JPH08269865A - 揉布処理方法および揉布処理装置 - Google Patents

揉布処理方法および揉布処理装置

Info

Publication number
JPH08269865A
JPH08269865A JP7077617A JP7761795A JPH08269865A JP H08269865 A JPH08269865 A JP H08269865A JP 7077617 A JP7077617 A JP 7077617A JP 7761795 A JP7761795 A JP 7761795A JP H08269865 A JPH08269865 A JP H08269865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
treatment
impact
cloth
kneading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7077617A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Hishinuma
澄男 菱沼
Fumiko Tanizaki
文子 谷崎
Toshiharu Kanetani
敏春 金谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP7077617A priority Critical patent/JPH08269865A/ja
Publication of JPH08269865A publication Critical patent/JPH08269865A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06CFINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
    • D06C19/00Breaking or softening of fabrics
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B11/00Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing
    • D06B11/0093Treatments carried out during or after a regular application of treating materials, in order to get differentiated effects on the textile material
    • D06B11/0096Treatments carried out during or after a regular application of treating materials, in order to get differentiated effects on the textile material to get a faded look

Abstract

(57)【要約】 【構成】研磨石で布帛を揉布する揉布処理方法におい
て、研磨石を含む複数の衝撃箱を上下動および/または
揺動させつつ研磨石を布帛両面に打ち当てて処理するこ
とを特徴とする揉布処理方法およびそのための揉布処理
装置。 【効果】強く且つ均一に揉布処理ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は布帛の揉布処理方法およ
び揉布処理装置に関するものである。さらに詳しくは研
磨石を布帛に打ち当てて、ソフト風合処理、ケバ出し処
理、或いはシボ立て処理を連続的に行うための処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、布帛の揉布処理装置としては連続
リラックス精練機、液流染色機、縮絨機、ロータリーワ
ッシャーなどが知られている。これらの揉布処理装置
は、揉布することによって布帛の組織交錯点を物理作用
によって緩めて、該交錯抵抗力を低下させて、布帛をほ
ぐす、崩すものである。これにより硬直した組織をやわ
らげてソフトな風合を創出したり、或いは強撚織物では
撚糸の解撚トルクを助長させて、シボと呼ばれる優秀な
凹凸柄をつくるシボ立て処理を行うものである。また、
布帛同士を摩擦させて布帛の表面にうぶ毛出しをする処
理である。
【0003】しかしながら、連続リラックス精練機や液
流染色機ではサワーなどの流体による衝撃のため、十分
な揉み処理が得られない。また、縮絨機では加圧された
樋状の処理で、強い座屈作用があるが、弾力性を有する
ウール布帛の処理に限定されており、ポリエステルなど
の一般の布帛ではシワが発生し、適用することは困難で
ある。ロータリーワッシャーはかかる装置にくらべて最
も衝撃力が強いものであるが、通常アンドン巻きと呼ば
れる布帛を渦巻き状にした布帛形態で処理するため、布
帛の外層と内層に揉布ムラが発生しやすい。アンドン巻
きしない長尺処理の場合では、ロープシワと呼ばれるタ
テシワ欠点が発生する。また、ロータリーワッシャーに
軽石などを入れてさらに揉布力を強めた、ストンワッシ
ャー装置が知られているが、同様の問題から長尺処理が
できず、ジーンズなどの縫製品の処理形態に限定されて
処理しているのが実状である。
【0004】また、連続リラックス精練機以外は全てバ
ッチ処理装置であるため、ロットのバラツキができやす
く、且つ処理時間が長く処理効率が低い、共通の問題が
ある。
【0005】かかる問題に対して種々の提案があるが、
いずれも問題を完全に解決するには至らない。例えば、 (1)叩きロールで叩く処理装置(特公昭56−162
30号公報)では布帛処理形態が渦巻き状であるため、
前記ロータリーワッシャーと同様の問題がある。 (2)スチーミング下でビーティングする連続処理装置
(特開昭55−137256号公報)では、絹や綿など
の吸水性繊維に対してのみ、スチームの膨潤効果でソフ
トな風合が得られるが、一般合繊に対しては効果が小さ
い。
【0006】(3)小球間に布帛を挟み、圧力をかける
処理装置(特公昭49−47434号公報)では、小球
に圧力をかけて(小球固定)、その間を布帛を通過させ
るものであり、布帛に張力(引張力)が著しくかかり、
風合がパーパーライク(扁平化)になること、および小
球の擦過跡が布帛に残り、タテスジ欠点が全面に発生し
やすい。
【0007】(4)布帛の表面に多数の小球を撒布し、
振動させる方法(特開昭49−126991号公報)で
は、布帛の片面に小球が振動によって軽く擦過する程度
で、布帛への座屈作用が弱く揉布効果が十分でない。ま
た、布帛の一方面(オモテ面)に小球が乗っている処理
形態のため、小球の圧力が布帛全面にかかり、前記
(3)項と同様に張力によるパーパーライクの風合にな
り易い。
【0008】このように従来の技術においては布帛を叩
打・擦過処理するという揉布の基本的概念は例示されて
いるものの、実用上、十分でない点があった。とくにポ
リエステルやポリアミドのマルチフィラメント使いの布
帛は、固有の高結晶性、高強度を有することから、極め
て揉布しにくく、且つ均一に処理することができない。
また、連続的に効率よく処理することが困難であり、か
かる問題を解決できる揉布処理装置がなく、業界で開発
が切望されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、布帛
に強く、均一な揉布処理を付与することにより、加工の
難しいポリエステル等の合成繊維の布帛をソフトで腰の
ある風合を創出したり、強い撚糸織物に高品質のシボを
発現することや、ピーチ感溢れる表面毛羽だし等を簡単
に効率よく連続処理できる揉布装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の揉布処理方法は
上記課題を解決するために次の構成を有する。すなわ
ち、研磨石で布帛を揉布する揉布処理方法において、研
磨石を含む複数の衝撃箱を上下動および/または揺動さ
せつつ研磨石を布帛両面に打ち当てて処理することを特
徴とする揉布処理方法である。
【0011】また、本発明の揉布処理は次の構成を有す
る。すなわち、研磨石で布帛を揉布する揉布処理装置に
おいて、研磨石を含む衝撃箱を複数備え、衝撃箱が上下
動および/または揺動可能であることを特徴とする揉布
処理である。
【0012】以下、本発明について図面を参照しつつさ
らに詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の処理装置の全体を表わした
例である。Fは揉布処理されるべき布帛で、図の左側か
ら拡布状で、ガイドロール1を経て、フィードロール
2,3で挟まれながら研磨石5の入っている衝撃箱6に
供給される。次いで、布帛は衝撃箱で上下運動を加えら
れ、布帛の両面に研磨石で打ち当てられながら衝撃を付
与され、衝撃箱を通過し、ニップロール4で引き出され
る。布帛は順次、複数の衝撃箱で同様の衝撃を繰り返さ
れて、ドローロール9で引き出され、ガイドロール10
を経て、連続的に処理される。なお、7は処理液であ
り、8は処理槽を示す。
【0014】本発明の装置は大別して2系統のそれぞれ
独立した駆動系を有する。第1の駆動は布帛を供給/衝
撃箱通過/引き出す一連の通過系統である。この場合の
駆動のポイントは、本発明の効果を最大限に発揮させる
ために、布帛のタテ方向の張力をできるだけ小さく設置
するのが好ましい。例えば、フィードロール3の回転を
ドローロール4の回転数よりも速めることによって、布
帛に十分な収縮と衝撃を付与することができる。フィー
ドロールとドローロールの回転数の制御はそれぞれ独立
させたものでなければならない。
【0015】第2の駆動は衝撃箱の運動に関わるもので
ある。
【0016】図2は衝撃箱6を上下運動させる駆動系で
あり、駆動モーター13に連結された回転ロール12に
より、衝撃箱に設置された偏心回転ロール11に駆動が
伝達され、衝撃箱6を上下運動させるものである。回転
軸12が1回転することにより衝撃箱6が上下1回(1
サイクル)運動がなされ、衝撃箱は複数個、それぞれ独
立した駆動系より構成される。衝撃箱の個数は1個以上
であれば特に限定するものではないが、薄地布帛は3〜
5個、厚地は4〜7個に設置することが、効率的な処理
が行われるので、好ましい。衝撃箱のサイズとしては幅
(処理布帛の幅):1200〜1600mm、長さ(布
帛処理進行方向の厚み):200〜600mm、高さ:
300〜600mmのものが衝撃効果が大きく発揮でき
るので好ましい。
【0017】本発明において、かかる衝撃箱を上下動さ
せる場合の上下動幅は、衝撃を大きく、処理効率を向上
する一方、均一に処理し且つ駆動系の耐久度を高める観
点から、1周期当り直線距離幅で50〜300mm、さ
らには100〜200mmに上下運動するのが好まし
い。これは従来の振動という1〜10mmに運動させる
領域とは大きく異なるもので、むしろ学振と呼ばれる衝
撃の極めて大きい領域である。
【0018】本発明における衝撃箱を上下動する場合の
運動周期は、衝撃を大きくし衝撃効率を高める一方、均
一に処理し、駆動系の耐久性を高くする観点から、0.
5〜5回/秒、さらには2〜3回/秒に上下運動させる
のが好ましい。
【0019】また、本発明では、かかる衝撃箱6に占め
る研磨石5の容積率は、衝撃を大きくするとともに、研
磨石の圧力が高くなって風合が扁平化するのを防止する
観点から、5〜40%が好ましい。布帛が薄地の場合は
10〜20%が、布帛が厚地は15〜30%がさらに好
ましい。なお、研磨石は布帛を挟んで、衝撃箱の上部と
下部に同じ容積比になるように入れることが、均一な処
理ができることから好ましい。
【0020】次に本発明でいう研磨石について図3〜図
6の例で説明する。図3〜図5は本発明でいう研磨石5
の側面図で、形状が球形である。図3は円形、図4は円
形状に小さな突起物を有するものであり、また、図5は
楕円である。本発明の研磨石の形状が球形である理由
は、布帛を処理によって穴キズ等の欠点を発生させず
に、且つ均一に揉布できる、好ましい形状からである。
【0021】研磨石のサイズは、衝撃を大きくし、風合
がザラつくのを防止する一方、衝撃の当る面積が広くな
りすぎて、キメ細かな処理が困難となり、且つ駆動系を
損傷させる危険を防止する観点から、5〜100mmφ
のものが好ましい。布帛が薄地の場合は10〜30mm
φのものが、布帛が厚地は30〜70mmφが、衝撃効
率がすぐれるので、特に好ましい。
【0022】本発明の研磨石の比重は、衝撃効果を大き
く、十分な揉布作用を与える一方、衝撃力が強くなりす
ぎてて穴キズが発生するのを防止する観点から、2.0
〜7.0が好ましい。布帛が薄地の場合は2.5〜4.
0のものが、布帛が厚地の場合は3.5〜6.0のもの
がさらに好ましい。
【0023】かかる研磨石の比重は通常の研磨石では比
重が小さい場合が多いので、比重の大きい金属などと混
合して比重を高めることが好ましい。具体例を示すなら
ば、図6は研磨石の断面図であり、研磨石の内部にスチ
ール(比重7〜9)などの金属を包含させ、表面が砥石
(比重2.5〜3.0)やゴム砥石(比重1〜2)で構
成された、二層構造の研磨石にすることが好ましい。な
お、図中5' は砥石成分を、5”はスチールなどの高比
重成分を示す。
【0024】本発明ではかかる表面の研磨石の粒度(メ
ッシュ)や研磨石の材質については限定されるものでは
ないが、粒度は薄地は#1000〜#220、厚地は#
320〜#30のものが衝撃効率を大きくできるので、
好ましい。研磨石の材質は本発明の最大の効果を発揮す
るものとして、溶融アルミナおよび炭化ケイ素をカオリ
ナイトやケイ酸ソーダ等の結合剤で焼成したビトリファ
イド砥石、セラック砥石、或いは有機樹脂で結合させた
レジノイド砥石、ポリアミド砥石、ベークライト砥石お
よびゴム砥石などが好ましい。
【0025】図7に本発明の前述した衝撃因子と揉布効
果との関係を示す。衝撃因子A〜Dを徐々に高めること
によって、揉布効果が高められる関係を示すものであ
る。領域イが揉布効果が最大に発揮できる好ましい領域
であり、揉布力が強く、均一で処理することができ、且
つ加工欠点が発生せず、駆動系の磨耗が少ない、良好な
領域である。
【0026】領域ロは揉布力が弱く、効果が乏しい領域
である。領域ハは揉布力が強すぎて穴アキ等の加工欠点
が発生すること、および駆動系の耐久性が問題になる、
好ましくない領域である。
【0027】本発明の処理系は乾式、湿式(スチーム、
水)のいずれでも限定するものではないが、精練や染料
脱色ができること、除塵装置が不必要であること、熱処
理効率が高い、揉布効果が大きいことなどの利点から、
水系で処理することが好ましい。水系処理の具体的な処
理条件を例に挙げるならば、熱水浸漬処理で前記研磨石
を用いて、ソフト風合処理は80〜98℃、1〜5分処
理、ケバ出て処理は60〜95℃、2〜6分処理、強撚
織物などのシボ立て処理は90〜98℃、3〜10分処
理することで、本発明の効果が十分に発揮できるもので
ある。また、染色布帛を脱色させる処理は、還元剤
(例:ハイドロサルファイト)を処理液に入れて80〜
90℃、3〜5分の条件で処理することが好ましい。
【0028】処理液は目的により、洗浄剤、精練剤、ア
ルカリ、染料液など、適宜使用する。
【0029】図8は本発明の装置で揺動運動させる方式
の例を示す全体の側面図である。衝撃箱(処理槽)8は
この場合、均一な揺動処理ができるなどの観点から、半
円形または半円形に近い形状で、左右に揺動されるのが
好ましい。
【0030】この場合において、揺動角は布帛への衝撃
力を適切な範囲とし、均一に処理する観点から、10〜
60°とするのが好ましい。ここで揺動角とは、処理槽
8が水平に安定に静止した状態を0°とし、これを基準
に揺動した状態における傾斜角度をいう。
【0031】また、揺動周期は揺動角と同様の観点か
ら、15〜60回/分とするのが好ましい。ここで揺動
周期とは、処理槽8が水平の状態を基準とし、右または
左に傾斜して再び水平状態に戻ったときの1分あたりの
揺動回数をいう。
【0032】本発明で処理される布帛としてはポリエス
テル、ポリアミド、ポリアクリル等の合成繊維、アセテ
ート、レーヨン等の再生繊維、絹、羊毛、綿等の天然繊
維等からなる布帛があげられる。特に本発明の効果が発
揮できるのはポリエステル、ポリアミド、レーヨン等の
マルチフィラメントからなる織編物、およびポリエステ
ル、綿等の短繊維からなる織編物、或いは極細繊維から
なる不織布等である。更に好ましくは、目付が70〜4
00g/m2 の薄地〜中厚地の布帛である。
【0033】本発明の装置で処理できる具体的な処理方
法については、前述したソフト風合処理、ケバ出て処
理、強撚布帛のシボ立て処理、染色布の脱色処理のほか
に、連続リラックス処理、ポリエステルのアルカリ減量
処理、ウールの縮絨処理、綿の脱糊処理等について、従
来表現できなかった高付加価値商品や加工の合理化が可
能である。
【0034】上述したように、本発明の処理装置は布帛
に強く、均一な揉布処理ができるので、加工の難しいポ
リエステルにおいても高品位、高品質の布帛を簡単に効
率よく処理できる。
【0035】
【実施例】実施例における揉布処理装置の性能、および
処理によって得られた布帛の性能は次の方法で評価し
た。
【0036】(1)布帛の風合 装置の揉布力を処理布の風合のソフトさで表わし、風合
を次の4段階で、官能評価した。
【0037】◎:ソフトでふくらみ感があり、腰・反発
性のある風合で、極めて良好。
【0038】○:ソフトさ、ふくらみ感、腰・反発が認
められる風合で、良好。
【0039】△:ハードで、扁平な風合で不良。
【0040】×:ハードで、扁平の風合が強くあり、極
めて不良。
【0041】(2)布帛の毛羽質 装置の毛羽立ち性能を処理布のケバ長、ケバ密度、ケバ
の均一性で評価した。 A.ケバ長、ケバ密度 ケバが長く、ケバの密度が高いものを、ケバ立ち性が良
好と評価した。
【0042】布帛表面の平均毛羽長および平均毛羽密度
の測定は、次のとおりで行った。
【0043】布帛を2つ折りにして、折られた直線上の
毛羽形態を“マイクロリーダープリンター3500”
(リコー(株)製)を用いて、下部から光線を入れて毛
羽の影を撮影する。2つ折りは織物ならば、タテ糸方向
およびヨコ糸方向をそれぞれ5カ所撮影する。得られた
撮影写真から毛羽長、毛羽数を実測し、平均値から平均
毛羽長(mm)と平均毛羽密度(本/mm)を求める。な
お、毛羽とは繊維が切断されている状態のものを指す。
撮影倍率は20〜40倍が望ましい。
【0044】B.ケバの均一性 布帛のケバ立ちの均一性を次の4段階で視感評価した。
【0045】W0 …ケバムラが全くなく、極めて良好 W1 …ケバムラが殆どなく、良好 W2 …ケバムラがあり、やや不良 W3 …ケバムラが著しくあり、不良 (3)強撚布帛のシボ立ち性 A.布帛のシボ立ち性を布帛の幅方向の収縮率*1、長さ
方向の収縮率*2、厚み*3からシボ立ち指標*4を次の方法
で評価した。
【0046】*1*2:シボ立て前の生機からの収縮変化
率で、それぞれ織物の幅方向、長さ方向でいずれも数値
が大なる程シボ立ち性が良好。
【0047】*3:シボ立て後の織物の厚さをダイヤル厚
み計(尾崎製作所(株)製)で測定し、数値が大なる程
シボ立ち性が良好。
【0048】*4*1*2*3を全て乗じたもので、数値
が大なる程シボ立ち性が良好。
【0049】B.布帛のシボ質*5は5段階評価、シボの
均性*6は4段階にそれぞれ視感評価した。
【0050】*5:肉眼判定し、シボが高く密なるものを
良好とし、◎:極めて良好、○:良好、△:やや悪い、
×:悪い。××:極めて悪い。
【0051】*6:肉眼判定し、欠点がないものを良好と
し、W0 全くなく良好、W1 殆どなく良好、W2 すべて
あり悪い、W3 すべてあり極めて悪い。
【0052】(4)布帛のリラックス収縮性 布帛の精練と同時に行う、リラックス収縮性については
前記(3)項の*1*6の強撚布帛の評価に準じて評価し
た。
【0053】(5)処理効率 処理装置が布帛1疋(50m)を処理できる時間を処理
効率(分/疋)で表わし、数値が小さいもの程、効率が
高く良好である。なお、強撚布帛のロータリーワッシャ
ーの処理効率はワッシャーの前工程(アンドン巻き準備
工程)および後工程(解反工程)の処理時間を含んで算
出した。
【0054】(実施例1) <処理布帛>タテ糸およびヨコ糸に150デニール−4
8フィラメントのポリエステルマルチフィラメント単独
糸のウーリー加工糸を用い、2/2綾組織のツイル織物
(中厚地織物)を製織した。次いで常法により精練し、
分散染料で紺色に染色し、乾燥した(乾燥後の目付23
7g/m、幅:158cm、密度94×82本/吋)。 <処理装置>図1、図2、図3、図6に示す処理装置を
用いた。
【0055】(1)処理槽 サイズ(幅×長さ×高さ);2000×5000×18
00mm (2)衝撃箱 サイズ(幅×厚み×高さ);1600×400×500
mm 個数 ;5個 (3)研磨石 サイズ,形状 ;50mmφ,真円球形 比重 ;5.0 構造 ;内部は鋼材/表面はビトリファイ
ド砥石の二層構造 砥石粒度 ;#320 <処理方法>前記染色布帛を前記図1、図2、図3、図
6の処理装置を用いて、布帛のケバ出し風合加工を次の
条件で熱水で拡布連続処理を行った。
【0056】(1)衝撃箱の上下動幅:200mm/周
期 (2)衝撃箱の上下動周期:3回/sec (3)衝撃箱に占める研磨石の容積率:25% (4)衝撃方式:衝撃箱で布帛の両面から研磨石を打ち
当てる方式 (5)処理温度:95℃ (6)処理浴組成:ソーダ灰 2g/l 処理速度は5m/分、10m/分、15m/分の3条件
でそれぞれ処理した(条件1,2,3)。
【0057】なお、処理したポリエステル織物は常法に
より仕上げた。結果を表1に示す。
【表1】 (比較例1)衝撃箱を上下運動させることなく研磨石の
間を布を通過させて、処理したことを除いて、実施例1
と同様に連続処理を行い、仕上、評価した。なお、処理
速度は5m/分(条件1)、10m/分(条件2)、1
5m/分(条件3)とした。結果を表1に併記する。
【0058】このように実施例1は従来知られている比
較例1の処理にくらべて揉布力が強く、且つ均一に処理
できたので、織物の両面に均一な毛羽立ちがあり、ま
た、ソフトでふくらみがあり、腰・反発のある紺色の素
晴らしいポリエステルのツイル織物が得られた。品位は
穴キズやタテスジなど全くみられず、高品位のものであ
った。また、拡布状で連続処理ができ、極めて効率よく
処理することができたことは言うに及ばない。
【0059】なお、衝撃箱や駆動系の磨耗はなく、半永
久的に使用することができるものであった。
【0060】一方、比較例1は、揉布力が弱く、且つ不
均一であり、毛羽立ちが殆どみられず、また、タテスジ
状の毛羽ムラがあり品位はよくなかった。また、風合が
扁平でガサガサしたものであり、平凡なものであった。
【0061】(実施例2) <処理布帛>タテ糸およびヨコ糸に50デニール、48
フィラメントのポリエステル単独糸糸を用い、それぞれ
2500T/Mの強撚をかけ、85℃で撚止めセット
し、平ジョーゼットクレープを製織した(幅:141c
m、密度96×80本/吋、目付76g/m)。
【0062】<処理装置>研磨石のサイズを25mmφ、
砥石粒度を#600にしたことを除いて、実施例1に従
う。
【0063】<処理方法>前記薄地の平ジョーゼット織
物(生機)を処理速度10m/分、処理温度98℃で処
理したことを除いて、実施例1に従う処理条件で、シボ
立て加工を行った。処理量:1疋(50m)。加工結果
を表2に示す。
【0064】次いで、常法に従い、セット、減量(減量
率25%)、染色し、仕上げた。評価結果を表2に示
す。
【0065】
【表2】 (比較例2)実施例2の同様の織物1疋を、実施例2と
同様の研磨石を用い、ロータリーワッシャーM/Cで昇
温40分、98℃で20分間シボ立て処理を行った。加
工結果を表2に併記する。処理時間はシボ立て処理;6
0分のほかに、アンドン準備時間10分、処理後の解反
時間5分のトータル75分を要した。
【0066】なお、シボ立て加工後は実施例2に従っ
て、仕上げた。
【0067】表2の結果からも明らかな如く、実施例2
ではシボ立ち性が高く、シボ質が良好で、シボムラ欠点
の全くない高品質、高品位のジョーゼットクレープ織物
が得られた。また、処理時間が5分であり、極めて効率
よく合理的に処理することができた。
【0068】一方、比較例2ではシボ質、シボの均一性
および処理時間が長く、問題があった。
【0069】(実施例3)タテ糸およびヨコ糸に90デ
ニール、204フィラメントの芯鞘型混繊糸のポリエス
テルマルチフィラメント単独糸を用いたファイユ織物を
用い、常法に従って精練、セット、減量し、染色、乾燥
した。
【0070】この染色布を処理浴にハイドロサルファイ
ト20g/l、苛成ソーダ10g/l、サンデットG−
29(非イオン界面活性剤、三洋化成(株)製)2g/
lとし、処理速度15m/分したことを除いて実施例1
に従って、脱色処理を行い、常法で仕上げた。
【0071】この結果色相が脱色されたうえに、織物表
面に微毛のあるピーチタッチのものが得られた。このも
のはソフトでふくらみのある、着古した感覚の、従来に
ない素晴らしいファイユ織物であった。処理は拡布連続
処理であり、極めて合理的に処理することができた。
【0072】(実施例4)タテ糸およびヨコ糸にポリエ
ステル(2デニール、64mm)/ウールを50/50の
割合で混紡した、40番手双糸のサージ織物を製織した
(織密度71××60本/吋)。
【0073】次いでこの織物を衝撃箱の運動幅:150
mm/周期、衝撃箱の運動数:2周期/sec、衝撃箱に
占める研磨石の容積率:20%、処理温度;60℃、処
理速度;10m/分の条件にしたことを除いて、実施例
1に従って縮絨加工を行い、仕上げた。この結果、処理
によるリラックス収縮率は幅方向:21%、長さ方向:
18%の高収縮性を示し、従来の縮絨処理の1.3倍に
あたる効果が得られた。また、処理時間は5分間であ
り、従来の1/5の処理時間で、効率よく処理すること
ができた。
【0074】(実施例5)タテ糸に100デニール−9
6フィラメントの芯鞘型複合混繊糸、ヨコ糸に100デ
ニール−48フィラメントのポリエステルマルチフィラ
メント延伸糸を用いた平織物のファイユ織物を、常法に
より精練、セット、減量し(減量率20%)、分散染料
でパープル色に染色し、乾燥した。幅は113cm,タ
テ密度164本/吋、ヨコ密度98本/吋、目付139
g/m2 であった。
【0075】この染色織物を、図8に示す装置を用い、
次の条件で揺動しつつ揉布処理した。
【0076】(1)処理槽 サイズ(幅×長さ×高さ);2000×5000×18
00mm (2)衝撃箱 形状;半円形サイズ (3)研磨石 サイズ,形状 ;30mmφ,真円球形 比重 ;5.0 構造 ;内部は鋼材/表面はビトリファイ
ド砥石の二層構造 砥石粒度 ;#400 <処理方法>布帛のケバ出し風合加工を次の条件で熱水
で拡布連続処理を行った。
【0077】(1)衝撃箱の揺動角:30° (2)衝撃箱の揺動周期:40回/分 (3)衝撃箱に占める研磨石の容積率:25% (4)衝撃方式:衝撃箱で布帛の両面から研磨石で擦過
させる方式 (5)処理温度:95℃ (6)処理浴組成:サンデットG−29(三洋化成
(株)製)0.5g/l ソーダ灰 2g/l (7)処理速度:15m/分 なお、処理したポリエステル織物は常法により仕上げ
た。結果を表3に示す。
【表3】 (実施例6)タテ糸に50デニール−24フィラメント
のポリエステルマルチフィラメント延伸糸に250T/
mの撚をかけセットしたもの、ヨコ糸に150デニール
−72フィラメントのポリエステルマルチフィラメント
延伸糸に2400T/mの撚をかけセットしたものを用
いたチリメン織物を製織した。
【0078】この織物生織を、研磨石サイズを25mm
φ,研磨石粒度を#800にした他は図8に示す装置を
用い、実施例5と同様に次の条件で揺動しつつ揉布処理
した。
【0079】<処理方法>布帛のケバ出し風合加工を処
理速度を10m/分(条件1)、15m/分(条件2)
とし、処理温度98℃とした他は実施例5と同様に熱水
で拡布連続処理を行いシボ加工した。次いで、常法によ
りセット、アルカリ減量し(減量率23%)、染色し、
仕上げた。結果を表4に示す。
【0080】
【表4】 (実施例7)タテ糸およびヨコ糸に70デニール−52
フィラメントのナイロン6三角断面フィラメントを用
い、タフタ織物を製織した。次いで常法により精練、セ
ット、染色し、乾燥した。タテ密度121本/吋、ヨコ
密度86本/吋、色相はグレーであった。
【0081】処理液としてハイドロサルハイト15g/
l,苛性ソーダ2g/lを用いた他は実施例5と同様に
揉布処理して脱色し次いで仕上げた。連続処理可能であ
り、円滑に効率良く処理できた。
【0082】色相が脱色されたうえに、タフタ表面に微
毛のある毛羽が発現した。ピーチタッチでソフトな風合
いの着古し感のあるナイロン織物を得た。
【0083】(実施例8)タテ糸に150デニール−4
8フィラメントのポリエステルウーリー加工糸、ヨコ糸
にポリエステル短繊維65%と綿35%を混紡した45
番双糸を用いてトロピカル織物を製織した。
【0084】次いでこの生織を実施例6の条件2に従っ
て、リラックス糊抜き精練処理を行ない、常法により分
散染料と反応染料を併用して染色し、仕上げた。
【0085】この結果、従来のオープンソーパー装置に
よる処理に比べて、幅収縮は5%、長さ収縮が8%と収
縮が大きく、ふくらみ感、ソフト感に富む、従来にない
特徴のあるポリエステル/綿織物が得られた。また、糊
剤の脱落7%とが大きく、脱糊性にすぐれ、効率のよい
処理ができた。
【0086】(実施例9)ポリエステル短繊維70%と
ウール30%を混紡した40番双糸を用いてサージ織物
を製織した。タテ密度65本/吋、ヨコ密度56本/吋
であった。
【0087】次いで実施例5に従って、リラックス縮絨
処理を行ない、常法によりキャリアー染色し、仕上げ
た。
【0088】この結果、従来の縮絨機による処理に比べ
て、リラックス収縮率が大きく、ふくらみ感のある、反
撥性を有する特徴あるポリエステル/ウール織物が得ら
れた。処理は連続して行なうことができ、効率も良かっ
た。
【0089】
【発明の効果】本発明の揉布処理装置の効果は次のとお
りである。
【0090】(1)揉布力が強く、且つ均一に布帛処理
ができる。具体的には加工が難しいポリエステル布帛を
高品位、高品質で、効率よく処理することができる。
【0091】(2)拡布状の連続処理であり、処理時間
が短く、処理効率が極めて高い。
【0092】(3)処理装置の構造が簡単であり、駆動
系の耐久性もすぐれている。装置のメンテナンスもしや
すい。
【0093】(4)布帛の処理が汎用的であり、付加価
値の高い商品を合理的に得られる(以下、例示する)。
【0094】(5)ソフトで腰のある風合加工ができ
る。強く均一な揉布処理によって布帛の組織交錯点がく
だかれて、曲げ、剪断特性が高められた高付加価値のソ
フト風合加工ができる。
【0095】(6)シボ立ちが高く、シボ質のすぐれた
強撚布帛のシボ立て加工ができる。従来のロータリーワ
ッシャーにくらべて、高品質のシボ質であり、且つ準備
・解反工程が不要であって処理効率も極めて高い。
【0096】(7)均一な毛羽立て加工ができる。加工
の難しいポリエステルのマルチフィラメント布帛のピー
チタッチの加工が簡単にできる。
【0097】(8)ポリエステルのアルカリ減量加工が
できる。減量加工に揉布作用が相乗され、ソフトでふく
らみ感の強い。高質の風合が得られる。
【0098】(9)染色布帛の脱色処理ができ、着古し
感覚のファッショナブルな外観と風合のものが得られ
る。
【0099】(10)加工糸織物などに対して強いリラ
ックス精練が付与でき、ソフトでこなれた付加価値の高
い風合が得られる。
【0100】(11)ウール布帛の縮絨加工が効率よく
加工することができる。
【0101】(12)綿布帛の脱糊処理が効率よく行え
るので、吸水性が高く、ソフトな風合のものが簡単に得
られる。
【0102】(13)染色布の染色後の洗浄効率が高
く、省エネルギー、低コストで洗浄加工することができ
る(例:ポリエステルの還元洗浄)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理装置の一例の全体図の側面図。
【図2】本発明の処理装置の一例の駆動系の側面図。
【図3】本発明の処理に用いる研磨石の一例の側面図。
【図4】本発明の処理に用いる研磨石の別の例の側面
図。
【図5】本発明の処理に用いる研磨石の別の例の側面
図。
【図6】本発明の処理に用いる研磨石の一例の断面図。
【図7】本発明の処理の衝撃因子と揉布効果との関係を
表わした図。
【図8】本発明の処理装置の別の例の全体図の側面図。
【符号の説明】
1:ガイドロール 2:フィードロール 3:ドローロール 4:ニップロール 5:研磨石 5' :砥石成分 5”:高比重成分 6:衝撃箱 7:処理液 8:処理槽 9:ドローロール 10:ガイドロール 11:偏心回転ロール 12:回転ロール 13:駆動モーター 14:防護壁 15:クランク 16:伝達ベルト F:布帛 A,B,C,D;衝撃因子 イ:本発明で得られる好ましい領域 ロ,ハ:問題がある領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨石で布帛を揉布する揉布処理方法に
    おいて、研磨石を含む複数の衝撃箱を上下動および/ま
    たは揺動させつつ研磨石を布帛両面に打ち当てて処理す
    ることを特徴とする揉布処理方法。
  2. 【請求項2】 水を主媒体として処理することを特徴と
    する請求項1記載の揉布処理方法。
  3. 【請求項3】 衝撃箱に占める研磨石の容積率が5〜4
    0%、研磨石の比重;が2〜7、研磨石の形状が球形
    で、径が5〜100mmφであることを特徴とする請求
    項1または2記載の揉布処理方法。
  4. 【請求項4】 衝撃箱を上下動させる場合において、衝
    撃箱の上下動幅を50〜300mm/周期、上下動周期
    を0.5〜5回/秒とすることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の揉布処理方法。
  5. 【請求項5】 衝撃箱を揺動させる場合において、衝撃
    箱が半円形であり、揺動角が10〜60°、揺動周期が
    15〜60回/分とすることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の揉布処理方法。
  6. 【請求項6】 研磨石で布帛を揉布する揉布処理装置に
    おいて、研磨石を含む衝撃箱を複数備え、衝撃箱が上下
    動および/または揺動可能であることを特徴とする揉布
    処理。
JP7077617A 1995-04-03 1995-04-03 揉布処理方法および揉布処理装置 Pending JPH08269865A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7077617A JPH08269865A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 揉布処理方法および揉布処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7077617A JPH08269865A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 揉布処理方法および揉布処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08269865A true JPH08269865A (ja) 1996-10-15

Family

ID=13638882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7077617A Pending JPH08269865A (ja) 1995-04-03 1995-04-03 揉布処理方法および揉布処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08269865A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110998007B (zh) 抗起球布料及其制造方法
US3523346A (en) Method for modifying the surface texturing of fabrics
US6233795B1 (en) Face finishing of cotton-containing fabrics containing immobilized fibers
WO2012094793A1 (zh) 一种直纺超细纤维人工皮革及其制造方法
JP7051159B2 (ja) タオル地及びその製造方法
EP0217088B1 (en) Improved method and apparatus for mechanically conditioning textile materials
JPH08269865A (ja) 揉布処理方法および揉布処理装置
JPS5930955A (ja) 布「はく」の毛羽出し処理方法
JPS5834592B2 (ja) チヨウビキユ−ナチヨウオリモノノ セイホウ
JP3536540B2 (ja) ポリエステルスパン織編物およびその製造方法
JPH0219572A (ja) 皺を有する撥水性起毛織物の製造方法
JPH083862A (ja) 布帛処理方法及び処理装置
JP3531687B2 (ja) 特殊風合織物及びその製造法
JPH0379472B2 (ja)
JPH0274674A (ja) 皺を有する撥水性起毛織物の製造方法
JP2856038B2 (ja) ムラ染め調布帛の製造方法
JPS5916023B2 (ja) 織物の表面加工方法
JPS63145477A (ja) 皺を有するスエ−ド調織物の製造方法
JPH05239726A (ja) 顕在バルキー糸
JP3028712B2 (ja) ムラ染め調起毛布帛用紡績糸およびそれを用いたムラ染め調起毛布帛
JP2677799B2 (ja) ポリエステル加工糸梳毛調織物及びその製造方法
KR20000020549A (ko) 표면효과가 우수한 스웨드조 직물의 제조방법
JPS6152257B2 (ja)
JPH06287857A (ja) 布帛の処理方法およびその装置
JPH0274673A (ja) 撥水性起毛織物の製造方法