JP2002522239A - 繊維材料から製造されたウェブを研磨するための装置およびその研磨方法 - Google Patents

繊維材料から製造されたウェブを研磨するための装置およびその研磨方法

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JP2002522239A
JP2002522239A JP2000563871A JP2000563871A JP2002522239A JP 2002522239 A JP2002522239 A JP 2002522239A JP 2000563871 A JP2000563871 A JP 2000563871A JP 2000563871 A JP2000563871 A JP 2000563871A JP 2002522239 A JP2002522239 A JP 2002522239A
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JP2000563871A
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ヘイッキ・アホネン
ベルンハルト・デットリング
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イディ−ヘッド・オサケユキテュア
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 植物由来の繊維原料から製造された紙、厚紙または同様の連続したウェブを研磨してレベリングするための装置およびその研磨方法であって、この装置は、好ましくはウェブの両サイドに配置されたロールやベルトのような複数の研磨手段を含んでおり、その手段は、ウェブの移動方法から外れているか、またはウェブは、研磨された面と同じ電荷で摩擦電気的にチャージされていることを特徴とするスクイズロールを用いてそれら手段から外れている。ウェブの張力は、研磨手段またはウェブを移動方向から動かすことによって調整でき、また研磨時に発生したダストは、真空装置によって除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、繊維原料から製造された紙、厚紙または同様の連続したウェブをそ
れぞれ研磨するための、請求項1および27の前文に記載の装置および設備に関
する。
【0002】 本発明は、請求項40の前文に記載の研磨方法にも関する。
【0003】 本発明は、紙や厚紙および同様の繊維系ウェブの処理に関し、特にその一方の
面または両面を研磨することによる処理に関する。本出願人の先の特許出願国際
特許出願PCT/FI98/00341号およびフィンランド特許第980044号では、紙
や厚紙の強度特性を低下させずかつ不透明度を損なわずに表面を平坦化するのに
使用されるカレンダー処理で代用することが部分的または全体的に可能であるこ
とによって、紙の表面を研磨することによって得られる利点に対処している。種
々のコーティング層を研磨された面に付着させるのがより容易であること、およ
び同様に、コーティングポリマーフィルムが、普通の表面への付着よりも容易に
研磨された面に付着されることも分かっている。これは、例えば、フィブリルが
ウェブの表面繊維から放出されるためであり、それによって非常に微細なけば立
ちが表面に形成されて、コーティング顔料の付着し易い表面が増える。通常、紙
や厚紙の表面粗さは、約6μmであるが、研磨することによって、1μmにまで
低減することができる。紙の内部構造は圧縮されていないため、剛性や強度特性
は、保持され、場合により10%高まることもある。粗い繊維や膨れた繊維は、ほ
ぼ完全に取り除かれる。このことは、例えば、液体容器用厚紙や対応する被覆梱
包材料の製造には重要である。
【0004】 一般に、研磨は、多数の異なる方法で行なうことができる。すなわち、研磨用
具もしくは研磨剤で被覆された研磨ベルトまたは研磨ロール、あるいは回転研磨
盤を使用することができる。この解決策は、単に機械的研磨法に存する。研磨と
同時または後でコーティングに使用される別の顔料を使用することにより(例え
ば、紙ウェブに対して早い速度で顔料を押し込む(wedging)ことによって)研磨
することも可能である。
【0005】 しかし、狙いが、紙の表面を同時に較正に付することによって研磨を達成する
ことであれば、ベルトもしくはローラー研磨機または回転研磨盤が考慮するに足
りる唯一の選択肢である。本質的に最も有利な方法は、研磨ロールまたは研磨ロ
ールセットである。
【0006】 既知の木材用研磨機に関する問題は、研磨機が樹脂と共にヘミセルロースある
いはリグニンにより、およびそれらが研磨中に形成された微細なダストと組み合
わさって、目詰まりしたりまたは研磨を妨害されたりすることである。研磨が非
常に効率良く行われれば、ウェブの表面温度は非常に高くなって、目詰まりが生
じる。ウェブに損傷を与えずに、ウェブの一部の表面層のみが除去できるように
、研磨圧を調整することも重要である。
【0007】 本発明は、先行技術の問題を排除することを目的とし、そして紙および厚紙ウ
ェブ並びに同様の連続的な繊維質のウェブを検案するための全く新しい種類の技
術的解決策を提供することを目的としている。
【0008】 本発明は、研磨材料が、研磨粒子(すなわち、懸案ロールまたはベルトの表面
上の粒子)を充電し、それが、取り除かれた紙ダストまたは繊維に、繊維によっ
て採択された電荷と同じかまたは近い電荷を摩擦電気的に与えるように選択され
るというアイデアに基づいている。紙は、刷毛塗り、摩擦および研磨において、
常に僅かに負の電荷を帯びる。対照して、石綿繊維は、常に強い正の電荷にチャ
ージされることが例として挙げることができる。
【0009】 本発明の第2の非常に重要な発見は、伸縮性ロールを用いるか、または各研磨
ロールと紙との間に別々の伸縮角度を配置することによってウェブに張力を付し
て、紙の中の固有張力も調整することにより、研磨圧がより容易に配置できるこ
とである。一つの研磨手段の寸法と形状を正確に較正することはむしろ難しいこ
ととと、前方の研磨手段の誤りがそれ以降の研磨手段でレベリングできることか
ら、ロールまたはベルト研磨機を縦続接続することはより有利である。
【0010】 酸化アルミニウム、ベリルおよび多くの他の酸化アルミニウム化合物も負にチ
ャージされる。本出願人の行なった試験に関し、木材を含まないウェブを処理す
る場合、表面から放出された研磨ダストと繊維およびフィブリルが研磨された面
から飛散して、研磨された面がこぶだらけに成らないという驚くべきことが見い
出された。用いられる表面寸法が既知のアルキルケテン-二量体、アルキルコハ
クサンの無水物および/または澱粉またはカチオン化澱粉、並びにそれらの組み
合わせを含む場合には、これは表面の寸法で分類された紙に関する真実でもある
。これら全ては、電気的にチャージされて、表面から飛散しているため、研磨ロ
ールと接近した真空換気装置によって生じる吸引力で取り除くことは簡単である
。電気的にチャージしているため、ダストは、非常に強く放出されて、取り除か
れるので環境下での粉塵問題はない。
【0011】 木材を全く含まない紙では、摩擦電気的な掃除が酸化アルミニウム(Al )または対応する研磨面で達成できる。
【0012】 全く同じ結果が、木材を含有する繊維からか、または残留リグニンを未だ含ん
でいる化学パルプから部分的に製造された紙でも達成された。研磨ロールは汚染
されず、研磨粒子間の隙間は、異なる紙40kmを研磨機に通して走行させる試験
中、閉鎖されなかった。しかし、木材を含有する紙、または樹脂やポリマーを含
有する紙では、本発明に記載の別の方法が必要となることがあることを強調すべ
きである。
【0013】 この問題は、着色された紙を用いることによっても研究され、それによって、
着色された繊維を有する紙は、研磨ロールの色を全く変化させないことも分かっ
た。
【0014】 モーズ尺度におけるアルミナの硬度は9であり、例えば、ベリル(AlBe SiO18)は8であることから、ベリル粉末は、アルミナに対する非常に好
適な添加物である。というのも、研磨顔料の磨耗は一様にならず、研磨する面の
磨耗が進むと、研磨する面が自己研磨することになるためである。研磨層を導電
性にしないならば、アルミナよりも柔らかいどのような添加物または結合剤も好
適である。以下の種類の添加物の例が挙げられる:二酸化チタンおよび酸化鉄。
前記化合物の混合物も、研磨層の電気抵抗が本質的に低くない程度までであれば
使用できる。
【0015】 全ての研磨機の研磨している表面は、連続的に僅かに磨耗し、その後、磨耗し
た表面によって、研磨に付される材料から取り除く材料が、段々少なくなってい
く。これによって、使用時に2〜8個の連続したロールがある場合に、磨耗した
研磨ロールをそれぞれ、研磨ローラーの縦続接続の最後のロールとすることがで
き、このことが本発明の本質的な特徴でもある。最初の2個のロールで、例えば
、紙表面の殆どを研磨し、その後のロールが段々少なく研磨していく。最初の2
個のローラーに続くローラーによって、紙の表面が、繊維やフィブリルの除去に
付され、その後、研磨された紙の表面は、全く未処理の紙よりも少なく放出され
る繊維を含んでいる。この2個のロール以降の多数のロールで研磨される紙表面
は、舞い上がった繊維やフィブリルから、従来の表面より大きな程度までである
。この特徴は、製紙業者によって容易く理解される。
【0016】 本発明に拠れば、そのために、ウェブの真直ぐな進行方向から外れておりかつ
ウェブと接触できる複数の研磨手段を含む装置が使用される。研磨手段は、ウェ
ブの張力、例えば、研磨の有効性を調整するために、ウェブに対して横断方向に
移動して、ウェブから離すことができるように取りつけられる。あるいは、研磨
手段は、固定位置であることがあり、ウェブの張力は、可動性ロールまたは他の
指示手段(例えば、押えロール)によって調整される。有利には、各研磨手段で
除去される材料は、平均して最大1.5μmである。
【0017】 研磨に付された表面を磨き上げて、蛍光粉末のように、同定媒体を提供し得る
微細パターンのような所望のパターンを容易に提供することができる。本発明の
装置は、前記研磨ユニットに加えて、研磨された面の表面を変性するための後処
理ユニットも組み込んでいる。
【0018】 より具体的には、本発明の一装置および装置ユニットは、請求項1および14の
特徴部分に記載されているもので主に特徴付けられる。
【0019】 本発明の方法は、請求項40の特徴部分に記載されているものでも特徴づけられ
る。
【0020】 本発明は、相当の利点をもたらすであろう。本発明を用いることにより、所望
の量の物質を、紙または厚紙ウェブの表面から正確に分離することが可能になる
。研磨圧を調整することにより、温度が上昇して、研磨手段の目詰まりが低減で
きる。温度上昇を制御することで、研磨する面の目詰まりを回避することが可能
となる。本発明と関連して、研磨手段の清掃のための溶液も提供され、これは、
研磨面に付着した物質の迅速にかつ有効な―さらには連続的な―除去を提供する
。研磨手段がウェブの最も高い(最も厚い)部分から物質を取り除くため、ウェ
ブの表面は非常に均一となる。レベリング効果は、ウェブの最も厚い部分を互い
に圧縮して、この部分でのウェブの密度をより薄い部分よりも高めるカレンダー
処理とは別の種類のものである。ウェブ表面の繊維の微細な粗さは、研磨後に行
なわれるコーティングの結果を高めて、より大きな結合面を形成すると同時に、
表面から緩んだ繊維を除去することによって、コーティング粒子をウェブに付着
する。
【0021】 後処理と研磨を組み合わせることによって、かなりの利点を達成することも可
能である。従って、研磨表面の後処理は、研磨に付されなかった表面の後処理よ
りも大変容易に達成される。後処理は、ソフトカレンダー処理やベルトカレンダ
ー処理のように、それ自体既知の方法で行なうことができる。表面の後処理は、
表面に2〜10μmのノッチまたは刻印を押すことによるなどの、他の方法でも行
なうことができ、その後、それらは、コーティングか、あるいは別の指示用化学
物質または同定色で埋めることができる。そのため、パターンは、裸眼では見え
ないが蛍光もしくは別の分析によって同定できる表面に形成される。通常通りカ
レンダー処理された平坦な表面は、この種の表面形成法に付すことができない。
なぜならば、水を吸収した後、表面が膨潤して、エンボスパターンが消えるから
である。
【0022】 表面の更なる加工は、成形ロールがウェブと全く同じ速度で回転して、x、y
またはz軸の方向に振動することによって表面を研磨するように、研磨すること
によって行うことができる。
【0023】 次に、本発明を、詳細な説明の助けにより、また添付した図面を参照して、よ
り詳細に調査する。
【0024】 以下の説明において、「ウェブ張力」は、研磨手段(例えば、ロール)によっ
て生じる摩擦により引き起こされる張力のみならず、ウェブを前方へ搬送する手
段によって達成される外部ウェブ張力をも表す。
【0025】 図1は、ウェブ16がロール研磨装置1〜15で研磨される、本発明の基本的な態
様を表す。この装置は、フレーム1に設置されたロールセットを含み、ロール2、
4、6、8、10および12の軸は、ロールをウェブに対して横断方向に動かして、ウ
ェブからは離すのに適したレール3、5、7、9、11および13にピボット式に固定さ
れている。ロール2、4、6、8、10および12の長尺方向の軸は、少なくとも本質的
には平行でかつ本来は水平に造られている。図1の場合、ロールは、ウェブの反
対の面側に交互に配置されている。ロールをウェブに対して横断方向に移動させ
ることによって、装置は制御でき、同時にウェブ張力も調整できる。ロールの移
動は、アクチュエーターと、空気シリンダーや液圧シリンダーおよび電気モータ
ーのような操作機構によって行うことができる。ロールの移動方法は、ウェブに
対し横断方向でなければならないが、ロールは、例えば、シャフトを斜め方向に
、またはウェブに関する円形の経路に沿って回転させることによって動かすこと
もできる。処理しようとするウェブの経路は、例に示すような(ほぼ)直線とは
異なっていることがあり、所望により、用いられる研磨機に依存して達成され得
る。ロールの移動によって、研磨距離、換言すれば、ウェブがロールシェルのど
の程度の長さを走行するのかを調整することもできる。
【0026】 図2は、図1と同じ構造物を表し、対応する機械的部品(ウェブ35、フレーム
21、ローラーセット22〜33)を含んでいる。この場合も、ウェブ張力は、ロール
によって調整できる。
【0027】 研磨力の調整は、例えば、研磨手段を、予め決定されたウェブ張力を有するウ
ェブと接触させかつ研磨手段の位置を調整することにより最終ウェブを調整する
ことによって、またはウェブと研磨手段の間の角度を変えることによって行なう
ことができる。ウェブの接平面と研磨手段の表面の接平面との間の角度は、好ま
しくはウェブと研磨手段の表面との接点において、1〜35°、好ましくは約8〜1
7°である。
【0028】 図1および2の装置は、ローラーの代わりの研磨手段として、研磨ドラムやベ
ルト研磨ステーションを含んでいてよい。具体的な態様によれば、研磨手段は、
ウェブの片面側に配列させた研磨ローラーまたはドラム(例えば、2、6、10;22
、26、30)と、研磨ロールの間の装置の高さに沿ってウェブのもう一方の面側に
配列された制御ロール(4、8、12;24、28、32)を含んでいる。
【0029】 図に示す態様と対照して、装置の研磨手段は、研磨ロールまたはドラムをウェ
ブの一方の面側に取りつけて、ウェブの走行方向に回転できるウェブ押えロール
の反対側で研磨ロールまたはドラムを接触させることによっても提供できる。押
えロールは、ウェブ張力を低減するため、およびそれによって研磨結果を調節す
るのに使用できる。ウェブ張力が、取りつけ位置に備え付けた研磨ロールを用い
ることによって、そしてウェブを取りつけたロールの表面にもってくる押えロー
ルのような可動性指示手段を用いることによって調整できることは注目すべきで
ある。
【0030】 研磨装置の研磨面は、一定の条件で清浄に維持でき、別の条件では目詰まりす
ることが分かった。これは、本発明の装置の構造や本発明に隠された本質的な発
見である。木材フィブリルを含有する紙を研磨するとき、この繊維質の材料は、
木材の種類に依存して、65〜75℃の範囲に軟化点または融点を有するピッチと樹
脂状物質を含有する。紙がセルロース系の紙である(すなわち、セルロース系ケ
ミカルパルプを含有する)場合、紙には、本来ピッチや樹脂状物質が含まれてい
ないが、通常、124℃のガラス転移温度を有するリグニンは幾らか含まれている
【0031】 前記ロールセットは、研磨表面が局所的に前記温度を超えないように研磨を行
なうことができるように使用される。そのため、一つの研磨装置の場合、紙また
は繊維質のウェブから、1回の研磨操作で(すなわち、ウェブが研磨装置を通過
する毎に)好ましくは約0.5〜1.0μmの材料が取り除かれる。最大研磨量は、好
ましくは約1.5μmである。換言すると、より好ましくは大杙の材料を取り除こう
とする場合には、同じ側を研磨するのに、対応するより大きな量の研磨手段また
は研磨ロールを用いなければならない。更に、例えば、研磨ロールを過熱しない
ことを確実にするためには、研磨媒体の温度を調節するための内部もしくは外部
冷却(以降の記述を参照)を使用するのが好ましい。研磨手段はそれぞれ、異な
る表面粗さレベルに製造でき、それによって、好ましくは、ウェブの移動方法で
は表面の粗さが低減する。例としては、第1ローラーの粗さが約10μmであり、
このロールが、初期粒子寸法分布が20〜45μmの研磨粒子で被覆されていること
を挙げることができる。第2段階のロールの粗さは、約8μmであって、このロ
ールには、粒子寸法分布15〜30μmの研磨粒子が付与されており、そして第3段
階の粗さは、約5〜6ミクロンであって、寸法分布約5〜25μmの粒子で形成さ
れている。同様に、ウェブと研磨手段の表面の間の角度は、研磨をより有効にす
るために増加し得る。複数の研磨手段を使用すると、有効なことには、きめの粗
い繊維や表面に緩く付着した繊維を取り除くことができる。
【0032】 図1および2の好ましい態様において、2個または3個の回転ロールが紙の一
表面を研磨するのに必要である。ロールは、紙の移動方法と反対の方向に回転で
きる。回転方向は、ウェブが最初に研磨装置を通じて搬送されると、逆転し得る
。ロールをウェブの移動方向に回転させることが可能であり、ウェブと研磨手段
との間に速度差があることのみが必須である。
【0033】 好ましくは、本発明の研磨装置において、研磨手段(すなわち、ロール、ドラ
ムまたはベルト)と、研磨に付される繊維質のウェブとの速度差は、装置が紙か
ら手付かずの繊維を引き剥がさないようにできる限り小さな表面圧を作るのに十
分に大きくなければならない。装置は、表面上の繊維を擦り減らして、小さな粒
子に分解しなければならない。この粒子は、回収されて、バインダーとして、吸
収剤として、または同じ紙を再度コーティングするのに使用できることは重要で
ある。
【0034】 研磨手段の表面の研磨粉末は、好ましくは約10〜40μmの粒子寸法を有する。
研磨剤は、例えば、アルミナ、ダイアモンド、炭化タングステン、炭化ケイ素、
窒化ケイ素、窒化タングステン、窒化ホウ素、炭化ホウ素、クロミア、チタニア
、チタニアとシリカとクロミアとの混合物、または2以上のこれら化合物を含む
混合物を含んでいてよい。研磨材料は、研磨面の粒子が、放出される紙ダストま
たは繊維によって採用された電荷と同じかまたは近い摩擦電気的な電荷を集める
ように好ましく選択される。紙は、常に、刷毛塗りされたり、擦られたり、研磨
されると、僅かに負の電荷を帯びる。逆の例としては、常に強い正の電荷を帯び
ている石綿繊維が挙げられる。前記の種類の材料は、例えば、酸化アルミニウム
、ベリルおよび多くの他の酸化アルミニウムである。前記の種類の材料を用いて
研磨を行なうと、表面から遊離した研磨ダストや繊維およびフィブリルが研磨さ
れた面から飛散する。研磨された面は目詰まりせず、また、ダストを回収するの
は容易である。
【0035】 研磨粉末は、電解によりまたは加熱スプレーによって研磨面に付着されても、
あるいはフェノール樹脂もしくはエポキシ樹脂またはそれらの混合物、または好
適なゴム組成物のような接着性樹脂を用いて一様な層を形成するために接着する
ことによって付着されてもよい。研磨面は、好適に成形された切断縁の作用によ
り、または縁の特定の形態によって、曲がった紙を研磨するロールの表面の縁か
ら構成されていてもよい。縁は、例えば、ロールに溝を刻んだ後、溝の間のネッ
クの縁は鋭くなるように研磨することによってロールを平坦にすることにより作
られる。ロールの軸と平行な溝の密集したパターンを焼き固めることも可能であ
り、それによって燃焼マークの縁が粗くなる。この種の表面は、粗い切断ふちが
残るように、ロールの表面を擦り減らすことによる研磨に好適な較正寸法に作ら
れる。
【0036】 本発明の好ましい態様によれば、研磨に付されるウェブの速度に関する研磨手
段(すなわち、ロールまたはベルト)の回転速度は、切断作用を備えて、繊維を
剥ぎ取らないように研磨を変化させる最小速度差を上回る程度である。このこと
は、高いウェブ速度においては、ロールまたは研磨ベルトがあまり高い速度で回
転してはならないことを意味する。というのも、ウェブの速度が大きな速度差を
もたらすためである。研磨手段の回転率は、ウェブを含む研磨面が、研磨面とウ
ェブの間のダストが除去できかつ研磨手段が気流によって十分に冷却されるほど
十分に速く変化すべきであるという要求によって制限されている。この発見に基
づくと、速度差は、少なくとも200m/分、好ましくは250m/分超でなければな
らず、より大きな速度差は、研磨結果の点では、常により有利ではあるが、研磨
ベルトまたは研磨ロールでは、不必要に高い速度が発生するであろう(例えば、
振動問題)。加熱される研磨ダストのリスクを回避するためには、研磨手段の面
速度を、非常に高く維持しなければならないことから、速度差に関係無く、研磨
点での温度は100℃を超えない。熱発生は、普通、研磨される特定の繊維質のウ
ェブや研磨圧に依存している。
【0037】 各ロールを冷却した後、すぐに研磨ダストが研磨される面に接着しないように
、研磨ダストを吹き飛ばすかまたは吸着することが好ましい。この2つの選択肢
は、図1と2に示されている。図1では、ダストが、真空ノズル14、15からの減
圧によって吸い込まれる状況が示されている。図2では、ロールの表面を冷却し
かつダスト34を吹き払うために、空気がどのようにして圧縮空気配送管からロー
ルまたはドラムの方へ吹き上げられるかが示されている。特に、ロールまたはド
ラムの回転方向に対して、強い気流が圧縮空気配送管から生じる。
【0038】 研磨ロールまたはドラムの表面には、真空源と接続する開口部を設けることが
でき、それを通じて、研磨されるウェブから放出される物質が運び出される。研
磨ロールまたはドラムに溝を設けることにより、溝の間のネックを含む部分のみ
を粒子と共により粗くすることも好ましく、それによってその部分が研磨されて
、中間の溝が研磨ダストを集める。この方法では、研磨面は、埃っぽくならず、
連続した研磨面ほど容易に目詰まりしない。同様の溝組織は、冷却部としても作
用する。図4には、溝を設けたロールの形状を模式的に表している。この態様で
は、ロールの表面は、V-型の溝47と中間の研磨ネック48とを含み、研磨剤でコ
ーティングされていても、研磨パターンで機械加工されていてもよい。
【0039】 研磨手段として、研磨ベルト(図3参照)も使用できる。好ましくは、ロール
42〜44上を回転し、研磨粒子で塗布された金属ベルト41を使用する。ベルトを清
浄に保つために、少なくとも定期的にウォーターバス46中で走行することが適し
ており、ベルトに超音波の範囲内の放射を向けるために、超音波源45をウォータ
ーバスに取りつける。
【0040】 研磨ロールまたは研磨ベルトは、好ましくは、研磨するかまたは丸みを付ける
ことによって平坦に製造された金属面を、アノードとして研磨手段を用いる電解
分解に付することにより形成され得る。異なる電圧および異なる電解質組成では
、所望の形状のパターンが表面にエッチングできる(研磨縁として作用するパタ
ーンの縁)。電気分解した表面は硬化できるが、電気分解処理が硬化表面を作る
こともある。
【0041】 電気分解エッチングによって粗くすることは、例えば、以下の方法で行なわれ
る。一片のステンレス鋼を、ソーダ7g/LとNaOH 2.5g/Lを含む電解質
中に配置し、距離15mmは、アノードとカソードの間において、12Vの圧力が使
用される。それによって、元の全表面を、0.1〜0.3mmのほぼ完全な半球形のノ
ッチと完全に鋭利な縁とで完全に覆った表面が達成される。この方法では、電気
分解電圧は、不均一なエッチングが開始するほど十分に大きいことが必須である
。そのため、電圧は、均一な電気分解コーティングを与えるのに用いられる電圧
よりも大きくなければならない。
【0042】 紙表面が、他の研磨操作のためか、または紙の本来の特性のために表面から突
き出た大量の繊維を含む場合には、電気分解的に製造される研磨面が、紙表面の
研磨には特に十分に適しており、研磨面内の穴が、切断縁のようではなく、かみ
そりの刃のように繊維を切断する。この種の表面は、突き出た繊維を切断するこ
とによって表面を非常に有効にレベリングすることから、最後の研磨面として特
に好ましい。
【0043】 本発明を用い、以下の方法で、研磨装置が目詰まりしないことを確実にするこ
とができる。研磨面のある部分で目詰まりしたら、この部分は、通常、より多く
の熱を発生して、目詰まりした部分が増大し始め、そして例えば、研磨ロールま
たは研磨ベルト上に目詰まりによる平行の縞が形成される。これは更に増大し易
い。このことは、木材を含有する紙または厚紙品質を研磨する場合に特に当ては
まる。この種の目詰まりは、強いキセノンランプを用いて例えばボート表面から
塗料を取り除く(米国のポリコン・インダストリーズ製)のように、強い光のバ
ーストによって研磨中にロールまたはベルトの表面から取り除くことができる。
【0044】 研磨面は、接着剤表面を研磨面に対して押圧した後、それを緩めた時に、研磨
面から粒子を放出する、接着剤を含む表面を用いて掃除することもできる。驚く
べき発見は、Al研磨粒子から形成された表面はそれ自体、接着剤(例え
ば、スチレンブタジエン系またはアクリル系の接着剤)と自己接着しなかったか
、または接着剤が研磨ベルトと接着しなかったことである。
【0045】 研磨手段が、金属から製造された研磨手段(例えば、研磨剤で被覆されたロー
ルまたはベルト)から成る場合、装置に、研磨手段を加熱するための誘導ヒータ
ーを装備することがある。この場合、圧縮空気配送管が、装置に好ましく組み込
まれるため、気流が、加熱中に放出されたダストを取り除くための加熱された研
磨手段に向かって起こり得る。金属表面または導電性材料(例えば、二酸化クロ
ムもしくは酸化チタン)で被覆された表面は、電気分解の陽極としての研磨手段
を用いて電気的に掃除でき、陽極で発生した気泡が、研磨粒子の開口部に集まっ
た材料を吹き飛ばす。
【0046】 より好ましくは、研磨面を形成するのに使用されたる材料は、紙ダストまたは
紙繊維と同じ電荷で摩擦電気的に電荷を帯びる材料を含む。それによって、研磨
中に放出された粒子とその他の物質が、研磨面と反撥し、研磨面から飛散して、
研磨面が自動的に全く清浄を保たれる。この種の溶液中では、他の清浄手段を用
いる必要がないか、または清浄に対する需要が、別の種類の研磨材料を用いる場
合よりも少なくとも本質的には少ない。既に前述の通り、摩擦電気的に好適な材
料は、例えば、酸化アルミニウム、ベリルおよび酸化アルミニウム化合物である
。研磨面から放出されたこれらの材料は、簡単な吸引装置で回収できる。好まし
くは、吸引装置の部品および配管は、非導電性材料(例えば、プラスチックス、
好ましくはPVCプラスチック)から製造される。
【0047】 研磨装置の研磨面の状態は、好ましくは、レーザビームを用いてモニターされ
得る。通常の清浄な研磨面からは、特定の研磨粒子の粗さと特徴に依存する特定
の反射パターンでは、研磨粒子の一般的な反射角でレーザビームが反射される。
研磨装置が目詰まりし始めるか、他の理由によって研磨特性の幾つかを損なうと
すぐに、この反射パターンの特徴や量が変化する。この変化は、自動的にかつ即
座に発見でき、そして例えば、目詰まりを引き起こす成分を研磨装置から取り除
くことによるか、または研磨装置を新しいものに交換すると同時に前の装置を再
生に付することによるなどの、好適な強制手段を取ることができる。
【0048】 ベルトまたは研磨ロールの研磨作用をより有効にして、かつ研磨面を清浄に保
つために、研磨ダストと結合して研磨面を清浄に保つような顔料を、連続的また
は断続的に添加することが可能である。
【0049】 その反射が研磨面の清浄度をモニターするのに用いられるレーザ光源または別
の光源は、赤色光以短の波長を有するべきであり、そうでなければ、微細な10〜
30μm粒子で形成される表面は、モニター光の十分な拡散を与えない。レーザー
ビームの波長が粒子寸法の2倍未満である場合にのみ、レーザービームで表面を
モニターすることができる。そこで、目詰まりした表面と清浄な表面は、ビーム
の方向に異なる反射をもたらす。この場合、ビームの方向は、研磨面の方向とほ
ぼ同じでなければならない。ビームの方向は、研磨面の方向から0.5〜3度以上
外れてはならない。
【0050】 前記の態様に加えて、別の態様もある。
【0051】 研磨材料は、必ずしも研磨面に取りつけられない。図5は、磁性研磨剤を研磨
操作中にエンドレスベルト50の片面に磁石49で取りつける装置を示す。研磨剤は
、十分に硬い磁性粉末(鉄、スチール鋼磁性体、コバルト、ニッケル、またはこ
れらの混合物、あるいは別の既知の磁性化合物の混合物)であり得る。研磨装置
は、金属またはポリマー材料から、あるいは均一な表面を有するエンドレスベル
トに製造できる別の好適な材料から製造され得るベルトを含んで成る。ベルト材
料は、磁性であってならないことから、ベルトは互いにひきつけられない。ベル
ト50の動程は、ロール51、52で導かれて、ベルトループの内側のロール51および
52の間には、磁石49が配置されている。ベルトループの外側、すなわち磁石の反
対側には、カウンターロール53があり、処理されたウェブ16は、ガイドロール54
、55の助けによって、カウンターロール53を通して導かれる。カウンターロール
53は、ベルト50と非常に接近して取りつけられるため、カウンターロール53を通
過して走行するウェブ16は、ベルトに押圧されることがある。ベルト50は、所望
の研磨鋼かを達成する所望の速度で動かすことができ、好ましくは、ベルトの速
度はウェブ16の速度と異なる。
【0052】 研磨ダストと研磨剤は、磁石の後方で、ベルト50の移動方法に配置された吸引
装置56によって回収される。吸引装置は、減圧をもたらしかつ研磨剤とダストを
サイクロン分離機58へ供給するブロアー56に取りつけられている。サイクロン分
離機の代わりに、磁気分離または別の好適な分離方法を使用することも可能であ
る。研磨剤は、ライン60を経由し、ブロアー59を用いてベルトに循環され、ダス
トは、ライン61を介して取り除かれる。微細な材料の回収は、分離部に配置され
た磁石を用いるか、または方向性をもつ好適な気流を用いることによって、より
効率良く行なうことができる。
【0053】 研磨力とウェブ張力は、例えば、以下の方法を用いて研磨を調節できる。最初
に、研磨力は、研磨手段とウェブを初期位置に導く手段(4、8、12)を動かすこ
とにより調節できる。それにより、ウェブが初期張力を採用し、その後、最終研
磨力とウェブ張力が、ウェブを引張る引張装置を用いてウェブ張力を通常通り調
節することにより設定される。次に、ウェブ張力を、ウェブ張力を調節するため
のウェブ引張装置を用いて初期値に通常通り調節することによって研磨力を設定
した後、研磨手段(2、6、10)とウェブガイド手段(4、8、12)の位置を調節す
ることによって、最終ウェブ張力と研磨力を設定することができる。ウェブ張力
は、通常の張力測定装置を用いて測定できる。
【0054】 研磨された面の更なる加工は、研磨された面に直接、または研磨された面にサ
イズを塗布するかもしくはライトコーティングした後で行なうことができる。別
の加工は、通常、艶出し、軽いカレンダー処理、または研磨されて、平坦な加熱
面に対して僅かに水分が残っている表面を再度乾燥させること、あるいはそれら
全ての組み合わせを含む。艶出しユニットは、艶出しする面の速度とは異なる速
度で動きかつ編まれた金属および/またはポリマー製の布から成る艶出し用ベル
トを含んでいてよい。前述の平坦な加熱面は、平坦なシリンダーまたは平坦な加
熱ベルトを含み得る。
【0055】 ウェブは、前述の好ましい研磨工程直後またはその後でエンボス加工処理に付
され得る。エンボス加工工程中、その面は、所望の規則的なパターンをそれに押
しつけるかまたは研磨することによって形作られる。前記パターンには、例えば
、微細な刻印も含まれる。刻印には、蛍光粉末のような同定剤を混入できる。
【0056】 更に加工された表面形状は、銀行券等の保証書の原料として特に好適である。
しかし、研磨された面を表面形成することによる別の紙および厚紙製品も使用で
きる。すなわち、連続的な規則的なパターンを形成することによって表面の見か
けを変えることができ、それによって、表面の見かけがパターンのランダムな変
化に基づいている汎用の紙および厚紙ウェブと差がつく。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置の第1の好ましい態様の構造の側面図を表す。
【図2】 本発明の装置の別の好ましい態様の構造の側面図を表す。
【図3】 研磨手段として用いられる研磨ベルト構造物の主要な構造を表す
側面図である。
【図4】 一つの研磨ロールの表面の形状を表す。
【図5】 研磨手段として使用される一装置の形態を表す。
【符号の説明】
1、21…フレーム、2、4、6、8、10、12、42〜44、51、52…ロール、3、5、7、9
、11、13…レール、16、35…ウェブ、14、15…真空ノズル、22〜33…ローラーセ
ット、34…ダスト、47…V-型の溝、48…中間の研磨ネック、41…金属ベルト、4
5…超音波源、46…ウォーターバス、49…磁石、50…エンドレスベルト、53…カ
ウンターロール、54、55…ガイドロール、56、59…ブロアー、58…サイクロン分
離機、60、61…ライン
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月14日(2000.9.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 本発明は、請求項37の前文に記載の研磨方法にも関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 より具体的には、本発明の一装置および装置ユニットは、請求項1および15
の特徴部分に記載されているもので主に特徴付けられる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 本発明の方法は、請求項37の特徴部分に記載されているものでも特徴づけら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B24D 5/00 B24D 5/00 P 11/06 11/06 B D21H 25/04 D21H 25/04 // D21G 1/00 D21G 1/00 (31)優先権主張番号 991269 (32)優先日 平成11年6月3日(1999.6.3) (33)優先権主張国 フィンランド(FI) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW Fターム(参考) 3C058 AA05 AA09 AA12 AB03 AC02 AC05 BA04 CA02 CA04 CB01 CB02 CB10 DA10 DA11 3C063 AA02 AA03 AB03 AB07 BA22 BA24 BB02 BB03 BB04 BC02 BC03 CC13 CC16 EE01 FF20 FF23 4L055 CF41 CH02 FA12 FA14 GA45

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ―フレーム(1)、 −予め決められた経路に沿ってウェブ(16)を導くための、フレームに接続され
    た手段(2、4、6、8、10、22) を含む、紙、厚紙または植物繊維をベースとする繊維質の原料から成る同様の動
    くウェブ(16)を研磨するための装置であって、 −移動するウェブ(16)に接触させることができる研磨面を含む、少なくとも 2つの処理手段(2、6、10)、および −ウェブ(16)と研磨面との間の研磨力および研磨手段とウェブとの間の接触 長さおよびウェブ張力を調節するために、少なくとも1の研磨面を移動する ウェブ(16)に向かって動かす手段(3、7、11)、 −少なくとも本質的には植物性繊維をベースとする材料が取り得る電荷と同 様の摩擦電荷を研磨中に取り除くコーティング材料を研磨面に提供すること
    を特徴とする、紙、厚紙または植物繊維をベースとする繊維質の原料から成る同
    様の動くウェブ(16)を研磨するための装置。
  2. 【請求項2】 研磨処理手段が、酸化アルミニウムまたはそれと同様の材料
    でコーティングされている請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 研磨処理手段が、酸化アルミニウム、および酸化アルミニウ
    ムよりも柔軟な別の材料でコーティングされている請求項1または2記載の装置
  4. 【請求項4】 研磨処理手段が、酸化アルミニウムとベリルとの混合物、酸
    化アルミニウムと酸化チタンとの混合物、および/または酸化アルミニウムと酸
    化鉄との混合物でコーティングされている請求項3記載の装置、
  5. 【請求項5】 ウェブ張力、および研磨処理手段と研磨されるウェブとの間
    の接触長さに依存して研磨結果の調節を提供するための、研磨される材料と研磨
    処理手段との間にエアークッションを発生させる気送装置が、研磨処理手段の反
    対側にある請求項1〜4のいずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】 研磨されるウェブと研磨処理手段の研磨面が、少なくとも2
    00m/分の速度差で互いに移動させることができる請求項1〜5のいずれかに
    記載の装置。
  7. 【請求項7】 研磨ユニットから受け止められた研磨されたウェブの表面を
    変性する後処理ユニットも組み込まれた請求項1〜6のいずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】 後処理ユニットが艶出しステーションを含む、請求項7記載
    の装置。
  9. 【請求項9】 艶出しステーションが、処理されるウェブの速度とは異なる
    速度で移動を調節できる艶出し用ベルトを含むベルト式艶出し器を含む、請求項
    8記載の装置。
  10. 【請求項10】 艶出しステーションが、平坦な表面を有するロールまたは
    加熱できる平坦なベルトを含む請求項8記載の装置。
  11. 【請求項11】 艶出しステーションが、水、水蒸気および/またはカチオ
    ンおよび/または着色ポリマーを含むポリマーをウェブの表面に適用できる、ウ
    ェブを濡らすユニットおよび/またはコーティングユニットを含む請求項8〜1
    0のいずれかに記載の装置。
  12. 【請求項12】 後処理ユニットが、エンボス加工ステーションを含む請求
    項7〜11のいずれかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 エンボス加工ステーションが、研磨されたウェブの表面に
    刻印を含むパターンを形成するためのエンボス加工手段、および場合により、パ
    ターンをコーティングするおよび/または少なくとも部分的に刻印を入れるため
    のコーティング手段を含む請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 ―フレーム(1)、 −予め決められた経路に沿ってウェブ(16)を導くための、フレームに接続され た手段(2、4、6、8、10、22) を含む、紙、厚紙または植物繊維をベースとする繊維質の原料から成る同様の動
    くウェブ(16)を研磨するための装置であって、 −移動するウェブ(16)に接触させることができる研磨面を含む、少なくとも 2つの処理手段(2、6、10)、および −ウェブ(16)と研磨面との間の研磨力、研磨手段とウェブとの間の接触長さ
    、およびウェブ張力を調節するために、ウェブ(16)を動かす方向を横断して、少
    なくとも1の研磨面(2、6、10)を少なくとも部分的に移動させる手段(3、7、11)
    を特徴とする、紙、厚紙または植物繊維をベースとする繊維質の原料から成る同
    様の動くウェブ(16)を研磨するための装置。
  15. 【請求項15】 ウェブの移動方向から外れてかつウェブと接触させること
    ができる複数の研磨手段であって、ウェブと研磨手段との相関位置を、ウェブ張
    力、およびそのための研磨の強度を調整するために調節できる、複数の研磨手段
    を含む請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 ウェブの移動方向から外れておりかつウェブと接触でき、
    そしてウェブに向かってウェブの表面に対して横断方向へ移動させて、ウェブの
    張力、およびそのための研磨の強度を調節するためにウェブから離される、複数
    の研磨手段を含む請求項14記載の装置。
  17. 【請求項17】 研磨手段が、連続して配列された研磨ロールもしくはロー
    ラーまたはベルト式研磨ステーションを含む請求項1〜16のいずれかに記載の
    装置。
  18. 【請求項18】 研磨手段が、ウェブの両面に交互に配置された研磨ロール
    もしくはローラーを含む請求項17記載の装置。
  19. 【請求項19】 研磨手段が、ウェブの一方の面側に配置された研磨ロール
    もしくはローラー、およびウェブの反対の面側に配置された調節ロールを含む請
    求項17記載の装置。
  20. 【請求項20】 研磨手段が、ウェブの一方の面側に配置された研磨ロール
    もしくはローラー、およびウェブの反対の面側に配置された押えロールを含み、
    該押えロールが、ウェブの移動方向に回転できる請求項17記載の装置。
  21. 【請求項21】 押えロールが、ウェブと接触できかつウェブに対して横断
    方向へ移動でき、そしてウェブ張力、およびそのための研磨の強度を調節するた
    めにウェブから離される請求項20記載の装置。
  22. 【請求項22】 研磨ロールもしくはローラーの少なくとも表面が冷却され
    る請求項17〜21のいずれかに記載の装置。
  23. 【請求項23】 研磨手段が調節してウェブに押しつけられるため、ウェブ
    の表面温度が、木材を含有するウェブを研磨する場合は好ましくは65℃であり
    かつセルロース系ウェブを研磨する場合は好ましくは124℃であるという本発
    明の温度限界を超えないことを特徴とする請求項1〜22のいずれかに記載の装
    置。
  24. 【請求項24】 レーザ装置からの可動性レーザ光線が研磨手段の研磨面に
    向けることができるレーザ装置も含み、それにより、レーザ光線の反射パターン
    から研磨面の磨耗および目詰まりが決定できる請求項1〜23のいずれかに記載
    の装置。
  25. 【請求項25】 研磨手段の表面が、5〜45μmの範囲の粒子寸法を有す
    る研磨剤を含む請求項1〜23のいずれかに記載の装置
  26. 【請求項26】 研磨剤が、電解によりもしくは加熱スプレーによって表面
    を研磨するために付着されているか、または研磨剤が、フェノール樹脂もしくは
    エポキシ樹脂またはそれらの混合物のような接着性樹脂を用いて一様な層を形成
    するために接着することによって付着されている請求項25記載の装置。
  27. 【請求項27】 研磨手段が、レーザ光線などによってロールの軸と平行な
    溝(47)が付与された表面を有するロールであり、それによって溝の縁が、研磨縁
    または不均一な切断縁を形成する請求項14記載の装置。
  28. 【請求項28】 研磨手段が、表面に開口部が形成された研磨ロールもしく
    はローラーを含み、開口部が、研磨によってウェブから分離された材料を取り除
    くための真空源と接続されている請求項1〜27のいずれかに記載の装置。
  29. 【請求項29】 研磨手段が、表面に溝が設けられた研磨ロールもしくはロ
    ーラーを含み、溝が、本質的にウェブの移動方向に対して垂直に配列されており
    、そして研磨が、溝リッジ部の表面に埋め込まれた研磨粒子によって行なわれる
    請求項1〜28のいずれかに記載の装置。
  30. 【請求項30】 研磨手段が、研磨ロールもしくはローラーを含み、該ロー
    ルを冷却するためとロールおよびローラーの表面に付着したダストを取り除くた
    めにロールもしくはローラーの移動方向に向かって強い気流を誘導する、少なく
    とも1のロールもしくはローラーに向けられた圧縮空気配送管を特徴とする、請
    求項1〜29のいずれかに記載の装置。
  31. 【請求項31】 研磨手段が、研磨粒子でコーティングした金属を含む請求
    項14〜26のいずれかに記載の装置。
  32. 【請求項32】 ベルトが、ウォーターバス中で少なくとも定期的に走行す
    るように調整され、そして超音波範囲内の放射をベルトに向けるための超音波源
    が、ウォーターバス中に取りつけられている請求項30記載の装置。
  33. 【請求項33】 研磨手段が、金属製懸案手段を含み、該研磨手段を加熱す
    るための誘導ヒーターと、放出されたダストを加熱中に取り除くために、加熱し
    た研磨手段に向かって気流を誘導するための圧縮空気配送管とを特徴とする請求
    項1〜32のいずれかに記載の装置。
  34. 【請求項34】 研磨面に付着した物質を取り除くために高エネルギーフラ
    ッシュ光のフラッシュを向けるためのフラッシュ光源を特徴とする請求項1〜3
    3のいずれかに記載の装置。
  35. 【請求項35】 研磨粒子が、酸化アルミニウム、ダイアモンド、炭化タン
    グステン、炭化ケイ素、窒化ケイ素、窒化タングステン、窒化ホウ素、炭化ホウ
    素、酸化クロム、酸化チタン、酸化チタンとシリカと酸化クロムとの混合物、ま
    たは2以上のこれら化合物を含む混合物から成る群より選択される請求項1〜3
    4のいずれかに記載の装置。
  36. 【請求項36】 研磨面が金属から製造され、少なくとも、表面の不均一な
    腐蝕が初期化されるほど高い電圧を用いて電解処理中にアノードとしてそれを用
    いることによって処理される請求項1〜11のいずれかに記載の装置。
  37. 【請求項37】 研磨手段の表面が、研磨される表面から突き出ている繊維
    を切断するのに適合している請求項1〜26のいずれかに記載の装置。
  38. 【請求項38】 数個の連続した研磨手段が、処理面を研磨するのに使用さ
    れ、最終研磨工程を行なう手段が、電離により作成された研磨手段であり、その
    表面が、電離により作成された研磨手段である最終研磨工程を行なう手段で、研
    磨される表面から突き出ている繊維をかみそり様の形態に切断する請求項37記
    載の装置。
  39. 【請求項39】 研磨面が、少なくとも1の導電性材料と、カソードでの電
    気分解中に形成される気泡により清掃を達成するために研磨面がカソードとして
    取りつけられる電気分解装置とを含む請求項1〜38のいずれかに記載の装置。
  40. 【請求項40】 −少なくとも2の研磨手段を含む研磨装置にウェブを搬送 すること、 −ウェブ張力が所望の通り調節できるようにウェブを研磨手段と接触させるこ と、 −研磨手段間の所望の研磨力が得られるようにウェブ張力を調節すること、お よび −研磨される表面と同じ電荷で摩擦電気的にチャージされた材料(例えば、酸 化アルミニウム粉末)を含み、かつ研磨面に加熱スプレーされた研磨粒子を 用いること を特徴とする、紙、厚紙または植物繊維をベースとする繊維質の原料から成る同
    様の連続ウェブを研磨する方法。
  41. 【請求項41】 研磨手段が、張力を設定するために事前に調節されたウェ
    ブの表面と接触しており、そして最終ウェブ張力が、研磨手段の位置またはウェ
    ブと研磨手段との間の角度を変えることによって調節される請求項40記載の方
    法。
  42. 【請求項42】 研磨手段の表面の接平面に対するウェブの接平面角度が、
    ウェブと研磨手段との接点において、1〜35°、好ましくは約8〜17°であ
    る請求項41記載の方法。
  43. 【請求項43】 研磨手段が、設定されたウェブ張力に事前に調節されたウ
    ェブの表面と接触しており、そして最終ウェブ張力が、ウェブを引き寄せるロー
    ルの回転速度および/または運動量を調整することによって調節される請求項4
    1記載の方法。
  44. 【請求項44】 ウェブの最終ウェブ張力が、ウェブの破壊力の約30〜6
    0%である請求項42または43に記載の方法。
  45. 【請求項45】 処理される材料の側面が、複数の研磨手段で処理され、そ
    して各研磨手段に関し、最大1.5μmの材料がウェブの表面から取り除かれる
    請求項40〜44のいずれかに記載の方法。
  46. 【請求項46】 ウェブと研磨手段の表面との接点における研磨手段の接平
    面に対するウェブの接平面角度が、ウェブの移動方向において増加する請求項4
    5記載の方法。
  47. 【請求項47】 研磨面を清浄に保つために、ウェブから放出されたダスト
    に結合している顔料が、研磨に付されるウェブと共に供給される請求項40〜4
    6のいずれかに記載の方法。
  48. 【請求項48】 炭酸カルシウム、タルク、カオリン、シリカ、またはケイ
    酸アルミニウムもしくはケイ酸マグネシウムが、ウェブと共に供給される請求項
    47記載の方法。
  49. 【請求項49】 ウェブから放出された樹脂と研磨ダストが、ウェブと共に
    研磨面へ供給されかつ研磨ダストと共に(例えば、濡らすことにより)研磨面へ
    再接着される顔料によって、または水溶性ポリマーおよび/または乳化ポリマー
    のようなバインダーとこれとの結合によって、結合される請求項47記載の方法
  50. 【請求項50】 研磨手段の研磨表面が、定期的にそれに気流、超音波放射
    または高エネルギーフラッシュ光のフラッシュを向けることによって、あるいは
    接着性ベルトを用いて、清掃される請求項40記載の方法。
  51. 【請求項51】 研磨力が、研磨手段(2、6、10)およびウェブ搬送手段(4、
    8、12)を、ウェブの初期張力を形成する初期位置に移動することによって調節さ
    れ、その後、最終研磨力とウェブ張力が、ウェブ張力を引っ張り装置を用いて通
    常通り調節することによって設定される請求項40記載の方法。
  52. 【請求項52】 研磨力が、ウェブ張力を引っ張り装置を用いて初期値に通
    常通り調節することによって設定され、それにより最終ウェブ張力が、研磨手段
    (2、6、10)および/またはウェブ搬送手段(4、8、12)の位置を調節することによ
    って設定される請求項40記載の方法。
  53. 【請求項53】 研磨された紙ウェブが艶出しされる請求項40〜52のい
    ずれかに記載の方法。
  54. 【請求項54】 ウェブが、艶出しされるウェブの速度とは異なる速度の艶
    出し用ベルトを用いて艶出しされ、艶出し用ベルトが、編まれた金属またはポリ
    マー製の布によって形成される請求項53記載の方法。
  55. 【請求項55】 ウェブが、平坦なロールまたは加熱された平坦なベルトで
    艶出しされて乾燥され、研磨された面が場合により、艶出し前に僅かに水分を含
    んでいる請求項53記載の方法。
  56. 【請求項56】 研磨された面に、艶出し後、エンボス加工により、または
    研磨によって、エンボスパターンが付与される請求項40〜54のいずれかに記
    載の方法。
  57. 【請求項57】 規則正しい刻印パターンが形成され、そして場合により刻
    印パターンが、蛍光粉末のような同定物質を混入されている請求項56記載の方
    法。
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