはシステム全体の現在の「ピクチャ
」を保存、維持する。 ステップ1735。コントロールセンタで保持、生成されるデータは、スーパ
ーバイザが必要と認めたときにセントラルインターフェースに非同期で送ること
ができる。この情報は、その地域で利用可能な回線速度に適したモデムを使用し
て固定回線サービスを利用して伝送することが好ましい。非常に大規模の設備の
場合、運用条件を満たすために必要なサービス応答時間を達成するためにISD
Nリンクを利用することができる。そのようなサービスでは、システムデータの
保全性を維持するためにCRC検査および誤り検出を使用する。また、回線サー
ビスの代わりに光ファイバリンクを使用することもできる。コントロールセンタ
とセントラルインターフェースの分離に応じて光ファイバまたはツイステッドペ
アリンクを使用してTCP/IPローカルエリアネットワーク上で情報を伝送す
ることができる。 ステップ1740。セントラルインターフェースは必要に応じてシステムデー
タを表示する。このシステムデータには、システムの現在の「スナップショット
」、システム履歴、そして必要に応じて他のデータも含まれる。セントラルイン
ターフェースはプロンプトを表示して、スーパーバイザからの入力を受け取らな
ければならない。また、このインターフェースには、情報の取り込み、違反警報
および違反データや、執行情報などの伝送を可能にするために、他の組織(執行
機関等)およびフィールド作業員(技術者やオペレータ等)へのリンクを含める
ことができる。
【0107】 EFT取引データの流れを図18に示す。 ステップ1800。ユーザはEFTインターフェースにクレジットカードを入
れる。この装置はAPMSまたは金融クリアリングハウスで決済処理するために
必要な識別データとその他のデータを読み出す。また、この装置はチェックサム
や、他の精度またはセキュリティ手順も実行する。カードリーダはチェックサム
または他の手順で使用されるデータを一時的に保存することができる。 ステップ1805。EFTインターフェースとEFTユニットの間でカードデ
ータおよび誤りチェックデータを非同期で伝送する。暗号化や専用線の使用など
のセキュリティ対策を必要に応じて使用することができる。 ステップ1810。必要な場合に、領収書プリンタは、EFTユニットから得
られるデータを使用して取引の領収書を印刷する。 ステップ1815。EFTユニットから領収書プリンタに非同期で領収書デー
タを送る。 ステップ1820。EFTユニットは、カードの識別と確認を行い、領収書に
印刷するデータを生成する。金融クリアリングハウスに送るクレジットトランス
ファデータは、送信前に暗号化することができる。 ステップ1825。EFTユニットとパーキングメーターコントローラの間で
データを非同期で転送する。暗号化や専用線の使用などのセキュリティ対策を必
要に応じて使用することができる。 ステップ1830。ユーザーインタフェースはユーザとの間でデータおよび命
令を受送信する。ユーザーインタフェースはチェックサムまたは他の手順で使用
されるデータを一時的に保存することができる。 ステップ1835。ユーザーインタフェースとパーキングメーターコントロー
ラの間で、必要に応じてデータを(非同期で)伝送する。暗号化や専用線の使用
などのセキュリティ対策を必要に応じて使用することができる。 ステップ1840。パーキングメーターコントローラは、カードリーダおよび
ユーザーインタフェースから受け取る情報に基づいて計算を実行し、データを保
存する。PMCは取引タイミングの主要源であり、コントロールセンタによって
定期的に精度チェックされる。また、パーキングメーターコントローラに保存さ
れるプリセット料金テーブルを使用することもできる。この装置は取引記録およ
び暗号化取引データをコントロールセンタに送信する。 ステップ1845。データ集中装置に送られるデータはユーザへの応答時には
必要ない。同様に、このデータはシステムの経済性、動作条件に適した時期にバ
ッチで送ることができる。暗号化や専用線の使用などのセキュリティ対策を必要
に応じて使用することができる。 ステップ1850。データ集中装置は複数のパーキングメーターコントローラ
からデータ受け取る。このデータは、ただちにコントロールセンタにバッチで送
るか、あるいはシステムの経済性、動作条件に適した別のスケジュールでバッチ
伝送するために保存、編集することができる。 ステップ1855。データ集中装置とコントロールセンタの間でデータをバッ
チ伝送する。 ステップ1860。コントロールセンタは取引記録からの取引履歴を編集する
。コントロールセンタはまた、金融クリアリングハウスへバッチ伝送するために
暗号化取引データをアセンブルする。 ステップ1865。コントロールセンタとセントラルインターフェースの間で
、必要に応じてデータを(非同期で)送る。 ステップ1870。セントラルインターフェースが取引履歴を表示して、スー
パーバイザとの間で交わされる命令およびプロンプトの表示と受け渡しを行う。 ステップ1875。定期的に取引データを金融クリアリングハウスにバッチ伝
送する。これらの取引の結果は、必要に応じてコントロールセンタに定期的に伝
送することができる。暗号化や専用線の使用などのセキュリティ対策を必要に応
じて使用することができる。 ステップ1880。金融クリアリングハウスは取引データを処理し、必要に応
じて様々な自治体、当局などにクレジットを提供する。この動作の特徴は、AP
MSの範囲外である。内部の監視と操作状態データパスは図19に示される。
【0108】 内部監視・操作状態データパスを図19に示す。このセクションではシステム
監視・操作状態手順で生成される情報の流れを説明する。一般に次のような形に
なる。 ・直接監視可能な出力を出す物理的センサ。これらセンサには、車両検出器、扉
センサ、温度計などが含まれる。 ・自己の機能性と通信回線の保全性を確認するために所定の一定周期で「鼓動」
を送信することができるシステム装置。 ・違反通知。このデータは、装置によって検出される違反の結果として生成され
、コントロールセンタに送られる。このデータは、「鼓動」信号の欠落時、ある
いは特定の装置で検出するようになっている他の違反が起きたときに生成するこ
とができる。 ・プロセス、取引、検出された違反等の記録として各種システム装置によって生
成され、保存および再調査のために中心点(コントロールセンタ)に送られるシ
ステム動作記録。 このデータが取る経路を図19に示す。個々のプロセスは以下の通りである。 ステップ1900、1905、1910、1915。各周辺機は連続信号か、
「鼓動」信号のどちらかをパーキングメーターコントローラに送信する。使用さ
れる通常の通信経路によっては、いくつかの信号は中間装置を経由する。それら
の中間装置によって、違反を登録し、パーキングメーターコントローラに通知す
ることができる。また、中間装置はそれら自身の鼓動信号を生成する。 ステップ1920。パーキングメーターコントローラは様々な受信信号を集め
て、まとめる。違反が検出されると、コントロールセンタ(データ集中装置経由
)に非同期で違反通知が送信される。パーキングメーターコントローラで受信し
たシステム監視データは、定期的にコントロールセンタにバッチで送信される動
作記録と一緒にまとめられる。 ステップ1925、1930、1935。通常は、定期的にパーキングメータ
ーコントローラからコントロールセンタにバッチデータを送る。しかし、違反通
知は、検出された時に直ちに送信する必要があるかもしれない。 ステップ1940、1945、1950。コントロールセンタは受信データを
保存して、システム履歴データベースと一緒にまとめる。セントラルインターフ
ェースを介して検出された違反はスーパーバイザに通知され、スーパーバイザは
、必要に応じてより多くのデータを表示するためにシステム履歴を読み出すこと
ができる。
【0109】 執行通知データの流れを図20に示す。 ステップ2000。パーキングメーターコントローラは駐車監視活動の一部と
して駐車違反を登録する。 ステップ2005。違反データを直ちに(非同期で)データ集中装置に送る。 ステップ2010。データ集中装置はそのデータを中継してコントロールセン
タに送る。データは誤りチェックの目的で一時に記憶することもできる。 ステップ2015。違反データを直ちに(非同期で)コントロールセンタに送
る。 ステップ2020。コントロールセンタは違反を登録して、違反履歴データベ
ースに入力する。そして、コントロールセンタは違反通報を生成して関連執行機
関に伝達する。その伝達形式は、執行機関の要求に依存する。 ステップ2025、2030。所定の形式で違反通報と違反データを執行機関
に送信する。執行機関は応答として、データ受信確認メッセージ、および/また
は処置済みを知らせるメッセージを送る。
【0110】 (用語説明) ・APMS 自動駐車管理システム。本明細書で定義される電子装置およびその関連手順を
意味する。 ・基本レート期間 区画に駐車する車両に基本レートの駐車料金が適用される期間。この期間は車
両が区画に進入した時から始まる。 ・コントロールセンタ スーパーバイザによるAPMSの管理統制拠点。 ・クレジットカード 遠隔地に保管された基金またはクレジットの転送を容易にする各種カード類。
いくつかのカードはクレジットカード、チャージカード、スマートカードとして
の機能をもつので、本明細書では特定カードのクレジットカード機能を意味する
。以下のスマートカードの定義参照。 ・EFT 電子資金振替。顧客口座から取引相手口座にリアルタイムで資金が直ちに移動
しないカード取引、例えばクレジットカード、デビットカード、チャージカード
取引を含む。 ・EFT料金処理 本明細書では、適用駐車料金の計算、コントロールセンタへの料金およびEF
Tデータの伝送を意味する。これは、金融クリアリングハウスへのバッチ転送に
備えて行われる。 ・EFTPOS 電子資金振替POS。この取引では、顧客口座から直ちに料金が引き落とされ
る。この取引では署名を必要としないが、必ずPIN番号入力が要求される。リ
アルタイムでカード詳細が確認される。 ・EFT取引開始 EFTデータを保存するためにカードリーダでEFTカードの初期入力操作を
行い、EFT料金期間を開始することを意味する。 ・執行機関 駐車管理機関に代わって駐車違反のペナルティ執行の責務を負う組織。 ・金融クリアリングハウス APMSが徴収した料金を収集、分類する責務を負う組織。通常は銀行。 ・違反金、罰金 ユーザが駐車違反した場合の科料。 ・GST 物品およびサービス税。 ・猶予期間 一般に、ある行動の実行時間を考慮した特定機能の開始から履行までの期間を
意味する。例えば、車両を駐車した後、違反(下記参照)とみなされるまでの期
間であって、パーキングメーターを探して支払を開始するまでの時間を考慮した
猶予期間がユーザに与えられる。APMSでは数種類の猶予期間が使用されるが
、明細書の関連個所でその都度定義する。 ・駐車管理機関 地域の駐車管理規則の違反を取り締まる責務を負う最高組織。これは地方自治
体、あるいは駐車資源の所有者、マネージャ等であり、執行機関も含まれる。 ・スマートカード カード自体に資金を保管しているカード。カードによってはスマートカード機
能とクレジットカード機能を兼ね備えているので、本明細書では、あるカードの
「スマートカード」機能を意味する。 ・特別車両 特別な駐車課金レート、時間等が適用される車両。公用車、地域住民の車両を
意味し、その他に、駐車管理機関によって特別な駐車課金レートおよび/または
時間が予め設定されている場合もある。本明細書では、カードリーダで読取可能
なコード化カードで特別車両の資格を識別するものと仮定する。 ・スーパーバイザ コントロールセンタからAPMSの毎日の動作を監視する責任者。 ・ユーザ 有料で駐車区画を使用する客。通常は普段から区画に自己の車両を駐車してい
る一般人。 ・ユーザーインタフェース ユーザがAPMSと通信する時に使用するキーパッドおよびディスプレイ。 ・可搬型プログラミング/検索装置(TPRD) フィールド作業員がメンテナンスや修理活動に使用する携帯用の装置。フィー
ルド装置からのデータのアップロード/ダウンロード、点検、機器設定の変更な
どに使用される。 ・変動課金レート期間 区画に駐車する車両に変動レート駐車料金を適用する期間。課金レートは基本
レートより高く設定することが可能であり、また、時間経過にしたがって高くす
ることもできる。この期間は、駐車管理機関が希望するその区画における車両の
最長駐車時間を反映し、それより長時間の駐車は違反とみなされる。 ・違反 駐車管理機関によって定義される駐車規則の違反。APMSが違反とみなすの
は、ユーザが駐車区画を占有していて、適切な駐車料金を支払っていないか、そ
の区画で規定される最長駐車時間を超過している状況である。違反金の決定およ
び徴収は執行機関の担当であり、APMSの動作範囲外である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 駐車管理システムの実施例のブロック図である。
【図2】 別の駐車管理システムのブロック図である。
【図3】 図1の実施例による駐車管理システムのパーキングメーターのブロック図であ
る。
【図4】 図3のパーキングメーターの詳細ブロック図である。
【図5】 図3の実施例によるパーキングメーターの電子資金振替(EFT)用部材のブ
ロック図である。
【図6】 図1の駐車管理システムのフィールドプログラミング装置および検索装置のブ
ロック図である。
【図7】 本発明の実施例による駐車管理システムのシステムデータフローのブロック図
である。
【図8】 駐車管理システム構造のブロック図である。
【図9】 本発明の実施例による駐車管理システムの区画監視および初期検出手順のフロ
ーチャートである。
【図10】 本発明の実施例による駐車管理システムの支払開始手順のフローチャートであ
る。
【図11】 本発明の実施例による駐車管理システムのクレジットカード支払手順のフロー
チャートである。
【図12】 本発明の実施例による駐車管理システムのスマートカード(または、ストアー
ドバリュークレジットカード)支払手順に関するフローチャートの第1部分であ
る。
【図13】 本発明の実施例による駐車管理システムのスマートカード(または、ストアー
ドバリュークレジットカード)支払手順に関するフローチャートの第2部分であ
る。
【図14】 本発明の実施例による駐車管理システムのスマートカード(または、ストアー
ドバリュークレジットカード)支払手順に関するフローチャートの第3部分であ
る。
【図15】 本発明の実施例による駐車管理システムの執行通知手順のフローチャートであ
る。
【図16】 本発明の実施例による駐車管理システムの内部監視セキュリティ手順のフロー
チャートである。
【図17】 本発明の実施例による駐車管理システムの車両検出手順のデータフローチャー
トである。
【図18】 本発明の実施例による駐車管理システムのスマートカード取引手順のデータフ
ローチャートである。
【図19】 本発明の実施例による駐車管理システムのEFT取引手順のデータフローチャ
ートである。
【図20】 本発明の実施例による駐車管理システムの内部監視セキュリティ手順のデータ
フローチャートである。
【図21】 本発明の実施例による駐車管理システムの執行通知手順のデータフローチャー
トである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月22日(2000.9.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 本発明は、 駐車位置における車両の存在を感知する感知手段と、 ハウジングモジュール を有する駐車管理システムを提供する。ハウジングモジュールには、 ネットワークに接続される通信手段と、 通信手段に接続され、システムのユーザにアクセス可能であって、料金徴収の
ためにデータ処理する取引手段と、 感知手段を監視すると共に、車両の存在を感知した合計期間に対する支払金額 を決定するために、取引手段および通信手段に接続された処理手段 が含まれ、合計期間に適用可能な変動料金構造に従って支払金額が決定され、合 計期間の最後に支払が実行される
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 変動料金構造は基本課金レートと変動課金レートからなり、第1の期間には基
本課金レートが適用され、第1の期間経過後に車両が感知された場合は、第1の
期間に続く第2の期間については変動課金レートが適用されるのが望ましい。合
計期間は第1の期間と第2の期間の和に等しくすることが望ましい。基本課金レ
ートは第1の期間で固定とし、変動課金レートは第2の期間中に変化させるのが
望ましい。変動課金レートは第2の期間中に増加することが望ましい。あるいは 、変動課金レートは第2の期間中に減少してもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 合計期間は処理手段が支払情報を最初に受け取ってからユーザ操作による駐車
終了信号を受け取るまでの期間であることが望ましい。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月22日(2000.9.22)
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 本発明はまた、 駐車位置における車両の存在を感知する感知手段と、 ハウジングモジュール を有する駐車メータを提供する。ハウジングモジュールには、 ネットワークに接続される通信手段と、 通信手段に接続され、システムのユーザにアクセス可能であって、料金徴収の ためにデータ処理する取引手段と、 感知手段を監視すると共に、車両の存在を感知した合計期間に対する支払金額 を決定するために、取引手段および通信手段に接続された処理手段 が含まれ、合計期間に適用可能な変動料金構造に従って支払金額が決定され、合 計期間の最後に支払が実行される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 7/08 G07F 17/24 17/24 7/08 S (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ハレット、アーサー、トマス オーストラリア国 ビクトリア、トーラッ ク、パワー アベニュー 1エイ (72)発明者 ゴッケル、アンドリュー、ライナー オーストラリア国 クイーンズランド、ザ ギャップ、セトルメント ロード 123 Fターム(参考) 3E027 EA03 EB01 EB06 EC03 EC06 EC08 3E038 AA07 BA08 BB04 CA03 CA05 CC01 FA03 GA02 HA05 3E044 AA20 BA01 BA06 BA10 CA06 CB06 DA03 DC06 DE01 DE05

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車位置における車両の存在を感知する感知手段と、 ハウジングモジュールとを有する駐車管理システムであって、 前記ハウジングモジュールが、 ネットワークに接続される通信手段と、 通信手段に接続され、システムのユーザにアクセス可能であって、料金徴収の
    ためにデータ処理する取引手段と、 取引手段に接続され、感知手段を監視すると共に、車両の存在を感知した合計
    期間に対する支払額を変動料金構造に従って決定する処理手段とを有する前記駐
    車管理システム。
  2. 【請求項2】 前記変動料金構造が基本課金レートと変動課金レートからな
    り、第1の期間に基本課金レートを適用し、第1の期間経過後に車両が感知され
    た場合、第1の期間に続く第2の期間に変動課金レートを適用する請求項1記載
    の駐車管理システム。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2の期間の和を合計期間とする請求項2記載の
    駐車管理システム。
  4. 【請求項4】 第1の期間で基本課金レートを固定とし、第2の期間で変動
    課金レートを変化させる請求項2または3記載の駐車管理システム。
  5. 【請求項5】 第2の期間で変動課金レートを増加させる請求項4記載の駐
    車管理システム。
  6. 【請求項6】 処理手段が支払情報を最初に受け取ってからユーザ操作によ
    る駐車終了信号を受け取るまでの期間を合計期間とし、全期間の最後に支払が行
    われるものとした請求項1記載の駐車管理システム。
  7. 【請求項7】 ユーザが取引手段を介して処理手段に終了命令を与えるか、
    あるいはユーザが駐車位置から車両を移動して、駐車位置における車両の存在を
    感知手段が検知できなくすることによって、ユーザ操作による駐車終了信号を発
    生させる請求項6記載の駐車管理システム。
  8. 【請求項8】 合計期間の前または後の猶予期間後に車両の存在が感知され
    た場合に、ネットワークを通して執行機関(enforcement body
    )に違反信号を伝達するように処理手段を構成した請求項6記載の駐車管理シス
    テム。
  9. 【請求項9】 猶予期間中の課金レートをゼロとする請求項8記載の駐車管
    理システム。
  10. 【請求項10】 1つ以上の駐車位置でそれぞれ1台以上の車両の存在を感
    知するように感知手段を構成した請求項1記載の駐車管理システム。
  11. 【請求項11】 感知手段が各駐車位置について少なくとも1個の誘導コイ
    ルを含む請求項10記載の駐車管理システム。
  12. 【請求項12】 ハウジングが更に、ユーザに対して情報表示するために処
    理手段に接続された表示手段を含む請求項1記載の駐車管理システム。
  13. 【請求項13】 取引手段がクレジットカード情報を読むためのカード読取
    手段と、ユーザから許可コードを受け取るための手動入力手段とを含む請求項1
    2記載の駐車管理システム。
  14. 【請求項14】 ユーザが特別車両許可コードを取引手段に入力した場合に
    、全期間の少なくとも一部に対してゼロ課金レートが適用される請求項13記載
    の駐車管理システム。
  15. 【請求項15】 取引手段が現金受領用の現金受け渡し手段を含む請求項1
    2記載の駐車管理システム。
  16. 【請求項16】 取引手段がストアードバリューカード(stored−v
    alue card)情報を読むためのカード読取手段と、ユーザから支払許可
    コードを受け取るための手動入力手段を含む請求項12記載の駐車管理システム
  17. 【請求項17】 金融機関との通信により、許可コードが有効か否か、ユー
    ザが支払可能な信用限度内か否か確認し得るように通信手段を構成した請求項1
    3記載の駐車管理システム。
  18. 【請求項18】 処理手段からネットワークを介して動作情報と金融取引情
    報を受け取るように構成された中央コントロールステーションに通信手段を接続
    した請求項17記載の駐車管理システム。
  19. 【請求項19】 処理手段がメモリ手段を含む請求項1記載の駐車管理シス
    テム。
  20. 【請求項20】 更に、システム自体を再構成すると共にメモリ手段との間
    でデータを読み書きするために処理手段との間でインターフェース機能を果たす
    携帯プログラミング装置を有する請求項19記載の駐車管理システム。
  21. 【請求項21】 前記メモリ手段が、システム構成データを保存するための
    付加メモリ手段を含み、付加メモリ手段に保存された構成データを選択的に変え
    るようにコントロールステーションを構成した請求項20記載の駐車管理システ
    ム。
  22. 【請求項22】 プログラミング装置が中央コントロールステーションのデ
    ータ処理手段とのインターフェース機能を果たすように構成した請求項20記載
    の駐車管理システム。
  23. 【請求項23】 ハウジングの扉の開放を感知する手段を取引手段に設けた
    請求項1記載の駐車管理システム。
  24. 【請求項24】 更に、システムの診断点検を行うための診断手段を有する
    請求項19記載の駐車管理システム。
  25. 【請求項25】 各パーキングメーターの診断手段が障害監視および障害関
    連データ記録用の障害監視・計数手段を含む請求項24記載の駐車管理システム
  26. 【請求項26】 診断手段を処理手段によって制御し、診断手段から通信ネ
    ットワークを介してコントロールステーションへ障害関連データを送るように構
    成した請求項25記載の駐車管理システム。
  27. 【請求項27】 更に、領収書を印刷するための印刷手段をハウジングに設
    けた請求項1記載の駐車管理システム。
  28. 【請求項28】 駐車位置における車両の存在を感知する感知手段と、 ハウジングモジュールとを有する駐車メータであって、 ハウジングモジュールが、 ネットワークに接続される通信手段と、 通信手段に接続され、システムのユーザにアクセス可能であって、料金徴収の
    ためにデータ処理する取引手段と、 取引手段および通信手段に接続され、感知手段を監視すると共に、車両の存在
    を感知した合計期間に対する支払金額を変動料金構造に従って決定する処理手段
    とを有する前記駐車メータ。
  29. 【請求項29】 複数の上記パーキングメーターを有する請求項28記載の
    駐車管理システム。
  30. 【請求項30】 各パーキングメーターの通信手段を中央コントロールステ
    ーションに接続し、中央コントロールステーションが各パーキングメーターの処
    理手段からネットワークを介して動作情報および金融取引情報を受け取るように
    構成した請求項29記載の駐車管理システム。
  31. 【請求項31】 中央コントロールステーションにそれぞれ接続される1つ
    以上のローカルコントローラに各パーキングメーターを接続し、中央コントロー
    ルステーションが各パーキングメーターの処理手段から1つ以上のローカルコン
    トローラを介して動作情報および金融取引情報を受け取るように構成した請求項
    29記載の駐車管理システム。
  32. 【請求項32】 少なくとも1つの駐車区画から発生する車両の有無を表す
    感知信号を監視するステップと、 支払可能な前記駐車区画のユーザから支払情報を受け取るステップと、 少なくとも1つの課金期間に適用される少なくとも1つの課金レートを複数の
    課金レートから選択するステップと、 感知信号に応答して、前記少なくとも1つの駐車区画に前記車両が駐車してい
    た駐車期間を決定するステップと、 その駐車期間に適用されるものとして選択された少なくとも1つの前記課金レ
    ートに基づいて支払額を決定するステップと、 支払を実行するステップとを含む駐車料金徴収方法。
  33. 【請求項33】 駐車システムを管理する方法であって、 駐車位置における車両の有無を感知するステップと、 1つ以上のシステム利用環境で適応可能な複数の課金レートから1つ以上の課
    金レートを選択するステップと、 システムのユーザによる料金支払と認可に関する支払情報を受け取るステップ
    と、 それを超えると料金が課される開始時刻を設定するステップで、該開始時刻は
    前記駐車位置で前記車両の存在を感知することに応答するステップと、 それを超えると料金が課されない終了時刻を設定するステップで、該終了時刻
    は前記ユーザの操作に基づく計時終了信号に応答するステップと、 前記開始時刻と前記終了時刻の間における前記1つ以上の利用環境で適用可能
    な前記1つ以上の課金レートに基づいて、前記ユーザへの請求料金を計算するス
    テップと、 前記計算料金に基づく支払料金を前記ユーザから受け取るために前記支払情報
    を使用するステップとを含む前記駐車システム管理方法。
  34. 【請求項34】 複数の駐車位置を含む駐車資源を管理する方法であって、 駐車位置の利用状況を監視するために請求項28による1個以上のパーキング
    メーターを設けるステップと、 処理手段を備えたコントロールステーションに通信ネットワークを介して各パ
    ーキングメーターを接続するステップと、 各パーキングメーターが定期的に自己診断テストを行い、それらのテスト関連
    データを保存するステップと、 各パーキングメーターがパーキングメーターで実行された支払処理に関する業
    務データを保存するステップと、 パーキングメーターがコントロールステーションに自己診断テスト関連データ
    または業務データをリアルタイムで送るステップと、 コントロールステーションにおいてリアルタイムで前記データを処理し、処理
    データに基づいて1つ以上のレポートを作成するステップとを含む前記駐車資源
    管理方法。
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