JP2002526016A - 半自動式ワイヤー加工装置 - Google Patents

半自動式ワイヤー加工装置

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JP2002526016A
JP2002526016A JP2000571534A JP2000571534A JP2002526016A JP 2002526016 A JP2002526016 A JP 2002526016A JP 2000571534 A JP2000571534 A JP 2000571534A JP 2000571534 A JP2000571534 A JP 2000571534A JP 2002526016 A JP2002526016 A JP 2002526016A
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depth
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デイビッド パルモウスキー
トーマス エス カーペンター
マークス ウィドマー
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シュロニガー ホールディング アーゲー
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    • H02G1/12Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for removing insulation or armouring from cables, e.g. from the end thereof
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Abstract

(57)【要約】 ワイヤー加工装置(10)。該装置(10)は、ワイヤー(21)の末端から、複数の被服層(X、Y、X)を貫通する切断を行う地点までの長さに対応する値を記憶する電子式メモリーと、各切断の深さを制御するための機械式記憶装置とを有する。ねじ切りシャフト(84、84’、84’’)がタレットに装着される。該タレットは、加工対象のワイヤーに対して回転および軸上に移動可能である。該電子式メモリーは、2つの加工動作の各々における順次ステップのパラメータを示す入力を受信でき、該装置(10)が連続的に作動される際に、異なるワイヤー端に対してかかる動作を交互に実行できることが好適である。該装置が更に有する特徴は、一対のグリッパ部材(32,32’)によってワイヤー(21)に加えられる力が、異なるワイヤー径の範囲において実施的に均一であることが可能な構成である。モーター(78)は、グリッパ部材(32,32’)と機械的に結合し、該グリッパ部材をワイヤー係合位置に引き寄せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明はいわゆるワイヤー加工装置であって、電線または光ファイバーなどの
被覆されたフィラメント部材を固定位置で把持し、切刃部材によりひとつまたは
複数の被覆層を切断し、さらに前記部材から切断スラグを剥離するワイヤー加工
装置である。
【0002】 本出願書における用語「固定」とは、常に「相対的な固定」と意味する。しか
し、ケーブルと切刃との間の相対運動は、例えば切刃の運動ではなく、ケーブル
の運動によっても達成され得るであろう。
【0003】 好ましい態様において、本発明の装置は複数の被覆層を連続的に切断し、さら
にフィラメント部材から剥離することができる。本発明並びに関連した先行技術
装置は種々のタイプのフィラメント状加工材に対して使用できるが、検討を簡略
化するために、加工材は中央のひとつの芯線と電気絶縁、磁気遮蔽などのための
複数の被覆層を有する同軸ケーブルなどの電気ケーブルとみなし、以下の説明に
おいて一貫して「ワイヤー」と表示する。
【0004】 同軸ケーブルおよびその他の複数の被覆層を有するワイヤーから被覆層を切断
および剥離するために、極めて多様な装置が考案されている。そのような装置は
、手動運転方式、全自動運転方式、あるいは両者の組み合わせ方式として設計す
ることができる。全自動切断・剥離マシンの例として挙げられるのは、米国特許
第5,111,720号、5,243,882号および出願人および譲受人の関
連特許であるが、同装置では、連続切断の複数の長さ(ケーブル端から切断部の
縦方向位置まで)および異なる被覆層を通る連続切断の半径方向深さを表す数値
をキーパッドから入力でき、さらに電子メモリーに保存することができる。起動
と同時に、装置は自動工程を開始して、メモリーに記憶された長さおよび深さで
被覆層を通る連続切断を実行する。
【0005】 本発明の主目的は、いくつかの設定値をマシンオペレータが入力して純機械的
方式で記憶すると共に、他の設定値については電子方式で入力および記憶するこ
とにより、同軸ケーブルの複数の被覆層を種々の長さおよび深さで連続切断する
装置を提供することにある。すなわち、本発明の主目的は切断の種々の長さおよ
び深さにおいて複数の被覆層を切断するための新規かつ改良されたハイブリッド
式つまり半自動式装置を提供することにある。
【0006】 出願人は本出願の優先日後に、WO−A−99/34493号も公表した。こ
のWO−Aは以前の優先権に基づいてハンド操作式の剥離ツールを開示している
が、同装置では切断深さも半自動方式で記憶されるため、同軸ケーブルの半自動
式剥離が可能となる。図4ないし図6に開示された特定の機械式記憶機器の技術
および前記WO−Aの仕様書は、参考のためにここに添付されている。さらに、
前記前記WO−Aの全請求の範囲および仕様書の導入部も、参考のために添付さ
れている。
【0007】 別の目的は、ワイヤーの被覆層を切断および剥離する際に、全ワイヤー径にわ
たってワイヤーを実質的に一定力で把持する装置を提供することにある。
【0008】 別の目的は、切断長さおよび、または他の変数に関する2組の数値を記憶し、
さらに各組の数値に応じた機能を2つの異なるワイヤー端に対して交互に実行す
る手段を備えたワイヤー加工装置を提供することにある。
【0009】 さらに別の目的は、同軸ケーブルの被覆層において実行すべき複数の半径方向
の切断深さを機械的に記憶すると共に、機械的に記憶された深さで連続切断を実
行する新規かつ改良された手段を提供することにある。
【0010】 その他の目的は部分的に明らかであり、また以下に部分的に記述される。
【0011】 (発明の開示) 以下の仕様書または請求の範囲において装置が「手段プラス機能」という用語
により定義される場合には、出願人は常に本出願書において文章または図面によ
り開示されたもの並びに引用された機能を実行し得る他のあらゆる手段を意味し
ていると解釈すべきである。したがって、以下の仕様書および請求の範囲は文章
または図面により開示された手段に相当するものに限定されないのである。
【0012】 本発明のワイヤー加工装置は往復運動をなす一対の把持ジョーを含むが、それ
らは同軸ケーブルまたは類似物をそれらの間に軸方向挿入するために当初は離れ
ている。後述するように装置が起動した後に、ケーブルはその末端が切刃手段に
接触するまで挿入されるが、続いて前記切刃が切断作業を行う。次にジョーはそ
れらを例えば回転させるためにくさびを動かす線形アクチュエータなどの駆動装
置の作動により、ケーブルを把持するまで閉鎖位置に向かって旋回する。アクチ
ュエータは、くさびおよびそれによりジョーを、把持すべきワイヤーの径に応じ
た距離だけ動かすべくプログラミングされる。すなわち、アクチュエータの運動
距離は、軸方向力がケーブルに作用する際に過度の把持力を回避しつつケーブル
の運動を阻止するために十分な把持力を確保すべく、ワイヤー径にしたがって可
変である。
【0013】 装置には、ケーブルの被覆層に切り込むために互いに接近し、また離れる切断
縁を備えた一対の切刃が付属する。これらの切刃は、本発明のひとつの特定例で
は当初は閉鎖位置にある、つまり、切刃の切断縁は実質的に相互接触しており、
ケーブル端による接触に対する停止手段として機能することにより、ケーブルの
軸方向挿入の限界を確定する。次に切刃を支持するアームが旋回して切刃を開放
位置まで回転させる、つまり両切断縁を解離させるため、切刃を含む切断機構は
ケーブルの軸方向に移動して(ケーブルと切刃の間の相対運動がそれぞれ行われ
る)最初の切断が行われるケーブルの軸方向部位付近に切刃を位置決めする。切
刃の軸方向運動の距離つまり「切断長さ」は、切断手段を搭載したキャリッジを
動かすためにリードねじに作用するステップモータなどの駆動装置により制御さ
れる。複数の連続切断のそれぞれの長さを確定するためにステップモータに送ら
れる電気信号は、オペレータにより従来の方式で装置上のキーパッドから入力さ
れた数値を記憶する電子式メモリーにより制御される。軸方向数値は、例えば前
記の参照用WO−Aにより開示および組み込まれたような機械式記憶装置でも保
存できる。
【0014】 切断深さつまりケーブル軸に対する切刃の半径方向運動の距離は、円錐カム部
材に物理的に接触して軸方向に動かすことにより切刃の半径方向運動を生じさせ
る停止部材の軸方向位置により決定される。回転式タレットは、複数のねじ切り
シャフトとひとつの固定シャフトを具備している。これらのシャフトのすべては
タレットの回転軸に平行な軸を有しており、また前記軸から等距離にある。これ
らのねじ切りシャフトはそれぞれのナットとかみ合っているが、これらのナット
はシャフトの往復的な軸方向運動のために手で回転できるが、それにより各シャ
フトの終端の選択的な個別位置決めが行われる。タレットは、線形アクチュエー
タにより例えば4つの回転位置間で割り出しされる。4本のシャフト(3本は選
択的に軸方向に可動、1本は固定式)のそれぞれの終端は、4つのタレット位置
のそれぞれにおける切刃の半径方向運動を生じる部材とのアライメントにより位
置決めされる。タレットは、各シャフトの軸に平行な方向に可動なキャリッジに
搭載されている。キャリッジは操作のたびに、予備設定された後方位置と前方位
置との間で固定距離だけ移動する。したがって、切刃の半径方向運動の大きさ(
切断深さ)は、カム部材と整合するシャフト端の位置により制御される。タレッ
トは各切断が終了した後に回転割り出しされてシャフト端をカム部材と整合して
位置決めするが、固定シャフトは常にこの位置にあり、またキャリッジはその前
方位置にあって、各サイクルの始めに切刃の初期化(完全閉鎖)位置を確定する
。切断の所望深さを設定するためにねじ切りシャフトの軸方向位置を調整するナ
ットには、装置ハウジングの頂部にある開口かた手で接触できる(あるいは電気
駆動式アクチュエータによる遠隔制御またはハンド式遠隔制御に基づくギア駆動
により制御される)。
【0015】 オペレータによる数値入力および制御機能のために、固有のキーパッドおよび
制御回路が設置される。その他の特徴に加えて、このキーパッドによりワイヤー
の一端上の複数の被覆層を逐次的に切断し、さらに完全または部分的に除去する
ための第1組の複数の切断および、または剥離長さと、ワイヤーの他端上の逐次
的な切断・剥離工程用の第2組の複数の数値とを入力できる。もちろん、ワイヤ
ーは第1工程と第2工程の間で把持手段から外され、端部を反転した後に、把持
手段に再挿入される。
【0016】 その他の改良点および変更態様は、各請求の範囲において記述される。請求項
24〜72については、以下に幾分詳しく説明する。
【0017】 請求項24の装置は特殊な枠体および壁構造に限定されはしない、というのは
それは機械式記憶装置の個別要素の手動調整に限定されないからである。この調
整は、人手以外のあらゆる手段により実行できるであろう。そのような手段とし
て考えられるのは、個別要素を調整するための空気圧、電気または電子制御式の
駆動装置である。さらなる改良は、請求項25において記載された複数の長さ値
情報を機械式または電気式記憶するための付加システムであろう。請求項26お
よび27は、記憶装置の各要素における手動制御調整と遠隔制御調整との間の異
なるアプローチを対象としている。
【0018】 本発明は開放環境において、また大型のケーブル加工装置内でも適用できるた
め、本発明の装置は必ずしも閉鎖ハウジングを必要としない。しかし、発明対象
例のひとつは手動調整式の独立型装置であるため、壁部と手動操作用開口が設け
られている。開口部は大半の例において、稼働中の機械式記憶装置を保護するた
めのふたまたはカバーを備えている。
【0019】 請求項31および34は、機械式記憶を実行するための異なってはいるが類似
の方法を対象としている。シャフトなどの個別要素は、通常は切刃の切断深さを
制御するために用いられるくさびを制御するために容易に調整でき、また容易に
使用できる。
【0020】 変更態様は、カム制御装置あるいは制御装置上のあらゆる停止要素において見
出すことができる。そのような停止装置またはカム制御装置は、新規装置内で挿
入および調整できる予備製作された要素として提供できるであろう。
【0021】 通常はプレートの切断深さを制御するために使用されるくさびを制御するため
に、第2くさびを使用できるが、これは他のくさびを一定の相対位置に押して保
持するための階段状ストップを備え得る。
【0022】 固定式の停止要素または電気式スイッチなどは、長さ移動を担うキャリッジお
よびあらゆる深さ決定要素またはギア類の運動を停止するために使用できるであ
ろう。そのような固定位置用ストップは変更態様において、例えば空気圧式、磁
気式または電気式駆動装置による要求に応じて移動できるように相対的に固定さ
れた位置とし得るであろう。
【0023】 請求項36は、半自動制御あるいは最終位置へのリセットを行う位置センサー
に関わる。このセンサーにより、位置情報を読み出し装置へ送ることができる。
【0024】 請求項37の特徴の長所は、特に大量の同一ケーブル端のケーブル剥離工程に
使用できる信頼度の高い発明装置に関する。
【0025】 請求項40は別の観点から本発明に言及しており、装置内での機械式な深さ情
報記憶装置の好ましい配置について記述している。通常の深さ制御装置と当該駆
動装置との間の配置は実用的であり、かつ容易に取付けできる。そのような記憶
装置のメンテナンスは容易である。しかし、すべての深さ制御機構の運動を並行
的に遮断する他のシステムにより、発明装置の全長を小さく抑えることができる
【0026】 請求項41〜43は、請求項40の装置の改良に関する。
【0027】 請求項44および46は、本発明の重要項目のひとつ、つまり機械式記憶装置
並びに他の異なる記憶装置タイプの使用に関するものである。
【0028】 本発明はさらに、請求項47および48に記載された装置の新しい調整に関す
る新規かつ独立的に使用できるシステムを実現する。
【0029】 請求項49の手段により、本発明の装置の改良された、より順調かつ迅速な運
転が可能となる。
【0030】 請求項50は本発明の別のコンセプトに関するが、この場合には最低2つの保
存サイトを有する機械式記憶が電気式または空気圧式制御により実行される。請
求項51に記載された改良により、ばね負荷システムによる本発明のケーブル把
持機構の把持圧力を制御できる。このシステムは、開示された深さまたは長さ制
御装置から独立しても使用できるであろう。
【0031】 新規の把持圧力適用システムにより2段階の把持工程が可能となるが、これは
第1段階で把持装置が極めて迅速に閉鎖でき、さらに第2段階でケーブルに対す
る圧力を支障の生じない方法で増加することにより閉鎖工程が穏やかに継続でき
るゆえに有利である。合計的には、ケーブルの処理および加工に要する時間は少
なくて済む。
【0032】 請求項55は、オペレータがケーブルを扱うために両手を完全に使用すること
を可能にするための手動操作式アクチュエータの変更態様に関する。ペダルを使
用すること以外に、音声操作式などの他のいずれの手段も本発明の範囲内で使用
できるであろう。
【0033】 請求項56はさらに独立した請求の範囲であり、請求項1または24とはやや
異なっている。請求項57〜62は、その他の改良項目に関する。
【0034】 請求項63は、本発明の装置のグリッパシステムの改良に関する。このグリッ
パシステムは、深さおよび長さ制御記憶装置から完全に独立して使用できるであ
ろう。請求項63は、請求項20よりも限定の度合いが低い。
【0035】 請求項69は、ケーブルの切断深さ情報および剥離を記憶する新規な方法に関
する。しかし、この方法は切断プレートがゲージまたは予備剥離されたケーブル
に沿って移動してその長さおよび深さ情報を「感じる」システムをもカバーする
。レバーまたはセンサーにより、この「感知した」情報が記憶装置へ送られる。
【0036】 ここで参考のために添付された出願人のWO98/08283について言及す
るならば、この組み込まれた技術により、特に脆弱なワイヤーを処理および測定
することができる。
【0037】 本発明の構造および運転に関する前記および他の特徴は、下記の詳細説明およ
び添付図面に関連して行われる以下の詳細な開示によりさらに容易に理解され、
かつ完全に評価される。
【0038】 (発明を実施するための最良の形態) ここで各図面に言及するならば、図1に示されたのは同軸ケーブルなどの細長
いフィラメント状部材を加工するための装置であり、全体的に参照数字10で表さ
れる。装置10はそれぞれ上下部分12および14を有する外部ハウジングを含
むが、それには機械的および電気的部品が内蔵されている。適切な交流電源に接
続するための電源コード16は、ハウジングから出ている。透明な安全シールド
18は、開口20(設けられている場合)および20aに対する被覆位置と開放
位置との間の運動のためにハウジング上部12にヒンジ取付けされる。ワイヤー
21などの使用材料は、シールド18が被覆位置にあって、ケーブル21の被覆
層が切断され、必要ならばケーブルから剥離される際に、シールド18の開口2
2から引き出される。起動ボタン23は、下部14の前面にある。それは、遠隔
制御ペダルなどにより代替できる。詳しく後述するキーパッド24および表示窓
25はハウジング上部12の最上面に配置されており、ハウジング内のメモリー
で記憶すべき数値を入力すると共に他の制御機能を実行する。
【0039】 下部14に内蔵された部品は、図2の平面図および図3の側面図に示されてい
る。回路基板26、変圧器28およびファン30は下部14の上側(図2の頂部
から見た場合)に配置され、変圧器28はプレート29に固定される。追加の回
路基板(図示せず)は、好ましくはキーパッド24の真下のハウジング上部12の
低面に装着される。一対のグリッパ部材32,32’は、装置10の前側つまり
図2で見た場合に各ロッド34,34’の端上の右側に取り付けられる。ロッド
34,34’は、ハウジング下部14内の固定枠体の前端板36および後端板3
8(図4)においてそれぞれ回転可能に支持される。外側キャリッジ40と内側キ
ャリッジ42は、それぞれ装置の前側および後側に向けての往復運動のため設置
される。後述するように、内側キャリッジ42は外側キャリッジ40と共に移動
するが、外側キャリッジに対しても移動可能である。
【0040】 全体的に参照番号44で表示された切断機構は、外側キャリッジ40に回転可
能に取り付けられた中空シャフト46上のグリッパ部材32,32’の後方に取
り付けられる。切断機構44は対向する切断縁を有する一対の切刃を含むが、こ
れらの切刃は旋回可能に取り付けられた各アーム48,48’の前端に装着され
る。アーム48,48’の後端で支持されたローラはばね負荷されて部材50の
表面と接触するが、この部材の頂面および底面は実質的に平滑で側面はテーパー
状であり、さらにアーム48,48’に対する軸方向運動のために中空シャフト
46上に滑動可能に取り付けられる。部材(くさび)50は、中空シャフト46
の長穴を貫通するピン52により中空シャフト46内に位置するロッド54に結
合される。ロッド54の軸方向運動により、部材50はアーム48,48’を回
転させて、両切刃の接近および分離運動を惹起する。部材50は図2においてそ
の最前位置で示されているが、両切刃はそれらの切断縁を互いに接触させて完全
に閉じている。切断機構44の構造および操作は全く従来のタイプであり、ここ
に参考のために添付された米国特許番号4,993,147において開示された
仕様に実質的に合致している。但し、本発明の新規な要素に対する切断機構の従
来の内容に関する詳細については、後に述べる。
【0041】 本発明の例における装置10の種々の要素の運動は、電気モータ1台とステッ
プモータとしても知られる線形アクチュエータ4台により行われる。電気モータ
56はプーリ58の回転のために外側キャリッジ40上に取り付けられ、また切
断機構44の回転のために少なくとも1本のベルト60または複数の歯付きベル
トによりプーリ62に連結される。ステップモータ64は外側キャリッジ40上
に取り付けられ、軸方向に固定されたリードねじ66に作用して外側キャリッジ
40の往復運動を行わせる。ステップモータ68は内側キャリッジ42上に取り
付けられ、リードねじ70に作用して外側キャリッジ40に対する内側キャリッ
ジ42の往復運動を行わせる。ステップモータ72とくさび74(図7)は、ロ
ッド34,34’上に滑動可能に取り付けられた枠部材76に固定取り付けされ
る。モータ72の稼働はリードねじ77に作用して、くさび74を前進および後
退させるが、それによりグリッパジョー32,32’は後述するように作動する
。ステップモータ78は内側キャリッジ42上に取り付けられ、また回転可能な
タレット80に連結された出力シャフトを有するが、後に詳しく説明されるよう
に、4つの位置間で前記タレットを割り出しする。ステップモータの代わりに、
タレットの回転はねじ切りシャフト84の精密な位置決めが実行できる他の駆動
装置により行うこともできる。タレット80は固定シャフト83と3つのナット
82,82’,82’’を支持するが、これらのナットはそれぞれねじ切りシャ
フトとかみ合うのであり、参照数字84により表わされたシャフトは図2で見る
ことができ、他の2つは以後の図面で示されている。後述される要素を示す追加
の参照数字も、図2および図3に記載されている。
【0042】 かくして完全に組み立てた状態の種々の機器について全般的に説明したが、こ
こで図4以降に注目するならば、前記および他の機器の構造および作動の詳細が
より容易に明らかとなる。図4に個別に示された固定枠体37は、基礎板39と
垂直に配置された固定端板36および38により構成される。枠体37は、基礎
板39の開口39aを貫通するボルトによりハウジング部14の下壁に固定され
る。L形状のブラケット86は基礎板39に固定されており、また回転シャフト
34,34’は前述のように端板36および38の軸受に取り付けられる。
【0043】 リードねじ66および77はそれぞれ端板38の片面に回転可能に取り付けら
れ、前記端板から突き出ている。注目すべきはリードねじ77は滑らかな円筒部
77aを持つロッドの一部を形成しており、前記円筒部は後述するように外側キ
ャリッジ40の壁にある開口から滑動可能に突き出ている。
【0044】 ここで図5に言及するならば、外側キャリッジ40は4枚の固定結合された壁
、つまり前壁88、後壁88’および側壁90,90’により構成される。それ
ぞれの開口92aおよび94aを有するブロック92および94は側壁90’の
内面に固定され、そこから内部に延びている。モータ56とステップモータ64
は、それぞれ前壁および後壁88,88’の内面上のそれらの固定取付け部から
分解されて図示されている。下記の貫通穴は、いずれも前壁88に設けられてい
る。切断機構のシャフト46を支持する軸受46b用の開口46a(図6)。ロ
ッド34,34’用の開口34a,34a’。モータ56のシャフト用の開口5
6aおよび前記モータを後壁88に取り付けるねじ用の周囲の小開口。タレット
80が動いた時に整合し、内側キャリッジ42と共にその後方位置から前方位置
までタレット上の4本のシャフトのうちの3本の前端に対するクリアランスを提
供する開口96。貫通穴34b,34’b,66a,94bは、後壁88’に設
けられている。前面に配置された接触ボタン98aを有するリミットスイッチ9
8は、壁88’および90’の内部結合部の上部に固定取り付けされている。後
面に配置された接触ボタン99aを有するリミットスイッチ99は、側壁90’
の外面の下後隅に取り付けられている。
【0045】 図6では、外側キャリッジ40は内側キャリッジ42と切断機構44の機器お
よびそれに支持されたタレット80と組み合わせた状態で示されている。内側キ
ャリッジ42は、実質的にT形状の板100からなるとみなされる。ステップモ
ータ68は後面上に取り付けられ、また前面に配置された接触ボタン102aを
有するリミットスイッチ102は板100の側面に取り付けられる。ステップモ
ータ78およびタレット80のシャフトは板100の開口78aを貫通して、モ
ータによるタレットの回転割り出しのために互いに結合される。ステップモータ
78のフランジ78bは板100から後方に離れており、ロッド78cにより前
記板に結合されるため、モータ自体というより、モータとタレットシャフトが回
転することになる。ロッド92cおよび94cは端壁88’ の開口92bおよ
び94bを滑動可能に貫通し、またブロック92および94の開口92aおよび
94aを貫通するが、これらのロッドの前端は板100の開口92dおよび94d
に固定取り付けされる。したがって、ステップモータ68が作動してリードねじ
70上を前進または後退する際に、内側キャリッジ42はロッド92c,94c
およびロッド92c上に支持されたブロック104と共に外側キャリッジ40に
対して移動する。板100上に取り付けられた要素すなわちステップモータ68
および78、タレット80、その上に支持された要素およびスイッチ102は、
外側キャリッジおよび切断機構44に対して移動する。リードねじ70は板10
0の開口70’を貫通する、つまり前記板はねじ70が静止している時に移動す
る。
【0046】 固定枠体37と外側キャリッジ40は、図7において各ワイヤー把持要素と組
み合わせた状態で示されている。既述のように、グリッパ部材32,32’はそ
れぞれロッド34,34’の前端に固定取り付けされており、カラー103,1
03’はこれらのロッドの軸方向運動を抑止する。したがって、グリッパ部材3
2,32’のV形状の把持ジョーは、ロッド34,34’が反対方向に回転する
につれて互いに接近し、また離れる。アーム104,104’はロッド34,3
4’に固定結合されており、これらのアームの下端はばね106を介してくさび
74のテーパー側と接触する。アーム104,104’はくさび74の前進およ
び後退運動により回転するため、ロッド34,34’は回転してグリッパ部材3
2,32’をそれらの間に位置するワイヤーとかみ合わせる、またワイヤーから
離れさせる。くさび74は枠部材76に固定されており、既述のようにこの部材
上にステップモータ72が取り付けられる。ロッド34,34’は、枠部材76
と一体またはその上に固定されたスリーブ部108,108’を滑動可能に貫通
する。後方に向いた接触ボタン109a(図2および図3)を有するリミットス
イッチ109も、枠部材76により支持される。ステップモータ72はリードね
じ77上で前方および後方へ移動すべく操作されるため、枠部材76およびくさ
び74は同様に把持機構を起動すべく移動する。この配置により、当初の「原位
置」からの各要素の前進運動の距離、したがってくさび74の最前位置でのグリ
ッパ部材32,32’の把持面の間隔は、ステップモータ72が割り出しされる
段数に対応する。枠部材76の当初の最後位置は、接触スイッチ109の後方に
向いたボタン109aと固定枠体37上のブラケット86との接触により確定さ
れる。
【0047】 しかし、本発明は「原位置」を提供つまり検知するための他のいずれの手段を
もカバーする。タレット80は板100の断片と共に、図8において拡大正面図
で示されている。タレットは、90度間隔の4本のアーム110,110a,1
10b,110cを含む。シャフト83はアーム110の開口をゆるく貫通し、
またねじ切りシャフト84,84’,84’’はそれぞれアーム110a,11
0b,110cの開口を貫通する。環状ナット82,82’,82’’は、それ
ぞれシャフト84,84’,84’’とねじかみ合いの状態で、それぞれアーム
110a,110b,110cの凹所に配置される。したがって、ナット82,
82’,82’’を手動回転させれば、シャフト84,84’,84’’はタレ
ット80に対して軸方向に移動する。この例では、回転は手で実行することにな
る。セットねじ112はアーム110の片側を貫通してシャフト83が位置する
開口に入るが、ねじ112を緩めればシャフト83の軸調整が可能となり、また
ねじ112をシャフトに対して締め付けたならばシャフト83の軸位置が固定さ
れる。これは、工場または技術者が実施すべき調整とみなされる。すなわち、シ
ャフト83の軸位置は装置10のオペレータによる変更を想定していないのであ
り、通常の切断および剥離作業中は固定すべきとみなされる。一方、本例のセッ
トねじ114,114’,114’’はオペレータが手動調整用にねじを緩める
ためのローレット頭部を有しており、オペレータはナット82,82’,82’
’を回してシャフト84,84’,84’’の軸方向位置を調整し、後述する方
法で装置を通常稼働用にセットアップすることができる。このセットアップ作業
も、図12〜14について説明されるごとく、遠隔制御できるであろう。
【0048】 ここで図9Aおよび9Bに言及するならば、タレット80はそれぞれ切断機構
44の各要素に対するその前進位置および後退位置で示されている。タレット8
0が前進および後退する線形運動は、ステップモータ68がリードねじ70上で
走行すべく作動して、タレットを搭載した内側キャリッジ42が移動することに
より行われる。装置10が加工材(ワイヤー)を受け取る態勢になれば、内側キ
ャリッジ42は図9Aの前進位置にあり、この場合には固定シャフト83の前端
は切断機構シャフト54の後端に接触し、部材50をその最前位置へ移動すると
共にアーム48,48’を回転させて切刃116,116’を完全に閉じる、す
なわち前記切刃の切断縁を実質的に相互接触させる。本例では、ワイヤーは軸方
向に挿入され、シールド開口22と当初は開放位置つまり最大間隔位置にあるグ
リッパ部材32,32’の把持面間の空間とを通過して、ワイヤーの末端が切刃
116,116’に接触する。次にオペレータはサイクル開始ボタン23を押し
て稼働手順を始めるが、それにより複数の被覆層の切断並びに必要に応じて剥離
が行われる。オペレータの操作なしに行われる以後の稼働工程中に、タレット8
0はステップモータ68により図9Bの後方位置に移動するが、そこでシャフト
83,84,84’,84’’はクリアランス開口96から外れるため、ステッ
プモータ78によりタレット80が回転する。
【0049】 しかし、本発明はワイヤーが対応する開口および両切刃間を通って半径方向に
挿入できる態様もカバーしており、この場合には切刃は特殊な挿入位置で保持さ
れねばならない。そのような場合または前述の例では、ワイヤーの軸方向位置を
検出する適切な手段を利用できる。一例はWO−A−98/08283号のシス
テムであり、別の例はWO−A−98/47209のシステムである。出願人か
らのこれらの公表された長さ測定システムは、参考のためにここに添付されてい
る。
【0050】 起動後にステップモータ72(図7)はリードねじ77に沿って走行し、枠部
材76およびくさび74をその原位置からオペレータにより予め電子メモリーに
入力された値に応じた距離だけ前進させる。この値はワイヤーの外径および材質
の関数として選択されるため、グリッパ部材32,32’により加えられる把持
力はワイヤーを切断および剥離工程中に保持するために十分であるが、ワイヤー
を損傷させるような過度の力ではない。ワイヤーが確実に把持されたならば、ス
テップモータ68はリードねじ70上を走行すべく作動して、内側キャリッジ4
2およびタレット80を図9Aの位置から図9Bの位置へ移動させる。タレット
80は文字Dで示された距離だけ移動する、つまりこの距離は本例では不変であ
る。ステップモータとして機能するならば、モータ68は両運動方向の作動毎に
同じステップ数だけ割り出しされる。タレット80がその後方位置に移動する際
に、アーム48,48’上のローラを互いに接近させるばね48aの負荷力によ
り部材50は中空シャフト46上を後方に滑動するが、それにより両切刃116
,116’は把持されたワイヤーの径よりも大きい距離だけ離れたその完全開放
位置へ動かされる。ステップモータ68の作動と実質的に同時に、モータ56が
作動して切断機構44を回転させる。
【0051】 各要素を図9Bのそれらの位置にした場合に、ステップモータ78が作動して
タレット80を90度だけ回転させる。再び図8に言及するならば、タレット8
0は90度の増分で4つの位置のいずれへも移動可能である。図示された位置に
おいて、固定シャフト83は位置Iにある。タレット80が反時計方向(図8で見た
場合)に回転すると想定するならば、シャフト83は1回の割り出し後に位置I
Vにあり、以後の連続割り出し時に位置IIIおよびIIに来る。位置Iのシャ
フトは、切断機構のシャフト54と軸方向に整合する。切刃が開放位置にあるな
らば、ステップモータ64は作動してリードねじ66上を走行するが、それによ
り外側キャリッジ40はオペレータにより入力されて第1切断の長さ(把持され
たワイヤーの末端からの長さ)として電子メモリーに記憶された距離だけロッド
34,34’上を前進する。次にステップモータ68は再び作動して、タレット
80(内側キャリッジ42)を図9Aの位置まで前進させる。そのような運動の
間に、位置Iにあるシャフト84がシャフト54の端に接触し、部材50を軸方
向に移動してアーム48,48’を旋回させると共に、両切刃116,116’
を接近させる。内側キャリッジ42(タレット80)がその最前位置に到達すれ
ば、切刃の切断縁の間隔つまり切断深さはシャフト84の前端の位置の関数とな
る。本例では、この位置は後述する方法でオペレータにより手で設定され、した
がって所望の切断深さを得るために機械的に記憶されている。
【0052】 電子的に記憶された長さおよび機械的に記憶された深さでの第1切断の終了後
に、モータ56は停止して切断機構の回転を止める。次に必要ならば、切刃を僅
かな間隔だけ開いて、切断されたスラグがその当初の位置から完全または部分的
に引き出される際に中央の芯線または他のワイヤー層を擦傷することを防止する
ことができる。そのような開きは、ステップモータ68が内側キャリッジ42を
その終端位置へ動かすために割り出しされる総ステップ数の一部だけキャリッジ
を後退させることにより得られる。次にステップモータ64が作動して、所望の
把持または引き出し長さとしてオペレータにより予め入力された距離だけ外側キ
ャリッジ40および切断機構を後方へ動かす。そこでステップモータ68が作動
して内側キャリッジ42をその終端位置へ後退させるが、それにより切刃116
,116’が完全に開放され、モータ56が作動して切刃の回転を再開させる。
次に外側キャリッジ40がステップモータ64により前進させられて、切刃を第
2の切断長さに位置決めする。内側キャリッジ42が前進してシャフト84’’
をシャフト54に接触させるが、それにより切刃は機械的に記憶された第2切断
深さまで半径方向に移動する。最終的な切断および引き出し作業後に、ステップ
モータ72はその最後位置(原位置)まで戻るが、それにより把持部材32,3
2’が開いてワイヤー21が引き出される。モータ56は再び作動して、ステッ
プモータ68が両切刃を完全に開くために内側キャリッジ42を後退させる際に
、切刃からあらゆる切り屑を除去する。切刃回転が停止し、ステップモータ64
は、外側キャリッジ40をその原位置へ戻す(最終的引き出し作業後に当該キャ
リッジが戻っていない場合)。ステップモータ78はタレット80をその原位置
へ割り出すが、シャフト83はシャフト54と整合した位置Iにある。
【0053】 装置10の図示された実施態様により、オペレータは3本のシャフトの軸方向
位置を手動調整でき、装置の意図された使用に対して装置の性能を適合させるた
めに3本以上またはそれ以下の調整可能なシャフトが提供できることは極めて明
らかであるが、それにより把持されたワイヤーの被覆層において実行すべき3回
の連続切断の深さを機械的に記憶させる。シャフト84,84’,84’’の手
動調整はタレット80がその前進位置(図9A)にある間に行われるのであり、
位置I(図8)にあるシャフトと係合するセットねじおよびナットは開口20か
ら手で操作できる。タレット80はその後方位置へ移動し、所望シャフトを位置
Iに位置決めすべく回転割り出しされた後に、詳しく後述されるように単一のキ
ーパッド操作に応じたステップモータ68,78のシーケンス起動による手動調
整のためにその前進位置に戻る。新規の調整方法によれば、位置Iのシャフトの
セットねじを緩めた後に、ゲージ(例えば加工すべきワイヤーに合致した予備剥
離されたワイヤー)を切刃の切断縁の間に入れて、ナットを手で適切な方向へ回
すことにより、刃縁がゲージに軽く接触する(あるいはゲージにほぼ隣接する)
までシャフト54を(あるいはばね48aによりシャフト54を)移動させる。
次にセットねじを戻してねじ切りシャフトと接触させ、タレット80に対するその
軸方向位置を固定した後に、調整済みシャフトをシャフト54に整合させて内側
キャリッジ42をその最前位置へ移動して得られた切断深さを機械的に記憶させ
る。
【0054】 前記の4個のリミットスイッチ98,99,102,109は、主として装置
10のセットアップおよびパワーアップ中に4台の対応するステップモータの「
原位置」を確定するためにのみ提供されることに留意するのは有益であろう。す
なわち、これらのリミットスイッチは記述したワイヤー加工工程中には使用され
ないのである。しかし、安価なモータを使用し、また電子制御が少ない場合には
、変更態様として記述したワイヤー加工工程中にも前記リミットスイッチを使用
できる。固定シャフト83が位置Iにある場合のタレット80の原回転位置は、
図2に示されたように、タレットアーム110aの後側の突起110a’と接触
ボタン102aとの接触により確定される。ばね66aおよび70aがそれぞれ
リードねじ66および70を囲んで、従来の方法にしたがってステップモータ6
4および68に予備負荷を与えることにも留意すべきである。
【0055】 加工工程の特定シーケンスを実行するためのマシン準備においてオペレータが
行う作業は、図10に示されたキーボードのレイアウト例を参照することにより
最適に理解できる。このレイアウトは好ましくは、中央の導線を同軸的に囲む3
つの被覆層X,Y,Zを有するワイヤーのスケッチ例を含む。ワイヤーの両端は
AおよびBと記されており、これらの文字を有するキーは図示されたワイヤー端
付近に配置される。この配置の重要性およびそれが装置10の稼働に付加する多
様性については、後述する。各段階で実施すべき連続作業に対応した数値のプロ
グラムを入力するために、オペレータはAボタンを押し(あるいはそれはマシン
起動時に自動的に機能している)、次にキーパッドの右側にある「ステップ1」
ボタンを押す。これによりステップモータ68,78が順次作動して、内側キャ
リッジ42をその後方位置へ移動し、タレット80を回転させてアーム110a
を位置Iとし、さらに内側キャリッジをその前方位置へ戻す。ここで、セットね
じ114とナット82は開口20から手で操作でき、またシャフト84の位置は
第1切断深さを機械的に記憶するための前述の方法で調整される。次に、オペレ
ータは「剥離長さ」ボタンを押して、第1切断長さに応じたキーパッドの数字部
位で数値を入力する。
【0056】 さらに、ABボタン下の横行のボタンにより表されたパラメータに対応する数
値(またはこれらのパラメータに対するデフォルト値)は、加工作業のステップ
1に対してオペレータにより順次入力できる。「引っ張り長さ」ボタンは切断さ
れた層をその当初の位置から引き出すまたは剥離する際の切刃の線形走行距離を
表し、「後退」ボタンは予備設定した深さへの切り込み後かつ引き出し・剥離の
ための線形行程を開始する前の切刃の外側への半径方向走行の距離に対応する。
「切断休止」ボタンは切刃が切断深さに到達後に回転を停止するまで回転を継続
する時間を設定し、また「切刃速度」ボタンは切刃の半径方向運動の速度(つま
りステップモータ68の速度)を設定する。すべてのステップ1数値を入力した
後に、オペレータは「ステップ2」ボタンを押すが、これによりタレット80を
割り出して、第2切断の深さを手動調整することができる。次にオペレータは手
動調整と第2および第3の作業工程に対するキーパッド入力を行うが、それによ
り装置10はサイクル開始ボタン23を押せばワイヤー端に対する完全なシーケ
ンス工程を実行する態勢となる。
【0057】 時として必要とされるのは、切断長さおよびおそらくは他のパラメータもワイ
ヤーの両端において異なるが、切断深さは同じという場合である。そのような場
合には、オペレータはキーAを押し、手動で切断深さを保存し、他のパラメータ
を前記の方法で電子的に保存する。次にオペレータはキーBを押して、端Bにお
いて実行すべき横行のキーにより表示されたパラメータに応じた別のシーケンス
値を入力する。連続加工工程をプログラムAおよびBにしたがって交互に実行す
べき場合には、オペレータは第1工程を開始する前に「AB交番」ボタンを押す
。装置が端Aでのシーケンスステップを終了し、各要素が開放されたグリッパ部
材と共にそれらの原位置に戻ったならば、ワイヤーが引き出され、端を逆にして
、ワイヤー末端が切刃に到達するまで再挿入される。次の操作により、装置は端
Bに対して予め入力されて電子的に保存された加工工程を実行する。もちろん切
断深さは、起動前のオペレータによるねじ切りシャフトの手動調整から得られた
機械的保存値に対応して、両端において同じである。もちろん、切断深さが両シ
ーケンスにおいて同じという場合には、同じワイヤーの両端ではなく、必要に応
じて2つの異なるワイヤーの端においてパラメータの交互の(AおよびB)組を
実行できることが理解されるであろう。
【0058】 その他のオプションは、キーパッドの左側の縦コラムのボタンにより提供され
る。プログラム(例えば特定タイプのワイヤーに対する加工パラメータに関する
プログラム)が、頂部の2つのボタンを用いてメモリーに保存し、また呼び出す
ことができる。「把持圧力」ボタンにより、オペレータはステップモータ72の
複数の走行距離から選択して、完全閉鎖位置の把持ジョーの間隔を変更できる。
「ワイヤーガイド」ボタンにより、ワイヤーガイド(加工すべきワイヤーの径に
応じた開口を持つブシュ)に対応した数値を入力できるが、このガイドは米国特
許第4,993,147号に記載されたように切断機構44の前に設置される。
この番号を入力することにより、このワイヤーガイドと共に使用したワイヤータ
イプに対して以前に入力したプログラムを特定することができる、および、また
はこの圧力を自動的にワイヤー径に対応させるために「把持圧力」に電子的に結
び付けることができる。「切刃回転」ボタンにより、オペレータは切刃の時計回
りまたは反時計回りのいずれかの回転方向を選択できる。「切刃交換」ボタンを
押せば、前記特許第4,993,147号の方法で新しい切刃を取り付けるため
に各要素を位置決めでき、また「パスワード」および「計数」ボタンにより、プ
ログラム制御へのアクセスを制限する手段および加工工程数を計数する手段をそ
れぞれ提供できる。
【0059】 上記の説明から、本発明は複数の連続切断深さの入力を完全に手動で実行し、
機械的に記憶するが、多くの加工機能およびパラメータを電子的に記憶して自動
的に実行するための手段を具備した有益かつ多様性のあるワイヤー加工装置を提
供できることが理解されるであろう。2つの明白な前方および後方位置との間の
内側キャリッジ42の線形運動により切断切刃を半径方向に移動させて、オペレ
ータにより調整された複数のねじ切りシャフトの軸方向位置により確定された切
断深さを得る。内側キャリッジの所定位置はステップモータ68を割り出すステ
ップ数により確定されるが、この数値は装置10の永久インストール済みのソフ
トウエアの永久的、非調整かつ不変の部分である。切断深さを制御する要素の手
動設定は数値を電子的に入力および保存することよりも時間を要するが、手動設
定値は連続可変である、すなわちアナログ操作であって、ディジタル手順の予備
選択された分解能限界とは無縁である。
【0060】 前述の仕様に対する他の変更態様も本発明の範囲に属する。例えばステップモ
ータの代わりに、スイッチ類、ストップ、ラチェットなどにより制御される通常
のモータも利用できる。その他の変更態様、代案および詳細は、各請求項の内容
および各図面から理解できるであろう。
【0061】 以下に、図11〜27について詳述する。留意すべきは大半の場合において、
同一数字はほぼ同一の部品を示しており、異なる添え字を持つ同一数字は類似機
能を有する類似部品を表すことである。
【0062】 図11は、回転式タレット80a、固定シャフト83aおよびねじ切りシャフ
ト84aを有する図2の機械式記憶要素の変更態様を示している。図2と同様に
、ねじ切りシャフト84aの手動調整のために環状ナットが設けられている。ス
テップモータ68aまたは他の駆動装置が、内側キャリッジ42aを前進および
後退させるために設置される。前記のように、開放切刃位置から閉鎖切刃位置ま
で2つのガイドロッド155および155’が内側キャリッジ42aを定位置に
保持するが、それは図12から理解できるであろう。これらのガイドロッド15
5および155’は、板153と外側キャリッジ40aの後壁88aにおいて案
内される。
【0063】 しかし、図12は図11を僅かに変更した態様を示している。図11の環状ナ
ット82aは手動でしか回転できないが、図12のナット82aは遠隔制御によ
り回転できる。遠隔制御は手動調整ロッド152により行われるが、これはオペ
レータが装置内に指を入れずに手でねじ切りシャフト84aの位置を調整できる
ように剥離装置の全ケースを貫通している。他方で、この調整ロッドは電気駆動
装置特に図13に示されたステップモータ68bにも連結できるであろう。その
ようなステップモータは、オペレータまたはそのためにインストールされたプロ
グラムの選択により、ねじ切りシャフト84aを位置決めできる。調整ロッド1
52はギア151と連動する。前記ギア151は、ナット82aがギア151の
歯車に隣接している場合には、調整位置においてナット82aの歯付き外面とか
み合う。したがって、ステップモータ68b、調整ロッド152、ギア151お
よび各ナット82aの歯付き外面は、上記のようにナット82aを調整するため
に用いるオペレータの指先の働きを代行する。
【0064】 図13は、図12に基づく装置の機械部品全体を示す。外側キャリッジ40は
前板88aを有するが、この板はステップモータ64aまたは別の駆動装置によ
り駆動される固定式リードねじ66bの作用により前進または後退できる。この
外側キャリッジの運動は、前述のように、ワイヤーに対する切刃の軸方向位置決
めのために行われる。
【0065】 図13および図14は、外側キャリッジ40aおよび後端板388aを案内す
るためのロッド34bおよび34b’も示す。そこでは上記のように、切断機構
44と切刃深さ制御用のくさび部材50と共に回転可能に取り付けられた心出し
ブシュ154が開示されている。アーム48および48’とくさび50は、図2
と同一である。図13はさらにグリッパ部材32aおよび32a’を開示してい
る。これらの部材は図2の部材32および32’のように設計され、かつ機能で
きる、あるいは図15の部材32bおよび32b’のように製作および制御でき
る。図14は、線XIV−XIVに沿った図13の断面図である。
【0066】 図15の新規な把持装置は好ましくは新規の加工装置と共に使用されるが、そ
れは他の装置と使用した場合にも長所を発揮するであろう。それには枠体156
がある。この枠体156はリードねじ157を支持すると共に、2つのガイドロ
ッド158aおよび158bを保持する。さらにそれは、通常タイプのギア14
4も支持する。このギア144は、グリッパ32bおよび32b’を備えた把持
レバー143bおよび143cを支持する。レバー143bは延長されており、
カム制御カーブ164内で転がるローラ136を支持する。このカーブは3つの
要素を有する。そのひとつは上側開放要素165であるが、これは図の右側に押
された時にローラ136を下降させる。
【0067】 第2の要素は、固定式閉鎖くさび137cである。このくさびは、ローラ13
6とレバー143bを相対的に速くかつ直接的に(あそびなし)グリッパ32b
および32b’の閉鎖方向に押し上げる。この閉鎖くさび137cは平坦部分を
有するため、くさび137cがさらに図面の左側に押された時にローラがレバー
143bを緩やかに閉鎖方向へ動かすことができる。第3の要素は圧力くさび1
38cである。これは図の左側に押された時にグリッパ32bおよび32b’を
閉じることができるが、この閉鎖はグリッパ32bおよび32b’がケーブルな
どに接触した際に、圧力くさび138cをさらに左側に押そうとしてもグリッパ
がもはや閉鎖方向へ動かない程度に抑制される。但し、これらの3つの要素16
5,137c,138cは相互結合されているため、それらのひとつの要素の運
動は他の要素も動かすことになる。開放要素は閉鎖くさび137cに堅く結合さ
れている。両者は、ばね140cを介して圧力くさび138cを支持するガイド
ブロック159と連結される。グリッパ32bおよび32b’ が閉じた時、つ
まりケーブルを把持した時に圧力くさび138cがローラ136により抑制され
ないかぎり、閉鎖くさびが左に移動すれば圧力くさび138cも左に引かれるよ
うに、ばね140cは前記要素の間に取り付けられる。しかし、そのような抑制
状態において閉鎖くさびがさらに左側に押されたならば、それはばね140cの
力に抗して圧力くさび138cから離れる。さらに左側へ移動することは、ケー
ブル21に対する圧力の増加を意味する。それがこの特有なシステムの最重要点
である。それは一部分(閉鎖くさび)を閉鎖方向へモータ移動させることにより
ケーブルに対する把持圧力を増減できるが、前記部分は当初は把持装置とのあそ
びのない相互結合を有するのである。
【0068】 したがって、この特有な構造はEP−B−352038号において開示された
システムとは異なる、つまりEP−B−352038号では直流モータなどの電
気駆動装置を用いてそれらにより駆動されるグリッパの力を増減している。本発
明では、ケーブルに負荷される力を制御するのは電気駆動装置の動力ではなく、
純粋にモータシャフトの回転量である。これを理解するためには、閉鎖くさびを
左または右に移動させるリードねじ157に注目すべきである。このリードねじ
は、歯付きベルト162により回転できるプーリ161に結合される。したがっ
て、このプーリ161の回転量は閉鎖くさび137cの左または右への移動量並
びに把持時のグリッパ32bおよび32b’ によりケーブル21に加えられる
力の量に相当する。図16は、引っ張られたばねによるそのような把持状態を示
している。この新規な把持システムの別の長所は、プーリの回転速度を変えるこ
とによりグリッパ32bおよび32b’ の開閉速度が変えられること、さらに
プーリの回転量を増減することによりグリッパ32bおよび32b’ により加
えられる力を変えられることにある。
【0069】 図17は、閉鎖くさびおよび圧力くさびシステムの変更態様を示す。閉鎖くさ
び137aは圧力くさび138aを支持する。ばね140aは、圧力くさびを常
に閉鎖くさび137aの前部に押し付ける。ステップモータ64は閉鎖くさび1
37aをレバー143aのローラ136に対して押すが、このレバーはジョー1
35を移動させる。そのようなジョーは、グリッパ32bおよび32b’のタイ
プまたは異なるタイプでもよい。それは、例えば引用したEPB352038号
の方式の心出し装置の心出しジョーとすることもできる。
【0070】 圧力くさびは、シンボル的に示された特殊カーブ139を持つことができる。
そのような特殊カーブは、特殊な方法で圧力増加を制御すべく設計できる。類似
カーブは、例えば図19に示されたように、閉鎖くさび137のくさび面上にも
設計できる。
【0071】 新規の把持装置閉鎖システムの別の変更態様は図18および図19に示されて
おり、図18は閉鎖状態を、また図19は圧力増加状態を示す。チューブに取り
付けられた円筒状円錐体は、閉鎖くさび137bを形成する。前記チューブはリ
ング状円錐体138bを支持するが、この円錐体はばね140bにより軸方向に
弾性負荷される。ばね140bは、ロッド141に固定結合されたカラー166
に装着される。ロッド141が左側におされ、レバーなどのローラ136が図1
9に示されたように円錐体138bに対向するならば、ばね140bは圧縮され
る。
【0072】 さらに別の変更態様が図20に示されており、そこでは圧力くさび138dは
図17と同様にばね負荷される。図17とは異なり、レバー143はジョー14
2を支持するギア144aの回転ホイ―ルに直結される。
【0073】 図21および22は、本発明の異なる観点に係わる。それには、以前に開示し
た機械式記憶手段の変更態様が示されている。それは以下の各図面と同じく、ジ
ョーまたは切刃などの開閉運動を制御するために多用されるくさび部材50を示
す。(留意すべきは、本発明はニーレバー構造などのようなくさび部材とのあら
ゆる技術的同等品もカバーすることである。簡略化のために、くさびのみが示さ
れている。)くさび部材50を駆動してその軸方向位置を検知するために、エン
コーダを備えた電気式駆動装置56aが使用される。しかし、くさび部材50の
可動性を制限するために、移動式記憶要素146aが提供される。前記要素は移
動式または固定式ストップを有するが、これはステップモータ64により駆動装
置56a横の軸方向位置に送られる。したがって、部品146aは機械式記憶チ
ップと同様にWO−A−99/34493号の装置と同等である。それは、くさ
び部材50に連結された停止部材147と共同作業を行う。制御装置148は電
気部品との共同作業のために設けられる。それは、くさび部材50が測定工程中
に後方または前方に押されるならば、エンコーダの読み出しによりケーブル径な
ども測定できる。そのような手順により、例えばケーブルまたはゲージの径を切
刃の先端で感知して、この情報をレバー(図示せず)、ローラ136およびくさ
び部材50を介してスピンドルへ伝えるが、次にスピンドルがモータ56aおよ
びエンコーダ145をそれぞれ操作する。
【0074】 図23は類似の原理を開示する。しかし、くさび部材50がさらに動くことを
阻止するのは機械的ストップではなく、センサー150がくさび部材50のフィ
ンガー169または同等品と共同して、くさび部材の位置を知らせる、あるいは
センサー150とフィンガー169との間の相対位置に応じてモータ56を起動
ないし停止させる。これらのセンサーは、点線で示されたように、ユーザーの裁
量で可動式とすることもできる。図示された多重センサーの代わりに、別の駆動
装置によりワイヤーの軸方向に位置決めするために可動の少なくともひとつのセ
ンサーのみとすることも可能である。このセンサーは、空気圧弁または同等品と
することもできる。
【0075】 図24の変更態様は類似しているが、そこでは固定ストップ122が剥離機構
(内側キャリッジなど)のストップ121を共同作業を行う。ストップ122は
手動で機能させ、また手動で解除できる。これらのストップは、別の機構(図示
せず)により、ケーブルに対して軸方向に移動することもできる。
【0076】 図24の切刃部分は、切刃を互いに接近させ、また離すための新規なシステム
を示す。機構120が図の左または右に押されたならば、くさびの代わりに外側
ガイド125が切刃用レバー123aおよび123bを互いに接近させる。ばね
124は、レバー123aおよび123bを前記ガイドに接触させ続ける。この
システムは、本特許出願書により紹介された他の特徴とは関係しない。
【0077】 図25は、切断深さを確定するための異なるシステムを示す。機械的部分は、
長さ確定要素を形成する。この場合には、ストップ127はピストン129およ
びシリンダーに接続される。前記シリンダーは、ステップモータ64bからのス
ピンドル131によりバイアスされる。したがって、モータはくさび部材50に
対してシリンダーを前進または後退させる。次にシリンダー128が加圧された
ならば、ピストンはストップ127をくさび部材50に押し付けて、切断作業を
実行する。この空気圧エネルギーと電気エネルギーとの組み合わせにより、強力
な電動機を使用せずに強い切断力を得ることができる。ベロー130は、ピスト
ンを保護する。ばね170はくさび部材50をストップ127に対してバイアス
し、順調な切断作業を保証する。ステップモータの回転量は、切断深さと同等で
ある。したがって、シリンダー128の位置およびそれにより切断深さを調整す
るために、回転カウンター、電子メモリー、あるいは電気式制御手段と組み合わせ
た手動調整ノブをも使用できる。
【0078】 図26は、図21および22の装置と同等の異なる機械式記憶要素を示す。そ
れは、記憶要素146bをくさび部材50に対して位置決めするためにステップ
モータ64を利用する。前記記憶要素146bは、切断深さに関係するいくつか
の異なるストップ171a−cを有する。切断工程は、記憶要素146bをくさ
び部材50に向けて押すことにより行われる。この押し付け作業は、比較的安価
ではあるが強力な電動機56または空気圧装置により行うことができる。電動機
56は完全な後退および前進位置に達するために前後に動くだけであり、大規模
な制御を必要としない。
【0079】 図27は類似の原理を示すが、この場合にはストップ171a−cの代わりに
、階段状くさびが複数の異なる切断深さ位置に対して提供される。ここでも、切
断作業を実行するために、比較的安価ではあるが強力な電動機56または空気圧
装置132が利用できる。
【0080】 本発明は、前記の各図面に示されたものに限定されない。当該技術に精通した
者であれば、当該図面類および引用技術において示された多くの異なる技術的特
徴の原理を理解すると共に、本出願書の範囲によりカバーされる特に引用してこ
こに添付されたWO−A号の特徴を含むさらなる可能性と特徴の組み合わせを想
定できるであろう。以下の参照数字のリストおよび各請求項の内容も、図面類お
よびその意味を解釈および理解するために使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化する装置に対するハウジングの透視図である。
【図2】 ハウジングカバーを除去した状態での図1の装置の平面図である
【図3】 図2の装置の側面図である。
【図4】 装置の種々の部位の部分分解透視図および部分断面透視図である
【図5】 装置の種々の部位の部分分解透視図および部分断面透視図である
【図6】 装置の種々の部位の部分分解透視図および部分断面透視図である
【図7】 装置の種々の部位の部分分解透視図および部分断面透視図である
【図8】 いくつかの要素の正面図である。
【図9A】 相対運動の2つの位置における他の要素を含む図8の要素の平
面図である。
【図9B】 相対運動の2つの位置における他の要素を含む図8の要素の平
面図である。
【図10】 キーパッドのレイアウト例の平面図である。
【図11】 切断深さ情報を記憶するための要素の透視図である。
【図12】 遠隔制御調整装置を含む図11の要素の図である。
【図13】 遠隔制御調整装置を含む図11の要素の図である。
【図14】 遠隔制御調整装置を含む図11の要素の図である。
【図15】 ジョーを開いた状態での図7のワイヤー把持システムの変更態
様の開示である。
【図16】 ジョーを閉じた状態での図15の変更態様である。
【図17】 新規な把持システムの制御部の変更態様である。
【図18】 前記制御部の別の変更態様である。
【図19】 前記制御部の別の変更態様である。
【図20】 前記制御部の別の変更態様である。
【図21】 切断深さ情報の記憶および切刃制御用の新規な装置のくさび制
御システムの変更態様である。
【図22】 切断深さ情報の記憶および切刃制御用の新規な装置のくさび制
御システムの変更態様である。
【図23】 電気スイッチ類を含むそのようなくさび制御システムの変更態
様である。
【図24】 機械式ストップを備えた別の実施態様である。
【図25】 その形状を空気圧により変更できる記憶要素を利用するための
別の変更態様である。
【図26】 電気機器を備えた別の変更態様である。
【図27】 空気圧式(132)または電気式水平駆動装置を備えた階段状
くさびを有する図26の変更態様である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローチャー ビート スイス サン バイエライト 9 Fターム(参考) 5G353 AB06 AC06 CA02 DA02 EA01 EA04

Claims (72)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央の細長いフィラメント部材上の複数の被覆層のそれぞれ
    を貫通する切断を実行するための切断装置と、前記部材の末端から前記複数の切
    断のそれぞれの位置までの長さに対応する複数の数値を電子的に記憶する手段と
    を有するワイヤー加工装置において、前記複数の切断のそれぞれの深さに対応す
    る複数の数値を手動調整しかつ機械的に記憶する手段からなり、 a) 密閉空間を画定する壁手段を有するハウジング、 b) 前記複数の切断のひとつの深さに対応するそれぞれの位置へ移動可能な
    複数の個別要素、 c) 前記切断装置と係合しかつそれを動かして、前記個別要素の前記位置の
    それぞれへの移動に応じて前記複数の切断のひとつの前記深さを実行するために
    前記個別要素を順次に動かす移動装置、および d) 前記の各位置を選択的に調整するために、前記個別要素の運動のための
    前記密閉空間への手動アクセスを提供する前記壁手段における開口 を特徴とするワイヤー加工装置。
  2. 【請求項2】 前記壁手段は上側壁を含むこと、また前記開口は前記密閉空
    間への下方の手動アクセスのために配設されることを特徴とする請求項1記載の
    ワイヤー加工装置。
  3. 【請求項3】 前記個別要素はひとつの中心軸から半径方向に等距離でかつ
    前記軸に平行な各平行縦軸であり、前記個別要素は前記縦軸に平行な方向に前記
    各位置へ移動することを特徴とする請求項1記載のワイヤー加工装置。
  4. 【請求項4】 前記シャフトにはねじが切られていること、さらに前記シャ
    フトのそれぞれひとつとねじ結合する複数のナットを含み、前記ナットの回転に
    応じて前記シャフトの軸方向運動を行うことを特徴とする請求項3記載のワイヤ
    ー加工装置。
  5. 【請求項5】 さらに前記シャフトおよびナットを搭載するタレットを含み
    、前記タレットは前記中心軸のまわりに回転できて、前記切断装置と係合して前
    記切断装置を動かすために前記複数の縦軸を順次に位置決めすることを特徴とす
    る請求項4記載のワイヤー加工装置。
  6. 【請求項6】 さらに前記タレットを予備設定された固定の前方位置と後方
    位置との間の前記中心軸に平行な方向へ移動するための駆動装置を含むことを特
    徴とする請求項5記載のワイヤー加工装置。
  7. 【請求項7】 前記タレットの移動装置は、ステップモータと、前記の前方
    位置と後方位置との間の前記運動を行うために前記ステップモータを各方向の固
    定ステップ数に割り出しするための割り出し装置とからなることを特徴とする請
    求項6記載のワイヤー加工装置。
  8. 【請求項8】 前記装置は前記切断装置と係合してそれを動かすために、予
    備設定された固定の前方位置と後方位置との間で前記個別要素を直線的に移動す
    るための駆動装置を含むことを特徴とする請求項1記載のワイヤー加工装置。
  9. 【請求項9】 前記の前方位置と後方位置との間で前記個別要素を移動する
    ための前記駆動装置はステップモータであることを特徴とする請求項8記載のワ
    イヤー加工装置。
  10. 【請求項10】 前記装置は前記末端から前記複数の切断のそれぞれまでの
    長さに対応する複数の数値を電子的に記憶する手段用の電子記憶装置を含むこと
    を特徴とする請求項1記載のワイヤー加工装置。
  11. 【請求項11】 a) 固定枠体、 b) 前記枠体に取り付けられたワイヤーグリッパ、 c) 前記グリッパを前記ワイヤーから離れた固定の第1
    位置と可変の第2位置との間で動かし、前記ワイヤーと強制的に係合させてその
    位置を固定するために作動できるステップモータ、 d) 前記の第1位置から第2位置までの前記グリッパの
    運動距離を確定するいくつかのステップを前記ステップモータに割り出しするた
    めの割り出し装置、および e) 前記ステップ数を選択的に変更し、それにより前記
    の第1位置から第2位置までの前記運動距離と前記グリッパの前記第2位置にお
    ける前記ワイヤーに対して前記グリッパが加える力とを変更するための選択装置
    からなることを特徴とするワイヤー加工装置。
  12. 【請求項12】 前記割り出し装置は電子メモリーからなり、また前記選択
    装置は前記ステップ数に応じて数値を選択的に前記メモリーに入力するための入
    力インターフェイスからなることを特徴とする請求項11記載のワイヤー加工装
    置。
  13. 【請求項13】 前記グリッパは前記の第1位置と第2位置との間の旋回運
    動のために取り付けられた一対のグリッパ部材からなることを特徴とする請求項
    12記載のワイヤー加工装置。
  14. 【請求項14】 さらに前記の第1位置と第2位置との間で前記グリッパ部
    材を動かすために、前記ステップモータにより直線的に移動できるくさび部材を
    含むことを特徴とする請求項13記載のワイヤー加工装置。
  15. 【請求項15】 さらに前記ステップモータの作動に応じて前記軸のまわり
    に回転するために、前記枠体に取り付けられた平行な複数の縦軸を有する一対の
    ロッドを含むことを特徴とする請求項12記載のワイヤー加工装置。
  16. 【請求項16】 前記グリッパ部材は前記ロッドとの回転のためにそれらの
    それぞれに固定取り付けされた一対のグリッパ部材からなることを特徴とする請
    求項15記載のワイヤー加工装置。
  17. 【請求項17】 さらにくさび部材と、前記のステップモータおよびくさび
    部材を取り付ける枠部材とを含むことを特徴とする請求項16記載のワイヤー加
    工装置。
  18. 【請求項18】 さらに前記の固定枠体に対して軸方向および回転方向に固
    定され、また前記枠体としたがって前記ステップモータおよびくさび部材の前記
    ステップモータの作動に応じた直線運動のために前記ステップモータとねじかみ
    合いをなすリードねじを含むことを特徴とする請求項17記載のワイヤー加工装
    置。
  19. 【請求項19】 前記枠部材は前記ロッド上の滑動のためにロッドの少なく
    ともひとつの上に取り付けられることを特徴とする請求項18記載のワイヤー加
    工装置。
  20. 【請求項20】 それぞれ第1および第2ワイヤー端における第1および第
    2加工工程のそれぞれの複数の順次ステップを実行するためのワイヤー加工装置
    において、 a) ワイヤーと開放可能に係合してワイヤーの位置を固定するためのグリッ
    パ、 b) 前記加工工程を実行するための切断装置、 c) 前記順次ステップを実行するために前記切断装置の順次運動を行うため
    の駆動装置、 d) 前記メモリーに保存された数値にしたがって前記順次ステップを行う前
    記駆動装置を作動させるための電子式メモリー、 e) それぞれ前記第1および第2加工工程の前記順次ステップに応じて複数
    の第1および第2数値を前記メモリーに選択的に入力するための入力用インター
    フェイス、および f) 連続作動の際に前記の第1および第2加工工程を交互に実行すべく前記
    駆動装置を作動させるための前記メモリー用制御装置 からなることを特徴とするワイヤー加工装置。
  21. 【請求項21】 さらに前記加工工程を開始するための手動操作式アクチュ
    エータを含むことを特徴とする請求項20記載のワイヤー加工装置。
  22. 【請求項22】 前記入力用インターフェイスはキーパッドを含むことを特
    徴とする請求項20記載のワイヤー加工装置。
  23. 【請求項23】 前記キーパッドは、反対の両端と前記末端の一方を前記第1
    加工工程の前記順次ステップに、また前記末端の他方を前記第2加工工程の前記
    順次ステップに関連づける記号とを有するワイヤーの描画表示を含むことを特徴
    とする請求項22記載のワイヤー加工装置。
  24. 【請求項24】 中央の細長いフィラメント部材上の複数の被覆層のそれぞ
    れを貫通する切断を実行するための切断手段を有するワイヤー加工装置において
    、前記複数の切断のそれぞれの深さに対応する複数の数値を調整しかつ機械的に
    記憶する新規な手段からなり、 b) 前記複数の切断のひとつの深さに対応するそれぞれの位置へ移動可能な
    複数の個別要素または単一要素の個別停止面、 c) 前記切断手段と係合しかつそれを動かして、前記個別要素の前記位置の
    それぞれへの移動に応じて前記複数の切断のひとつの前記深さを実行するために
    前記個別要素または単一要素の個別停止面を順次に動かす装置、および前記順次
    移動を推進するための駆動装置 を特徴とするワイヤー加工装置。
  25. 【請求項25】 さらに前記部材の末端から前記複数の切断のそれぞれの位
    置までの長さに対応する複数の数値を機械的または電子的に記憶する手段を含む
    ことを特徴とする請求項24記載のワイヤー加工装置。
  26. 【請求項26】 調整および機械的に記憶する手段は種々の切断深さに対し
    て各要素を手動調整するための手段を含むことを特徴とする請求項24または2
    5のいずれかに記載のワイヤー加工装置。
  27. 【請求項27】 調整および機械的に記憶する手段は前記要素を調整するた
    めの遠隔制御式駆動装置を含むことを特徴とする請求項24または25のいずれ
    かに記載のワイヤー加工装置。
  28. 【請求項28】 さらに密閉空間を画定する壁手段を有するハウジングを含
    むことを特徴とする請求項24〜27のいずれかに記載のワイヤー加工装置。
  29. 【請求項29】 前記の各位置を選択的に調整するために、さらに前記個別
    要素の運動のための前記密閉空間への手動アクセスを提供する前記壁手段におけ
    る開口を含むことを特徴とする請求項28記載のワイヤー加工装置。
  30. 【請求項30】 前記壁手段は上側壁を含むこと、また前記開口は前記密閉
    空間への下方の手動アクセスのために配設されることを特徴とする請求項28ま
    たは29のいずれかに記載のワイヤー加工装置。
  31. 【請求項31】 前記個別要素はひとつの中心軸から離れてかつ前記軸に少
    なくともほぼ平行な各平行縦軸を有するシャフトであり、前記個別要素は前記縦
    軸に平行な方向に前記各位置へ移動できることを特徴とする請求項24〜30の
    いずれかに記載のワイヤー加工装置。
  32. 【請求項32】 前記個別要素はカーブ(カム制御装置)により確定される
    少なくとも2つの停止面または無制限な停止面を含むことを特徴とする請求項2
    4〜30のいずれかに記載のワイヤー加工装置。
  33. 【請求項33】 前記個別要素はくさび、特に階段状停止面を持つくさびを
    含むことを特徴とする請求項24〜30のいずれかに記載のワイヤー加工装置。
  34. 【請求項34】 前記個別要素は切断深さを制御するための交互に選択可能
    または選択不可能な固定位置の複数の停止要素を含むこと、またそれにより切断
    手段は切断深さを制限および制御するために前記停止要素と共同する共同装置を
    有することを特徴とする請求項24〜30のいずれかに記載のワイヤー加工装置
  35. 【請求項35】 前記停止要素または前記共同装置は切断装置を駆動する電
    気駆動装置を制御するための電気スイッチであり、前記電気駆動装置は前記個別
    要素を順次に移動させるための移動装置を代替することを特徴とする請求項34
    に記載のワイヤー加工装置。
  36. 【請求項36】 前記個別要素は、ケーブル軸に対する切断手段の軸方向の
    実際位置および、または半径方向位置を検知するための少なくともひとつの位置
    センサーを含むことを特徴とする請求項24〜30のいずれかに記載のワイヤー
    加工装置。
  37. 【請求項37】 各要素は種々の要素のグループから交換可能であることを
    特徴とする請求項24記載のワイヤー加工装置。
  38. 【請求項38】 前記要素の少なくともいくつかは交換式要素ホルダー上に
    取り付けられており、前記要素ホルダーは好ましくは前記要素と一体であること
    を特徴とする請求項37記載のワイヤー加工装置。
  39. 【請求項39】 少なくともひとつの要素はモータ、空気圧装置または電磁
    装置により位置決めできることを特徴とする請求項24〜38のいずれかに記載
    のワイヤー加工装置。
  40. 【請求項40】 切刃とワイヤー把持装置を含み、これらの把持装置および
    切刃はワイヤーを把持している間に互いに接近し、また離れるのであり、さらに
    切刃を半径方向にワイヤーに接近させ、またワイヤーから離すための駆動装置を
    含むワイヤー剥離装置において、切刃と駆動装置との間に、あるいは切刃および
    駆動装置に対して平行に、少なくとも2種類の記憶された深さを有する機械的な
    深さ情報記憶装置が提供され、かつ切刃の切断深さが設定された時に前記駆動装
    置または別の駆動装置により駆動されることを特徴とするワイヤー剥離装置。
  41. 【請求項41】 記憶装置は手動または駆動装置により調整できる個別調整
    式記憶要素を含むことを特徴とする請求項40記載のワイヤー剥離装置。
  42. 【請求項42】 記憶装置または記憶要素は機械式または電気式の遠隔制御
    または駆動遠隔制御により遠隔制御されることを特徴とする請求項40または4
    1記載のワイヤー剥離装置。
  43. 【請求項43】 記憶装置または記憶要素は記憶された数値を調整および、
    または表示するためのスケールまたは読み出し装置を含むことを特徴とする請求
    項40〜42のいずれかに記載のワイヤー剥離装置。
  44. 【請求項44】 ケーブル剥離長さの情報を記憶および提供する記憶装置と
    ケーブル剥離深さの情報を記憶および提供する第2の記憶装置を有するケーブル
    剥離装置において、前記記憶装置の少なくともひとつが機械的に記憶された情報
    を含むことを特徴とするケーブル剥離装置。
  45. 【請求項45】 剥離深さ情報用の記憶装置は機械式、電気式または電気式
    および機械式の組み合わせタイプであること、また剥離長さ用の記憶装置は電子
    式であることを特徴とする請求項44記載のケーブル剥離装置。
  46. 【請求項46】 機械式記憶装置は交換可能な記憶装置を含むこと、および
    、または機械式記憶装置は記憶された情報を表す個別設定式要素を含むことを特
    徴とする請求項44または45記載のケーブル剥離装置。
  47. 【請求項47】 少なくとも深さ情報の記憶装置および他の接続されたシス
    テムは、ゲージまたはゲージとして機能する予備剥離されたケーブルの切断深さ
    を少なくとも相対的に測定すべく適合していることを特徴とする請求項1〜46
    のいずれかに記載の装置。
  48. 【請求項48】 測定された数値は記憶装置において直接的に記憶できるこ
    と、また制御値として使用できることを特徴とする請求項47記載の装置。
  49. 【請求項49】 駆動装置の少なくともひとつにおいて、トルクまたは消費
    動力が測定され、好ましくは消費動力はトルク出力を計算するために測定される
    こと、また前記トルクに対する信号表示は読み出し装置に表示される、あるいは
    インターフェイスへ送られる、あるいは前記の少なくともひとつの駆動装置を制
    御するために使用されることを特徴とする前記請求項1〜48のいずれかに記載
    の装置。
  50. 【請求項50】 以後の追随工程においてケーブルを順次に剥離すべく適合
    した切断装置を有するケーブル剥離装置において、少なくとも2つの記憶サイト
    を有する機械的記憶装置は前記記憶装置において記憶すべき同一種類の少なくと
    も2つの別のパラメータに対して提供されること、前記の記憶されたパラメータ
    は前記ケーブルを剥離するための異なる2工程中に前記切断装置を制御するため
    に剥離工程中に使用されること、また前記切断装置および、または記憶装置を制
    御するために電気式または空気圧式制御装置が提供されることを特徴とするケー
    ブル剥離装置。
  51. 【請求項51】 特に前記請求項のいずれかに基づいて把持圧力を制御する
    ための方法を備えた把持装置を含むケーブル把持機構を有するケーブル剥離装置
    において、把持装置は2つの制御部材により制御可能であり、前記制御部材はば
    ね要素により相互結合されていること、前記制御部材のひとつは制御駆動装置に
    より直接的に駆動されること、また前記制御部材の前記の第2部材は前記制御要
    素の前記の第1部材から前記ばね要素により駆動されることを特徴とするケーブ
    ル剥離装置。
  52. 【請求項52】 前記制御部材の両方は前記把持装置と結合された制御レバ
    ーとの係合時に共同作業を行う少なくともひとつのくさびまたはカーブ状表面を
    有しており、前記制御要素の前記の第1部材を前進させることは前記把持装置を
    ある程度まで閉鎖すること、またさらに前進させた後に前記制御要素の前記の第
    1部材は前記の第2制御要素を前記制御レバーと係合させ、それにより前記把持
    装置をさらに閉じ続ける、あるいは前記把持装置の前記把持力を増大させること
    を特徴とする請求項51に記載のケーブル剥離装置。
  53. 【請求項53】 すべての記憶要素は機械式、好ましくは本出願人のWO−
    A−99/34493号に開示されたものと同じ構造であることを特徴とする前
    記請求項のいずれかに記載の装置。
  54. 【請求項54】 前記メモリーは電子式メモリーであることを特徴とする請
    求項20に記載のワイヤー加工装置。
  55. 【請求項55】 さらにペダルまたは遠隔制御式アクチュエータを含むこと
    を特徴とする請求項20に記載のワイヤー加工装置。
  56. 【請求項56】 中央の細長いフィラメント部材上の複数の被覆層のそれぞ
    れを貫通する切断を実行するための切断装置有するワイヤー加工装置において、
    前記複数の切断のそれぞれの深さに対応する複数の数値に対する新規の調整装置
    および機械式記憶装置と、 b) 前記記憶装置内の少なくとも2つの要素とを含み、前記要素は前記複数
    の切断のひとつの深さにそれぞれ対応する各位置へ移動できるのであり、 c) 前記要素を順次に動かして、前記の各位置への前記要素の運動に応じて
    前記複数の切断のひとつの前記深さを実行すべく前記切断装置と係合してそれを
    動かす移動装置と、前記の順次移動を推進するための少なくともひとつの駆動装
    置 とからなることを特徴とするワイヤー加工装置。
  57. 【請求項57】 前記要素を移動するための前記移動装置はステップ駆動装
    置と前記ステップ駆動装置に各方向のいくつかのステップを割り出すための割り
    出し装置を含み、前記ステップ駆動装置の前方位置と後方位置との間の運動を行
    うことを特徴とする請求項56に記載のワイヤー加工装置。
  58. 【請求項58】 前記要素はひとつの中心軸から離れてかつ前記軸に少なく
    ともほぼ平行な各平行縦軸を有するねじ切りシャフトであり、前記要素は前記縦
    軸に平行な方向に前記各位置へ移動できること、また前記シャフトはそれとねじ
    かみ合いする少なくともひとつのナットを含み、前記ナットの回転に応じて前記
    シャフトの軸方向運動を行うことを特徴とする請求項56に記載のワイヤー加工
    装置。
  59. 【請求項59】 前記のシャフトおよびナットはタレット上に取り付けられ
    ており、前記タレットは前記中心軸のまわりに回転できて、前記切断装置と係合
    してそれを動かすために前記縦軸を順次に移動させることを特徴とする請求項5
    8に記載のワイヤー加工装置。
  60. 【請求項60】 前記タレットは好ましくは駆動装置により回転可能であり
    、または前記タレットは予備設定された固定の前方位置と後方位置との間で好ま
    しくは駆動装置により前記中心軸に平行な方向へ移動できることを特徴とする請
    求項59に記載のワイヤー加工装置。
  61. 【請求項61】 前記装置は、前記切断装置と係合してそれを移動させるた
    めに、予備設定された固定の前方位置と後方位置との間で前記要素を直線的に移
    動させるための駆動装置、好ましくはステップモータを含むことを特徴とする請
    求項56に記載のワイヤー加工装置。
  62. 【請求項62】 前記装置は、前記末端から前記複数の切断のそれぞれまで
    の各長さに対応する複数の数値を電子的に記憶するための電子記憶装置を含むこ
    とを特徴とする請求項56〜61のいずれかに記載のワイヤー加工装置。
  63. 【請求項63】 a) 枠体、 b) 前記枠体に取り付けられたワイヤーグリッパ、 c) 前記グリッパを前記ワイヤーから離れた固定の第1
    位置と可変の第2位置との間で動かし、前記ワイヤーと強制的に係合させてその
    位置を固定するために作動できるモータ、 d) 前記の第1位置から第2位置までの前記グリッパの運
    動距離を確定するいくつかのステップを前記モータに割り出しするための割り出
    し装置、および e) 前記ステップ数を選択的に変更し、それにより前記
    の第1位置から第2位置までの前記運動距離と前記グリッパの前記第2位置にお
    ける前記ワイヤーに対して前記グリッパが加える力とを変更するための選択装置
    からなることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のワイヤー加工装置。
  64. 【請求項64】 前記割り出し装置は電子メモリーからなり、また前記選択
    装置は前記ステップ数に応じて数値を前記メモリーに選択的に入力するための入
    力用インターフェイスからなるからなることを特徴とする請求項63に記載のワ
    イヤー加工装置。
  65. 【請求項65】 前記グリッパは前記の第1位置と第2位置との間の旋回運
    動のために取り付けられた一対のグリッパ部材を含むことを特徴とする請求項6
    4に記載のワイヤー加工装置。
  66. 【請求項66】 それぞれ第1および第2ワイヤー端における第1および第
    2加工工程のそれぞれの複数の順次ステップを実行するためのワイヤー加工装置
    において、 a) ワイヤーと開放可能に係合してワイヤーの位置を固定するためのグリッ
    パ、 b) 前記加工工程を実行するための切断装置、 c) 前記順次ステップを実行するために前記切断装置の順次運動を行うため
    の駆動装置、 d) 前記メモリーに保存された数値にしたがって前記順次ステップを行う前
    記駆動装置を作動させるためのメモリー、 e) それぞれ前記第1および第2加工工程の前記順次ステップに応じて複数
    の第1および第2数値を前記メモリーに選択的に入力するための入力用インター
    フェイス、および f) 前記ケーブル端に対する連続作動の際に前記の第1および第2加工工程
    を交互に実行すべく前記駆動装置を作動させるための前記メモリー用制御装置 からなることを特徴とするワイヤー加工装置。
  67. 【請求項67】 さらに前記加工工程を開始するための手動操作式アクチュ
    エータを含むことを特徴とする請求項66に記載のワイヤー加工装置。
  68. 【請求項68】 前記入力用インターフェイスは反対の末端を持つワイヤー
    の好ましくは描画的表示を有するキーパッドを含むことを特徴とする請求項66
    に記載のワイヤー加工装置。
  69. 【請求項69】 切断深さ情報を記憶するための記憶装置を備えたケーブル
    剥離装置の切刃の切断深さを設定する方法において、ゲージまたは予備剥離され
    た各ケーブルを前記装置の剥離区域へ挿入すること、ゲージまたは予備剥離され
    たケーブルが第1切断可能であれば、切断装置の切刃は閉じること、両切刃のそ
    れぞれの深さは電子式または機械式記憶装置において記憶され、また可能な切断
    ステップのいずれがこの深さに関係するかをメイン制御装置に知らせる信号がキ
    ーパッドを介して与えられること、さらにすべての剥離ステップに関するすべて
    の深さが挿入および記憶されるまで、同じ工程が以後のいずれの剥離ステップに
    対しても実行されることを特徴とする方法。
  70. 【請求項70】 剥離深さおよび、または剥離長さの情報を記憶するための
    機械式記憶装置を備えたケーブル剥離装置において、前記の機械式記憶装置は電
    気制御式装置によりそれぞれの長さまたは深さ情報を確定するための当該位置へ
    送られることを特徴とするケーブル剥離装置。
  71. 【請求項71】 前記駆動装置はステップモータであることを特徴とする請
    求項70に記載のケーブル剥離装置。
  72. 【請求項72】 前記駆動装置または前記ステップモータは電子的に制御さ
    れており、軸方向運動および、または前記タレットの前記の固定前方位置と後方
    位置との間の即時停止を行う、あるいはそれぞれの長さまたは深さ情報を確定す
    るために可変速度が可能であることを特徴とする請求項6,7,57または71
    に記載のワイヤー加工装置。
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