JP2573128B2 - 布帛の起毛方法並びに布帛の起毛装置 - Google Patents
布帛の起毛方法並びに布帛の起毛装置Info
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- D06C15/00—Calendering, pressing, ironing, glossing or glazing textile fabrics
- D06C15/04—Calendering, pressing, ironing, glossing or glazing textile fabrics between rollers and co-operating concave surfaces
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、布帛の仕上げ加工法
の1つである起毛方法、特に、蓮の葉や桃の実の表面な
どのように表面に短い毛羽が密生した布帛製品が得られ
るようにするための布帛の起毛方法、並びに、その起毛
方法を好適に実施するための装置に関する。
の1つである起毛方法、特に、蓮の葉や桃の実の表面な
どのように表面に短い毛羽が密生した布帛製品が得られ
るようにするための布帛の起毛方法、並びに、その起毛
方法を好適に実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布帛の起毛装置として、各種型式
の針布起毛機が使用されている。この針布起毛機は、一
定方向に曲げた針を布に植えつけた針布をドラムに巻き
付け、ドラムを回転させることにより、布帛の表面を針
で引っ掻き、布帛を構成している糸の組織繊維を掻き出
してネル状に毛羽を起こすようにしたものである。この
起毛仕上げにより、肉厚感が有り柔らかな触感を持った
布帛製品が得られる。
の針布起毛機が使用されている。この針布起毛機は、一
定方向に曲げた針を布に植えつけた針布をドラムに巻き
付け、ドラムを回転させることにより、布帛の表面を針
で引っ掻き、布帛を構成している糸の組織繊維を掻き出
してネル状に毛羽を起こすようにしたものである。この
起毛仕上げにより、肉厚感が有り柔らかな触感を持った
布帛製品が得られる。
【0003】また、近年、表面の毛羽が蓮の葉や桃の実
の表面などのように短くかつ密生した布帛製品が要望さ
れるようになった。このように起毛仕上げされた布帛製
品を得るために、ドラムの円筒外周面に金剛砂テープを
貼り付けたエメリー起毛機が使用されている。
の表面などのように短くかつ密生した布帛製品が要望さ
れるようになった。このように起毛仕上げされた布帛製
品を得るために、ドラムの円筒外周面に金剛砂テープを
貼り付けたエメリー起毛機が使用されている。
【0004】さらに、上質の紡毛織物などの起毛仕上げ
には、円筒外周面に多くのアザミの実(チーゼル)が取
り付けられたドラムを高速度で回転させることにより起
毛するアザミ起毛機が使用されている。そして、このア
ザミ起毛機では、通常、紡毛織物等の布帛に対して十分
に湿分を与えた後に起毛する湿潤起毛が行なわれ、この
湿潤起毛によるときは、繊維が切断されるのが防止され
る。
には、円筒外周面に多くのアザミの実(チーゼル)が取
り付けられたドラムを高速度で回転させることにより起
毛するアザミ起毛機が使用されている。そして、このア
ザミ起毛機では、通常、紡毛織物等の布帛に対して十分
に湿分を与えた後に起毛する湿潤起毛が行なわれ、この
湿潤起毛によるときは、繊維が切断されるのが防止され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】毛羽が短く密生した起
毛製品を得たい場合に、上記したエメリー起毛機を使用
すると、乾燥した布帛の表面が高速回転するドラムに貼
り付けられた金剛砂テープで摩擦されるため、布帛に熱
が発生するとともに繊維が切断され、製品の風合いが損
なわれる、といった問題点がある。また、エメリー起毛
機を使用した場合、布帛から発生した毛羽や糸屑が金剛
砂に絡んで、均一な起毛処理が妨げられる、といった問
題点がある。一方、アザミ起毛機を使用した湿潤起毛法
は、紡毛織物のように毛羽の長い起毛を行なうことはで
きるが、綿織物などのように繊維長の短い糸で製織され
た布帛の起毛方法としては不適当である。
毛製品を得たい場合に、上記したエメリー起毛機を使用
すると、乾燥した布帛の表面が高速回転するドラムに貼
り付けられた金剛砂テープで摩擦されるため、布帛に熱
が発生するとともに繊維が切断され、製品の風合いが損
なわれる、といった問題点がある。また、エメリー起毛
機を使用した場合、布帛から発生した毛羽や糸屑が金剛
砂に絡んで、均一な起毛処理が妨げられる、といった問
題点がある。一方、アザミ起毛機を使用した湿潤起毛法
は、紡毛織物のように毛羽の長い起毛を行なうことはで
きるが、綿織物などのように繊維長の短い糸で製織され
た布帛の起毛方法としては不適当である。
【0006】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであり、毛羽が短くかつ密生した布帛製品が
得られ、起毛過程で布帛が熱を持ったり繊維が切断され
たりして品質低下を来たすといったこともなく、均一な
起毛処理を行なうことができる布帛起毛方法並びにその
起毛方法を好適に実施することができる装置を提供する
ことを技術的課題とする。
されたものであり、毛羽が短くかつ密生した布帛製品が
得られ、起毛過程で布帛が熱を持ったり繊維が切断され
たりして品質低下を来たすといったこともなく、均一な
起毛処理を行なうことができる布帛起毛方法並びにその
起毛方法を好適に実施することができる装置を提供する
ことを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る布帛の起
毛方法では、円柱形もしくは円筒形の砥石で形成された
加工用回転体、或いは円柱形もしくは円筒形支持体の外
周面に布やすりを巻装して構成された加工用回転体、並
びに、この加工用回転体の外周面の一部が嵌まり合う円
弧状凹面を有する圧接用構体を使用し、軸心回りに回転
駆動される前記加工用回転体と、前記円弧状凹面が加工
用回転体の外周面の一部と近接し対向するように配設さ
れた圧接用構体との間へ被処理布帛を通し、加工用回転
体を回転させて被処理布帛を移送しながら、圧接用構体
の円弧状凹面側から被処理布帛に対し水圧を加えて被処
理布帛を加工用回転体の外周面に圧接させるようにす
る。
毛方法では、円柱形もしくは円筒形の砥石で形成された
加工用回転体、或いは円柱形もしくは円筒形支持体の外
周面に布やすりを巻装して構成された加工用回転体、並
びに、この加工用回転体の外周面の一部が嵌まり合う円
弧状凹面を有する圧接用構体を使用し、軸心回りに回転
駆動される前記加工用回転体と、前記円弧状凹面が加工
用回転体の外周面の一部と近接し対向するように配設さ
れた圧接用構体との間へ被処理布帛を通し、加工用回転
体を回転させて被処理布帛を移送しながら、圧接用構体
の円弧状凹面側から被処理布帛に対し水圧を加えて被処
理布帛を加工用回転体の外周面に圧接させるようにす
る。
【0008】また、上記した布帛起毛方法を実施するた
めの装置を、円柱形もしくは円筒形の砥石からなり又は
円柱形もしくは円筒形支持体の外周面に布やすりを巻装
してなり、軸心回りに回転自在に支持された加工用回転
体と、この加工用回転体の外周面の一部が嵌まり合う円
弧状凹面を有し、その円弧状凹面が加工用回転体の外周
面の一部と近接し対向するように配設され、内部に水の
収容部が形設されて、前記円弧状凹面に水の流出開口が
形設された圧接用構体と、被処理布帛を前記加工用回転
体の外周面の一部と前記圧接用構体の円弧状凹面との間
へ通して被処理布帛を移送する布帛移送手段と、前記加
工用回転体を回転駆動させる回転駆動手段と、前記圧接
用構体の水収容部に水を供給し、前記円弧状凹面の水流
出開口を通して水を流出させ、被処理布帛に対し水圧を
加えて被処理布帛を加工用回転体の外周面に圧接させる
水圧付与手段とから構成した。この場合、圧接用構体の
円弧状凹面の水流出開口を通して流出し被処理布帛面へ
供給された水を回収する回収槽を設け、水圧付与手段で
水を循環して使用するようにするとよい。
めの装置を、円柱形もしくは円筒形の砥石からなり又は
円柱形もしくは円筒形支持体の外周面に布やすりを巻装
してなり、軸心回りに回転自在に支持された加工用回転
体と、この加工用回転体の外周面の一部が嵌まり合う円
弧状凹面を有し、その円弧状凹面が加工用回転体の外周
面の一部と近接し対向するように配設され、内部に水の
収容部が形設されて、前記円弧状凹面に水の流出開口が
形設された圧接用構体と、被処理布帛を前記加工用回転
体の外周面の一部と前記圧接用構体の円弧状凹面との間
へ通して被処理布帛を移送する布帛移送手段と、前記加
工用回転体を回転駆動させる回転駆動手段と、前記圧接
用構体の水収容部に水を供給し、前記円弧状凹面の水流
出開口を通して水を流出させ、被処理布帛に対し水圧を
加えて被処理布帛を加工用回転体の外周面に圧接させる
水圧付与手段とから構成した。この場合、圧接用構体の
円弧状凹面の水流出開口を通して流出し被処理布帛面へ
供給された水を回収する回収槽を設け、水圧付与手段で
水を循環して使用するようにするとよい。
【0009】
【作用】この発明に係る布帛の起毛方法では、圧接用構
体の円弧状凹面と外周面の一部が近接して対向しその円
弧状凹面に嵌まり合った状態で加工用回転体が回転し、
その加工用回転体の外周面の一部と圧接用構体との間へ
被処理布帛が通されて移送され、その際、圧接用構体の
円弧状凹面側から被処理布帛に対し水圧が加えられて被
処理布帛が加工用回転体の外周面に圧接させられる。こ
のように、被処理布帛が、回転している加工用回転体の
外周面に圧接した状態で移送されることにより、加工用
回転体の外周面の粗面で被処理布帛の表面が引っ掻か
れ、布帛を構成している糸の組織繊維が掻き出されて毛
羽が引き起こされる。このとき、被処理布帛は、針布や
チゼールのように細長く尖った多数の小突起ではなく砥
石或いは布やすりといった微細凹凸面で摩擦されるた
め、布帛面から短い毛羽が引き出される。また、その際
の摩擦によって被処理布帛に熱が発生しても、圧接用構
体の円弧状凹面側から被処理布帛に対し給水されている
ので、その水によって被処理布帛は速やかに冷されると
ともに、水が潤滑剤の役目をして被処理布帛と加工用回
転体の外周面との接触が円滑化され、被処理布帛の繊維
の切断が防止される。さらに、布帛から毛羽や糸屑が発
生しても、被処理布帛に対し供給される水によって毛羽
や糸屑が洗い流されるため、それらの毛羽や糸屑が加工
用回転体の外周面に絡んで均一な起毛処理が妨げられ
る、といったことが防止される。
体の円弧状凹面と外周面の一部が近接して対向しその円
弧状凹面に嵌まり合った状態で加工用回転体が回転し、
その加工用回転体の外周面の一部と圧接用構体との間へ
被処理布帛が通されて移送され、その際、圧接用構体の
円弧状凹面側から被処理布帛に対し水圧が加えられて被
処理布帛が加工用回転体の外周面に圧接させられる。こ
のように、被処理布帛が、回転している加工用回転体の
外周面に圧接した状態で移送されることにより、加工用
回転体の外周面の粗面で被処理布帛の表面が引っ掻か
れ、布帛を構成している糸の組織繊維が掻き出されて毛
羽が引き起こされる。このとき、被処理布帛は、針布や
チゼールのように細長く尖った多数の小突起ではなく砥
石或いは布やすりといった微細凹凸面で摩擦されるた
め、布帛面から短い毛羽が引き出される。また、その際
の摩擦によって被処理布帛に熱が発生しても、圧接用構
体の円弧状凹面側から被処理布帛に対し給水されている
ので、その水によって被処理布帛は速やかに冷されると
ともに、水が潤滑剤の役目をして被処理布帛と加工用回
転体の外周面との接触が円滑化され、被処理布帛の繊維
の切断が防止される。さらに、布帛から毛羽や糸屑が発
生しても、被処理布帛に対し供給される水によって毛羽
や糸屑が洗い流されるため、それらの毛羽や糸屑が加工
用回転体の外周面に絡んで均一な起毛処理が妨げられ
る、といったことが防止される。
【0010】また、この発明に係る布帛の起毛装置で
は、被処理布帛は、布帛移送手段により加工用回転体の
外周面の一部と圧接用構体の円弧状凹面との間へ通され
て移送される間に、水圧付与手段により圧接用構体の円
弧状凹面側から水圧が加えられて加工用回転体の外周面
に圧接させられる。このとき、加工用回転体は回転駆動
手段によって回転させられており、被処理布帛が回転中
の加工用回転体の外周面に圧接した状態で移動すること
により、加工用回転体の外周面の粗面で被処理布帛の表
面から毛羽が引き起こされる。また、この際、加工用回
転体の外周面との摩擦によって被処理布帛に熱が発生す
るが、圧接用構体の円弧状凹面の水流出開口を通して水
が被処理布帛に対し供給されるので、その水によって被
処理布帛は速やかに冷されるとともに、被処理布帛の繊
維の切断が防止されることになる。
は、被処理布帛は、布帛移送手段により加工用回転体の
外周面の一部と圧接用構体の円弧状凹面との間へ通され
て移送される間に、水圧付与手段により圧接用構体の円
弧状凹面側から水圧が加えられて加工用回転体の外周面
に圧接させられる。このとき、加工用回転体は回転駆動
手段によって回転させられており、被処理布帛が回転中
の加工用回転体の外周面に圧接した状態で移動すること
により、加工用回転体の外周面の粗面で被処理布帛の表
面から毛羽が引き起こされる。また、この際、加工用回
転体の外周面との摩擦によって被処理布帛に熱が発生す
るが、圧接用構体の円弧状凹面の水流出開口を通して水
が被処理布帛に対し供給されるので、その水によって被
処理布帛は速やかに冷されるとともに、被処理布帛の繊
維の切断が防止されることになる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0012】図1は、この発明に係る布帛起毛方法を実
施するための装置の概略構成を示す模式図である。この
装置は、軸心回りに正・逆回転自在に支持された加工用
回転体12、この加工用回転体12の外周面の一部と近接し
対向するように配設された圧接用構体14、被処理布帛10
を加工用回転体12の外周面の一部と圧接用構体14との間
へ通して移送する布帛移送機構(図示せず)、加工用回
転体12の両側にそれぞれ配置され、被処理布帛10を挾ん
で上下に配設された各一対の絞りロール16、16;18、1
8、被処理布帛10に対して所定圧の水を供給し、その供
給水を循環して使用する水循環手段20などから構成され
ている。
施するための装置の概略構成を示す模式図である。この
装置は、軸心回りに正・逆回転自在に支持された加工用
回転体12、この加工用回転体12の外周面の一部と近接し
対向するように配設された圧接用構体14、被処理布帛10
を加工用回転体12の外周面の一部と圧接用構体14との間
へ通して移送する布帛移送機構(図示せず)、加工用回
転体12の両側にそれぞれ配置され、被処理布帛10を挾ん
で上下に配設された各一対の絞りロール16、16;18、1
8、被処理布帛10に対して所定圧の水を供給し、その供
給水を循環して使用する水循環手段20などから構成され
ている。
【0013】加工用回転体12は、円柱形もしくは円筒形
の砥石で形成されており、或いは、円柱形もしくは円筒
形支持体の外周面に布やすりを巻装して構成されてい
る。加工用回転体12を砥石で形成する場合、砂岩のよう
な粗い面をもつものから粘板岩のような密な面をもつも
のを必要に応じて使い分けるようにするとよい。この加
工用回転体12は、回転駆動モータ(図示せず)によって
正・逆回転させられるようになっている。また、圧接用
構体14は、加工用回転体12の外周面の一部が嵌まり合う
円弧状凹面22が形成され、内部が水の収容部24とされた
容器状をなしている。そして、圧接用構体14の円弧状凹
面22には、水の流出開口が形設されている。
の砥石で形成されており、或いは、円柱形もしくは円筒
形支持体の外周面に布やすりを巻装して構成されてい
る。加工用回転体12を砥石で形成する場合、砂岩のよう
な粗い面をもつものから粘板岩のような密な面をもつも
のを必要に応じて使い分けるようにするとよい。この加
工用回転体12は、回転駆動モータ(図示せず)によって
正・逆回転させられるようになっている。また、圧接用
構体14は、加工用回転体12の外周面の一部が嵌まり合う
円弧状凹面22が形成され、内部が水の収容部24とされた
容器状をなしている。そして、圧接用構体14の円弧状凹
面22には、水の流出開口が形設されている。
【0014】水循環手段20は、加工用回転体12、圧接用
構体14及び両側一対の絞りロール16、16;18、18の全体
を含む下方に配設された回収槽26、この回収槽26の底部
に一端が連通接続され、他端が圧接用構体14の水収容部
24に連通接続した循環水管路28、並びに、その循環水管
路28にそれぞれ介挿されたポンプ30、フィルター32、給
水管34が接続された三方弁36及びドレン管38が接続され
た三方弁40により構成されている。
構体14及び両側一対の絞りロール16、16;18、18の全体
を含む下方に配設された回収槽26、この回収槽26の底部
に一端が連通接続され、他端が圧接用構体14の水収容部
24に連通接続した循環水管路28、並びに、その循環水管
路28にそれぞれ介挿されたポンプ30、フィルター32、給
水管34が接続された三方弁36及びドレン管38が接続され
た三方弁40により構成されている。
【0015】図1に示した装置を使用して布帛の起毛処
理が次のようにして行なわれる。まず、被処理布帛10を
入口側の一対の絞りロール16、16間に通した後、加工用
回転体12の外周面の一部と圧接用構体14の円弧状凹面22
との間へ通してから、出口側の一対の絞りロール18、18
間に通しておく。次に、三方弁36を切換え操作して給水
管34を通し水を供給し、圧接用構体14の水収容部24及び
循環水管路28に水を満たした後、三方弁36を切換え操作
し、ポンプ30を駆動させて、循環水管路28から圧接用構
体14の水収容部24へ、水収容部24から回収槽26へ、回収
槽26から循環水管路28へと水を循環させておく。
理が次のようにして行なわれる。まず、被処理布帛10を
入口側の一対の絞りロール16、16間に通した後、加工用
回転体12の外周面の一部と圧接用構体14の円弧状凹面22
との間へ通してから、出口側の一対の絞りロール18、18
間に通しておく。次に、三方弁36を切換え操作して給水
管34を通し水を供給し、圧接用構体14の水収容部24及び
循環水管路28に水を満たした後、三方弁36を切換え操作
し、ポンプ30を駆動させて、循環水管路28から圧接用構
体14の水収容部24へ、水収容部24から回収槽26へ、回収
槽26から循環水管路28へと水を循環させておく。
【0016】以上の準備が終わると、入口側の一対の絞
りロール16、16、加工用回転体12及び出口側の一対の絞
りロール18、18をそれぞれ回転駆動させ、被処理布帛10
に対して一定の張力を付与し、その状態で被処理布帛10
を緩やかな速度で移送させながら、圧接用構体14の円弧
状凹面22の水流出開口から一定圧の水を流出させ、その
水圧によって被処理布帛10を加工用回転体12の外周面の
一部に圧接させる。このとき、圧接用構体14の円弧状凹
面22の水流出開口から流出する水の圧力を調節すること
により、被処理布帛10を加工用回転体12の外周面に圧接
させる圧力を調整するようにする。これにより、被処理
布帛10の表面は、水で湿潤状態に保たれたまま、加工用
回転体12によって研磨され、被処理布帛10の表面から短
い毛羽が引き出される。そして、被処理布帛10の表面の
状態を観察しながら、加工用回転体12及び各一対の絞り
ロール16、16;18、18の回転方向を正・逆切り換えると
ともに、被処理布帛10を往復移送し、被処理布帛10を加
工用回転体12の外周面で所要回数だけ反復して研磨する
ことにより、毛羽が短くかつ密生した表面を有する布帛
が得られる。
りロール16、16、加工用回転体12及び出口側の一対の絞
りロール18、18をそれぞれ回転駆動させ、被処理布帛10
に対して一定の張力を付与し、その状態で被処理布帛10
を緩やかな速度で移送させながら、圧接用構体14の円弧
状凹面22の水流出開口から一定圧の水を流出させ、その
水圧によって被処理布帛10を加工用回転体12の外周面の
一部に圧接させる。このとき、圧接用構体14の円弧状凹
面22の水流出開口から流出する水の圧力を調節すること
により、被処理布帛10を加工用回転体12の外周面に圧接
させる圧力を調整するようにする。これにより、被処理
布帛10の表面は、水で湿潤状態に保たれたまま、加工用
回転体12によって研磨され、被処理布帛10の表面から短
い毛羽が引き出される。そして、被処理布帛10の表面の
状態を観察しながら、加工用回転体12及び各一対の絞り
ロール16、16;18、18の回転方向を正・逆切り換えると
ともに、被処理布帛10を往復移送し、被処理布帛10を加
工用回転体12の外周面で所要回数だけ反復して研磨する
ことにより、毛羽が短くかつ密生した表面を有する布帛
が得られる。
【0017】図2に示した布帛起毛装置は、図1に示し
た加工用回転体12と圧接用構体14と同様のものを複数組
備えた構成を有している。すなわち、3つの加工用回転
体42、44、46を水平方向に並設し、その各加工用回転体
12とそれぞれ近接して対向するように圧接用構体48、5
0、52が配設されている。そして、被処理布帛10が一対
の絞りロール54間、加工用回転体42と圧接用構体48との
間、一対の絞りロール56間、加工用回転体44と圧接用構
体50との間、一対の絞りロール58間、加工用回転体46と
圧接用構体52との間及び一対の絞りロール60間を順次通
され、一方向へ連続して移送されるようになっている。
このような構成の装置において、各加工用回転体42、4
4、46の外周面の粗さを順次変化させるようにしてもよ
い。それ以外の構成については、図1に示した装置と同
様であり、同一符号を付して説明を省略する。尚、図2
の装置は、3組の加工用回転体42、44、46及び圧接用構
体48、50、52を水平方向に並設しているが、それらを鉛
直方向に配置する構成としてもよい。
た加工用回転体12と圧接用構体14と同様のものを複数組
備えた構成を有している。すなわち、3つの加工用回転
体42、44、46を水平方向に並設し、その各加工用回転体
12とそれぞれ近接して対向するように圧接用構体48、5
0、52が配設されている。そして、被処理布帛10が一対
の絞りロール54間、加工用回転体42と圧接用構体48との
間、一対の絞りロール56間、加工用回転体44と圧接用構
体50との間、一対の絞りロール58間、加工用回転体46と
圧接用構体52との間及び一対の絞りロール60間を順次通
され、一方向へ連続して移送されるようになっている。
このような構成の装置において、各加工用回転体42、4
4、46の外周面の粗さを順次変化させるようにしてもよ
い。それ以外の構成については、図1に示した装置と同
様であり、同一符号を付して説明を省略する。尚、図2
の装置は、3組の加工用回転体42、44、46及び圧接用構
体48、50、52を水平方向に並設しているが、それらを鉛
直方向に配置する構成としてもよい。
【0018】次に、この発明に係る布帛起毛方法を具体
的に実施した例について説明する。まず、木綿100%
の200本ブロード染上り布を被処理布帛とし、その布
帛を粘板岩砥石で形成された加工用回転体の外周面に水
圧0.3kg/cm2で圧接させ、被処理布帛を10m
/分の速度で移送し12回反復して加工用回転体と圧接
用構体との間へ通した。このときの加工用回転体の回転
速度は、面速30m/分に設定した。この結果、蓮の葉
の表面に近い状態の、細く密生した均一な毛羽を有する
起毛品が得られた。
的に実施した例について説明する。まず、木綿100%
の200本ブロード染上り布を被処理布帛とし、その布
帛を粘板岩砥石で形成された加工用回転体の外周面に水
圧0.3kg/cm2で圧接させ、被処理布帛を10m
/分の速度で移送し12回反復して加工用回転体と圧接
用構体との間へ通した。このときの加工用回転体の回転
速度は、面速30m/分に設定した。この結果、蓮の葉
の表面に近い状態の、細く密生した均一な毛羽を有する
起毛品が得られた。
【0019】また、アクリル系100%ポプリン染上り
布を被処理布帛とし、その布帛を砂岩砥石で形成された
加工用回転体の外周面に水圧0.3kg/cm2で圧接
させ被処理布帛を10m/分の速度で移送し10回反復
して加工用回転体と圧接用構体との間へ通した。このと
きの加工用回転体の回転速度は、面速25m/分に設定
した。この結果、量感が有り桃の実の表面に近い状態
の、均一に密生した毛羽を有する起毛品が得られた。
布を被処理布帛とし、その布帛を砂岩砥石で形成された
加工用回転体の外周面に水圧0.3kg/cm2で圧接
させ被処理布帛を10m/分の速度で移送し10回反復
して加工用回転体と圧接用構体との間へ通した。このと
きの加工用回転体の回転速度は、面速25m/分に設定
した。この結果、量感が有り桃の実の表面に近い状態
の、均一に密生した毛羽を有する起毛品が得られた。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
かつ作用するので、この発明に係る布帛起毛方法によれ
ば、毛羽が短くかつ密生した起毛製品を得ることができ
る。そして、起毛過程で布帛が熱を持ったり繊維が切断
されたりすることがないため、風合いの良好な布帛製品
が得られ、また、均一な起毛処理が行なわれる。また、
この発明に係る布帛起毛装置を使用すれば、前記起毛方
法を好適に実施することができる。
かつ作用するので、この発明に係る布帛起毛方法によれ
ば、毛羽が短くかつ密生した起毛製品を得ることができ
る。そして、起毛過程で布帛が熱を持ったり繊維が切断
されたりすることがないため、風合いの良好な布帛製品
が得られ、また、均一な起毛処理が行なわれる。また、
この発明に係る布帛起毛装置を使用すれば、前記起毛方
法を好適に実施することができる。
【図1】この発明に係る布帛起毛方法を実施するための
装置の1例を示す概略構成図である。
装置の1例を示す概略構成図である。
【図2】この発明に係る布帛起毛方法を実施するための
装置の別の例を示す概略構成図である。
装置の別の例を示す概略構成図である。
10 被処理布帛 12、42、44、46 加工用回転体 14、48、50、52 圧接用構体 20 水循環手段 22 円弧状凹面 24 水収容部 26 回収槽 28 循環水管路 30 ポンプ 34 給水管
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−47000(JP,A) 特開 平4−35875(JP,A) 特開 平4−24273(JP,A) 特開 平2−160970(JP,A) 特開 平1−306670(JP,A) 特開 昭59−173364(JP,A) 特開 昭61−289170(JP,A) 特開 平5−214668(JP,A) 特開 昭62−130171(JP,A) 特公 昭50−38756(JP,B2)
Claims (3)
- 【請求項1】 円柱形もしくは円筒形の砥石からなり又
は円柱形もしくは円筒形支持体の外周面に布やすりを巻
装してなり、軸心回りに回転駆動される加工用回転体
と、この加工用回転体の外周面の一部が嵌まり合う円弧
状凹面を有しその円弧状凹面が加工用回転体の外周面の
一部と近接し対向するように配設された圧接用構体との
間へ被処理布帛を通し、前記加工用回転体を回転させて
被処理布帛を移送しながら、前記圧接用構体の円弧状凹
面側から被処理布帛に対し水圧を加えて被処理布帛を加
工用回転体の外周面に圧接させるようにする布帛の起毛
方法。 - 【請求項2】 円柱形もしくは円筒形の砥石からなり又
は円柱形もしくは円筒形支持体の外周面に布やすりを巻
装してなり、軸心回りに回転自在に支持された加工用回
転体と、この加工用回転体の外周面の一部が嵌まり合う
円弧状凹面を有し、その円弧状凹面が加工用回転体の外
周面の一部と近接し対向するように配設され、内部に水
の収容部が形設されて、前記円弧状凹面に水の流出開口
が形設された圧接用構体と、被処理布帛を前記加工用回
転体の外周面の一部と前記圧接用構体の円弧状凹面との
間へ通して被処理布帛を移送する布帛移送手段と、前記
加工用回転体を回転駆動させる回転駆動手段と、前記圧
接用構体の水収容部に水を供給し、前記円弧状凹面の水
流出開口を通して水を流出させ、被処理布帛に対し水圧
を加えて被処理布帛を加工用回転体の外周面に圧接させ
る水圧付与手段とからなる布帛の起毛方法。 - 【請求項3】 圧接用構体の円弧状凹面の水流出開口を
通して流出し被処理布帛面へ供給された水を回収する回
収槽を設け、水圧付与手段で水を循環して使用するよう
にした請求項2記載の布帛の起毛装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4297668A JP2573128B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 布帛の起毛方法並びに布帛の起毛装置 |
TW082102145A TW209260B (en) | 1992-10-09 | 1993-03-23 | Napping device and method of napping a cloth |
EP93116105A EP0591935A1 (en) | 1992-10-09 | 1993-10-05 | Raising method of cloth and raising apparatus |
US08/132,934 US5459911A (en) | 1992-10-09 | 1993-10-07 | Apparatus and method for raising a fluffy surface on cloth |
KR1019930020783A KR960001896B1 (ko) | 1992-10-09 | 1993-10-08 | 포백의 기모방법 및 포백의 기모장치 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4297668A JP2573128B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 布帛の起毛方法並びに布帛の起毛装置 |
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JPH06123060A JPH06123060A (ja) | 1994-05-06 |
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Family
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Family Applications (1)
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EP (1) | EP0591935A1 (ja) |
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CN113265820A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-08-17 | 浙江东盛印染有限公司 | 一种双面拉毛设备 |
CN116289052B (zh) * | 2023-02-01 | 2024-06-28 | 江苏华一机械有限公司 | 一种亲肤型床品面料生产用磨毛装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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BE795833A (fr) * | 1972-06-12 | 1973-06-18 | Benzaquen Sa Ind | Procede pour conditionner des toiles et machine pour la mise en oeuvre de ce procede |
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-
1992
- 1992-10-09 JP JP4297668A patent/JP2573128B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-03-23 TW TW082102145A patent/TW209260B/zh active
- 1993-10-05 EP EP93116105A patent/EP0591935A1/en not_active Withdrawn
- 1993-10-07 US US08/132,934 patent/US5459911A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-08 KR KR1019930020783A patent/KR960001896B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
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---|---|
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