JP2002527847A - 記録情報コピー防止システム - Google Patents

記録情報コピー防止システム

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JP2002527847A JP2000575127A JP2000575127A JP2002527847A JP 2002527847 A JP2002527847 A JP 2002527847A JP 2000575127 A JP2000575127 A JP 2000575127A JP 2000575127 A JP2000575127 A JP 2000575127A JP 2002527847 A JP2002527847 A JP 2002527847A
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Abstract

(57)【要約】 記録フォーマットに従って構成された情報を有する例えば光ディスクの如き情報担体。この情報は、ユーザ情報の開始及び終了アドレスのような記録フォーマットのパラメータを示すフォーマット情報を含む。この情報は、既定の符号化規則に従って記録される。この規則は、フォーマット情報を記録するための情報担体における既定箇所(12)を規定する例えばCD−ROM又はDVDの如き異なる記録フォーマットの規則に対応する。但し、既定箇所(12)は、混同パターン(CON)を有し、フォーマット情報は、既定箇所とは異なる別の箇所(CPS1)に記録される。不適合プレーヤは、記録フォーマットの間違ったパラメータにより読取動作が妨害されるので、情報担体の読み取り又はコピーをすることができない。本発明によれば、レコーダがその混同パターンを記録しフォーマット情報を移転するよう構成される一方で、プレーヤはその移転されたフォーマット情報を取り出すよう構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報担体に関する。かかる情報担体は、ある記録フォーマットに従
って構成された情報を有し、かかる情報は、既定の符号化規則により記録され当
該記録フォーマットのパラメータを示すフォーマット情報を含むようなものであ
る。
【0002】 本発明はまた、こうした情報担体から情報を再生するプレーヤに関する。かか
るプレーヤは、当該記録フォーマットのパラメータを与えるためのフォーマット
手段と、この記録フォーマットのパラメータに基づいて当該情報を得るための読
取手段とを有するようなものである。
【0003】 本発明はさらに、ある記録フォーマットに従って構成された情報を情報担体に
記録するレコーダに関する。かかるレコーダは、既定の符号化規則によりその情
報を記録し、当該記録フォーマットのパラメータを示すフォーマット情報を含ま
せる記録手段を有するようなものである。
【0004】 また、本発明は、ある記録フォーマットに従って構成された情報を情報担体に
記録する方法に関する。かかる方法においては、当該情報を既定の規則により記
録し、フォーマット情報を当該記録フォーマットのパラメータを示すよう含ませ
るようなものである。
【0005】
【従来の技術】
米国特許第5,737,286号(関連文献のリストのD1)からは、情報担
体、プレーヤ及びレコーダを有する記録情報のコピー防止システムを知ることが
できる。コピー防止は、異なる担体へのディジタルコピーの作成を回避すること
、ある程度のコピー操作(例えば最初のコピー生成動作のみ)を許容すること、
又は保護された情報にアクセスするのを制御、検証若しくは制限することを含み
うる。この情報担体は、現行の記録フォーマット(例えばCD−ROMフォーマ
ット)に調和して記録された情報を有する。このフォーマットは、どんなタイプ
の情報が当該ディスクのどの位置に記録されているかというような、例えばその
記録エリアが所定の直径位置のリードインエリアで始まることについての記録情
報構造を規定する。また、このようなフォーマットは、記録層のタイプ(記録可
能型や既記録型等)や、記録層の数、当該記録処理の物理的パラメータ(密度、
反射率等)といった他のパラメータも含みうる。
【0006】 対象の情報担体に使用される記録フォーマットのパラメータの実際の値を与え
るフォーマット情報は、当該記録担体に関する記録情報に含まれ、当該情報担体
からユーザ情報を再生するときにプレーヤにより用いられるようにしている。例
えば、セクタヘッダにおけるフォーマットパラメータ又はそうしたユーザ情報が
開始し終了する場所に関する情報を有するテーブル・オブ・コンテンツ(TOC
)がある。この情報担体に関する情報は、当該ユーザバイトを当該CDにおける
光学的読取可能なピット長に変換するチャネルコード(EFM)並びにエラーコ
ーディング及びセクタ構築化規則のような、予め定められた符号化規則に従って
記録される。このような符号化規則は、大抵はその記録フォーマットのうちの予
め定められた一部に相当し、当該ディスクに記録されるフォーマット情報では示
されないものである。この情報担体の再生を行うプレーヤは、当該符号化規則と
は逆の形態に基づいてその記録情報を読み取り復号化する読取手段を有する。
【0007】 文献D1のシステムにおいて、プレーヤと情報担体は、制御(規制)される情
報再生のためのシステムを構成する。かかるシステムでは不法にコピーされた情
報の再生は抑制される。コピー防止は、オーディオ又はビデオ出版業において長
い歴史がある。現在導入されている機器本体、特にオーディオ/ビデオカードを
伴うパーソナルコンピュータ(PC)は、許可されていないコピー操作に対する
防止が僅かしかなされていない。どんなコピー防止策においても、最も難しい問
題は、侵害者というのは、原ディスクを演奏させ、あたかもアナログの自家記録
をしたかのようにそのコンテンツを扱い、これを記録するのが常であることであ
る。しかし、最良の品質は、ディジタルコピーができたときに専ら得られるもの
である。ディジタルコンパクトカセット(DCC)のようなディジタル記憶媒体
の場合には、「コピービット」が規定されていた。かかるコピービットは、著作
権状態例えば「コピー不許可」、「コピー自由」又は「1回コピーの許可」を示
すものである。他のコピービットは、この情報記憶媒体がプレス成形により製造
された「専業者の」媒体であり「記録可能型」ディスクではないに違いないこと
を示しうるものである。しかしながら、このようなコピービットは、例えばPC
をコピーエンジンとして用いて侵害者により簡単に無視されうる。フォーマット
の規則に従わない装置は、「不適合」装置と呼ばれる。
【0008】 文献D1から知られるシステムのコピー防止は、いわゆる媒体マーク、すなわ
ち当該媒体の著作権状態、例えばプレス成形により製造された「専業者の」ディ
スクであることを示すビットパターンを表す物理的マークに基づいている。この
媒体マーク自体は、標準の記録機器によりコピー不可能又は変更不可能なもので
あり、かかるビットパターンは、当該適合プレーヤにより検証されるべきもので
あり、再生に必要なものともされうる。例えばデ・スクランブルコードがあり、
これはスクランブル化した情報として記憶された情報を復元するためのものであ
る。文献D1の記録担体には、被走査面の高さの如き第1の物理的パラメータの
変化により形成された光学的に読取可能なパターンにより表された所定の様式で
情報がトラックに記録される。この媒体マークは、当該トラックの第2のパラメ
ータの変化により形成される。この変化は、ウォブルとも称されるプリグルーブ
により形成されたトラックの横断方法における偏倚の如き、当該ビットパターン
により変調されたものである。この既知の記録担体の情報が侵害者により適合装
置を用いて書込可能な情報担体に「ビット毎に」コピーされたならば、このコピ
ーの情報は、適合プレーヤにより再生できないのである。何となれば、このよう
なコピーは、不法コピーされた情報に対応する媒体マークを有していないからで
ある。しかし、この媒体マークを検出すること及びそのビットパターンを得るこ
とによって、適合プレーヤに付加的な構成要素が要求されるとともに、適合レコ
ーダも、記録可能型ディスクのいずれの媒体マークを検出することが望まれるの
である。従って、この既知のコピー防止システムは、高価かつ複雑なプレーヤと
レコーダを必要とするのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、記録情報のアクセス及びコピーを規制する複雑でないシステ
ムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本文の冒頭に記述されたような情報担体は、前記符
号化規則は、前記フォーマット情報を記録するための前記情報担体における既定
箇所を規定する異なる記録フォーマットの規則に対応するとともに、前記既定箇
所が混同パターンを有し、前記フォーマット情報は、前記既定箇所とは異なる別
の箇所に記録される、ことによって特徴づけられる。
【0011】 また、本文の冒頭に記述されたようなプレーヤは、前記フォーマット手段は、
前記記録担体の記録フォーマットを検出するよう構成され、前記フォーマット手
段は、既定のパラメータを供給し又は当該記録フォーマットが検出された場合前
記別の箇所から当該フォーマット情報を得るよう構成されている、ことによって
特徴づけられる。
【0012】 さらに、本文の冒頭に記述されたようなレコーダは、前記記録手段は、前記既
定箇所に混同パターンを記録し前記フォーマット情報を前記既定箇所とは異なる
別の箇所に記録するよう構成されている、ことによって特徴づけられる。
【0013】 現存する不適合読取装置は、当該既定箇所からフォーマット情報を読み取ろう
とすると予想されるが、代わりに混同パターンを読むことになる。この混同パタ
ーンにより、現行装置の読取動作を停止させ或いはその読取手段に不適正な設定
を行うことになり、その読取処理を不調に至らしめることとなる。これにより、
現行装置は、当該フォーマット情報を読み取ることができないので、当該情報担
体から、コピー防止の施されたオーディオ/ビデオ情報にアクセスすることから
回避される、という効果を奏する。したがって、不適合プレーヤ又はレコーダが
いずれのコピー防止情報ビットも認識しなかったとしても(すなわち無視するよ
う操作されても)、当該プレーヤ又はレコーダを用いてディジタルコピーをする
ことができないのである。このフォーマット情報は、現行プレーヤには隠される
のに対し、本発明によるプレーヤにより簡単に取り出すことができる。こうする
ことよって、その読取手段は、複雑な復号及びエラー訂正回路を有するものの、
殆ど全ての部品ないし構成要素が現行プレーヤに共通しているので比較的安く製
造可能となる、という利点を奏する。
【0014】 本発明は、フォーマット情報は取得可能なものでなければならないが不適合機
器においては操作不可能なものとする、という認識に基づいている。このフォー
マット情報の移転により、現行の不適合機器によるコピー防止ディスクの制御(
規制)されない再生動作(換言すれば、放任された再生動作)は回避可能となる
のである。特に、フォーマット情報の読取及び/又は記録動作を、侵害者が制御
又は操作することができない。何となれば、このような処理手順は、当該基礎的
な読取又は書込エンジンにおける制御ユニットで設定されるのが普通だからであ
る。フォーマット情報を移転すなわち移し換える代替例としては、コピー防止の
目的で現行記録システムの当該既定符号化規則を変更できることは考えられる。
しかしながら、新しいコピー防止記録システムのコストを増加させてしまう。こ
れは、複雑なICを、かかる新しいプレーヤ及びレコーダ用に特化して設計及び
生産しなければならないからである。それ故実際上は、符号化規則を、コンパク
トディスク(CD)又はディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)システ
ムの如き現行システムの符号化規則に等しくしなければならないし、このような
符号化及び復号手段を有する不適合機器が利用可能なのである。こうした符号化
規則で記録された記録担体は、不適合機器例えばPCで再生可能であり、オーデ
ィオ/ビデオ情報の操作が可能である。しかし、本発明のようにフォーマット情
報を移転すれば、不適合プレーヤは、オーディオ/ビデオ情報をアクセスするの
にはCDにおけるTOC又はDVDにおける物理フォーマット情報といったフォ
ーマット情報に基づいているので、制御(規制)されない再生動作が回避される
のである。
【0015】 このシステムの好適な実施例は、当該別の箇所がその情報担体の既定領域内で
不定に選択されること及び/又はその別の箇所に配されたフォーマット情報が暗
号鍵を用いて暗号化されることを特徴としている。不定に選択されることの意味
は、大量の複製のためのマスターディスクにオーディオ/ビデオ作品を記録する
ときにその作品に特有の別の箇所が、可能な箇所の範囲から無作為に選択される
ことにある。これに代わり或いはこれに加えて、1つの暗号鍵は、新しい作品の
各々につきランダムに発生される。これにより、侵害者が正しいフォーマット情
報の位置を突き止めたり或いは該フォーマット情報を取り出したりすることを極
めて困難にする、という利点を奏する。
【0016】 本発明による他の有利で好適な実施例については従属請求項において与えられ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のこれらの態様及びその他の態様を、実施例及び添付図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0018】 なお、各図において対応する構成要素には同じ参照符号が付されている。
【0019】 図1aは、トラック19及び中心孔10を有するディスク形情報キャリア11
を示している。このトラック19は、情報層において略平行なトラックを構成す
る渦巻状の周回パターンに従って配置構成される。この情報担体は、例えば記録
可能なタイプ又は既に記録済のタイプの情報層を有する光ディスクの如き光学記
録担体とすることができる。この記録担体は、例えば音声若しくは画像又はコン
ピュータプログラムなどのユーザ情報を担持するよう意図されたものである。記
録可能ディスクの例には、CD−RやCD−RW、DVD−RAMといったもの
があるが、オーディオCDは既記録ディスクの一例である。かかる既記録タイプ
は、先ず音声又は画像内容の作品をマスターディスクに記録しその後に一般消費
者向けのディスクをプレス成形することにより周知の方法で製造可能である。記
録可能型の記録担体のトラック19は、ブランク(未記録)記録担体の製造にお
いて設けられ事前に浮彫が施されたトラック構造体により表される。このトラッ
ク構造体は、例えばプリグルーブ(事前に形成された溝)14により構成される
ものであり、かかるプリグルーブは、走査中に読取/書込ヘッドがトラック19
を追跡するのを可能としている。上記情報層には、例えばピットやランドの如き
当該トラックに沿って記録される光学的検出可能なマークにより情報が表される
【0020】 図1bは、かかる記録可能型の記録担体11をb−b線で破断した断面図であ
る。図において、透明基板15には、記録層16及び保護層17が設けられる。
プリグルーブ14は、凹み又は隆起として或いはその周囲とは変わった物性とし
て実施することができる。
【0021】 この記録担体は、ある記録フォーマットに準じて記録された情報を有する。こ
の記録フォーマットは、その様式情報が記録され、符号化されかつ論理的にマッ
プ化されることを規定している。このフォーマットにおける情報記録様式は、当
該記録情報のパラメータ、例えば記録層のタイプ及び数、データ速度などを含む
。さらにこのフォーマットは、チャネル符号化、エラーコーディング又はセクタ
構造化規則のような符号化規則を含む。セクタ構造の例は図2に示される。当該
情報担体の符号化規則は、CD又はDVDフォーマットのような既知の符号化規
則に対応する。上記論理的マッピングは、当該記録可能領域を、リードイン、ユ
ーザエリア及びリードアウトに細分化され、テーブル・オブ・コンテンツ又は例
えばCD−ROM向けのISO9660の如きファイルシステムのようなユーザ
情報を検索するための制御情報を有する。図3及び図4は、このような制御情報
の例を示しており、かかる制御情報は、当該記録担体の既定位置、通常はリード
インエリアの中又はその直後にマップ化される。当該フォーマットの幾つかのパ
ラメータは、種々の情報担体によって変わりうるものであり、そのために、この
ようなパラメータの実際の値を与えるフォーマット情報が記録担体に記録される
。符号化規則は、必然的に当該フォーマットの既定の一部である。なぜなら、こ
うした符号化規則は、情報を読み取り復号するのに事前に知られる必要があるか
らであり、したがって符号化規則は大抵はフォーマット情報に含まないのである
。このフォーマット情報は、記録担体上の既定箇所12に記録される。この位置
に記録されるのは、先の情報を読み取ることが可能となる前にそうしたフォーマ
ット情報を取り出す必要性が全てのプレーヤにあるからである。
【0022】 図2は、既定符号化規則の一例としての論理セクタ構造を示している。第1の
パート51,52,53はヘッダを構成している。最初の4バイト51は、例え
ばセクタ番号及びセクタタイプ情報の如き識別データ(ID)を構成する。次の
2バイト52は、IDエラー検出用(IED)であり、6バイト53は、別の用
途のために予約されたもの(RSV)でありコピー防止状態(ステータス)ビッ
トを含むことが可能である。ヘッダ12の後に主データの行54が続く(最初の
行は160バイトであり、次に172バイトの行が10行続き、それから168
バイトの最終行が続く。合計2048バイトである)。末端部では4バイトのエ
ラー検出コード(EDC)55が付加される。
【0023】 図3は、現行フォーマットによる情報担体の記録領域の最初の部分における制
御情報に係る概略マップを示している。通常、光学情報担体は、論理的にマップ
化されトラック13のパターンの内側における所定の直径位置で始まり外周に向
かって記録/読取がなされる。このマップの最初のセクションは、物理フォーマ
ット情報(PFI)と呼ばれるフォーマット情報を含み、既定箇所12を占めて
いる。2番目のセクション58は、ディスク製造情報(DMI)を有し、3番目
のセクション59は、当該ユーザ情報エリアに記録されるオーディオ/ビデオ作
品情報の如きユーザデータに関する付加的情報であるコンテンツプロバイダ情報
を有する。この制御情報は、読取エラー及び塵又は傷に対する保護のために繰り
返し記録されうる。制御情報構造が他の構成要素を有したり或いは異なるセット
アップを有することも可能であるので、図3に示されるマップは一例である。し
かし、現行フォーマットによれば当該制御情報構造は少なくとも幾つかのフォー
マット情報をある既定位置12に有するべきである。
【0024】 図4は、予め定められた構造のフォーマット情報を示している。この構造と含
有パラメータのタイプとは、このフォーマットで予め定義されるようにしている
。なぜなら、全てのプレーヤ又はレコーダ装置は、その読取及び/又は記録手段
を制御するためにそうしたパラメータの値を取り込むことができなければならな
いからである。最初のパラメータは、例えば読取専用でかつ仕様バージョン番号
1に準じたディスクカテゴリ及びバージョン(DCV)を与える。そして次のパ
ラメータは、ディスクサイズ及び転送レート(DSR)を与える。3番目のパラ
メータは、例えば層の数やトラックレイアウトの如きディスク構造(DS)を与
える。4番目のパラメータは、記録密度(RD)を与え、5番目のパラメータは
、例えばそのユーザデータエリアの最初と最後の物理セクタアドレスといったデ
ータゾーン(DZ)を与える。他のバイト16,17〜31及び32〜2047
は、別の用途のために確保すなわち予約されたもの(RSV)となっている。本
発明による情報担体は、現行フォーマットの符号化規則に従ってはいるが、その
フォーマット情報は、当該既定箇所から別の箇所へと移転される。かかる別の箇
所は、図3に対応するマップ内の他の何処か、例えば図6に示すようなCPIエ
リア59に又は図4に示される予約エリアバイト16〜2047に置かれるよう
にしてもよい。既定箇所12は、当該フォーマットのパラメータに誤った値を与
える混同パターンを有する。現行フォーマットの情報担体を情報再生する装置、
いわゆる不適合装置は、かかる混同パターンを読み取ると、この誤ったフォーマ
ットパラメータが当該不適合装置において誤ったセッティングを生じさせ、或い
はその読取処理が当該不適合装置の制御プログラムにより中止させられるので、
さらなる情報の読み取りが防止されることになる。
【0025】 本発明による情報担体の実施例において、このフォーマット情報は、当該ユー
ザ情報を処理するためのユーザ鍵情報を有する。上記のようにフォーマット情報
が移転されるので、そしてユーザ鍵情報がそのユーザ情報を処理するのに要求さ
れるので、侵害プレーヤは、当該ユーザエリアから情報を読み出そうとしてもそ
のユーザ情報を十分に取り出すことができない。かかる処理は、ユーザオーディ
オ若しくはビデオ情報の暗号解読、又はコンピュータプログラム内の所定のオプ
ションに対するアクセス制御、或いはコピー制御状態の検証若しくは転送を含む
。実施例においては、そのユーザ情報の一部だけが暗号化されている。例えば、
図2に示されるセクタ構造における予約バイト(RSV)53におけるビット又
は部分により示されるような当該ユーザ情報エリアの幾つかのセクタだけに、暗
号解読が必要とされる。1つのセクタだけが数個(例えば2ないし10)毎に外
れて暗号化された場合、暗号解読に短時間で済み、プレーヤは少ない計算能力で
済む、という効果を奏する。他の実施例において、ユーザ鍵情報は、ユーザ情報
の著作権状態を検証し制御するのに、及び/又はユーザ情報に埋め込まれている
ウォーターマークを検証するのに用いられる。このようなユーザ鍵情報は、制御
チケットとも呼ばれており、文献D3に記述されている。この制御チケットは、
文献D3に記述されているような適合レコーダ及び/又はプレーヤにおいてコピ
ー状態情報を転送しコピー作成制御を実行するのに用いられる。また、この制御
チケットは、ユーザ鍵情報を使って暗号化され情報担体上の別の位置に記憶可能
である。
【0026】 図5は、図4に示されるような現行フォーマットのフォーマット情報と同じ構
造の混同パターンを示している。この混同パターン(CON)は、図4の現行構
造に用いられるバイト0ないし15をカバーする。この混合パターンは、全てゼ
ロの又はランダムなパターンとしてもよい。この情報担体の実施例においては、
当該混同パターンは、現行構造のデータゾーンバイトに偽のアドレス情報を有し
ている。かかる偽造アドレス情報は、ユーザ情報エリアとは異なる領域を示して
いる。例えば、リードインエリア内の小さい領域だったり、当該記録担体の物理
的限界位置の外側の大きな領域だったりするのである。この記録担体の一実施例
においては、偽造アドレス情報は、当該現行の記録フォーマットに準じて記録さ
れた情報を有するエリアを示す。この実施例における混同パターンは、有効(適
正)情報ではあるが、現行フォーマットに完全準拠して記録されコンビネーショ
ンディスクを形成するディスクのその該当部分をカバーするだけの情報を有する
。この現行フォーマットに準じた部分は、警告メッセージを含むことができるし
、或いは別の呈示情報若しくは本発明のフォーマットにより記録された「コピー
防止」領域における情報の選択情報(予告編)を含みうる。機器のいくつかは、
こうした制御情報を無視し再生動作を継続させるので、この「コピー防止」領域
は、現行フォーマット領域の直後に続かないようにするのが好ましい。何らかの
ダミー情報又は未記録エリアは、その2つのエリアの間に配置可能である。
【0027】 図6は、コピー制御情報を含む制御情報の概略的マップである。既定箇所12
は、フォーマット情報PFIに代わり混同パターンCONを有する。次に、図3
に示される現行フォーマットに対応して、DMIセクション58及びCPIセク
ション59が続く。かかるCPIセクションは、例えばその移転されたフォーマ
ット情報の如きコピー防止システム情報を記録するため少なくとも1つのコピー
防止システム(CPS)箇所を有する。この図において、CPIセクション59
は、第1コピー防止システム(CPS1)セクション61及び第2コピー防止シ
ステム(CPS2)セクション62によりX,Y及びZに細分化される。CPS
1及び/又はCPS2は、フォーマット情報を有する。この情報担体の実施例に
おいて、このCPS箇所は、情報担体の既定のエリア内で不定に選択される。図
6において、かかる既定の領域は、CPIエリアにより構成されるが、どのエリ
アも、本発明によるフォーマットでこの目的のために割り当てられうる。分割部
分X,Y及びZのサイズは、その選ばれたCPS箇所で変わるものであり、ゼロ
になる可能性もある。
【0028】 実施例において、情報担体はアクセス情報を有する。このアクセス情報は、フ
ォーマット情報のCPS箇所を示す。かかるCPS箇所を指すポインタは、上記
混同パターンに、又は現行フォーマットのパラメータに割り当てられたバイトの
後の、図4の予約バイト16〜2047に含まれうる。
【0029】 実施例において、上記アクセス情報は、コピー防止システムインデックス情報
(CPSI)を含んでおり、これは、CPS箇所が存在し混合パターンが既定箇
所に記録されていることを示す。このCPSIは、当該CPS箇所における当該
移転されたフォーマット情報を検索するためのポインタ値を有し、図2に示した
セクタ構造における6つの予約バイト53に含まれる。このCPSIは、幾つか
の既定アドレス、例えば当該リードインエリアの幾つか又は全てのセクタに記録
される。ここで言うポインタ値は、図6に示した制御データエリア内のセクタ番
号を指す相対的ポインタとしてもよい。数個のCPS箇所が使用される場合には
、数個のポインタをCPSIで用いてもよいし、当該CPS箇所間の固定距離を
用いてもよいし、また他のポインタを最初のCPS箇所に含ませてもよい。
【0030】 図7は、ディスクフォーマットデータ(DFD)を示しており、これはコピー
防止システム箇所に移転されたものとしてのフォーマット情報である。このDF
D情報の最初の16バイトは、図4に示されるように構成可能である。この情報
担体の実施例においては、かかる別の箇所に配されたDFD情報が、暗号鍵を用
いて暗号化される。この暗号鍵は、固定で適合装置だけに知られるものとしても
よい。実施例においては、この鍵情報は記録担体に記録されている。
【0031】 図8は、1つのCPS箇所に記録されるような鍵情報を示している。この情報
担体は、上記暗号化されたDFD情報を解読するための鍵情報を有する。最初の
バイト0〜mは、ディスクフォーマット鍵(DFK)を有し、次のバイトm〜n
は、暗号初期化ベクトルE_IVを有する。暗号化及び暗号解読プロセスの実施
例については、図11及び図12とともに説明する。
【0032】 図9は、図1に示した記録担体と同じものである記録担体11を読み取るため
の、本発明による再生装置を示している。この機器には、記録担体11を回転さ
せる駆動手段21と、この記録担体のトラックを走査する読取ヘッド22とが設
けられる。この装置は、当該トラックの半径方向に読取ヘッド22を粗く位置づ
けるポジショニング手段25を具備する。この読取ヘッドは、光学素子により導
かれこの記録担体の情報層の1つのトラック上に合焦させられて放射スポット2
3にされる放射ビーム24を発生する既知のタイプの光学システムを有する。放
射ビーム24は、放射線源例えばレーザダイオードにより発生される。この読取
ヘッドは、放射ビーム24の光軸に沿って当該ビームの焦点を動かすフォーカシ
ングアクチュエータと、スポット23を半径方向において当該トラックの中心に
精密に位置づけるトラッキングアクチュエータとをさらに有する。このトラッキ
ングアクチュエータは、光学素子を半径方向に移動させるためのコイルを有する
ようにしてもよいし、或いは反射素子の角度を変えるように構成されるものとし
てもよい。当該情報層により反射された放射成分は、読取ヘッド22において通
常の種類の検出器例えば4分割ダイオードにより検出される。かかる検出器は、
読取信号と、前記トラッキング及びフォーカシングアクチュエータに結合された
トラッキングエラー及びフォーカシングエラー信号を含む他の検出信号とを発生
するものである。この読取信号は、当該記録フォーマットのパラメータに基づい
て情報を得るよう読取手段27によって処理される。この読取手段は、通常の種
類のものであり、例えば、当該フォーマットにより規定された符号化規則に準じ
て符号化された読取信号を復号するチャネルデコーダ及びエラー訂正器を有する
ものである。ここで得られるデータは、データ選択手段28に転送される。この
データ選択手段は、読み取られた全てのデータからユーザデータを選択しこれを
データ収集のために出力ユニット29に転送するものであり、これは、オーディ
オ又はビデオの伸長に関連したデータバッファ又はユーザデータ処理手段を有し
うる。この装置にはさらに、ユーザから又はホストコンピュータからの命令を受
け取る制御ユニット20を備える。かかるホストコンピュータは、システムバス
の如き制御ライン26を介して当該装置を制御するためのものであり、かかるラ
インは、駆動手段21、ポジショニング手段25、読取手段27及びデータ選択
手段28及び出力ユニット29に接続される。このため、制御ユニット20は、
例えばマイクロプロセッサ、プログラムメモリ及び制御ゲートを有して、以下に
記述されるような幾つもの処理手順と機能を実施するようにしている。制御ユニ
ット20は、論理回路で状態マシン(state machine)として実現してもよい。
選択手段28はまた、記録担体から制御情報を抽出し、これは制御ユニット20
へと転送される。当該セクタ構造からの制御情報は、読取手段27により例えば
上述したCPSI情報のような読取信号を復号しつつ取り出されうる。
【0033】 制御ユニット20は、当該CPS箇所からそのフォーマット情報を取り出すこ
とにより上記記録フォーマットのパラメータを提供するためのフォーマット手段
を有する。このCPS箇所は、適合装置には既知とされ得、この場合、そのフォ
ーマット情報を直ぐに読み取ることができる。この代わりとしては、1セット(
組)のパラメータ値が予め定められ制御ユニット20に記憶され、この記憶され
たパラメータ値を、上記既定箇所からフォーマット情報が得られない場合に供給
するようにしてもよい。実施例では、上記混同パターン及び/又はアクセス情報
を検出することにより上記既定箇所からのフォーマット情報の取得能力(可能性
)を検出するための検出手段を有している。この制御ユニットは、こうした検出
手段を具現化しており、先ず当該既定箇所を読み取り、その読み取った情報に基
づき情報担体が現行フォーマットに準じて記録されているかどうかを判定する。
この読み取った情報が上記混同パターンであれば、ある確定したパラメータにつ
いての認識可能な不当値、例えば全部ゼロであったり或いはユーザデータとして
は大きすぎる領域であったりすることからその情報が検出される。この記録担体
は、セクタヘッダ(図2参照)におけるビット又は部分のような、本発明による
記録フォーマットを明確に示すアクセス情報を有するものとしてもよい。実施例
では、このアクセス情報、特に上述したようなポインタ値又はCPSIを読み取
るようこの検出手段が構成される。このプレーヤの実施例において、上記フォー
マット手段は、このアクセス情報に基づいて当該CPS箇所からフォーマット情
報を取り出すよう構成される。情報担体が暗号化の施されたフォーマット情報を
有する場合、このフォーマット手段は、フォーマット情報を暗号解読するよう構
成される。暗号解読プロセスは、図12を参照して以下に説明する。必要となる
鍵情報は、記録担体から読み取られるようにしたり、このような態様と共に或い
はこの態様に代えてプレーヤに記憶されるようにすることができる。
【0034】 図10は、(再)書込可能型の、本発明による記録担体に情報を書き込む記録
装置を示している。類似の装置又は記録方法は、プレス成形ディスクを製造する
ためのマスターディスクを製造するのに使用される。書込動作においては、情報
を表すマークが記録担体に形成される。かかるマークは、光学的に読取可能なあ
らゆる形態を採りうる。例えば、周辺部分とは異なる反射係数を持つ複数エリア
群の形態があり、これは色素、合金又は位相変化物質のような材料で記録する際
に得られる。或いは、周辺部分とは異なる磁化方向を持つ複数エリア群の形態が
あり、これは磁気光学的材料で記録する場合に得られるものである。光学ディス
クへの記録のための情報書込及び読取や、有用なフォーマット化、エラー訂正及
びチャネル符号化の各規則は、当業界において例えばCDシステムから周知であ
る。かかるマークは、スポット23により形成可能であり、このスポットは、多
くの場合レーザダイオードからの電気磁気的放射線のビーム24により当該記録
層上へ発生される。この記録装置は、図9とともに上述した読取装置と同様の基
本的構成要素、すなわち制御ユニット20、駆動手段21及びポジショニング手
段25を有するが、書込ヘッド39を有する。ユーザ情報は、入力ユニット36
に供給される。このユニット36は、オーディオ又はビデオ用の圧縮手段を有す
るようにしてもよい。これに適した圧縮手段は、文献D2に記述されている。入
力ユニット36からは、データがデータ合成手段37に送られる。かかる合成手
段は、上記フォーマット情報を含む制御データを付加するためのものである。記
録すべき全データストリームは書込手段38に送られる。書込ヘッド39は、書
込手段38と結合しており、この書込手段は、例えばフォーマッタ、エラーコー
ダ及びチャネルコーダを有する。書込手段38の入力に供給されるデータは、上
記既定の符号化規則に準じた各論理及び物理セクタにわたり分配され、書込ヘッ
ド39のために書込信号に変換される。制御ユニット20は、複数制御ライン2
6を介して入力ユニット36、データ合成手段37及び書込手段38を制御し、
読取装置で上述したような位置づけ処理手順を実行するよう構成される。通常、
このような記録装置は、再生装置の機能及び組み合わされた書込/読取ヘッドの
機能を有して読取動作するようにも構成されると思われる。このレコーダはまた
、記録フォーマットのパラメータを示すフォーマット情報を含ませる手段を有す
る。
【0035】 本発明によれば、この記録装置の制御ユニット20は、上記既定箇所に混同パ
ターンを記録し、当該既定箇所とは異なるCPS箇所にそのフォーマット情報を
記録するよう構成される。記録装置の別の実施例では、制御ユニット20は、図
5ないし図8を参照して情報担体につき上述したように、そして情報担体として
請求項に定義したように、フォーマット、アクセス又は鍵情報を記録するよう構
成される。情報担体を作成するための記録方法は、レコーダにつき上述したよう
なフォーマット、アクセス又は鍵情報を記録する機能を実現するよう構成される
【0036】 図11は、暗号化プロセスを示している。この暗号化プロセスは、図10に示
したレコーダの制御ユニット20の実施例において実行される。この暗号化は、
図7及び図8に基づきこれまでに説明したように、当該フォーマット情報に暗号
を施して暗号化DFDバイトを得るのに用いられる。適した暗号化アルゴリズム
であれば使用可能である。例えば、文献D4に記述されたように、特に390な
いし392頁における16.9章 Additive Generators のようなものでもよい
。このようなアルゴリズムは、ランダムなワードを生成するのに使用可能である
。図示のアルゴリズムは、1サイクルで4バイトの処理を行う。第1ステップ7
1においては、鍵DFKを用いて暗号初期化ベクトル(E_IV)が発生される
ものであり、乱数IVが加算ステップ70で所定の定数Cに加えられることから
始まる。この結果得られるベクトルE_IVは情報担体に記録される。ベクトル
E_IVは、加算ステップ72で生のフォーマット情報のバイト0〜3に加えら
れ、第1ステップ71からの開始鍵値を用いて暗号ステップ73で処理される。
ここで、暗号化されたDFDのバイト0〜3が得られることとなる。こうしたス
テップは、DFDの最終バイト12〜15の最終ステップ75まで4回繰り返さ
れる。これにより得られる16バイトの暗号化されたDFDが情報担体に記録さ
れる。
【0037】 図12は、図11に示した暗号化プロセスとは相補の関係にある暗号解読プロ
セスを示している。この解読プロセスは、プレーヤの制御ユニット20の実施例
において実行される。最初のステップ81において、鍵情報としてのDFKを用
いて暗号解読処理が施される。処理結果IVは直接は使用されないが、この解読
プロセスは次のサイクルで初期化される。次のサイクルにおいては、後続の解読
ステップ83で暗号化DFDのバイト0〜3が解読され、加算ステップ82でベ
クトルE_IVに加えられて生のフォーマット情報バイト0〜3が得られること
になる。このようなサイクルは、暗号化DFDの最終バイト12〜15が解読ス
テップ85で解読され、加算ステップ84で前の処理結果に加えられてフォーマ
ット情報の生のバイト12〜15を得るまで繰り返される。
【0038】 以上、オーディオ又はビデオを扱う実施例によって本発明を説明したが、本発
明はコンピュータデータにも適用可能である。上記実施例では、光ディスクによ
り情報担体を具現化しているが、容易に操作できない予め定義された様式を規定
する現行フォーマットに対応して担体にフォーマット情報を供給する限り、テー
プ又は放送といったような他の担体すなわちキャリア(運搬手段)を本発明にお
いて用いることができる。また本発明は、上述したような新規な特徴又はそうし
た特徴の組み合わせのそれぞれ皆に存するものであることを付言する。
【0039】
【関連文献のリスト】
(D1)US 5,737,286(出願人整理番号:PHN 13922) Closed information system with physical copy protection (物理的コピー防止を備えた閉情報システム) (D2)WO 98/16014−A1(出願人整理番号:PHN 16452) 1 bit ADC and lossless compression of audio (1ビットADC及び音声ロスレス圧縮) (D3)WO 98/33325−A2(出願人整理番号:PHN 16372) Copy protection system based on watermarking and control ticket (ウォータマーキング及び制御チケットに基づくコピー防止システム) (D4)Applied cryptography, by Bruce Schneider ISBN 0-471-12845-7
【図面の簡単な説明】
【図1a】 記録担体を示す平面図。
【図1b】 記録担体を示す断面図。
【図2】 論理セクタ構造を示す図。
【図3】 現行フォーマットの制御情報のマップを示す図。
【図4】 予め定義された構造のフォーマット情報を示す図。
【図5】 混同パターンを示す図。
【図6】 コピー制御情報を含む制御情報のマップを示す図。
【図7】 ディスクフォーマットデータを示す図。
【図8】 鍵情報を示す図。
【図9】 再生装置を示すブロック図。
【図10】 記録装置を示すブロック図。
【図11】 暗号化処理を示す図。
【図12】 暗号解読処理を示す図。
【符号の説明】
10…中心孔 11…情報担体 12…既定箇所 13…トラック 14…プリグルーブ 15…透明基板 16…記録層 17…保護層 19…トラック 20…制御ユニット 21…駆動手段 22…読取ヘッド 23…放射スポット 24…放射ビーム 25…ポジショニング手段 26…制御ライン 27…読取手段 28…データ選択手段 29…出力ユニット 36…入力ユニット 37…データ合成手段 38…書込手段 39…書込ヘッド 51,52,53…ヘッダ 54…メインデータの行 55…エラー検出コード 58…ディスク製造情報 59…CPIエリア 61,62…コピー防止システムセクション 70…加算ステップ 71…第1ステップ 72…加算ステップ 73…暗号化ステップ 75…最終ステップ 81…最初のステップ 82…加算ステップ 83…解読ステップ 84…加算ステップ 85…解読ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AE,AL,A M,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY ,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK, DM,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,G M,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 スターリング アントニウス エー エム オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 Fターム(参考) 5B017 AA06 BA07 CA07 CA09 5D044 BC01 BC04 CC01 CC04 DE11 DE17 DE42 DE50 EF05 FG18 GK12 HL08 JJ03 5D090 AA01 AA04 GG16 GG33

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録フォーマットに従って構成された情報を有する情報担体で
    あり、前記情報は、既定の符号化規則に基づいて記録され前記記録フォーマット
    のパラメータを示すフォーマット情報を含む、情報担体であって、 前記符号化規則は、前記フォーマット情報を記録するための前記情報担体にお
    ける既定箇所を規定する異なる記録フォーマットの規則に対応するとともに、前
    記既定箇所が混同パターンを有し、 前記フォーマット情報は、前記既定箇所とは異なる別の箇所に記録される、 ことを特徴とする情報担体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報担体であって、前記別の箇所は、前記情
    報担体の既定領域内で不定に選択される、ことを特徴とする情報担体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の情報担体であって、当該情報担体は、
    前記フォーマット情報の箇所を示すアクセス情報を有する、ことを特徴とする情
    報担体。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載の情報担体であって、前記別の箇所
    に配されたフォーマット情報は、暗号鍵を用いて暗号化される、ことを特徴とす
    る情報担体。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報担体であって、前記情報担体は、当該暗
    号化された情報を解読するための鍵情報を有する、ことを特徴とする情報担体。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のうちいずれか1つに記載の情報担体であっ
    て、前記フォーマット情報は、ユーザ情報領域を示すアドレス情報を有するとと
    もに、前記混同パターンは、前記ユーザ情報領域とは異なる領域を示す偽作アド
    レス情報を有する、ことを特徴とする情報担体。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の情報担体であって、前記偽作アドレス情報は
    、前記異なる記録フォーマットに従って記録された情報を含む領域を示す、こと
    を特徴とする情報担体。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のうちいずれか1つに記載の情報担体であっ
    て、前記フォーマット情報は、ユーザ情報処理用のユーザ鍵情報を有する、こと
    を特徴とする情報担体。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のうちいずれか1つに記載の情報担体から情
    報を再生するプレーヤであり、前記記録フォーマットのパラメータを提供するフ
    ォーマット手段と、前記記録フォーマットのパラメータに基づいて前記情報を得
    る読取手段とを有するプレーヤであって、 前記フォーマット手段は、前記記録担体の記録フォーマットを検出するよう構
    成され、 前記フォーマット手段は、既定のパラメータを供給し又は当該記録フォーマッ
    トが検出された場合前記別の箇所から当該フォーマット情報を得るよう構成され
    ている、 ことを特徴とするプレーヤ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のプレーヤであって、前記フォーマット手段
    は、前記既定箇所及び/又は前記アクセス情報から前記混同パターンを検出する
    ことにより前記記録フォーマットを検出するよう構成されている、ことを特徴と
    するプレーヤ。
  11. 【請求項11】 請求項3ないし8のうちいずれか1つに記載の情報担体から
    情報を再生するための、請求項9又は10に記載のプレーヤであって、前記フォ
    ーマット手段は、前記アクセス情報及び/又は前記鍵情報に基づいて前記別の箇
    所から当該フォーマット情報を取り出すよう構成されている、ことを特徴とする
    プレーヤ。
  12. 【請求項12】 記録フォーマットに従って構成された情報を情報担体に記録
    するレコーダであり、既定の符号化規則に基づいて前記情報を記録し前記記録フ
    ォーマットのパラメータを示すフォーマット情報を含める記録手段を有する、レ
    コーダであって、 前記符号化規則は、前記フォーマット情報を記録するための前記情報担体にお
    ける所定箇所を規定する異なる記録フォーマットの規則に対応するとともに、前
    記記録手段は、前記既定箇所に混同パターンを記録し前記フォーマット情報を前
    記既定箇所とは異なる別の箇所に記録するよう構成されている、 ことを特徴とするレコーダ。
  13. 【請求項13】 記録フォーマットに従って構成された情報を情報担体に記録
    する方法であり、前記情報を既定の符号化規則に準じて記録し、フォーマット情
    報を前記記録フォーマットのパラメータを示す形で含ませる、方法であって、 前記符号化規則は、前記フォーマット情報を記録するための前記情報担体にお
    ける既定箇所を規定する異なる記録フォーマットの規則に対応するとともに、当
    該方法は、前記既定箇所に混同パターンを記録すること、及び前記フォーマット
    情報を前記既定箇所とは異なる別の箇所に記録することを含む、 ことを特徴とする記録方法。
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